2016年10月28日
Apple: 新しいMacBook Proが発表された
先ほど終わったApple Special Event. October 2016.にて、新しいMacBook Proが発表された。 事前の予想の通り、ファンクションキーがタッチスクリーンで置き換えられた「Touch Bar」となった。 Touch IDも搭載されている。 トラックパッドも大きくなっている。 筐体は薄く・軽くなり、CPU・GPU共に強化されている。
Touch Barはアクティブなアプリケーションによって内容が変化するし、その使用状況によっても随時変化するようだ。 イベント内ではメール、メッセージ、Safari、Final Cut Pro、Photoshopが紹介されていた。 タップやスライドを行う様子は、当初いずれも一本指で操作していたのだが、DJアプリの紹介では二本指でも操作していた。 Microsoft OfficeなどもTouch Barをサポートするようだ。
確かにTouch Barは面白い。 キーボードから手を大きく外さなくても、いろいろな操作が可能になる。 タッチスクリーンを搭載してこなかったMacに、ある面ではタッチスクリーンよりも便利に使える機能を搭載したとも言える。
一方で、やはり物理キーボードはコンピュータにはまだまだ欠かせないものなのだなと感じる。 iPadはソフトウェアキーボードのみでスタートしたが、iPad Proでは公式に物理キーボードも用意された。 今回のMacBook Proも、ソフトウェアキーボードとなったのはファンクションキー部分だけだ。 昨日発表されたSurface Studioなども含め、今後こうしたユーザーインターフェイスがどのように変化していくのかは興味深い。
2016年9月25日
Apple: iOS 10 & macOS Sierra
9月7日のiPhone 7の発表イベント後、配信が始まったiOS 10とmacOS Sierra (10.12)をインストールしたので、ちょっと触った感想など書き残しておく。 なお、使用している端末はiPhone 5sとMacBook Pro Retina (Mid 2014)。
iOS 10
- 写真App
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メモリー、ピープル、撮影地(アルバム)と言った新機能が追加されている。 メモリーはGoogleフォトにもあるように、自動的に旅行などの写真をグループ化してくれる機能。 ピープルは顔認識機能で写っている人をまとめることができる機能。 撮影地は地図から撮影した写真を選ぶことができる機能で、今まで独立して用意されていなかった方が不思議だ。
これらはmacOS Sierraの写真Appでも同様に追加されたが、メモリーやピープルはお互いにデータを共有しているわけではないようだ。
- 時計Appのベッドタイム
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睡眠時間の管理は以前からArgusと言うアプリで行なっているので、とりあえず設定はしたものの、あまり活用できていない。 むしろ、Argusから睡眠時間データをヘルスケアAppへ取り込むことができるようになったことの方がありがたいかもしれない。
- 持ち上げるとスリープ解除
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この機能は期待していたのだが、A7+M7という構成のiPhone 5sには対応していない模様。 M9がSoCに組み込まれたiPhone 6sからの対応ではないかと思われる・・・。
- ロック画面・通知画面
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正直、ロック画面であれこれ操作する気になれないため、今回の刷新もあまり期待していなかった。 むしろ、iOS 9までは通知を下へスクロールしても、日付とまとめて削除するボタンが常に表示されていたのだが、iOS 10ではこの部分もまとめてスクロールされてしまい、まとめて削除する際の手間が増えてしまった。
macOS Sierra
- 写真App
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新しい機能はiOS 10の写真App同様、メモリー・ピープル・撮影地。 撮影地から写真を選ぶ機能は、確かiPhoto時代にはできた機能で、Mac版アプリとしては特段新しい機能ではないが、やはりあると便利。 メモリーはライブラリを解析後も「メモリーなし」と表示されていたが、しばらくするといくつか表示されてきた。 メモリーの名称を編集できると良いのだが。
ピープルはMac OS X 10.11までの人々と同じかと思いきや、新たにスキャンし直している。 横顔や半分隠れてしまった顔でも認識しており、精度は向上している。 同一人物の判定はイマイチだが、分かれて判定された人を「結合」することは容易。 以前のバージョンにあった、「この人物はこちらの写真にも写っているようです」の作業は「追加の写真を確認」から行える。 また、以前のバージョンで指定されていた人物の情報を忘れている場合があるが、もしかすると手動で顔認識を追加した部分がリセットされ、上記の精度が向上した顔認識で新たに認識されたのかもしれない。
- Siri
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目玉機能ではあるが、音声でコンピュータに指示を出すということに慣れていないので、使わないことになりそう。
- ユニバーサルクリップボード
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文字列で試してみたが、割とすぐに反映されるようで、Mac→iPhoneと端末を持ち替えた間に、iPhoneへコピーされていた。
- Apple Watchによる自動ロック解除
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これも試してみたいが、Apple Watchを持っていないので試せない。 series 2も出たことだし、購入を検討しても良いか・・・。
- ストレージの最適化
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iCloudの200GB以上のプランがあれば、写真などをクラウド側に置いておき、SSDの容量を節約できるだろう。 無料の5GBではどうしようもない状況。 iCloud以外のストレージサービスに対応することはないのだろうが、ローカルのハードディスクに対応したら便利なのだが。 Time CapsuleでもAppleとしては良いと思うのだが。
2015年11月22日
Apple: Apple Watch用充電ドックが発売
Appleから、Apple Watch用の充電ドックが発売になったそうだ。 横向きにしたApple Watchを立てかけるようにしたまま充電できることが特徴で、watchOS 2から導入されたナイトスタンドモードを利用するのに便利にできているようだ。 設置した状態の写真を見ると、いかにもAppleらしい、整った状態になっているが、いちいちベルトを通し直すのは面倒との意見もあるようだ。 加えて、税別9,500円という価格は、見た目がシンプルなだけにもう少し安くならなかったのかと思う。
2015年11月21日
コンピュータ: Windows 10をBoot Campでインストール
Windows 10に先日大型アップデートがあった。 「Threshold 2」あるいは「Fall Update」などと呼ばれているもので、ビルド番号は正式リリース時の10240から10586にあがっている。 このアップデートの特徴の一つに、クリーンインストールがやりやすくなっていることが挙げられる。 すなわち、Windows 8などのプロダクトキーでもインストール時の認証が通るようになったのだ。 従来はWindows 7/8などから一度アップグレードを行う必要があり、二度手間であったのだ。
私も買ったのにほとんど使っていなかったWindows 8のプロダクトキーがあるのだが、インストールしようと思っているMacBook Pro (Mid 2014)には現在Windowsをインストールしておらず、一からインストールし直すのは面倒であった。 今回のアップデートの上記変更のおかげで、MacBook Proにも比較的簡単にWindows 10のクリーンインストールが可能になると言うわけだ。 Insider Previewでは10月の時点で変更されており、正式版への反映を期待して待っていたのだ。
以前Windows Vistaをインストールした時に比べると特に大きな問題はなかったが、手順をメモ代わりに残しておく。
- Windows 10のISOイメージをダウンロード。サイズは4GBちょっとあった。
- 8GBのUSBメモリーを用意。
- Boot Camp アシスタントを使い、USBメモリーにISOイメージをブート可能な形で展開させる。同時にドライバもダウンロード・コピーされる。
- 同じくBoot Camp アシスタントでWindows用のパーティションを用意。今回はSSDの空き容量もそれほどないため50GBにした。いざとなればWindowsのデータファイルはTime Capsuleに保管する運用にする。
- optionキーを押しながら再起動し、USBメモリー(「EFI Boot」)からWindowsのインストーラを起動させる。「Windows」を選んでもインストーラが起動するのだが、インストール先のドライブを選ぶところで
GPTのパーティションの形式ではありません
、というエラーになりドライブをフォーマットし直しても継続できない状態になる。 - Windows 10のインストールそのものは時間はかかったが、おおよそスムーズだった。
- Windows 10の初回の起動時にBoot Campインストーラが自動で起動し、ドライバがインストールされる。
- RealTekオーディオのところでインストーラがフリーズしてしまうものの、RealTekのインストーラを強制終了させることで解決。
- トラックパッドの簡単な設定は、タスクバーの通知領域にあるBoot Campのアイコンから変更可能。タップしてクリックなどをオンにできる。
軽く使ってみての感想は、ほとんど触っていないWindows 8との比較ではなく、仕事で使っているWindows 7との比較になるが、あまり違和感なく利用できている。 スタートメニュー内のタイルビューは目を引くし、幾らかの情報をその場で得られるのも面白い仕組みだが、個人的にはWindows 8のようなスタート画面でも良かったのではないかと感じる。 無理にスタートメニューに詰め込んでいる印象を受ける。 その他、通知センターなど、OS X同様にスマートフォンを意識した部分が増えていると感じた。
2015年11月14日
モバイル: iOS版Firefoxが登場
FirefoxのiOS版がついに登場したそうだ。 以前はレンダリングエンジンのGeckoが搭載できないため、iOSへの移植はしない方針だったが、Mozilla側の方針変更で今回のリリースになったとのこと。
私もWindowsやAndroid上ではFirefoxを標準ブラウザとしていて、Firefox Syncでブックマークなどを同期させている。 これはiOS版でも有効で、初回の立ち上げ時にSyncにログインすれば、あとは自動で同期される。
プライベートブラウズ機能もFirefoxの売りの一つだそうだが、意外と便利なのがGmailなどに一時的に別のアカウントでログインしたい時だ。 通常のブラウズ時のログイン状況に影響することなく、別アカウントでログインできて便利だ。
2015年10月18日
Apple: iCloudのバックアップが不調
このところiCloudによる同期が不調だ。 と言っても、9月末のiOS 9.0.2もしくはOS X 10.11がリリースされた時から、iCloudへのバックアップができないでいる。 iCloudに2週間以上バックアップされていない、と画面に注意喚起が行われてようやく気付いた次第である。 普段は自動でバックアップされるので、よく確認していなかったのだ。
これに関連してかどうかわからないが、他にもおかしなところがいくつかある。
- iTunesへの同期に時間がかかるようになった。ステップ1で止まってしまうこともある。
- iTunesでの同期が始まってしばらくすると、
写真ライブラリがまだ利用可能になっていないため、iPhoneに写真を同期できません。後でやり直してください。
というエラーが出るようになってしまった。 - 上記のエラーが出るためか、Macで最新版をダウンロードしたAppが同期されない。
- iPhoneやiPadでダウンロードしたAppを購入した項目を転送でMacへコピーできなくなった。
写真ライブラリについては、すでにiPhotoから移行済みであるし、iPhoneから写真.appへの写真の取り込みもできている。 インターネット上でも、同様の問題を抱えている人はいるが、これといった明確な解決策はないようだ。 ライブラリの再構築などを試してうまくいった人もいるようだが、私は怖くて手を出せていない。
現在のところ、Mac(及びTime Machine)へのバックアップは問題ないようなので、こちらを頻繁に行って万一に備え、iOSなりiTunesなりiCloud側なりの改善を待つこととしたい。
2015年10月17日
Apple: Safariのピン留めしたタブから「戻る」と便利
このサイト用のアイコンの準備にはいろいろと苦労したSafariのタブのピン留め機能だが、Webページを閲覧するにはなかなか便利な機能だと気付いた。 Firefoxでも同様のピン留め機能が用意されていて、元々のページとは異なるサイトに移動する場合は、新しいタブが開く点は共通している(ドメイン単位で管理しているように見える)。 そのため、Googleニュースやfeedlyの閲覧との相性が良い。
FirefoxとSafariの違いは、新しく開いたタブの操作にある。 Firefoxの場合、元のGoogleニュースやfeedlyに戻る場合は、タブを閉じる動作をすることになる。 Safariの場合、前のページに移動すると、タブが閉じられて元のサイトに戻ることができる。 これは、トラックパッドでジェスチャ操作をしていると非常に便利だ。 特に、ニュース記事を開いて、閉じて、という動作に向いている。
ただし、一度他のタブに移動してしまうと、前のページには戻れなくなり、Firefox同様タブを閉じる動作が必要になる。 とりあえず記事を開いておいて、後から読むこともあるため、この点は残念なところだ。
2015年10月10日
Apple: iPhone 6s/6s Plusのバッテリー消費に個体差?
先日発表・発売が開始されたiPhone 6s/6s Plusに、バッテリー持ちに個体差があると言われているようだ。 両機種のプロセッサにはA9が使われているが、Samsung製のものとTSMC製のものではバッテリーの消費に差があるらしい。 機種やストレージサイズによってどちらが使われているか異なるわけではなく、いずれのモデルでも両者が混ざっている状態のようだ。 記事によると、ベンチマーク試験を行った結果、Samsung製のA9では6時間ちょっとのバッテリー持ちだったのが、TSMC製では8時間弱となっていて、おおよそ25%の差がある。
これに対しAppleもコメントを表明したそうで、(A9が原因とははっきり言っていないが)2-3%の違いは生じることを認めているようだ。 上記のようにベンチマーク試験で大きな差が出た点については、高負荷がかかり続けたことを原因とみているようだ。 実際に差があるとの検証が出てきていることをから、違いがあることは認めるが、通常使用の範囲なら差はわずかであるということで収めたいのだろう。 差を認めなければさらに検証が進んで炎上するかもしれないし、企業の対応としてはこうするしかないのかなとも思う。
興味深いのは、Samsung製のA9は14nmプロセスルールで、TSMC製のA9は16nmプロセスルールで作られており、ダイサイズもSamsung製の方が小さいということだ。 微細化が進んだ方がバッテリー消費は少ないように思えるが、そうなっていない原因は何なのだろうか。
Apple: Safari 9のページピン用アイコン(再挑戦)
先日Safari 9のページピン用アイコンの作成に四苦八苦した記事を書いたが、やはりうまく動作していないことがわかった。 というのも、当初はfaviconと同じデザインのものを黒くしただけだったが、色がない場合は線が太いほうが見やすいと思い、アイコンのデザインを変えてデータを入れ替えたものの、うまく反映されないのだ。 どうもページピン用アイコンは一度設定されるとキャッシュに残る仕組みのようで、ページを再読み込みした程度では変更されないようだ。 手順は後でまとめて書くが、キャッシュを消してアイコンを読み直そうとすると、今度はアイコンが表示されなくなった。 そのため、どうも設定が間違っていたようだと気付いた。 前回上手くいったように見えたのは、途中の段階で一旦正しい設定がされ、そこで読み込んだアイコンがずっとキャッシュされて表示されていたということだろう。
2015年10月 3日
Apple: Safari 9のページピン用アイコン
- 2015/10/08 追記
-
結局のところこの記事の内容は正しくないことがわかった。 別途記事を書きなおすが、以下の内容は参考のために残しておく。
Apple: OS X El Capitan (10.11)
OS X(Mac OS Xと今でも書きたくなってしまう)の最新バージョンであるEl Capitan (10.11)の提供が先日始まった。 前回のYosemiteではiOS 8での変化に合わせてUIデザインが大幅に変化したが、El CapitanではiOS 9のように、どちらかといえば細かな部分やパフォーマンスの改善が優先されているようだ。 これはOS Xでも何回か行われてきたことであり、10.5 Leopardに対する10.6 Snow Leopard、10.7 Lionに対する10.8 Mountain Lionがそれに当たるリリースと言えるだろう。 El CapitanもYosemite国立公園にある名所の一つということで、同様の命名規則のように思える。
さて、インストールしてみて色々と気づいた点を書き留めておきたいと思う。
- ダウンロードの容量が6GB超あり、日中不在の間にインストールしたので、実際の所要時間はよくわからない。
- バージョンアップしたことで使えなくなったソフトウェアはとりあえず無かった。Glimmer Blockerのみ、最新版で無かったので一時的に使用が止まったが、最新版はEl Capitanにも対応している。Inkscapeも特に問題なく使えている。
- まず目につくのはシステムフォントの変更か。Helvetica NeueからSan Franciscoになった。改めて振り返ると、Yosemiteでもフォントは変更になったので、2代続けてということになる。iOS 9でもSan Franciscoになったので、抵抗感はあまりないが、横幅が広いことや字体が丸みを帯びた印象を受ける。
- フォントついでに書くと、標準搭載の日本語フォントが4書体増えている。ヒラギノ角ゴシックもウェイトがW0〜W9まで増えているが、これは従来のヒラギノ角ゴとは別に、「ヒラギノ角ゴシック」というフォントが用意されている。
- 気になっていたメモアプリでも、iOSとの同期はきちんとされている。ただ、Macからスケッチを描くことはできないようだ。
- Safariのページピン機能だが、使用するアイコンはfaviconとは別に指定するようで、これがないページの場合はドメイン名の頭文字が表示される模様。その場合、アイコン部分の背景色は、そのページの背景色が使われるようだ。自分のサイトにもページピン用のアイコンを用意したが、試行錯誤があったので別にまとめたい。
- パフォーマンスの改善については、Yosemite時代でも十分速いと感じており、正直なところ違いがよくわからない。
- Time Capsuleのファイル一覧の表示が、Yosemiteよりも早くなったように感じる。
- 日本語入力が自動変換されていくのは慣れに時間がかかりそう。変換精度は良さそうに思える(でも「ヒラギノ角ゴシック」は最初変換できなかった)。
2015年9月24日
Apple: iOS 9で新しくなったメモアプリ
iOS 9の特長の一つに、メモアプリの機能強化がある。 見出しや箇条書き、チェックリストを指定したり、画像や地図などを挿入できるようになった。 手書きで書き込むこともできるようになっていて、デジタル定規まで用意されている。 従来通りiCloudに保存されており、iOS端末はもちろん、Webブラウザからも閲覧・編集できる(現在Webブラウザからは文字のみ編集可能な模様)。
手書きに関しては他にも制限はあるようだ。 私は第3世代のiPad(販売名は「新しいiPad」というわかりにくいモデル)を持っているが、残念ながら手書きを行うためのアイコンが表示されず、手書き機能は使えないようだ(写真の挿入は可能)。 また、文字と手書きを重ねて表示することはできない。
ところで、以前からメモアプリを使っていて、iOS 9へバージョンアップすると、初めて使う際に従来のメモを新機能が使えるようにアップグレードしても良いか確認がある。 また、同じApple IDを使う他の端末の対応状況も確認される。 私の場合、iPhone 5s、iPad(第3世代)、MacBook Pro (Mid 2014)を使っているが、MacはOS X El Capitan (10.11)へバージョンアップしないと新機能が使えない。 確か、iOS 8とOS X Yosemite (10.10.3)の写真アプリへの変更の際にも、同様の確認があったような気がする。
ところで先日アップグレードしてから、地図の貼り付けを早速試してみたのだが(マップアプリの共有機能でメモアプリへ送る形)、繰り返しメモのアップグレードをするように指示されてしまった。 よく見ると、手書きなどを行うためのアイコンも表示されていないし、ICLOUDフォルダの横に読み込みマークが表示され続けており、何かが完了していないようだ。 原因がよくわからず設定を見直したところ、設定アプリのメモの項目で、デフォルトのSiri用アカウントを指定するようになっているが、ここが空白になっていた。 個別の端末のアカウントは使用しないようにしているので、選択肢はiCloudしかないのだが、これがなぜか未指定なのだ。 これを指定してやると、無事新機能が使えるようになった。 設定項目名は全く関係ないのだが、どうしてこういうことになるのだろうか。
Apple: Apple September Event 2015
先日開催されたAppleのSpecial Eventでは、主に4つの製品に関して発表が行われた。
- 新色とwatchOS 2のリリース日とHermèsコレクションが紹介されたApple Watch
- 12.9インチディスプレイを搭載したiPad Pro
- tvOSによりAppStoreとSiriが使えるようになった新しいApple TV
- マルチタッチを進化させた3D Touchが特徴的なiPhone 6s/6s Plus
蓋を開けてみれば事前に予想されていたことが多かったが、いくらか感想を書き残しておきたいと思う。
- Apple Watchに関しては、個人的にはまだ様子見。主に歩数計とか移動の記録などに使いたいのだが、現行モデルにはGPSが搭載されていない。将来世代に期待。
- ただ改めて、watchOS 2によるTime Travel機能(りゅうずを回して予定などを確認できる)は面白そう。
- iPad ProのSmart Keyboard的なものが、iPad Airの次世代モデルに採用されると、購買意欲が激しく高まりそう。
- Apple PencilがiPad Pro専用で、他のiPad/iPhoneでは使えないのが残念。将来的には使えるようになると面白い。
- Apple Pencilの充電がiPad ProのLightning端子に差し込む方法というのはちょっと・・・。充電中に折ってしまう人が出てくると思われる。
- さらにApple Pencilについて言うと、iPad Pro本体か、Smart Keyboardに収納する仕組みがあると良かったと思う。
- iPad Proに4つのスピーカーが搭載されたのは面白い。縦にして使った時のステレオ音声の方向については仕方ない、当然だと思っていたが、これはある意味コロンブスの卵だ。
- Apple TVの紹介は面白かった。紹介されていたCrossy Roadも面白そう。
- Apple TVのSiriを使った操作や、Siri Remoteによるタッチ操作などは、通常のTVの操作にも使ってみたいと感じる。地上波や衛星のチャンネルを制御できるようになれば・・・と夢想してしまう。
- Apple TVは4Kに対応しなかったが、自分自身4Kテレビを買うのは数年以上ないと思うし、Appleのビジネス的にはそれでいいのかもしれない。
- iPhone 6s/6s Plusの3D Touchは面白い仕組みだが、現状では補助的な役割なので、これ単体では購買意欲はそそられない。対応端末やアプリが増えて、3D Touchならではの操作が増えてくることを期待する。
- Touch IDの動作が速くなったようで、良いことだと思う。Touch IDに慣れると、逆にパスコードを入力するのが億劫になるが、第2世代のTouch IDに慣れると、初代を触った時にイライラするのだろうなあと思う。
- iPhone 6s Plusでは、動画撮影中にも光学手ブレ補正が有効になったそうだ。もし買うとすれば、Plusの方を買いたい。
2015年3月10日
Apple: iPhone 5sのエクスプレス交換
買ってから1年半ほどのiPhone 5sだが、最近特に調子が悪くなってきた。 バッテリー残量が30%の状態から、急に電源が落ちてしまったり、慌てて充電するとやはり30%以上の残量だったりする。 駅のホームなど、寒い屋外で使っているとよく電源が落ちることから、バッテリーが劣化しているのではないかと思うが、買ってから2年も経たないうちなので非常に残念だ。 おまけに、いつのことか気づかぬうちに、表面の角付近に1cm程度のヒビが入ってしまっていた。 タッチスクリーンの操作には影響しないものの、保護ケースまでつけていたのに悲しい限りである。
また、最近は位置情報の登録にも異常に時間がかかるようになってきた。 もちろん、GPSを受信しにくいところで登録しようとすると、初回の位置登録には時間がかかるのはわかっている。 しかし、WiFiから位置情報を得たり、前回の位置登録からそれほど時間が経っていなければ、これまで位置登録はほとんど一瞬でできていた。 最近はあまり記事を更新していないが、コロプラプラットフォームの位置情報ゲームは未だにやっていて、位置登録がスムーズにできないのは非常にストレスを感じることなのだ。
せっかくApple Care+に入っていたこともあり、iPhone 5sの交換を行うことを決意、エクスプレス交換を申し込んだ。 通常の交換では1週間ほど預かる形になるが、エクスプレス交換なら宅配業者が持ってきた交換用iPhoneを受け取り、故障したiPhoneを引き取ってもらう形になって、iPhoneが使えなくなる時間が短い。 Apple Care+では、このエクスプレス交換サービスに必要な料金(税抜¥3,300)が無償になる。 最初はAppleのサポートページから申し込もうと思ったが、バッテリーの問題から申し込もうとしても、ディスプレイのヒビから申し込もうとしても、エクスプレス交換を明示的に選べそうにない。
2015年1月24日
Apple: MacBook Pro (Mid 2014)を購入
1年ほど前に故障したハードディスクを交換して乗り切ったと思われたiMac 2007だが、相変わらずATI Radeonが原因と思われるフリーズが頻発していた。 Mac OS Xを10.10 Yosemiteまでアップデートしてきたが、KEXTファイルの差し替えをしてもフリーズするようになってしまい、快適とは程遠い状況になってしまっていた。 そこで、ようやく一大決心をして、買い替えをすることにしたのである。
購入するにあたっては、MacBook Pro Retina 15インチ、MacBook Air 13インチ、iMac Retina 5Kのどれにするか悩んだ。 MacBook Airの軽量性や、iMac Retina 5Kの高精細の大画面も捨て難い。 特に、iMac Retina 5Kの画面の美しさは店頭で見て強く惹かれたのだが、やはりしばらくiMacを使ってみて、動かすことができないのはやはり不便。 かといって、MacBook AirはRetinaディスプレイではないので、やはり画面の荒さが気になってしまう。 その点、MacBook Pro Retinaなら性能的には不満点はない。 問題はその価格だが、長く使うことを自分に言い聞かせ、納得することにした。
そして先日現物が届き、iMacからのデータ転送も無事済んだ。 200GB以上のデータの転送をWiFi経由にせざるを得ず、FileVaultで暗号化もしたため、結局丸一日かかってしまった。 転送さえ済めば、以前と同じ感覚で環境が再現されるのは非常にありがたい。 SSDの恩恵で様々な動作が高速で、コンピュータを使うのにこれほどストレスフリーになったのも久々である。 これまでは7年前のiMacを使っていたのだから当たり前だが、やはり新しい機種を使うのは楽しいものだ。
2013年12月30日
Apple: iMacのハードディスクが故障
友人から譲り受けたiMac 2007だが、いよいよハードディスクの寿命となったようだ。 今年の春にハードディスクが一度故障し、その際はTime Capsule 2TBを購入して何とかデータを避難できた。 ところが今回はそもそもハードディスクをMac側から認識しなくなってしまい、バックアップからの復旧も出来なくなってしまった。 ちょうど年末でもあるし、年明けにはAppleの初売りセールもあるから、ここは新しくiMacかMacBook Pro Retinaでも買ってしまおうかと考えていた。
とは言え、新しくMacを買うとなると出費としては結構大きい。 今年はTime CapsuleにiPhone 5sと、それなりにAppleへ出費してきた。 現在のiMacもハードディスク以外は故障していないので、出来ればハードディスクの交換だけで済ませたい。 Time Capsuleがなければ簡単に交換とはいかなかっただろうが、幸い直前のバックアップも残っているので、復旧も楽だろう。 ということで、iMacのハードディスクの交換をやってみることにした。
iMacをお持ちの方ならご存知かと思うが、iMacの内蔵部品で交換が簡単なのはメモリだけで、後は分解せざるを得ない。 分解するとAppleの保証が無くなるらしいが、どちらにしても保証期間が終わっているので気にしないことにした。 「mac 2007 hdd 交換」と検索すると上位に出てくる以下のサイトを参考にした。
- 突然のHDD不良!仕方ないのでiMacのHDDを自分で交換してみた!
