IrodorI One-Poem Worldでタグ Web 2.0 が指定されているエントリ
Web: IE8の方針変更、Web標準準拠表示をデフォルトに
IE8は3つの表示モードを持つが、もっともWeb標準に準拠した表示モードを既定とすると方針変更した。
従来は、IE6/IE7ベースのWebサイトに配慮し、そちらの表示モードをデフォルトとするとしていた。
コミュニティからのフィードバックなどを考慮して
方針変更したとあり、前回の発表後に少なくない数の失望の声がIE8開発チームに届いたものと思われる。
歓迎出来る方針変更だ。
そのIE8のWeb標準準拠であるが、Acid2テストの合格基準を満たすこととしているようだ。 ところが時代は既に次のステップに向かっており、Web 2.0ダイナミックコンテンツに関するチェックを目的としたAcid3テストが登場している。 現状のところ、まともにクリアしているWWWブラウザは無いようだが、IEがAcid3に合格するバージョンはいつごろ登場するのだろうか。
Web: Web 2.0サービスに対応したFlock 1.0リリース
ソーシャルブラウザ「Flock 1.0」が正式リリースされたそうだ。 SNSやBlogなどのWeb 2.0的なサービスを使いやすく作られているそうだ。 私自身はSNSにはあまり興味が無いが、愛用する人には使いやすいのだろうか。 ベースはFirefox 2で、拡張機能も大半は使えると言うのは面白い。
コンピュータ: 2006年のネット界隈
昨年末のことだが、ITmediaに2006年を振り返る記事が掲載されていた。 ネットに関連する話題を中心にまとめているようで、携帯電話のナンバーポータビリティー(MNP)は私もオランダから注目はしていたが、上記の記事には書かれていない。 話題になっているのはライブドア、次世代DVD、次世代ゲーム機、SNS、YouTube、Web 2.0、など。 それ以外の話題の「男おやつ」も楽しく読ませてもらった記事だと記憶している。
個人的には次世代DVD、次世代ゲーム機は、事前にかなり盛り上げていた割には、規格の分裂や商品の供給不足もあって、メーカーが期待したほどの盛り上がりにはならなかったのではないかと思う。 特に「高機能化」に焦点を当てた次世代DVDやPS3に関しては、「今で十分」のような満足感や冷めた部分もあって、盛り上がりに欠けたのではないだろうか。
一方で良い意味でも悪い意味でも注目されたのはSNSのmixiだと思う。 株式公開により広く注目を集め、盛り上がっていたが、Winnyで起きた個人情報漏洩事件が飛び火した。 それが原因かどうかわからないが、mixiのアクセス数の伸びにかげりが見えていると言う記事もあった。
ネットからは離れるが、コンピュータ関連ではiMacとMacBook ProにはじまるIntel Macの登場と全シリーズの移行が大きな出来事だったと思う。 個人的にもMacBook Proを購入したので特に印象深い出来事だった。 今年も色々なニュースでわくわくしたいと思う。
本: 「グーグル Google 既存のビジネスを破壊する」を読了
「ウェブ進化論」に続いて、今度はGoogleについての新書である。 内容としてはGoogleの登場によって、色々なビジネスがどのように変化したか、変化せざるを得なかったかが書かれている。 ウェブ進化論の時も思ったのだが、こうしたWeb 2.0とかGoogleがどれほど革新的かと言うことはわかるのだが、やはり大事なのは私達がその革新的技術に乗るだけなのか、さらに先を見て行動するかだ。 彼らが成功したのは革新的で人より進んでいたからであるから、もし自分が同じように、あるいはそれ以上に成功したければ、さらに先に進まなければならない。 そう言うことを考えるきっかけとなった本だった。
Web: 動画共有サービスのYouTube
動画共有サービスのYouTubeと言うものが流行っているらしい。 私の知り合いも面白いからよく見ていると言っていたが、サービス内容が単なる動画のアップロードサービスかと思っていたら、そうでもないらしい。 すなわち、最近流行のWeb 2.0式に、ファイルにタグ付けは出来るし、ユーザーからの感想などがコメントできるようになっている。 つまり、動画を介したコミュニティーサイトなのである。
確かにこういうアイデアは面白いし、動画に限らず写真でもやればよいと思うが(よく知らないのだが、Flickerとはそう言うサービスなのだろうか?)、問題はいつも出てくる著作権問題である。 Google Videoもそうらしいが、これらの共有サービスにアップロードされるファイルに、少なからず著作権違反の映像があるらしい。 例えば、NHKのピタゴラスイッチの画像が大人気、みたいなニュースが先日流れていたようにも思うし、日本のアニメも放映から数日で「英語字幕入り」で公開されているそうだ。 音楽では大問題となって、サービス提供企業が訴えられるまで行っていたが、この動画共有も、同じ問題ではないだろうか?
