コンピュータ: Blu-rayとHD DVD両対応のドライブが発表される
結局規格が分裂してしまったBlu-rayとHD DVDだが、両方のフォーマットを再生可能なドライブがLGより発表された。 これは先日のCESでの発表で、もともとのBlu-rayのドライブにHD DVDドライブの機能を加えた形で、Blu-rayの再生は完全におこなえるが、HD DVDに関してはメニューなどの表示が簡易表示になってしまうらしい。 ただ、この機能差は現段階のことで、1199ドルと言う価格も含めて、今後改善されていくのだろうと予測できる。
この両対応ドライブのお陰で、DVDの規格分裂時にあったような混乱も、同様に緩和されていくのだろう。
ただ、やはり残念なことは、二つのフォーマットを統合できなかったことで、こうした技術的な解決と言うのは私好みの結果だが、結局混乱するのは販売現場なのだなと思った。
ただ、上記の記事の筆者によると、家庭用(映像ソフト)としては両フォーマットで提供されることが増えてきているので、あまり関係しないのではないかと言う見込みらしい。
むしろ、PC用ドライブとして、スペック上の完全性
を求めるユーザーから選ばれるのではないかと言う。
確かに最もな意見で、私も実際にDVD-RAMは使わないのに、サポートしたマルチドライブを購入した覚えがある。
その一方で、実際に使っている規格と言えば、購入時に安かったメディアを使っているのが現状だ。 現在のBlu-rayメディアとHD-DVDメディアの価格はどちらが高いのか知らないが、安い方が受け入れられていくように思う。 ハードウェアの方も、価格が安かったBlu-rayの方が圧倒的に良く売れていたようだ。 ここまで販売量に差があると、今後量産効果による価格下落時まで、この価格差が解消されないのではないかと思うが、安い方が売れると言うのは納得だ。 技術的な差に違いが見出せなければ、誰でも安い方を買うのが当然ではないだろうか。