- iMac (Mid 2007, MA876J/A) HDD換装OK? バラしてみた。
- iMac 7.1(Mid 2007)のHDDの交換手順とその罠
- オドロキの分解方法!! 新iMacのメモリーとハードディスクを交換する
他の買い物の関係で、普段は行かないケーズデンキでWestern Digitalの2TBのハードディスクと、新潟県三条市で作られたT8トルクスドライバーを購入。 他にボタン電池CR2032も購入したのだが、これは交換を忘れた。 ハードディスクの交換そのものは、上記のサイトの手順を踏めばそれ程難しくなかった。 ただ、ハードディスクの温度センサーが固定できなかったのが不安であるが・・・。
交換後の復旧は、OS Xをクリーンインストールするのに時間がかかったものの、無事に終えることができた。 もうしばらくは問題が起きずにいてほしいものだ。
2013年9月21日
モバイル: iPhone 5sに機種変更
発売されたばかりのiPhone 5sを早速入手した。 平日に発売ということで当日の入手は早々に諦め、Web予約を狙うことにしたのが正解だった模様。 朝8時の予約開始とともにauのサイトにアクセス、数が豊富と言われていたスペースグレイを予約。 近場では店舗が大きい高崎のLABI1を指定したのも良かったのか、翌日には入荷の案内が来た。
色々なオプションを付けられそうになるものの、基本は全て断った。 割引額が減るとも言われたが、発表会ではそんな話はなかった&auのカスタマーサービスに連絡すると言ったら、結局全額割り引かれることになった。 販売員自身が言っていたが、(押し切られて)オプションをつけた人がほとんどだったようで、この販売方法はやめるべきと感じる。
入手出来たiPhone 5sは印象よりかなり軽く、これまで使っていたiida G11よりも手に取ると軽く感じる。 iOS 7の操作性はすでにiPadで体験済みなので、違和感無く入っていけている(この順番の人は少なそうだが)。 慣れないのはやはりフリック入力だろうか。 慣れれば速いらしいが、まだまだ誤入力が多くて時間はかかりそうだ。
2012年4月 8日
Apple: iPad 3rdによる地図・電子書籍の変化
第三世代iPadの発売により、地図や電子書籍の使い方・楽しみ方がこう変わる、と言う記事。
ところで、地図の記事で指摘されているGLONASS非対応(ロシア版GPS、iPhone 4Sは対応)であるが、WiFi版iPad(初代)からWiFi+4G版に乗り換えた私としては、あまり気にしていない。 これまでのWiFiの位置情報ではどうしても不正確で、例えば自宅で「iPadを探す」を行っても、近所の別の建物が表示されていたりした。 これが新しいiPadでは、自宅の部屋の位置までほぼ正確だ。 また、Pocket WiFiを利用しながら移動中に現在地を表示させてみたこともあるが、これもほぼリアルタイムに位置が表示されていた。 現状ではこの精度で十分だ。
2012年3月17日
Apple: 新しいiPadを購入
新しいiPadを購入してきた。 本当は発売日である昨日入荷していたのだが、仕事で間に合わず引き取れなかった。
iPad 2をスキップしての購入だが、ずいぶん薄くなった印象である。 最大の目玉でもあるRetinaディスプレイは、最初にホーム画面を見た時はあまり違いがわからなかったが、初代iPadと並べてみると差は歴然だ。 全く気にしていなかったはずの文字のアンチエイリアスなどが、突然強調されて見えてくる。 私はiPhoneを持っていないから尚更だが、この解像度は素晴らしい。 写真の表示では文字ほどの明らかな差は感じないが、鮮明さはやはり違う。 眺めていて楽しく感じる。
さて設定だが、以前のiPadのものを引き継がずに新しい端末としておこなったので、同期作業が現在進行中である。 毎度MacBook Proのハードディスク容量不足で苦労しているが、今回もなかなか厳しそうだ。 以上、新しいiPadから初めての投稿。
2012年3月10日
Apple: iPadを予約してきた
ソフトバンクが新しいiPadの予約を開始したとのことなので早速予約してきた。 欲しかったのはAssisted GPSが付いているWiFi+4G版なので、Apple Storeでの予約をせずに、ソフトバンクの予約開始を待っていた。 8日未明(現地時間7日)の発表後、たまたま表参道近くに出張だったので、昼頃ソフトバンク表参道店に寄ってみたが、その時点では何も情報は無いとのことで、すごすごと帰ってきていたのであった。
夕方予約開始の記事を発見し、そのまますぐに近くのヤマダ電機で予約したのだが、その時点で3人目の予約と言うことであった。 Pocket WiFiを持っているし維持費はなるべく抑えたいので、プリペイドプランで行くつもりであるが、あまりそういう人がいないようで、受付の人もちょっと戸惑っていた...。 私がした質問の答えはだいたい以下の感じ。
- プリペイドプランでも定額データプランでも一括で支払った場合の本体価格は同じ。
- プリペイドプランでも海外パケット定額は適用される。
- GPSの利用には3Gがつながる方がいい。
早ければ発売前日にも入荷のお知らせが来るらしい。 楽しみだ。
2010年6月21日
Apple: iPadが届いた
待ちに待った、と言うよりは、もっと待たされるかと思ったら意外に早く到着したiPadを入手した。 昼に電話があったので、夕方ヤマダ電機に急ぎ向かった。 受け取り手続きの待ち時間の間にMacコーナーを覗いたところ、Appleストアでも一ヶ月程度待たされるはずの純正iPadケースが在庫されていた。 既にオンラインで手配していたが、案内のメールには配送が七月末などと書かれていたこともあり、そちらはキャンセルするつもりで在庫品を即購入した。 保護フィルムは一番最初に届いたから、これで一通りは揃ったこととなる。
自宅に帰り、まず保護フィルムを装着。 手間取った上にあまり綺麗にいかなかったが、ケースもあるので良しとする。 純正ケースへの挿入はあまりスムーズなものではない。 ドックと併用出来ないとのレビューがあったのでドックキーボードの購入は控えたが、これは正確だった。
続けてiTunesを起動してアクティベートを行った。 これはすぐに完了する。 音楽や写真の同期はとりあえずスキップ。 まずはWi-Fiを設定してSafariを試したり、Google Earthアプリを使ってみたりした。 自宅にいる限りMacを使えば良いことでもあるが、これが外でも気軽に出来るとなると興奮する。 旅行が楽しくなることは間違いない。
と言う訳で最後にブログを書いてみたが、慣れもあるだろうがやはり長い文書を書くには向いていない。 Movable Typeも素の状態では相性があまり良くないようだ。 今後試行錯誤を続けるつもりだ。
2010年6月12日
Apple: iPad申し込みとPocket WiFi
悩みに悩んだ末、iPadを申し込んできた。 モデルはiPad Wi-Fi 32GB。 3G版にしようかとも思ったが、iPhone 4の登場や、月々の通信料なども考慮して、Wi-Fiのみにした。 当然ながらその場で入手出来る訳ではなく、予約申し込みと言う形で本日は終了。
2010年1月 5日
Apple: にわかには信じがたいiSlateの噂
TUAWにiSlateのスペックと称する画像が掲載されている。 iSlateとは先日から噂が広まっているAppleの新型タブレットのことだが、にわかには信じがたい内容になっている。 TUAWの記事中でも指摘されているが、まずその画像がネタ元からまだ削除されていない(Appleから削除要請が無い)こと、搭載するとされるMac OS X 10.7 Clouded Leopard(ウンピョウ)と言う紛らわしい名前をAppleが付けるとは思えない、と言う理由から、これは偽物と考えられているらしい。 私も、ハードウェア的には何とも言えないが、画像の一番下の方にある「Mac OS X 10.7に含まれる機能」の欄に、何ら新しい機能が含まれていないことも、信憑性を下げていると思う。 逆にこの内容が真実だとすれば、かなりがっかりな新OSと言うことになる。
2010年1月 2日
Apple: 初売りのApple Store Ginzaに行ってきた
今日はApple Store 銀座に行ってきた。 初売りと言うことで、様々な商品が安くなっているのではないかと言う期待があった。 目当てはTime Capsule 1TB。 普段からあまり目立たない商品だけに、初売りでも売り切れることはないだろうと予想。 Lucky Bag(福袋)は早朝から並ばないと買えない、とわかっていたから早々に諦め、午後ゆっくり出かけることにした。
さて各種福袋の販売も一段落したのか、銀座の各所の行列は思ったほどではなかった。 確かに人は多く混雑していたが、動けなくなるような混雑ではない。 もっとも、デパートなどの中には入らなかったので、内部ではすごいことになっていたのかもしれない。
到着すると、今日のためだけに作ったと思われる「本日限り」の値下げ品の案内をもらえた。 しっかりとした厚紙で出来ており、こんなところまでコストをかけるAppleはさすがだと思う。 Time Capsuleについて値下げがあるのかGeniusに尋ねると、1TB・2TBとも2,000円ずつとのことだった。 事前に見ておいたビックカメラのポイントは10%加算であるので、定価29,800円の1TBでも、ビックカメラの方が実質的にはお得になる。 なんだか買う気がそがれてしまい、帰宅してAmazon.co.jpを見てみたら、こちらが一番安かった(笑)。
なお、Lucky Bag販売の様子やLucky Bagの中身も紹介されているが、出足は去年よりかなり早く、始発で行ったのではどうも間に合わなかったらしい。 行く気はなかったものの、行かなくて本当に良かった。 中身もiPodを中心とした去年と同じような内容だったようで、iPodが壊れたままの私にはまだ良いだろうが、記事を書いた記者さんにはかなり不満の残る内容だったようだ。
2009年12月28日
Apple: Apple新型タブレットの噂
何年か前から言われているApple製のタブレットPCの噂であるが、今年もまた盛り上がりを見せている。
iSlate
と言う名前関係のドメインがAppleによって取得されたと言う報道もあった。
まだ、Appleのダミー会社による登録ではないか、と言う推測段階であるが、最近のApple関連の噂は合っていることも多いので、期待してしまう。
2010年1月26日にイベント会場を押さえたと言う情報もあり、あと一ヶ月、楽しみに待つことにしたい。
2009年9月12日
Apple: Boot Camp 3.0をWindows Vistaにインストール
先日インストールしたMac OS X 10.6 Snow Leopardに付属のBoot Camp 3.0のドライバをWindows Vistaにインストールしてみた。 Boot Camp 2.1の時にはサウンドドライバ関係で音がならなくなり、結局あれこれいじった挙句再インストールする羽目になったが、今回は問題なさそうである。 サウンドもきちんと鳴っているし、デザインが古めかしいなあと思っていたSigmaTel Audioのアイコンも、Boot Camp 3.0ではIDT Audioとなり、アイコンのデザインも他と合ったものとなった。
機能追加で一番大きいのはMac OS Xのパーティションが読み込めるようになったことだろうか。 書き込みはやってみると「権限がない」となってできないが、ファイルを参照することはできる。 私はNTFS-3GをインストールしているのでNTFSであるVistaのパーティションにMac OS Xから読み書きできるが、標準状態でも、お互いにファイルを読み込んでやり取りすることはできるようになったことになる。 ただし、ユーザーのホームディレクトリ以下などは読み込めないようなので、やり取りしたいファイルは共有フォルダなどにおいておく必要がありそうだ。
2009年9月10日
Apple: Mac OS X 10.6 Snow Leopardをインストール
遅ればせながらSnow LeopardをAmazon.co.jpで入手、インストールしてみた。 人気のようでAmazonでも一時品切れになっていた。 届いたパッケージはアルバムCDと同じようなサイズ。 中に入っているのは簡単な説明書とDVDである。 3000円程度と安いアップデート価格のためか、パッケージもシンプルである。
インストール自体はほとんど自動で終わるが、1時間程度かかった。 iPhotoライブラリが巨大になり過ぎて内蔵ハードディスクの空き容量がかなり少なく、使わないアプリケーションを削除してなんとか7GB弱のの容量を確保した。 ちなみに私の環境の場合、必要な容量は4.5GBだった。
起動してまず驚いたのはハードディスクの空き容量だろうか。 なぜか15.5GB程度の空きになっている。 Snow Leopardはディスク容量も削減したと言う情報はあったが、まさかここまでとは思わなかった。 増え続ける写真のために、Time Capsuleを購入しようかどうか迷っていたが、これで冬のボーナスまで余裕ができそうだ。
一方、Snow Leopardの新機能では、Finder周りが使いやすくなったと言うのが個人的には大きい。 特に、Dockにフォルダを登録しておいた場合、サブフォルダまで順々に内容を確認出来ると言う機能は便利だ。 また、多くのファイルがあるフォルダでもスクロールすることで全て表示出来るようになった。 しかし、これまでは多少アイコンが小さくなっても全て表示されていたアプリケーションフォルダが、スクロールされるようになってしまってやや不便になった。
見えないところでは、64bit化が何となく嬉しい。 これまでは広告ブロックのGlimmerBlockerくらいしか64bitのアプリケーションが動いていなかったのだが、晴れてSafariも64bitで動作するようになった。 iPhotoなどのiLife '09アプリケーションはまだ64bit化されていないようだ。 とりあえず64bitになったからと言って劇的に動作が速くなった訳ではないが、ハードウェアを活かしているような気がしてよい気分だ。
2009年7月31日
Apple: iPhoto '09にGPS情報付き写真の撮影地を認識させる
SONYのGPS-CS3Kを購入して、一番の楽しみだったのはiPhotoでの撮影地認識だ。 先日静岡に旅行した際、宿について早速CS3Kでマッチング、iPhotoに読み込ませてみた。 ところが、うまく認識されていないようで、写真は問題なく読み込めるものの、撮影地が表示されない。 帰宅してから再度読み込ませたりしてもだめであった。
気が遠くなりかけたが、写真を調べてみるとGPSの情報自体は記録されている。 Mac OS Xのプレビューのインスペクタを表示させると、きちんと地図が表示されて、GPS情報も記録されていることがわかる。 そこからWebブラウザを立ち上げてGoogleマップに表示させることもできるのが面白い。
しかし、OS付属のプレビューに出来て有償のiPhotoに出来ないとはどういうことなのか。 憤慨しつつしばし放置してしまったが、今日再度確かめてみると、iPhotoの環境設定で詳細を選ぶと、撮影地の検索、と言う項目があることに気がついた。 ここが私の場合、検索「しない」となっていたが、これを「自動」に変えると、何も認識されなかった写真の撮影地が表示されるようになった。
標準でこうした設定となっているとは思えず、私が何かの拍子に変えてしまったのだと思う。 Web検索してもうまくいっている人ばかりで焦ったが、解決して良かった。
2009年2月24日
Apple: Safari 4 Betaが登場
AppleからSafari 4 Betaが発表された。 ダウンロードすることも可能なので、早速インストールしてみた。 この記事も、Safari 4 Betaから投稿している。
まず目につく新機能は「Top Sites」と名付けられた、よく使うサイトにアクセスしやすくする機能。 OperaのSpeed Dialに始まり、Google Chromeにも同じ機能が搭載されているが、Safariではその表示方法をワイドスクリーン風にスタイリッシュにしている。 私はOperaは最近使っていないのだが、使い勝手はGoogle Chromeとほぼ同じ。 Safariは表示されるサムネイルの数は多いが、「最近追加したブックマーク」「最近閉じたタブ」を表示する機能はないようだ。
同じWebKitをベースにするGoogle Chromeを参考にしたのかな、と思われる機能は他にもある。 タブバーがタイトルバーと一体化しており、Chromeと同じ形式だ。 タブを追加ボタンは右上の角に固定となった。 私はタブを追加ボタンは左端に置くことが多いので、この配置換えにはまだ慣れないが、コンテンツの表示部分が広くなったことは歓迎出来る。
履歴の表示方法にCover Flowを採用したのはいかにもApple製ブラウザらしい。 サイトのサムネイルが表示されるので、履歴を探しやすくなったと思う。 既にFirefoxには搭載されていた機能だが、全体を検索できる機能も便利だ。
新しいJavaScriptエンジンであるNitroだが、確かにGoogle リーダーで多数のリスト表示をさせた時の更新速度が速くなっているように感じる。 はっきりと違いが目に見える訳ではないものの、これから使って行くに従って実感出来るのではないかと期待している。 Firefox 3.1もJavaScriptエンジンが高速化するそうなので、そちらのリリースも楽しみだ。
基礎部分の機能の関連では、Web標準への対応も進んでいるようだ。 スコアが100となったことで話題にもなっていたAcid 3 テストだが、やってみたら確かに100/100となった。
そして、この記事を書くときに気がついたが、Movable Type 4はSafariにもしかすると完全には対応していなかったのかもしれない。 Safariはテキストボックスの大きさを自由に変えることができたが、本文を記入するテキストボックスの横幅がほぼ最小になってしまっていた。 広げれば問題なく記入は出来るものの、最初どういうことかわからず焦ってしまった。
2009年2月 9日
Apple: iLife '09を購入 (後編)
顔認識機能について
初回の利用時に現在ライブラリにある写真の顔認識を開始するので、使い始めるには時間がかかる。 私の場合、17,000枚以上の写真があったが、顔認識の終了まではじめ700分以上と出ていた。 認識させている間には他の作業も出来るので、撮影地機能を試しながら、処理の進行を待つことにした。 1時間ほど処理を進めるうちに270分くらいになっていたが、終わりそうに無いので諦めて寝ることにした。
朝になると認識は一通り終わっていた。 後は適当な写真を選んで、顔ごとに人名を指定すればよい。 写真を編集しようとすると、下部のツールバーにボタンがあるのでそれを利用する。 顔の近くにラベルが表示され、ここに人名を入力する。
一つでも人名が指定された写真があると、左ペイン上部の「人々」に入力した人名が写真とともに表示される。 人名を選ぶと、指定した写真と、その人物と思われる写真も表示してくれる。 顔認識は思ったよりも正確だが、中には判定を間違えている写真もある。 その場合は、下部ツールーバーの「人名を確定」を押すと、顔の部分だけがアップになり、ワンクリックで正しいかどうかの判定が出来るようになる。 一つ一つ人名を指定しても良いが、「人名を確定」を使った方が、はるかに早く操作できる。 これを使えば大量の写真でも、かなり簡単に人名の判定を出来るようになるはずだ。
ただ顔認識については、人名が確定していない「不明な人物」が写っている写真をリストアップすることは出来ないようだ。 撮影地のように「(空白)を含まない」だと、顔が含まれない写真もひっかかってしまう。 風景写真が多い私にはあまり有効ではない。 ざっと見ても「その人物と思われる写真」に漏れもあるようなので、ちょっと残念だ。 案外に自分自身の顔の判定がうまくいっていない事にもびっくりしたが、特徴が少ない顔なのだろうか(笑)。
2009年2月 8日
Apple: iLife '09を購入
Appleから発表後、先月末に発売となっていたiLife '09を購入した。 振り返ってみればAmazon.co.jpでやっていた10%引きの予約販売が最も安かったように思うが、ポイントの利用で見かけ上安くビックカメラで購入した。
私が利用するのはiPhotoだけであるが、これまで使っていたのはMacBook ProにプリインストールされていたiPhoto 6であった。 前回のiPhoto 7(iLife '08)はスキップしたが、今回は面白そうな機能も複数加わってきており、購入を決意したと言うわけだ。
既報の通り、iPhoto 8の主な新機能は、撮影地機能と顔認識機能である。 どちらもPicasa 3でも搭載された新機能だが、これまでiPhotoで写真の管理を続けてきた以上、この資産を生かしたかった。
2008年12月31日
Apple: 宛名職人Ver.15の残念なバージョンアップ内容
こんな時期にこんな話題と言うことで、ぎりぎりということがばれてしまうが、宛名職人をバージョンアップさせた。 Mac OS X 10.5 Leopardにも対応したユニバーサルアプリケーション、と言うことで、これまで使っていたVer.13からVer.15へと変えたのである。
ユニバーサルアプリケーションであるので、Intelマシンでの起動も速く、以前の住所録データも問題なく利用できる。 しかし、これまでのやりとりの履歴やチェックマーク・印刷済みマークなどを基にした複合的な検索が出来なくなっている。 いくつか既定の抽出方法は用意されているものの、それのカスタマイズは出来ないし、新しく作ろうとしても手動でカードを選ぶグループ作成しか出来ない。
スマートフォルダに対するスマートグループ、とでも言えば良いのだろうか、これは最近のMac OSらしい機能だな、と好印象だったので、変更が利くものだと信じ込んでいた。 これはおそらく判りにくいところから機能が使えるようになっているのだろう、仕方ないな・・・と思ってヘルプを見たが、どうも載っていない。 さて、ヘルプの検索の仕方すらまずかったか、とGoogleで検索してみると、やはり同じような問題に直面した人がたくさんいたのだ。
びっくりしたのは、こうした機能は本当にない、と言うこと。
データの抽出機能のような基本的なものまで削られてしまうバージョンアップとはどういうことなのだろうか。
「宛名職人Ver.14」と比較して使用できなくなる機能はありますか?と言うQ&Aを見ても、使えなくなった機能が非常に多いことが目につく。
つまり一から機能の見直し、整理を行いました
と言う記述は、一から開発をやり直した、と解釈するのが良いようだ。
これまでユニバーサルアプリケーション化したアプリケーションをいくつか利用してきたが、機能が削られた例はなく、ほとんどそのまま移植が行われたような状態だった。 だから今回のVer.15へのバージョンアップは残念としか言いようが無いし、「事前にもっと調べておけば良かった」とまたいつもの後悔をしてしまった。
2008年10月15日
Apple: 新MacBook Proが発表
新しいMacBook、MacBook Proなど、Appleから新製品が発表された。 私の興味は当然ながら新しくなったMacBook Proだ。
自分自身のMacBook Proとまず比較してしまうのは基本スペック。 私が購入したのは15インチの上位機種だが、CPUの動作クロックの向上はもちろん、メモリも倍増、ハードディスクの標準容量も倍増している。 GPUもGeForce 9600Mで、全体的に相当向上しているとの印象だ。 また、まだまだかなり高価だが、128GBのSSDを選べるのもうらやましい。
デザイン的にもディスプレイ周辺がiMac風になったほか、キーボードもMacBook風に変化している。 こういう風に書くと安っぽくなったような気もするが、私自身は好きなデザインだ。 特にキーボードのデザインは気に入っていて、同様のデザインのアルミキーボードを購入したほどである。
まあ、現在のMacBook Proの速度などに不満はまだ無いし、資金的にも買い替えるつもりはないが、他の新製品も見てみようと思う。
新しいMacBookも、魅力的なアップグレードを遂げている。 GeForce 9400Mを搭載し、メモリも2GBと、MacBook Proとの明確な差がないように見える。 IEEE 1394が省かれてしまったのが差になるのだろうか。 なお、新MacBook Airも順当に進化している。
もう一つ面白いのがMagSafeケーブルを搭載した新しいシネマディスプレイだ。 始めMagSafeケーブルを搭載と聞いて、ディスプレイの電源部分にMagSafeが採用されたのだと思ったが、良く読むとディスプレイからMagSafeケーブルが伸びていて、MacBookの電源を取ることができるのである。 電源周りのケーブルがすっきりしそうなのも面白いが、コンピュータの周辺機器であるディスプレイから逆に電源の供給を受けると言うのも面白い。 私の実家にあった初めてのコンピュータはNECのPC-9821Ceだったが、このディスプレイは本体から電源を取るようになっていた。 Appleらしい逆転の発想と言えるのではないだろうか。
2008年2月27日
Apple: AppleがMacBook Proをアップデート
AppleがMacBook Proの新型を発表した。 このアップデートの最大の特徴は、MacBook Airと同じくマルチタッチのトラックパッドを搭載する点。 iPhoneやiPod touchのようなマルチタッチ操作が使えると言うことで、私もうらやましく感じる。 MacBook Proを購入してからまだ1年ちょっとであるが、次々に新商品が出てくるのは複雑な気分だ。 なお、旧モデルとのスペックの比較はASCII.jpの記事がわかりやすい。
2008年2月20日
Apple: Appleが最大5本指でマルチタッチする特許を申請
申請中の特許から、Appleが3本以上の指を使ったマルチタッチ技術についても開発を進めていることが判明したそうだ。 コピー&ペーストが3本指に割り当てられるなど、最大で5本指を使ったり、小指の側面でタッチした時を特異に識別するなどの技術を含むそうだ。 もちろん、この特許申請がすなわち商品の発売につながる訳ではないが、Appleのアイデアには楽しみにさせられる。
2008年2月15日
Apple: MacBook Airが分解される動画
GizmodoにてMacBook Airの分解動画が掲載されている。 と言っても、ねじを外していって、内蔵のバッテリーを取り出すところまで。 バッテリーの取り外しなどは簡単に出来そうだ、とのこと。 これは、有償のバッテリー交換サービスをより平易に行うためと推測されている。 また、ハードディスクの交換も簡単そうとのこと。 とりあえず安価なハードディスク搭載で買って、値段がこなれてきた頃にSSDに交換する、と言ったことも出来る訳だ。
2008年2月12日
Apple: SSDに差し替えたMacBook Airは性能に大差なし
あるユーザーがMacBook AirのハードディスクをSSDに差し替えて比較したベンチマークをおこなったところ、性能差はあまりないという結果に終わったようだ。 ディスクの性能にしても、SSDが完全に早いと言う訳でもなく、バッテリーの寿命にも改善は無かったようだ。 むろん、1ユーザーがベンチマークソフトを使ったと言う状況であるから、実用した場合の差はわからない。 実際、ディスク仕様が激しい場合のパフォーマンスは良いという感じもあったようなので、ランダムアクセス速度が速いと言うことは一定の効果があると思われる。
しかし、価格が高価な分、私のSSDへの期待は大きかった。 アクセス速度も圧倒的になり、稼働時間も大きく延びると思っていた。 その状態が安定的にもたらされると期待していたが、少なくとも反例が一つ挙げられてしまった訳だ。
気になる点は、差し替えたと言うSSDの素性だろうか。 あまり速くないSSDを使っていれば、パフォーマンスはあまり変わらないのも当然と言える。 最速をうたう24万円/64GBのSSDもあるので、こうした高速ドライブを使った際の性能差も今後わかってくると嬉しい。
2008年2月 6日
Apple: iPhone 16GBとiPod touch 32GBが登場
AppleがiPhoneとiPod touchの新製品を発表した。 いずれもメモリの容量を増やした製品で、iPhoneは16GB、iPod touchは32GBが追加になった。
プレスリリースにもある通り、メモリ容量はいくらあっても足りない
もので、私も音楽や写真を全て持ち運ぼうとすれば、32GBでもやや足りないくらいだ。
ただ個人的に気になるのは、タッチスクリーンでは画面を見ないと操作出来ないこと。
これまでのiPodであれば、ポケットの中に入れたままでも、ホイールの場所を探り当てて操作出来たが、タッチスクリーンではそうはいかないだろう。
iPod touchは使ってみたいが、その点が気になって踏み切れないでいる。
2008年1月18日
Apple: Macworld関係記事・レビュー
MacBook AirとTime Capsuleが発表されたMacworldだが、関連する記事をいろいろ集めてみた。
- 全体
- 基調講演の内容がiTunes Storeで入手可能
- 4つのテーマで語られた基調講演
- MacBook Air
- MacBook Airの神髄は引き算のデザイン: なるほどと思わせるAppleの考え方の解説記事
- Gallery: MacBook Air
- 意外に少ないカスタマイズ内容など
- ユーザーはMacBook Airのバッテリーを交換不可能
- MacBook AirとProのサイズ比較: Proのユーザーとしては刺激的
- 電源アダプタはMagSafe: L字型になっているのが良い
- Time Capsule
- Time Capsuleの端子類はAirMac Extremeを踏襲
- ギャラリー: Time Capsule: Mac miniと重ねてもよさそう
2008年1月17日
Apple: 米国内ではiTunes Movie Rentalsが開始
Macworldで発表されたものに、iTunesストアでの映画レンタルサービス開始もあった。 この米国内だけのレンタルサービスiTunes Movie Rentalsは主要スタジオの作品を備えているとのことで、新作の高画質版の場合$4.99/本でレンタル出来るようだ。 私はレンタルをあまりしたことが無いので良くわからないが、TSUTAYAなどの価格に比べるとやや高めの設定に思える。 借りに行く・返しに行く手間がかからないと言う利便性を考えれば、相応の値段になるだろうか。
日数の設定も興味深い。 借りてから30日以内に見始め、再生開始から24時間以内に見終えなければならないらしい。 つまり実質、通常のレンタルの一泊程度の期間で見なければならないようだ。 私は自宅で映画を見る時は少しずつ区切ってみることもあるので、そういう視聴方法にはあまり適さないことになる。 平日は2時間と言うまとまった時間をとるのは難しいが、iPodでも見られるそうなので、通勤が長めの場合は良いかもしれない。
また同じことがApple TVでも出来る(米国内だけであるが)のは面白い。 Apple TVはアップデートにより単独でも動作するようになったことも大きい。 Mac/PCを持たない人でもネットワークから映画をレンタル出来るようになるわけで、個人的にはあまりぱっとした印象が無かったApple TVが、ひょっとすると大きく化けるかもしれないと思った。
2008年1月16日
Apple: MacBook AirとTime Capsuleが発表される
Macworldにて、Appleから薄型のMacBook Airが発表された。 事前の予想は正解だったことになる。 このMacBook AirはAppleが世界最薄をうたう13インチサイズのノートPCで、重さも1.36kgと持ち運びも十分可能なサイズになっているようだ。 私の持っているMacBook Proは薄さはともかく重さが2.5kgと、鞄に入れて持ち運ぶにはかなりつらいサイズなので、Airの軽さは魅力的だ。
また、Time Capsuleと言う無線ベースステーション+ハードディスクも発表されている。 AirMac Extreme Base Stationにハードディスクを搭載したようになっており、Windowsにも対応している。 名前が示唆するように、Mac OS X 10.5 Leopardのバックアップ技術Time Machineに便利なように出来ているようだ。
その他にも、iPod touchのソフトウェアアップデートも発表されており、正直なところネットニュースも多すぎて追いきれていない。 実機などのレビューも早く確認したい。
2008年1月15日
Apple: Macworld事前予想いろいろ
Macworldの開催が近づくにつれて、発表内容の予想が様々されている。
特に会場にあるバナーにThere's something in the air
と書かれていることから、何度も噂のあった軽量MacBookの名前が「Air」であるとか、無線通信技術に冠するものでないか、などと様々な予想がされている。
もうすぐ基調講演となる訳だが、正解となる予想はあるのだろうか。
楽しみである。
2008年1月 9日
Apple: Macworld直前にMac Proがアップデート
Appleが新しいMac Proを発表した。 標準構成で4コアCPU*2となったほか、3.2GHz CPUまで選べるようになるなど、性能が向上しているようだ。 しかし、むしろ注目されているのはMacworld直前と言う発表のタイミング。 Macworld本番ではどんな発表が出てくるのか、期待を持たせる今回の発表となった。
2008年1月 6日
Apple: Appleが動的なキーボードを開発中?