本: 「ウェブ進化論」を読了
読み進めていた梅田望夫氏のウェブ進化論を読み終えた。 Web 2.0について、「あちら側」(ネットワークを介した先)と「こちら側」(ローカルのコンピュータ)と言う、印象的な言葉を使いながら、わかりやすく説明している。 多くの人に読まれているのもうなずける内容だった。 私も、最近のWebのトレンドについて全く知らなかったので、興味深く、半ば興奮しながら読むことが出来た。
「ウェブ進化論」では、GoogleやAmazonと言った「Web 2.0企業」だけではなく、「旧世代代表」のMicrosoftなどについて、企業の(創業者の)思想や、その時代背景などを解説している。 私はIT業界とはあまり縁のないところで働いているし、経営に携わっているわけもない平社員だが、こういう「どういう考え方で行動し、成功してきたか」と言うことは、非常に面白いと思っている。 その考え方をそのまま当てはめられる部分は少ないが、自分の人生戦略を考える参考にならないだろうか。
そう言えば、SNSに魅力を見つけられるかも、とも思って読んでいたのだが、SNSについては次のように触れられていた。 梅田氏は、SNSは人間がどのような関係で連鎖しているのか、の巨大地図を構築する過程、と述べている。 また、「人々をテーマごと、局面ごとに評価する」という「人間検索エンジン」とも言うべき仕組みへと発展する可能性を内在しているのである、とも述べている。
何となく、嫌悪感を覚えたのは、私が他人との関係にあまり積極的ではないからだろうか。 もっとはっきり言えば、人間関係がヘタ、と言うことなのだが、だからだろうか。 人間関係を把握すると言う仕組みが、やはり気持ち悪いし、そんな情報まで営利組織に提供してしまって良いものなのかと不安になってくる。 もともとの閉じたコミュニティと言うことや、コミュニケーションのシステム化への違和感もさることながら、気がつかなかった不安感も、感じるようになってしまった。 もちろん、先入観があって読んだから、と言うこともあるのだろうが、先入観を払拭することは出来なかった。
SNSへの不安はさておき、この「Web 2.0」による変化はどのように広がっていくのか、その次の大変化があるとすればどのように起こるのか、いろいろと興味は尽きない。 うまくまとまらないが、「ウェブ進化論」のおかげで知的好奇心がずいぶんと刺激された。 面白い本だったと思う。
Web: 結局Web 2.0ってどういうことなのか
ITproで1〜4月のアクセストップ20の記事が紹介されている。 私としては、最近、梅田望夫氏の「ウェブ進化論」を読んで「Web 2.0とはなんぞや?」と言う疑問を解消しようとしているため、2位にランクインしている「いったいネットでなにがおこっているんだ?」に興味を持った。 読んでみたら、前にも読んだことのある記事だった。
「ウェブ進化論」がまだ読み終わらないので、Web 2.0に関しては本のレビューと一緒に書こうと思っているが、これまで必要性・優位性を全く感じられなかったSNSについても認識をあらためられるか、それが楽しみで本を読み進めている。 だからといってSNSをやる気はないのだが。
Web: Google Calendarが公開されている
デジタルARENAの記事「Google CalendarがはげしくWeb2.0である2つの理由」と言う記事で知ったのだが、Googleが今度はWeb上で使うCalendarを公開したらしい。 私はWeb 2.0がどういうことなのか、まだよくわかっていないが、なんとなく、Web 2.0と言うのがどういうことなのか、伝わってきた。
カレンダーと言えば、昔Mozilla上で動くXULアプリケーションを使っていたことや、Mac OS XのiCalを一時期試していたことなどを思い出した。 だが、結局紙媒体の利便性に負けて、どちらも使わなくなってしまった。
いつでもどこでも、Webに接続できるようになれば、このGoogle Calendarは非常に便利だと思う。 スケジューラには「いつでもどこでも」と言う点が必須の機能だと思うが、残念ながら、コンピュータ上のサービスではそう言った機能を持ち合わせているとは言えない。 携帯電話で使えるのなら便利かもしれないが、携帯電話というプラットフォーム自体が、基本的に日本限定のため、グローバルなサービスにはならないだろう。 そうすると、今のところ紙の媒体が一番便利なのである。 インターネットに接続されていなくても、電気が無くても、スケジュール帳と鉛筆さえあれば使えるのだから。
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