2010年5月 2日
旅行: 益子陶器市
-
今年のGWは栃木県の益子に行ってきた。 益子ではGW期間中、春の益子陶器市が開催されており、様々な作家の作品が並ぶらしい。 前々から益子には行ってみたいと思っていたので、陶器市の機会に行ってみることにした。
早朝東京を出たものの、首都高や東北道はかなり混雑しており、流石にGWと言わざるを得ない。 真岡ICからの道は同じように益子に向かう車が多いようで、益子中心部に近づくと大変な渋滞であった。 会場からはやや離れているが、町役場にある駐車場に車を停め、そこから歩いて向かうことにした。
城内坂と呼ばれる通り沿いにテントや店が並んでおり、多様な焼き物を一度に見ることができる。 中にはグラスや木製の椀も並んでいた。
-
写真にある益子焼窯元共販センターの周りにはたくさんのテントが並んでおり、ここを見て回るだけでもかなりの時間が必要だろう。 作家の人が直接売っているテントが多いようで、材料の違いで色が異なることや、模様の由来などを話すことも面白い。 私は茶碗・ビアマグ・盃を購入した。 盃はモリス・ゾイさんの作品で、益子に窯があるわけではないそうだが、他の陶器とは違った異彩を放っていた。 早くこれで酒を飲んでみたいものだ(笑)。
-
遅めの昼ご飯はお食事処やまにで食べたが、大変な混雑で店に入るまで30分近く待つこととなった。 私は日替わりメニューのスープカレーを食べたが、益子焼の販売店でもあるだけあって、カレーの器は益子焼のようであった。 他にも城内坂の通り沿いにカレーを提供している店があったが、こうした器の使い方も提供しているのは面白い。
午後は時間があれば笠間の陶炎祭も行こうかと思っていたが、残念ながら時間は作れなかった。 しかし、北関東道さえ開通すれば、前橋から益子も笠間も高速道路ですぐに行ける。 またの機会を楽しみにしたい。
2009年12月29日
旅行: ミニチュアのモスクワがオークションに
ソ連が威信をかけて作ったモスクワのミニチュアがオークションにかけられることになったそうだ。 なんでもロシア革命60周年を記念したものだそうで、もちろんクレムリンと赤の広場なども含まれているようだ。 冷戦時代であっても、首都の精巧なミニチュアを作ってよかったと言うことがまず驚きで、そしてそれをオークションにかけて売ってしまうと言うのがまた驚きである。
2009年7月31日
Apple: iPhoto '09にGPS情報付き写真の撮影地を認識させる
SONYのGPS-CS3Kを購入して、一番の楽しみだったのはiPhotoでの撮影地認識だ。 先日静岡に旅行した際、宿について早速CS3Kでマッチング、iPhotoに読み込ませてみた。 ところが、うまく認識されていないようで、写真は問題なく読み込めるものの、撮影地が表示されない。 帰宅してから再度読み込ませたりしてもだめであった。
気が遠くなりかけたが、写真を調べてみるとGPSの情報自体は記録されている。 Mac OS Xのプレビューのインスペクタを表示させると、きちんと地図が表示されて、GPS情報も記録されていることがわかる。 そこからWebブラウザを立ち上げてGoogleマップに表示させることもできるのが面白い。
しかし、OS付属のプレビューに出来て有償のiPhotoに出来ないとはどういうことなのか。 憤慨しつつしばし放置してしまったが、今日再度確かめてみると、iPhotoの環境設定で詳細を選ぶと、撮影地の検索、と言う項目があることに気がついた。 ここが私の場合、検索「しない」となっていたが、これを「自動」に変えると、何も認識されなかった写真の撮影地が表示されるようになった。
標準でこうした設定となっているとは思えず、私が何かの拍子に変えてしまったのだと思う。 Web検索してもうまくいっている人ばかりで焦ったが、解決して良かった。
2008年5月 6日
旅行: 羽田空港D滑走路を見学
-
先日、東京国際空港(羽田空港)の沖合いに建設中の新滑走路(D滑走路)を見学してきた。 湾岸道路(国道357号線)を都心から空港方向へ走り、国際線ターミナルを通り過ぎたあたり(つまりほとんどのターミナルを通り過ぎる)に看板が出ていた。 お世辞にもわかりやすいとはいえないが、D滑走路が沖合いにあることを考えて進めばたどり着ける。 写真の塔は当初私が展望台か?と期待した塔だが、目印にはなるかもしれない。
-
3階建てのプレハブの屋上が展望台になっており、車はその辺に適当に停められるようだ。 1階の受付で名前と住所などを記入すると、係員の人が説明を申し出てくれた。 2階は数十人が同時に映像が見られるようになっているが、逆に少数で見るのもどうかと思い見なかった。 3階にはパネルが並べられていて、工事がどのように行われているかが説明されていた。 3階は床が空港全体図にもなっていて、現在のターミナルの位置や、新国際線ターミナルの予定位置などもわかるようになっていた。
-
既存の滑走路や横を流れる多摩川、東京湾航路など、様々な制約をクリアするように設計されているそうである。 私が面白いと思ったのは多摩川の影響。 そもそも多摩川が羽田空港の横を流れていることをこれまで意識していなかったが、D滑走路の予定地は多摩川のまさに河口の先になっている。 その流れを変えないように(これはおそらく環境や漁業への配慮)、河口に近い部分は埋め立てるのではなく、柱を設置して滑走路を載せる形になっている。 着陸は埋め立て側で行うようにするとのこと。 多摩川の流れは一例であるが、こうした大規模工事は様々なことを考慮して、色々な工夫がされているのだと感心した。 なお、展望台から多摩川を挟んだ向こうはアクアラインにつながる川崎浮島JCTになっている。
2008年4月 5日
旅行: 中国地方一周18きっぷの旅 (1)
春の18きっぷのシーズンである。 日帰りで東北に行きもしたが、今回は西日本に目を向けてみた。 計画(期待)通りに行けば、鳥取・島根・山口の全市スタンプ(「制覇」)と、広島・岡山のスタンプ取得(市スタンプの75%で取得)となる。 つまり、コロプラのスタンプラリーが目的の第一である。
ただ、単に乗るだけではつまらないと考え、出雲大社と宮島の2ヶ所の観光地は巡ってみることにした。 特に宮島は18きっぷでも乗れる「宮島航路」を使うと言う意味でもぜひ行ってみたかった。 (結局、宮島へは「行っただけ」で終わるのだが・・・。)
まず計画段階として、山陰地方へ行く列車は数が少ないので、東京から夜行バスで中国地方入りすることを考えた。 一方でなるべく18きっぷを活用するため、夜行バスの目的地は鳥取県とした。 申し込んだバスは米子まで乗り入れていたが、鉄道のほうが速そうなので鳥取駅にとどめた。
計画では鳥取からまず米子へ行き、境港方面へ向かう。 境港市のスタンプは途中駅でも取れそうなのでそこで引き返す。 続いて出雲まで引き続きJRで向かい、出雲大社へは一畑電鉄を利用する。 この往復はJRとの接続が悪く単純に距離だけ考えるなら飛ばしたいところ。 しかしいろいろパターンを考慮すると、結局山口のあたりでJR同士の接続が悪く同じになるので、行っても差し支えないと判断した。 この時点では部分的に特急を利用することを考えていた。
次に関門海峡を越えて福岡県まで乗り入れるかどうかを考えたが、これは流石にやりすぎと判断、なるべく東京方面へ帰るようにして、柳井に宿泊することにした。 柳井に設定したのはもちろんそれ以上列車がないこともあるが、終列車一本前でも同じ終着地となるので、多少乗り継ぎに失敗しても余裕があることもポイントだ。
柳井からは始発列車で岡山方面に向かい、宮島航路を往復する計画とした。 目的地といっても宮島の滞在時間はわずか10分の予定となってしまった。 呉市のスタンプも取りたいので、呉線で少し進み、スタンプが取れたら引き返して山陽本線で福山へ向かうことにした。 福山・笠岡・井原のスタンプも面倒で、いったん笠原へ向かった後に引き返し、井原鉄道で井原のスタンプを取得する計画とした。 実は四国周遊も含めてGWに車でスタンプラリーを決行する予定もあるのだが、その際の負担をなるべく軽くするべく、玉野市も取得しておくこととした。 瀬戸大橋線の接続からすると、宇野まで行くならその時間で四国まで行けるのだが、福岡と同じ理由で取りやめた。
以前赤穂まではスタンプラリーをしていたので、その先はどこまで東京へ近づけるか、が問題となる。 ムーンライトながらの切符は取れなかったし、途中でもう一泊するくらいなら東京まで戻って休みたかった。 そこで、行けるところまで行って新幹線に乗ることにした。 実際にどうなったかは、別の記事にて紹介したい。
2008年3月23日
旅行: さいたまの鉄道博物館に行ってきた
-
いつかは行きたいと思っていた鉄道博物館だが、半年経ってようやく行ってきた。 大宮からニューシャトルに乗り換え、すぐ隣の駅が鉄道博物館駅になる。
大宮に着いたのが正午前くらいであったので、何か弁当を買って行くことにした。 鉄道博物館にもレストランはあるのだが、おそらく非常に混んでいると思われたからである。 ちょうど各地の駅弁を販売しているキオスクがあったので、そこで弁当を調達することにした。 全国駅弁大会の記事を見てから食べたいと思っていた「まさかいくらなんでも寿司」を購入した。 新潟にある三新軒が発売元。 中身は鱒(ま)、鮭(さ)、蟹(か)、いくらと言った、海の幸がご飯を覆い隠すように敷き詰められていて、なんとも豪華な弁当である。
-
館内の「ヒストリーゾーン」には様々な車両が展示されていて、蒸気機関車から新幹線まで、いろいろな車両を間近に見ることができる。 明治大正の車両や、戦後復興を支えた車両のほか、歴代の御料列車の展示もあり、このゾーンを巡るだけでもかなり楽しめた。 博物館のもっとも「らしい」部分である。
-
一方、子供にも楽しめるように、乗車も可能なはやて型のミニシャトルや、巨大な鉄道模型のジオラマも用意されている。 私もかつて「ドラえもん」を読んで鉄道模型に憧れたものだが、漫画の中でのび太が作った巨大ジオラマよりも、鉄道博物館のジオラマは大きそうである。 常に動いている訳ではなく、観覧には並ばなければならなかったが、これだけの規模のものを見られてよかった。
そんなこんなで、18きっぷ旅行が続いているが、またもや鉄分の高い一日となった。
2008年3月20日
旅行: 18きっぷで飯坂温泉へ
-
山形一周に続き、福島の飯坂温泉まで18きっぷで日帰り旅行をしてきた。 福島まではJR、そこからは福島交通飯坂線にて往復する。 いつもの通り、鉄道に乗っている時間が大半であったが、しっかり日帰り入浴もしてきた。
飯坂温泉駅を降りるとすぐ目に入ってくるのは、摺上川にかかる十綱橋である。 橋のたもとにあった由来に寄ると、今は形が違うが、1875年に作られた10本の鉄線で支える吊橋の名前を引き継いでいるようだ。 平安の頃から吊橋はあったそうで、合戦の際に切り落とされた後は両岸に張った綱をたぐって舟を往来させていたらしい。 これを「とつなの渡し」と言ったそうである。
なお、由来が書いてある石盤の脇には、かつてこの地を訪れた松尾芭蕉の銅像も造られていた。
-
飯坂温泉には8つの共同浴場があるが、私はその中でも一番古くからあるとされる鯖湖湯に入った。 中は洗い場と湯船しかないシンプルなものであるが、鉄道に乗り続けて固くなっていた体を十分にほぐすことができた。
-
鯖湖湯からは行きとは違うルートを通って駅まで戻った。 単線の福島交通飯坂線は、短い距離ではあるが都市から郊外をゆっくりと結ぶ、なかなか味のある路線であった。
福島からは再びJRを乗り継いで帰ることとなる。 喜多方に行ったときとは違って、東北本線の接続も比較的良く、福島からは18きっぷのみで帰宅出来た。 途中の白河では時間があったので下車し、駅前の白河ラーメンも楽しんできた。
2008年3月 9日
旅行: 青春18きっぷを使ったコロプラスタンプラリー 山形編
-
前回新潟北部のスタンプ取得に失敗したので、山形方面のスタンプラリーも兼ねて再挑戦することにした。 今回の計画は高崎が発着点になっているが、往復ムーンライトえちごの利用なので、東京からでも可能な計画である。 二晩連続で夜行列車というのは辛いが・・・。
今回スタンプ取得の対象は、新潟北部(豊栄・新発田・村上)、山形全市、秋田県本荘市である。 秋田県は以前男鹿半島に行ったときに本荘市(現・由利本荘市)以外は取得していたので、これを取ることができれば制覇となる。 おそらく、仁賀保まで行けば本庄市周辺となると思われるので、それで計画を立てた。
2008年3月 2日
趣味: 箕郷梅林の見頃はまだこれから
-
実は車をマツダのDemioに買い替えたのだが、これについてはまた今度書くとして、初めてのドライブ、と言うことで近場の箕郷梅林へ行ってきた。 昨年は秋間梅林に行ったので、今年は違う場所へと言うことで箕郷へやってきたわけである。
だが始めに掲載する写真が梅の写真ではなく、箕郷からの展望であるのは、梅の開花はまだ1分咲きと言ったところで、期待していた状況とはほど遠かったからだ。 天気は良かったものの、花の咲いていない梅と青空の組み合わせでは、写真をとっても寂しいだけだ。
-
かろうじて何本か咲いていた紅梅と、ロウバイはカメラに収めてきたが、花見のタイミングは完全に外した格好になった。 あと一週間でも遅くにすれば良かった。
2008年3月 1日
旅行: 青春18きっぷを使ったコロプラスタンプラリー 新潟・喜多方編
ちょうど利用期間が開始された青春18きっぷを使って、コロプラのスタンプラリーをしてきた。 福島のスタンプ制覇にあと喜多方市と会津若松市が必要だったので、その二つを中心に組むことにした。 判っていたことだが、群馬から会津方面は行きにくい。 間に尾瀬や日光などの山塊が横たわっている上に、磐越西線の本数が少ないので日程がぎりぎりになってしまうのである。
これを何とかしようと考えていたところ、ムーンライトえちごがあることを思い出した。 これなら早朝に新潟に着いているので、日程が組みやすいのではないかと思ったのだ。 ついでに、新潟のスタンプも押せるだけ押してしまおう、そんな軽い気持ちで乗り換え案内サイトとにらめっこをして、計画を立てることにした。 体力にもよるが、茨城で取り残している常陸太田市まで水郡線で回収すると言う、長大な計画である。 と言っても、夜9時前までには最寄駅に戻ってこられる計画であったし、体力的に辛ければ、郡山から東北本線で小山へ向かう予定であった。
そんなこんなで久々に青春18きっぷを購入、併せてムーンライトえちごの指定券も購入。 駅員に青春18きっぷは3月1日からと念を押されるが、ムーンライトえちごは高崎駅を日付が変わってから出発するので何の問題も無いはず。 駅員が気づかないほど、群馬からのムーンライトえちごの利用者は少ないのだろうか。
さて、順調に見えたスタンプラリーも、かなり序盤でつまづく。 眠気に勝てず、小千谷のスタンプを取り損ねたのである。 ショックもさめぬまま新潟駅に到着、まず吉田駅方面に向かったが、この計画がミスっていて、吉田駅での折り返し電車に乗車できなかった。 てっきりそのまま折り返しになると思ったのだが、迷っている間に離れたホームから出発されてしまい、この時点で村上方面はあきらめざるを得ないことに。 やはり、ウェブサイトの乗換案内より、紙の時刻表の方がミスは少ないと感じた次第である。 磐越西線では快速電車に乗ることができたので、まあ良かったが。 それに、会津若松でも乗換時間が少しあったので、駅から少し歩いて会津若松城の置物もゲットできた。
そんなこんなで郡山まで着いたが、水郡線も東北本線も接続が悪く、気力がなえていた私は新幹線で帰ることにしてしまった。 だが、まだ青春18きっぷは回数が残っている。 近いうちに新潟方面の再挑戦をするつもりである。
2008年2月26日
ドライブ: 南房総へドライブ
-
先日、房総半島南部へドライブに行ってきた。 アクアラインから館山自動車道方面へ向かい、国道410号・房総フラワーラインをずっと走って行く。 2月とは言え、さすがは南房総である。 東京よりはずっと暖かい。
2008年2月22日
旅行: 日本一周気分が味わえる万歩計
Gizmodoで紹介されていた万歩計が面白い。 「日本一周歩数計の旅」と言う商品のようで、バーチャル日本一周が楽しめると言う。 日本一周は18,899kmとされていて、全国の地名・名産の情報が収録されている。 歩いた距離に応じてこうした情報が表示される仕組みのようだ。 歩く際のモチベーション維持に効果のある面白い仕組みと言える。
2008年2月11日
登山: かなり凍っていた不動大滝
-
ここ数年毎年見に行っている冬季の不動大滝。 昨年は暖冬の上3月に出かけたのでまったく凍っていなかったが、今年はなんとか2月に出かけることにした。
まだ雪もかなり残っており、登山口近くの延命猿の周りにも、写真の通り雪が残っていた。 実は登山口までの道もこれまでになく路面に雪が残っており、場所によっては凍結しているところもあった。 チェーンを装着して登山口まで行った訳だが、雪道で役立つ装備の記事に注目したのもこういう事情があったからだ。
2008年1月30日
旅行: 青葉城観光
-
盛岡でじゃじゃ麺を食べた後、仙台に戻って一泊。 翌朝は仙台を軽く観光してから帰ることにした。 まだ行ったことが無かった青葉城へ向かった。 青葉城には天守閣などは残っていないが、城壁を復元するなどの工事は進んでいるようであった。 展望台からは仙台市内が一望出来たが、何がどこにあるのかいまいちわからずじまい。
-
帰りの新幹線で車窓から山が見えたので撮影してみた。 安達太良山かと思っていたが、帰ってきてから調べると、吾妻山だったようだ。 驚いたのは偶然映り込んだ電信柱(?)。 これはもちろん、斜めに立っている訳ではなく、新幹線が速すぎるために、画像を上から処理している間にこの分だけ車両が移動してしまったと言うことだろう。 一度に感光するフィルムでは撮れない、デジタルカメラならではの画像と言えるのではないだろうか。 携帯電話で撮ったので、もっと性能がいいデジカメなら、こうしたことは起きないのかもしれないが(笑)。
2008年1月29日
旅行: 盛岡のじゃじゃ麺
-
盛岡には三大麺と呼ばれる名物の麺があり、麺好きの私には嬉しい町である。 三大麺とはわんこそば、冷麺、そして今回食べたじゃじゃ麺(じゃあじゃあ麺)である。
後生掛温泉の帰りに盛岡ICで東北道をおり、ネットで調べて評判が良さそうだった「ちーたん」に向かった。 少し郊外にあり、駐車場も完備してあるのも良かった。
盛岡のじゃじゃ麺を食べるのは初めてだが、いわゆるジャージャー麺とは違い、麺はうどんを利用している。 麺の上にたっぷりネギが盛られているが、これも珍しく感じた。 ショウガを混ぜつつ食べるとさっぱりしていて美味しい。
また、盛岡ならではの食べ方として、店名にもなっている「ちーたん」と言う食べ方があった。 残り少なくなったときに麺のゆで汁を入れて食べると言うもので、
これを飲まないと、じゃじゃ麺を食べたことにならない
そうだ。 つけ麺のお店でも、つけ汁をゆで汁やだし汁で割って飲ませるサービスを行っているところがあったが、感覚としては似ている。 2回味を楽しめる感じである。流石に他の2種の麺(わんこそば・冷麺)を食べるおなかの余裕はなく、次回を楽しみにしようと思うことにした。 こうして満足して盛岡を後にしたのであった。
2008年1月28日
旅行: 深雪の後生掛温泉
-