TUAWにて、Appleが動的なキーボードを開発中であるとの噂が紹介されている。 元々はApple Insiderの記事。 曰く、Appleが有機ELを使って動的に表示を変更可能なキーボードの特許を申請したとのこと。
しかし、既に商品化されたOptimus Maximusがあり、これとそっくりの発想に思える。 TUAWの記事でも、コメントの1番目に同様の突っ込みが入っているが、これで特許が成立するのだろうか。 MacBookに装備されれば嬉しいが、実現の可能性は低そうだ。
2008年1月 3日
Apple: Apple Storeの福袋の中身
Apple Storeで毎年発売されている福袋の、今年の中身が紹介されている。 開店より2時間前の8時の時点で、既に入手出来ない人もいるくらいの人気商品だったそうだが、期待の中身はちょっとがっかりな内容だったようだ。 筆者も指摘しているが、こんな朝から並ぶAppleファンにとっては、LeopardやiLifeなどは既に入手済みと思われ、商品の選択には疑問が残る。
2007年12月25日
Apple: Norton Antivirus 11.0 for Macが発表される
Windowsにくらべてウイルス対策ソフトウェアが少ないMac OS Xであるが、新たにSymantecからNorton Antivirus 11.0 for Macが発表された。 Windows版は毎年のようにバージョンアップしているが、このMac版は前バージョンの10.0からなんと2年半ぶりの更新になるらしい。 Leopardにも対応しているし、Windowsのウイルスもスキャン可能だそうで、一通りの機能は備えていると言って良さそうだ。
OS XらしいのはDashboardウィジェット「ノートン・アンチウイルス・ダッシュボード」が用意されているところだろうか。 システムの状態の確認が出来るそうで、いちいちアプリケーションを立ち上げる必要も無く便利そうだ。
2007年12月 2日
Apple: MacBookにも搭載のSeagate HDDにデータ消失の危険性
Seagate製ハードディスクにデータ消失の危険があることが発覚したそうだ。 しかもMacBookの最近のモデルにこのハードディスクを搭載したものがある、と言うことで話題になっている。
MacBook以外にも搭載が確認されているようで、私も慌ててシステムプロファイラで自分のマシンを確認した。 幸い、私のMacには東芝製のハードディスクが使われており、とりあえず今回の問題には関係ないようだ。 とはいえどんな問題が出てくるかわからないから、バックアップもそろそろとっておこうかな、と思った次第である。
2007年11月30日
Apple: Google GadgetがMacにも対応
Google GadgetがMacでも利用可能になったそうだ。 Mac版Google Desktopでも利用可能になったということらしい。 記事によれば、Apple WidgetとともにDashboardで利用できるそうだ。 別々に使うのでは不便だと思ったが、これなら利用する人も増えそうだ。
ただ私は、WindowsではGoogle Desktopを利用しているが、MacにはSpotlightやDashboard Widgetがあるので、当面使うつもりはない。 Windows版のGoogle Desktopでも、結局Gadgetはほとんど使っていないし、インデックスに数GBのハードディスク容量が取られてしまうが気になっている。 検索機能は強力なので利用を続けているが、そうでなければ消してしまっているところだろあう。
また、ほかのGoogle関連の話題として、Google Mapsの「地形」レイヤーの追加も報道されている。 通常の地図、航空写真に加えられたもので、山の起伏が見てわかるようになっている。 私は道路を調べるときに使うことが多いので、峠道かどうかがわかりやすくなるかもしれないと期待している。
2007年11月17日
Apple: MacBook ProのACアダプタが不調
利用しているMacBook ProのACアダプタが不調である。 きちんと給電されないことがたびたびあり、気づくとMagSafeのところについているランプが消えている。 以前、バッテリーにうまく充電されないこともあったが、バッテリーを取り外して設定をリセットするなどして、こちらはなんとか直った。
しかし、今度はどうもACアダプタに問題がありそうである。 というのも、ACアダプタを挿しなおすと直ることも多いからだ。 直るとは言え、電源周りに不安があるのはどうも気持ちが悪い。 とりあえずACアダプタだけを持って、Appleストア銀座へ向かった。
前にもiPodの故障でサポートを受けたのだが、まず時間で予約をすることになる。 店内にあるコンピュータからでも予約は可能だが、結局はそれまで待たされることになるので、出かける前に予約しておくのが賢明だ。
いざアダプタを見てもらうと、どうもコンセントへの接続部分の調子が悪いようだ。 この部分は取り外しが出来るようになっていて、別売のアダプタセットを使うだけで、世界各国のコンセントに対応可能になる。 AirMac Expressが同じ機構になっているが、この接続がきちんといかなくなっているようだ。
まだ購入してから1年も経っていないが、アダプタの交換は有料になるらしい。 いまいち解せなかったが、オランダでAirMac Expressを使ったときにアダプタセットを購入しており、ここに日本でも使えるアダプタが入っていたから、それを使うことにした。 変更してみると、確かに給電は途切れることなく行われているようだ。 サポート係によると、アダプタ部分に負担がかかって故障した可能性があるとのことなので、今後はアダプタに重量が集中しないような形で、コンセントに接続することにしよう。
2007年11月16日
Apple: Mac OS X 10.5.1が公開された
私も購入して利用しているMac OS X 10.5 Leopardにアップデートが公開された。 その10.5.1では、ファイアウォール関係の設定の変更のほか、パーティーションを越えて移動をするとファイルが消失する問題や、Time Machineの修正も含んでいる。 幸いにもファイル消失は起きていなかったと思うが、私も早速適用した。
2007年11月 3日
Apple: MacBookがSanta Rosaベースに
MacBookがMacBook Proと同様にSanta Rosaベースになったとのこと。 FSBが667MHzから800MHzに上昇している。 そのMacBook Proも、Core 2 Duo 2.6GHzがオプションに加わると言う追加が行われている。 標準でインストールされるOSも10.5 Leopardになったようだ。
一方で、Mac OS Xを狙ったトロイの木馬が発見されたそうだ。 私は、Mac安全神話なんて元々存在しないと思っていたし、ウイルスの登場に着いても時間の問題だとは思っていた。 記事の締めくくりは楽観論で終わっているが、頻度が少なくても害をなすソフトウェアが存在することは確かである訳で、個人のレベルでも対策を考えることは大事だと思う。
2007年10月27日
Apple: Time Machineでは無線経由でのバックアップは出来ない?
Appleからの公式情報ではないようだが、Mac OS X 10.5の新機能Time Machineは無線経由では使えないようだ。 Appleの宣伝文から、無線についての文章が削られてしまったことが、その根拠となっているそうだ。
私もそうだが、特にMacBook/Pro利用のユーザーに、AirMacなどの無線LANを利用している人は多いと思う。 無線LANを利用する理由は、配線がらくだし、コンピュータの移動が楽だからと言う理由もある。 その場合、外部ハードディスクをAirMac側のUSBにつなぐ形で据え置きたい、と言う需要も多いはずだ。 私は現在外部ハードディスクを所持していないからTime Machineの利用は出来ないが、もし購入すればAirMacにつないで使いたいと思っていた。 これは本当だとすればちょっと残念なニュースだ。
2007年10月26日
Apple: Mac OS X 10.5 Leopardが発売
先日発売日が決定していたMac OS Xの最新版、10.5 Leopardだが、とうとう発売となった。 早速インストールする人や、新機能の紹介も始まっている。 やはりTime MachineやSpacesに注目が集まっているようだ。 私も近いうちに入手するつもりだ。
2007年10月18日
Apple: iPhoneのアプリケーション開発がサードパーティーにも開放
AppleからiPhone用サードパーティー向けSDKリリースの発表があったそうだ。 2008年2月を予定しており、これによってWeb 2.0標準のアプリだけでなく、ネイティブのアプリケーションも動かせるようになるようだ。 iPhoneだけではなく、iPod touchでも利用出来るのは面白い。 非公式アプリケーション開発がアップデートによって防止されてきただけに、公式に開発出来るようになるとは大きい動きだろう。
2007年10月16日
Apple: Mac OS X 10.5 Leopardの発売日が決定
Mac OS X 10.5 Leopardが10月26日に発売開始となる。 iPhoneに集中するため延期されていたが、ようやく決定してほっとしたところだ。 Apple Storeでは既に予約を受け付けているそうだが、私も発売されたら店舗で購入するつもりだ。 SpacesやQuick Lookも便利そうだが、Boot Campが正式版となるのが大きい。
2007年10月 5日
Apple: 宛名職人がついにユニバーサルアプリケーションに
アジェンダから宛名職人Ver.15の発売が発表された。 11月30日の発売予定で、とうとうユニバーサルアプリケーションとなったそうだ。 これでIntel Macで最大限のパフォーマンスが発揮されると言うものだ。 UIを一新しているそうで、Apple製のソフトウェアと同じようになるそうだ。
私はこれまでMac mini上で宛名職人Ver.13を使っていたが、MacBook Proを購入してユニバーサルアプリケーションとならないものかと期待していた。 また、他のMac OS Xアプリケーションと操作体系が異なることも若干不満であったので、今度のバージョンアップはとても楽しみである。
2007年9月28日
Apple: iPod touchとWindowsの不具合が解消
iPod touchがWindowsで使うと動作しなくなる不具合が報告されていた。 それに対し、AppleはiTunes 7.4.3をリリース、不具合を解消したそうだ。 ソフトウェアアップデートで対応すると言うのでiPod touch側の問題と思っていたが、どうもiTunes側の問題だったようだ。
2007年9月25日
Apple: iPod touchにWindowsで動かない不具合
先日発表されたiPod touchだが、発売早々Windowsではいっさい動作しないと言う不具合がおこってしまっているようだ。 Windows版Safariベータでもあまり完成度は高くなかったが、やはりWindowsでのソフトウェア開発は苦手なのだろうか。 QuickTimeはかなり昔からWindows版があるし、考えにくいことだが・・・。
2007年9月 7日
Apple: iPhone早期購入者に100ドル分の商品券
昨日のイベントでiPhoneの価格が200米ドルも値下げされることが発表されていた。 しかし、やはり、と言うべきか、どうも既に購入した人から「何百通ものメール」が届き、100米ドル分の商品券を提供することにしたそうだ。 文句が出ることは予想していたことだろうが、予想以上の数だったのかもしれない。
2007年9月 6日
Apple: iPodシリーズが一新、タッチスクリーンのiPod touchも登場
イベントを前にしてあちこちで噂されていたように、Appleから新しいiPodシリーズが発表された。
まずなんと言っても目を引くのはタッチスクリーンを備えたiPod touchだろう。 iPhoneとは異なり電話機能は持たないものの、無線LAN機能を備え、Safariも搭載する。 同時に利用可能になったiTunes Wi-Fi Music Storeサービスも興味深い。 iPhoneやiPod touchから音楽の直接購入・ダウンロードが可能になった。
2007年9月 4日
Apple: Parallels Desktop 3.0 for Mac 日本語版が発売へ
新バージョンの概要発表後、任意のタイミングで状態を保存できるSnapshots機能のレビューなどがちらほら出てきている。 また、3.0 Release Candidate 1 Build 5144など、開発も着々と進んでいるようだ。 日本語版の発売も10月5日からと発表された。 この価格は従来よりも値下げされており、いっそうの普及が進むのではないだろうか。 私は今のところ購入予定が無いが、パフォーマンスについては興味があり、今後も注目して行きたい。
2007年8月25日
Apple: 第3世代 iPod nanoの噂
iPod touchという新型も噂されているようだが、個人的に衝撃だったのは新型iPod nanoと思われる画像がどうも本物らしいこと。 iPod nanoはスリムな形が良いと思っていたが、画面の大きさを優先させるためか、幅広の形になっている。 しかも、この画像にAppleから削除要請が来たと言うので、噂の信憑性が逆に高まってしまっているようだ。 かなり残念なニュースである。
2007年8月18日
Apple: Apple NumbersはMicrosoft Excelの代替となるか
先日発表されたばかりのAppleの表計算ソフトNumbersだが、ITmediaにExcelの代わりとなるかどうかの記事が掲載されている。 元々OpenOffice.orgのように代替を目指して開発されたものではないから、完全な代わりとして機能するとは期待していないが、やはりどうしても「どの程度なら」代わりになるのかは気になるところだ。
記事で指摘されているのは、Numbersがスクリプトに対応していないと言うことだ。 そこ以外は、問題なくファイルを開いて使えたようなので、VBAなどを利用していなければ良さそうだ。 私も仕事で集計などの作業にExcelを使うことがあるが、VBAは使っていない(使うほどでもない?)ので、きっとそのファイルはNumbersでもそのまま使えるのだろう。 他にはデータベース的な機能がないようだが、確かに業務内容によってはExcelの代替にはならない場合も確かに多そうに思える。 だが、個人用途と割り切って考えれば、スクリプトが必要な場面は少なそうだし、グラフなどが「美しい」と言うのは魅力的だ。
2007年8月11日
Apple: Appleがタッチパッドに関する新しい特許を出願
Appleが新たに出願した特許では、パームレスト全面をタッチパッドとするアイデアが披露されているようだ。 パームレストとして利用しつつ、タッチパッドとしても利用できるような工夫も考えられているらしい。 私が使っているMacBook Proのタッチパッドでも、どういう基準で判断しているのかわからないが、意図しないタッチパッドの操作を防ぐ機能がついているが、今回の出願ではパームレストとして利用しつつのことだろうから、もっと工夫がなされているのだろう。
興味深いのは先日のイベントでジョブズ氏がマルチタッチMacは研究中としていたこと。 Appleがタッチパッドに関していろいろと研究していると期待して良さそうだ。
2007年8月10日
コンピュータ: Windows VistaのBitLocker
私もMacBook ProにBoot CampをインストールしてWindows Vista Ultimateを利用している。 Windows Vista UltimateにはBitLockerというハードディスクの暗号化機能があるが、その解説記事があったので読んでみた。 読むまでは、これまでもWindowsにあった暗号化機能とどう違うのか理解できていなかったが、BitLockerでは専用ハードウェアであるセキュリティチップ(TPM)を使って、より安全に暗号化が実現できるようだ。
会社で使っているPCはWindows XPだが、メーカーが用意した同じような暗号化技術があり、仕組みは大まかに理解することができた。 暗号化のパスワードを、ハードディスク上ではなく、セキュリティチップに保存することで、ハードディスクの盗難によるデータの漏洩を防止できるという仕組みである。 ただし、BitLockerはセキュリティチップがなくても、USBメモリーにパスワードを保存して暗号化を利用できる。
問題としてはMacBook ProにこのTPMが搭載されているかどうか。 Mac OS XをMac以外にインストールできないようにTPMが利用されていると書かれているページもあるのだが、BitLockerには最新のTPM 1.2が必要らしい。 検索方法が下手なだけかもしれないが、ネットを検索してもそれらしい情報がヒットしないので、どうもMacにインストールしたWindows VistaでBitLockerを利用しようという人はあまりいないようだ。 まあ、スペックも若干(3%程度)落ちるようだし、そこまで重要なデータも入っていないから、BitLockerの利用はしなくてもいいという結論に達した。
2007年8月 9日
Apple: Boot Camp 1.4 β が公開された
Boot Camp betaの1.4が公開された。 前回、1.3の時はうまくインストールできなかったが、今回は問題なくインストールできた。 キーボードのバックライトも機能しているようだ。
一方で、Windows Vistaでも大規模なアップデートが公開された。 かなりいろいろな部分が修正・安定化されるというので、こちらも早速インストールした。 Windows Updateには現れなかったので、直接ダウンロードしなければならなかったのは面倒だったが。
このBoot CampとWindow Vistaのアップデートで、心なしかVistaの挙動が安定化してきたように思う。 とりあえず今日はフリーズしなかったが、明日はどうだろうか。
2007年8月 8日
Apple: iLife '08とiWork '08も発表された
新iMacやMac miniなどハードウェアの新製品の他に、ソフトウェアでも新製品が発表されている。 iLifeは'08となり、各アプリケーションがアップデートされている。 と言っても、私はiLifeシリーズのうちiPhotoしか利用していないので、iPhotoの更新内容が気になる。 いくつかニュースを見てもイベントと言う整理方法が追加されたくらいしか書いておらず、従来のアルバムによる整理方法と何が違うのか良くわからない。 今のところ今回のiLifeはパスしそうな感じだ。
一方、iWorkには表計算ソフトであるNumbersが加わって、面白くなってきた。 これまではプレゼンテーションにワープロだけで物足りなかったが、表計算が加わって一通り揃った印象。 Excelなどに無いと思われる機能として、各セルにスライダーが付いていて数値の増減シミュレーションが容易にできることが面白そうだ。
Apple: AppleよりiMacなど新製品が発表された
最近はAppleに関する噂は本当であることが多いようだ。
事前に噂が出ていた通り、Appleから新しいiMacが発表された。 これまでの白い筐体から、アルミを利用した高級感のある筐体になっている。
これは結構良い感じの変更ではないだろうか。 iMacはコストパフォーマンスが良いマシンだとは思っていたが、初代からずっと気になっていたのがその筐体のデザイン。 親しみやすいコンピュータと言うのは革命的だったが、個人的な好みで言えば、もう少し「コンピュータらしい」方が良いと感じてしまっていた。 それから月日が経って洗練されたデザインのコンピュータも増えてきて、私の好みも変わってきたが、やはり今回の「白いプラスチック」から「アルミニウム」への変化は良いと思う。
他にはMac miniにもCore 2 Duoが搭載されたり、iMacに添付となるアルミニウムキーボードも発表されたようだ。 キーボードも噂通りだったが、MacBookのキーボードはちょっと気になっていただけに、購入してみようかと思っている。
2007年8月 6日
モバイル: 日本国内でもiPhoneが購入可能らしい
Slashdotによれば、秋葉原でiPhoneを販売している店があるそうだ。 iPhoneはAT&Tと契約してアクティベートしなければ利用できないようになっているが、これはきちんと正規契約した後にそれを解約したものらしい。 びっくりなのはコメントでも指摘されている、MacBookも購入可能なその14万円強と言う価格。 いろいろと手間がかかっているとは言え、ここまで払って購入したいと言う人がいるのだろうか?
2007年8月 2日
Apple: 新iMacが登場するかもしれないAppleイベント
8月7日にアップルの発表会が予定されており、新iMacの発表などが予想されているそうだ。 すでに流出したと噂されているキーボードの写真もあるが、これと組み合わされることになるのだろうか。 個人的に期待したいのは在庫調節を行っているのではないかと言われているiPodの新型の登場だ。 iPhoneと同様のタッチスクリーンUIを持った6G iPodはいつか登場するはずと思われるが、今回の発表会で発表されたら嬉しいサプライズである。
2007年7月21日
Apple: MacBook Proの電源アダプタが小型化
TUAWによれば、MacBook Proの電源アダプタがMacBook並みに小さくなったようだ。
記事にはMonster 85W MacBook Pro Power Adapter
などと書かれているように、アメリカ人にもあのサイズは大きいと言う認識だったようだ。
このアダプタは私も使っているAirMac Expressよりも一回り大きく、特に小さなトランクに入れて持ち運ぶのには不便なほどのサイズだった。
値段も同じで小さくなったと言うことなので、これは歓迎すべき改善だろう。
問題は日本円で9800円と言う値段だろうか。
2007年7月15日
Apple: Safariで広告ブロックを可能にするSafariBlock
Safariに対するFirefoxの利点の一つに、拡張機能による広告ブロックが挙げられると思う。 最も有名と思われる、Adblock Plusは画像・Flash・リンク先・フレームなどのURLをフィルタしてくれる拡張機能だ。 ワイルドカードを使ったフィルタも出来るし、かなり強力にフィルタ出来る。
こんな広告ブロックをSafariでも実現しようとするソフトウェアがあった。 tuaw.comで紹介されていた、SafariBlockである。 使ってみたところ、リンク先を使ったフィルタは出来ないようだが、ワイルドカードをつかったフィルタも出来る。 Mac OS X 10.5では使えなくなる可能性もあるらしいが、今後の発展に期待したいソフトだ。
2007年7月 1日
モバイル: iPhoneの情報いろいろ
発売されて以来、情報の氾濫が続いているiPhoneだが、個人的に面白そうだと思ったニュースを取り上げたい。
まずは、iPhoneの耐久性テストの結果。 金属で引っ掻いて傷を付けようとしても傷が付かず、コンクリートの床に落下させても多少の傷がついた程度で機能には問題なし、と言う結果だったようだ。 これまでのiPodの傷つきやすさ(鏡面コーティングはすぐに細かい傷がつく)に比べると、かなり強度があると考えて良さそうだ。
二つ目はヘッドフォンジャックがやや奥まっていて使えないものもあると言うこと。 もちろん純正ヘッドフォン・イヤホンは使えるが、それ以外は使えないものも多いらしい。 とりあえず、私の使っているER6iは使えるようだ。 今後のiPodシリーズにも関係するかもしれないので、これは安心した。
最後はやや技術的な話題でiPhoneで動いているCPUがハイパフォーマンスと省電力に貢献していると言うもの。 CPUはARM11系でおそらく600MHz以上で動作しているとのこと。 3Dグラフィックやメディア再生向けの機能を搭載していると同時に、クロック数や動作電圧を動的に制御することができるらしい。
2007年6月30日
モバイル: iPhoneがアメリカで発売
あちこちで騒ぎになっているが、iPhoneがアメリカで発売となった。 各地のアップルショップだけではなくオンラインのアップルショップでも発売となったそうだ。 パッケージを開封する様子を撮影した動画も紹介されている。
とりあえず米国のみの発売と言うことで、今回は静観する他ない。 むしろ、iPhone風となりそうな次世代iPodの方に期待している。
2007年6月22日
ゲーム: Macintosh版 Age of Empires III の拡張パック
私もWindows版は欠かさず購入している、Age of Empiresシリーズの最新シリーズMac版に拡張パックが登場したそうだ。 このニュースを見るまで、AgeシリーズがMacに移植されていたことすら知らなかった。 これからはMac向けゲームも増えてくるのかも知れない。
一方で、Windows版 Age of Empires III では、拡張パック第2弾も開発中だったらしい。 今度はアジアを舞台にしているらしく、Age of Mythology でも日本が無くて残念に感じていたので、登場が楽しみだ。 拡張パックの開発元がRise of NationsシリーズのBig Huge Gamesと言うのも面白い。
2007年6月21日
コンピュータ: Windows版Safariを使ってみた
いきなりセキュリティ修正版が出るなど、いろいろと騒がれているWindows版Safariを試してみた。 が、日本語がまったく表示されない。 設定画面で日本語のフォントを指定しても、そのフォント名が表示されないのだから、どうも国際対応はしっかりできていないようだ。 設定ファイルを直接書き換えれば日本語が表示できるようだが、いずれにしてもフォントが正しく扱えないのは確かだ。 日本語のベータ版ダウンロードページまで用意しているのに、こんな段階でベータを名乗られるのは日本語ユーザーとして悲しいが、正式版の配布までにはしっかり日本語にも対応してもらいたい。
2007年6月18日
Apple: Mac OS Xの64bit化
先日の WWDCの基調講演について触れている元麻布春男氏のコラムで、Mac OS Xで進む64bit化について書かれていた。 これによると既に10.4 Tigerの時点で基盤部分の64bit化が済んでいた様だが、10.5 Leopardではアプリケーションも64bitと32bitのユニバーサルアプリケーションとなるらしい。 ユニバーサルアプリケーションと言うと、PowerPC MacとIntel Macの両方に対応したアプリケーション、と言うイメージがあるが、こうした64bitと32bitの違いについても使えるようだ。 詳しい仕組みはわからないが、基本的にはそれぞれのプラットフォームに対応したバイナリを複数含んでいるだけだろうから、どんな組み合わせでも対応できるのだろうし、そう言う意味では当たり前なのだが、何となく新鮮な感じがして興味深かった。
2007年6月15日
コンピュータ: Safariがアップデートして脆弱性に対応
早速脆弱性が発見されてしまったSafariだが、アップデート版のSafari β 3.0.1がリリースされたそうだ。 一部懸念のあったMac OS X版では脆弱性は存在しないらしい。 始めからけちが着いてしまった形のWindows版Safariだが、今後の対応で評価を上げることが出来るだろうか。
2007年6月14日
コンピュータ: ExpressCard対応のワンセグTVチューナー
ExpressCardと言うと、メモリーカードリーダーやSSDを使った外部ストレージ、あるいはUSB 2.0やIEEE 1394などのインターフェイスに使う製品くらいしか知らなかったが、ワンセグTVチューナーもExpressCard対応になっているらしい。 USB対応のワンセグチューナーは多く出ているが、ExpressCard対応製品の良いところはスロットに挿入しておけることだろう。
以前、SDHCに対応したメモリーカードリーダーを購入しようと思っていたが、Amazon.co.jpでも品切れで購入できないままになっている。 今はテレビを見る気はあまりないが、一度も使っていないExpressCardの活用の選択肢として、頭の片隅に置いておきたいと思う。
2007年6月13日
Apple: Windows版Safari 3 βに早速脆弱性
公開されたばかりのSafari 3 βだが、Windows版に早速脆弱性が見つかっている。 β版とは言え、これほどまで早く見つかるとは驚きだ。 しかも、一部はMac版にも含まれている脆弱性らしく、このβ版のSafariの完成度が単に低かったのではないかと思えてくる。 ともかくまだ開発版なのが幸いなので、製品版までには安全な状態にしておいてもらいたい。
2007年6月12日
Apple: Mac OS X に対応するゲームも発表された
WWDCではElectric ArtsからMac用ゲームの発表もあったそうだ。 気になるのは利用していると言うCider技術と言うもの。 これを使うとWindowsのソフトがコードを変更せずに動くという。 これまで知らなかったが、EAだけではなくいくつかのメーカーは既に採用していた技術らしい。 今後、Mac OS Xネイティブで動くゲームが増えてくれば、Macへ移行する人はさらに増えるのではないかと期待している。
Apple: WWDCで明らかになったMac OS X 10.5 Leopardの新機能
WWDCではMac OS X 10.5の新機能も発表された。 これまで小出しにされてきた分、サプライズ発表は無かったようだが、現在のTigerを使っている身としては、10月の発売が待ち遠しい内容だ。
特に気になるのは新しいデスクトップ機能。 いまいちどういう挙動なのかわからないが、デスクトップをすっきりまとめてくれそうな機能なので、期待度が高い。 新しいFinderの機能で、iTunesにあるようなCover Flow機能も面白そう。 iTunesに搭載された時は違和感が大きくてあまり使わないと思っていたが、いつの間にか標準で表示して使っている。 もちろんたくさんのファイルを一度に見渡したいときには不向きだが、視覚効果としてはおもしろいし、なによりプレビューがより大きく観られると言うのは便利そうに思える。 他に期待しているのはSpacesで、どれくらいの使いやすさなのかが興味深い。
Windows版のSafariが発表された他にも、iPhoneでWeb 2.0標準のWebアプリが動くようになることや、LeopardのServer版についても発表があったようだ。
Apple: AppleがSafari 3のβ版を公開、Windowsにも対応
開催中のWWDCで、AppleからSafari 3のβ版が公開されたそうだ。 Mac版だけではなくWindows版も公開されており、Internet ExplorerやFirefox、Operaよりも高速とうたっているらしい。
Leopardに搭載されるであろうSafari 3を先行公開したことも驚きだが、Windows版を開発していたと言うことも驚きだ。 もちろん、QuickTimeやiTunesの開発でWindows用ソフト開発のノウハウはあるだろうが、WWWブラウザーを移植することにどういう意味があるのだろうか。 Safariのシェアが上がれば、Mac OS Xユーザーも便利な場面が増えてくることは予想できるが、iPhoneとの関係もあるような気がしてならない。
一方、Safariと競合するのはFirefoxなどOS標準でないブラウザー。 OperaもFirefoxも軽さが売りの一つであるだけに、脅威を感じているのではないだろうか。
2007年6月 8日
Apple: Boot Camp 1.3β が登場
Boot Campの最新ベータである1.3βが出たと言うので早速ダウンロードしてみた。 既にWindows用のパーティーションを区切ってあるので、ここは飛ばしてドライバーCDの作成ができるようになっていた。
Windows Vistaを起動し、ドライバーをインストールすることにしたのだがこれがまたうまくいかない。 だいたいネットワークアダプタのインストールのところで止まってしまうのだ。 ドライバーインストーラだけがフリーズするのなら良いのだが、私の環境ではなぜか次々と他のアプリケーションもフリーズしてしまうし、だいたいの場合、最初にスタートメニューがフリーズするのでどうしようもなくなる。 Macキーボードのためか、Ctrl+Alt+Delも作動せず、強制的にリセットするしかない。
何度か試してみたが、どうにもうまく行かないので放置することにした。 とりあえず現行のバージョンで困ってはいないのだが、せっかくApple Remoteが使えるようになったので試してみたかったがしかたない。 一度1.2βの時のドライバーをインストールし直してから1.3βをインストールするなど、解決方法を考えてから再チャレンジしようと思う。
2007年6月 6日
Apple: MacBook Proがアップデート
先日、MacBookがマイナーアップデート
したが、今度はMacBook Proもアップデートされた。
チップセットがSanta Rosa世代となり、CPU速度が向上、その他にも最大メモリ容量が4GBになり、グラフィックスチップもATI Mobile Radeonから、GeForce 8600M GTとなるなど、高速化が図られている。
興味深いのは17インチモデルの液晶ディスプレイに、フルHD解像度である1920×1200のオプションを選択できるようになったこと。
これまで、ポータブルスタジオ
と宣伝されている割にディスプレイの解像度が寂しいなと思っていたが、これで納得できるようになった。
単純にCPUやメモリの性能だけを見ているとあまり変化が無いように思えるが、グラフィックス機能は大幅に進化しているようで、先代を所有している一人としては正直言ってうらやましい。 まあ、そこまでグラフィックス性能を要求することをやっていないのだが、上があると思うと(しかも同じ価格)欲しくなってしまうのは仕方が無い。
2007年6月 5日
Apple: Mac OS XはWindowsと同じ道を辿るのか
ITmediaにMacも攻撃者の対象になり、Appleは対応をしっかりするべきと言う要旨の記事が掲載されていた。
Microsoft的状況に?
