IrodorI One-Poem World

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: 997 Turbo

最新のPorsche 911 Turboがジュネーブモーターショーでお披露目されるそうだ。 到底、私に買えるような代物ではないが、Porscheには憧れがあるので、興味がある。

自分の車について紹介したときも書いたが、小さいころから私は車と言うものに興味がなかった。 興味を持ち始めたのは、マイクロソフトのMidtown Madness 2と言うゲームをやり始めてからのことである。 車のゲームと言うとレースゲームばかりを思い浮かべるが、Midtown Madnessシリーズは、サンフランシスコとかロンドンとか、実際の町を再現していて、タイムなど関係なくドライブが楽しめる。 ちょっとした旅行気分で、ずいぶんと遊んだ覚えがある。 今でもやりたいのだが、CDが無くなってしまい、中古市場にもなかなか出回っておらず、思いは果たせていない。

代わりにといっては何だが、私が買った別のゲームがNeed for Speed: Porsche Unleashedだった。 2000円くらいの復刻版パッケージで売っていたのがこれしかなかったと言う、ちょっとどうしようもない理由だが、Porscheと言えば、当時の私でも知っていたので、買ってみた。 このゲームはPorscheしか出てこないゲームで、歴代のマシンを知るには非常に良かった。 逆に言えば、Porscheと他社の車を比べられないのは残念であった。 ゲーム自体もレース中心で、フリードライブなどは出来ない仕様である。 また、Windows XPと相性が悪いのか、しばしば一時的に反応しなくなるなど、はっきり言えばソフトウェアとしての完成度は低いと思う。

だが、しかし、このゲームを通じて、私はPorscheに興味を持った。 中でも、Boxsterを気に入って良く使っていた(もちろん、ゲーム内の話)のだが、後から調べてみると、Boxsterは500万円代から買えるPorscheとして人気を博し、現在のPorscheの好調を牽引してきたようなモデルだったらしい。 500万円(実際は600万円弱)と言うのも今の私にはかなわぬ夢だが、それくらいなら何とかなるんじゃないか、という範囲の夢である。 あと数年したらもしかしたら・・・と言う価格である。

それからである。 私が俄然Porscheに興味を持ったのは。 Porscheが街を走っているのを見るだけで、うれしくなってしまう。 逆に、カウンタックという、ヤングジャンプ掲載中の梅沢春人氏の漫画で、Porsche 911オーナーが911に執着するストーカーみたいな男で、挙句の果てにピッキング犯にされていたのが、自分がオーナーとは程遠い人間の癖に、なんとも悲しい気分になったものだ。

そんなこんなで、私が常用しているMacの壁紙は、しばらく前からPorscheの壁紙を使っている。 今は冬なので、氷?の上を走る911 Turboの壁紙だ。 新モデルが出たら差し替えになるのだろうか。 今から楽しみである。