男鹿半島に行った翌日は能代方面から後生掛温泉に向かった。 まずは小学校の時に習った干拓地、八郎潟を通ってみようと言うことになり、車を向けた。 だが、ほとんどまっすぐな道で、また冬であるためにほとんど真っ白な世界で、ドライブ上の面白みはあまりなかった。
-
能代近くからは自動車専用道の無料区間を使ってバイパスし、国道7号へ入る。 給油をしつつしばらくこれを進み、大館から国道103号、国道282号、国道341号と乗りつないでいく。 途中に国道341号は冬季通行止め、と言う警告が出ているが、後生掛温泉まではいけるようになっているので問題ない。 まさに通行止めの地点から秋田県道23号に入る。 この県道23号も通行止めとなる地点が後生掛温泉になる。 周囲は2メートル近くの雪が積もっているようで、秘湯の雰囲気が漂っている。
ここの温泉は一軒宿で、宿泊も出来るのだが、入り口の人はなぜか作業着を着ている。 入ってみたかったのは泥がたまっていると言うその名も泥湯だ。 足の裏に黒く泥がつくほど、そこに泥がたまっている。 もちろんお湯は黒くにごっており、定期的にこの泥をさらわなければならないほどだそうだ。 私個人の感覚かもしれないが、やはりにごり湯は身体が温まるような気持ちになる。
また、頭だけ箱から出すサウナのような「箱蒸し」も面白かった。 箱の中に腰掛けられるようになっていて、温度はそれほど高くはない。 頭は外に出ているので、のぼせることも無く、ゆっくりと温まれるようになっていた。
露天風呂は流石に寒かったが、いろいろな種類のお風呂を楽しむことができた。 体もぽかぽかにして、再び雪道へと戻った。
2008年1月27日
旅行: 男鹿温泉のなまはげの湯
-
横手に行った後はそのまま国道13号を北上して秋田へ。 降雪はないものの、道路は完全に雪で固められている。 普段雪のないところに住んでいるために気がつかないが、スタッドレスタイヤは大変な能力だと思う。
秋田駅で駅弁「
鰰 すめし」を購入し、昼食とした。 ハタハタは実家でよく食べたが、私は煮魚にするのが好きだった。 焼くのもうまみが凝縮して美味しいが、この駅弁は焼いたものが入っている。 レンコンが挟んであるのは波しぶきを表しているのだろうか。 とんぶりも美味しい弁当であった。 なお、秋田駅トピコ口改札の売店で購入した。 - 男鹿半島へ
-
そこからは国道7号、国道101号を経由して男鹿半島へ向かう。 今回は男鹿半島の旅館に宿泊するのである。 時間もあるし、翌日はまた温泉めぐりをする予定であったので、その前に男鹿温泉に行くことにした。 男鹿温泉は半島の北側にあり、途中から海岸が見える道路を進むことになる。
選んだ立ち寄り湯はその名も「なまはげの湯」だ。 こちらの湯では湯の花が非常に多く、大浴場に湯が間欠泉のように吹き出ているところがあるのだが、そこに堆積してしまっているくらいであった。 しかも、お湯をひくパイプもしばらくすると詰まってしまうらしく、たびたび交換しなければならないそうだ。
露天風呂もあって、雪の舞う中じっくりとお湯につかった。 内湯からは外階段を下りて行くために身体が冷えてしまうが、じっくり温まった後は身体がぽかぽかしていて思ったほど冷え切りはしなかった。 もちろん、露天風呂のあとは内湯に入りなおしたが。 写真は撮影を忘れてしまった・・・。
-
温泉で温まった後は男鹿西海岸にある入道岬灯台まで行ってきた。 到着したときは風もそれほどなく、灯台の写真を撮ったり、海岸のほうへ降りてみたりしたが、ちょうど車に戻ろうとしたときに風が強くなり、まるで吹雪のような状態になった。 視界はほとんどなく、フォグランプをつけても良く見えない。 灯台のところにはいくつかお土産屋もあるのだが、こんな状況、と言うかこんな季節には全て閉店で何も購入は出来なかった。
-
これまで以上にそろそろと運転し、旅館にたどり着いた。 地酒を期待していたのだが、お料理が主な旅館だったようで、結局自分で持っていった日本酒をあけることにした。
この旅館でびっくりしたのはauが圏外だったこと。 おそらくDoCoMoは電波が入るのだろうが、近くをうろうろしたところ、スポット的に圏内になるところはあるものの、通信は全く出来なかった。 そのおかげで巨大ななまはげ像を見つけることは出来たものの、灯台のところでは圏内であっただけに、少し驚いた。
2008年1月26日
旅行: 横手焼きそばを食べに行った
-
秋田県横手市の名物である「横手焼きそば」。 ソース焼きそばで、目玉焼きを上に載せているのが特徴らしい。 横手に行ったことはないし、もちろんその焼きそばを食べたことも無かったが、機会があれば食べてみたいと思っていた。
今回仙台に住んでいる友人と秋田を中心に東北を巡ってきたので、その機会が訪れた訳である。 行ったのは元祖神谷横手焼きそばと言うお店で、その名の通りここのお店が横手焼きそばを考案したらしい。 店は国道13号から100メートルほど入ったところにあるが、道沿いに看板があり、気をつけていればたどり着けるだろう。
この日は雪が降った翌日で、除雪車が出動したり、それぞれの家ではみな雪かきをしていた。 私たちが向かっている間も、雪が降ったりやんだりと言うような天気であった。 そのせいなのかどうかわからないが、開店時間である10時を過ぎても店が開いていない。 雪が積もって区切りが良くわからない状況ではあったが、店の前の駐車場に車を入れて待っていると、店主らしい人が到着、準備をしてすぐに入れてくれた。 改めて調べてみると11時からと書いてあるサイトもあり、どちらが正確なのかは良くわからない。
-
メニューは焼きそばを主体に、トッピングに何を入れるかで組み合わせがあるようになっている。 仙台を朝早く出ておなかがすいていたので、肉・野菜・卵いりのダブルサイズを選んでみた。 肉(豚)の代わりにホルモンを入れるパターンもある。 卵はなしにも出来るようだ。
麺はやや太めで、ソース味になっている。 半熟の目玉焼きの黄身を絡めてみたら、けっこうマッチして美味しかった。 全体的に見れば素朴なソース焼きそばとも言えるが、目玉焼きを載せると言うのは面白いアイデアだ。 また機会があれば食べ歩きもしてみたい。
2008年1月14日
コロプラ: コロプラスタンプラリー@あちこち補完
千葉に続いて、今日は神奈川方面。 とは言え、神奈川県スタンプは既に取得済みなので、今回はその先の伊東のスタンプとお土産を狙った。 先日の修善寺温泉旅行では沼津の方から入ったため、伊東の側には行っておらず、そのスタンプが押せていないままだった。
伊東へは東海道線から熱海で乗換だけなので、楽である。 小田原を過ぎて真鶴あたりの、海が見えるところがお気に入りだ。
伊東では実物は見なかったものの、コロプラでは無事「いなり寿し」が購入可能だった。 折り返しの電車で元に戻るが、時間に余裕があるので、なんとなくこれだけではもったいないような気になってしまった。
そこで勢いあまって、茨城県の残りである常磐線沿いの石岡まで行くことにした。 龍ヶ崎市も佐貫駅で無事取得できた。 我ながら短期間でよくこれだけ回ってきたものだと思う。
5日連続で使える切符であるが、どうやら3日で利用は終わりそうである。 まあ、十分元は取ったのでよしとしよう。
2008年1月13日
コロプラ: コロプラスタンプラリー@千葉
茨城でのスタンプラリーに続き、千葉を鉄道で巡ってきた。 昨日は私鉄も利用したが、今日は一日JRで周った。
特別な早起きはしなかったが、朝の内に銚子へ向かった。 総武本線で四街道市や八街市を取りながら、銚子には午前中に到着できた。 すぐに折り返すので食事を取ったりはできなかったが、コンビニで銚子電鉄のぬれせんべいを購入した。
銚子からは延々外房を南下していく。 安房鴨川駅で接続時間がかなりあったので、遅めの昼食を駅前の食堂で取る事にした。 前に車で近くにきたことがあり、何も無い場所だとは思わなかったが、食堂があって本当に良かった。 そうでなければ駅のベンチでおにぎりコースだったであろう。
内房に回り込み、対岸の三浦市スタンプが取れないものかと期待したが、流石にこれは無理なようであった。 途中でうとうとしたりもしたが、とりあえず問題なくスタンプを押し続け、無事千葉県スタンプを取得できた。
明日は新しく追加された駅弁のお土産を入手しに、伊東方面へ出かけてみようと思う。
2008年1月12日
コロプラ: コロプラスタンプラリー@茨城
北海道・東日本パスを使ってコロプラのスタンプラリーに出かけることにした。 これは5日間連続でJR東日本とJR北海道の普通電車に乗車できると言うもの。 18きっぷと似ているが、5日間連続で使う必要があること、第三セクターの青い森鉄道とIGRいわて銀河鉄道も使え、さらに急行はまなすにも乗車可能だ。 売り文句の通り、多少時間はかかっても北海道に格安で行くにはぴったりのきっぷだ。
ただ私は北海道に行く時間はないので、とりあえず日帰り旅行でスタンプラリーを繰り返すことにした。 既に群馬県・埼玉県・東京都・神奈川県はある程度スタンプを押せているが、茨城や千葉はほとんど足を踏み入れていない。 今回は東京へ向かうにあたり、両毛線・水戸線を乗り継いで行き、鹿嶋鉄道で鹿嶋まで移動、成田・我孫子と帰宅する計画である。
さて実際に移動をはじめ、気になっていた岩瀬駅の真岡市スタンプは問題なく取得できた。 常陸太田まで行こうかと思っていたが、接続が悪くなってしまうことと、ここを落としても都道府県スタンプ取得の条件である75%(?)は達成できそうなので良しとした。
鉄道そのものについては、鹿嶋鉄道はかなり地域に根差した経営を目指しているようで驚いた。 確かにローカルな私鉄と言うのは経営が大変なのだろう。 ディーゼルと言うことにもびっくりしたが。
これであとは常磐線を石岡あたりまで往復すれば茨城県スタンプは取れそうだ。 明日は千葉を一周するつもりだ。
2008年1月 5日
旅行: 成田山新勝寺へ初詣
-
神社への初詣は実家の近所の神社へお参りしてきたが、お寺での初詣、と言うことで成田山新勝寺へ行ってきた。 成田山へ行くのはこれが二度目だが、さすがはお正月で人の混み方が全く違う。 駅からの参道も露店が連ねており、たいへんなにぎわいであった。
前回は単に新勝寺へ行って帰ってきただけであったが、今回は参道沿いにある成田観光館にもお邪魔してみた。 お手洗いを借りに入ったのであるが、お祭りで使われる山車なども展示してあった。 山車は華やかに飾られており、新勝寺へ行く際には立ち寄ってみると良いと思う。
2007年12月26日
登山: 屋久島にバイオトイレが設置された
屋久島初のバイオトイレが縄文杉ルートに設置されたそうだ。 私も以前屋久島に行ったことがあるが、登山道の周囲にトイレットペーパーの「白い花」が咲いており、辟易した覚えがある。 数少ない設置されたトイレも、臭いなどあまり好ましい状況ではなかったと思う。
それに対し、バイオトイレは一つの解決策になると思われる。 バイオトイレとはおがくずと微生物を使って、排泄物の水分・固形物を処理すると言う、水を使わず、しかも衛生的なトイレなのである。 屋久島に設置された、と言う上記の記事にも前編へのリンクが貼られている。 私自身この記事を見つけた時、すごいトイレだとびっくりした覚えがある。
バイオトイレを開発したのは旭川市にある正和電工という会社。 おがくずに排泄物の水分を吸収させ、腸内細菌や自然界に存在する最近によって、残りの固形物も分解出来るそうだ。 その際、加熱しつつ撹拌も行うが、この熱に寄って大腸菌も死滅し、衛生的に処理出来ると言う仕組みだ。 水洗トイレのように水を使う訳ではなく、撹拌を手動で行うタイプもあるそうだから、登山道に設置するトイレとしてはぴったりではないだろうか。
2007年12月24日
旅行: 伊豆観光その3・富士山
-
最終日は渋滞が起きる前に帰ろうと考え、修善寺温泉から近場のだるま山高原レストハウスへ向かった。 ここは駿河湾越しに富士山が見られるスポットなのだそうだ。 恋人岬からは雲で見られなかったが、今日は快晴で富士山もよく見えた。 当初山頂付近に雲がかかっていたが、少し待つと風に雲が流され、山頂までよく見えるようになった。 最後まで楽しい伊豆観光となった。
2007年12月23日
旅行: 伊豆観光その2・下田〜西伊豆
-
修善寺温泉を見物した翌日は、下田方面に向かった。 まず向かったのは浄蓮の滝。 演歌「天城越え」にも歌われており、滝壺のそばには歌詞が彫られた碑もあった。 近くではこの清流を利用したわさびの栽培も行われており、お土産も販売されていた。
-
修善寺温泉では曇り一時雨、と言った天気であったが、良く晴れていて相模灘の景色がよく見えた。 写真に写っている島影は、大島と利島ではないかと思われる。
-
伊豆半島の先端、石廊崎にも寄ってみた。 私は石廊崎漁港のところに車を停めたが、県道16号をもう少し西に向かったところにも駐車場があるようであった。 駐車場からはしばらく徒歩になる。
途中にテーマパークの跡らしき施設もあるが、その先に石廊崎灯台がある。 さらに進むと岬の先端まで行くことができ、相模灘から駿河湾まで見渡すことができた。 岩壁は流石に険しく、荒々しい波を感じさせるものであった。 先端近くには岩のくぼみに建てられた石室神社があり、お参りしておいた。
-
石廊崎からは西伊豆方面へ国道136号をひたすら進む。 カーブやこう配のきついところもあるが、よい天気と言うこともあり、運転するにはなかなか楽しいところであった。 この日最後の観光地、恋人岬へ向かう。
恋人岬では、むかし漁師の男と村の娘が鐘を鳴らし合ってお互いを確認したと言う伝説があるそうで、それにあやかって鐘が設置されている。 また、2009年のバレンタインデーまでに結婚と日付が入った「恋の定期券」(「途中下車できません」とも書いてある)なる看板もあり、あの手この手でムードを盛り上げようとしていた。 年末であるせいか、来年のバレンタインデーではなく、再来年と言うあたり、妙なところで現実的だ。
写真にある石の輪はのぞくと富士山が見えるというものなのだが、あいにく雲がかかってしまって見えなかった。 しかしそのことを残念そうにしている人は、私以外にはあまりいるように見えなかった(笑)。
2007年12月22日
旅行: 伊豆観光その1・修善寺
-
修善寺温泉を中心に、伊豆半島を観光してきた。 伊豆と言えば、かなり前に伊豆半島の東側である熱川のバナナワニ園に行ったことがあった。 しかし中央から西の伊豆には全く行ったことがなかったので、今回旅行することにした。 寒くなってきた時期ではあるが、温暖であろう伊豆の気候でゆっくりしようと言う目論見もあった。
宿泊したのは修善寺温泉。 昼過ぎに現地に到着し、早速温泉街を観光した。 まず向かったのは修禅寺である。 地名は修善寺であるが、お寺の名前は修禅寺となっている。 なんだか不思議な感じである。
修禅寺は温泉街の中心を流れる修善寺川(桂川)のすぐ近くにある。 階段を上って山門をくぐると、それほど広くはないが、きれいな印象を受けた。 すぐ近くには日枝神社もあり、間を通ると子供を授かるという夫婦杉もあった。
-
修禅寺からすぐの河原にあずまやがあり、入浴はできないが温泉が湧き出ていた。 ここにあった説明によると、修善寺温泉は弘法大師が岩を砕いて湧き出させたものだそうである。 弘法大師のこうした伝説は旅行先のあちらこちらで耳にするが、いったいどれだけの距離を歩き回ったのであろうか。 すさまじい行動力である。
-
年末に近いが、まだ紅葉が一部散らずに残っていた。 この付近は竹林の小径として整備されており、その名の通り竹林の中を散歩できるようになっている。 短いものの気分のいい散歩道であり、また別の季節にも歩いてみたいと思うような道であった。
2007年12月15日
旅行: 武田氏館に行ってきた
-
コロプラのスタンプラリーも兼ねて、甲府市の武田氏館(別名躑躅ヶ崎館)に行ってきた。 コロプラのお土産も設定されている。 駐車場は正面から左手方向に回り込んだところに、神社参拝者用のものがあるので、ここを使わせてもらった。
時期も時期であるのであまり紅葉には期待していなかった。 行ってみるとすでにかなり落葉していたが、写真のようにまだなんとか見られる程度に葉が残っているところもあった。
-
敷地のなかはうっそうとした雰囲気で、晩秋の午後であるからだろうか、かなり薄暗い印象を受けた。 駐車場のある西側から入っていって明るくなったところが武田神社の本殿前となる。 ここは広場になっていて、能舞台も設置されていた。
-
武田氏館からは甲府の市街を眺めることができた。 甲府市が盆地の中にあることがよくわかる風景であった。
2007年12月 6日
車: TomTomとGoogleが提携
カーナビメーカーのオランダTomtomが、Googleと提携するそうだ。 Google Mapsの検索結果をTomTomのナビに送信出来るようになるそうだ。
別記事でも「消費者は自宅でコンピュータを使って旅行計画を立てる」と指摘されているが、私もまずGoogle Mapsや現地の観光協会サイトを見ながら旅行計画を立てている。 もし計画を立てながらその行き先をカーナビに転送出来れば、再度ナビで検索する手間も省けるし、登録されていない場所を指定する場合にも便利そうだ。 まあ、そもそもTomTomは日本で販売されていないし、私は一つもカーナビを持っていないことが最大の問題だろうか。
2007年11月26日
コロプラ: コロプラにスタンプ機能が追加
コロプラにスタンプ機能が追加された。
これは位置登録をするとその市のスタンプを押したことになり、都道府県内の一定割合(70〜80%?)の市スタンプを集めると、都道府県スタンプが取得できる、という仕組みのようだ。
お土産は他人からもらっても収集率は上がるが、スタンプは自分で行ったところだけ押されるようで、ある意味自己満足でストイックな機能
とGMさんも紹介している。
私としては自己満足でも良いと思っているし、位置登録とマッチしたとてもコロプラらしい機能だと思う。
旅行を計画するのがますます楽しみになってきた。
2007年11月15日
旅行: 「アンネの日記」の栗の木がやはり伐採へ
以前伐採が決定されていた、アンネ・フランクの家の栗の木であるが、再び伐採が決まったことが報道されていた。 記事によると、一度伐採が決定していたが、反対者も多く延期となっていたようだ。 しかし木の健康状態も悪いため、再び決定に至ったと思われる。 跡地には接木で同じ木を引き継いで植えることになるようだ。
2007年11月10日
旅行: 今度は東京ディズニーランドへ行ってきた
-
2ヶ月前のディズニーシーに続いて、ディズニーランドにも行ってきた。 前回は京葉線で行ったのだが、今回は車で行くことにした。 渋滞対策なのか、驚くほど遠回りをさせられて、ようやく駐車場に入ることが出来た。 人数が多かったり、小さな子供連れだったりするならともかく、なるべく電車で来るべき場所なのだと理解した。
まだ11月のはじめではあるが、ディズニーランドはもうクリスマスムードである。 巨大なツリーが設置されているし、ランドのあちこちにある飾り物も、クリスマスのものになっていて、芸が細かい。 到着してまもなくパレードの時間だったので、見てみたが、写真にあるようにミッキーもサンタクロースに扮しているし、場内は完全にクリスマス一色だ。
-
天気はあいにくの曇天であったが、園内の雰囲気はひたすら明るい。
-
「小さな世界」はディズニーシーのシンドバッドに似ているが、船で巡りながら人形劇を見て行く。 子供の頃には面白いとは思わなかったかもしれないが、今見ると意外に楽しい。 年を取ったためだろうか?