とタイトルにもあるが、要はAppleの脆弱性への対応の遅さが一時のMicrosoftのようだと懸念している訳だ。
もっともな意見で、これだけ脆弱性が指摘されてセキュリティアップデートをリリースしているのに、未だにMacは(ウィルスの数が)ゼロと言い続けているのは、逆に過信したユーザーを危険にさらす結果になっていないだろうか。
記事の中でも指摘されているように、Mac OS Xがこれまで攻撃者の対象になってこなかったのは、単純にユーザー数が少なくて注目されていなかっただけだと私も思う。 MicrosoftとWindowsがあれだけセキュリティ問題で批判され、それを逆手に取ってMacは安全と言うようなアピールをしてきたAppleなのだから、Mac OS XがWindowsと同様の攻撃対象となったときにきちんと対応できないようではまずいと思う。 むしろ、先人から何も学んでいなかったと言うことになり、セキュリティ軽視と言われても反論できないだろう。 追い上げる立場なのだから、先人から学ぶ有利さはあるはずであり、代償として、先人と同等かそれ以上の品質を達成しなければならないのは仕方のないことだと思う。
幸いなことにAppleの対応は迅速化していると言うことなので、今後のより良い対策体制の構築を達成してほしいと思っている。
2007年6月 4日
モバイル: iPhoneの発売日は6月29日
iPhoneの発売日が6月29日に決まったそうだ。 まあ、日本では3G版のiPhoneが登場するまで無関係の話だが、発売日にどれだけの騒ぎになるのか、興味津々と言ったところだ(笑)。
2007年6月 2日
Apple: Parallels Desktop 3.0 for Macの概要が発表された
Parallels Desktop 3.0 for Macの概要が発表されたようだ。 今回の目玉機能はなんと言ってもOpenGLやDirectX対応による、3D対応の向上だと思えるが、他にもファイルの関連付けをWindowsアプリケーションにすることができるなど、細かいところでも便利になっているようだ。 また、Vistaに正式対応したBoot Campの登場を受けてか、Boot CampでインストールしたWindows VistaをゲストOSとして利用することにも正式対応する模様だ。
今のところWindows Vistaを同時に起動できないことにほとんど不便を感じていない(Windows Vistaをあまり有効活用していない)ので、Parallelsの必要性を感じないが、3Dゲームができるとなれば話は別だ(笑)。 どれほどのパフォーマンスが期待できるのか、期待したい。
2007年5月31日
Apple: Apple TVがYouTubeに対応
Apple TVがYouTubeに対応したそうだ。 と言っても、すぐにすべての動画が見られる訳ではなく、まずは選ばれた数千の動画のみ、その後すべての動画がApple TV向けに提供されるようになるらしい。 動画のエンコードを変更するので、その対応作業に時間がかかると言うことなのだろうか。 ユーザーインターフェースについても紹介されている。
また、ハードディスク160GBのオプションも追加されたそうなので、Apple TVですぐに見られる動画の数が大幅に増えると思われる。 40GBで足りるのだろうかと思っていたが、やはりユーザーの声が多く届いたのだろうか。
コンピュータ: DRMフリーサービスのiTunes Plusが開始
iTunes 7.2から対応したDRMフリーでの楽曲提供だが、サービス名がiTunes Plusとして、全世界で提供開始したそうだ。 iTunes PlusのDRMフリーの楽曲には、値段の隣に「+」のマークが表示されるようだ。 公式リリースによれば、楽曲の値段は200円または270円となり、米国での1.29ドルよりも割高のような気もするが、これまでの標準価格も高かったのでこんなものなのだろうか。
また、iTunes Store関連では、大学関連の情報ポータルとして、iTunes Uも開設されている。 これまでもラテン向けのポータルが開設されていたことは知らなかったが、こうしたポータル開設はその利用者にとってはかなり便利だ。 iTunesのページにブックマークをつけられれば良いのだが、これまでは大学の名前をいちいち検索してから新しいポッドキャストを捜すなどしなければならなかった。 ポータル化によって、新しいポッドキャストは順に紹介されて行くものと考えられるから、手間が省ける。 情報の充実を期待したい。
2007年5月30日
Apple: iTunes 7.2でようやくWindows Vistaに対応
AppleからWindows Vistaに対応したiTunes 7.2が発表された。 少しずつ対応を進めてきたiTunesのVista対応も、ようやく一通り完成と言うことになる。
このiTunes 7.2はDRMフリー楽曲の配信にも対応しているようなので興味深い。 DRMフリーとなった方が環境の移行に便利だし、音質も良くなっているようなので、楽曲を購入する場合に選ぶことができれば、こちらを購入してみたい。 問題はすべての楽曲がDRMフリーで配信される訳ではないと言うことだろうか。
2007年5月16日
Apple: AppleからMacBookのアップデート版が発売
AppleからMacBookのアップデート版が発表・順次発売となった。
強化されたのはCPUクロック・メモリ容量・ハードディスク容量・SuperDriveの速度・IEEE 802.11n対応無線LANだが、全体としてはマイナーアップデート
と呼ぶ程度のものと評価されている。
このアップデートの内容は直前に出たうわさの通りだっただけに、その他のMacBook Proや、超軽量・薄型のうわさについても期待が膨らむところである。
2007年5月13日
Apple: Boot CampでWindows Vistaをインストール (3)
無事インストールできたWindows Vistaだが、どうも不安定である。 もちろんWindows Updateで最新の状態にしてあるが、それでもウィンドウが応答なしになってしまうことが多い。 そう言う場合はタスクバーも同時に応答なしになってしまい、また、なぜかCtrl+Alt+Delキーも効かないので、強制的に再起動するほかないのである。 これはなんとも気分が悪い。
また、強制的に再起動して気がついたのだが、Windowsの起動オプションが選択できない。 メニューにセーフモードなどのオプションが表示されるのだが、キーボードに反応しないので、単に時間がたつまで待って通常起動することになる。 これではいつまでたっても不安定さの原因がわからない。
そんなこんなを繰り返しているうち、ふと外部キーボードをつけてみようと思った。 Mac mini用に使っていたApple Keyboardだが、Boot Campの説明書には使えるように書いてある。 USB接続だし、MacBook Proの内蔵キーボードと違いがあるようにも思えなかったが、これが正解だった。 起動オプションの画面でもきちんと反応するし、なぜかWindows Vistaも安定しているようだ。 再起動を繰り返しているうちに安定したのか、キーボードの追加が良かったのか、理由は理解できないが、とにかく安定はしたので良しとしたい。
2007年5月12日
Apple: Boot CampでWindows Vistaをインストール (2)
Windows Vistaをインストールするはずが、ハードディスクをフォーマットし、Mac OS Xを再インストールするはめになった。 夜通しかけてデータをすべてバックアップした。 最後にデータを削除して空き領域を最大限用意した状態で、Boot Campのパーティーション作成を行ってみたが、やはりだめだった。 仕方がないのでMac OS Xの再インストールをした。
再インストールは特に問題なく終了。 最新バージョンへアップデートを行い、おそるおそるBoot Camp アシスタントを実行した。 (ここでアプリケーションのバックアップをとっていなかったことに気づくが、後の祭り) Windows用のパーティーションが無事作成できた。 容量はゲームのインストールなどを考えて多めの50GBにしてみた。
やはり面倒だったのはメールの移行。 以前も苦戦して、結局うまくいかなかった覚えがあるが、今回はなんとかうまくいった。 手順が不明瞭なのが悔しいが、まずはダミーのアカウントを作ってMailを起動出来るようにした後、バックアップしておいたメールフォルダと設定ファイルを上書きし、もう一度起動し直すと言うことを繰り返していたらなんとか復帰した。
ようやく安心してWindows Vistaのインストールに入った。 ところが、途中で睡魔に襲われ、具体的なインストール作業はほとんど見ずじまいだった。 むしろ、ファイルのコピーが始まったあたりで寝てしまったと思うのだが、起きたらVistaのログイン画面になっていた。 これはなかなか優秀なインストーラだと思う。
2007年5月11日
Apple: Boot CampでWindows Vistaをインストール (1)
Boot Campのバージョンが1.2となり、Vistaに正式対応したので、とうとう私のMacBook Proにインストールしてみることにした。 VistaはとりあえずUltimateを選択した。 今なら5000円がキャッシュバックされるのも、購入へ踏み切った理由の一つだ。
早速Boot Camp 1.2βをダウンロードし、インストールしたが、これがうまく行かない。 私のハードディスクはOS上で180GBあるうちの90GB程度を使っている状態だが、どうも空き領域が断片化しているらしく、Boot CampでWindows用のパーティーションを作ることができないのである。 画面に出てくる解決方法は、ハードディスクのバックアップをとってからフォーマット、OSを再インストール、と言うもの。 こんな不便な方法を堂々と指定してくるあたりが恐ろしい。 MacにWindowsをインストールしようと考えている人は、購入したらすぐにパーティーションを区切ることだけはやっておいた方が良いかもしれない。
デフラグソフトを使えば解決するのかもしれないが、あいにくMac OS Xには付属していないし、別途購入もしていないので試せなかった。 仕方が無いのでデータをすべてバックアップして再インストールを考えているが、データだけで50GB以上あり、簡単にはバックアップできない。 とりあえず、Mac miniとWindows XPマシンにそれぞれバックアップすることにした。 ハードディスクのフォーマットとMac OS Xの再インストールはまた今度にしたい。
2007年5月 7日
Apple: OpenOffice.orgのMac OS X Aqua環境への移行が開始
今後が楽しみなニュースだ。 OpenOffice.orgのMac OS X版で、ネイティブな実行環境であるAquaへの移行が開始されたそうだ。 これまではX Window Systemを使って実行していたので、他のOS XアプリケーションとのUIの違いがあった。 それを解決するべくJavaで開発したNeoOfficeという選択肢も現れ、私はそちらを使っていたが、やはりバージョンアップが遅いなどの問題があった。 なお、記事中にある実行速度の問題については、比較対象となるべきOpenOffice.orgがフォントの問題で実用にならない状態で使っていなかった。 今回の報道のように、OpenOffice.orgのAqua版が開発されればそれらの問題は解決すると考えられ、期待している。 ただ、一つ残念なのはCarbon APIで開発されるということ。 せっかくならCocoa APIで開発してほしかったが、やはり差異が大きすぎるのだろうか。
Apple: Mac OS X 10.5のDashboardは複数になる可能性
Multiple Dashboardsなどについて書かれた特許がAppleから申請されたそうだ。 これをみると、現行の10.4 Tigerに搭載されているウィジェット管理環境Dashboardが拡張され、複数を管理できるようになるようだ。 例として、仕事用とプライベート用にわけるなどの使用方法が挙げられている。 確かにDashboardウィジェットは増えてくると画面に収まりきらなくなり、かえって使いづらい状態だった。
この複数Dashboardだが、Mac OS X 10.5 Leopardの新機能Spacesと連携させたら面白いかもしれない。 つまり、表示されているSpacesに個別のDashboardを用意できれば、仕事とプライベートを分けるのも簡単になる。 むしろ、Spacesの機能予告ページでは、設定をDashboardとExposéと同じところで行うようなので、連携が前提なのかもしれない。
2007年5月 4日
Apple: iPod用のSDカードリーダー
TUAWにiPod用のSDカードリーダー「iWay」が紹介されていた。 どのように動作するのかよくわからない、とされているが、機能的にはiPodでの画像の表示、読み込み、削除が可能らしい。 しかも、写真を見ると驚くと思うが、かなりスマートな作りになっている。 せっかく買ったのに電池で動作するという部分があまりに不便で結局一度も使わなかったBelkinのiPod用メディアリーダーとは雲泥の差を感じる。 ただし、このiWay、私の持っているiPod photoには対応していないらしい。
2007年4月30日
Apple: MacBook・MacBook Proの一部に不良
AppleのMacBook・MacBook Proのバッテリーに不良がある可能性があり、交換対象となっているそうだ。 Appleのサポート情報によれば、不具合が出ているバッテリーが交換対象ということ。 私も同じ時期に発売されたMacBook Proを使っているので、不具合が出る可能性があるなら交換してもらいたいという気持ちもあるが、今のところ書いてあるような不具合はないので様子を見たいと思う。
2007年4月24日
Apple: Parallels日本語版に新バージョン、そしてもう一つの仮想化ソフトVirtualBox
Windows Vistaに対応するなど、大幅に機能増強されていたParallelsだが、日本語版Parallelsも新バージョンへ移行したそうだ。
一方、ParallelsやVMwareと同様に仮想化を行うソフトに、新しい選択肢が加わったようだ。 Mac OS X/Windows/Linuxに対応するVirtualBoxの最新版は、仮想化機能を高速化するカーネル拡張が搭載され、実用的な選択肢として数えることができるようになったようだ。 GPLに基づくオープンソース版として開発されており、(少なくとも現時点では)個人使用と評価目的なら無償で利用可能だそうだ。 まだ対応していない機能は多いようだが、無償ならば使ってみたいと言う人は多そうだ。
2007年4月22日
Apple: Mac OS X 10.5 Leopardでの新機能に「Live Desktop Graphics」?
Mac OS X関連のニュースを紹介している「Mac OS X News & Topics」にて、Mac OS X 10.5 Leopardの新機能のインサイダー情報が紹介されていた。 もちろんインサイダー情報と言うか、公式なものではないので、数ある推測・噂の一つに過ぎないと考えるのが賢明だろう。
これは、デスクトップの壁紙に関するもので、季節や一日の時間によって壁紙を変化させることができるようになる技術らしい。 既にMac OS Xの壁紙を30分ごとに変更する機能(ただしシステムプリセットの壁紙)もあるが、それをさらに進化させてユーザーでもパターンを作れるようになると言うことだろうか。 Windows Vistaの動く壁紙とはまた違った方向性の拡張のようだ。 まあ、季節にあった壁紙を選ぶと言うのもまた楽しみの一つでもあるので、どこまでの有用性があるのかわからないが、面白い試みではあると思う。
2007年4月20日
Apple: Mac OS Xのセキュリティアップデート公開
Mac OS X 10.3.9および10.4.9の脆弱性を修正するセキュリティアップデートが公開された。 1月に行われていた、Apple関連のバグを見つけ出すプロジェクトによって見つかったバグにも対応しているそうだ。 見つかったのは1月の下旬のようだが、3ヶ月近くたって修正されるのは遅すぎるように思う。 Microsoftへの批判は多いようだが、Appleもしっかりやってほしいと思う。
2007年4月15日
コンピュータ: 次世代Zuneと次世代iPodの噂
噂と言っても、次世代Zuneの方は「情報のリーク」と言うレベルで、ちょっと期待しても良さそう? なんでも、年内に次世代Zuneと小型のZuneの二つが発売される見込みらしい。 まあ、これを期に日本でも発売されたら面白いなあと思うのだが。
一方のiPodについてはもう少し確証は少なそうな噂が立っている。 次世代iPodについては無線を内蔵すると言う憶測もあり、これは実現したらまた購買意欲を刺激しそうだ。 iPhoneとの競合のためにiPod 6Gを遅らせると言うのも気になる噂。 まあ、iPhoneの開発に手間取ってリリースが遅れていると言う可能性も否定できない・・・。
2007年4月14日
Apple: AppleがマルチサイズアイコンのUIを採用へ?
発売が延期されてしまったLeopardに搭載されるとは思えないが、Appleの特許(申請中?)に同一ウィンドウ内で複数サイズのアイコンを表示するというものが見つかったようだ。 現行のMac OS Xのファインダーでも、アイコンのサイズは変えることができるが、これはウィンドウ内で同じサイズで変化すると言うもので、それぞれのアイコンごとに変更は出来なかった。
重要なフォルダのサイズが大きくするなどすれば見やすそうだが、サイズの判断を自動化してくれたらもっと使いやすくなると思う。 良くアクセスするフォルダは大きくする、あまりアクセスしないフォルダは小さくなる、などとなったら面白い。 他にはアプリケーションの配布時に、実行ファイルのアイコンは大きく、ドキュメントなどは比較的小さく、などと言うことも出来そうだ。 Appleらしい面白い特許だと思う。
2007年4月13日
Apple: Mac OS X 10.5 Leopardの発売延期が決定
残念なニュースだ。 次期Mac OS Xである10.5 Leopardの発売延期が決定したそうだ。 元々は今年6月のWWDCで発売発表の予定だったが、10月に延期すると正式に発表されたらしい。 理由はなんと、iPhoneの開発に労力を割かれたためとのこと。
Appleにとっては本業であるはずのMacが、もはや本業ではなくなってしまったのだろうか。 確かに社名からComputerの文字はなくなったが・・・。 Vistaを買うのはLeopardが出てからにしようかと思っていたが、これではその前に購入した方が良いのかもしれない。
2007年4月 5日
Apple: Appleが8コア版Mac Proを発売開始
Appleの最上位デスクトップコンピュータであるMac Proに最上位版が追加された。 このマシンにはクアッドコアXeonが2基搭載され、計8コアとかなりのハイスペックマシンとなるようだ。 驚きなのは、搭載される3.0GHzのXeonは未発表のCPUであること。 Intel Macが発表されたときのCore Duoの様に、何か特別な契約でもあるのだろうか?
肝心の8コアの性能だが、早速本当に早いのかと言う疑問も上がっている。 Photoshopや3Dレンダラーがどれだけマルチコアに対応しているのか知らないが、対応していないのなら、素人考えだが、8つのソフトを同時に動かすときにしかメリットが思いつかない。 まあ、私には確実に宝の持ち腐れとなるマシンなので、次の新製品情報を楽しみにしたい。
2007年4月 4日
Apple: Google Desktop for Macがリリース
Google Desktop for Mac 1.0がリリースされた。 詳細レビューは英語だがTUAWにて掲載されている。 TUAWには実際のスクリーンショットもあるので参考になる。
これによると、Google Desktop for MacはWindows版同様にコンピュータ内のファイルをインデックス化し、ブラウザなどで検索可能になる。 Gmailも同時にインデックス可能で、Webサイト検索と同じ画面にDesktop検索の結果を表示できるなど、Windows版と検索機能はほぼ同様のようだ。 一方、Googleガジェットは実装されていないという。
対応しているのはMac OS X Tiger以降で、つまり、OS標準のインデックスサービスであるSpotlightが搭載されているバージョンのみに対応していることになる。 また、未実装ではあるもののGoogleガジェットはDashboardウィジェットと似た機能である。 つまり、Google Desktopの機能はやはりMac OS Xユーザーには興味のわかないものである。
そこまでは当たり前なのだが、TUAWの記事では、実際にインストールして試した結果が出ている。 記事の筆者はGoogle DesktopのスピードがSpotlightより速いこと(負荷が少ない)とGoogleサービスとの親和性を挙げて、使う価値はあると判断している。 私自身はSpotlightのスピードに不満を感じたことはないし、Googleサービスは多用しているものの、Spotlightの手軽さがあるのなら、わざわざ使わなくても良いかな、と判断している。 Windows XPではOS標準の検索機能を立ち上げるより、常時立ち上がっているブラウザを用いた方が速いが、Spotlightの起動はそれ以上に便利だと思う。 なお、Google Desktopはコントロールキー(Mac版ではコマンドキー)を二回続けて押すと起動する、と言う機能があるが、これが案外誤作動の元となったので、私は使っていない。
一方で、GoogleからリリースされているMac版アプリケーションのページと言うものを初めて知った。 定期的にチェックしておきたいページだ。
2007年4月 1日
Apple: 最近使ってみたMac OS Xアプリケーション
- Aurora
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Macを目覚まし代わりにするソフト。 iTunesの好きなプレイリストを再生できる。 スヌーズなども出来るので、携帯電話をなくしたときにはかなり重宝した。 今はあまり使っていない・・・。
- Hugin
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パノラマ写真を作成可能なソフト。 Linuxにも対応している。 まだ使い方がよくわからないのと、よくわからないので綺麗に合成できないのが悔しい。 DoubleTakeというシェアウェアの方が簡単に綺麗なパノラマ写真を作れるが、ここはフリーソフトを使いこなしたいところ。
- Shupapan
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リネームソフト。 Windowsにはこう言うソフトはたくさんあるのに、Macとなるとなかなかないことが多い。 Shupapanは高機能で一通りのリネームは出来そうである。
2007年3月30日
Apple: Windows Vistaに正式対応したBoot Camp 1.2β
Boot Campがバージョンアップし、Windows Vista(32bit版)へ正式に対応した。 また、Apple RemoteがWindows内のiTunesやWindows Media Playerの再生に対応したことも面白そうだ。 Mac OS X 10.5 Leopardがいつ発売されるのか未知数の中、β版ながらもVistaに正式対応したBoot Campが登場したので、私もそろそろVistaのインストールに踏み切ろうかと思っている。
2007年3月27日
Apple: WindowsアプリケーションをMac OS X上でネイティブに動かすソフト
CrossOver Macは「互換レイヤーソフト」と言うジャンルのソフトの最新版で、WindowsアプリケーションをMac OS X上でネイティブに動かすことができるそうだ。 これまでIntel MacでWindowsアプリケーションを動かすとなると、Boot CampやParallelsを使ってWindowsをインストールして使う、と言う発想しかなかったが、これはこれで面白そうなアイデアだと思った。
ちょっと調べてみると、オープンソースのWineを商用版として仕立てたものがCrossOverのようだ。 昨年9月時点での記事ではあるが、完全に動くソフトは限定的で、あまり過剰な期待は出来ないのが現状のようだ。 記事ではAdobe Acrobat Readerが動いたとしているが、Mac版もあるのであまり意味がない。 実用性を考えるなら、素直にWindowsをインストールした方が良いようだ。
Apple: Apple TV写真集
先日出荷が始まったApple TVだが、いろいろと写真レポートが出てきている。 そのいくつかにリンクをしておく。 セットアップの様子を撮影した動画はなかなか。 リンク先に書いてある通り、オープニングのムービーは印象的。
2007年3月18日
Apple: Microsoft Office 2008 for Macの新機能
ITproでMicrosoft Office 2008 for Macの新機能を解説した記事が掲載されていた。 これは、既報のUniversalアプリケーションとなるMac版Officeの予定されている新機能を、開発版の写真を交えて解説したもの。 Windows版の2007と同様の機能や、Mac版独自の機能も新機能として取り入れているようだ。
2007年3月15日
コンピュータ: PCカードをExpressCardスロットで使うためのアダプタ
私の持っているMacBook ProにはExpressCardスロットが付いているが、PCカードスロットはない。 ExpressCardは高速アクセスが可能と言うことで、それは良いのだがまだ商品があまり出てきていないのが難点である。 先日ExpressCard対応のメモリーカードリーダー・ライターを探しにヤマダ電機に行ったのだが、ExpressCard対応商品を全く見つけることができなかった。 また、Amazonで売っているものもPCカード対応のものに比べると高価である。
そんな状況で、PCカードをたくさん持っていてまだまだ活用したい人向けには良い商品があるようだ。 ExpressCardスロットをPCカードスロットに変換するアダプタで、これを使えばPCカードをExpressCardで使用できる。 ただ、本体からコードがのびる形なのであまりスマートな形にはならない。 また、このアダプタ自体はMac OS Xに対応しているようなのだが、PCカード側がMac OS Xに対応していなくても使えるものなのだろうか。 よくわからない。
2007年3月14日
Apple: Mac OS X 10.4.9がリリース
Mac OS X 10.4系列の最新マイナーアップデート版と10.3系列用のセキュリティフィックスがリリースされた。 10.4に関しては10.4.9がリリース、10.3.9向けにはSecurity Update 2007-003がリリースされたとのこと。 iPhoto 6を6.0.6にするアップデートも公開されている。
今回の10.4.9アップデートでは45件もの脆弱性が修正されているとのこと。 10.3.9向けの2007-003も同様の修正が含まれているそうだが、こちらは10.3.10にはならずにSecurity Updateとなっている。
2007年3月12日
Apple: Intel CPUロードマップとMacのリリース予測
Intel CPUの新製品ロードマップから、Macの新製品のリリースを予測した記事が掲載されている。 Core 2 Duoが出たタイミングとMacBookシリーズの更新タイミングはずれていたので、確実性はないものの、おおよその見当はつけることができると言う。
今後期待されるIntelの新製品にCentrino Proと言うものがあり、Core 2 Duoを中心とした新しいプラットフォームになっているそうだ。 バススピードの高速化や新グラフィックスチップにより、大きな性能向上が期待されており、これがMacBookに載れば面白そうだ。
一方、デスクトップ(Mac Pro)ではクアッドコアXeonや45nmプロセスの次世代Xeonが期待されているとのこと。 45nmプロセスの採用により、性能は最大20%アップ、消費電力は最大30%ダウンするというから頼もしい。 Xeonのようなサーバー用CPUにはもちろんだが、モバイル用CPUにも待ち遠しいプロセスだと思う。 そうなれば、MacBook Proの更新にもなるのだろうか。 いずれにしてもまだまだ先のことになるので、今のMacBook Proをじっくりと使い倒したいと思う。
2007年3月10日
Apple: フラッシュメモリ搭載Macサブノートの噂
Appleが2007年下半期にフラッシュメモリ(SSD?)搭載サブノートを発売すると言う噂があるようだ。 本当だとしたら嬉しいニュースだが、気になるのはOSがMac OS Xのミニチュアになると言うこと。 これはMacBookシリーズではない別のシリーズとして発表されると言うことだろうか。 機能的に問題なければ良いし、Apple製PDAも復活しても良いと思うのだが、どうなるだろうか。
2007年3月 9日
コンピュータ: NVIDIA Quadro FX5600グラフィックスカード
またNVIDIAからすごそうなグラフィックスカードが登場している。
Quadroシリーズはワークステーションなどに採用されているプロフェッショナル向けのシリーズで、1GBメモリがとにかく欲しくて買ったDell Presicion 360にも2D向けのQuadroが搭載されていた。
今回のカードはそんなちゃちなものではなくて、ハイエンド映像エフェクトが専門のアーティストが対象
とのこと。
値段も$2,999とプロフェッショナル仕様になっている。
ちょっと面白そうだと思ったのは、これにAppleも興味を持っていると言う開発者のコメント。 Mac ProにはRadeon X2800XTが搭載との噂もあるが、こちらのQuadro FX5600も候補になっているのだろうか?
