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: Porsche 911 GT2 が発表される

いろいろと派生版が発表されているPorsche 911の997型だが、「最強」と呼ばれるモデルが登場するようだ。 今回発表されたPorsche 911 GT2は530馬力となる「最もパワフルなモデル」。 911 Turboと同様にターボエンジンを搭載するが、駆動はAWDではなくRRになっている。 ありあまるパワーを2輪のみで路面に伝えられるのかどうか、RRとした理由は何であるのか気になる。

一方で興味深いのは911 Turboよりも15%向上したと言う燃費性能。 リッターあたり8km走ると言うから、ちょっとした大型乗用車と同じ程度と言える。 ちなみにRX-8の10・15モードの燃費がリッターあたり9kmである。 コストの問題はあるのだろうが、どうせなら同じ技術を他の車種にも広げられないものかと思ってしまった。

: ポルシェ、ランエボ、YES!

今日はいくつかスポーツカーの話題が出ていた。

Porsche 911 Turbo Cabrioletの試乗記

ドイツのアウトバーンで制限速度がない地域であれば、時速310kmに達して走ることができたそうだ。 日本ではサーキットにでも行かなければ絶対に体験できない速度域であるので、それを無料の公道で実現できるドイツの道路網はすごいと思う。 もちろん、その速度を実現してしまう車の方もすごいのだが。

次期ランエボ用の新技術

トラクションコントロールの統合技術であるS-AWCと、クラッチを2つ利用する俊敏な変則技術のTC-SSTが発表されている。 TC-SSTは高トルクにも対応できるそうで、大きなディーゼルエンジンとも組み合わされるらしい。 面白そうなのはこれが2ペダルMT、つまりクラッチペダルがなくなるセミATとなること。 ランエボもAT限定免許で運転できると言うのもなんだか面白い。

YES! ROADSTER 3.2 TURBOの試乗記

こちらもドイツのスポーツカー。 パワーだけではなく、軽さも追求しており、なんと1トンを切る車重になっている。 外見もなかなか。

: Porsche 911 Turbo Cabriolet 登場

Porscheから、911 TurboのオープンモデルであるCabrioletが登場した。 性能は基本的にクーペモデルの911 Turboと同じようだが、重量はオープンのためのロールバーの追加などで重くなっている(私にはよくわからないが、「わずか70kg」の増加らしい)。 120km/h以上で作動するリアスポイラーを備えているそうだ。 これによってリア・ダウンフォースが発生するのは、コンパーチブルの(ソフトトップのオープンだけではなく、ハードトップも含めた、と言うことだろうか)市販車では唯一らしい。

ちなみに値段は2000万円以上らしいが、相変わらず私には全く縁がない。 記事によっては今年の秋以降に日本に導入されると書いてあるので、せめて実物くらいこの目で見てみたいものだ。

: Porsche Cayman

先日、Porsche日本法人から、2007年モデルのラインアップが発表された。 911 Turbo、911 GT3 RSを始め、911 Targa 4S、Boxter、そして新発売のCaymanも含まれる。

Caymanはこれまで、Cayman Sと言う上位グレードのみの発売だった。 価格は約633万円からで、ちょうどBoxsterとBoxster Sの中間になる。 先日立ち読みした雑誌では、Cayman Sのセールスはあまりうまくいっていないように書かれていたが、このCaymanの登場でどうなるだろうか。 Boxster、911との住み分けは出来るのだろうか。 私には到底手が出ない代物だが、やはり興味を持ってしまう。

: 997にもTargaモデルが登場

2006年11月から、911(997)にタルガトップのモデルが導入されるとのことである。 グレードは911 Targa 4と、911 Targa 4Sの二つだそうだ。 カブリオレと違い、ハードトップを取り外し可能なのがタルガで、この911 Targaの場合、電動でオープン可能とのこと。 また、ハッチ式のリアウィンドウはトランクへ収納可能の様なので、かなりオープンカーに近い開放感が得られるのではないだろうか。

911 GT3 RSやCayman(Sでない方)などの発売も予定されているらしく、このところPorscheが元気である。

: 彼女のカレラ3、カウンタック5

Amazon.co.jpで注文していた漫画がようやく届いた。 先週の日曜日に注文していたのだが、発送が30日になってようやくされて、今日届いたわけである。 Spitzのベスト盤と平原綾香の「4つのL」も一緒に注文したので、もしかしたらそちらの方の在庫の問題かもしれない。 漫画の新刊が在庫切れというのも考えにくい。

まあともかく、この2冊のレビューをしてみようと思う。 まずは「彼女のカレラ3」だが、VIRGINプレイボーイCOMICS(集英社)から出ているシリーズもので、麻宮騎亜氏の漫画である。 カレラの名の通り、Porscheの964 カレラRSを父の遺産として受け取った若い女性が主人公の漫画である。 1巻でそのあたりのいきさつが、2巻では従妹の女子高生が968CSを引っさげて登場すると言うストーリーが描かれる。 これだけだと訳がわからないが、実際にもかなり無茶な設定の登場人物ばかりである。 アイドルがLamborghiniコレクターって、いったいどんなアイドルなのか...。 一番まともっぽい設定は、Boxsterをローンで買った漫画家か。 まあ、その辺を全てさっ引いて、時折あらわれるお色気シーン(プレイボーイコミックスなので仕方ない?)を除いた、純粋な車の漫画と考えれば、うんちくもそこそこで楽しめる。