-
日も暮れるのが早くなったが、夜は夜で楽しみがある。 園内はきれいにイルミネーションで飾られているのだ。 エレクトリカルパレードも楽しみになってきた。
-
しかしとうとう降り出してしまった雨はやむことはなく、エレクトリカルパレードは中止となってしまった。 代わりにレイニーデイ・ファンと呼ばれる、雨の日の特別パレードが見ることができた。 だが、雨の中待っていただけに、残念な締めくくりとなってしまった。
2007年10月22日
ドライブ: 松之山温泉〜志賀高原に行って来た
-
またもやコロプラのお土産の話題であるが、平日にもかかわらず会社の休みが取れたので、松之山温泉までドライブに行ってきた。 この日は天気がすこぶる良く、会社が休みになって非常に良い一日であった。
まず朝の通勤割引が使える間に高速に乗り、越後湯沢ICで降りる。 ここで問題なく越後湯沢温泉のお土産を入手。 国道17号から石打駅の手前で国道353号へ入る。 地図上である程度予想していたが、この国道353号、どちらかと言えば曲線が多く、峠道の国道である。 最後に県道80号へ入るところさえ間違えなければ、ほとんど一本道だった。 平日だからなのかいつもそうなのか判らないが、快調なドライブで気持ちが良かった。
-
さて松之山温泉は鷹が傷を癒しているのを見つけたと言われる「鷹の湯」などの源泉がある。 私もその鷹の湯を使っている、そのものズバリの日帰り温泉「鷹の湯」に入ってきた。 手に切り傷があったので、良くお湯につけておいた。 日本三大薬湯と言われると、なんだか傷が治ってくるような気になる(笑)。
帰りはどちらから帰るか迷ったが、国道405号方面から津南へ抜けてみることにした。 405号と言えば長野原草津口から野反湖へ至る国道で、ジグザグも多く道もそれほど広くない。 地図上の松之山~津南の405号もかなりのジグザグで、嫌な予感がしたが、時間もあるので敢行してしまった。
しかしこれがとんでもない間違いで、やっぱり酷道区間だったのだ。 私は写真など撮影する余裕はなかったので上記のリンク先をご覧頂きたいが、運転中は手の平の汗がぬぐってもぬぐってもにじみ出ていた。 せっかく温泉でさっぱりしたのに、冷や汗をかき続きである。
やっとのことで国道117号へたどり着いた後は、353号経由17号へ戻る北ではなく、野沢温泉などがある南へ向かった。 とにかくまだお昼過ぎである。 紅葉も見頃であろう志賀高原を再びドライブすることにした。 国道117号は、交通量こそそこそこあるものの、特に渋滞もなく志賀高原へ向かうことが出来た。
-
午後もこの日は快晴で非常に気持ちの良いドライブとなった。 前回は朝靄と曇りでとても停車する気になれなかった高原各地の池にも向かい、あちこち写真を撮った。 まずは澗満滝である。 少し離れたところにある展望台から眺めることができるが、付近の山の紅葉も同時に見られる、良い撮影スポットであった。
-
琵琶池は池の形が琵琶に似ていることから名付けられたと言う。 木々の葉も紅く色づいており、良い時期に来ることができて嬉しくなってくる。
-
私が特にきれいだと思ったのは上にも写真がある一沼と木戸池である。 一沼は琵琶池のすぐ近くにあり、歩いて行くこともできる。 一沼付近の駐車場は広くないので、琵琶池から行くと良いかもしれない。 それほど大きな沼ではないが、こじんまりとした雰囲気が非常に良かった。
木戸池では水面に映った山の紅葉がとてもきれいであった。 山には針葉樹の緑の部分も多いのだが、それはそれで赤色とのコントラストが美しい。
-
渋峠を越えて群馬県に戻ってくる。 まだまだ前橋までの道のりはあるが、なぜかほっとしてしまう。 峠を越えるとすぐに国道の最高地点がある。
-
これまで近くへは来ていたものの、一度も見ていなかった草津白根山のお釜も見学した。 思っていたよりも明るく毒々しい色にびっくりした。 最後はデジカメのメモリーがなくなるところまで紅葉の写真を撮りまくり、楽しい平日ドライブは終了した。
2007年10月14日
旅行: 交通博物館改め鉄道博物館がさいたま市に開館
鉄道博物館がさいたま市にオープンしたそうだ。 神田にあった交通博物館は閉鎖されてしまったが、JR東日本が創立20周年記念事業としてさいたま市に建設したもの。 私も子供の頃は何度も交通博物館に行って、鉄道模型が動く様に見とれた覚えがある。 オープンしたばかりの鉄道博物館はしばらくは大変な混雑になるだろうが、落ち着いたら行ってみたいと思う。
2007年10月 9日
登山: 金峰山・瑞牆山登山: 二日目に金峰山
-
瑞牆山に登った翌日は、金峰山方面へ向かう。 テントを張ったままにして、やはりサブザックで出発する。 大日小屋を抜けると、ほどなく大日岩がある。 ここからの眺めもなかなか良い。
-
樹林帯を抜けて砂払ノ頭に出ると景色は一気に開けるようになる。 同時に斜面に広がる色とりどりの紅葉も目に飛び込んできた。 快晴の青空とのコントラストが非常にきれいだった。 これはこれまで登っていた春のシーズンには楽しめない色だ。 この時期を選んで良かったと言う思いと、晴れて本当に良かったと言う思いが重なった。
-
金峰山山頂も360°の視界が望める。 こちらからも富士山を眺めることができた。 五丈岩に登って遊んだりしながら、昼食を作って下山の体力を養った。
下山時には転んだりしがちなので、十分気をつけて道を選んだ。 富士見平小屋では手早くテントをたたみ、久々のザックの重さに苦笑いしながら残りの道を進む。 疲れているところに一気に重みが増えて脚に負担が来るが、ここまでくれば先に見えるのは温泉である。
下山後は増富温泉の日帰り湯へ直行した。 以前来た時よりも内装が変わり、いくつかの種類の湯を楽しめるようになっていた。 ゆっくり脚の疲れを癒し、リフレッシュしたところで、今度は東京への道を急ぐことにする。
が、しかし、さすがは三連休、中央自動車道は小仏トンネルを先頭として大渋滞を起こしていた。 途中の釈迦堂PAで仮眠をとりつつ渋滞が多少収まるまで休憩を取った。 そのため、実家への帰宅は深夜になってしまったが、事故も無く無事登山を終えることができたのだった。
2007年10月 8日
登山: 金峰山・瑞牆山登山: 初日は瑞牆山
-
学生時代に何度も上って何度も味を占めた百名山が金峰山・瑞牆山だ。 駅からは遠いものの東京からは比較的近く、山と山の間の高低差はアルプス縦走に比べれば大きいが、中間にテントが張れる小屋があるのでサブザックでも登れる。 学生時代には春によく行っていたが、今回は秋に登ることにした。
学生時代と違うのはなんといっても車があることだ。 車で登山に行くと、縦走がしづらいと言うことはあるが、登山口までのアクセスは非常に楽である。 学生の頃は駅に泊まって早朝にタクシーで登山口まで、などということをやっていたから、体力的にも経済的にも決して優しくはなかった。 もちろん車もそれなりに費用はかかるし運転の負担はあるが、2人でも費用は電車+タクシーよりも割安になるし、運転そのものの負担は、個人的にはあまり感じなくなってきた。 しかも今回は3連休の前2日間で行くから、翌日のこともあまり考えなくて良い。
さて土曜日の朝に東京を出発し、瑞牆山荘を目指した。 三連休の初日と言うことと事故があったとのことで高速道路は混んでいたものの、予定していた時刻には山荘に到着した。 ここが登山口になっており、近くにある駐車場に車を停めて登山を開始した。 よい天気なので気分もいい。
-
富士見平小屋までは荷物も全て背負っているし、最初の区間と言うこともあり息が上がりがちになるが、1時間弱で小屋に到着する。 早速テント泊の手続きを行い、とりあえず重い荷物は置いてサブザックで瑞牆山を目指した。
登り坂はそれなりにきついが、なんと言っても荷物が軽いので気楽である。 時折視界が開けているところもあり、たびたび後ろを振り返って景色を楽しみながら登って行く。
-
山頂近くになると、山頂までつながる大きな岩が見えてくる。 この岩を回り込むようにして山頂まで登って行く。
山頂は四方が見渡せる非常に眺めの良いところである。 明日行く予定の金峰山や、遠くには富士山も見える。 天気も快晴、風もさわやかで気持ちよく、それほど広くない山頂は多くの人でにぎわっていた。 写真を撮りつつ、ここで買ってきたおにぎりを昼食とした。
山頂からは気分よく下って行くが、日頃の運動不足がたたってすぐに膝が笑う状態に。 しかし、やはり荷物が軽いことが幸いし、なんとか無事にテントまでたどり着いた。 早めに夕食として、翌日に備えてぐっすりと休んだ。
2007年9月17日
旅行: 世界遺産厳選30選
一度は訪れてみたい!魅惑の世界遺産と言う特集記事が日経トレンディに掲載されている。 今のところ紹介されている世界遺産のうち、私は一つも訪れたことがないが、いつか行ってみたいと思っている。
ちなみに私がこれまでに行ったことがある世界遺産は、指定前に行ったものも含めれば、法隆寺・姫路城・京都・奈良・日光・紀伊山地となる。 海外を見ると、オランダ・Kinderdijkの風車群、ロシア・モスクワのクレムリンと赤の広場、イギリス・ロンドンのKew Garden、同じくロンドンのウェストミンスター宮殿に行ったことがある。 今後も数を増やして行きたいものだ。
2007年9月16日
写真: 東京タワーに初めて行ってきた
-
生まれて初めて東京タワーの展望台へ行ってきた。 東京で生まれ育った割に、一度も行ったことが無かったのだ。 「いつでも行ける」と言う感覚があったのと、東京都庁のような気軽に行ける展望台も出来てきて、魅力が薄れていたのかもしれない。 よい天気だったこともあり行ってみようと言うこととなり、一番上まで行ってきた。
-
一つ目の展望台では硝子の向こうに金網が張られており、写真に撮るとどうしても網が映ってしまうが、一番上の展望台まで行けば、網は無いのできれいな展望を撮影できる。 上の展望台までのエレベーター料金が別料金(しかも結構する)なのには驚いたが、一段目まで上がるのにも結構な料金を払っているし、もう当分は来ないだろうと言うことで上まで行ってみることにした。 二段階目のエレベーターはかなり小さい作りなので、乗るまでに30分くらい待たされた。 だが、視界は開けており、私は行って満足した。
-
一つ目の展望台には、床から下が見えるようになっている部分がある。 材質は強化プラスチックのようなもので、もちろんそこから落ちるようなことはないが、やはり足下が見えると言うのは怖いものだ。
2007年9月15日
温泉: 夜の草津温泉・湯畑
-
先週のことになるが、夜に草津温泉へ行ってきた。 コロプラのお土産システムが開始し、群馬と言ったら草津温泉に何かあるだろうと思った訳である。 しかし、行ってみても長野県中野市と判断されるだけで何も購入できなかった。 全くの無駄足であった訳だが、今日のGMブログで不具合があったことが公表されていた。 なんだか複雑な気分で、当分は草津に行く気にはなれない・・・。
2007年9月 9日
旅行: ディズニーシーに行ってきた
-
東京ディズニーシーへ行ってきた。 かなり昔にディズニーランドへも行ったことはあるが、シーの方は初めてである。
アトラクションは「ファストパス」をうまく使ったので、それほど待つこと無く乗ることができた。 行きたかった「海底2万マイル」と「インディ・ジョーンズ クリスタルスカルの魔宮」のどちらも乗れたし、好みは分かれるかもしれないが、「シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ」も楽しかった。
今回は子供の頃と違って、ディズニーランド(シーだが)の「サービス」に対して感じることが多かった。 この日も暑かったが、アイスクリームやドリンクを売るスタンドがあちこちにあり、お客の欲求にすぐに応えられるようになっている。 ゴミ箱やお手洗いの配置も適切に思えた。 とにかくお客を気持ちよく楽しませようと言うことを第一に作られているように思う。 こうした姿勢は自分の仕事にも参考にして行くべきと感じた。
2007年9月 5日
旅行: Eurostarがさらに高速化
新線の開通により、Eurostarがさらに高速化するそうだ。 これまでパリ・ロンドン間は2時間35分だったのが、2時間15分まで短縮されるとのこと。 この新線によりロンドン側の発着駅がウォータールー駅からセント・パンクラス駅へ変更となる。
2時間15分と言うと、もっとも早い「のぞみ」と比較して東京・京都間くらいだろうか。 オランダでもそう感じたが、この隣国との距離感が、ヨーロッパの人々の国際感覚を生んでいるように思う。
2007年8月28日
旅行: 朝倉市の三連水車
-
旅行の最終日は近場と言うことで朝倉市(旧朝倉町)の三連水車を見てきた。 名前だけ聞いた時はどういう風になっているのかわからなかったが、写真の通り、川沿いに水車が三つ並んで設置されている。
-
私にとって水車と言うと粉引きのイメージがあるが、ここの水車は水を汲み上げるための水車なのである。 水車の左右に小さな桶のようなものが多数取り付けられており、桶ですくった水は水車の回転によって持ち上げられ、上部にまわったときに放水される仕組みだ。
-
汲み上げられた水は水路を伝って、標高の高い山側の地域へ給水されることになる。 この三連水車が取り付けられたのは1789年。 ちょうどフランス革命が起きた年である。
2007年8月27日
旅行: 九重夢大吊橋と熊本市内観光
-
平戸方面の観光に引き続き、九重町からやまなみハイウェイを通り、熊本へと至るルートで観光してきた。 2003年にも湯布院から阿蘇山を見学して熊本まで観光したことがあるが、この時は九州産交バスのあそ2号を利用した。 今回は自分で運転するレンタカーなので、ドライブルートとして楽しそうなやまなみハイウェイを運転してみた。
九重ICを降りて最初に向かったのは、昨年出来たばかりの九重夢大吊橋。 高所恐怖症の割になぜか高いところばかりに行っているような気もするが、名所だと言うので行ってみた。 駐車場への道から既に渋滞しており、地元の人にはなんだか申し訳ない気持ちになるほどだった。
吊橋を一目見た感想は、とにかく大きい、そして渡る前から怖い、と言うこと。 大勢の人が歩いているので安心したのか私は歩けなくなるほどではなかったが、写真を撮影する携帯電話を握る手は、常に汗をかきっぱなしで、滑って落としそうなことも怖かった。
-
吊橋の上からは震動の滝を見ることができる。 名前の由来は知らないが、吊橋もとにかく振動している。 揺れている。 揺れが強い部分とそれほどでもない部分があり、定常波(今調べた(笑))の様になっているのではないかと思った。 というか、そういうことを考えて気をそらしたくなる揺れであった。 橋の床面は格子状になっていて下が見える部分があり、ひどく落ち着かない。 やっとのことで対岸に渡ったが、「またこれを戻るのか」と言うのが一緒に渡った家族皆の思いであったに違いない。
-
やまなみハイウェイのドライブは非常に気持ちがよかった。 天気も良く、流れる風もさわやかであった。 途中で立ち寄ったタデ原湿原は、ラムサール条約に基づいて登録されている湿地である。 暑い盛りでもあり、咲いている花は少なかったが、木道の上の散歩を楽しんだ。
-
最後は熊本市内を観光した。 前回湯布院から観光バスで来たときに水前寺公園に寄ってもらえた(コースには無いはずなのだが、我々家族しか乗車していなかったためか、サービスしてくれた)ので、今回は別の場所、と言うことで熊本城脇にある旧細川刑部邸に行ってきた。
この邸宅は以前は別の場所にあったそうだが、現在の場所へ移築してきたらしい。 そのため、熊本城と合わせて観光することができ、観光客にはありがたい。 邸内は落ち着いた雰囲気で、書院や茶室を見学したり、家に伝わる道具などの展示を見たりすることができる。
その後は市内のアーケード街で豆腐料理を食べ、お土産を購入して福岡に戻った。
2007年8月26日
旅行: 平戸城と生月観光
-
昨年の佐世保・長崎観光に引き続き、今年も長崎など九州を旅行してきた。 今年は平戸方面に行ってきた。 長崎県には島が多くあることは有名だが、平戸もその一つで、有料道路の平戸大橋を渡って島に行くことになる。
まず向かったのは平戸城。 江戸時代中期に築城された珍しい城とのことである。 復元された天守閣からは360度の風景を見渡すことができる。 赤い平戸大橋やその先の九州の田平町まで見えた。 この日は晴れていて非常に暑かったが、天守閣の上では涼しい風が流れていて気持ちがよかった。
-
続いて近くにあるザビエル記念聖堂へ向かった。 こちらは現在も利用されている教会とのことで、静かに見学することが求められている。 聖堂の近くに1550年に平戸を訪問したフランシスコ・ザビエルの像が建てられていた。 お寺がほぼ並んで建っているなど、珍しい町並みだった。
-
食堂でちゃんぽんを食べた後、長崎県道19号線を通って生月島へ脚を延ばした。 観光パンフレットによると、北端の
大碆 鼻からの展望が良いようである。 やはり有料道路の生月大橋を渡ってすぐにある道の駅から写真を撮影し、さらに島の奥の道へ車を走らせた。 この辺りの道は急な坂道やカーブなど視界の悪いところもあったが、時折海沿いに視界が開けており、楽しんで運転を続けることが出来た。 -
その場で漢字を読むことはできなかったが、おおばえ、と読むらしい大碆灯台には展望台が付いている。 そこに登ればやはり360度の展望が開けており、特に海の深い青色が印象的だった。 風力発電のものと思われる風車がある島は、どうも的山大島のようだ。 確かに発電も出来るだろうと言う強い風が吹いており、気持ちいいと言うよりはものが飛ばされないように気をつけるレベルであった。 断崖が覗き込めるようになっている部分もあり、暑いはずなのに私にはとても涼しく感じられた。
-
灯台から戻る途中にあるのが「塩俵の断崖」と言う奇岩の名所である。 四角い柱のようになっている岩は、溶岩が固まり、縦に亀裂が入って形成されたそうだ。 写真ではやや見にくいかもしれないが、崖の下には柱を水平方向に刻んで行ったような、立方体に近い形の岩が転がっている。 これだけ整った形をしていると、まるで人間が造ったように思ってしまうが、自然と言うものは不思議で面白い。
帰りは道を変えてサンセットウェイという県道42号とは島の反対側にある道を選んだ。 こちらも海を眺めながらのドライブが出来るが、少し内部に入ったところの断崖もまた見事だった。 小さな島なのにこれだけの雄大な自然があり、私は満足して宿へと向かった。
2007年8月16日
車: オランダ発の自転車の自動貸出機
オランダの企業が提案したという自転車の自動貸出機は、受賞しただけあって優れたデザインだと思う。 オランダ人は自転車に乗るのが好きなようで、二輪車専用道が至る所に整備されていたのを思い出す。 オランダ人自身はほぼ全員自転車を持っているだろうから、主に旅行者相手のビジネスになるのかもしれない。 こんな貸出機だったら借りるときもちょっとおもしろいし、旅行先にあったらつい借りてしまいそうだ。
2007年8月 7日
旅行: 富岡製糸場の見学
-
同じ富岡市にあるhttps://irodori.one-poem.jp/2007/08/gumma_safari_park.shtml">群馬サファリパークに行った帰りに、富岡製糸場も見学してきた。 現在、富岡製糸場は世界遺産に登録するべく運動が行われている。 その運動の一部なのか、製糸場の見学にはボランティアガイドが付いて説明を行ってくれた。
-
門を入って正面に見えるのが東繭倉庫。 写真の入り口の前がガイドツアーのスタートになっていた。 門の上にはちょっと見にくいが「明治五年」と彫ってある。 入り口を入ったところにはお土産ショップもあり、絹を使ったハンカチや化粧品など、富岡に関係するお土産が購入できる。
-
繭倉庫はその名の通り、繭を保管しておくところで、とにかく湿気が大敵だったらしい。 そのため、壁には多くの窓が設置されている。 また、この建物が面白いのはれんが造りなのに木の柱があること。 明治初期の工事で、技術は西洋から運んできたのでれんが造りなのだが、慣れないので木造の骨組みと併せて建てたらしい。
