IrodorI One-Poem World

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2007年4月 4日

コンピュータ: デル 堅牢ノートPC ATG D620開発の経緯

DELLのLatitudeシリーズのマネージャにインタビューした、Latitude ATG D620他の開発の経緯がITmediaに載っていた。 DELLの堅牢ノートPC「ATG」はまだA4ワイドノートのLatitude ATG D620のみだが、記事を読むと、今後新しい機種が追加される可能性もあるようだ。 特にB5ノートでのATG化(堅牢化)を求める声が多いようだ。 私も日本ならA4よりもB5の方がニーズがあると思う。

日本のマネージャにインタビューしているとは言え、デルの製品開発には日本からの意向が反映されていて、ATG D620も日本の製造業からのリクエストがあったようだ。 もちろん、デルは日本以外の国のニーズも聞いていかなければなりませんとも書かれており、こちらの方が実情に近いのだろうけれど。 いずれにしても、日本からの声が取り入れられているのは事実で、良いことだと思う。

私はMacに移ってしまったが、WindowsデスクトップマシンはDELLを使っている。 まあ、値段の安さで購入したのだが、拡張性などもそこそこ良く、満足している製品である。 ただ、単に満足で、記事にあるようにデルとデルの製品を好きになってほしいと言う感覚ではなかった。 そう言う意図を持って開発される、今後のDELLの製品は興味深い。

Web: Google Mapsの経路探索の結果「泳いで渡る」

Google Mapsはオランダにいたときに経路検索で重宝したが、その経路検索に面白い結果が表示されるらしい。 GIGAZINEの記事で、ヨーロッパからアメリカを指定すると、「大西洋を泳いで渡る」経路となるそうだ。 Google Mapsの経路検索が海上の移動手段(船または飛行機)に対応していないためにこうなるのだろうが、5000km以上も泳げ、というのもおかしい。 とりあえず私もサンフランシスコからヘルシンキの経路などと遊んでみた。 よく見てみると大西洋以外にも何度か海を渡っていそうなところがあるのだが、そこはなぜか「泳いで渡る」とは表示されない。 Googleの遊び心なのかよくわからないが、とにかく見つけた人は凄いと思う。

試していて気づいたが、この経路検索にロシアも一部対応しているようで、モスクワとサンクトペテルブルグの市内は詳細な地図が提供されている。 日本国内の経路検索にも早く対応してほしいところだ。

Apple: Google Desktop for Macがリリース

Google Desktop for Mac 1.0がリリースされた詳細レビューは英語だがTUAWにて掲載されているTUAWには実際のスクリーンショットもあるので参考になる。

これによると、Google Desktop for MacはWindows版同様にコンピュータ内のファイルをインデックス化し、ブラウザなどで検索可能になる。 Gmailも同時にインデックス可能で、Webサイト検索と同じ画面にDesktop検索の結果を表示できるなど、Windows版と検索機能はほぼ同様のようだ。 一方、Googleガジェットは実装されていないという。

対応しているのはMac OS X Tiger以降で、つまり、OS標準のインデックスサービスであるSpotlightが搭載されているバージョンのみに対応していることになる。 また、未実装ではあるもののGoogleガジェットはDashboardウィジェットと似た機能である。 つまり、Google Desktopの機能はやはりMac OS Xユーザーには興味のわかないものである。

そこまでは当たり前なのだが、TUAWの記事では、実際にインストールして試した結果が出ている。 記事の筆者はGoogle DesktopのスピードがSpotlightより速いこと(負荷が少ない)とGoogleサービスとの親和性を挙げて、使う価値はあると判断している。 私自身はSpotlightのスピードに不満を感じたことはないし、Googleサービスは多用しているものの、Spotlightの手軽さがあるのなら、わざわざ使わなくても良いかな、と判断している。 Windows XPではOS標準の検索機能を立ち上げるより、常時立ち上がっているブラウザを用いた方が速いが、Spotlightの起動はそれ以上に便利だと思う。 なお、Google Desktopはコントロールキー(Mac版ではコマンドキー)を二回続けて押すと起動する、と言う機能があるが、これが案外誤作動の元となったので、私は使っていない。

一方で、GoogleからリリースされているMac版アプリケーションのページと言うものを初めて知った。 定期的にチェックしておきたいページだ。