前置きが長くなったが、3巻では主人公がサーキットでの走行会に参加することが目玉だろうか。 走行会がどんな流れになっているのか、漫画の説明は結局よくわからないが、なんとなく雰囲気はわかる。 後は、最後のポルシェピクニックのあたりも、いろんな車体が出てきておもしろい。 後述の「カウンタック」の作者梅澤春人氏も実際にCountachを所有しているそうだが、こういったオーナーたちのイベントについて描いているあたり、麻宮騎亜氏もどうもPorscheを持っていそうな感じである。 売れっ子漫画家はやはり儲かっているのが伺えてうらやましい。

一方の「カウンタック5」は、ヤングジャンプコミックスから出ている、梅澤春人氏の漫画だ。 4巻の後半からやりあっていた、Ferrari 365BBとのバトルが終了した。 この365BBのオーナーは、1巻で360 Modenaを駆っていて、主人公から女性を奪っていった人物だが、今回また登場したことで、作家の梅澤氏のFerrariへのイメージがよくわかる。 Porsche 911のオーナーもピッキング盗にされていたが、梅澤氏にとってはLamborghiniが絶対なのだろう。

「カウンタック」で描かれるバトルの結末は、はっきりと結果が出るわけではなく、いつも、何かしらアクシデントが起きて終わるような気がする。 もしかすると、梅澤氏はバトルよりも、車そのものの楽しみを描きたいのかもしれない。 今回の5巻後半から始まった、Countachの300kmへの挑戦も、車を乗ることを突き詰めていった末のような感じもする。

と言うわけで、この2つの漫画とも、「頭文字D」の様なバトル中心の漫画とは異なるアプローチを取っている。 私のような、車は楽しく乗るのが一番と考えているようなドライバーには、もってこいの漫画なのだ。

: 997 Turbo

最新のPorsche 911 Turboがジュネーブモーターショーでお披露目されるそうだ。 到底、私に買えるような代物ではないが、Porscheには憧れがあるので、興味がある。

自分の車について紹介したときも書いたが、小さいころから私は車と言うものに興味がなかった。 興味を持ち始めたのは、マイクロソフトのMidtown Madness 2と言うゲームをやり始めてからのことである。 車のゲームと言うとレースゲームばかりを思い浮かべるが、Midtown Madnessシリーズは、サンフランシスコとかロンドンとか、実際の町を再現していて、タイムなど関係なくドライブが楽しめる。 ちょっとした旅行気分で、ずいぶんと遊んだ覚えがある。 今でもやりたいのだが、CDが無くなってしまい、中古市場にもなかなか出回っておらず、思いは果たせていない。

代わりにといっては何だが、私が買った別のゲームがNeed for Speed: Porsche Unleashedだった。 2000円くらいの復刻版パッケージで売っていたのがこれしかなかったと言う、ちょっとどうしようもない理由だが、Porscheと言えば、当時の私でも知っていたので、買ってみた。 このゲームはPorscheしか出てこないゲームで、歴代のマシンを知るには非常に良かった。 逆に言えば、Porscheと他社の車を比べられないのは残念であった。 ゲーム自体もレース中心で、フリードライブなどは出来ない仕様である。 また、Windows XPと相性が悪いのか、しばしば一時的に反応しなくなるなど、はっきり言えばソフトウェアとしての完成度は低いと思う。

だが、しかし、このゲームを通じて、私はPorscheに興味を持った。 中でも、Boxsterを気に入って良く使っていた(もちろん、ゲーム内の話)のだが、後から調べてみると、Boxsterは500万円代から買えるPorscheとして人気を博し、現在のPorscheの好調を牽引してきたようなモデルだったらしい。 500万円(実際は600万円弱)と言うのも今の私にはかなわぬ夢だが、それくらいなら何とかなるんじゃないか、という範囲の夢である。 あと数年したらもしかしたら・・・と言う価格である。

それからである。 私が俄然Porscheに興味を持ったのは。 Porscheが街を走っているのを見るだけで、うれしくなってしまう。 逆に、カウンタックという、ヤングジャンプ掲載中の梅沢春人氏の漫画で、Porsche 911オーナーが911に執着するストーカーみたいな男で、挙句の果てにピッキング犯にされていたのが、自分がオーナーとは程遠い人間の癖に、なんとも悲しい気分になったものだ。

そんなこんなで、私が常用しているMacの壁紙は、しばらく前からPorscheの壁紙を使っている。 今は冬なので、氷?の上を走る911 Turboの壁紙だ。 新モデルが出たら差し替えになるのだろうか。 今から楽しみである。

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