このレンガやその他建物などに使っている石や土などはほとんど近郊の産地から持ってきているらしい。 と言うよりも、建築にあたって良質の原料が採掘できるところを探したようである。
-
絹糸を作り出す繰糸工場は、熱がこもらないように天井の頂上部にも窓がもうけてあるらしい。 下からでは梁が多く判りづらいのだが。 昭和62年まで片倉工業株式会社の富岡工場として稼働していたそうだが、操業を停止した後も機会の手入れなどが行われていたので、こうして見学も出来るような状況になっているらしい。
ここで働いていた女工たちは全国へ技術を広めるべく集められた、いわば「エリート」だったらしい。 宿舎も用意されていた女工たちの生活は当時としては恵まれていて、役所も毎日業務を行うのが当たり前だった時代に、雇われ外国人の影響で日曜日は休日になっていたそうだ。 女工と言うと過酷な労働と言うイメージが強かったので、ちょっと意外に感じた。
2007年8月 5日
旅行: 群馬サファリパークに行ってきた
-
群馬県富岡市にある、群馬サファリパークへ初めて行ってきた。 サファリパークに行くのはこれが初めてで、とりあえず自家用車で行くことにした。
-
群馬サファリパークでは、園内に入るときに入場料金が徴収され、基本的には1周するだけの料金になっている。 園内を巡るには自家用車の他にも、サファリバス(ライオンに肉を与えることができるものもある)やレインジャーツアー(飼育員の案内でオフロード車に乗り、通常よりも動物の近くまで行ける)があった。 自家用車は動物に傷つけられる可能性があるとのことだったが、自分のペースで見て回る方が楽しいと考えて自分の車で回った。
コースに入るとまずアフリカゾーンがあり、キリンなどが出迎えてくれた。 それほど混んでいなかったこともあり、ゆっくり写真を撮りながら進むことができた。 ゾーンごとに2重の柵で仕切られており、動物が逃げ出さないようになっていた。
-
ウォーキングサファリゾーンには駐車場があり、降りて動物たちを見て回れる。 要は、通常の動物園ではあるが、やはり車からでは写真が撮りづらいので、自然とこのゾーンでの写真が多くなってしまった。
えさを与えることもできるので、それを知っているシカたちが柵から顔を出していた。 ニホンジカとファロージカ(一番右)では無いかと思われる。
-
日本には25頭、世界では250頭程度しか飼育されていないホワイトタイガーもいた。 ホワイトタイガーはベンガルトラの変種だそうである。 通路から透明な板越しに見上げることができるようになっていたが、ちょうどその上で休んでいてくれていた。
-
プレーリードッグもちょろちょろと走り回っていた。
-
ウォーキングサファリの中には、ライオンやトラに餌付けをすることができるコーナーもある。 近くには猛獣注意の看板もあるが、実際には噛まれたりしないように柵とプラスチックの板で区切られている。 ここではえさ(生肉)を購入して、トングのようなもので与えることができる。
-
オオカミの繁殖を目指したオオカミの森と言うコーナーもあった。 木立の陰にオオカミがいるのがちらほらいるが、なかなかシャッターチャンスに恵まれない。 数分待っているとなんと柵の一番近くまでてくてくと歩いてきた。 あまり野生っぽくはないが、写真が撮れたので良しとしたい。
-
インドネシアの動物園と姉妹園となっているので、レストランにはインドネシア料理もいくつか用意されていた。 私が頼んだのは一通り楽しむことができるナシチャンプルと言うセット料理。 インドネシア料理はオランダでもたまに食べていたので、懐かしくなった。
2007年8月 4日
旅行: 北の大地でうまいものを堪能「北海道」:3日目 支笏湖
-
昼過ぎに出発の飛行機だったので、3日目は近くの支笏湖に行くことにした。 天気がやや心配だったのだが、良く晴れて湖畔の風が気持ちがいい朝だった。 支笏湖を囲む恵庭岳や
風不死岳 も青空に良く映えていた。 -
水中を観察できるグラスボートがあったので、ここでも乗ってみた。 朝一番に宿を出発し、始発のボートにちょうど間に合った。 南国の海とは違って珊瑚礁などは望むべくも無いが、湖は湖で面白そうであった。 湖でグラスボートと言うのは珍しいのではないだろうか。
-
写真にある流木は数十年前の噴火の時のものだと説明があったが、温度が低いのでほとんど腐らないらしい。 ほとんど形が残っているので驚いた。 名前は忘れてしまったが魚は何種類かいて、数も写真にあるように群れるようにいた。 支笏湖の特徴として、水温が低いことが挙げられるらしい。
-
駐車場近くの売店では団子のようになっているジャガイモ揚げが売っていた。 ジャガイモに衣をつけて揚げただけなのだが、油とホクホクのジャガイモが良くマッチしていて美味しかった。 最初私一人で買って食べたのだが、一つ味見をした友人が戻って買いに行ったほどであった。 ・・・おなかがすいていたのかもしれないが。
-
観光の最後はやはり湖畔にある青の洞窟?を見に行った。 駐車場から10分程度歩いて入り口まで行くのだが、なんと崩落しているとのことで中へは全く入ることが出来なくなっていた。 まあ、整備された散歩道だと思えば良いが、少しでもこの不思議な地形の中を歩いてみたかった。 鎌倉の切り通しなどもそうだが、こういうところは大概涼しい上、この日は晴れていたので林の仲間で日光が入って明るく気持ちよい散歩が出来そうだったのだ。 最後にちょっと残念な気持ちを残して、千歳空港に向かった。
2007年7月29日
旅行: 北の大地でうまいものを堪能「北海道」:2日目 積丹・小樽
-
二日目はまさにうまいものを満喫した一日となった。 朝6時にホテルを出発、一路積丹半島へ向かった。 こういう時に早起きできる能力を、普段に生かしたいものである。 着いた先は積丹半島にある中村屋さん。 積丹半島でとれると言うムラサキウニのウニ丼をいただいた。 ほぼ開店直後についたので、客は私たちだけでゆっくり食べることができた。
写真にある通り、どんぶりの上にウニがぎっしりと敷き詰められている豪華な作りである。 ウニ丼自体は前に行った利尻島から数えて二回目だったが、やはりこの迫力には感嘆する。 ウニそのものは利尻で食べたエゾバフンウニの方が一般に美味しいとされるものだったと思うが、このムラサキウニも十分美味しかった。 やはり新鮮なウニをたっぷり食べられると言うのは非常に贅沢である。
-
おなかも満たされたので、積丹半島を巡ってみることにした。 まず最初に行ったのは海水浴も可能な島武意海岸。 駐車場から徒歩でトンネルを抜け、つづら折りの坂道を下って行ったところにある、箱庭的な砂浜になっていた。 沖縄の海のような澄んだ青さを求めることはできず、どこか海の厳しさを感じさせるような青さをしていた。
-
近くの灯台まで登ってみたものの、景色はいまいち良くはなかった。 時間があれば女郎子岩のところまで行ってみたかったのだが、片道20分以上かかるのでやめてしまった。 海の奇岩を見るのは好きなので、もうちょっと近くにあれば良かったのだが。
-
続けて近くの海岸線にある岬を見て行こうと言うことになり、来たのが写真の神威岬。 ここはかつて女人禁制の場所だったようだが、今ではそんなことはなく、体力のある人なら誰でも先端まで行けるようになっている。 海に突き出た岬だけあり、岩の間にかけた橋や急な階段もあった。 高所恐怖症の人や、不安定な靴を履いている人は途中までにしておくのが良いと思う。
-
岬の先から見る景色は流石に雄大だった。 犬吠埼や野島埼のように270度近くにわたって水平線を見ることが出来た。 さらにその先に神威岩やメノコ岩が海に浮かんでいた。 特に神威岩はローソクのような形をしている正に奇岩。 ひょいひょいと飛んで行けたら楽しいだろうな、などと考えてしまう。
-
この後は小樽に戻り、市内観光。 たまたま見つけた酒蔵で、金賞を取ったと言う日本酒と、濁り酒を買ってみた。 運転手なので聞き酒が出来ないのが残念である。
お昼ご飯は南樽市場の中にあるお寿司屋さんに入り、おすすめを10カンほど握ってもらった。 この市場は地元の人が買い物にくるような場所だったが、観光客が見ても面白いかもしれない。 八百屋や魚屋などが入っていて、干物などはお土産にも出来るだろう。
-
あとは定番かもしれないが、北一硝子にも寄ってみた。 ここは最寄りの駐車場がいっぱいで入るのに苦労してしまい、悔しいのでぐい飲みを自分へのお土産に買ってしまった。
-
夜は今回の最大の目的とも言える、カニしゃぶを食べてきた。 やはり札幌にあるお店で、前日の夜は予約が取れなかったためにこの日にしたのである。 おかげで食事がヘビーな一日になってしまった。
-
とは言え、カニづくしの料理は非常に美味で、私はカニしゃぶを食べるのは初めてだったが、もっと食べたいと感じてしまうほどだった。 カニの刺身も思ったより身がしっかりとしていて歯ごたえがあり、カニ雑炊もカニの出汁がしっかり出ていて美味しかった。 外食としてかにを食べるのは初めてだったのだが、身を取り出すための棒が一体となったはさみはなかなかのアイデア商品だと思った。 家で食べる時もこれがあれば便利そうだ。
-
最後に時計台を見て帰ったが、ライトアップはされておらず、暗い中で撮影するのに苦労した。 周りもビルに囲まれていて、仮に昼だとしても青空を背景に時計台の写真を撮るのは大変だっただろう。
2007年7月28日
旅行: 北の大地でうまいものを堪能「北海道」:1日目 北竜町
-
今回の旅行は北海道でうまいものを食べると言うのが目的の一つだが、元々はここ何年か毎年見に行っているひまわりを見に行こうと言うもの。 この北竜町のひまわりはかなり面積も広く見事だと言うことで、まず最初に見に行く対象にした。
朝一番の飛行機で札幌まで飛び、レンタカーで北竜町まで移動した。 建設中の高速道路のICが比較的近くにあり、かなりスムーズに行くことができた。 窓を開けて、関東に比べると圧倒的に涼しい北海道の風を存分に楽しんだ。
カーナビが目的地近くであることを告げると、視界の中に黄色に染まった丘が見えてきた。 道沿いにあった駐車場はそれほど広くないが、平日であるためか空いていた。 隣にはパークゴルフ場があり、お年寄りなどがプレーしていた。 北海道出身の友人からパークゴルフの存在は聞いていたが、やっているのを見るのはこの時が初めてである。
駐車場近くには無料のレンタル自転車もあったが、全て貸し出されていて使えなかった。 ひまわり畑まではちょっと距離があるので本当は使いたかったが・・・。 北海道とは言え、この日は快晴で、汗ばみながら畑までの道を歩いた。 着いた後の感動は言うまでもない。 青い空と黄色いひまわりのコントラストが、いかにも夏らしくて嬉しくなった。
-
ひまわり畑の近くにあった道の駅で昼ご飯にした。 せっかくひまわりを見に来たので、ひまわりを使った料理にした。 私が食べたのは「ひまわり定食」と言うもので、メインは炒飯である。 これはひまわり油を使って炒めてあり、具としてひまわりの花びらや種が混ぜてあり、さらにひまわりの双葉が飾り付けてあるもの。 味はまあそれなりだが、とにかくひまわりづくしなのが面白かった。
-
その後は花つながりと言うことで富良野まで移動。 ファーム富田は予想通りの混雑だったが、花はいろいろと楽しめた。 ラベンダーは遠くから見るときれいだと思うが、近くに寄ってみると、それほどきれいな形をしている訳ではないと思う。 お決まりのラベンダーソフトを食べて、富良野を後にした。
-
この日の夕飯は札幌でラーメンを食べることにした。 札幌駅近くに「札幌ら〜めん共和国」と言う、ラーメン店が集まっている場所があるので行ってみた。 8軒ほどの店があり、とりあえず札幌出身の「麺屋chichi」に入ってみた。 味噌ラーメンの店だったと思うが、ちょっと変わったラーメンに挑戦したためか、すごく美味しいと言う味でもなかった。
二軒目には旭川からの梅光軒に入ってみた。 ここがなかなか美味しくて、ようやく梅光軒の名前に覚えがあることに気がついた。 昔、旭川に行ったことがあるのだが、時間がなくて梅光軒の行列に並べなかったのである。 当時は悔しい思い出だったはずなのだが、時間が経つのは恐ろしいものである。
-
札幌駅はきれいに整備されていたが、数年前の思い出では、写真のような高いビルは無かったように思う。 でもこうした駅ビルはどこに行っても同じようなデザインで、正直なところつまらなく感じてしまう。 もちろん駅ビルは旅人の思い出のためにあるわけではないが、もう少し個性があってもいいのではないかと思ってしまった。
2007年7月24日
旅行: 海外からの連絡手段いろいろ
Slashdotで、海外出張する人が家への連絡手段をどうしたらいいか相談しているストーリーがあった。 私もたまに海外出張するので、興味深かった。
やはり携帯電話は必須と言う意見が多いようで、これは私も大いに同意する。 今や海外ローミングが一番不便になってしまったauのユーザーとしては、auの対応改善を期待したいところだ。 ある程度長期になれば、現地でプリペイド携帯電話を購入するのが一番コストパフォーマンスが良いように思うが、現地の言語が理解できないとアナウンスなどが現地語のみだったりするので意外に苦戦すると思う。
私個人はかならずラップトップを持っていくので、Ethernetか無線LAN経由でインターネットが使えるホテルを選ぶようにしている。 利用料がかかることが多いが、それでも国際電話をかけるよりはましだろう。 ラップトップが使えれば、あとはSkypeOutで電話可能になる。 現地国内で電話する場合でも、ローミング携帯電話よりSkypeOutの方が安い場合が多いと思うので、これをうまく活用している。
2007年7月13日
旅行: オランダにある世界最古のプラネタリウム
オランダ北部フリースランド州にあるフラネケルに、世界最古のプラネタリウムがあるそうだ。 プラネタリウムと聞くと思い浮かべるドームに星を映し出すものではなく、惑星の軌道がどのように動くかを示すものらしい。 驚くべきは18世紀後半に作られてから、今でも正確に動いていると言うこと。 機会があったら是非見てみたい。
2007年7月 8日
旅行: 夜のScheveningen
-
先日の出張の際、ちょうど一年前ほどにも来ていたScheveningen(スケベニンゲン、と言う人が多い)に今年も寄ってみた。 前回は朝だったが、今回は夜。 夜とは言っても日が暮れるのが遅いため、かなり明るい状態だった。
-
ドネルケバブを食べて出てくると日がすっかり暮れてかなり暗くなっていた。 海に浮かぶレストラン・展望台がなかなかきれいだった。
2007年7月 2日
旅行: DüsseldorfからAmsterdamで鉄道で移動
-
先日出張していたドイツ・オランダだが、ドイツからオランダへの移動に鉄道を使ってみた。 ドイツが誇る高速鉄道であるICEでデュッセルドルフ(Düsseldorf)からアムステルダムまで行ったのだが、だいたい€ 50くらいで、かかる時間の割に安いと言える。
デュッセルドルフ駅はなんだかこれと言った特徴が無いように感じた。 プラットフォームは地上から一つ上がった階にあり、やはり改札は無い。 地上階には切符売り場の他、レストランやスーパーが入っていた。
-
上に書いた通り、ドイツの高速鉄道ICEを撮影した。 ヘッドライトの間にある矢印を組み合わせたマークはオランダ国鉄NSのマーク。 ICEはドイツのものだと思っていたので混乱したが、Wikipediaの解説によればNSも一部所有しているらしい。 私が乗ったのはたまたまその車両だったと言う訳だ。
国際列車なので、国境を過ぎたところでパスポートチェックがあった。 車で移動する場合はこんなチェックは無いが、鉄道だとあると言うのがなんだかおかしい。
-
車内は日本の新幹線よりハイテクかもしれない。 座席の間には電源が設置されているし、写真のようにお客がどこからどこまで乗るのか表示されている。 つまり、この席は予約されていると言うことで、予約されていない席は表示されていない。 逆に言えばその区間外なら席を予約していなくても座れることになる。
2007年6月25日
旅行: 「世界の車窓から」オランダ編
「世界の車窓から」でベネルクス三国編が放送され、半分くらいがオランダの回となるらしい。 私はテレビを持っていないので見ることができないが、オランダのあちこちを観られるようなので面白そうだ。
と言いつつ、実は先週までドイツとオランダに出張していた。 ちょうど行きたかった秘密の花園の時期に重なったので、時間があれば行きたかったのだが、残念ながら余裕が無くて行けなかった。 日本にいればまだ仕方ないと思ったのだが、近くにいたせいで余計に悔しく感じてしまう。
そういう訳で今回はほとんど観光できなかったので、むしろ「世界の車窓から」で観光気分を味わいたいくらいだ。 数少ない撮影写真は追々紹介したいと思っている。
2007年6月11日
旅行: ジャガイモが大好きなオランダ人
オランダ政府観光局のブログに「ジャガイモとオランダ人」と言うエントリーがあった。 オランダ人がみんなジャガイモが好きなのかどうか聞いたことは無いが、オランダのレストランでジャガイモが良く出てくるのは事実で、とにかくジャガイモでおなかをいっぱいにすると言う感じがある。 もちろん、パンも出てくるのだが、付け合わせのジャガイモが上記ブログ記事にある通り尋常ではなく、一度頑張って食べていたら、一緒にいるオランダ人に全部食べなくてもいいよ、などと言われたこともあった。
ただ、このジャガイモだが必ずしもオランダだけではないのではないだろうか。 まあ、オランダは食事が質素だと言われているが、ドイツ辺りでもジャガイモをたくさん食べている印象がある。 前に出張で行った時も、レストランのビュッフェで結構大きなスペースをジャガイモが占めていたように思う。
いずれにしても、スーパーのジャガイモコーナーの広さは他の野菜の比ではないし、オランダ人がジャガイモをよく食べているのは確か。 彼らにしてみれば日本人は米を食べ過ぎ、と言うことになるのだろうけど。
2007年5月27日
写真: 箱根湿生花園でヒマラヤの青いケシを見てきた
-
久々にドライブに行こうと思い、山と自然の旅のメールマガジンを見ていたら、箱根湿生花園でヒマラヤの青いケシが咲いているのとあるのに気づいた。 ヒマラヤの青いケシは国立科学博物館で開催されている花展の売りかと思っていたが、どうも他にもあるようだ。 と言う訳で、箱根まで行ってきた。
東京から行ったので、東名の御殿場ICまで行き、そこから峠越えを行った。 国道138号を箱根方面に向かい、仙石原の交差点を右折、そこからは看板があるので従って行けば10分もかからない。 天気が良かったためか駐車場には多くの車が止まっており、私は臨時駐車場に車を入れた。
ウェブサイトで割引券を印刷して行ったので、入場料金は600円。 順路通りに進むと、すぐに青いケシが植えてある場所があった。 木陰と日向の二カ所に植えてあったが、木陰にある方が元気そうに見えた。
-
クリンソウと言う花を初めて知ったが、これも赤色とまとまって咲く花がきれいだった。 他にはサクラソウやニッコウキスゲ、果てはコマクサまでも咲いていた。
この湿生花園の説明の札は面白くて、元々箱根にあるかどうか、あるとすればどれほどポピュラーな植物なのかが書いてあった。 そういう観点で見ると、箱根には案外いろいろな植物があったと言うことがわかり、良かったと思う。
2007年5月23日
コンピュータ: N700系新幹線はPCの利用も便利に
これまで新幹線では車両の前後にしか電源が設置されていなかったように思うが、次世代のN700系では、6割の座席に電源が設置されているそうだ。 基本的には窓際に座れば電源があるようだ。 電車内でのPC利用は電源が一番不安だが、これでその問題も解消する。 また、携帯電話の充電も出来るのは便利。 距離にもよるだろうが、東京から京都・大阪程度の距離なら、やはり飛行機よりも新幹線の方を選んでしまう感じだ。
2007年5月16日
Blog: オランダ政府観光局のブログを発見
今日たまたま、オランダ政府観光局のブログを発見した。 日本語で書かれているので、オランダの旬な観光情報を簡単に知ることができる。 早速Google Readerに登録した。 過去ログも少し辿ってみたが、以下の記事が個人的には興味深かった。
- フェルメールセンター開館!
