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コンピュータ: Windows 10をBoot Campでインストール
Windows 10に先日大型アップデートがあった。 「Threshold 2」あるいは「Fall Update」などと呼ばれているもので、ビルド番号は正式リリース時の10240から10586にあがっている。 このアップデートの特徴の一つに、クリーンインストールがやりやすくなっていることが挙げられる。 すなわち、Windows 8などのプロダクトキーでもインストール時の認証が通るようになったのだ。 従来はWindows 7/8などから一度アップグレードを行う必要があり、二度手間であったのだ。
私も買ったのにほとんど使っていなかったWindows 8のプロダクトキーがあるのだが、インストールしようと思っているMacBook Pro (Mid 2014)には現在Windowsをインストールしておらず、一からインストールし直すのは面倒であった。 今回のアップデートの上記変更のおかげで、MacBook Proにも比較的簡単にWindows 10のクリーンインストールが可能になると言うわけだ。 Insider Previewでは10月の時点で変更されており、正式版への反映を期待して待っていたのだ。
以前Windows Vistaをインストールした時に比べると特に大きな問題はなかったが、手順をメモ代わりに残しておく。
- Windows 10のISOイメージをダウンロード。サイズは4GBちょっとあった。
- 8GBのUSBメモリーを用意。
- Boot Camp アシスタントを使い、USBメモリーにISOイメージをブート可能な形で展開させる。同時にドライバもダウンロード・コピーされる。
- 同じくBoot Camp アシスタントでWindows用のパーティションを用意。今回はSSDの空き容量もそれほどないため50GBにした。いざとなればWindowsのデータファイルはTime Capsuleに保管する運用にする。
- optionキーを押しながら再起動し、USBメモリー(「EFI Boot」)からWindowsのインストーラを起動させる。「Windows」を選んでもインストーラが起動するのだが、インストール先のドライブを選ぶところで
GPTのパーティションの形式ではありません
、というエラーになりドライブをフォーマットし直しても継続できない状態になる。 - Windows 10のインストールそのものは時間はかかったが、おおよそスムーズだった。
- Windows 10の初回の起動時にBoot Campインストーラが自動で起動し、ドライバがインストールされる。
- RealTekオーディオのところでインストーラがフリーズしてしまうものの、RealTekのインストーラを強制終了させることで解決。
- トラックパッドの簡単な設定は、タスクバーの通知領域にあるBoot Campのアイコンから変更可能。タップしてクリックなどをオンにできる。
軽く使ってみての感想は、ほとんど触っていないWindows 8との比較ではなく、仕事で使っているWindows 7との比較になるが、あまり違和感なく利用できている。 スタートメニュー内のタイルビューは目を引くし、幾らかの情報をその場で得られるのも面白い仕組みだが、個人的にはWindows 8のようなスタート画面でも良かったのではないかと感じる。 無理にスタートメニューに詰め込んでいる印象を受ける。 その他、通知センターなど、OS X同様にスマートフォンを意識した部分が増えていると感じた。
モバイル: Surface Pro 4とSurface Bookが発表される
先日のMicrosoftのイベントにて、Surfaceシリーズの最新機種が発表された。 事前の予想でSurface Pro 4が発表されることは確実とされていたものの、よりノートPCに近いが、キーボードはやはり取り外し可能なSurface Bookも発表されたそうで驚いた。 かつてはAppleの発表会では何らかのサプライズがあって楽しみにしていたものだが、むしろMicrosoftのハードウェアの発表会でサプライズがあるというのも何だか逆転しているように感じる。
私は今ではApple製のデバイスをプライベートで使うことが多いものの、かつてはWindows PCを使っていたし、Microsoft製のキーボードやマウスは別途購入したりしていた(マウスは今でも使うことがある)。 だからMicrosoft製のハードウェアには興味があって、Windows PCをプライベートで買うならSurfaceシリーズがいいなあなどと思っている。
