IrodorI One-Poem World

Version 3.0.1mt Build

IrodorI One-Poem Worldでタグ Google が指定されているエントリ

Web: Google Readerを試用中

Google Readerは、Google提供のWeb RSSリーダーである。 まだ実験中扱いのGoogle Labsの中に入っているが、試しに使ってみたところかなり使い勝手が良かった。 ありがたいことにjapanizeによる日本語化も既にある程度対応していて、違和感なく使える。 特徴はフィードをスクロールして見て行くだけで既読になることと、Googleサービスでおなじみのスターでマークをつけられること。 他にタグ付けによるフォルダ管理も可能だ。

私はこれまでRSSリーダーとしてFirefoxアドオンのSageを使っていたが、Google Readerの方が未読・既読管理もやりやすいし、スターによる簡易ブックマークが可能なのも便利だ。 私はニュースなどから選んでブログにエントリーしているが、この手順にGoogle Readerがうまくマッチした。 まず良く見に行くサイトのRSSフィードを片っ端からGoogle Readerに登録し、気になった記事にスターを付けていった。 後からスターを付けた記事を読み直し、エントリーにしていく。 ニュースを読むときはニュースをまとめて読みたいので、この方式はかなり便利だ。

オンラインサービスなので、Googleアカウントにログインさえすればどこからでも確認できるのも良い。 また、Googleがある程度フィードの内容をキャッシュしているらしく、新規登録したフィードでも、既にフィードファイルからは削除された記事も表示されるのが面白い。

問題はやはりまだ試験版だけはあり、時々既読とマークできなかったり、フィードの新規登録をすると反応が返ってこなくなることもある。 また、japanizeで表示は日本語化されるものの、フォルダ名に日本語を指定できなかった。 ただ、使っていると少しずつボタンの配置などが変わっているので、進化していることが実感できる。 一刻も早い安定化と正式サービス化を望みたい。

Web: ドイツのGmailはGoogle Mail

Blog: Google Docsから投稿テスト

Google Docs & SpreadsheetsにXML-RPCでブログへ投稿する機能があるので試してみた。 出力するHTMLのマークアップ内容がいまいちなので結局自分で編集しなければいけないが、セキュア接続して投稿できるというのは面白い。 さくらインターネットはレンタルサーバーでSSLが使えないのだ。 常用には至らないが、SSLで接続したいときなど(会社以外に思いつかないが(笑)。今は自宅から書いている。)は選択肢になるかもしれない。

続きを読む "Google Docsから投稿テスト" »

Blog: GoogleサイトマップをMovable Typeから出力

Google ウェブマスターツールは自分のサイトがGoogleの検索エンジンからどのようにチェックされているのか、あるいは自分のサイトの情報をGoogleに提供してより適切な検索を行ってもらえるようにするツールである。 SEOに興味のある人には必須のツールだろうし、どのキーワードで自分のサイトが高ランクにいるのかなどがわかって、サイト作りの参考になることは間違いない。 エラー情報も表示されるので、例えばリンク先の設定ミスなどに気づくこともあった。

自分のサイトの情報提供の手段として、サイトマップと言うものがある。 人間が見るためのサイトマップとしては、カテゴリ分けしてツリー状のものがよく使われていて、私も昔は作っていた。 今はブログのシステム上、カテゴリ分けや月別アーカイブがあるので作っていないが、企業のサイトではよく見る便利なページだ。 これをGoogleの検索エンジン(Googlebot)向けに提供すると言うのがGoogleサイトマップである。 もちろんGooglebotはリンクを辿ってサイトのページを自動的に巡回するが、作者から一覧を提供すれば、より網羅的な巡回が可能になると言うことらしい。

GoogleサイトマップはXMLに基づいた独自の記法があるほか、いくつかの書式が使えると言う。 RSSフィードも使えると言うので以前私も試したのだが、うまく読み取ってもらえず、あきらめてしまった経緯がある。 今回、Movable Typeから自動的にGoogleサイトマップを出力する方法を見つけたので、作ってみた。 詳しくはリンク先のページがわかりやすいが、要はサイトマップ用にインデックステンプレートを作り、エントリーごとのページや日別などのアーカイブページが一覧になるように出力するわけだ。 Googleサイトマップの記法はXMLベースだが、HTMLが理解できる人なら簡単に理解できると思うので、リンク先の記事を基に自分のサイトに合わせてテンプレートを作成すると良いと思う。