2007年3月 6日
Apple: iTunes 7.1がリリース
AppleからWindows Vistaへの対応を強化したiTunes 7.1がリリースされた。 Windows VistaでこれまでのiTunesを使うと、iTunes Storeで購入した曲の再生が出来なかったらしいが、7.1でそれは解消されているようだ。 とは言え、未だiTunes上で取り外し動作をする必要がある、64bit版Vistaに対応していないなどの不具合は残っているようで、完全対応版とは言えないらしい。
一方で、近日発売予定のApple TVへ対応したり、Cover Flow(アルバムジャケットを並べて表示するビュー)の全画面表示に対応したりしているそうだ。 試しに全画面表示をさせてみたが、ジャケットに使っている画像が粗いとちょっと悲しい状況になってしまった。 Apple TVへの対応はまだしていなかったのかとちょっと驚きだ。 もしかすると、iTunesの対応が間に合わなかったためにApple TVの発売が遅れたのだろうか。
2007年3月 2日
Apple: Radeon X2800XTが次期Mac Proに搭載されるらしい
Appleが開発中とされる次期Mac Proに、ATIのRadeon X2800XTと言うグラフィックスボードが搭載されるらしいとGizmodoが伝えている。 このX2800XTは、少なくとも数値の上ではnVidiaの8800GTXを軽く凌駕するスペックのようだ。 しかも、Mac Proへの搭載のための特注品らしい。 8コアのCPUになるとの噂のMac Proだが、かなり高価な構成になりそうだ。
2007年2月28日
Apple: Parallels Desktop for MacがバージョンアップしてWindows Vistaに対応
仮想化ソフトParallels Desktop for Macの新版が登場したとのこと。 新バージョンの新機能はWindows Vistaに対応した、環境以降ツールのTransporterを搭載した、WindowsアプリケーションがMac OS Xネイティブの様に動作するCoherenceモードの実装のほか、USB 2.0のプラグ&プレイ、Boot Campパーティーションが利用可能になるなど、かなり便利になっている模様。 Windows VistaをBoot Campで使うなら、Parallels Desktopも入手しておきたいところだ。 Mac OS X 10.5 + Windows Vista Ultimate + Parallels Desktopとなると、相当な出費になりそうなので、今からお金を貯めておこうと思う・・・。
2007年2月24日
Apple: 3G版iPhoneが2008年1月に登場するとの噂
Macカテゴリーでもないような気もするが、iPhoneの3G版が2008年1月にも登場するとの噂が出ているらしい。 iPhoneはGSM/EDGEと言う欧米で使われている第2世代の規格にしか対応しておらず、第3世代(3G)対応を望む声が出ていた。 特に日本ではGSMが全く使えないので、3GにならないとiPhoneが使えない状態だった。
例によってキャリアはau以外のどちらかになりそうな気配なので、あまり期待はしていないのだが、3G版が出ればiPhoneがますます魅力的な端末となることは間違いない。 ただ、同じようにタッチスクリーン型の端末は各社から出てきているから、Appleものんびりしていると商機を逃すことになるのではないかと思う。
2007年2月23日
Apple: 12インチMacBook Proや黒いiMacなどの噂
以前から噂になっていた12インチMacBook Proの噂に加えて、黒いiMacや8コアのMac Proなど、新しい噂があるようだ。 黒いiMacはiPodやMacBookを見ていると出ていないのが不思議なくらいで、Mac ProもQuadコアのプロセッサを2つ積めば順当に8コアとなるので、「ありそう」な噂だ。 12インチMacBook Proは、15インチを購入した後ではあまり見たくないが、本当だとしたら魅力的な製品になると思う。 15インチMacBookについては、自分自身ちょっと必要性が感じられないので、よくわからない。
一方のソフトウェアはMac OS X 10.5 Leopardが3月下旬に出るらしいのでかなり楽しみだ。 Boot Campも正式版となって搭載されるはずなので、Windows Vistaへの対応がどうなっているのか。 Time MachineやSpacesも便利そうなので、正式発表と発売が待ち遠しい。
2007年2月 3日
Apple: Skype for Mac 2.5の正式リリース
Skype for Macのバージョン2.5正式版がリリースされた。 Mac版バージョン2.5での新機能・変更点だが、期待していたコンタクトのグループ分けは実現されていないようで残念だ。
2007年1月26日
Apple: Mac用のHappy Hacking Keyboardが発売
Mac OS用のHappy Hacking Keyboardが発売された。 きちんとコマンドキーが付いており、Macでの利用に便利なようになっている他、Appleキーボードにあるような音量操作やディスクの取り出しも可能になっているようだ。 もしMac miniをまだ常用していたら購入を考えたかもしれないが、流石にMacBook Proに付けてまで使う気にはなれない。 Happy Hacking Keyboardはコンパクトに出来てはいるが打鍵しづらいわけではなく、むしろホームポジショニングを維持して高速タイプできるようになっているそうなので、良い選択肢となったのだろうが、私にはタイミングが遅すぎた。
2007年1月13日
Apple: Mac OS Xのディスクイメージの処理に脆弱性が発見される
Mac OS Xのディスクイメージの処理に脆弱性が見つかったが、各パッチを適用済みのMac OS X 10.4.8でも影響を受けるとのこと。 記事ではSafariの「ダウンロード後"安全な"ファイルを開く」を有効にしていると、この機能を通じて攻撃されるように書いてあるが、これは単に自動的に開いてしまうと言うだけの話だ。 もちろん無効にすれば「自動的に開く」ことは回避できるが、ダウンロード後に開いてしまったら同じと思われるので、注意が必要だ。
コンピュータ: MacworldとCESの注目度はどちらが上か?
私はMacやiPodと、Apple製品を多く使っているのでMacworldの方に注目していたが、一般的にもやはりMacworldの方が魅力的なショーだったようだ。 ショーの規模や参加企業数はちがっても、出品されている商品の話題性から見たら、Macworldの方が上だっただろう。 まあ、それもたった一つのiPhoneによってなされたのだからすごい。
この数日間はあまりにいろいろな情報が流れすぎていて、このブログに書き留めておきたいのにまだ書いていない記事がたくさんある。 少しずつエントリーしておきたいと思う。
それはそうと上記のリンク先の記事で気づいたのだが、ITproと言うサイトは企業システム向けのITニュースを配信しているサイトだったらしい。 私の中では単にIT系と言うだけで見ていたが、今後はきちんと意識して読むようにしたいと思う。
2007年1月12日
Apple: 実は未解決だったiPhoneの商標権問題
AppleによるiPhoneの発売前に、CiscoからiPhoneが発売されていた。 Ciscoの商品はVoIP製品、Appleの商品は携帯電話、と若干異なるもののMacworldでの発表に至っていたので、てっきり商標については解決済みだと思っていた。 だが、商標問題は実は未解決だったまま、Macworldでの発表に至っていたようだ。
Appleの主張では、AppleのiPhoneは携帯電話であること、VoIP製品ではiPhoneと言う名称は他にも使われているので問題ないと言う考えのようだ。 「GSMがあるのでVoIPは必要ないと考えた」と言うAppleの主張も、じつはこの商標問題が裏にあったのではないかと思えてくる。 ただ、Ciscoの持つiPhoneの商標が、VoIP製品にとどまらず、携帯電話にも及ぶのだとしたら、Appleは使用許可を受けなくてはならないはずだ。 CiscoもVoIP製品のみで商標を取得しているとは考えにくく、今後どうなるかが興味深い。
2007年1月11日
Apple: Apple TV、iPhoneの追加情報
Macworldで発表されたApple TVやiPhoneについて追加情報を見つけたのでメモ。
- アップル担当者インタビュー
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iPhoneが第6世代iPodではないと発言している。 あくまでiPhoneはiPod機能を持ったコミュニケーションツール、らしい。
- iPhoneのユーザーインターフェース動画レポート
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動作がかなり軽快なのに驚いた。 もちろん、時間のかかる動作はしないように工夫したプレゼンなのだろうが、それにしても軽快。
- Apple TV, iPhone担当者との一問一答
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担当副社長が、Apple TVのハードディスクの容量や、iPhoneの機能アップデートの可能性について答えている。 やはりアプリケーションの追加は自由に出来ないとのことで残念。
Apple: Apple ComputerがAppleへ社名変更
iPhoneの発表記事でも一部触れられていたが、Apple ComputerがAppleへと社名を変更したそうだ。
一般には既にApple、と言えばApple Computerと言う状態だったが、あちこちで指摘されている通り、社名を変更すると言うことはAppleのビジネス内容の変化を示していると思う。 すなわち、コンピュータのハードウェアとソフトウェア(MacとMac OS)を作ってきたこれまでのビジネスだけではなく、iPodやiPhoneなどに代表される周辺機器製造、そして.MacやiTunes Storeのようなサービス・コンテンツビジネスへの展開を素直に表したものなのだろう。 この社名変更を契機に、Appleがこれまで以上にコンピュータ以外のビジネスを広げていくのか、楽しみである。
Apple: 2007年後半にUniversal対応のMicrosoft Officeが発売へ
現行のMS Office 2004 for MacはUniversalアプリケーションではなかったため、対応が望まれていた。 Microsoftは次期OfficeをUniversalアプリケーションとして、Intel Macにもネイティブ対応する予定らしい。 Microsoftからも公式発表が出ている。 記事によれば、このMS Office 2008 for Macでは、Windows版MS Officeとの互換性を重視しているが、Mac版独自のアプリケーションも含まれるとのこと。
Boot CampやParallelsでWindowsそのものをIntel Macで動かしている人にとっては、このOfficeを待つかどうかはちょっと複雑なところだろう。 というのも、Windows版Office 2007が1月末には発売されるのだから、これをWindowsでそのまま動かすのが、互換性の上でも一番問題がない。 もちろん、Officeのみが目的なら、Boot Camp または Parallels + Windows + Windows版Officeよりも、Mac版Office一つを購入した方が格安である。 だが、他のアプリケーションを使うなどの理由で、既にWindowsがをIntel Macで動かしているならば、互換性の点でWindows版Officeを購入した方が安全となってしまう。 まあ、Intel MacでWindowsを使う人はそれほど多くないのだろうが・・・。
Apple: 802.11n対応の新AirMac Extreme
こちらもMacworldにて802.11n(ドラフト段階の規格)に対応したAirMac Extremeが発表された。 これも直前に出てきた情報だったわけだが、噂では2倍または4倍の性能アップだったが、実際に発表されたのは5倍の速度と言うことらしい。 ドラフト段階とは言え802.11n対応の無線製品は既に各社から出ているし、実はMacBookやMacBook Proに内蔵の無線機能も、封印してあるだけで802.11nに対応しているようだ。 他にもUSBハードディスクをつなげて共有可能と言ううれしい新機能もついているらしい。 いっそのことApple TVにもAirMac機能をつけてしまったら良かったのにと思うのだが、そこは同じMac miniの大きさのようだし、両方買って重ねて使ってくださいと言うことか。
Apple: iTV改めApple TVも発表される
MacworldではiPhoneの発表に引き続き、iTVと呼ばれていたMac miniに似た形のセットトップボックスであるApple TVも発表された。 iTunes Storeで購入したビデオなどを家庭のテレビで再生できる商品とのことで、Macと家電をつなぐ商品としてはAirMac ExpressのAirTunes機能に次ぐ商品になると思う。
ただ、私のように狭い部屋に一人暮らしの(しかもテレビはない)状態だと、完全に縁のない商品だ。 正直なところ、各部屋にテレビがあって家族各々が自分の好きな番組を見ていると言う日本では、あまり売れない商品だと思える。 どちらかと言うと欧米の家庭スタイル向けの商品だと思う。 SlashdotでもiPhoneにくらべてあまり盛り上がっていないように見える。
Apple: MacworldでiPhoneがとうとう発表
とうとうAppleから携帯電話「iPhone」が発表された。 タッチスクリーンで操作し、iPod機能を併せ持つなど、これまで噂されてきたタッチスクリーンiPodとiPhoneを合わせた商品になっている。 こうして見ると、別々の商品として流れてしまったものの噂も案外正しかったことになる。
なんと言っても特徴は画面サイズ320ドット×480ドットの3.5インチスクリーンをタッチすると言う操作性だろう。 画面サイズと言う制約をのぞけば、どのようなキーボードレイアウトにするかはソフトウェア制御であり、様々な可能性がある。 現にQWERTYキーボード画面や、iPodの操作画面などがスクリーンショットとして公開されており、これだけでもかなり面白そうだ。
SafariやYahoo!製のIMAP対応のメーラー、カレンダー、アドレスブックなどが搭載されているようだ。 ウィジェットにも対応していると書いてあるが、標準搭載のもの以外に追加は出来ないようになっているらしい。 セキュリティを考慮した結果らしいが、これはかなり残念に思う人が多いだろう。
携帯電話としては3Gには対応しておらず、このまま日本では使えないそうだ。 ただ、無線LANやbluetoothには対応しているそうなので、携帯電話として使えなくてもPDAとして使いたい人は多いのではないだろうか。 iPodとの価格差を考えたら、かなりリーズナブルな価格設定に思える。
2007年1月 9日
Apple: iWork '07 に表計算ソフト「Numbers」の噂
Macworldの開催が迫っているが、そこで発表が期待されるiWork '07に、表計算ソフトとして「Numbers」か「Charts」が含まれるともっぱらの噂らしい。 Slashdotのストーリーでは、Numbersの商標はいったん登録されたものの取り下げられたとの情報もあるようだ。
これまでiWorkにはプレゼンテーションに使う「Keynote」、文書作成の「Pages」が含まれて一つのパッケージになっていた。 私が購入したMac miniやMacBook Proにも30日評価版がインストールされていたが、やはりプレゼンとワープロだけではわざわざ購入する気にもなれなかった。 表計算ソフトの登場で、ぐっと購入意欲が刺激されそうだ。
2007年1月 8日
Apple: Microsoft IntelliPoint ソフトウェア 6.1がリリース
Intel MacでMicrosoftマウスのドライバが動かないなどと書いたが、ばっちり動くドライバが存在した。 MACお宝鑑定団さんで見つけたのだが、IntelliPoint と IntelliType のバージョン 6.1がリリースされていた。 ユニバーサル対応などとは書かれていなかったのだが、試しにインストールしてみると問題なく動作した。 6.1と言うからには以前から6.0も存在していたはずで、こちらもおそらくIntel Macで動作していたのだろう。 Microsoftのサイトを自分で探したときには発見できなかったのが悔しい限りだ。
2007年1月 7日
コンピュータ: 2006年のネット界隈
昨年末のことだが、ITmediaに2006年を振り返る記事が掲載されていた。 ネットに関連する話題を中心にまとめているようで、携帯電話のナンバーポータビリティー(MNP)は私もオランダから注目はしていたが、上記の記事には書かれていない。 話題になっているのはライブドア、次世代DVD、次世代ゲーム機、SNS、YouTube、Web 2.0、など。 それ以外の話題の「男おやつ」も楽しく読ませてもらった記事だと記憶している。
個人的には次世代DVD、次世代ゲーム機は、事前にかなり盛り上げていた割には、規格の分裂や商品の供給不足もあって、メーカーが期待したほどの盛り上がりにはならなかったのではないかと思う。 特に「高機能化」に焦点を当てた次世代DVDやPS3に関しては、「今で十分」のような満足感や冷めた部分もあって、盛り上がりに欠けたのではないだろうか。
一方で良い意味でも悪い意味でも注目されたのはSNSのmixiだと思う。 株式公開により広く注目を集め、盛り上がっていたが、Winnyで起きた個人情報漏洩事件が飛び火した。 それが原因かどうかわからないが、mixiのアクセス数の伸びにかげりが見えていると言う記事もあった。
ネットからは離れるが、コンピュータ関連ではiMacとMacBook ProにはじまるIntel Macの登場と全シリーズの移行が大きな出来事だったと思う。 個人的にもMacBook Proを購入したので特に印象深い出来事だった。 今年も色々なニュースでわくわくしたいと思う。
2007年1月 4日
Apple: Parallels Desktop for Macの最新β版は順調に進化中
元麻布春男氏のコラムにMacBookとParallelsについて書いてあった。 2006年を振り返ってベストハードウェアとベストソフトウェアとして、その二つが紹介してある。
これによるとParallelsのβ版ははかなり順調に進化しているようだ。 まず、これまでは出来なかった、Boot Campによるネイティブなブート環境を、Parallelsの方からも使えるようになったそうだ。 ディスク容量の節約と言うメリットは言うまでもなく、インストールなどの重い作業はネイティブで行い、それ以外はParallelsでMacと同時利用すると言ったメリットも挙げられている。 これが出来る出来ないはかなり大きな違いではないだろうか。
また、共通のクリップボードや、USB 2.0、CD-R/DVDなどのサポートなど、実用に必要な機能は着実に揃ってきているようだ。 とりあえずVista登場後の各種レビューを見てから購入は判断したいが、かなり楽しみである。
2007年1月 3日
Apple: Apple Mailの重複メール削除スクリプト
そう言えば、Apple Mailのユーザー環境移行時に、POPアカウントから重複メールをダウンロードしてしまうことが起こった。 これはどのメールをダウンロード済みなのかのインデックスがないのでしかたないのだが、数が多いと削除も大変である。 このときに役立ったツールがあった。
株式会社スクイズ研究所に掲載されているMail.app用の重複メール削除ツールがそのツールで、Perlスクリプトになっている。 Mac OS Xアプリケーションではないので、実行には多少ターミナルの使い方を知っておいたほうがわかりやすいと思うが、リンク先にやり方が解説されているし、私は問題なく使えた。 非常に便利なツールだと思う。
Apple: Apple Mailの移行完了
Mac OS Xの旧ユーザーアカウントから、すでにサーバーからは削除済みのPOPアカウントのメールを移行させたかったのだが、よくわからないのであきらめることにした。 受信トレイから独立したフォルダに移動していたものは読み込めたし、なんとサーバーには7月からのメールが残っていた(もちろん迷惑メールは削除していたから数は数百程度)ので、最近の分のメールに限って言えば全く問題ない状態だった。 また、8月末からはほとんどのメールをGmailにいったん転送してあったので、こちらからPOPで取得することも可能だった。
と言う訳で、Apple MailのMac OS Xユーザーアカウント間の移行はうまくいかずに終了してしまった。 旧ユーザーアカウントに残っているデータはメールで最後だったので、アカウントは削除した。 ようやくすっきりとした構成で使えることになった訳である。
2007年1月 2日
Apple: Dashboardをイルミネーションで飾ってみた
エントリーするのが遅れたが、Christmas Lightsと言うDashboardウィジェットでDashboardをイルミネーションで飾ってみた。 Dashboardを呼び出した状態で、画面の周りで電球が点滅している様子を再現でき、クリスマス気分を出すのにはちょうど良かった。 イルミネーションのパターンはいくつか変えられる。
問題はこのウィジェットを解除するとき。 普段ウィジェットの表示を解除しているときのように、Dashboardを呼び出し、プラス(+)ボタンをクリック、と言う順番では、ウィジェットを閉じるボタンが隠れてしまう。 ここは面倒だが、ウィジェットを管理するウィジェットを呼び出し、いったん使用不可にするしかない。 使用不可状態では画面下部に出てくるトレイに表示されなくなるが、再び使用可能状態にすればトレイに表示されるので問題ない。
Apple: Apple Storeの初売りは盛況だったらしい
新年早々こんな取材をしている記者さんも大変だと思うが、全国のApple Storeの初売りの様子がレポートされている。 オンラインのApple Storeとは中身が少し異なるそうだが、リアル店舗で販売されていた福袋の中身も別の記事で紹介されている。 見るとiPod nanoを始め形が特徴的なスピーカーJBL on timeや高級イヤホンのSHURE E3cなど、122,000円相当が同梱されていたようだ。 もし私がこれからiPodを買おうとしていれば購入したかもしれない内容だ(笑)。
iPodやiMacなども定価の10%引きで購入できたようだ。 MacBook Proについては記事によって書き方が違うのでよくわからないが、ソフトやiPodアクセサリも割引で購入できたと言うから、普段は定価商売のAppleが色々とサービスをしたようだ。 私は友人と会う用事があったので行かなかったが、ちょうど欲しいものがあればこういう機会に購入するのも良いかもしれない。 年一度と言わずに、ボーナスシーズンにはやって欲しいイベントである・・・。
2006年12月30日
Apple: オランダ国立美術館のDashboardウィジェット
Dashboardウィジェットを探していたところ、他の面白いウィジェットも見つけた。 オランダのアムステルダムにある国立美術館のコレクションを表示するウィジェットで、無料で利用できる。 画像は拡大縮小が可能で、その作品の詳細を解説したページへのリンクも辿れるようになっている。 また、Yahoo! Widget Engine用のウィジェットもあるので、Windowsユーザーでも利用可能のようだ。
ちなみにウィジェットのダウンロードページはオランダ語だが、オランダ国立美術館(Het Rijksmuseum)には英語のサイトもあるので、いろいろ巡ってみると楽しい。 VermeerやRembrandt始め、同館コレクションの画像ダウンロードも行える。
2006年12月27日
Apple: RosettaとUniversalアプリケーション
Mac OS XソフトウェアのIntel CPU対応の方法には、Power PC用のソフトウェアのまま、Rosettaと呼ばれる「Power PC用からIntel CPU用へ変換」する仕組みを利用する方法と、ソフトウェア側がPower PC用とIntel CPU用のコードを両方含むUniversalアプリケーションと言う仕組みを利用する方法の二つがある。 どちらも意識することなく使えるが、Appleの説明によればUniversalアプリケーションの方がより良いパフォーマンスで動くそうだ。 私が購入する前からUniversalアプリケーションは登場していて数も揃ってきているので、いくつか気づいたソフトウェアをダウンロードしてきたのでとりあえず列挙しておく。 とは言え、よく使うソフトウェアは大体がバージョンアップの際にUniversalになっているので、今回探したのはあまり使わないアプリケーションということになる・・・。
今のところIntel Macが原因で困っているのはMicrosoftマウスのドライバがPower PCのみの対応であることだが、これは戻るボタンが使えないなどなので、標準マウスとしては使えるのでそこまで困っていない。
2006年12月26日
Apple: Google CalendarガジェットをMac OS XのDashboardウィジェットで代替
Google Calendarというカレンダーサービスをしばらく前から愛用している。 仕事やプライベートのスケジュール管理がインターネットに接続可能なあちこちから出来るので便利だ。 もちろん、インターネットにつなげないときもあるし、相手と話すときに必要なので手帳も活用している。
Google Desktopのガジェットに、Google Calendar上の自分のカレンダーを表示するものがある。 WWWブラウザーを開かなくても簡単にアクセスできるので便利である。 一方Mac OS XにもDashboardウィジェット(Widget)と言う、Googleガジェットの基となったような機能がある。 ボタン一発で素早くアクセスできるのでかなり便利なのだが、Power PC G4のMac miniでは初回の起動が遅すぎていまいち使いきれていなかった。 MacBook Proに買い替えたところ、起動速度も改善されたので、気を良くしてカレンダーを表示できるものを探してみた。
AppleサイトにあるDashboardウィジェットのダウンロードコーナーには、Google Calendarそのものを表示するものは見つからなかった。 代わりに、iCalのカレンダーを表示するiCal Eventsと言うウィジェットを見つけた。 Google CalendarのカレンダーはiCalで取り込むことができるので、iCalを経由すればこのウィジェットでGoogle Calendarを表示できると言う訳だ。
iCal Eventsのダウンロードだが、上記のページの「ダウンロード」リンクからはエラーが起こって接続できなかった。 代わりにiCal Events制作者のサイトからダウンロード・インストール可能だった。 サイトは英語だが、ウィジェットの表示そのものは日本語にも対応している。
このウィジェットは直近の予定を見るためのものなので、Google Calendarガジェットのようにカレンダー形式で見られる訳ではないが、逆にシンプルで見やすいのは確かだ。 表示するカレンダーも選べるので、予定が多い場合などはウィジェットを複数表示させても面白そうだ。
2006年12月25日
Apple: MagSafeはなかなかの良い使用感
MacBookにもついている、マグネットで着脱する電源コードのMagSafeだが、なかなかの使用感だ。 電気ポットなどでもおなじみの仕組みだが、どうもコンピュータに搭載したのはAppleが初めてらしい。 電源からくるノイズがディスプレイの表示に影響する、という話を聞いたこともあるから、電源に磁石なんて、という発想が支配的だったのかもしれない。 そのノイズのあたりをどのように解決したのかは知らないが、もしかしたらそもそもノイズの話自体が都市伝説だったのかもしれない。
で、このMagSafeに着いている磁石だが、なかなかの磁力で、使い始めはきちんとはずれるのか心配だった。 だが、本体を動かそうとした時にコードが少し引っかかっていた程度で外れてしまった。 触って試してみると、上下方向に斜めに引っ張られると外れやすいようだ。 別にMagSafeに魅力を感じて購入した訳ではないが、案外「当たり」の機能だった。 ただ、ゴミが挟まりショートしてその部分が溶けた事件もあったようなので、ホコリなどには注意したい。
2006年12月20日
Apple: Mac OS Xのユーザー間データ移行
ようやく届いたMacBook Proだが、新規ユーザーを作ってそこにデータを移行しようと考えている。 当初は設定ファイルをいじってSafariの設定が保存されないものかと考えたが、別の原因も出てきたので完全に移行することにした。 よけいなハードディスクアクセスの原因にもなるFile Vaultをオフにしようとしたのだが、数テラバイトの空き容量を要求されたのだ。 File Vaultによって保護されている領域は50GB超とは言え、解除にこれほどの要領を要求されるとは思わなかった。 ファイルを少しずつ移動していく方法なら最終的に保護解除できそうなので、File Vaultの保護をしない新規ユーザーを作り、そこへ移動していくことにした。
まず、iTunesとiPhotoをそれぞれ共有フォルダを経由して移動した。 移行元ユーザーから共有フォルダへは移動できたのに、共有フォルダから移行先ユーザーフォルダへはコピーしかできなかった。 ファイルの所有権の問題かと思って変更してみたがうまくいかなかった。
あとは書類とムービーを移動しつつ、設定ファイルも、FIrefoxやMailなど、それらしいものをコピーした。 これらはライブラリフォルダの中にある。 Firefoxの設定ファイルはApplication Supportというサブフォルダの中にある、Firefoxというフォルダ以下になる。 このApplication Supportには他のアプリケーションも設定を保存しているようだ。
ところが、Mailに関しては移行がうまくいかなかった。 ライブラリフォルダの直下にMailというフォルダがあり、ここに各メールアカウント別にメールが保存されているのはわかるのだが、同様にコピーしてもうまく動作しないのである。 アカウントが全く指定されていない状態で起動するので、認識されていないのは間違いない。 適当にアカウントを指定して起動させ、設定の読み込みも試したが、スマートフォルダとアカウントから独立したフォルダのみしか読み込まれなかった。 ほとんどがIMAPなので構わないのだが、一部POP3によるアカウントもあるので、出来れば移行したい。 Mac miniからはコピーできたのだから、どこかに設定があるはずで、それまでは不便だが2ユーザーを行ったり来たりして使うしかない。
2006年12月19日
Apple: MacBook Proが到着!