正統進化したSurface Pro 4は、iPad ProやMacBook Airとの競合が想定されているようだ。 Apple側ではiOSを搭載するiPadと、OS Xを搭載するMacBookに分裂しているが、Windows 10は統合されている点に強みがある。 一方でより高い処理能力を備えるSurface Bookは、MacBook Proとの比較がなされていて、サイズや価格上は特に13インチ版と数値が近い。 Surface Bookはキーボード部分を着脱可能である点が優れると言える。 Appleの新機種はしばらく後になるだろうが、一般のPCメーカーはこれらに対してどのような機種を用意するのだろうか。
Apple: OS X El Capitan (10.11)
OS X(Mac OS Xと今でも書きたくなってしまう)の最新バージョンであるEl Capitan (10.11)の提供が先日始まった。 前回のYosemiteではiOS 8での変化に合わせてUIデザインが大幅に変化したが、El CapitanではiOS 9のように、どちらかといえば細かな部分やパフォーマンスの改善が優先されているようだ。 これはOS Xでも何回か行われてきたことであり、10.5 Leopardに対する10.6 Snow Leopard、10.7 Lionに対する10.8 Mountain Lionがそれに当たるリリースと言えるだろう。 El CapitanもYosemite国立公園にある名所の一つということで、同様の命名規則のように思える。
さて、インストールしてみて色々と気づいた点を書き留めておきたいと思う。
- ダウンロードの容量が6GB超あり、日中不在の間にインストールしたので、実際の所要時間はよくわからない。
- バージョンアップしたことで使えなくなったソフトウェアはとりあえず無かった。Glimmer Blockerのみ、最新版で無かったので一時的に使用が止まったが、最新版はEl Capitanにも対応している。Inkscapeも特に問題なく使えている。
- まず目につくのはシステムフォントの変更か。Helvetica NeueからSan Franciscoになった。改めて振り返ると、Yosemiteでもフォントは変更になったので、2代続けてということになる。iOS 9でもSan Franciscoになったので、抵抗感はあまりないが、横幅が広いことや字体が丸みを帯びた印象を受ける。
- フォントついでに書くと、標準搭載の日本語フォントが4書体増えている。ヒラギノ角ゴシックもウェイトがW0〜W9まで増えているが、これは従来のヒラギノ角ゴとは別に、「ヒラギノ角ゴシック」というフォントが用意されている。
- 気になっていたメモアプリでも、iOSとの同期はきちんとされている。ただ、Macからスケッチを描くことはできないようだ。
- Safariのページピン機能だが、使用するアイコンはfaviconとは別に指定するようで、これがないページの場合はドメイン名の頭文字が表示される模様。その場合、アイコン部分の背景色は、そのページの背景色が使われるようだ。自分のサイトにもページピン用のアイコンを用意したが、試行錯誤があったので別にまとめたい。
- パフォーマンスの改善については、Yosemite時代でも十分速いと感じており、正直なところ違いがよくわからない。
- Time Capsuleのファイル一覧の表示が、Yosemiteよりも早くなったように感じる。
- 日本語入力が自動変換されていくのは慣れに時間がかかりそう。変換精度は良さそうに思える(でも「ヒラギノ角ゴシック」は最初変換できなかった)。
Apple: Boot Camp 3.0をWindows Vistaにインストール
先日インストールしたMac OS X 10.6 Snow Leopardに付属のBoot Camp 3.0のドライバをWindows Vistaにインストールしてみた。 Boot Camp 2.1の時にはサウンドドライバ関係で音がならなくなり、結局あれこれいじった挙句再インストールする羽目になったが、今回は問題なさそうである。 サウンドもきちんと鳴っているし、デザインが古めかしいなあと思っていたSigmaTel Audioのアイコンも、Boot Camp 3.0ではIDT Audioとなり、アイコンのデザインも他と合ったものとなった。
機能追加で一番大きいのはMac OS Xのパーティションが読み込めるようになったことだろうか。 書き込みはやってみると「権限がない」となってできないが、ファイルを参照することはできる。 私はNTFS-3GをインストールしているのでNTFSであるVistaのパーティションにMac OS Xから読み書きできるが、標準状態でも、お互いにファイルを読み込んでやり取りすることはできるようになったことになる。 ただし、ユーザーのホームディレクトリ以下などは読み込めないようなので、やり取りしたいファイルは共有フォルダなどにおいておく必要がありそうだ。
Apple: Mac OS X 10.6 Snow Leopardをインストール
遅ればせながらSnow LeopardをAmazon.co.jpで入手、インストールしてみた。 人気のようでAmazonでも一時品切れになっていた。 届いたパッケージはアルバムCDと同じようなサイズ。 中に入っているのは簡単な説明書とDVDである。 3000円程度と安いアップデート価格のためか、パッケージもシンプルである。
