本: 懐かしい書籍を発掘
実家で本の整理をしていたら、コンピュータ関係の本が出てきたので、捨ててもいいのかどうか私が確認することになった。 タイトルを見ただけで、思わず懐かしくなってしまうような本ばかりだった。 以下にいくつかタイトルを挙げてみよう。
- 月刊マイコン別冊GAMINGへの招待(1983年)
- 森巧尚のBASIC MAGIC(1984年)
- OSのことがわかる本(1986年)
- N88-日本語BASICハンディマニュアル(1994年)
- N88-日本語BASICコンパイラハンドブック(1994年)
私が初めてコンピュータに触れたのは1993年頃にPC-9821Ceに触れてからだから、それ以前に刊行された本については、もらった本と言うことになる。 OSのことがわかる本、と言うのは当時のOSについて解説している本で、Windowsが出てきたとか、OS/2が次世代のOSになるとか、Macintosh OSはすごいとか、UNIXの動向も見逃せないとか、いろいろ興味深いことが書いてある。
一方私はどうだったかというと、当時はコンピュータでプログラミングすれば何でも出来る、というような発想に取り憑かれていて、ゲームをプログラミングしようとして遊んでいた覚えがある。 とは言え、プログラミング言語というのは高いから、当時の私にはとうてい購入できるものではなかった。 そうすると、PC-98に標準で付いているN88BASICを使うことになる。 当時はWindows 3.1が発売されたような時代で、MS-DOSがまだ主流の時代だったものの、BASICの流行はとうの昔に終わっているような状態だったと思う。 それでも、BASICについてこれらの本で勉強して、オセロゲームなどを作っていたような覚えがある。
実家にはPC-9821Ceが未だ残っているが、ディスプレイが故障してしまって今は使えない。 懐かしい本とともに、このマシンを使っていた頃の懐かしい思い出がよみがえってきた。 本もマシンも、今では完全に役立たずだが、もうしばらく保存しておこうと思う。