待ちに待ったMacBook Proが到着した! とりあえずMac miniからの環境を移行したが、Safariの設定が変更されない問題も引き継いでしまったので、新しいユーザーを作り直す必要がありそうだ。
それにしても、この移行を行うと以前と全く違和感なく作業が開始できる。 File Vaultを設定しているためか移行作業には時間がかかったが、これはなかなか便利だ。 スピードもMac miniに比べればダントツで、CPUクロックが大きいこと、メモリが4倍になったことが十分体感できる。
同じMacからの買い替えで、その意味では新鮮味はあまりないが、私にとっては初めて購入したノート型PCである。 初めて持った感覚は「やはり2.5kgは重い」「(良い意味でも悪い意味でも)画面が大きい」である。 全体のデザインはもちろん満足できるもので、所有欲をかなり満たしてくれる製品だと思う。
私のMac miniにはなかったiLife '06や、iSightも内蔵されているので、少しずつ試していきたいと思う。 Windows XPのCDはないが、Boot CampでLinuxもインストールできるようなことを見た覚えがあるので試してみたい。 一番の問題はそれらを試す時間になりそうだ。
2006年12月17日
Apple: Mac OS X用WWWブラウザーあれこれ
ふとインストールしてあったWWWブラウザをしばらくアップデートしていなかったことに気がつき、アップデート作業をした。 これらはサイトの確認用に入れたものもあるし、使いやすいからとかウェブ開発に向いているとかの理由で紹介されていたのをインストールしたものもある。 常用はしていないが、たまに立ち上げて確認することもあり、それが今日だったと言うわけだ。 せっかくなので下に一覧をまとめておこうと思う。
- Safari
-
Apple自身がリリースしているので、Mac OS X用では普及率が高いと思われる。 動作が軽快なのは良いのだが、なぜか設定が保存されないと言う不具合が起きてしまったため利用していない。 画像を直接iPhotoに登録できたり、オフライン状態で接続できなくても、オンラインになると自動的に再読み込みしたりと、Mac OS Xでの連携は優秀。 WebKitを基に作られているので、WebKitを利用した他のブラウザもSafariと同じレンダリングとなる。
- Camino
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Mozillaのレンダリングエンジン(Gecko)を利用したMac OS X専用ブラウザ。 そのため、比較的新しいFirefoxと同様のレンダリングとなる。 やはり動作は軽快だが、RSSに対応していないなど、Firefoxに比べて低機能ぶりが目立つようになってきたので利用していない。 拡張機能が使えるようになれば文句なしのブラウザになると思うのだが。
- iCab
-
Carbonで作られており、未だにMac OS 8.5でも動くと言うから驚異的だ。 独自のレンダリングエンジンを持っており、以前はCSSなどへの対応状況があまり良くなかったが、3.0になって相当改善したようだ。 Acid2試験にも合格している(正式版のFirefox/Caminoは合格していない)。 少なくとも、私のサイトを見る限り、SafariやCaminoとほぼ同じレンダリングをしている。
- Firefox
-
WindowsでもIEの代替ブラウザとして定位置を得ているが、Mac版もきちんと拡張機能が使えるし、Windows版とリリースも同時なので、悔しい想いをすることがあまりない。 拡張機能もいろいろ導入して使っている。 リンク先にない拡張機能としては、HTML ValidatorやSage、XHTML Ruby Supportなどを利用している。 たまにSafariやCaminoを使うと、Firefoxの動作がやや遅く感じられるが、普段はあまり気にならない。
- OmniWeb
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以前は独自レンダリングエンジンを搭載していたが、今ではWebKitを採用している。 一時期英語版しかリリースされていなかったが、今は日本語も含む複数言語版もリリースされている。 30日の試用が可能な有償ソフトウェア。
- Opera
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ファイルサイズが小さいことと軽快さが売り。 以前はWindows版の開発が先にされていて、Mac版はメジャーバージョンが一つ古い状態のままだったこともあったが、最近は差がないのでうれしい限りである。 CSSへの対応状況も良く、各種プラットホームに移植されているので、プラットホームの違いを意識したくない人には良い選択肢かもしれない。
- SunriseBrowser
-
ウェブ開発者向けのブラウザ。 WebKitを利用している。 文法チェッカーを簡単に起動できるほか、ウィンドウサイズもよくある画面サイズに変更できるなど、便利な機能が備わっている。 また、レンダリング領域がなるべく広くなるようにしているところも好感が持てる。
- シイラ
-
こちらもWebKit利用のブラウザ。 Safariよりも使いやすいブラウザを目指して開発しているとのこと。
2006年12月16日
Apple: 注文したMacBook Proが発送された
結局、12インチの噂で決意が鈍らないうちに、15インチMacBook Proを注文した。 このところiPhotoライブラリの崩壊、iTunesもライブラリが崩壊と立て続けに不具合が続いたが、欲望には耐えきれなかったと言うところだ。 15日までの発送と言うことだったが、16日の未明に発送されたことになっていた。 アメリカ時間なら十分に15日だと言うところだろうか。
スペックは15インチディスプレイのCore 2 Duo 2.33GHzモデルからハードディスクだけ200GBに増量した。 BootCampでWindowsも使おうと考えれば、多ければ多い方が良いだろうと思う。 現行のMac miniも外付けFirewire HDDとして利用可能だし、これで当面は余裕が出来そうだ。
手元にWindows XPのライセンスなど余っていないので、どうしてもVistaを購入した方が良いのではないかと考えてしまう。 ただ、まだBootCampもVistaもベータ段階でのレビューばかりなので、正式版でどうなるのか、不明な点が多い。 急ぐ訳ではないので、Vista登場後に情報が揃うまで待ってみようと思う。
2006年12月13日
Apple: 今度はiTunesのライブラリが崩壊
先日、iPhotoライブラリのインデックスが崩壊して登録をやり直すはめになった。 ようやくアルバムの登録も終わったのだが、縦長画像の回転などはしておらず、完全復旧にはまだまだ遠い。 とにかく一仕事終えたと思ってほっとしていたのだが、今度はiTunesのライブラリが崩壊した。
やはり、登録用のインデックスファイルの破損のようだ。 iTunes Library (Damaged)なんて全く嬉しくない名前のファイルが作成されていて、案の定ライブラリからは曲がなくなってしまった。 しかも、iPodをつなげてiTunesが起動したとこでこんな事故が起きたのだが、ご丁寧にiPodの同期までされてしまい、iPod内の音楽ファイルが「購入したもの」以外は全て消滅してしまった。 「購入したもの」だけはiPodからiTunesへ復旧できるらしい。 そんなことができるのなら、他の曲も復旧してほしいのだが、わざわざ機能制限しているようだ。 オリジナルのファイルが残っているだけましだが、インデックス一つの破損でこうなるのも勘弁してほしい。 iPhotoもそうだが、インデックスの再構築くらい出来て当たり前ではないのだろうか。
iPhotoの時の例があるので、Webサイトなどで情報を集めてから復旧しようと思うが、はっきり言ってやる気も起きない。 iTunesライブラリファイルの破損は、ハードディスク容量が十分あるときに起きたので、どうもハードディスクそのものが不安定になっている恐れもある。 ファイル破損の考えられる原因はいくつかある。
まずシンプルに考えられるのは、ハードディスクの耐用年数をそろそろ超えてきているのではないかと言うこと。 このMac miniの使用年数は1年半くらいだが、FileVaultを利用しているので、ハードディスクの読み書き回数が通常よりも増えたのかもしれない。 でもこれはApple公式の使い方で、そんなことが理由でハードディスクの調子が悪くなるのも困りもの。
私が一番不安なのはMac miniを持ち歩いたのが良くなかったのではないかと言うことだ。 車で何度も自宅と実家の間を運んだので、その際にダメージを受けたのかもしれない。 今時のノートパソコンに内蔵のハードディスクなら読み書きのヘッドを電源オフ時に安全な場所へ格納する機能はあるだろうが、一応デスクトップパソコンにカテゴリ分けされるMac miniのハードディスクにそんな機能があるのかわからない。
実は、ハードディスク容量がほとんどなかったときに、既にiTunesのライブラリファイルも破損していた、というのも否定は出来ない。 iPhotoのライブラリを復旧させるときは、余計なことはするまいと思ってiTunesを起動していなかったからだ。
ただ、ハードディスク全体が不安定になったのなら、ライブラリファイルだけが破損して、画像や音楽ファイルにダメージがなさそうなのも不思議な話である。 今後は定期的にライブラリファイルのバックアップを取っておこうかと思う。
2006年12月 9日
Apple: iPhotoライブラリが崩壊・修復中
iPhotoライブラリが崩壊した。 データベースファイルが破損したようで、もう良く覚えていないが「iPhoto 2または4で作成されたのでアップデートしてください」のようなメッセージが出てきてしまった。 私が使っているのはiPhoto 5なので、メッセージを見る限り使えそうなのだが、起動時にエラーメッセージが出るだけですぐ終了してしまう。 インデックスが破損したのかと思い、iPhoto Libraryフォルダのxmlファイルなどを移動してみたがダメで、どうもLibrary.iPhotoなるファイルが壊れてしまったようだ。 これを移動すると起動するが、アルバムや写真が全く登録されていない、新規の状態になってしまった。
崩壊した原因はハードディスクの容量が少ない状態でライブラリにファイルを追加していたためと思われる。 ハードディスク内からライブラリにファイルを追加して行くと、iPhotoライブラリのフォルダに画像がコピーされて行くので、容量がさらに減少し、最終的にはライブラリファイルを保存する容量すらなくなってしまったのだと考えられる。
上記の作業はインターネットを解約してしまった自宅で行っていたので、翌日会社でこっそり復旧に使えそうなソフトを探してみた。 Googleで検索して見つけたのはiPhoto ExtractorやiPhoto Album Extractorと言う、アルバム情報を復旧してくれそうなソフト。 画像ファイルそのものはそのまま残っているので、これでなんとかなるかと思われたが、一度Library.iPhotoを移動して新規の状態になった関係か、うまく復旧できなかった。
それで、仕方がないので頭の悪い方法だとは思いつつ、全てのファイルをもう一度iPhotoで読み込み直すことにした。 と言っても、iPhotoの場合サムネイルがサブフォルダにあるし、画像を回転させればオリジナルファイルと修正後のファイルの2枚を保存するようになっている。 特にオリジナルファイルから再構築しようと思ったので、かなり面倒な結果になった。
今現在、全てのファイルの読み込みが完了している。 ファイルはなんと7500枚もあった(今回の出張関係で1500枚近く増えていた・・・)。 アルバムもおそらく100くらいは作ってあったので、これから復旧して行かなくてはならない。 まあ、ブログの記事になりそうな旅行の写真もあったので、見直しもたまには良かったのかもしれない。
が、このエントリーを書いているときにあらためてソフトを調べようと思ったら驚きの新事実。 オフィシャルな方法(ただしマニュアルに記載されていない)でライブラリが構築可能だったのだ! どうも検索したときのキーワードが悪かったようで、このページには気づかなかった。 もう完全に画像ファイルは入れ替えてしまったので、この再構築を試すこともできない。 しかし、この「マニュアルに記載されていない」と言うのはどういう理由なのだろうか。 ウェブサイトで公開するような機能があるならマニュアル・オンラインヘルプに記載するのは当たり前で、むしろ、ライブラリファイルが破損しているとプログラムが認識したのなら、再構築をするオプションをダイアログで表示するべきではないのだろうか。 不親切としか表現できない。
2006年12月 8日
Apple: Mac OS XでもWiiのリモコンを使えるようにするソフト
ゲームにエキサイトしすぎた人たちが思わず放り投げてしまいいろいろと被害(?)が出ているらしい Wiiのリモコンを、Mac OS Xからでも使えるようにしたソフトが紹介されている。 とりあえずモーションセンサとボタンが使えて、Google Earthの操作まで出来るそうだ。 モーションセンサでは正確な操作は難しそうだがなかなか面白い使い方だと思う。
2006年12月 6日
Apple: 12インチMacBook Proの噂
「噂」と書かれているものに一喜一憂するのもなんだが、12インチサイズで薄型のMacBook Proが登場するとの噂があるそうだ。 気になる性能や価格だが、デュアルコアプロセッサ搭載で、$1,700〜1,800(20万円前後)に落ち着くと見られているようだ。 もう、伝聞の伝聞と言う感じなのだが、本当に出るとしたらぜひとも欲しい商品だ。 まあ、15インチの方のMacBook Pro購入を決意したので、なんでこんなタイミングで、と思ってしまう。
まあ、欲しいときが買い時なので、15インチのMacBook Proは購入しようと思っている。 クレジットカードの利用限度額が厳しいので、今すぐ買えないのが苦しいところであるのだが。 そこで、予想される12インチMacBook Proのダメそうな点を考えて、決意を揺るがないようにしてみたい(笑)。
- ディスプレイ解像度が小さそう
-
12インチと言うことは、MacBookの13インチよりも小さいディスプレイサイズになる。 そうすると解像度はMacBookの1280×800よりも大幅に大きくなるとは考えづらく、おそらくそれと同じ解像度になると思われる。 横のピクセル数は許容範囲だが、縦のピクセル数800ドットと言うのはちょっと耐え難い。
- バッテリーの保ちが悪そう
-
小型にするのだから、当然バッテリーも小さくなり、動作時間も短くなる。 より動作電圧の低いCore Soloなどを選択する手もあるだろうが、少なくともデュアルコアプロセッサらしいから、Core DuoかCore 2 Duoになる。 また、革新的なバッテリーを搭載するのなら話は別だが、価格を見る限り順当にサイズを小さくしたと言う感じなので、それもなさそう。
- 外部接続アダプタなどが少なそう
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小型で薄型にするのだからその分側面も狭くなり、USBやFirewireなどの数が少なくなる可能性もある。 現在の15インチMacBook Proでは、USBが2つ、Firewire 400と800が1つずつになっているが、削られそうなのはFirewire。 まあ、あまり使わないコネクタではあるが。
- そもそも実現可能なのか?
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噂なのだから言ってもきりがないのだが、MacBook Proと言うブランドで(つまり全体のバランス・機能は維持して)さらに小型化して20万円と言うのは、本当に可能なのか疑わしい。 これが「何となくMacBook Pro欲しい」などと考えているレベルであるなら期待してしまったところだが、「もう現行機種を買うと決めた」と言う段階では疑わしいことこの上ない!(笑)
噂だけでいろいろ妄想できるMacと言うのは本当に面白いコンピュータだと思う。
2006年12月 3日
Apple: Mac OS X Security Update 2006-007が配布開始
Mac OS Xの最新セキュリティアップデートが公開された。 一部AirMacドライバで任意のコードが実行されてしまう脆弱性が最大危険度のようだ。 私もオランダ滞在を機にAirMacを使い始めたので、早速適用しておいた。 ただし、私の使っているMac miniでは、AirMacの便利さはそれほどでもないのが実情である。 やはり、無線LANの便利さは、持って動けるモバイルならではではないかと思う。
2006年11月17日
Apple: 飛行機内でのiPod接続サービスが登場
飛行機内でiPodを座席のドックケーブルに接続し、個人ディスプレイで動画を観たり、充電したりできるようになるらしい。 Appleからもプレスリリースが出ている。 私のiPodはPhotoなので、動画を観る事はできないが、充電できると言うのは魅力的だ。 これで電池の残りを気にせずに、長時間音楽を楽しむことが可能になる。 ちょうどKLMもサービスする航空会社に入っているので、シートの登場を楽しみにしたい。 問題は、これがエコノミークラスでも提供されるかどうかか。
2006年11月10日
Apple: Mac miniをポータブルに改造した作曲家
Mac miniにバッテリーや液晶を取り付け、まるでモバイルPCのように使えるようにした人がいるらしい。 すでに3代目のモデルになっており、最新版ではタッチパネル液晶を搭載しているとのこと。 面白いのはこの人の本業は作曲家で、2代目の「プロモーションビデオ」の背景で流れている音楽はご本人の作曲らしい。 私もMac miniの「持ち運び」だけならしょっちゅうやっているが、単体で使えるようにしてしまったと言うのは驚きだ。
2006年11月 9日
Apple: MacBookもCore 2 Duoを搭載へ
Proではなくて、旧iBookだったMacBookについての話題である。 とうとう、MacBookにもCore 2 Duoプロセッサーが搭載されることになったのだ。 これで、iMac、MacBook Proに続き、Core 2シリーズへの移行が進んだことになる。
MacBook Proの購入を考えているのだが、値段が安いのならと思ってMacBookも比較してみると、色々な点で不満があることに気づいた。 最大はクリアスクリーンディスプレイであること。 これは後ろの光源が反射するので、屋外はともかく室内でも場所を選んでひどく見難いので却下。 また、グラフィックスカードがオンボード式なので、BootCampでWindowsゲームをやるときに不安がある。 さらに、ディスプレイが13インチと一回り小さいのに、重さは200gくらいしか変わっていない。 軽量化の作りこみが甘いのだろうか。 MacBookのキーボードのデザインは独特で気に入ったのだが、やっぱり私はMacBook Proを選びたい。
2006年11月 4日
Apple: iPod nano (PRODUCT) RED Special Editionに8GBモデルが登場
4GBモデルしかなかった赤iPod nanoに、8GBモデルが追加されるそうだ。 多数の要望があったというが、いったいどれくらいの人数がリクエストすれば対応してくれるのだろうかと考えてしまった。 個人的には、プレゼント用に2GBモデルでも赤iPod nanoを出して欲しいところだ。
2006年11月 3日
Apple: iSightを活用するためのソフトウェア
iSightはAppleが発売しているWebカメラで、最近のiMacなどには内蔵されている。 私が購入を目論んでいるMacBook Proにも、もちろん内蔵されている。 そんなiSightを使うときに便利なソフトウェアを紹介したコラムがあったので、購入後の参考にエントリーしておく。
2006年10月30日
Apple: MacBook ProをApple広報が紹介した記事
Appleの広報担当者にCore 2 Duo搭載MacBook Proについてインタビューした記事が掲載されている。 まあ、当然ながら悪いことは何も書かれていないので、半分くらいに考えておく必要があるが、興味深かったのは重さについての話だ。
曰く、Core 2 Duo搭載のWindows PCと比較すると、MacBook Proは十分軽い部類らしい。 そう言えば、色々と軽量PCは出ているが、Core Soloだったり、バッテリーがあまり持たなかったりと、何か不自由な点があるようにも思う。 トータルで使いやすいと言うのは確かに納得してしまう。 ただ、この間1.5kgのWindows PCとその他資料を肩掛けバッグに入れて、一日中歩き回った経験から言うと、2.5kgと言うのはもう完全に持ち歩く重さではない。 肩は痛くなるし、終いには背中から腰にまで痛みが来てしまった(そもそも身体が疲れているのかも)。 リュックサックならまだ持ち歩けるとは思うが、それでも大変だと思う。
まあ、少なくとも広報レベルでは、現状のMacBookの重さはトータルとしては魅力だが、単体としては十分重いと言うことは認識していると言うことなので、今後少しでも軽くしていって欲しい。
2006年10月25日
Apple: ついにCore 2 Duo搭載MacBook Proが発表!
待ちに待ったCore 2 Duo搭載のMacBook Proが発表された。 最大39%高速化されたようで、FireWire 800端子を標準装備するなど、スペックの向上が見られる。 私の狙い目は15インチディスプレイで2.33GHz CPUのモデルだ。 重さは2.54kgと、モバイル用途としてはかなり重いが、17インチモデルの3kg超に比べればまだましである。 2.33GHzモデルはグラフィックスボードも17インチモデルと変わらないし、標準搭載の2GBメモリも十分だ。 Boot CampでWindowsを動かした場合でも、快適にゲームを楽しめそうだ。
これはもう即購入である。 ただ、残念なことに11月いっぱいはオランダ出張が続くので、帰国後の購入となってしまう。 まあ、帰国すれば出張手当がそれなりに出るし、12月にはボーナスも出るから、ちょうどうまい具合にMacBook Proの購入資金は十分になるのだが。 出張はそれなりに楽しんでいるが、帰国もかなり楽しみになってきた!
