IrodorI One-Poem World

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2006年5月 8日

Apple: McAfeeがIntel Mac向けのアンチウイルス製品を発売

ITproが伝えるところによると、McAfeeがIntel Mac向けのアンチウイルス製品を発売開始したそうだ。 McAfeeは指摘するだけで製品を出さないなどと書いたが、この時点で既に製品は発売されていたことになる。 McAfeeには申し訳ない。

一方この新商品だが、Intel Mac向けの製品であるのに、Mac OS Xネイティブではなく、PowerPCアプリケーションのエミュレーション環境であるRosetta上で動作するらしい。 PowerPC用のコードで書かれているのなら、「for Mactel」なんて指定する必要はないし、Intel Mac向けと限定するなら、わざわざパフォーマンスが落ちると言われているRosetta上で動作させる利点が見つからない。 せっかく製品が出たのはよいが、使い物になるのかどうか、製品レビューを待ちたい。 そもそも、私のMac miniはPowerPCなので、製品名を信じるなら使えない訳なのだが。

しかし、Mactelって名称は、AppleがIntel Mac発表と同時に商標登録か何かをしていて結構話題になったと思うが、それ以来全く見かけていなかったのは気のせいか。 マスコミも量販店でもかならず「Intel Mac」となっているし、やはり登録したのが逆効果だったのか。

Web: Skype 2.5β

無料のIP電話として私も愛用しているSkypeに、最大100人で会議可能なSkypecastsと言う機能が搭載された新バージョンSkype 2.5のベータ版が登場したそうだ。 私は基本的に会話とショートメッセージしか使わないので、こういう大人数の機能やビデオチャット機能などはいらないのだが、こうやってWindows版だけバージョンアップして、Mac版が置いてきぼりになっていくのはなんとも寂しく感じる。 一時期WWWブラウザーのOperaでも同じようなことがあったが、Skypeもきちんとした収益が上がるようになれば、Macでもほぼ同時のリリースとなるのだろうか。 現状では未だにVersion 1番台なので、ビデオチャット機能を待ち望んでいるMacユーザーはかなりいる(iSight内蔵のiMacも発売されている)と思われるのだが。 あるいは、iChatがあるために開発が遅れているのだろうか。

Web: ITpro Webデザイン倶楽部

ITpro SelectにWebデザイン倶楽部と言うコーナーがある。 Webデザインに関するいろいろな記事が掲載されているようだ。 Web標準を基本にした上でのデザインでないと読む気がしないが、今後の参考になるかもしれないので、とりあえずリンクを張ってエントリーしておく。

Web: Google Earthとテロのリスク

Google Earthは世界中の衛星写真を容易に閲覧できる無料ソフトであるが、「Google Earthがテロのリスクの元になると言うのは戯言」という主張がITproの記事になっている。 この主張はGoogle Mapsでなくても現地に行けばいいし、地図でも買えば同じことで、むしろ問題は短距離ミサイルがブラックマーケットで購入可能なこと、と結論づけている。 もちろん、このミサイルが購入可能なことが最大の問題だと言うことに異論はない。

ただ、「セキュリティ専門家」が「Google Earthの精度が上昇したからテロのリスクも上昇した」ことが戯言、と言うことにはおおむね同意できるが、Google Earthに問題はない、と言い切っているのもどうか? 現地に行けばよい、あるいは地図でも買えば同じ、と言うのは、どちらにも同じだけの問題があると言うことではないのか? むしろ、簡便性・利便性が高いGoogle Earthの方がテロリストに利用されやすい、とも言えるのではないか?

もちろん、サッカー場にいる人を全てテロリストと疑うことは出来ないし、地図の販売禁止など社会を混乱させるだけだ。 Google Earthのサービス停止も、利便性とのトレードオフになるまでテロのリスクが高いとは思えない。 むしろ、我々が考えるべきことは色々なことにリスクが内在していることを認識し、それを低減するためにはどういうことをするべきか考えることなのではないか。 もちろんそれは「セキュリティ専門家」を自称するならば率先してやるべきことで、問題を指摘するだけでそれ以上の現実的な解決策を提案しないのでは、戯言と一刀両断されても文句は言えない。 そう言う意味で記事の主張が展開されているのなら、大いに同意する。

Web: 結局Web 2.0ってどういうことなのか

ITproで1〜4月のアクセストップ20の記事が紹介されている。 私としては、最近、梅田望夫氏の「ウェブ進化論」を読んで「Web 2.0とはなんぞや?」と言う疑問を解消しようとしているため、2位にランクインしている「いったいネットでなにがおこっているんだ?」に興味を持った。 読んでみたら、前にも読んだことのある記事だった。