- 特に有名な絵画は展示されていないようだが、フェルメール個人を知るにはよさそう。
- フェルメールが東京にやってきます!
- 私もアムステルダムで見てきた台所女中が目玉らしい。
- アムステルダムの秘密の花園
- これはぜひ見てみたい!期間限定なのが残念。
- オランダ風車年&風車の日
- 今年は初の干拓用風車ができてから600年の記念らしい。
- 締切り大堤防 Afsluitdijk 75周年
- 有名な大堤防も75周年だとか。こんなに古いものだとは知らなかった。
- キンデルダイクへの行き方 番外編
- 私は車で行ったKinderdijkへのオランダらしい行き方が紹介されている。
- 女王陛下がお気に入りのチョコレートショップ
- ベアトリクス女王もお気に入りと言うチョコレートショップの情報。お土産にいいかも。
2007年5月13日
旅行: 蔵王連峰から銀山温泉まで
-
上杉神社へ行った翌日、今度は蔵王連峰の方へ向かった。 天気は良く、青空と残雪のコントラストがきれいだった。
-
朝ご飯代わりに食べた冷やしそら豆うどん。 そら豆の香りがほのかにして、個人的には満足。
-
宮城県側から、蔵王を越えて山形県側へ向かった。 この滝は途中の展望台から撮ったもの。 風が非常に強く、気温が低いこともありかなり寒かったが、さすがに滝の水は凍ること無く流れていた。
-
蔵王の頂上付近にあるお釜(火口に水がたまっている)は、夏でも霧がかかって全く見えないこともあるらしいが、この日はくっきり見ることができた。 流れていない水のためか、完全に凍結していた。 ある程度近づくことも出来るようだが、あまりの寒さにすぐに引き返した。 山頂の神社もパスし、レストハウスの糸こんにゃくをいただいた。
-
山形側に降りた後、延々と北上し銀山温泉まで行った。 銀山温泉は昔ながらの建物の雰囲気が良い温泉地として知られているようだ。 JRのCMでもよく使われているらしい。 特に有名なのが外国人の若女将がいる旅館藤屋。 最近立て直したらしく、凝った外観になっていた。 個人的には他の古い温泉旅館から浮いていたように思う。
-
温泉街の奥は銀山の名が示す通り、かつて銀鉱山があったそうだ。 そこまで散策路になっているが、まずあるのは白銀の滝と言う落差20メートル程度はありそうな滝。 ここの脇を登って行くと川沿いのなだらかな散策路になる。
-
銀鉱洞の中も見学できるようになっている。 暗くて湿っぽいので、歩きやすい靴が良いだろう。 内部はフラッシュを焚いても光が不十分で、三脚なしで撮影するのはかなり難しかった。 ここでは高温で銀を剥離させる方法を採っていたらしく、確かにあちこち焼けたような跡があった。
-
一番奥の方に長者池と言う池があるのだが、そちら側にも銀鉱洞への入り口がある。 こちらは桜が頭上に咲いていて、明るい感じの入り口だった。
-
銀鉱山があるのは堅刈山と言うところの山中らしい。 それほど大きな山ではない。
-
銀山の名物と言うことで買ってみた「亀まんぢう」。 まんじゅうとしては結構甘く、歩き回った体にはとてもおいしく感じた。
温泉にももちろん入った。 公共浴場のしろがね湯と言うところへ行ってきた。 洗い場が3つとかなり小さな浴場だったが、出来てまだ新しいらしく、明るい感じの建物でよかった。
2007年5月 5日
旅行: 米沢の上杉神社では桜が満開だった
-
姥湯温泉に行ったあと、同じ米沢市の中心部へ移動し、上杉神社をみてきた。 ちょうど桜が満開を過ぎた頃で、花びらがひらひら舞って良い雰囲気だった。 これで
-
私が米沢に行った日はお祭りの前日だったためか、お堀の周りには露店が並んでいて、お祭りの雰囲気を盛り上げていた。 ただ、桜の風景を撮ろうと思うとどうしても露店が写ってしまうので、写真は撮りづらかった。
-
「なせば成るなさねば成らぬ何事も成さぬは人のなさぬなりけり」と言う歌を残した上杉鷹山の像が置かれていた。 背景の桜の木との組み合わせが良かった。
-
元々上杉神社は上杉謙信を祀った神社らしい。 鷹山の像だけではなく、謙信の像もきちんとあった。 こちらも桜の下にあり良い写真スポットだった。
-
神社の参道には家臣(と思われる)の名前が書かれた幟が立てられていた。
-
神社内では八重桜もちょうど見頃だった。 ソメイヨシノより色が濃くてきれいであった。
-
この写真は伝国の杜と言い、米沢市の博物館と文化ホールが一緒になった施設である。 せっかくなので常設展示を見てみたが、紹介されている屏風の実物がないなど、やや物足りない転じないようではあったが、鷹山公の施政を俳優を使って再現するなど、力が入っている部分も感じられた。
-
神社の隣にあるレストランと言うか料亭というか、とにかく食事をするところなのだが、お庭などを見学できるようだったので見てきた。 ガラスが多く使われているところからも、江戸自体より後の建物なのだろうが、歴史を感じさせる落ち着いた雰囲気の建物だった。
2007年5月 4日
温泉: 姥湯温泉へ行ってきた
ゴールデンウィークを使って東北の友達のところへ遊びに行ってきた。 写真の量が多いので少しずつ紹介したい。 まずは山形県の姥湯温泉に行ったときの写真から。
-
姥湯温泉の最寄りの駅は峠駅になる。 車で行ったにもかかわらず、体の中の鉄分が刺激されて寄ってみた。 この看板はなぜか駅舎の外に設置してあった。
-
なぜこんな駅舎になっているのか不思議だったが、上記のWikipediaの記事によると昔スイッチバックの施設があり、それを雪から守っていたらしい。
-
何も考えずに言った割に、ちょうど列車が到着した。 乗り降りした人はおらず、送迎にきていた温泉旅館の人も不発だったようで帰って行ってしまった。
-
いい加減乗り回したロゴには辛い細くて急な山道を登りきると、舗装が終わり砂利の広場についた。 ここを駐車場と判断して車を降りたが、その先の下ったところにも駐車スペースはあったようだ。 写真の通り、山腹には雪がかなり残っており、かなり寒かった。
-
大きな雪渓も残っており、よけいに寒く感じた。 温泉に入った後の湯冷めが心配だったが、たっぷりと温まったので意外に大丈夫だった。
-
駐車場とは反対側の斜面に温泉旅館の桝形屋はある。 昔は吊り橋などはなく河原を渡ったらしいが、今は立派な橋が架かっていて、多少増水しても大丈夫そうだ。
-
さすがに風呂の中は撮影できなかったが、写真にある塀の向こうが露天風呂になる。 ここの露天風呂は混浴のものと女性専用のものがあった。 内湯もあるようだが、こちらは宿泊客のみの利用となるようだ。 露天風呂の利用料金は500円だった。
2007年4月23日
Web: PC版Googleトランジットは経路がMapsで確認できて便利
これまで携帯電話用のサイトとしてスタートしていた鉄道乗り換え案内サービスのGoogleトランジットだが、このたび、PCからでも使えるGoogleトランジットが開始したそうだ。 日本全国を対象としたサービスで、この全国対象と言うのは本国である米国よりも早いサービス開始だそうだ。 カーナビの普及により車道案内の必要が薄いと言うのもあるだろうが、やはり日本は鉄道網がしっかりとしていて、移動手段としての鉄道の重要性が高いことがサービスへの高い需要を生んだと思う。
記事では、線路沿いの建物が何なのかわかる、と言ったような利点が上げられているが、そんな理由では継続した利用者は増えないと思う。 経路をGoogle Mapsで確認できることの利点は、地図を把握することで目的地や乗換駅で迷うことが減ることにあると私は思う。 駅を出てからどちらの方向に向かえば良いのかわかっているだけで、相当スムーズな移動が出来るはずだ。 要望によっては道路案内の追加も検討してくれるようなので、カーナビを持っていない私としては今後に期待して行きたい。
2007年4月 8日
群馬: 小串カタクリの里へ今年も行ってきた
-
先週、昨年に引き続き、小串カタクリの里へ行ってきた。 ちょうど満開の見頃で、天気は曇りだったが、なかなかの見応えだった。
-
斜面一面のカタクリが満開だった。 城山のカタクリの里へ行ったときはまだ開花していなかったものが多かったが、今回は午後に行ったのが良かったのかもしれない。
-
ちょうどカタクリの花の間に椿の花が落ちていて、良いコントラストになっていた。
-
今年は時期も見頃で花の色も濃く、楽しめた。
2007年4月 7日
ゲーム: Nintendo DS向け「地球の歩き方」
SQUARE ENIXから、Nintendo DS向けの実用ソフトシリーズが発売されるそうだ。 私が一番面白いと思ったのは「地球の歩き方」。 あの本は重くて大変だったが、Nintendo DSにまとまるなら軽くて便利だ。 地図がGPS対応なら最高だったが、流石にそこまでは対応していないようだ。
また、栽培方法などが調べられるガーデニング用ソフトも出るらしい。 私は山などに行くが植物の名前がわからないことがあるので、むしろガーデニングと言うよりも植物図鑑の方が面白いと思った。
2007年3月25日
群馬: 吹割の滝と秋間梅林
-
先日友人が遊びにきたので吹割の滝へ行ってみた。 道路に雪はなかったが、未だ付近の山頂付近は白く雪化粧をしている状態だった。 夏に行ったときには河原まで降りてみることができたが、冬は遊歩道が閉鎖されていた。 よく調べてから行くべきだったが、展望台を見つけたので写真を撮ることは出来た。
-
気を取り直して秋間梅林にも向かった。 ちょうど晴れて来たので、絶好のお花見日和になった。
-
昨年行ったときは紅梅が多く咲いていたが、今回は紅梅の見頃は過ぎていたようだ。 その代わり、白梅がちょうど見頃になっていた。
-
中にはまだ花をつけている紅梅もあった。 やはり色が同じであっても、品種によって花の咲く時期が異なるようだ。
-
今回は山頂付近のお土産屋の駐車場に車を止め、一通り歩いて帰ってきた。
旅行: 海外出張時に便利な携行品リスト
海外出張時に持っていくと便利なものが紹介されている。 私もたまに海外出張するので参考になるかと思いリンクしておく。 書いてあることは確かにその通りで、USB経由の充電は本当に便利だと思う。
2007年3月17日
登山: 今年も不動大滝に行ってきた
-
既に1ヶ月以上経ってしまったが、今年も赤城山中腹の不動大滝に行ってきた。 昨年不動大滝へ行ったのは2月の下旬だったのだが、今年は2月上旬に行ってきた。 この暖冬では氷瀑を見るのはかなり望み薄だとわかってはいたが、一番冷え込むと言う1月下旬に近い時期に行ってきた。
登山口へは昨年同様看板が設置してあったが、一部の道が工事のため通行止めとなっており、遠回りを強いられた。 おおさる山の家か、滝沢温泉かどちらかを経由して迂回するしかなかったのだが、おおさる山の家に行ったことがなかったのでそちらの道も通ってみようと思ったのが間違いだった。 道に迷って結局滝沢温泉の方から行くはめになった。 車道は凍り付いているところなどはなく、ノーマルタイヤでも全く問題なかった。
-
やはり暖冬の影響だと思われるが、昨年唯一氷瀑らしいものが見られた恵滝も、今年は水量が少なく、融け始めている状況だった。 登山道も凍っているところはほとんどなく、かなり歩きやすかった。
-
滝沢不動尊の入口の写真は昨年アップロードしていなかったので、今年の分はアップロードしておく。 この入口をくぐると岩をくりぬいたような所に作られている不動尊の前に出る。 自然信仰が強く感じられて、厳かな雰囲気が漂っていた。
-
昨年は崖が一部崩落していて通れなかった川の東岸の遊歩道だが、整備が終わったらしく、通れるようになっていた。 私は行き(つまり登り)の時には東岸の道に気づかず、西岸の道をしばらく登ってから、遊歩道が直してあることに気づいた。 帰りは東岸の道を歩いたが、こちらの方がなだらかで格段に歩きやすかった。 ただ、西岸の道も、はしごが設置されるなど、多少の整備はされている。 一般の登山道に比べれば、問題なく歩ける道であることには変わりない。
-
予想通り、不動大滝の水は轟々と流れ続けていた。 残念だが、暖冬だったので仕方がない。 滝壺の周りは結界になっていて、みだりに入らないことなど、不動大滝の行者からの注意書きが書かれていたので、写真は結界外から撮影した。 滝の周りの雪や氷も昨年に比べるとかなり少なかった。
-
これは登山口から入ってすぐにある「延命猿」。 この水を飲むと寿命が延びると言われているらしい。 水自体は特別美味しい訳ではないが、夏に飲んだらひんやりして美味しいことだろう。
-
最後に温泉に行ってきた。 昨年は滝沢温泉(滝沢館)に行ってきたので、今年は忠治館に行ってきた。 建物は古い造りを残しているようで、落ち着いていて良かった。 ウェブサイトには書かれていないが、日帰り温泉も出来る。 値段は忘れてしまったが確か800円くらいで、時間制限は1時間とちょっと少なめだった。 ゆっくり温泉につかろうと言う人は残念に感じるかもしれない。
2007年2月12日
温泉: 冬の草津温泉
-
今週は草津温泉へ行ってきた。 川原湯温泉までの道路に雪が全くなかったので気を良くしていったわけである。 写真にある草津のすぐ手前の道の駅では気温-3°Cだったが、気持ちのいい冬晴れの日だった。
いつも通り天狗山駐車場に入ろうとしたところ、スキー客の車でいっぱいで、しかも秋までは無料だったのに有料(1日1000円)になっていた。 どうせ支払うなら、と西の河原駐車場に入れることにした。 料金は2時間550円、その後は1時間150円だった。
昼食は西の河原駐車場から温泉街へ下って行ったところにある「そばきち」で食べてきた。 そばとそばつゆを別々に頼むのがこのお店の仕組みらしい。 おろし汁やとろろ汁にも惹かれたが、とりあえず標準の味を試してみようと思ってただのつけ汁にした。 それでもだしが効いていてなかなかおいしい汁だった。
-
気温が低いだけはあって、湯気の量は夏よりも多かった。 お客も夏より多いような気もしたが、湯もみ公演は冬の間は回数が少ないようで、私が行ったときには全て終わっていた。 まだ一度も見たことがないのでちょっと残念であった。
-
写真は西の河原公園の中央くらいにある鬼の茶釜を撮ったもの。 西の河原公園には瑠璃や翡翠と言った色を特徴にしたお湯があるが、この鬼の茶釜はお湯の温度が特徴。 足湯なんてとんでもないくらい熱いらしい・・・ので、まだ触ったことがないのだが(苦笑)。
- 草津山本館
-
今回入ってきたのは湯畑の周りにある草津山本館と言う旅館の内湯。 1000円と決して安くないが、その分の雰囲気はあると期待して入った。 パンフレットをもらってかえってきたら、創業は江戸時代、現在立っている数寄屋造りの建物は大正時代のものと言う由緒正しいお宿だった。 期待通り中はきれいな造りで良かったのだが、日帰り入浴の受け入れが15時までで、14時過ぎに入ったら私と同じようなかけこみの人たちでやや混んでしまった。 どうせ楽しむならもう少し時間に余裕があるときが良いかもしれない。 あとは露天風呂はないので注意。
2007年2月 9日
温泉: 冬の川原湯温泉
-
先日、ふと思い立って水沢うどんを食べた後、川原湯温泉に行ってきた。 スタッドレスタイヤではないので、道がどの程度凍っているか心配だったが、全く問題なかった。 川原湯温泉はいずれダムに沈むと言われていて、去年の春に初めて行ったのだが、その後たまに行っている。 この日は写真の通りの青空で、気持ちのよいドライブも出来た。
-
温泉街の内部は一車線分は氷も完全に溶けているが、それ以外の路肩は氷が残っていた。 川原湯温泉神社でも雪が積もっていて、春とは全く違った景色を見ることができた。 雪は多かったが日差しはしっかりしており、ぽかぽかとしていて良い気分になれた。
-
私はまた王湯に入って暖まってきたが、この写真にあるのは神社の参道前にある温泉卵用の温泉だ。 隣には足湯があるのだが、きちんと囲いがして分けてある。 春のときにも温泉卵を作っている人がいたが、冬に見ると余計に温かくて美味しそうだった。 今度は卵を買って温泉卵作りに挑戦してみるのもいいかもしれない。
2007年2月 1日
旅行: 帰りのKLM機は当たりだった
帰りに乗ったKLMはいつもの通りエコノミークラスだったが、2席並んでいるところで隣がいなかったのでかなり快適だった。 面白かったのは機長の挨拶に続いて、通常なら日本人アテンダントが挨拶を翻訳するところだ。 なんと、副機長か副操縦士か忘れたが、オランダ人らしい彼が、流暢な日本語で挨拶を始めたのだ(もちろん放送でだが)。 これには微笑を浮かべずに入られなかった。 彼には「Dank wel!」と言いたい。
2007年1月31日
旅行: そういえばドイツ語
ドイツでは英語が通じないところも結構あると聞いていたが、仕事とホテルのみの生活では全く困らなかった。 ただ、標識や駅の案内はドイツ語が多かった。
私は大学の第2外国語としてドイツ語を選択したはずなのだが、まったくと言っていいほど忘れていた。 「Ich liebe Sie.」(英語ではI love you.)くらいしか覚えていない状態だったが、とりあえず「Danke schön.」(ありがとうございます)だけは使ってみた。 そこそこ喜んでもらえたようなので良しとしたい。
食事: ドイツのビール
観光が出来なかったので、結局楽しみと言えば食事くらいだった。 一度地元のレストランに行ってカツレツを食べビールを飲んだのだが、これがなかなかだった。 日本のビールはピルスナーと言う軽いタイプのビールが多いそうなのだが、ドイツでは濃い味のアルトビールが多いらしい。 私もハイネケンよりはアムステルの方が好きなので、アルトビールはなかなか美味しかった。
ドイツのレストランではお店で醸造しているところも多いらしく、私が言ったところもやはり店内にビールの発酵器が置かれていた。 その店で作られたそこでしか飲めないビール。 なんとも言えないひと時だった。
2007年1月30日
旅行: ドイツ出張は観光する暇もなく終了
フライトが午後からだったので、午前中にチェックイン、昼まで観光をもくろんでいたのだが、以外に飛行場から目的の場所までが遠く、果たせなかった。 地球の歩き方によれば20分と書いてあったのに、実際は40分くらいかかるようだった。 どうも当てにならない。
