IrodorI One-Poem World

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2006年9月 9日

コンピュータ: ソニーからロケーションフリーの新製品が発表

Web経由で自宅のテレビが見られる「ロケーションフリーベースステーション」の新製品が発表されたと報道されている。 この新製品は、従来のMPEG2に比べて2倍の圧縮率となるMPEG4 AVC (H.264)を用いることで、ネットワークが遠かったり、遅かったりしてもよりストレスなく視聴できると言うことらしい。 ちなみに発売予定は10月20日とのことだ。

どういった商品・サービスなのかは、ソニーのロケーションフリー公式サイトを見ると良い。 何故私がこれに興味を持ったかというと、先日オランダに出張したとき、日本のテレビが一切無くて残念だったからだ。 NHKのBSすら入っていないのである。 持って行ったノートパソコンをインターネット接続することは出来たから、こんな時このロケーションフリーがあれば、日本のテレビ番組も見ることが出来たのだろう。 ベースステーションの値段はやや高いが、長期出張するようなら買うのも悪くない商品だ。

ゲーム: PS3の生産にさらに遅れ

SCEの次世代ゲーム機であるPS3の量産に遅れが出ている、と同社社長の久多良木氏から発表があったようだ。 PS3の生産については、既にBlu-rayの規格決定が遅れたために生産できず発売延期と言う自体になっていたが、ここに来て再度遅れが出るようだ。

SCEでは出荷数を抑えて日米での発売日は「死守する」そうだが、ヨーロッパでの発売は延期するなど、大きな影響となっているようだ。 今回の問題はBlu-ray用の青色半導体レーザーの部品が、予定通りに量産化できなかったというものだ。 現在は問題は解決したようだから、しばらくすれば解決するだろうが、当初は異常な品薄は覚悟する必要があるだろう。 私は当初Xbox 360もそれなりに販売を伸ばすと思っていたが、あまりそう言ったニュースを聞かないので、少なくとも日本では「PS3待ち」の状況なのだろう。 Xbox 360の様に、アメリカでは人気で予約待ち状態なのに日本ではさっぱりだった、なんて状況は想像できないから、当面は混乱することが予想される。

ゲーム自体が登場していないから何とも言えない部分はあるが、PS3自体はおそらくかなり売れて、結構なヒット商品になるだろう。 ただ、ソニーグループとしてみた場合、グループ内で供給するはずだった部品の量産化が間に合わず発売が延期されたわけである。 記事中にもあるが、最近バッテリーのリコールで大問題を起こしたばかりで、全体の士気に関わらないかどうかが問題だろう。