インストール自体はほとんど自動で終わるが、1時間程度かかった。 iPhotoライブラリが巨大になり過ぎて内蔵ハードディスクの空き容量がかなり少なく、使わないアプリケーションを削除してなんとか7GB弱のの容量を確保した。 ちなみに私の環境の場合、必要な容量は4.5GBだった。
起動してまず驚いたのはハードディスクの空き容量だろうか。 なぜか15.5GB程度の空きになっている。 Snow Leopardはディスク容量も削減したと言う情報はあったが、まさかここまでとは思わなかった。 増え続ける写真のために、Time Capsuleを購入しようかどうか迷っていたが、これで冬のボーナスまで余裕ができそうだ。
一方、Snow Leopardの新機能では、Finder周りが使いやすくなったと言うのが個人的には大きい。 特に、Dockにフォルダを登録しておいた場合、サブフォルダまで順々に内容を確認出来ると言う機能は便利だ。 また、多くのファイルがあるフォルダでもスクロールすることで全て表示出来るようになった。 しかし、これまでは多少アイコンが小さくなっても全て表示されていたアプリケーションフォルダが、スクロールされるようになってしまってやや不便になった。
見えないところでは、64bit化が何となく嬉しい。 これまでは広告ブロックのGlimmerBlockerくらいしか64bitのアプリケーションが動いていなかったのだが、晴れてSafariも64bitで動作するようになった。 iPhotoなどのiLife '09アプリケーションはまだ64bit化されていないようだ。 とりあえず64bitになったからと言って劇的に動作が速くなった訳ではないが、ハードウェアを活かしているような気がしてよい気分だ。
Apple: iPhoto '09にGPS情報付き写真の撮影地を認識させる
SONYのGPS-CS3Kを購入して、一番の楽しみだったのはiPhotoでの撮影地認識だ。 先日静岡に旅行した際、宿について早速CS3Kでマッチング、iPhotoに読み込ませてみた。 ところが、うまく認識されていないようで、写真は問題なく読み込めるものの、撮影地が表示されない。 帰宅してから再度読み込ませたりしてもだめであった。
気が遠くなりかけたが、写真を調べてみるとGPSの情報自体は記録されている。 Mac OS Xのプレビューのインスペクタを表示させると、きちんと地図が表示されて、GPS情報も記録されていることがわかる。 そこからWebブラウザを立ち上げてGoogleマップに表示させることもできるのが面白い。
しかし、OS付属のプレビューに出来て有償のiPhotoに出来ないとはどういうことなのか。 憤慨しつつしばし放置してしまったが、今日再度確かめてみると、iPhotoの環境設定で詳細を選ぶと、撮影地の検索、と言う項目があることに気がついた。 ここが私の場合、検索「しない」となっていたが、これを「自動」に変えると、何も認識されなかった写真の撮影地が表示されるようになった。
標準でこうした設定となっているとは思えず、私が何かの拍子に変えてしまったのだと思う。 Web検索してもうまくいっている人ばかりで焦ったが、解決して良かった。
Apple: 宛名職人Ver.15の残念なバージョンアップ内容
こんな時期にこんな話題と言うことで、ぎりぎりということがばれてしまうが、宛名職人をバージョンアップさせた。 Mac OS X 10.5 Leopardにも対応したユニバーサルアプリケーション、と言うことで、これまで使っていたVer.13からVer.15へと変えたのである。
ユニバーサルアプリケーションであるので、Intelマシンでの起動も速く、以前の住所録データも問題なく利用できる。 しかし、これまでのやりとりの履歴やチェックマーク・印刷済みマークなどを基にした複合的な検索が出来なくなっている。 いくつか既定の抽出方法は用意されているものの、それのカスタマイズは出来ないし、新しく作ろうとしても手動でカードを選ぶグループ作成しか出来ない。
スマートフォルダに対するスマートグループ、とでも言えば良いのだろうか、これは最近のMac OSらしい機能だな、と好印象だったので、変更が利くものだと信じ込んでいた。 これはおそらく判りにくいところから機能が使えるようになっているのだろう、仕方ないな・・・と思ってヘルプを見たが、どうも載っていない。 さて、ヘルプの検索の仕方すらまずかったか、とGoogleで検索してみると、やはり同じような問題に直面した人がたくさんいたのだ。
びっくりしたのは、こうした機能は本当にない、と言うこと。
データの抽出機能のような基本的なものまで削られてしまうバージョンアップとはどういうことなのだろうか。
「宛名職人Ver.14」と比較して使用できなくなる機能はありますか?と言うQ&Aを見ても、使えなくなった機能が非常に多いことが目につく。
つまり一から機能の見直し、整理を行いました