ところでどうしてこれがわかったかと言うと、ドイツの鉄道の自動券売機のおかけである。 自動券売機はタッチスクリーン式になっていて、行き先・割引カードの有無・客室の等級・往復するかどうかに加えて、乗る列車の時間も指定する。 これによって何時出発の電車かどうかわかる仕組みになっていた。
往復の方が確実に安いと思ったので、往復を指定し、十分間に合う時間を入れたのだが、検索結果が見つからなかったと表示されてしまった。 おかしいと思って、一時間ずらして検索してみたら、搭乗時間後に到着する列車が検索された。 よく見たら、時間が余計にかかるために、希望の時間では列車がなかったのだ。 何も考えずに出発しなくて本当に良かった。 観光できなかったのは残念だが、飛行機に乗り遅れたら元も子もないのだから。
2007年1月28日
旅行: ドイツ出張中
唐突だが、また海外出張している。 今度はドイツだ。 ヨーロッパは暖冬だと聞いていたが、いきなり雪が降っている! ただ、初雪だったようで、やはり今年は暖冬だったらしい。 今回は観光する時間がほとんどないのが残念だ・・・。
2006年12月30日
Apple: オランダ国立美術館のDashboardウィジェット
Dashboardウィジェットを探していたところ、他の面白いウィジェットも見つけた。 オランダのアムステルダムにある国立美術館のコレクションを表示するウィジェットで、無料で利用できる。 画像は拡大縮小が可能で、その作品の詳細を解説したページへのリンクも辿れるようになっている。 また、Yahoo! Widget Engine用のウィジェットもあるので、Windowsユーザーでも利用可能のようだ。
ちなみにウィジェットのダウンロードページはオランダ語だが、オランダ国立美術館(Het Rijksmuseum)には英語のサイトもあるので、いろいろ巡ってみると楽しい。 VermeerやRembrandt始め、同館コレクションの画像ダウンロードも行える。
2006年12月 5日
旅行: 今回の時差ぼけはかなり楽に克服
オランダから日本への飛行機の中でかなり休んでおいたおかげか、今回は時差ぼけがかなり軽く感じる。 流石に帰国後すぐはつらかったが、2日働くとだいぶ一日のサイクルが元に戻ってきた感じだ。 飛行機の中では寝たり起きたりの繰り返しだったが、それでも目をつぶって休むと言うのがかなり良かったようだ。
そう言えばその飛行機の座席だが、かなり変な座席だった。 他人を気にせずに席を立てる通路側の座席が良かったのだが、そこは全部埋まっていて、セルフチェックイン時の自動設定では4人席の中央になっていた。 それよりはと思って窓側の席にしたのだが、これが当たりともはずれとも言えない微妙な席だった。
当たりと言うのは、目の前が非常口になっていたので、足下が広く、一番奥にも関わらず横を気にせずトイレに行くことができたことだ。 ただ、これはテーブルトレイが肘掛けに収納になっていて使いにくいこととトレードオフではある。 また、私は窓側だったのでそこに設置されていたが、シートポケットもないので、新聞などを入れておくスペースもないところも微妙だ。 また、なぜか非常口のドアが機内側に迫り出ている構造で、せっかく足下が広いはずなのに、窓側の席のみは半分以下のスペースになってしまっていた。 だからこそそこの窓側の席は空いていたのだろうが、ここを自ら選んだのが足の短い日本人でKLMもほっとしたことだろう。 体の大きい欧米人が、会社側から指定されて座らされたら怒りだしたに違いない。
まあ、体を少しねじれば足を伸ばすことも可能だったし、隣が寝ていても起こすことなく外に出られ、隣が外に出たいときでも自分の眠りを妨げられることはないから、なかなかの席だったとは思う。 ただ、その太い扉のせいで窓はないし、足下はやや窮屈なので、良いか悪いかの判断は「微妙な」ところだった。
2006年12月 2日
旅行: 日本に到着
オランダから日本に到着した。 前回の出張時はかなり酷い時差ぼけだったので、今回は極力飛行機で寝るように心がけた。 特にオランダを出発する前の晩は、やや夜更かし気味にしておいたので、飛行機に乗ったらまだ15時だと言うのにすぐに寝られた(笑)。 おかげで今回の時差ぼけは前よりは良い状態で済みそうだ。
2006年12月 1日
旅行: オランダから帰国
とうとうオランダ出張が終わりになる。 振り返ってみると、長くもあり、またあっという間でもあった。 今は日本が恋しいばかりだ。
2006年11月28日
旅行: Jaffa観光
-
ジャッファ(ヤッファ, ヤーファー, Jaffa)はテルアビブの隣にある古い港町で、イスラエル人によると、なんと3000年前からある由緒正しい町なのだそうだ。 エルサレムへ繋がる港町として繁栄してきたのだが、近年テルアビブが発展してきたので、すっかり追い抜かれてしまっているらしい。 逆に、テルアビブに近い観光名所としては良さそうな感じだ。 写真は街中にあった、トルコ時代の時計塔である。
-
海沿いの港に近い地域には、芸術家しか住めないと言う決まりがあるそうだ。 町を歩くと、ギャラリーや工房などが軒を連ねていた。 写真の建物もどうも美術館になっているらしい。 地中海を見渡せる丘にあった。 ちょうど夕暮れ時に行ったので、雰囲気が出ていて良かった。 まあ、イスラエル人に案内してもらったから、こんな悠長なことを言っていられるのだろうが。
-
この道は、と言っても建物へ入る通路のようだが、古くからある道(を再現した?)らしい。 ジャッファの何箇所かで工事が行われていたが、当時を再現するための工事らしい。 ただ、通りのあちこちに街灯が設置してあるほか、段差にはスロープも作られており、観光を重視していることがわかる。 正面のお店は古物商のようだ。 アーティストなのか良くわからないが・・・。
-
この道が狭くなっている場所では、ナポレオンのフランス軍がオスマントルコ相手に激闘したらしい。 この通路の上部(どこなのか良くわからなかったが)からトルコ兵が狙撃して、フランス兵が数百人殺されたらしい。 近くにはその戦闘より昔からあったと言うホステルも残っていた。
-
アンティークショップで撮影させてもらった、アレキサンダー大王を彫ってあるコイン。 この店には本当かどうかわからないが、数千年前のランプなども置いてあった。 面白いのは、英語で説明が書いてある割には、「モーゼの時代」「ダビデ王の時代」などと、ユダヤの歴史で年代が書いてあったことだ。
-
非常に有名らしい、Frank Meislerと言う人の工房も見てきた。 一枚目の写真にあるような楽器を吹く人の作品が典型的らしい。 後で空港のお土産ショップでも同じような作品があったが、本当にこの工房のものなのか良くわからなかったので買わなかった。 店内には当時アメリカ大統領だったクリントンから、作品を寄贈されたことに対するお礼状も展示してあった。
二枚目のラピュタみたいな方は、エルサレムの街だそうである。 こちらもやはり空港のお土産ショップで同じような作品がおいてあった(もちろんサイズは違うが)。 このエルサレムはかなり巨大で、見上げるような感じだった。
-
写真で手前にある門のような物は最近作られたものらしいが、奥のほうに見える煉瓦壁のようなものは、紀元前から残っている部分らしい。
-
地中海に近いところにある城壁で、昔からここに壁があって市内を守っていたらしい。 近くに壁の向こうが見渡せる展望台があったのだが、あいにく階段部分が工事中で、見ることは出来なかった。
2006年11月26日
旅行: レバノン国境体験
-
仕事でナハリヤ(Nahariyya)と言う、かなりレバノン国境に近い、鉄道も最北端になる町へ行ってきた。 駅に相手の人が車で迎えに来てくれたのだが、観光なのかどうか知らないが、国境のゲート前まで寄ってくれた。 現在は停戦中とは言え、ついこの間までヒズボラの放ったロケット弾が飛来していたところである。 後から教えてもらったのだが、ナハリヤ市内にも爆発で破壊され、現在建て直し中の建物があったくらいだ。 そもそもイスラエルに来ること自体が不安で、レバノン国境近くの町なんて行ったら帰ってこられないのではないか、とまで恐れていた。 が、やはりそこは戦争状態が通常となってしまった地元の考えなのか、気楽に(?)国境に連れて行ってしまう。 板門店ツアーに行ったことはあるが、こちらはそれとは緊張度が全く違うのに。
やはり国境は軍事関連施設だし、空港にも増して写真撮影は危険だと思い、ゲートそのものの写真は撮らなかった。 国境は日本の峠の関所ように国境の山岳地帯沿いにあった。 写真に写っているのがその山である。 少なくとも手前に2箇所の柵があり、厳重に管理されていた。 閉じられているゲートの一番近くまで行くと、エルサレムまで約200km、ベイルートまで約100kmと書いてあった。 近くの山中ではところどころ地肌が見えているところがあり、話によるとロケット弾の爆発でそうなったらしい。
イスラエルの共同生活コミュニティー「キブツ」だが、北部にあるキブツはほとんどがレバノン国境沿いにあるらしい。 なんでわざわざ危ないところに、と思っていたが、建国時から、国境と領土を維持する目的で国境沿いにキブツが作られていったようである。 納得できなくもない考え方だが、そこに住む人にとっては大変だろう。 ある程度国家から補助が出ているのだろうか。 いずれにしても、みんなでシェアして暮らす、と言うコンセプトからしても、キブツで生活している人の意思の高さを感じた。
2006年11月25日
旅行: イスラエルの道路状況
世界中どこも同じなのだろうが、都市の道路はどこでも渋滞している。 Tel Avivも例外ではなく、通勤時間帯のラッシュは激しかった。 空いていれば車で20分程度の道も、混雑していれば2時間くらいかかることもあるらしい。 とは言え、電車はあまり発達していないし、バスも専用レーンがあるわけではなさそうで、結局車を使わざるを得ないと言う状況のようだ。
道そのものは悪くはないが、現在工事が進行中のところが多く、高速道路の途中でもところどころ舗装が古いままになっているところがあった。 信号は直進・右折用の信号と、左折用に分かれているところが多かった。 オランダでは各車線ごとに信号があり、右折・左折とも歩道や対向車線は赤信号の状態なのでより安全になっているが、イスラエルの場合、右折のときは横断歩道に気をつけろと言う点滅があるだけで、日本に近いシステムになっている。 ヨーロッパにいて思うことは、日本の「タイミングを見て右折(ヨーロッパで言う左折)」と言うのは、運転者にとって難しいだけではなく、他の運転者や歩行者にとっても危険なシステムなのではないかと言うことだ。 特に日本は設置する信号の数をなるべく少なくするような傾向があり、ヨーロッパ型のシステムになるのには時間がかかると思う。
ヒッチハイクが多いと言うのは前に書いたとおりである。 他に道を走っていて思うことは、警察官が多いと言うことだ。 田舎道なのかな、と思っているようなところでも、パトカーが止まっていて速度チェックをしている。 もちろん自動取り締まり機もあるのだが、パトカーの方を良く見た。
旅行: イスラエルの出国チェック
厳しいと言われてかなり身構えていたイスラエルの出国チェックだが、やはり色々と厳しかった。
まず、オランダ出国時にもあった、旅行目的と荷物の安全性をたずねられる。 ここは経験済みだったので問題なかった。 見ていたら、訪問先企業から証明書をもらっている人もいた。 ああ言う公式な書類の方が信用されやすいのかもしれないが、登録するからと言うことで余計に時間がかかっていたのは苦笑ものだ。
次に、荷物を全て機械に通し、さらに全て空けてチェックされる。 金属探知機のような棒でくまなくチェックされる。 とりあえず協力的な姿勢をみせなくてはならない。
ここを通ってようやくチェックインとなり、荷物を預け、搭乗券が手に入る。 荷物は多少重くてもうるさいことは言わないようだった。
搭乗ゲートを入ると、先ずは手荷物検査となる。 私は一人だけ別の新しい列に並ばされて、びくびくしながら待っていたが、特に問題はなかった。 とにかく、おどおどするなど挙動不審にならないことが重要なのではないかと思う。
パスポートコントロールまで来るとかなりいい加減で、イスラエル人なのか、何も見せずに素通りしている人もいた。 ここを通ればようやく免税店街にたどり着ける。 免税店は4時ころにならないと開かないようで、最初はすることが何もなかった。 こう言うとき、無線LANが無料だと助かる。
旅行: テルアビブベングリオン空港の無線LANはなんと無料
現在、イスラエルのテルアビブにあるベングリオン国際空港からエントリーを書いているが、ここの空港、なんと無線LANが無料で使える。 そう言えば市内で宿泊していたホテルも、ロビーのみではあったが、やはり無料で無線LANが使えた。 ホテルでは11Mbpsであったが、ここベングリオン空港では54Mbpsの高速接続である。 いつクレジットカード情報を入力するのかと思っていたら、接続してしまったのだ。 セキュリティチェックが長時間かかる関係で、搭乗まで待たされる時間が長いので、こう言う配慮なのかもしれない。 それにしても素晴らしい限りだ。
旅行: イスラエルの食事
イスラエルの食事がどういうものなのか、全く知らずに来てしまったのだが、訪問先の人に親切にしてもらい、そこそこ色々な料理を食べることが出来た。 ちょっと紹介してみようと思う。
-
店に入ると、まず写真のように前菜がたくさん出てくる。 これと同時にナンのような平べったいパンも出てくるので、これと一緒に食べる。 それがなかなか美味しくて、注文した方の料理が入らなくなってしまう危険もある。 写真では手前にある列の一番左の皿が、ヒヨコマメのペーストであるフムスになる。
-
イスラエルではシシリクと言っているようだが、奥がいわゆるシシケバブで、手前がサラダである。 シシケバブはラム肉、ラム肉のミンチ、鳥の三種を頼んだ。 この他に、焼いたラム肉にたっぷりのフムス(?)ソースをかけたものもあって、そちらもかなり美味だった。 サラダはこう言う葉物野菜もあるが、トマトとキュウリをさいの目状に刻んだ物もポピュラーであるようだ。
-
かなり甘いイスラエルのデザート。 特に右のパイのようなものはココナツや砂糖がたっぷり入っていて、かなり甘い。 右のコーヒーはブラックコーヒーまたはトルココーヒーと呼ばれるもので、粗挽き豆を炒って使ってあり、中に豆が残っている。 注意しないとむせるので注意。
-
こちらは別のお店で、同じような前菜をちょっとおしゃれに盛り付けている。 ここのパンは平べったいパンではなく、細長いものや丸いものだった。
-
店の人によるとこれもケバブらしい。 解説によるとハンバーグみたいなものだとのことで、確かにそんな感じだった。 ただ、周りはかなりカリカリに焼いてあった。 また、添えられているサラダが上にも書いたトマトとキュウリのサラダで、こんな感じでよく出てくる。
-
地球の歩き方にも載っている、テルアビブのフムス屋。 食べている間にも地元の人がたびたび訪れては持ち帰っていた。 なかなかの人気店なのだろう。 鍋の中でヒヨコマメと思われるものが入ったスープを煮ており、右側のトレイにフムスなどのペーストが用意されていた。
-
で、食べ方が良くわからなかったら、パンに全て入れてくれた。 スープとフムス、コロッケなどが一緒くたになっている。 かなりのボリュームで、これとコーラがあればおなかいっぱいである。 私はビールを飲んだけれど。 左奥はピクルス。
旅行: イスラエルの街中に多い軍服姿の若者
イスラエルは常に戦争状態にあるせいか、徴兵制になっている。 18歳になると男は3年、女は2年の兵役生活を送ることになっているそうだ。 そのためなのかどうか知らないが、電車を待っていたら軍服姿の若者を多く見かけた。 軍服風の服が2種類はあったので、陸海空で分かれているのか、あるいはどちらかが警察官なのかもしれない。
驚くべきは、何人かはマシンガンを携帯しているのである。 そんな状態で、友達にでも電話しているのだろうか、携帯電話でしゃべっている。 つまり、どう見ても通勤途中なのだが、彼らは自宅にマシンガンを持ち帰っても良いのだろうか。 何人もマシンガンを持っているので、規則上問題ないのだろうと思うが、心の中で身構えてしまう。 警察官もマシンガン装備であるし、日本の非日常な光景がイスラエルでは広がっている。
2006年11月24日
旅行: ヒッチハイクが多いイスラエル
イスラエルではヒッチハイカーを良く見る。 バス停の辺りには必ずと言っていいほど若者が立っていて、手を挙げている。 たまに親切な人が乗せてくれるらしい。 確かにTel Avivではバスを良く見るが、郊外を移動中はあまり見ないように思う。 バスの路線があってもなかなか来ないといった不便な状況なら、ヒッチハイクが多くなるのも当然かもしれない。
面白かったのは、高速道路に入るところで「No Hitchhiking」と言う看板があったことだ。 日本なら絶対に有り得ない標識で、やはりヒッチハイクが多いお国柄なのだなあと感じた。
食事: イスラエルでの日本食
イスラエル人が日本食レストランに連れて行ってくれた。 ありがたい気遣いだが、せっかくならご当地物が食べたいものである。 ただ、このお店ではなかなか面白い体験が出来た。 人生初の、海外での北朝鮮の民間人との遭遇である。
このお店はFujiyamaといって、シェフ(板前?)は日本でトレーニングをしたという若い中国人男性だった。 給仕をやっている男性の方はどうもイスラエル人(かどうかはわからないが、とにかく西洋人)で、女性の方が北朝鮮人とのことだった。 日本にも在日朝鮮人の人たちがいるが、海外では板門店で軍人を遠くから眺めたくらいで、民間人は会ったことがなかった。 板前が中国人だというので、彼女も中国人かと思っていたが、実は北朝鮮人だったというわけだ。 まあ、ただそれだけの話なのだが、なかなか得難い体験だった。