Web: Picasa ウェブアルバムの日本語版が公開

Googleが買収して開発を続けているPicasaから使えるウェブアルバムの日本語版が公開されたそうである。 使える容量は250MBと、Gmailに比べてずいぶん少ない印象を受けるが、Gmailは実際にその容量を使う人がほとんどいないと言う前提の数字なのだろうか。 アメリカでは追加料金を払って容量を増やせるようだが、日本ではまだそのサービスは提供されていないとのこと。 Googleは広告収入が圧倒的と聞いていたが、このように他の収入源も着実に用意してきているのだろう。

一方Webブラウザからも利用できるので、ウェブアルバム自体の利用はMac OSにも対応しているそうだ。 Mac OS X版Picasaそのものも、リリースしてもらいたいところだが。

Web: GoogleパックにSkypeが追加された

GoogleパックにSkypeが追加されたそうで、Skypeスタッフも喜んでいる。 確かにこれまで入っていなかったのが不思議なくらいで、これで一段とSkypeの普及が進むことだろう。 私もGoogleパックを導入していて、すでに別のソフトを導入済みだったアンチウイルスソフト以外はインストールして使っている。 特にFirefox(Googleパック以前から使っていたが)やPicasaはほぼ毎日のように使っている。 Googleパックの難点と言えば、更新通知がやや遅いので、大体自分でインストールしなおしてしまうことが多いことだ。 特にFirefoxやSkypeは起動時にチェックして通知してくれるので、Googleパックの出番があまりないのである。 まあ、困っているわけではないので、このままでも十分良いのであるけれど。

Web: Google Desktop 4.5はVista風の半透明ウィンドウをサポート

Google Desktop 4.5は、Windows Vista風の半透明ウィンドウになるとのこと。 常々、半透明と言うのは見かけだけで、案外見にくいだけ、と言う印象を持っているのだが、現在に比べて使いやすくなっているのだろうか。 現在は英語版だけで、日本語版の登場はもう少し後になるそうだ。 他の新機能もアイコンが付いたとかそのくらいなので、英語版をわざわざ入れるまででもなさそうだ。

モバイル: Gmailが携帯電話からも利用可能に

Googleから、Gmailを携帯電話で使いやすくするJavaアプリケーションが提供されるとのこと。 また、EZWebにも対応するようになったそうだ。 話をほぼ同時に知ったので、au向けにJavaアプリケーションが提供されるのかと思った(ほぼ全てBREWアプリに移行したのにおかしいなとも思った)が、Javaアプリケーションは海外の話だったらしい。 先日は携帯電話向け乗換案内サービスを始めたGoogleだが、次なる狙いは携帯電話と言う事だろうか。

Web: 企業向けにもサービスを広げるGoogle

Googleの無料サービスが、個人だけではなくて企業にも広がってきたようだ。 Google Apps for Your Domainは、独自ドメインを持つグループに対して、Gmailなどの管理機能を提供するサービスとのこと。 現在、日本語版ベータ段階で、Gmail、Google Calendar、Google Talkが使えるらしい。 申し込むとユーザーアカウントを発行するなど管理が可能で、記事によれば中小企業を念頭にしたサービスのようだ。 だが、独自ドメインを持つと言うのが条件のようだから、メリットがないとしても個人で取得は可能だろうし、逆に独自ドメインを持たないような、企業の場合は、恩恵を受けられないことになる。

一方で、無料サービスだけではなくて、有料のプレミアムサービスも提供するようだ。 これまでGoogleと言うと、圧倒的な広告収入を背景に、無料サービスで囲い込み、と言うイメージだったが、広告以外でもお金を取れそうなところからは集めていこうと言う方針に切り替わっていくのかもしれない。

Web: 携帯電話向け無料乗り換え案内Google Transit

私は乗り換え案内と言えばPCではgooの路線検索、携帯電話(au)からはジョルダンの乗換案内を使っていた。 昔はYahoo! Japanの路線検索を使っていたが、低機能で使いにくいので、gooを試してみたら良かったので使っている。 ジョルダンの乗換案内は無料なのが良い。

