映画: 三鷹の森 ジブリ美術館に行って来た
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開館以来大変な人気で、予約制のチケットが取りづらいと言う事でも有名な三鷹のジブリ美術館に行ってきた。 筋金入りではないものの、私は小さい頃からジブリアニメを見て育ったし、それなりのジブリファンだとは思っている。 だから、この美術館の開館が報じられたときは行ってみたいと思ったが、とにかく予約制と聞いたところで敷居の高さを感じ、そしてその予約もいっぱいと聞いて敬遠していたのである。
だがまあ、もうそろそろ落ち着いてきただろうと思い、コンビニのチケットマシンで申し込んでみた。 人気は依然衰えずといったところで、2週間分くらいの週末は完売状態、ようやく取れたのがこの日であった。 チケットはさらに入場時間も決められているが、入場時にチェックがあるだけで後は何時間でもいて良いことになっている。 だから朝早いほうが空いているのではないかと思ったが、もちろん一番早い回は完売であった。 みなさん考えることは同じである。
当日は三鷹駅から徒歩で美術館に向かった。 バスが運行されていると言う情報もあったが、川沿いに歩くのも気持ちがいいと書いてあったので歩くことにした。 近くを車が走っているので静けさを望むことは出来ないが、確かに川の両岸に街路樹がある風景は、歩いていると楽しくなってくる。
程なく到着したジブリ美術館だが、館内は基本的に写真撮影が禁止になっている。 入り口のところに大きなトトロの人形が置かれている。 入場口では館内にあるミニシアターのチケットをもらえるが、これに色々なキャラクターが描かれており、コレクターもいるらしい。 私のものはトトロのサツキが描かれていた。
館内は建物の作りにも遊び心が加えられている印象。 見通しはそれほど良くはないが、行き来に迷うようなほどではない。
アニメーションの原理を説明する部屋や、デッサンなどを展示している部屋(ここは学生風の人が多かった)、特別展示に絵本「さんびきのくま」を取り上げた部屋などがあり、幅広い年代が楽しめるようになっていた。 ミニシアターでは「やどさがし」が上映されていて、声の出演に某有名タレントの名が出たときには驚きの声が上がった。 屋上には写真のロボット兵が展示されていた。 こなら「館内ではない」と言うことでみなさん写真を撮っていたので私もカメラに収めてきた。
屋外のカフェでは軽食やアイスクリームなどが販売されている。 「風の谷ビール」と言うものまで販売されており、持ち帰りたかったが、全て王冠を開けて提供する(基本的にはそこで飲む)そうだ。 ただ、こういう人は結構多いようで、王冠も渡してくれたし、ビンの持ち帰り用に袋までくれた。 サービス精神は良いと思う。
一通り見て、食事の時間も入れて3時間ほどであった。 2時間ごとに設定された入場時間は、それなりに計算された数字だったわけだ。
帰りは酔い覚ましも兼ねて公園を通って散歩し、吉祥寺から帰途に着いた。