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One-Poem: プログラミングの思い出

懐かしい本がいくつか見つかったので、思わず自分のやってきたプログラミングについて思い出したので、以下に書き留めておこうと思う。

N88BASIC時代

PC98に標準で付いてくるプログラミング言語を使っていた時代。 主に作っていたソフトはオセロで、コンピュータに手を指させるところまでは至らなかった。 人間同士が一対一でオセロを指せる、何の変哲もないゲームだった。 そのうち、文字だけを使ったロールプレイングゲームなどを作っていたが、ゲームとしての完成度が高かったとは言えないだろう。 でも、当時の私は楽しんでプログラミングしていたし、ゲームも楽しんでやっていたように思う。

TrueBASIC時代

学校の技術の授業でプログラミングをやる、と言うものがあり、TrueBASICの体験版が配られて、それでプログラミングしていた。 TrueBASICはN88BASICよりも構造化したプログラミングを指向していて、わかりやすく、私にもいろいろなプログラムを作ることが出来た。 また、マウスを使うことが前提のプログラミング言語だったので、非常に面白かった。 この体験版はリストが150行までしか保存できない、と言う制限があったのだが、私はそれを回避する手段を見つけてしまい、そこそこ大きなプログラムを作っていた。

また懲りずにテキストRPGを作ったり、不完全なオセロを作ったりしていたが、一番の大物はマウスを使ったお絵かきソフトだった。 これは、マウスの右クリックと左クリックを使って絵が描けるというもので、ブラシの形・大きさ・色(16色)を指定することが出来た。 画像の保存は出来なかったが、私は色々なブラシを作って遊んでいた。 また、原子名の検索をするソフトなども作っていたし、ゲームと言うより、実用的なソフトも作り始めた頃だ。

このころのソースコードは、保存しておいたフロッピーディスクがどこかに行ってしまって、もう見ることが出来ない。 残念だ。

Visual Basic時代

もともと、私がコンピュータに触り始めた時代はWindowsが広まってきたころと一致するが、初めは上記のようにほとんどMS-DOSまでしか使っていなかった。 購入した一太郎もMS-DOS用だったし、はっきり言って、Windowsはほとんど活用されていなかった。 そのうち、TrueBASICにもだんだん満足がいかなくなり、時代はWindowsだろう、と言うことで、Windows用のプログラミング言語としてVisual Basicを使いはじめた。

初め、体験版が雑誌の付録か、どこかに付いていたので使っていたのだが、確か保存が全く出来ないという制限があったので、初めて製品版を買ったプログラミング言語である。 バージョンは2.0だったと思う。 ただし、私がVisual Basicを入手したのは、時代がWindows 95に移行していた時代で、なんだかいつも時代から一つか二つ遅れていた。 確か、時代はC言語だ、みたいな話もあったのだが、そのVisual Basic 2.0は、4.0への無料アップグレード権が付いていたので、こちらの方がお得、みたいな考えなしの状態で購入した覚えがある。

そのVisual Basicだが、まともに活用されていたのかというと、正直言って自信がない。 作っていたソフトはTrueBASICで作っていた、原子名検索ソフトの移植版とか、Windows 95のスタートメニューに近い動きをするランチャーとか、そんなものだった。 そうそう、このころ作っていたソフトは全て「IrodorI」を冠するソフトで、このサイトの名前も、ここに由来してネーミングされている。 このころ一番夢中になっていたのは、このIrodorIシリーズで使うための、共通ライブラリを作ることで、まあ、はっきりいって本末転倒である。 内容は結構充実していたと自負していて、ソフトウェアの起動・終了処理をしたり、設定を一つのファイルにまとめて保存するとか、あるいは文字列処理をする関数とかを含んでいた。

他には、シミュレーションゲームや、RPGの構想を作ってはいたが、いずれも完成には至らなかった。 このころから、構想や設定を作るのが好きになって、段々とプログラミングからは離れていってしまった。 フリーソフトウェアが充実してきて、また、インターネットからそれらが容易に入手できるようになったことも、私のプログラミング意欲を削ぐ要因になったと思う。 今では、どのプログラミング言語もよくわからない状態である。 そのため、このサイトにはJavaScriptもあまり使われていないが、それは上記のような理由のためだ。

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