そんな中、ジョルダンの乗換案内を使わなくても良くなるようなサービスが登場した。 Googleから登場する、無料の携帯電話向け乗り換え案内サービスで、Googleトランジットと言うサービスだ。 Googleならではの機能としては、駅名を入力しなくても、地名や建物名から、付近の駅を自動で選択してくれるそうだ。 他の細かな部分の使い勝手はどうなのか、試してみたいが、残念ながら日本にいないので当分実現不可能だ。

私としては、オランダやイギリスでは検索可能な、車道の路線検索を早く日本でも実現して欲しいと思っている。 カーナビを持っていないし、この車道検索ではおおよその時間もわかるので、かなり便利なのだ。 むしろ、GPSユニットをPCにつないで、Google Mapsをカーナビ代わりに利用できたら面白いと思うのだが。

モバイル: Google Newsが日本語携帯電話版サイトを開設

YouTubeを買収したり、Docs & Spreadsheetsを発表したりと、相変わらずホットな話題が多いGoogleだが、今度はGoogle Newsの日本語版サイトを新たに携帯電話向けにも提供するそうである。 これまでも各ケータイ向けポータルが提供してきたニュースはあったが、私が出張中などに見ていたauのトップページのニュースは記事が短く、詳しいところまではよくわからなかったのが不満だった。 Google Newsはもともと記事の先頭部分しか表示しておらず、本文全体を読むには各新聞社などのサイトに行って読む必要があった。 もしこの携帯電話版のGoogle Newsでも同じ仕組みなら、あまり期待は出来ないが、PC向けの記事をケータイ向けに変換してくれると言うのなら、記事を最後まで読めるので利用してみたい。

コンピュータ: Google Calendarが日本語化していた

先日からjapanizeをFirefoxに組み込んで使ってみたGoogle Calendarだが、実はこれ、Gmailと同様、httpsによる接続もサポートしている。 一度アクセスした後、URLスキームをhttpからhttpsに変更すれば問題なく使えるようだ。

ところで、SSL経由で接続すると、当然だがjapanizeのようなページの内容を変更するような機能は無効になる。 ところが、今日Google Calendarを同じようにhttpsで見ていたら、表示が日本語化されていることに気がついた。 最初は日本語が以前より違和感なく訳されているので、japanizeの訳が早速コミュニティからのフィードバックで向上したのかと思ってしまった。 SSL経由だったので、Firefoxのバグも疑ってしまった。 ところが、ふと気がついてjapanizeをオフにしてみても、Calendarは日本語化されたままである。 よく見ると、ロゴの画像も日本語化されて「Google カレンダー BETA」となっていた。

私にとっては、タイミングが良いのか悪いのかわからないが、タイムリーなGoogle Calendarの日本語化だった。

Apple: Google CalendarとiCal

しばらく前から公開されていたGoogle Calendarには、Mac OS X標準のカレンダーソフトである、iCalからカレンダーを読み込む機能が備わっている。 自分で作ったカレンダーごとにURLが指定されていて、これをiCalの「照会」という機能を使って読み込むことが出来る。 ただ、残念なのはこうして読み込んだカレンダーは読み込み専用となってしまい、iCalで変更が行えないと言うことだ。 Google Calendarは確かに便利であり、マウスで予定をドラッグ&ドロップできるなど、不自由なく利用することが出来る。 ただ、せっかくならローカルのソフトをクライアントとしても使いたいのだが、どうも出来ないらしい。 ネットで検索してみると、以前はiCalでインポートすると日本語がうまく反映されないなどの問題があったようだが、少なくとも私が試した限りでは問題なかった。 Google Calendarも改良が続けられていると言うことなので、今後、iCalなど外部ソフトウェアからもGoogle Calendarのデータを変更できるようになるよう期待したい。

写真: Picasa 2を試用してみた

Googleからリリースされている、無償の写真整理ソフトウェアPicasa 2を試用してみた。 今はまだMac版は用意されていないから、Windows版での試用である。 使ってみた印象では、動作が非常に軽快で、使いやすい印象を受けた。