と言う記述は、一から開発をやり直した、と解釈するのが良いようだ。
これまでユニバーサルアプリケーション化したアプリケーションをいくつか利用してきたが、機能が削られた例はなく、ほとんどそのまま移植が行われたような状態だった。 だから今回のVer.15へのバージョンアップは残念としか言いようが無いし、「事前にもっと調べておけば良かった」とまたいつもの後悔をしてしまった。
Apple: Norton Antivirus 11.0 for Macが発表される
Windowsにくらべてウイルス対策ソフトウェアが少ないMac OS Xであるが、新たにSymantecからNorton Antivirus 11.0 for Macが発表された。 Windows版は毎年のようにバージョンアップしているが、このMac版は前バージョンの10.0からなんと2年半ぶりの更新になるらしい。 Leopardにも対応しているし、Windowsのウイルスもスキャン可能だそうで、一通りの機能は備えていると言って良さそうだ。
OS XらしいのはDashboardウィジェット「ノートン・アンチウイルス・ダッシュボード」が用意されているところだろうか。 システムの状態の確認が出来るそうで、いちいちアプリケーションを立ち上げる必要も無く便利そうだ。
Apple: Mac OS X 10.5.1が公開された
私も購入して利用しているMac OS X 10.5 Leopardにアップデートが公開された。 その10.5.1では、ファイアウォール関係の設定の変更のほか、パーティーションを越えて移動をするとファイルが消失する問題や、Time Machineの修正も含んでいる。 幸いにもファイル消失は起きていなかったと思うが、私も早速適用した。
Apple: MacBookがSanta Rosaベースに
MacBookがMacBook Proと同様にSanta Rosaベースになったとのこと。 FSBが667MHzから800MHzに上昇している。 そのMacBook Proも、Core 2 Duo 2.6GHzがオプションに加わると言う追加が行われている。 標準でインストールされるOSも10.5 Leopardになったようだ。
一方で、Mac OS Xを狙ったトロイの木馬が発見されたそうだ。 私は、Mac安全神話なんて元々存在しないと思っていたし、ウイルスの登場に着いても時間の問題だとは思っていた。 記事の締めくくりは楽観論で終わっているが、頻度が少なくても害をなすソフトウェアが存在することは確かである訳で、個人のレベルでも対策を考えることは大事だと思う。
Apple: Time Machineでは無線経由でのバックアップは出来ない?
Appleからの公式情報ではないようだが、Mac OS X 10.5の新機能Time Machineは無線経由では使えないようだ。 Appleの宣伝文から、無線についての文章が削られてしまったことが、その根拠となっているそうだ。
私もそうだが、特にMacBook/Pro利用のユーザーに、AirMacなどの無線LANを利用している人は多いと思う。 無線LANを利用する理由は、配線がらくだし、コンピュータの移動が楽だからと言う理由もある。 その場合、外部ハードディスクをAirMac側のUSBにつなぐ形で据え置きたい、と言う需要も多いはずだ。 私は現在外部ハードディスクを所持していないからTime Machineの利用は出来ないが、もし購入すればAirMacにつないで使いたいと思っていた。 これは本当だとすればちょっと残念なニュースだ。
Apple: Mac OS X 10.5 Leopardが発売
先日発売日が決定していたMac OS Xの最新版、10.5 Leopardだが、とうとう発売となった。 早速インストールする人や、新機能の紹介も始まっている。 やはりTime MachineやSpacesに注目が集まっているようだ。 私も近いうちに入手するつもりだ。
Apple: Mac OS X 10.5 Leopardの発売日が決定
Mac OS X 10.5 Leopardが10月26日に発売開始となる。 iPhoneに集中するため延期されていたが、ようやく決定してほっとしたところだ。 Apple Storeでは既に予約を受け付けているそうだが、私も発売されたら店舗で購入するつもりだ。 SpacesやQuick Lookも便利そうだが、Boot Campが正式版となるのが大きい。
Apple: 宛名職人がついにユニバーサルアプリケーションに
アジェンダから宛名職人Ver.15の発売が発表された。 11月30日の発売予定で、とうとうユニバーサルアプリケーションとなったそうだ。 これでIntel Macで最大限のパフォーマンスが発揮されると言うものだ。 UIを一新しているそうで、Apple製のソフトウェアと同じようになるそうだ。