イスラエルでは寿司がよく知られるようになって来ていて、Tel Avivにも寿司バーがどんどん増えてきているらしい。 このFujiyamaでも握り寿司と巻き寿司を提供していた。 Fujiyamaは日本食レストランと言うことになっていて、刺身やうどん(スープと言う扱いになっている)、揚げ物などが売っていた。 私は「握り寿司盛り合わせ」なるセットを頼んだが、鮭以外は正体の良くわからない魚だった。 寿司飯が変にもっちりしていて味も薄かったが、この方が地元の人たちは食べやすいのかもしれない。
まあ、そんなこんなで農林水産省には頑張って啓蒙活動をしていただかなければ、と改めて思ったわけだが、きちんと「Toda raba」「謝謝」「カムサハムニダ」と言って帰ってきた。 やはり外国人から自国語で挨拶されると嬉しいもので、彼らも喜んでいたようだった。
2006年11月23日
旅行: イスラエルの鉄道
イスラエルにはまだ数本の鉄道しか走っていないが、一応南北に縦断していて、路線数のわりに距離はあると思う。 まだ新しく、建設中のところもあるようだが、そのぶん車内はきれいだった。 車体は大きな機関車で客車を押していく形で、ディーゼルなので、駅で待っていると非常にうるさい。 車内までは聞こえてこないので問題ない。
駅に入るときにはまずはセキュリティーチェックを受ける。 何かしらのIDカード(旅行者ならパスポート)を見せることが求められているようなので、用意しておくと良い。 ちなみに、近くにはマシンガンを持った警察官と警察犬がいるので、変に騒がない方が賢明であることは間違いない。
駅の中に入ったら、次に切符を購入する。 自動販売機もあるが、わからないので窓口で購入した。 片道(1 way)か往復(2 way)か聞かれる。 オランダやイギリスのように、往復が割安なのかどうかはわからない。
改札前で行き先と時間やプラットホームを確認し、改札を通る。 オランダやデンマークのようにオープンな駅ではなく、どうも、必ず改札があるようだ。 改札は日本よりもロンドンに近く、切符を入れて、出てきたものを取ると扉のロックがはずれる仕組み。 切符の取り忘れがないので良い仕組みだと思う。 帰りは隣の駅で降りたからかもしれないが、最後も切符が出てきたので、良い記念になった。
ただし、切符にはヘブライ語しか書かれていない。 プラットホームの電光掲示板にはヘブライ語と英語で行き先が書いてあったが、「行き先」と書かれている部分がヘブライ語なので、どこがヘブライ語の行き先なのかわからないのも問題である。 時刻表もあるので、発車時刻と行き先を見ておくのが良いが、列車が遅れることや時刻が変更になることもあるようなので注意が必要だ。 幸い、英語を話す人が多いし、「OK」は通じると思うので、その辺にいる人に聞くのが結局一番確実だ。
列車には一等席や二等席はないので、適当に好きなところに座った。 二階建ての列車が多いので、展望を見るにも二階席がいいと思う。 検札は往復4時間近く乗って、Tel Avivに近づいたときの一回だけだった。 まあ、切符がなければ改札を通れないので、あまり問題ないだろう。
旅行: イスラエルでの日本車
イスラエルでは日本車を良く見かける。 ヨーロッパの車はあまり見かけないし、韓国車もそれなりに走っているが、一番多いのは日本車のように思う。 イスラエル人に聞いてみたら、やはり日本車が多いとのこと。 日本車は車体は安いし信頼性もあるので、好まれているそうだ。 ただし、修理用部品の代金が高いのはちょっと不満だと言っていた。
その日本車の中でも、マツダの車をよく見る。 ヨーロッパではMazda 3とかMazda 6などの番号が車名になっているようだが、その二つを特によく見た。 会社ごとの順番を聞いてみたら、今はマツダが一番多く、次にトヨタ、三番目は現代ではないかとのこと。 その昔はスバルのみがイスラエルでの日本車で、非常にポピュラーだったそうだが、今はそうではなくなっているようだ。
2006年11月22日
旅行: ベングリオン空港からのタクシー
Tel Aviv(テルアビブ)ベングリオン空港から市内へは鉄道もあるそうだが、駅からホテルが離れていそうなのでタクシーを使うことにした。 空港を出るとすぐに「Taxi?」などと声をかけてくる運転手がいるが、こう言うのはまず怪しいので無視した。 タクシーマークを追いながらターミナルを出て左の方へ行くと、空港のタクシー管理職員が誘導しているので、これを使った。 始めは団体客のガイドなのかと思ったが、空港の職員だったようだ。 こうして公的に管理を行っているのは利用者にとって安心できて良いと思う。
その職員からはタクシーを使う際の注意点などが書かれた紙を渡されるが、メーターがあるのを確認とかレシートをきちんともらうように、などと書いてあった。 車内でも運転手がメーターがあることなどをきちんと言ってくれたので良かった。 ホテルの場所を告げると、特に遠回りをするようでもなく、30分ほどで着くことができた。 空港利用料や夜間割り増しもあったようで、全部で127シュケルだった。
メーターは結構重要で、これがないと高い料金を吹っかけてくるタクシーもいるようだ。 おそらく、私に最初声をかけてきたドライバーはこの類のタクシーだろう。 紙の料金表を用意しているタクシーにも乗ったが、これはホテルから乗ったので問題ないと思う。 乗っていた時間からして、ちょうどくらいだったからだ。 この時は降りるときに料金表を取り出してきたのでメーターがないことに気づいた。 問題はなかったが、やはり電気式のメーターがあれば安心だ。
2006年11月21日
旅行: イスラエル入国手続きは案外簡単だった
オランダ出国前の審査が厳しかったので、入国検査は一体どうなることか、私の英語力できちんと回答できるのか心配だったが、意外に全く問題なかった。 質問されたのは、まず入国目的。 仕事で打ち合わせと答えると、どこと会うのか聞かれ、よどみなく答えたらものの30秒ほどで通過できた。 ただ、イスラエルからの出国時の審査はかなり厳しいらしいので、しっかり準備しておこうと思う。
びっくりしたのはベングリオン(Ben Gurion)空港の広さと綺麗なところ。 空港での写真撮影はトラブルになりやすいと思ったので撮影しなかったのが残念だが、デザイン的にも面白い空港だった。
2006年11月20日
旅行: イスラエル行き航空機のチェックは厳しい
今はテルアビブ行き飛行機の搭乗手続きが済んで、出発前のロビーにいる。 この便に乗っている日本人はおそらく5人くらいしかいないので、残り4人の方がこのページを見ていたら、私のことがわかると思う。 まあ、オランダから日本以外の国へ行く便では、日本人がほとんどいないのも当然と言えば当然である。 他の4人の方は日本からの乗り継ぎでいらしたようだ。
さて、出発時刻のおよそ2時間前に搭乗手続きの開始が告げられたので、出発時刻でも早まったのかと思ったが、どうもそうではない。 イスラエル国営のエル・アル航空は出発時刻のおよそ4時間前にチェックインを求められるなど、チェックが厳しいことは聞いていた。 同じ質問を3回もされて、きちんと答えられるかの確認や、自分の荷物を飛行機のところまで自分で運ばなくてはならないなど、かなり大変だと言うので、KLMで良かったなどと思っていたが、どうも大きな勘違いだったらしい。
と言うのは、KLMでもばっちり面接があるからだ。 5~6人の係員(どういう立場の人なのか不明)が、グループごとに人を呼んで渡航目的など質問される。 私はビジネスだと言ったら、どこの会社に会うのかとか、お前の会社はどういう会社かとか、果ては名刺まで見せろということになった。 いやはや、大変である。 向こうの会社の名前なんて、よほど有名な会社でなければ知らないと思うので、この辺りはすぐに答えられるかを見ているのではないかと思われる。 私の場合、日本から直接ではなく、オランダに短期滞在の形なので、余計に話がややこしくなったようであった。 また、共通で聞かれそうな質問として、荷物はどこでパックしたのか、他人から預かったものはないか、持っているカメラやノートPCは自分のものか、など、荷物が自分のものなのかをしつこく聞いてくる。
私は英語が流暢だとはお世辞にも言えないし、こんな質問は初めてだったから、勘違いして答えてしまったこともあった。 相手の係員が英語が苦手だとわかってくれたようなので、何とか助かった。 だから、どうも他人に比べて時間がかかったようだったし、ガラスの向こうで係員がなにやら打ち合わせしているので、下手をしたら別室行きなのかと戦々恐々だったが、実はそうではなかった。 なんと、通訳を頼まれたのである!
と言うのも、他の4人の方と言うのが英語がうまく話せない、と言うことで、私の後ろの方で困っていたらしいのだ。 この方たちは観光目的ということもあったのか、私程度の英語では大したことは聞けないと思ったのか、荷物が本人のものなのか確認することがほとんどで、だいぶ簡単な印象を受けた。
しかし皆さんこんなに厳しいのかと驚いていらしたが、私もびっくりした。 EU内では、11月6日だったと思うが、ルールが厳しくなり、手荷物として液体やジェル状のものを機内に持ち込む際の制限がついた。 少なくとも、透明なビニール袋(空港で配っている)に入れて、分けて検査しなければならない。 液体については、開封してあればその場で捨てられる。 イスラエル便に関してはさらに面接もあるのだから、搭乗手続きの開始も余裕を持って行われたわけである。
その4人の日本人の方によると、イスラエルでは出国手続きがさらに厳しいらしい。 出発は早朝なので夜が明ける前から審査に望まなければならない。 そんな頭がきちんと働かない状況でしっかり答えられるかが心配だ。
2006年11月19日
旅行: イスラエル関係情報サイト
出張でイスラエルに行くことになったので、イスラエル関連の情報を集めてみた。
- 海外都市現地情報(イスラエル)
-
とりあえず一般的な情報。
- 会話初歩
-
日本ヘブライ文化協会のサイトで、簡単な挨拶などが書いてある。
- Israel Travel Tips
-
英語だが、旅行の際の便利情報を載せている。 マナーの辺りは「ガイドブックを読め」となっている・・・。
- イスラエル生活情報コミュニティサイト 地域情報
-
(一応)日本食レストランの情報。 せっかくなので現地の食事を食べるつもりであるが。 他にも情報あり。
- Train Map
-
鉄道のマップ。 これで全部らしい。
- BANANIAN BLUE
-
イスラエルに住んでいる日本人の方のサイト。 現地のお祭りやキブツと呼ばれる共同体について詳しくなれそう。
2006年11月17日
旅行: 海外旅行時に便利な各国健康衛生状況のウェブサイト
友達とSkypeで話していて教えてもらったのだが、各国の衛星状況をまとめてある便利なウェブサイトがある。 海外勤務健康センターの研究情報部と言うところ(政府系機関らしい)が作っているサイトで、「国別情報」と言うところから、目的国の情報が調べられる。 どのような感染症の流行が予想されるか、また、どのような予防接種をしていくと良いかが書かれているので、旅行の際の参考になるだろう。 私はオランダに着てから気づいたので、予防接種など何もしていない・・・。
Apple: 飛行機内でのiPod接続サービスが登場
飛行機内でiPodを座席のドックケーブルに接続し、個人ディスプレイで動画を観たり、充電したりできるようになるらしい。 Appleからもプレスリリースが出ている。 私のiPodはPhotoなので、動画を観る事はできないが、充電できると言うのは魅力的だ。 これで電池の残りを気にせずに、長時間音楽を楽しむことが可能になる。 ちょうどKLMもサービスする航空会社に入っているので、シートの登場を楽しみにしたい。 問題は、これがエコノミークラスでも提供されるかどうかか。
2006年11月16日
映画: 007の最新作フィーバー
007の最新作「カジノ・ロワイヤル」の試写会が行われ、エリザベス女王も参加したそうだ。 確かにイギリスでテレビを見ていたら、しょっちゅう007の最新作がどうのこうのとやっていたので、ここの国民はよっぽど007が好きなのだなあと思っていた。 そういえばテレビを見ていたのは13日の夜で、この試写会は14日だ。 だからこれほどテレビで取り上げられていたわけか。 それでも、駅のポスターでも見かけたし、かなりのフィーバーであると推測している。
旅行: アンネ・フランクが眺めた栗の木が伐採されることに
私も行った事があるアムステルダムのアンネ・フランクの家だが、その部屋からアンネも眺めたであろう栗の木が伐採されるそうだ。 と言うのも、木が腐ってしまって倒れてしまう危険があるからなのだそうだ。 跡地にまた栗の木を植えたりするのだろうか。
2006年11月15日
食事: 日本食レストラン
オランダ・ロシア・イギリスと旅行してきて、それぞれ日本食のお店に入ってきた。 オランダのお店は韓国人がやっているお店で、確かにJapanese Koreanと書いてはあるものの、お好み焼きといいつつチヂミが出てくるようなお店だった。 お寿司や揚げ物は美味しかっただけに残念だった。
ロシアでは日本人オーナーがやっている日本食のお店と、日系ハーフのオーナーの居酒屋みたいなところへ行ってきた。 やはりお寿司を食べたがサーモンが中心で、素材集めには苦労しているようだった。 サーモンとイクラから作られている鮭の親子巻きがあったが、これがなかなかで、日本で見ないのが不思議なくらいだった。 居酒屋で食べた蕎麦ははっきりいって美味しくなかった。
イギリスではスタッフ全てが日本人と思われるお好み焼き屋に行ってきた。 やや味が異なるような気もしたが、ソースの味はまさに日本のもので、値段はロンドンの例に漏れず高かったが、良かったと思う。 ただ、残念だったのは枝豆が全く美味しくなかったこと。 明らかに冷凍物で、水っぽいだけの枝豆だった。
このように、今やある程度の規模の都市なら日本食レストランが存在するが、その分、日本食と言いつつ異なるものが出てきたり、質のあまりよくない料理を提供する店もあるらしい。 農水省ではこれに対応して、日本食の持つ質の高さをアピールするなどの検討会を行っていくようだ。
2006年11月14日
旅行: ロンドン地下鉄
初乗りでも£ 3と600円以上取られるロンドン地下鉄だが、かと言ってサービスが良いわけでは決してない。 駅にエスカレーターやエレベータはないので、トランクを持った旅行者にはかなり大変である。 紳士の国イギリスと聞いていたが、ご婦人のトランクを運んであげている紳士にはついぞ出会うことはなかった。
地下鉄はいくつかの路線があり、東京の地下鉄のように色分けされている。 路線ごとに線路を共有している部分があるので、気をつけないと間違った方向へ行ってしまう。 特に、車体そのものは地下鉄共通のようだし、行き先も車体の先頭と最後尾にしか書いていない。 他はプラットホームの案内板を見るしかないのである。
乗ってから驚いたのは、時々社内の電気が一瞬消えることである。 どうも、切り替えポイントがあるところで、地面についている給電線が途切れてしまうからのようだが、故障したのかと気になってしまう。 実用上問題ないということで放置されているおかしなところが多いように感じる。
それとこれは地下鉄だけではなくて鉄道にもいえるのだが、オランダと違って紙幣も自動券売機で使えるのが便利そうだ。 とは言え、紙幣を使うくらいの額ではクレジットカードを使う癖がついてしまったので、私は使わなかったが、下手をするとコインすら使えないオランダとは大違いである。 切符が高いので、少し距離を乗るとなるととコインだけでは到底チケットを買えない、と言う事情もあるのかもしれないが。
2006年11月13日
旅行: ロンドン市内観光
ロンドン市内を一日歩き回って観光してきた。 市内とは言っても、ロンドンには二つのCityがあるそうだ。 イギリスでは慣例的に大聖堂を持つTownをCityと呼ぶらしい。 ロンドンには二つの大聖堂があって、それぞれCity of London、City of Westminsterとなっている。 今回はこれらを行ったり来たりして歩いた。
-
イギリスでは毎年11月11日は英霊記念日と言う祭日になっている。 この日は第一次世界大戦が終結した日で、その記念と言うわけらしい。 11日の11時に黙祷が行われるらしいが、特に気づかなかった。 また、英霊記念日に一番近い日曜日(今年は12日、つまり私が市内観光した日)には各地で礼拝が行われるとのこと。
町ではポピーの造花を胸につけている人が多く見られた。 ロンドン市内では退役軍人たちによる行進が行われていた。 11時にはエリザベス女王が献花する行事があるそうだが、私は残念ながら電車の中にいた。 観光の始めにWestminster駅から歩き始めたのだが、歩道は行進を見ようとする人たちで一杯で、写真を撮るのも一苦労であった。 行進はバッキンガム宮殿近くの閲兵場と思われる広場まで続いており、ここに残る人もいれば、帰っていく人もいた。
-
Westminster駅を出るとすぐにあるのがこのビッグ・ベン。 ウェストミンスター宮殿の時計塔で、テムズ川のほとりにある。 ウェストミンスター宮殿はイギリスの国会議事堂として使われている。
-
この観覧車は西暦2000年のミレニアムを記念して作られたロンドンアイである。 これを眼と言う所にしゃれっ気を感じる。 やはりWestminsterの駅を出ると、テムズ川の反対側にすぐ見ることが出来る。 運営はBritish Airwaysが行っているらしい。 一つのボックスは25人乗りという大きなものらしい。 私は乗らずに、そのままテムズ川対岸をトラファルガー広場方面へ歩くことにした。 川沿いではなくても行けるのだが、この日は英霊記念日の行進で進めなかったし、川沿いの散歩も気持ちが良いものだ。
-
第二次世界大戦中に行われたバトル・オブ・ブリテンの記念碑がテムズ川沿いにあった。 英霊記念日は第一次世界大戦の終結を記念日としているが、ここでも花が供えられていた。
-
テムズ川からトラファルガー広場へ行く途中にあった、シャーロック・ホームズの名前をつけたカフェ。 カフェと言うかレストランと言うのかは実際のところ良くわからない。 シャーロック・ホームズにゆかりのあるカフェなのだろうか?