これまで、WindowsではViX、MacではiPhotoを使ってきたが、Picasaはこのどちらとも管理方法が異なる。 ViXはファイラーに近いところがあって、フォルダの木構造をそのまま使って画像を管理する。 対してiPhotoでは自分でアルバムを作って写真を登録する形になっていて、木構造と言うよりも、アルバムを並べて管理すると言ったところだ。 Picasaはこの中間を取ったような感じでフォルダごとに写真をまとめるのはViXと同じだが、木構造をとるのではなく、それをiPhotoのアルバムのようにして並べて管理する。 さらに秀逸なのは、各アルバムの垣根をなくし、前後にスクロールしていけば、いちいちアルバムを開かなくても画像を見渡せるようになっている。

しかも、動作もかなり高速である。 5000枚以上の画像のサムネイルをスクロールしたり、画像をまとめて回転させてみたりしたが、どちらも重く感じることは皆無だった。 マシンの性能の差もあるのだろうが、Mac mini上のiPhotoで5000枚以上の画像を管理していると、起動にも時間がかかるし、画像をスクロールするのもかなり重く感じる。 果たして、最新のCore Duoマシンを使えば、iPhotoでも動作は軽快なのか、あるいはPicasa 2のMacへの移植を楽しみにしたほうが良いのだろうか。

そういえばViXの開発が停止して久しいようだ。 何があって停止しているのか、理由は良くわからないが、ViXと言う特別なソフトを使って画像を管理するのではなく、Windows標準の機能で十分、という人が多いのかもしれない。 そういう私もその一人で、Picasaくらいに操作性が異なれば便利だと感じるが、ViXに関して言えば、残念ながらそこまでの魅力を感じない。 デュアルディスプレイならば、サムネイル部分と画像表示部分を分離できたViXは便利だが、現状ではデュアルディスプレイ環境がないのでどうしようもない。

Web: Gmailが招待制から登録制へ変更になった

ITmediaによれば、これまで既存のユーザーからの招待によってしかアカウントを取得できなかったGmailが、登録制へ変更になったことで誰でもアカウント取得が可能になったとのこと。 Gmailのトップページから、登録できるようになっている。 これまで、GmailアカウントはなかったがGoogleアカウントを持っていた場合、ユーザー名がそれまでの登録E-mailアドレスから、gmail.comドメインのものに変更になるので注意が必要だ。

早速登録してみたものの、Apple MailやThunderbirdに慣れてしまっているので、特に使う理由もないのが現状だ。 ただ、私が使っているさくらインターネットのWebメールサービスでは、Fromを追加ドメインとすることが出来ず、オリジナルのsakura.ne.jpドメインとなってしまうのが不満だった。 このGmailはWebメールであるにもかかわらず、Fromを変更してメールを送信できるので、いろいろと便利な機会はありそうだ。

一方、POPを通じてGmailからメールを受信することは可能なようだが、逆にPOPを通じてGmailでメールを取得する方法は用意されていないのが残念だ。 今では無くなってしまったが、Hotmailが昔POPによる他のメールアドレスからのメール取得をやっていて、これは結構便利だった。 せっかくGmailは強力な検索手段を用意しているというのに、メールをまとめて管理できないのは惜しいと思う。

: 「グーグル Google 既存のビジネスを破壊する」を読了

ウェブ進化論」に続いて、今度はGoogleについての新書である。 内容としてはGoogleの登場によって、色々なビジネスがどのように変化したか、変化せざるを得なかったかが書かれている。 ウェブ進化論の時も思ったのだが、こうしたWeb 2.0とかGoogleがどれほど革新的かと言うことはわかるのだが、やはり大事なのは私達がその革新的技術に乗るだけなのか、さらに先を見て行動するかだ。 彼らが成功したのは革新的で人より進んでいたからであるから、もし自分が同じように、あるいはそれ以上に成功したければ、さらに先に進まなければならない。 そう言うことを考えるきっかけとなった本だった。

コンピュータ: ビル・ゲイツ氏が2008年に引退

数日前の話になるが、Microsoftのビル・ゲイツ会長が、2008年7月に第一線から引退するとの記事が流れた。 Slashdotでも記事になっている。 非常に電撃的なニュースで、私はかなり驚いた。 ウェブ進化論風に言えば、私はビル・ゲイツと同じ、「コンピューターが個人で所有できることに感動を覚えた世代」だと思っている。 まだ学生の時にパソコンを手に入れてから、ずっとそうだと思っている。