「ウェブ進化論」がまだ読み終わらないので、Web 2.0に関しては本のレビューと一緒に書こうと思っているが、これまで必要性・優位性を全く感じられなかったSNSについても認識をあらためられるか、それが楽しみで本を読み進めている。 だからといってSNSをやる気はないのだが。

コンピュータ: コンピュータウイルス進化の6年

ITproの記事「『ラブレタ』出現から6年,ウイルスの傾向は変わった - ソフォス」によれば、セキュリティ会社のソフォスがあの「ラブレター」ウイルス以来の変化について傾向を発表したという。 「ラブレター」ウイルスは2000年の5月4日に出現したと言うから、あの大騒ぎからずいぶん時間が経っていたのだと思うと感慨深い。 それ以来、言葉巧みにメール受信者をだましてウイルスを感染させるやり方は、大いに流行したそうだが、現在では沈静化しているらしい。

時系列の順番はよくわからないが、ネット上ではワンクリック詐欺、現実世界では振り込め詐欺と、人を騙して悪さをすると言う構図は、コンピュータでも現実世界でも脈々と引き継がれている。 コンピュータ世界では感染して騒ぎを起こすのではなく、潜んだまま悪さを続けるタイプの(広義の)ウイルスが多くなっていて、騙す側もより巧みになっているようだ。

コンピュータやインターネットを利用し続けていく以上、それなりのリスクは覚悟しなければならない。 リスクを緩和するためにはツールの利用も有効だが、上記のように騙す側もより巧みになっており、絶対安心とまでは至らない。 要は利用者一人一人の意識の問題なのだが、「嘆かわしいほど低いまま」とソフォスも嘆いているそうだ。

コンピュータ: がんばれ!アドミンくん「都市伝説」

@ITというメールマガジンをずいぶん昔から購読しているが、比較的最近、4コマ漫画が載っていてつい読んでしまう。 最新のお題は「都市伝説」だ。 4コマ漫画のあらすじを書いても仕方がないので書かないが、この漫画のようにマウスをぐるぐる動かしてしまうことはよくある。

コンピュータを使っていると、私はつい同時にいくつもソフトの起動をしてしまいがちなのだが、そうすると当然コンピュータはこちらの入力を受け付けなくなる。 これがWindows 95などの時代だったら、マウスカーソルも動かなくなっていたのだが、Mac OS Xではマウスは動くし、ウインドウ自体も移動可能なことが多い。 そのため、ついつい余計な動作をしてしまい、もっといらいらする羽目になる。 わかっているのに、パブロフの犬のようにマウスを動かしてしまうのである。

ドライブ: 関越道は空いていた

そう言えば、帰りの関越道はかなり空いていた。 私が使う下りはともかく、東京方面の上りは混雑しているかと思ったが、そうでもなかった。 高速だけではなくて、練馬に行くまでの一般道もかなり流れていた。 ゴールデンウィーク最終日だったが、普通の人はもっと早くに家に帰るものらしい。 関越道だけではなく、一般道も空いていたのは嬉しい誤算だった。

Apple: Mac OS XのFTPソフト、Cyberduck

以前はさくらインターネットにも接続できたと思っていたFTPソフト(あえて名前は挙げない)が、実は接続できなかった。 今日、何度も試したのに、うまく接続できない。 代わりにアプリケーションフォルダを良く探したら、以前インストールしておいたCyberduckと言うソフトを見つけた。 起動したら、以前転送した跡が残っていたので、どうも以前成功したと思っていたのはCyberduckによるものだったようだ。

このCyberduckだが、フリーのFTPソフトウェアで、SFTPやFTP over SSLなども出来る、優れものだ。 上記のウェブサイトは英語のサイトだが、ソフト自体は日本語化されているので、容易に使える。 これで大量の画像のアップロードも気楽に出来ると言うものだ。 ありがたい。

買い物: Lamborghiniジョージアがない!

缶コーヒーのおまけにLamborghini車のミニチュアが付いてくると書いたが、その後、帰宅途中に早速コンビニを見て回ったが、2軒とも置いていなかった。 さっきのエントリーには書き忘れたが、このキャンペーンは単におまけが付いてくるだけではなく、抽選でイタリアのランボルギーニ社を見学できる旅行が、抽選で当たるというものであった。 その締め切りが6月末だったので、既に売り切れてしまったとは考えにくく、おそらくまだ出回っていないだけだと思う。

そう言えば、ミニチュアにMiuraがないのはちょっと残念だ。 よく考えると、5車種しかないのはいくらなんでも少なすぎるように思う。