私はこれまでMac mini上で宛名職人Ver.13を使っていたが、MacBook Proを購入してユニバーサルアプリケーションとならないものかと期待していた。 また、他のMac OS Xアプリケーションと操作体系が異なることも若干不満であったので、今度のバージョンアップはとても楽しみである。
Apple: Mac OS Xの64bit化
先日の WWDCの基調講演について触れている元麻布春男氏のコラムで、Mac OS Xで進む64bit化について書かれていた。 これによると既に10.4 Tigerの時点で基盤部分の64bit化が済んでいた様だが、10.5 Leopardではアプリケーションも64bitと32bitのユニバーサルアプリケーションとなるらしい。 ユニバーサルアプリケーションと言うと、PowerPC MacとIntel Macの両方に対応したアプリケーション、と言うイメージがあるが、こうした64bitと32bitの違いについても使えるようだ。 詳しい仕組みはわからないが、基本的にはそれぞれのプラットフォームに対応したバイナリを複数含んでいるだけだろうから、どんな組み合わせでも対応できるのだろうし、そう言う意味では当たり前なのだが、何となく新鮮な感じがして興味深かった。
コンピュータ: Safariがアップデートして脆弱性に対応
早速脆弱性が発見されてしまったSafariだが、アップデート版のSafari β 3.0.1がリリースされたそうだ。 一部懸念のあったMac OS X版では脆弱性は存在しないらしい。 始めからけちが着いてしまった形のWindows版Safariだが、今後の対応で評価を上げることが出来るだろうか。
Apple: Windows版Safari 3 βに早速脆弱性
公開されたばかりのSafari 3 βだが、Windows版に早速脆弱性が見つかっている。 β版とは言え、これほどまで早く見つかるとは驚きだ。 しかも、一部はMac版にも含まれている脆弱性らしく、このβ版のSafariの完成度が単に低かったのではないかと思えてくる。 ともかくまだ開発版なのが幸いなので、製品版までには安全な状態にしておいてもらいたい。
Apple: Mac OS X に対応するゲームも発表された
WWDCではElectric ArtsからMac用ゲームの発表もあったそうだ。 気になるのは利用していると言うCider技術と言うもの。 これを使うとWindowsのソフトがコードを変更せずに動くという。 これまで知らなかったが、EAだけではなくいくつかのメーカーは既に採用していた技術らしい。 今後、Mac OS Xネイティブで動くゲームが増えてくれば、Macへ移行する人はさらに増えるのではないかと期待している。
Apple: WWDCで明らかになったMac OS X 10.5 Leopardの新機能
WWDCではMac OS X 10.5の新機能も発表された。 これまで小出しにされてきた分、サプライズ発表は無かったようだが、現在のTigerを使っている身としては、10月の発売が待ち遠しい内容だ。
特に気になるのは新しいデスクトップ機能。 いまいちどういう挙動なのかわからないが、デスクトップをすっきりまとめてくれそうな機能なので、期待度が高い。 新しいFinderの機能で、iTunesにあるようなCover Flow機能も面白そう。 iTunesに搭載された時は違和感が大きくてあまり使わないと思っていたが、いつの間にか標準で表示して使っている。 もちろんたくさんのファイルを一度に見渡したいときには不向きだが、視覚効果としてはおもしろいし、なによりプレビューがより大きく観られると言うのは便利そうに思える。 他に期待しているのはSpacesで、どれくらいの使いやすさなのかが興味深い。
Windows版のSafariが発表された他にも、iPhoneでWeb 2.0標準のWebアプリが動くようになることや、LeopardのServer版についても発表があったようだ。
Apple: AppleがSafari 3のβ版を公開、Windowsにも対応
開催中のWWDCで、AppleからSafari 3のβ版が公開されたそうだ。 Mac版だけではなくWindows版も公開されており、Internet ExplorerやFirefox、Operaよりも高速とうたっているらしい。
Leopardに搭載されるであろうSafari 3を先行公開したことも驚きだが、Windows版を開発していたと言うことも驚きだ。 もちろん、QuickTimeやiTunesの開発でWindows用ソフト開発のノウハウはあるだろうが、WWWブラウザーを移植することにどういう意味があるのだろうか。 Safariのシェアが上がれば、Mac OS Xユーザーも便利な場面が増えてくることは予想できるが、iPhoneとの関係もあるような気がしてならない。
一方、Safariと競合するのはFirefoxなどOS標準でないブラウザー。 OperaもFirefoxも軽さが売りの一つであるだけに、脅威を感じているのではないだろうか。
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