2006年10月19日
Apple: iPodもウイルスが混入したまま出荷されていた
第5世代iPodのごく一部に、Windowsに感染するウイルスが混入したまま出荷された製品があったと報道されている。 先日、マクドナルドのMP3プレーヤーでも同様の事件が起こり、SlashdotではMacと来ればiPodではないのかとか、だからマクドと略せば良いやんか、などと言う人たちが続出していた。 その直後に、本当にiPodでもウイルスが混入してしまい、なんとも皮肉だ。 AppleはWindowsに感染するPCなので半ば他人事のように「Windowsの脆弱性は遺憾」と言っているが、Mac OS Xに感染するウイルスだったらそれこそ物笑いの種だし、いずれにしても出荷前に発見できなかったことは事実だろう。
しかし、携帯電話やiPodなどが高度化していく一方、ウイルスの方もいろいろなものが発生していて、驚くばかりだ。 そのうち、PS3に感染するウイルスなども現れるのではないかと思ってしまう。
2006年10月17日
音楽: iTunesの音楽共有機能
iTunesサーバ機能を追加したルータと言うニュース記事があった。 ルータに外付けハードディスクやUSBメモリを接続すると、その中の音楽ファイルをiTunesの共有機能を使って共有可能になると言う。 これを見て、TVに接続せざるを得ないため、必然的にリビング以外では使えないMac miniに入っている音楽を、Windows PCから聞くことが出来ると思いついた。 (AirMac ExpressのAirTunes機能を使えば可能なのだが、ADSLモデムもリビングにあるのであまり意味がない。) 思いつくと言うほどでもないが、そのiTunesの共有機能を使えばいいわけだ。 設定は至極簡単で、ライブラリ側のiTunesで音楽を共有するようにすれば良い。 標準では共有可能な音楽を探す方はONになっているから、聞く側は設定は特に不要だ。
VNCで少し時間がたつと接続が切断されてしまっていた(これ、Wake on LANが実はONだった。それでも駄目)ので、この共有でもそうなるのではないかと不安だったが、特に問題ないようだった(一回、ぷっつりきれてしまったが、それ以外は大丈夫だった)。 ただ、Windows PCに入っているウイルスバスターとの相性が悪いようだ。 ウイルスバスターで危険なサイトかどうかを判断するサーバーへの接続が出来ない、とのエラーが頻発し、ブラウザでもネットに接続しづらくなった。 なんとなく推測しただけだが、このウイルスバスターの使用しているポートとiTunes音楽共有のポートが重なってしまっているのではないだろうか。
2006年10月16日
Apple: 来年1月のMacWorldでジョブスCEOが基調講演へ
例年のことでもあるように思うが、来年1月に行われるMacWorld Expoで、Apple CEOのスティーブ・ジョブス氏が基調講演するそうだ。 大本のアナウンスはMacWorld.comの記事の模様。 ジョブス氏の講演といえば、新製品発表の場であるので、Appleファンからは楽しみにされているイベントだ。 リンク先のGIZMODOの記事では、iPhone、フルスクリーンiPod、Core 2搭載のMacBookを期待しているようだ。 私もMacBookを期待したいが、むしろもう少し早い発表にならないものかと思ってしまう。
2006年10月15日
Apple: Mac OS XをVNCでWindows PCから操作
画面やキーボードの問題で、せっかく動くようになったのにいまいち使いにくいMac mini in オランダだが、リモートデスクトップ機能があるのを思い出し、これで使えないかと試してみた。 実は初めは逆で、Mac OS XからWindows PCのデスクトップを操作する、Microsft製のフリーウェアを試そうとしていたのだ。 なぜ今更というと、これまでMacとWindowsのインターネット接続は、まずMac miniにWAN側をつなぎ、FirewireでWindows PCにつなぐと言う方法を採っていて、この接続方法だと上記リンク先のRemote Desktop Connection Client (RDC) for Macはなぜか使えないのである。 まあ、実はこれも結局うまく動かなかったのだが、ならば逆はどうだ、と言うことでWindows PCからMacのデスクトップの利用を考えてみた
以前からMac OS Xのシステム環境設定の「共有」に、「Apple Remote Desktop」とあるのは知っていたので、これを利用可能にすればよいのはすぐに想像できたのだが、Windows側のクライアントがよくわからなかった。 上記のRDC for MacのWindows版が欲しいわけである。 少し調べてみると、このApple Remote Desktopと言うのはVNCと言うOSに依存しない規格に沿っているので、このクライアントさえ用意すればWindowsからでもLinuxからでもデスクトップを操作できるようだ。
とりあえず検索で引っかかった、名前もそのままなVNCと言うソフトウェアを窓の杜から入手した。 RealVNC社が作っているVNCのサーバー・クライアントソフトで、窓の杜では無料版が入手できる(以下、紛らわしいので、便宜上このソフトウェアのことをRealVNCと呼ばせてもらう)。
ところが、これがうまく接続できない。 Mac OS X側の設定が足りなかったためで、MacWikiと言う情報サイトのVNCの項目を参照して、共有のApple Remote Desktopのところにある「アクセス権」と言う設定で「VNC使用者が画面を操作することを許可」と言うチェックボックスをONにした。 そうしたら、うまく接続できるようになった。
ただ、このRealVNCソフトウェアだが、現在ベータ版のWindows Defender(防御ツール)からはリモート制御ソフトウェアとして警告されてしまう。 そのためか、接続が時々出来なかったり、途中で接続が止まってしまうこともある。 また、Mac mini側が省電力状態になったりすると接続が切れてしまったり、そもそも最初の接続が出来なかったりする。 Wake on LAN機能を使えば良いのかもしれないが、まだ試していない。
さて、実際の使用感だが、ネットワークの速度の問題なのか、画面の描画がかなり遅い。 数テンポ遅れる感じだし、Mac OS Xではアニメーションを多用しているので、コマ落ちのような状態になっている。 ただ、マウスやキーボードなどへの反応は全く問題ない印象だ。 AirMac Expressを経由しているのでネットワーク速度がボトルネックになっている印象だが、有線LANで接続すればかなり使用感も改善されるのではないだろうか。
2006年10月14日
Apple: 世界エイズ・結核・マラリア基金へ協力可能なiPod nano
AV watchの記事によれば、Appleから赤いiPod nanoが発売されるとのこと。 これまで第二世代iPod nanoには銀(2GB, 4GB)、緑・水色・紫(4GB)、黒(8GB)のラインアップがあったが、これに赤が加わる。 ただ、この赤いiPod nanoは特別バージョンである。 といっても、ネットでよく話題になるような3倍速いとかそういうことではなく、タイトルの通り、「世界エイズ・結核・マラリア基金」へ、売上の一部(10ドル)が募金されるそうである。 iPod nanoは同一スペックの機種と比較して値段も全く同じだから、単純にAppleがこの基金に協力すると言うことになる。
この運動は(PRODUCT)REDと言うサイトにまとまっており、他にも携帯電話やクレジットカード、Tシャツや腕時計などにも「赤い特別版」があるようだ。 ちなみにiTunes Storeでも、特別版カードを売り出す予定があるらしい。 ただ、上記のサイトを見に行って出てくる文章には、結核やマラリアについては書いていないが、背景にある基金はエイズ・結核・マラリアの患者を減らそうと努力しているそうだ。 興味深いのは、この活動はチャリティーではなく、ビジネスモデルだと言っている点だろうか。
このiPod nanoについては、色も悪くないし、結構贈り物にいいと思う。
2006年10月13日
Apple: Firefoxの拡張機能「Mouse Gestures」はMacをサポートしない
FirefoxやThunderbirdなどで利用可能な拡張機能の一つに、「Mouse Gestures」がある。 私はFirefoxが生まれる前のWWWスイートであるMozillaを使っていたころからMouse Gesturesを使っていた。 上記のリンク先エントリーにも書いてあるが、現在定番とされる「All in One Gesture」は、(今は知らないが)使えるジェスチャーが上下左右のみで斜めは使えないと言うのが機能不足で、また、All in One GestureとMouse Gesturesのジェスチャーが違うので、もう乗り換えられないのが現状だ。
今日たまたまMouse Gesturesがバージョンアップしていたので、なんとなくどう変わったのかサイトを確認しに行った。 そうしたら、Macはもうサポートしないと書かれている。 詳しいことはBugzillaの方に書かれているのだが、理由としては、Mac関連のバグが3分の1を占めているのに、2人しかいない開発者のいずれもMacユーザーでないので対応が追いつかないと言うことらしい。 昔からmozdev(Mozilla関連の開発プロジェクトのサイト(で良いのかな?))にあったので、まさか2人で開発しているとは思わなかった。
私はプログラミング能力のない一ユーザーであり、残念ながら彼らに協力することは出来ない。 だから、彼らがMacのサポートをやめてしまうのは残念だけれども、彼らの判断を支持したいと思っている。
2006年10月12日
Apple: Mac miniの電源アダプターがようやく届く
先日注文しておいたMac mini用のACアダプターだが、今日ようやく届いた。 本当は昨日届いていたのだが、不在で受け取れなかったのだ。 送料込みで€ 64あまりで、日本円にすると1万円近い。 これにビデオケーブル€ 9.25も購入しているから、結構ばかばかしい出費をしたことになる。
とは言え、これでようやくオランダでMac miniをテレビにつなげて使うことができるようになった。 テレビにはNTSC形式とPAL形式があり、もしかしたら日本で買ったMac miniは対応していないのではないかと言う不安があったが、まったく問題なく表示できた。 むしろ、テレビが両方式に対応しているようであったが、元々ヨーロッパはPAL形式であるためか、PALで表示した方がくっきり表示された。 ただ、解像度はよほど低くしないと文字は読み取りにくい。 私の感覚では最小解像度の横640縦480ピクセルが許容範囲で、800×600くらいになるとややぼんやりしてきてしまう。 ただ、ソフトウェアによっては800×600程度の解像度がないと、全ての領域を表示できないものもあるようなので注意が必要だ。
とりあえず、メールの整理やポッドキャストのダウンロードなどを行ったが、目が疲れてきてとても長時間使う気になれなかった。 まあ、これは携帯用に一番小さいキーボードを持ってきたと言う原因もあるのだが。
まあ、あくまで自己満足程度にしかならなかったMac miniの海外利用だが、とりあえずなんとか使えると言うことはわかった。 次回海外に行くときはぜひともMacBookなどを買ってこようと思う(笑)。
そうそう、このACアダプターだが、日本では発売していないのに、箱にはきちんと日本語でも説明が書いてあるのが面白い。 それと、対応製品がPowerPC G4搭載のMac miniとなっていて、これだけ読むとIntel Macには対応していないようだ。 本当に使えないのかはわからないが、注意が必要な点だろう。
2006年10月 8日
Apple: AmsterdamのMac CenterでMac miniのACアダプタを探索
Mac mini用のACアダプタを探しているが、ネットで調べたところ、どうも欧米では単品で発売しているらしい。 欧米版のApple Storeオンラインで「MA256」を検索すると出てくる。 だが、郵送してもらうのを待つよりも、お店で買ったほうが早いと思い、土曜日の午後にAmsterdam Centraal Stationの近くにあるMac Centerへ行ってきた。 だが、ここでもACアダプタは取り扱っていなかった。 Amsterdamにはもう一つMacHouseと言うお店があるのだが、ついたときには閉まっていたので、中は見られなかった。 まあ、Mac Centerとほとんど同じ大きさの店だったので、あまり期待は出来ないだろう。 ちなみに、オランダにあるApple Centerの一覧はAppleのサイトに掲載されている。
と言うわけで、結局オンラインのストアで注文した。 オランダのストアなので全てオランダ語で苦労したが、オンライン翻訳なども使ってなんとか注文できた。 日本のストアで予め住所などは設定しておくとわかりやすい。 日本のストアは英語版のページを用意しているのに、オランダはそうではない。 オランダ人はほとんどの人が英語を話せるのに、スーパーもそうだが、英語の表記となると全く不親切だ。
2006年10月 7日
Apple: JBLから新しいiPod用スピーカーRadialが発売へ
またまたJBLから奇抜なデザインのiPod用スピーカーの発売だ。 ITmediaによれば、JBLから「JBL Radial」と言う新しいiPod用スピーカーが10月下旬に発売されるそうだ。 以前から発売しているJBL on timeとデザインは似ているが、サブウーファーが内蔵されて、音質が向上したそうだ。 JBL on stationシリーズもそうだが、JBLはドーナツ型のデザインが好きなのだろうか。 私も、面白い良いデザインだと思う。
2006年10月 5日
Apple: Mac miniが使えない
-
昨日、Mac miniが使えるようになっていない、と書いたが、これはやはりACアダプタの問題である。 と言うのも、購入した250V耐圧の「三つ目」のアダプタが、Mac miniのACアダプタに入らなかったのだ。 日本で確認してこなかったのが悪いのだが、なんとも悔しい結果である。
写真を見ればわかると思うが、私の買ったアダプタは、三つ目の部分は問題ないのだが、その周りの四角い部分がMac miniのアダプタに比べて大きすぎて、結局入らない。
2006年10月 4日
Apple: AirMac Expressはかなり便利だ
オランダ出発直前に購入したAirMac Expressだが、予想外に便利でびっくりしている。 実はまだMac miniが動くようになっていないので、Windowsノートパソコンから使っているのだが、このオランダのフラットは、寝室にはLANケーブルが来ていない。 また、リビングでネットを見たり、寝室に移って見たり、はたまた仕事机で見たりと、狭い日本ならともかく、結構室内で移動することが多いのだ。 そうすると、このノートパソコンに無線LANという組み合わせは本当に便利で、少し移動して使うくらいならバッテリーを利用すればよく、線でつながっている必要はなくなる。 いちいち線をつなぎ直すのは非常に面倒なので、非常に助かっている。
ただ、当初AirMacの設定が案外うまくいかず、手間取ってしまった。 このPCには無線チップのメーカーが用意しているクライアントユーティリティがインストールされている。 そのためだと思うが、ワイヤレスネットワーク接続のプロパティにある、「Windowsでワイヤレスネットワークの設定を構成する」という設定がオフになっていた。 これをオンにするまでは、ワイヤレスネットワークに接続ができず、AirMac設定アシスタントなどでも設定ができない状態だったが、オンにすることで簡単に設定できた。
2006年10月 1日
Apple: AirMac Expressを購入してしまった
Appleから発売されている無線LANベースステーションである、AirMac Expressも購入してしまった。 AirMac Expressはコンセントに直接取り付けるようになっており、外見はiPodの充電器をやや大きくしたような形である。 オランダ出張に必要と言うわけではないが、Windows PCとMac miniの両方を持っていく予定なので、LANハブ代わりに使えるし、無線なのでケーブルも少なくて済む。 そうやって自分を納得させて購入した。 もちろん、AirMac Expressなら海外でもコンセントの形状さえ合わせれば使えると言うことは確認済みだから、余計に購入しやすかった。
せっかくなので日本で予め試してみることにした。 元々モデム側の設定がDHCPのため、Mac OS X搭載のAirMac設定アシスタントを使ってすぐに設定できた。 思ったより、むしろ驚くほど簡単で、びっくりした。 速度はなんとなく遅くなった印象もあるが、ケーブルを接続しなくても良いと言うのは便利だ。 Windows PCの方はソフトウェアをインストールしただけで試していないが、この調子なら簡単に接続できそうだ。
2006年9月29日
Apple: Mac miniは国外対応でない?
オランダにMac miniを持っていくにあたり、電源コードの電圧対応が問題だったが、Appleから回答をもらった。 結論から言うと、「Mac miniは日本国内用の製品で、海外では使用できない」と言うことであった。 iBookやMacBookなど、ノート型製品は海外にも対応しており、コンセントアダプタさえ入れ替えれば使用できるが、デスクトップ型製品は海外での利用は想定していないそうである。 ただし、変圧器を使えば使える、などの示唆もしてくれた。
また、電源ケーブル単体の発売はしていないとのことだったので、「代わりにケーブルだけ対応製品を購入すればよいのか」と確認したところ、その部分の形状が特殊なので対応していないとのこと。 ただ、確かに良くあるめがね型ではないが、3つ目とでも言えばいいのか、とにかく3つの穴がある形になっており、これにも対応しているアダプタが販売されているのは確認してきた。 Appleのお墨付きは得られなかったが、とりあえず試すことは出来そうだ。
2006年9月27日
Apple: 再びオランダ出張、今度はMac miniも同行予定
近々再びオランダへ出張することになった。 今回は仕事用のノートPCの他に、Mac miniを持っていってTVにつないで使うことを考えている。 問題となるのは電圧の問題だ。 現在Appleに問い合わせ中だが、ACアダプタは240Vまで対応しているが、どうもそこからコンセントまでのケーブルが対応していないようである。 仕事用のノートPCも同様の問題を抱えていて、こちらはよくあるACアダプタのケーブル(めがねのような形をした差し込み口になっている)なので、市販されていた。 ただ、Mac miniのACアダプタはそう言う形ではないので、果たして使えるのかどうかが不安である。 早くAppleからの回答が欲しいものだ。
一方、iPodなどの充電のため、ワールドトラベルアダプタという商品を注文した。 これは、四角いACアダプタのコンセント部分を差し替えて、各国のコンセントの形状に対応させるというものだ。 同じくAppleに問い合わせたところ、Apple Storeに記述があるとおり、iBookやPowerBookのACアダプタに使えるのはもちろん、MacBookシリーズやAirMac Expressなどにも使えるらしい。 まあ、単に形を変換するだけのアダプタだから、基の部分の形状が統一さえされていればよい話だが、いちおうApple社内では基準を作ってデザインしているようだ。
2006年9月14日
Apple: Google CalendarとiCal
しばらく前から公開されていたGoogle Calendarには、Mac OS X標準のカレンダーソフトである、iCalからカレンダーを読み込む機能が備わっている。 自分で作ったカレンダーごとにURLが指定されていて、これをiCalの「照会」という機能を使って読み込むことが出来る。 ただ、残念なのはこうして読み込んだカレンダーは読み込み専用となってしまい、iCalで変更が行えないと言うことだ。 Google Calendarは確かに便利であり、マウスで予定をドラッグ&ドロップできるなど、不自由なく利用することが出来る。 ただ、せっかくならローカルのソフトをクライアントとしても使いたいのだが、どうも出来ないらしい。 ネットで検索してみると、以前はiCalでインポートすると日本語がうまく反映されないなどの問題があったようだが、少なくとも私が試した限りでは問題なかった。 Google Calendarも改良が続けられていると言うことなので、今後、iCalなど外部ソフトウェアからもGoogle Calendarのデータを変更できるようになるよう期待したい。
2006年9月13日
Apple: 新iPodシリーズ、iTunes 7、iTunes Storeが発表
各地で話題になっているが、新しいiPod、iPod nano、iPod shuffleが発表された。 これに加えて、iTunes Music Store改めiTunes Storeでの映画の配信と、それに対応したiTunes 7も発表された。
新iPodはiPod 6Gというわけではなく、第五世代のマイナーチェンジという形のようだ。 iTunes Storeで開始された映画配信への対応や、同じく配信が始まったゲームも遊べるようだ。 私は映画を見ると言うよりは音楽+運転とか、音楽+読書というパターンが多いので、こういう方向への機能の発展には正直なところ興味が持てない。 バッテリーの保ちは良くなっているようなので、それは興味深い。
新iPod nanoはiPod miniの様なメタリックな外見になり、色もバリエーションが増えた。 個人的には、白と黒のシンプルさが好きだったが、こういうカラフルさはiPod miniの人気の一つだったらしいから、これでnanoへ買い換える人も多くなるのではないだろうか。 まあ、ただそもそも、私のライブラリは写真やPodcastを含めて20GBくらいあるので、nanoでは不十分なのであるが。
新iPod shuffleは今回私が一番感心した商品だ。 nanoの発売以後、shuffleの存在感は薄くなる一方だったが、こういうベルトに付ける商品となったことで、存在感が増したと思う。 ただ、日本ではこういう使い方はあまり一般的ではないというか、使い方を限定してしまうことは結構リスクのある選択だと思う。 日本では当分nanoが一番売れ続けるような気がする。
iTunes 7は早速ダウンロードして試してみた。 新しくなったUIも特に違和感なく使えるのは流石だろう。 アルバムジャケットを前面に出したUIが報道されているが、以前のタイプのUIも選択可能である。 ライブラリを見るときには、やはり従来のジャンル・アーティスト・アルバムという三層構造が便利だと思う。 これがパーティーシャッフルで曲を聴いているときには前後の曲のジャケットが表示されるので結構楽しい。 しかも、これまでAmazon.co.jpやGoogleイメージ検索でいちいち探してきていたジャケット画像だが、iTunes Storeからの無料ダウンロード機能が備わっているのが嬉しい。 ただ、私の持っているCDでジャケットが無いようなCDはやはりマイナーなので、iTunes Storeでもジャケット画像を持っていないらしく、ダウンロードされなかった。
以上、全般的に否定的な意見を重ねたが、これはもちろんかなり期待していたCore 2 Duo搭載Mac Book Proが発表されなかったからと言うこともある(笑)。 ただ、一部報道によれば、近々また別の発表があるとも受け取れる発言をJobs氏がしていたとの情報もある。 本当に楽しみなので、早く発表して欲しいものだ。
2006年9月 8日
Apple: 9月13日にAppleのスペシャルイベント
デジタルARENAのiPod情報局の記事によれば、9月13日にAppleがイベントを開催するとのこと。 これまでの傾向として、かなりのインパクトのある新製品・新サービスを発表する可能性が高いようだ。 話が前後してしまっているが、記事で発表されるものの予想としてiMacやMac miniなどが挙げられているが、これらはすでに発表されてしまっている。 となれば、それ以上のインパクトあるものを期待するのは当然である。 記事の中にあるiPod 6Gについてはまだ4Gを使っている者としては、まだまだ早すぎるのではないかと思ってしまう。 やはりここは私個人の大本命である、Core 2 Duo搭載MacBook Proを期待したい(笑)。
2006年9月 7日
Apple: Core 2 Duo搭載iMacが発表
AppleからCore 2 Duo搭載の新iMacが発表された。 デザインは従来の機種と同様で、ディスプレイ一体型となる。 これまでディスプレイサイズが17インチタイプと20インチタイプがリリースされていたが、これに24インチタイプが追加された。 24インチでは横1920、縦1200ピクセルの表示が可能で、今流行のフルHDのディスプレイとなっている。
私はディスプレイを既に2台所有しているし、iMacにはあまり興味がわかないのだが、むしろCore 2をAppleが搭載を始めたというのが楽しみな話題だ。 と言うのも、MacBook Proの方もCore 2搭載になるのではないのかという期待をしているからである。 ただ、今回の新iMacの登場と同時にMac miniラインナップも更新されているのだが、こちらにはCore 2は搭載されていない。 もし放熱の関係で見送られたとしたら、MacBook系への搭載は余計に難しいような気もするが、ここは素直に期待したい。 近々行われるパリでのエキスポで新MacBook Proが発表されるという噂もあるようなので、そのときを楽しみに待とうと思っている。
2006年8月 8日
Apple: WWDCにてMac Pro発表、one more thingは?
Appleが開催中のWWDCにて、Mac Proが発表された。 Appleからも公式にプレスリリースが出ている。 待ちに待った、と言う感じのデスクトップMacのハイエンド機種が登場した。
Intel Xeon 5100を2基搭載するので、4コアのマシンとなった。 その他のスペックも豪華で、標準構成では2.66GHz CPU、メモリ1GB、NVIDIA GeForce 7300 GT 256MB グラフィックカード、250GB HDDなどである。 それでいて、Apple Store価格は31万9800円となっている。 一方のMacBook Proが同価格帯となっているので、だいぶ割安に感じる。 PowerMac G5と比べても、安めの価格設定となっているようだ。
Mac OS X 10.5となる、"Leopard"の新機能も、一部紹介されている。 目玉機能の一つ「Time Machine」だが、Windowsのシステム設定の保存に、ドキュメントファイルの自動バックアップを付け加えたような印象だ。 他にはSpacesと言う仮想デスクトップソフトもあり、Time Machineよりもこちらの方が普段よく使う便利な機能になりそうだ。 ただ、新機能はこれくらいであり、後はMailやDashboardなどの改良にとどまり、何となくインパクトに欠けるような気がしなくもない。
他には、Xserveの新機種が紹介されたようだが、噂されていた新iPod nanoやiPhone、それに私が期待していたCore 2 Duo搭載のMacBook Proなどは発表されなかった。 おきまりの「one more thing...」についても報道されていないから、どうもやらなかったようだ。 Core 2 Duoプロセッサは先日発表されたばかりだし、他のPCメーカーも搭載マシンを発表していないから、まあ仕方のないことかもしれないが、「one more thing...」がなかったことは、ある意味でサプライズだし、悪く言えばがっかりだ。
話は少しずれるが、私は現在使っているのがDell Precision 360とApple Mac mini G4であり、どちらもノートブックタイプではない。 ディスプレイがある場所になら、Mac miniは持ち運んで使えるが、どこでも使えると言う訳ではない。 携帯性を考え、最近ではノートブックが欲しくなってきていた。 狙っていたのは、Boot CampでWindows XP上の3Dゲームも快適に動かせるMacBook Proだ。 私が狙っていたのは中間モデルの15.4インチディスプレイに、ATI Mobility Radeon X1600 256MBを組み合わせたモデルだった。 17インチモデルは流石に持ち運び出来ないし、かといってグラフィックカードが128MBメモリでは、3Dゲームの動作は今一だろう。
ところが、今回のMac Proの登場で、あまりのスペックの差異に、足踏みしてしまっている。 ディスプレイが付いており、携帯もかろうじて可能と言うことで、MacBook Proの方が利便性に優れるとはいえ、これだけのスペック差があるのにほとんど同じ価格と言うのは納得できない。 欲しいとは思っても、拒否反応の方が強すぎるのだ。 かと言って、ゲームはある程度あきらめ、MacBookにするのも却下だ。 というのも、MacBookのディスプレイは、全て光沢仕上げになっている。 明るさが増すと言う主張がされているが、背景が移り込むため、利用可能な場所がきわめて限られてしまう。 携帯するはずのノートブックタイプなのに、これでは意味がない。 コストだけで選ぶのなら、パワー不足を感じているMac mini G4のIntel Mac版へのリプレースだが、これではそもそも携帯性に劣る。
従って、現状で私が買いたいと思うMac製品は、正直なところなくなってしまった。 Core 2 Duo搭載のMacBookまたはMacBook Proの登場を楽しみにしたい。
2006年7月26日
Apple: Wireless Mighty Mouseが登場へ
Engadget Japaneseに、Bluetooth接続のMighty Mouseについて記事が掲載されている。 ようやくワイヤレス化したと言うことと、光学式ではなく、レーザー式のマウスになった、と言う印象で、半年前なら魅力的に思ったのかもしれないが、今はそうではない。 と言うのも、Mighty Mouseには誤動作が多く、意図せず「握る」アクションが起きてしまったり、左右のクリックも指をいちいち離してから行わなくてはならない。 おまけに、クリックホイールもすぐ壊れてしまい、だいぶ高い買い物だった。
2006年7月15日
Apple: JBL on time
いつの間にか、JBLから新しいスピーカ、JBL on timeが発売されていた。 私も前から気になっていたcreature IIやencounterにも負けないくらいの印象を持ったデザインだ。 やはり、iPod Dockを備えていて、充電やコンピュータとのデータ転送も可能だとのこと。 いかにiPod HiFi が中途半端な製品かが実感できる。 私の使っているスピーカは故障したままだし、これは本格的に購入を考えても良いかもしれない。
2006年5月17日
Apple: MacBook (Standard?)登場
iBookの後継に当たる、MacBookが発売された。 PowerBookの後継はMacBook Proと名付けられているから、これはMacBook Stdとでも呼ぶべきだろうか。
13インチ液晶に、Intel Core Duoを搭載している。 色は、Core Duo 2.0GHz版に限り、白と黒が選べる。 MacBook Proとの違いはAppleの用意した比較表がわかりやすいが、最もパフォーマンスに効いてくる違いは、グラフィックスチップと言えるだろう。 他は液晶のサイズやCPUクロックの違いなどがある。
まあ、私の現在の用途ならBoot Campを使ってWindows XPを動かすにしても、メモリを1GBへ増設するくらいで快適に使えそうな感じである。 外部ディスプレイも使えるそうなので、現在使っているディスプレイも有効活用できる。 サイズも13インチならば小さいし、モバイルにも使えそうだな、と思ったら落とし穴があった。
なんと、重さが2.36kgもある! これではとても持ち運んで使う気にはなれない。 Windows PCならば1kg前後のモバイルノートは各社出してきているのに、Appleはなぜか出そうとしない。 iPodも、他のオーディオプレイヤーに比べれば必ずしも小さくないし、やはりAppleは小さいものを作れない会社なのか。 購入へのネックは重さ(と値段)のみだっただけに、残念だ。
これで、あとはPowerMac G5シリーズのIntel化が終われば、AppleのラインアップはIntel CPU一色になる。 やはり私もIntel Macを買いたいが、いかんせん財布の中身に相応する魅力を持った機種がないのが現状だ。 とりあえず、ドリームジャンボを購入しようと思う。
2006年5月10日
音楽: Apple vs AppleはComputerの勝利
音楽会社のAppleがApple Computerを訴えていたが、敗訴したそうだ。 iTMSが音楽の販売か、データの伝送サービスなのか争って、Apple Computerの主張であるデータ伝送だと認められたそうだ。 個人的には、音楽販売だと思うが、裁判所がどういう理由でこの判断に至ったのか、興味深い。 ともかく、iTMSがこれまでと変わりなくサービスが継続されそうなのは、ユーザーにとっては安心材料だ。