だから、ビル・ゲイツ氏のやってきたことはとてもすごいことだと思うし、世界をコンピューターが必要な世界に変えてしまった、彼の行動はたたえるべきだと思っている。 もちろん、ビル・ゲイツがいなくても、他の誰かがやったことかもしれない。 でも、彼はそれを一番に進めた人間なのだ。 すごい人間だと言うほかない。

ゲイツ氏の引退で何かが劇的に変わるわけではないだろうが、私にはなんだか、Googleが一強となるような気がしてならない。 Microsoftにはまだまだ底力はあるのだろうが、なぜか、大きな穴が開いてしまったような気もする。 それほど、Microsoftと言う会社を考えたときの、ゲイツ氏の存在が大きいと言うことなのだろうか。

ゲイツ氏は今後、慈善活動を行っている財団の活動に注力していくらしい。 こちらの仕事でも、大成功を収めて欲しいものだ。

Web: Googleの新しいサービス

Googleから新しいサービスが提供が開始されたそうだ。 Google Co-opはGoogleの検索結果に、専門性の高い人間の介在を加えるもので、これまでのGoogleのポリシーとはまるで反対のようなサービスだ。 ウェブ進化論でも書かれたいたことだが、Yahoo!は人間の介在によって質が高まると考えており、Googleは人間を介在させないことで質を向上させる、と言う哲学をそれぞれ持っているらしい。 Google Co-opは検索結果に特定の人間の介在を認めており、これまでとは異なる方向へGoogleが手を伸ばしていると感じる。

Google Desktop 4はWindows向けのサービスであり、SpotlightにDashboardと、同等の機能を既にOSが持っているMac OS X 10.4ユーザーとしては、あまり興味もわかない。 Google Desktop 3は他のコンピュータからも、自分のコンピュータの内容が検索されてしまうとして問題化していたが、今回それをオフにする機能が付いたようだ。 ようやく、と言うところだろうか。

Google Notebookは、今回の新サービスの中では一番面白そうだ。 だが、著作権の問題を内在していそうに思うし、いろいろな問題を引き起こしそうにも思う。

Google Trendsは、あってもいいが、必要性を感じないサービスだ。 たとえば「porsche」で検索すると、PorscheがVWの株を20%取得する、と発表された時に、検索数もニュースの参照数も増加していることがわかる。 「へえ、ほお。」とは思うのだが、それだけなのだ。 何か面白いことに活用できないだろうか?

Web: Google Earthとテロのリスク

Google Earthは世界中の衛星写真を容易に閲覧できる無料ソフトであるが、「Google Earthがテロのリスクの元になると言うのは戯言」という主張がITproの記事になっている。 この主張はGoogle Mapsでなくても現地に行けばいいし、地図でも買えば同じことで、むしろ問題は短距離ミサイルがブラックマーケットで購入可能なこと、と結論づけている。 もちろん、このミサイルが購入可能なことが最大の問題だと言うことに異論はない。

ただ、「セキュリティ専門家」が「Google Earthの精度が上昇したからテロのリスクも上昇した」ことが戯言、と言うことにはおおむね同意できるが、Google Earthに問題はない、と言い切っているのもどうか? 現地に行けばよい、あるいは地図でも買えば同じ、と言うのは、どちらにも同じだけの問題があると言うことではないのか? むしろ、簡便性・利便性が高いGoogle Earthの方がテロリストに利用されやすい、とも言えるのではないか?

もちろん、サッカー場にいる人を全てテロリストと疑うことは出来ないし、地図の販売禁止など社会を混乱させるだけだ。 Google Earthのサービス停止も、利便性とのトレードオフになるまでテロのリスクが高いとは思えない。 むしろ、我々が考えるべきことは色々なことにリスクが内在していることを認識し、それを低減するためにはどういうことをするべきか考えることなのではないか。 もちろんそれは「セキュリティ専門家」を自称するならば率先してやるべきことで、問題を指摘するだけでそれ以上の現実的な解決策を提案しないのでは、戯言と一刀両断されても文句は言えない。 そう言う意味で記事の主張が展開されているのなら、大いに同意する。

前後の検索結果