音楽会社のAppleはビートルズが作った音楽会社である。 どうもビートルズは音楽のオンライン配信に絶対反対らしく、ビートルズの音楽がオンライン配信されたことはないらしい。 このご時世に何とも時代錯誤な発想で、ロックグループの生きた化石となってしまわぬよう、この判決を気にiTMSとも仲良くやっていくように考えなおしてみてはどうだろうか。
2006年5月 9日
Apple: JBL on station IIが発売へ
harmanからiPod Dockを備えた新しいスピーカーが発売されるとのこと。 Universal Dockに対応したことと、ワイヤレスリモコンの付属が新製品の特徴のようだ。
JBL on stationは円形の形と、iPodのDockを備えていると言うことで、以前から話題のスピーカーだった。 このDockはコンピュータと接続可能で、データ転送も行える。 iPod Dockの代用にもなるスピーカーと言うことだ。 価格が2万円くらいだが、音質が価格相応あるかというと、「意外にまし」くらいだとのレビューを以前どこかで読んだ覚えがある。 個人的には、creature IIやencounterの形の方が気になっている。
Apple: SANS InstituteもMac OS Xが攻撃対象であると指摘
ITproの記事によれば、先日McAfeeも指摘していたとおり、SANS InstituteもMac OS Xに脆弱性が多く見つかっていると指摘している。 同時に、FirefoxやMozillaにも脆弱性が見つかっていると指摘しており、これまで安全と信じられていたMac OS X・Firefox・Mozillaのいずれにも危険があり得るという指摘だ。 もっともな指摘であり、これが繰り返し記事になるのはやはり「安全と信じられていた」からだろう。
2006年5月 8日
Apple: McAfeeがIntel Mac向けのアンチウイルス製品を発売
ITproが伝えるところによると、McAfeeがIntel Mac向けのアンチウイルス製品を発売開始したそうだ。 McAfeeは指摘するだけで製品を出さないなどと書いたが、この時点で既に製品は発売されていたことになる。 McAfeeには申し訳ない。
一方この新商品だが、Intel Mac向けの製品であるのに、Mac OS Xネイティブではなく、PowerPCアプリケーションのエミュレーション環境であるRosetta上で動作するらしい。 PowerPC用のコードで書かれているのなら、「for Mactel」なんて指定する必要はないし、Intel Mac向けと限定するなら、わざわざパフォーマンスが落ちると言われているRosetta上で動作させる利点が見つからない。 せっかく製品が出たのはよいが、使い物になるのかどうか、製品レビューを待ちたい。 そもそも、私のMac miniはPowerPCなので、製品名を信じるなら使えない訳なのだが。
しかし、Mactelって名称は、AppleがIntel Mac発表と同時に商標登録か何かをしていて結構話題になったと思うが、それ以来全く見かけていなかったのは気のせいか。 マスコミも量販店でもかならず「Intel Mac」となっているし、やはり登録したのが逆効果だったのか。
Apple: Mac OS XのFTPソフト、Cyberduck
以前はさくらインターネットにも接続できたと思っていたFTPソフト(あえて名前は挙げない)が、実は接続できなかった。 今日、何度も試したのに、うまく接続できない。 代わりにアプリケーションフォルダを良く探したら、以前インストールしておいたCyberduckと言うソフトを見つけた。 起動したら、以前転送した跡が残っていたので、どうも以前成功したと思っていたのはCyberduckによるものだったようだ。
このCyberduckだが、フリーのFTPソフトウェアで、SFTPやFTP over SSLなども出来る、優れものだ。 上記のウェブサイトは英語のサイトだが、ソフト自体は日本語化されているので、容易に使える。 これで大量の画像のアップロードも気楽に出来ると言うものだ。 ありがたい。
2006年5月 6日
Apple: Mac miniとマッチするデザインの液晶ディスプレイ・その他の製品
ITmedia +D PCUpdateの記事「Mac miniとのセットで“自己流iMac”も——BenQ 19型液晶ディスプレイ『FP93V』」によると、Mac miniとマッチするデザインの液晶ディスプレイがあるとのこと。 すでに10月時点の記事で発売が報じられているので、何故今更PR記事?と勘ぐりたくなるが、面白い製品なのでリンクを張っておく。 機能としてはそこそこ実用的で、スタンドの部分にMac miniがすっぽり収まるように、くぼみが出来ているのが特徴のようだ。
せっかくなので、液晶ディスプレイ以外にも、Mac miniに合うデザインの製品をいくつかリストアップしておく。 プリンストンのハードディスクケースは、FireWireもUSBも3ポートずつのハブ機能を持っているので、便利に使えそうだ。 ただ、Mac miniと重ねて使う場合、BenQのディスプレイとは併用できないが・・・。
- GREEN HOUSEのハードディスク・ハードディスクケース・スピーカー&USBハブ・サブウーファー
- プリンストンのハードディスク
- プリンストンのハードディスクケース
- プリンストンの縦置き用スタンド
Web: iTunes Music Storeのモバイル版への布石
ITmediaの「Apple、携帯からのメディア予約に関する特許出願」と言う記事によると、Appleが携帯電話などでiTunes Music Storeにアクセスして曲を選び、PCなどでそれを購入する、と言う仕組みに特許を出願したそうだ。 iTunes対応携帯電話も発売されていたが、これはiPodに対応するデバイスなので、この携帯電話で購入して、そのまま曲をダウンロードできるようにはならないと思われる。 結局はPCやMacなどのコンピュータを経由してソフトウェアのダウンロード・転送をおこなうのだから、携帯電話そのものが決済機能を持っている必要はなく、「ショッピングカート」の様なものに追加しておければよい話である。
これで、iTunes Music Storeのモバイル版の登場も、それほど遠い未来のことではなくなった。 ただ、結局のところ購入を決めた音楽をその場で聴くことは出来ないので、売り上げにどれほど効果をもたらすのか、個人的には疑問である。
Apple: Mac OS Xだからといって安心は出来ない
良くある話だが、コンピュータウイルスやワーム・スパイウェアは主にWindows向けに開発されたものだから、Mac OSやLinuxを使っていればそれだけで安心、と言うふうに言うユーザーがいる。 ウイルスなどがWindows向けに作られているのは、Windowsマシンが多いから、より広範囲に影響を与えようとするウイルスの作者の目的に合致しているだけで、Mac OS Xだって、ユーザーが増えればウイルスの攻撃対象となる。 そのことをMcAfeeが指摘している記事がITmediaに掲載されている。 ただ、記事のタイトルは「Mac標的の攻撃が急増」となっているのに、記事中には攻撃が急増した数字などの論拠は示されておらず、読者に誤読を誘う恣意的なタイトルで、記者の悪意に近いものを感じる。
McAfeeの発表によると、Mac OS Xで脆弱性が発見される数が、2003年から2005年で3倍以上に増えているという。 だから、標的にされることが多くなった、と言うのは容易に推測できるが、今回の記事のように断定されるとびっくりしてしまう。 もちろん、だからといって安心していいわけではない。
一方、McAfeeだが、警告してくれるのはよいのだが、自分自身はWindows向けのセキュリティ製品しか出していないのは、どういうことか。 「近い将来Mac向け対策ソフトを出すから、McAfeeもMacに興味あることのアピールですよ」というのならわかるが、McAfeeのWebサイトはSafariやCaminoからはレイアウトが崩れてしまっているし、どうもよくわからない。
2006年5月 3日
Apple: Intel Mac+Windows XPの利用レビュー
日経BPのデジタルARENAにて、Macで動くWindows XPを使い込むと謳った記事が出ていた。 Intel Mac上でWindows XPを使用可能にするBoot Campの登場は衝撃的だったが、実際にどれほど使えるものなのか?と言うレビュー記事である。
私も遊んでいるAge of Empires IIIについても、多少のもたつきはあるものの、ストレス無くプレイできているようで興味深い。 ただ、レビューに使用されているマシンは、iMac 20インチと20万以上するマシンに、さらにメモリを1GB増設している。 Apple Storeでは、メモリ1.5GBと言う選択肢はないので、実際の価格はわからないが、価格から推定すると、おおよそ22万円くらいの価格と思われる。 これではちょっと手が出せない。
ゲームがストレス無くプレイできている要因として、Radeon X1600(128MB VRAM)が搭載されていることが記事でも挙げられている。 おそらく、その通りなのだろうが、対してMac miniは、オンボードのグラフィックスチップ(共有の64MBメモリ)しか搭載していない。
私がIntel Macを購入するとしたら、大きさや価格から見て、確実にMac miniとなる。 果たして、そのMacでゲームはまともに動くだろうか? 持っていないものを心配しても仕方がないが、購入する動機が弱まるのも確かだ。
2006年4月27日
Apple: お気に入りツール集 Mac OS X版
Windows版のお気に入りツール集に対して、Mac OS X版も書いてみた。 Mac OS Xを使うようになってから、ようやく4年が過ぎたが、標準のツールを使っていることが多い。 つまらない紹介になってしまうが、とりあえず書き出してみたい。
- Camino
- Apple Mail
- iTunes
- iPhoto + ToyViewer
- KEdit
- Skype
- ATOK
2006年4月25日
Apple: 17インチMacBook Proが発表された
17インチMacBook Proが発表されたとCNETが報じている。 Slashdotでも話題になっているようだ。
今日はちょっと感傷的になっているので言わせてもらうが、Appleは本当に自分の製品の魅力を理解しているのか、はなはだ疑問だ。 なぜiPod miniがあれほどヒットしたのか、理由がわかっていないわけはあるまい。 ならば、17インチのディスプレイを搭載した「ノート型コンピュータ」というものが、どれほど荒唐無稽なものか、容易にわかるはずだ。
つまり、この製品はでかい。 ワイド画面だろうとなんだろうと、17インチは大きすぎる。 このサイズでと重さ3kg超では、とても持ち運んで使おうとは思わない。 加えて値段が34万円である。 こんな殿様商売が出来るAppleの業績がうらやましくさえ感じる。
せっかく、BootCampを発表して、Mac miniへWindowsユーザーを誘導しようとしているところへ、どうみても冷や水にしかならない製品だ。 Let's Noteの新製品からいろいろ学んで欲しい。
2006年4月17日
買い物: 母がiPodを買った
私の母が突然「CDを買ってきたので通勤時間に聞きたい」などと言ってきた。 音楽を聴くような人ではないので、詳しく話を聞いてみると、英会話のCDだった。 定年後に海外旅行がしたいので、今から英会話を練習したいと言うことのようだ。
私はiPod Photoのユーザーだし、iPodを薦めた。 別にポータブルCDプレイヤーでも良かったのだが、大きさを考えるとイマイチである。 MDプレイヤーを買うなら、手間はiPodでも同じだろう。 値段は少し張るが、iPodなら使い方も教えられるし、総合的に考えて良いだろうと思った。
せっかくなので、銀座のApple Storeに行くことにした。 店の中は一時期よりは空いていたものの、やはり大勢の人が来ていた。 ただ、展示品にはすぐ触ることが出来たので、母にも納得してもらえた。 値段から考えてiPod nanoを選び、容量は2GBを選んでいた。 英会話のCDを入れるには十分すぎる容量だし、今後はUSBメモリとしての使い方も教えてあげようと思う。
口出しせずに選ばせていたら、色は黒を選んだので驚いた。 iPodは白、と言うイメージがある私には、やはり白のものに惹かれるのだが、全く興味もなく、知りもしなかった母にとっては、白などどうでも良いのだろう。 私の持っているiPod Photoと違う色、位の気持ちで選んだようだ。
薦めた手前もあって、家に帰ってiTunesのインストールからセットアップまでやる羽目になった。 iTunesやiPodソフトウェアは、Appleのサイトからダウンロードすればよいのに、わざわざ添付のCDからインストールしたら、案の定新しいバージョンをダウンロードしてアップグレードすることになった。 ここでiTunesのアップグレードがうまくいかず、インストーラが何度かフリーズすると言うトラブルに巻き込まれたものの、QuickTimeを終了させてからインストールしたら何とかうまくいった。 最後に、CDをiTunesにインポートする方法を教えて、終わりである。
そこでその英会話のCDを見たら、NHKの英会話入門のCDであった。 私の記憶では、大学入試の時にリスニングの練習で聞いたくらいで、結構早くて難しかった番組だった。 良く確認すると、番組のレベルが書いてあって、5段階中、難しい方から2番目のレベルだった。 はっきり言って、母が英語をこれまでやってきたとは思えないのだが、やはり、難しかったようだ。 ただ、テキストを見ながらならば、なんとか、の様なことを言っていたので、案外聞き取れているのかもしれない。 とにかくリスニングは繰り返しなので、テキストを見ながらでも良いから聞いてみたら、と言っておいた。
母は定年が近いが、こんな勉強を始めた。 最近は携帯電話もなんとか使えるようになってきた。 私もうかうかしていられないなあと、思いつつ、今日もBlogの更新をしている。
2006年4月 8日
Apple: ビックカメラでWindows XP on Intel Macのデモ
新宿西口のビックカメラに行ったら、Intel MacでWindows XPを動かすデモをやっていた。 これだけ注目を集めていることだろうとも思うが、ビックカメラの反応の素早さには驚くばかりである。 正直言って、ビックカメラの店員は、商品について尋ねても、即答してくれることがほとんど無くて、5分くらい待たされることが多かった。 だが、たまに非常に詳しい店員がいることもあり、今回もそんな店員が用意したデモなのだろう。
ただ、こんな万人に勧められない(パブリックベータ段階)のものを堂々と店頭に出してしまうあたりが、なかなか強気である。 以前も、各種アニメキャラクターを拝借して作ったと思われる、二次創作のムービーを延々と大音量で垂れ流していたが、あれもだいぶ驚いた。 著作権がらみで色々と危ないと思うのだが、新宿の他に、だいぶ前に池袋店でも見た気がする。 チャレンジ精神があるのは良いのかもしれないが、単に社内のチェック体制がなっていないだけだとしたら、残念なことだ。 情報が早いのは良いことだが、どうも変な方向に進んでいるような気がしてならない。
2006年4月 7日
Apple: Intel Macが熱い!
Slashdotでも紹介されているが、Intel Macで動く、仮想化ソフトが出てきたらしい。 Intel MacでWindows XPが動くようになったことを書いた時にも触れたが、さらに仮想化して、その上でOSを動かせば面白いと思っている。 今回のソフトはまさにそれを実現するわけで、興味深い。
また、IntelがMac用の開発ツールをリリースしたとのニュースも流れてきており、Intel Mac周りが非常にホットになっている。 確かに面白いハードだし、今後もいろいろと注目されてくるだろう。
昨日のエントリーには書き忘れたが、今回の件はMicrosoftにとっても、文句をつけるような話ではないことも、うまくいく要因ではないだろうか。 Intel MacにインストールできるWindowsはアップグレード版ではなく、正式なライセンスのものとなるため、Microsoftにとっても収入源になるというわけだ。
さあ、次のニュースは何だろうか。
2006年4月 6日
Apple: AppleからIntel MacでWindows XPを動かす公式ツールが公開
先日、Intel MacでWindowsの起動に成功と話題になったばかりだが、今回、これを実現するツールをApple自らが公開した。 当然、 Slashdotでも話題になっているし、CNETでは特集記事が公開されるほどになっている。
これまでIntel MacはiMac、MacBook Pro、Mac miniの3シリーズで発売されているが、どれでも使えるようだ。 Direct Xなどもきちんと動くようである。 Appleのターゲットは、当然ながらWindowsからの移行組だろうと思われ、Mac miniとの組み合わせでこのツール(Boot Camp)が使われることが多くなるだろう。
私もMac mini(G4)のユーザーなので、このニュースには大変驚いたし、当然、Mac mini(Intel)が欲しくなってきた。 現在使っているMac miniにもWindows PC(Dell製)にも、特に大きな不満があるわけではないので、もし次世代機を買うことになれば、それはIntel Macになるだろうと言う程度ではあるが。 特に、現状では切り替え機を使って同時使用しているので、デュアルブートでは、優位性を見いだせない。
これが、Virtual PCの様に、Intel MacのMac OS X上で、Windows が動くと言うのなら、面白いと思われる。 おそらく、PowerPC上のMac OS XでVirtual PCを動かすよりも、遙かに高速に動作するのではないか、と期待できるからだ。 OS X 10.5では、Boot Campの内蔵をおこなうようなので、デュアルブート形式になるのだろうが、そう遠くないうちに、上記のような仮想化での利用が出来るようになるのではないか。
ともかく、Appleにはいつもびっくりさせられる。 こういう、ユーザーをわくわくさせるような開発を、今後も続けていって欲しいと思う。
2006年4月 4日
Apple: Mac OS X 10.4.6
Slashdot Japanのストーリーより。 セキュリティ問題などが修正されているようだ。
ソフトウェア・アップデートをかけたところ、iPod softwareも3月23日版が表示されていた。 これは、iPodの音量の最大値を制限可能とするものだ。 しかし、この設定はiPod 5Gか、iPod nanoでしか出来ないらしいので、iPod Photoを使っている私にはとりあえず関係のない話だ。 この音量の最大値というのは実は待望の機能で、私の使っているER-6iというカナルタイプのイヤフォンは、通常より音量が大きく出力されてしまう。 そのため、音量を目一杯絞っても、まだややうるさく感じてしまう。 そんな状況だから、早送りなどの操作をしたときに、過って音量を変えてしまうと、ひどいことになる。 Appleには、今回の機能を他のIPodへも広げてもらいたい。 出来れば、音量設定をもう少し細かくできるようにして欲しいものである。
2006年3月 6日
Apple: LogicoolのMac専用キーボード
Google News経由、MYCOM PC WEBの記事より。 Logicoolからもプレスリリースがでている。
私はMacを持っていなかった頃から、MicrosoftのDigital Media Pro Keyboardを使っていた。 Macに移ってからはあまり恩恵を受けていないが、やはりWindowsとの相性は良くて、マイドキュメントを呼び出したり、ブラウザやメーラーの起動もワンボタンで便利だった。 今は節電で電源を完全に落としているものの、前はスリープモードを使用していたおり、これもワンボタンだった。 しかし、こういう機能はAppleのキーボードには無かった。
こういう、便利なボタンを搭載したアイテムは、マウスの方ではMighty Mouseが発売されたものの、キーボードについては少なくともApple純正では無かったと思う。 今回、LogicoolからMac専用キーボードが発売されてうれしく思う。
今回のキーボードのどこがMac専用かというと、基本的にはSpotlight、iTunes、iPhotoの呼び出しボタンがあることらしい。 だから、どちらかというと、Mac風の刻印がされているだけで、ドライバが提供されるのかどうか、記事を良く読んでいないが、ドライバさえあればWindowsでも問題なく動くキーボードだと思う。
ただ、これはあくまで私の印象だが、Macの世界にはAppleの提供したUIが全てで、無理に便利に使うのをよしとしない風潮があったように思う。 マウスの右クリックなど最たるものだし、他人がMacを使っているのを見ると、どうしてそんなに保守的な使い方をしているのか、不思議に思ったこともある。 そこに、わざわざ「Mac専用」などと銘打って商品が出たことが私には興味深い。
純正のAppleキーボードさえ買っていなければ、あと、Bluetooth対応だったら、などとも思うが、ともかく、買ってみたいと思わせる商品である。 セットのレーザーマウスはちょっと微妙なところで、それぞれ単品販売してほしい。
ちなみに、私はMighty Mouseは完全な失敗作だと思う。 期待して発売直後に買ったが、はっきり言って、誤作動が多すぎて使い物にならない。 詳しくは別のエントリーでそのうち書いてみようと思う。
2006年3月 2日
Apple: 新Mac miniとiPod Hi-Fi
Appleから新製品が発表・発売されている。 Intel Core Solo/Duoプロセッサ内蔵の新Mac miniと高品質スピーカのiPod Hi-Fiである。
先日、Intel Core Duoプロセッサ搭載のiMacとMacBook Proが発売されたが、今回はそのMac mini版である。 私が使っているMacがMac miniであることもあって、Intel版のMac miniがいつ発表されるのか楽しみだった。 AppleによればG4 1.42GHzより、Duoで4倍の速度であるらしい。 まあ、この辺は使うソフトウェアにも依るが、体感できるほど早くなっているのは間違いないだろう。 価格はこれまでのラインアップより高く設定されている。
周辺機器の接続も、USB 2.0端子が2基から4基に増えた。 Ethernetコネクタも1000BASE-Tとなっている。 Skypeユーザーとしては、オーディオの入力も出来るようになったのが便利だが、わざわざBluetoothのヘッドセットを購入した身としては複雑な思いである。
以上のように、新Mac miniからは、より使いやすくなった、と言う印象を受けた。 一方、iPod Hi-Fiはどうか。 これに対してははっきり言って期待を下回ったと言わざるを得ない。
Appleが28日に新製品を発表すると報道されたときから、新しいiPodの噂は流れていて、タッチスクリーン式になると言う噂もあったように思う。 当然、プレイヤーとしてのiPodに新製品が加わる、と言う発想である。 しかし、28日に発表されたものは、高品質かもしれないが、ただのDock付き・Remote付きのスピーカだった。
なぜがっかりだったかと言えば、こういう商品はすでに他社から発売されているからだ。 だから、新しいコンセプトに驚くこともなかったし、これによってiPodの使い方がどう変わるか、と言うことも想像できなかった。 Appleの魅力はそう言う「驚き」の部分だったと思うが、iPod Hi-Fiに関しては、単にiPodのブランドを利用した、あまり特徴のない製品、と言う印象を感じてしまう。
特に、Appleが出すのであれば、iPod Hi-Fiを本当にDockとして使えるようにして、コンピュータとの同期にも使えるようにするべきだった。 その上で、何かしら「驚き」があれば、魅力的な商品となったことだろう。 私はDockを持っていないし(買おうかどうか迷っているところ)、スピーカも壊れてしまって、代わりを探していたところである。 だが、iPod Hi-Fiには、これである必要性が感じられない。
今回の新製品2つは、私の中ではだいぶ両極端の評価になった。 今後の売れ行きがこの評価するのか、興味深く感じている。
2006年2月22日
Apple: SafariとCaminoは一長一短
Camino 1.0がリリースされた時にも書いたが、Safariの調子がおかしいので、Caminoを使うことにした。 だが、やはりSafariの方が便利なことがいくつかあることに気づいた。
- RSSフィードが簡単に見られる。管理できる。
- コンテキストメニューから画像をデスクトップに保存したり、iPhotoライブラリに追加できる。
RSSはニュースの更新管理に便利なので使っているが、CaminoはRSSファイルを開くとXMLソースが表示されてしまって、使えない。 二つめのコンテキストメニューだが、そんなに多用する機能ではないものの、画像の保存には重宝していた機能である。 Safariならば右クリックしてからメニューを選べばよいので、操作は簡単に済むが、Caminoではいちいち保存ダイアログが出てきて、いろいろ指定する必要がある。 どちらが便利かは明らかだ。
とはいえ、Safariが設定を保存してくれない以上、お互いの欠点を補いつつ、Caminoメインに使っていくのが一番面倒がない。 Mac OS Xのサービスメニューに「Safariで開く」があれば便利なのだが、どうも見あたらない。 CaminoやOpera、Omniwebに関してはあるのだが、やはり標準使用が当たり前なのだろうか。
設定が保存されないトラブルとしては、Finderの左側に自由に指定可能なショートカットが設定しても保存されないというトラブルがある。 一度あの場所にショートカットを作っておくと、電源を切るまでは問題なく機能するのだが、次に起動すると、きれいさっぱりなくなっている。 Safariの不具合もそうだが、どういう理由なのかわからない。 早く何とかなってほしいものである。
2006年2月18日
Apple: Camino 1.0
Camino 1.0がとうとうリリースされた。 CaminoはMac OS XのAquaインターフェイスを利用しているmozillaベースのブラウザである。 昔はChimeraと名乗っていたと思うが、そのVersion 0.2くらいから使っていたので、感慨深い。
10.1のころのMac OS XにはSafariが確か搭載されていなかったと思うが、そのころMac IE以外の選択肢として急浮上してきたのがChimeraだったと記憶している。 一時期Safariのベースとして採用される、と言う噂があって、私も楽しみにしていたのだが、ご存じの通りSafariはKHTMLをベースに採用して、現在に至っている。 そのころのChimera/Camino(改名前後か覚えていない)と言うと、ATOKとの相性が悪く、良くブラウザが落ちたり、テキストボックスで入力中なのに、delete(WindowsのBack spaceに相当)を押すと、一つ前のページに戻ってしまって、入力がやたらと面倒だった。 そんなバグもなくなり、デザインも洗練された。 「使える」ブラウザになったと思う。
一方のSafariだが、現在私の環境では絶不調というか、なぜか、設定が保存されないという奇怪な状況になっている。 たとえば、ポップアップをブロックする、や、タブブラウズする、などが保存されず、起動するごとにリセットされてしまう。 いちいち設定するので非常に面倒だ。 かと言ってすべての情報がリセットされているわけではなく、たとえば履歴は残っている(検索履歴は消滅)。 Google検索してもそれらしい情報があるわけではなく、非常に困っている。
そんなわけで、Camino 1.0の登場は朗報だ。 もちろん、設定が保存されることは試した(笑)。 まずはとりあえず、Caminoからの初エントリーをおこなっているところだ。
2006年2月15日
コンピュータ: WindowsとMac OS Xのアップデート
WindowsとMac OS Xのアップデートパッチが公開されている。 Windowsは月例のセキュリティパッチで、Mac OS Xは10.4.5へのアップデートである。 Windowsについては現在インストール中で、Macは自宅に電源アダプタを忘れたので、作業は週末になりそうだ。
2006年2月13日
日常: 忘れた!
先週末は実家に帰省していた。 そんな時、持ち運びに便利なのが、私も愛用しているMac miniだ。
私はもともとデュアルディスプレイ運用をしていたが、一人暮らしをはじめてから、実家と自宅と、1台ずつ分けて運用している。 と言うのも、デュアル構成にするほど、はじめに借りていた部屋が広くなかったためだ。 今は少し広い部屋に引っ越したので、デュアル構成も可能だが、実家にもディスプレイがあると便利なので、そのままにしている。 つまり、Mac miniだけを持ち歩き、運びづらいディスプレイはそのままにしておくのである。
だが、はじめからこれは忘れ物続きで、よく自分の忘れっぽさに憤慨したものだ。 まず、初回にいきなり、DVIからVGAへ変換するコネクタを現在の自宅に忘れた。 私のディスプレイにはDVI端子はついていない。
二回目に帰ったときは、コネクタは忘れなかったのだが、家にUSBキーボードがないことを忘れていた。 よく見れば、家にあるのはすべてPS/2キーボード・・・。 Mac miniにPS/2端子があるわけがない。 昔、変換コネクタを持っていたように思ったのだが、どこかへ行ってしまったらしい。
さて、これまではすべて実家へ帰るときに忘れていたものだが、今回は実家に忘れ物をしてしまった。 なんと、Mac miniの電源ケーブルである。 Mac miniの箱に入れづらいため、普段から別のバックで運んでいたので、すぐに気づかなかった。 移動が車だったのも、重さで気づけなかった遠因になっているだろう。
と言うわけで、今日はPCから初エントリーしている。
Macがないと困ることと言えば、今週一週間はポッドキャストの更新ができないことくらいだろうか。 でも、まだ聴いていないポッドキャストのエピソードも、実は溜まりに溜まっているし、一週間くらいはエピソードが削除されることはないので、実際は問題ないに等しい。 でもやはり、Macが恋しい。 どうもAppleキーボードを使っているからとしか思えないが、また実家に帰る今週末が待ち遠しい。
2006年2月12日
Apple: iTunes 10億曲ダウンロードプロモーション
Appleが10億曲ダウンロードプロモーションをやっている。 10億曲ダウンロードに向けて、10万曲ごとにiPod nanoや100ドル相当の曲購入権がもらえるらしい。 10億曲ちょうどは特賞で、iMac、iPod 60GB 10台、1万ドル、自分の名を冠した奨学金、がもらえるようだ。 結構太っ腹な企画である。
基本的には曲を購入してエントリーするわけだが、購入しなくてもエントリーできる。 代替エントリーフォームを使う方法で、個人情報を入力すればよい。 すでにApple StoreやiTMSに預けているような情報なので、私には特に抵抗感はない。 私はたとえ中古でも良いのでCDの原盤を持っていたい、と言う主義(?)なので、iTMSは無料ダウンロードできる「今週のシングル」しか使っていない。 だから。この代替エントリーは私みたいな人間にうってつけだ。
10億曲ダウンロードとあるので、代替エントリーは実際は曲のダウンロードにはカウントされず、いったいどういう処理になるのか不思議だった。 公式規約を良く読むと、曲のダウンロードも代替エントリーも一つのエントリーとして扱われる。 そして、10億曲なり、10万曲ごとなり、その一曲前(????99999など)の次のエントリーが賞を得られるらしい。 だから実際には10億曲目をダウンロードしたのに、賞は代替エントリーの人に取られてしまう、と言うような事態も可能性はある。 ただし、代替エントリーは一人一日25回までになっている。
かく言う私も、代替エントリーで10万曲ごとの賞を狙ってみた。 英語版サイトにはカウンタがあるので、タイミングを見計らってエントリーするわけである。 だが、エントリーのタイムラグがよくわからないし、カウンタのタイムラグもよくわからない。 私のような考えの人間も多いのか、区切りに近くなると一気に1000〜5000曲分くらい進んだりする。 メールを読みながら、画面のカウンタを表示させていたのだが、気づいたら10万曲を過ぎていた、なんてこともあった。 一度、カウンタ上は一気にカウントが進むことなく10万曲を過ぎていった時があったのだが、そう言うときに限って、Safariが半フリーズ状態でエントリーできなかったりした。 と言うわけで、とても無理そうなのでやめることにした。