-
トラファルガー広場にはネルソン像が建っていて、トラファルガーの海戦を記念していることを示している。 中央には噴水があり、ネルソン像から噴水の反対側にはナショナルギャラリーがある。
ナショナルギャラリーの常設展への入場料と言うものは存在せず、寄付金を入れる箱がおいてある。 また、一部の特別展は有料になっていた。 じっくり見ていると時間もなくなるので、ミケランジェロやダヴィンチなどの巨匠の絵を少し見て、後は印象派コレクションをやっていたので、ざっと見て出てきた。 無料で入れるというのはありがたいことで、本来は税金を払っている英国民の権利なのだろうが、それを外国人旅行者にも開放していると言うのはなんとも太っ腹だ。
-
トラファルガー広場からバッキンガム宮殿へ行く途中の公園の木々が、綺麗に紅葉していた。 キューガーデンも綺麗だったが、本当に一番の見ごろだったように思う。 ちなみに奥のほうにいるのは騎馬警官で、英霊記念日と言う事で警備していたのだと思う。
-
続けてイギリス王室の代名詞でもあるバッキンガム宮殿を見てきた。 正門の前には大きな噴水が飾られている。 衛兵の交代式は見ものらしいが、残念ながらこのときはやっていなかった。 中にいる衛兵は、ちょうど左右に歩き回って靴を鳴らしたり姿勢をとっていたが、これは直立不動の姿勢に疲れたときに「見張り」の名目で足を動かしても良いと言うことらしい。
宮殿の周りにはなかなか雰囲気の良い公園が広がっていて、写真の門は閉じているが、周りから入ることは出来るので、散歩に良いだろうと思う。
-
ロンドンには野良猫はいなかったが、代わりにリスはたくさんいた。 キューガーデンの中にもたくさんいたし、私が昼食を食べたCharing Cross Station近くの公園には、やけに人なれしているリスがいた。 既に餌をもらった経験があるようで、人が荷物をがさごそとやっていると近くに来て物欲しそうな顔をしていた。 ちなみにこの日の昼食はケンタッキーフライドチキンで売っている「ツイスター」のような、肉と野菜をパン生地のようなもので巻いたもの。 サンドイッチほどではないが、イギリスの売店ではよく売っていた。
-
やはりテムズ川のほとりにあった、オベリスク。 近くにはスフィンクスも置かれていた。
-
これもテムズ川沿いの道にあったドラゴン像。 どうやらここからCity of Londonということらしい。
-
テート美術館近くにかかっているミレニアムブリッジもロンドンアイと同様、その名の通りミレニアムを記念して作られた橋である。 出来た当初は構造的に欠陥があり、大勢の人が押し寄せたこともあってかひどく波打ってしまって大変だったようだが、改良されて今は問題なくなったらしい。
いかにもデザイン優先で作られた橋で、テート美術館方面からセント・ポール大聖堂方向が、橋の方向に一直線に見えるように作られている。 また、後述のタワーブリッジを遠望するにもいいところのようで、より近くにある橋からはミレニアムブリッジからほどは見ることが出来なかった。
-
1997年に復元されたグローブ座はシェイクスピア作の劇を上演していることで有名とのこと。 清教徒革命後解体されており、それ以前を忠実に再現することを基本としているらしい。 そのため、舞台にひじをついてみることが出来る立見席や、驚くほど席が悪い桟敷席も再現されているそうだ。 桟敷席で見るなら座布団は必須とのこと。
-
要人の幽閉にも使われたと言うタワーブリッジである。 このタワーブリッジはミレニアムブリッジの隣にあるSouthwark Bridgeから撮影したものだが、ご覧の通り下部が切れてしまっている。 鉄道橋のせいで、その向こうにあるはずのロンドン橋も見えない。 ミレニアムブリッジから見たほうがやや高いので、より全体的に見えたと思う。
-
セント・ポール大聖堂は聖パウロに捧げられた聖堂で、確かに大聖堂と言われるほどの大きな建物だった。 よく写真に出てくるドームはミレニアムブリッジ(つまりテムズ川)の方から撮影したものである。 ただ、現在その辺りは工事中である。 大聖堂の塔の上に登ることが出来るそうだが、ここに来たときはそんなことは知らなかったし、歩き疲れていたので、写真を撮ってさっさと移動してしまった。 ロンドンアイもなかなかの眺めらしいが、惜しいことをしたものだ。
-
最後に行ったのがかの有名な大英博物館だ。 内部は元々中庭だったと思われるが、自然光を取り入れる屋根になっていて、なかなかである。 ここもナショナルギャラリー同様に、寄付金制度になっている。 もちろん、全てを見ることは出来ないので、2時間程度で軽く見るにとどめた。
まず向かったのはエジプト関連。 ロゼッタストーンはレプリカを東京の中近東博物館で見たことがあったが、本物が見られて嬉しかった。 驚いたのは、展示品に手を触れるのも許可されていること。 触ってはいけないものはガラスケースに入っているか、そのように書いてあるので、その他のものは触ることが出来る。 数千年前に作られたものの感触というのも感慨深い。
そして一応見ておかねばと言う事で日本関連へ。 日本に造詣が深いキュレーターがいるのか、展示品のタイトルは日本語でも書いてある。 日本の現代の部分では、鉄腕アトムやガンダムの絵や、水木しげるの漫画などもおいてあって、かなりびっくりした。 そう言えば、訪問先の会社で雑談していたら、「この間ロンドンで日本のコミック展があって、コスプレしている人がいたよ」などと言っていた。 日本担当の人は何度か東京にも行っているし、秋葉原にもそのたびに行っているらしいので、特に詳しいのかもしれないが、イギリス人からcosplayなどと言われて驚いてしまった。
韓国の部屋の入り口には北朝鮮から寄贈されたと言うポスターも貼ってあった。 また、アメリカの部分ではトルメキアの双頭の蛇にそっくりな装飾物もあったのが面白かった。
お土産コーナーではヒエログリフ版のピーターラビットや、ヒエログリフ対応表になっているしおりなどが売っていたので、ついつい購入してしまった。
と言う感じで、Westminster駅を降りてから、大英博物館近くの駅まで、ひたすら歩いた一日だった。 後から地図を見てみたら、どうも10kmは歩いていたようだ。 キューガーデンもかなり歩き回ったが、この二日で休むどころかどっと疲れてしまった・・・。
2006年11月12日
旅行: Kew Gardenに行ってきた!
群馬でもフラワーパークなどに行ったことがあるが、世界で最も有名と思われる植物園である、キューガーデンへ行ってきた。 もちろんもう冬に差し掛かっているから、花はあまりないことはわかっていたが、せっかくなので行ってみることにした。 入場料金はいつからいつまでなのかちょっとわからないが、冬の間は£ 9.5になっている。 確かに広くて素晴らしいのだが、料金から言うとちょっと高いと思う。
写真も撮りまくり、200枚以上撮影してしまった。 ただ残念なことに天気が曇りがちで、私の使ったコンパクトデジカメ(DiMAGE X50)には光の量が不足気味で、ぼけてしまった画像が多くなってしまった。 また、曇っているためもあるのだろうが、紅葉の写真があまり綺麗に撮れていなかった。 以下、いくつか写真を紹介したいと思う。
-
Richmond駅から歩いて15分ほどにある、裏口(?)のライオンゲート。 ひっそりとしていてなんとも言えない趣がある。 隣にはラグビー場があって、少年ラグビーをやっていたようだ。
-
1762年に完成したと言う中国風の塔であるパゴダ。 メインゲートから入ると一番奥のほうにあるのだが、ライオンゲートからはすぐのところにある。 夏の間は上に登ることが出来るらしい。 「夏」というのは夏時間の間のことのようで、10月の終わりの方までやっていたらしい。 ちょっと残念だ。
-
ちょっと違うような気もするが、日本庭園もある。 日本企業がいくつかスポンサーになっていた。 写真中央付近にある門は「勅使門」と言って、西本願寺唐門の縮小複製だそうだ。 元々1910年の日英博覧会用に作られたものらしい。
-
今年のイギリスはだいぶ暖かい(オランダでも同様らしい)そうで、紅葉や落葉も遅れているらしい。 そのおかげで、ちょうど紅葉の見ごろのタイミングでキューガーデンにやってくることができた。 モスクワでも紅葉は進んでいたが、ほとんど黄色に色づくばかりであまり面白みがなかった。 ここキューガーデンは流石に色々な植物を採集しているだけはあり、黄色だけではなく赤にも色づいていて綺麗だった。 写真ではうまく伝えられないのが残念だ。
-
なんと1869年に建造されたと言う大温室。 白を基調とした清潔な感じの温室で、Palm Houseと言う、より熱帯の気候に合わせた温室もある。 温室の加熱は通路の地下に温熱管を埋めてやっていた。 背の高い樹も多くあるので、10メートルくらいの高さに廊下が取り付けてあり、上部から植物を観察できるようになっていた。
-
温室内では小さい花もいくつか咲いていた。 その中でなんとかピントが合っていたものを掲載しておく。 一つ目はPolyxena ensifoliaと言う学名。 二つ目は学名部分を撮影していないのでなんであるのかさっぱりわからない(苦笑)。
-
Palm Houseの入り口前にある「Lion of England」。 どうやら国の象徴の獅子らしい。
-
大きな温室はもう一つ「Princess of Wales Conservatory」がある。 これらの温室なら、冬の間でも植物を楽しめるようになっているようだ。 亡くなったダイアナ妃の称号を冠しているこの温室では、水生植物やサボテン・食虫植物など、変わったものが多く楽しめた。 正面入り口付近ではクランベリー展をやっていた。 クランベリーは畑でも湿地でも作ることが出来るそうで、なんともイギリスにぴったりの作物である。
旅行: イギリスの物価は高い
今回訪れたロンドン付近では、各駅のあちこちにパッケージされたサンドイッチを売っている店があり、簡単な食事を取るには全く困らない。 日本のコンビニやキオスクに近い感じの店が多く、説明も書いてあるし買い物しやすい。 列車の中で食事をするのもマナー違反と言うわけではないので(流石に地下鉄で食べている人はいない)、移動時間を有効に使える。
と言う事で、食事を安く上げようとサンドイッチを買っているが(味も悪くない)、£ 1がだいたい€ 1.5相当なので、ユーロや円の感覚で見ていると危ない。 単純に£ 1=€ 1=100円などとつい考えてしまうが、€ 1も150円相当なので、相当危ないのである。 例えば、£ 3くらいでサンドイッチが売っていて、日本でも300円くらいの品物だからまあこんなものかと思ってしまうのだ。 日本円に直せば600円以上なのに、恐ろしい。
どうも、イギリスが好景気のため、ポンド高になっているらしい。 だからおそらく、イギリスのサンドイッチが特別高級なのではなくて、ものの価値は同じなのに通貨の強弱でこれほどの差がついてしまっているのだと思う。 もちろん、日本がデフレで安くなっていると言うのも理由の一つだとは思うけれど。 後、ロンドンの物価が特別高いというのもあるらしい。
2006年11月11日
旅行: イギリスの鉄道事情
唐突だが、今度はイギリスに来ている。 仕事がらみと、ロンドン近郊に友人が住んでいるので、それを頼りに来ているわけである。
行った事のない国を訪れる際、一番困るのは土地勘である。 どこかに行こうと思っても、どのような交通があるのか、どのくらいの時間がかかるのか、さっぱり思いつかない。 地図で大まかな距離がわかっても、本数が少ないとか直通の交通がないとかで思ったよりも時間がかかることが多い。 また、日本の感覚で有名な都市同士の距離・時間を考えていると、オランダのように案外近いこともある。 その逆がイギリスで、オランダに慣れてしまって国中すぐに回れると言う印象でいたら、結構とんでもなかった。
本来なら、オランダから直接飛行機で行けばよかったのだが、easyJetやbmi babyなどの格安航空が就航していなかったので、Londonの空港経由で行ったのだが、かなり大変だった。 まず飛行機が遅れ、そのために乗りたかった列車に後2分というところで乗れなかった。 イギリスの鉄道は民営化に失敗したらしく、有力な公共交通機関ではなくなってしまったようで、乗りたかった路線は30分に1本しかなかった。 しかも、乗り継ぎのタイミングなどで結局1時間後の到着となってしまった。
乗り継ぎのタイミングが悪いのは、上にも書いた民営化のときに、いくつもの会社に分裂してしまったからなのだそうだ。 ロンドンだけでも一桁の後半くらいは会社があるらしい。 それに比べると日本の国鉄民営化は、地域ごとに分社化したからうまくいったというのもありそうだ。 イギリス人に言わせると、国民性もあるということなのだけれど。
また、会社がいくつもあるからなのか、国民性なのか知らないが、列車がどのプラットホームから出発するか、10分前くらいにならないと決まらないこともあった。 遅れるのはまあ仕方がないとして、列車がどこから出発するか直前まで決まっていないと言うのは、かなりの違和感があった。 駅にはそれぞれの時間に出発する列車が、どの方面へ行き、どの駅で停まるのかと言う情報は表示されている。 ところが、どのホームで待てば良いのか決まっていないので、その表示板の前で待たねばならない。 この表示板も、発車時刻順になっていない(そもそも遅れることがあるので変動する)ので、全て見ないと「実はもっと早い列車があった」などということにもなりかねない。
物価が高いせいもあるだろうが、運賃も高いと思う。 100km程度で£ 20以上したから、日本の2倍以上になる。 また、ロンドン地下鉄(undergroundやtubeと呼ばれている)も初乗りが£ 3と、かなり高額である。 ただ、往復運賃はかなり安い。 オランダでも回数券や往復運賃は割り引かれているが、イギリスはそれ以上という印象だ。 会社にもよるのだろうが、片道の運賃とほとんど変わらない金額(例えば、片道£ 20だったら往復£ 22など)だった。 こうなれば、日本の長距離移動とあまり変わらない料金となる。 買わなかったのでわからないが、地下鉄にも周遊券のようなものがあったので、いろいろ使う場合はこちらの方が安そうだ。
2006年11月 7日
旅行: モスクワの朝と夜
-
この二枚の写真を見て、違いがわかるだろうか。 一つは朝に撮影したもので、もう一つは夜に撮影したものである。 だいたいどちらも7時くらいに撮影したから、12時間たってもあまり明るくならないと言うことである。 さらに北のほうのサンクトペテルブルグなどへ行けば、さらに夜が長いらしいが、モスクワは8時位になれば徐々に薄暗い感じになってくる。 そうそう、10月の最終日曜日の未明から、夏時間が終わって冬時間になったので、朝はより早い時刻から明るくなっているはずだ。 その分、夜は早く暗くなってしまうわけだが。
2006年11月 6日
仕事: ドイツに行ってきた
この間、オランダからドイツまで車で行ってきた。 EUになり、シェンゲン条約でパスポートなしで出入りできるので、単に素通りするだけである。 その代わり、国境のところにそれを示す標識が立っている。 日本にいると、陸続きの国境と言う概念がないし、飛行機で渡るときも空中を通るから、「今まさに国境を越えた」と言う感覚はなんだか新鮮だった。
2006年10月31日
群馬: 前橋から成田空港まで直通便が開通
群馬の話題が続くが、これは別にオランダから帰国したわけではなくて、Google Newsで群馬をキーワードにして記事を拾っているからだ。 今度の記事は前橋から成田空港まで40分で結ぶ直行便が出来たと言う記事である。 その乗り物とはなんとヘリコプターで、値段も流石に高く大人片道75,000円だそうだ。 現在はキャンペーンで50,000円だそうだが、それでも結構な値段だ。 格安航空券なら、中国やハワイなどにも往復出来そうな価格である。 まあ、このヘリを使うような人にはそもそも格安航空券など関係ないのだろうが。
ただ、前橋の群馬ヘリポート管理業者の取り消しがあったなんて記事もある。 業者は別のところなので、別に影響はないのだろうが、気になってしまった。
2006年10月30日
旅行: アムステルダムのハイネケンエクスペリエンス
-
AmsterdamにあるHeineken Experienceに行ってきた。 ここはビール会社であるHeinekenの歴史や工場の様子などを見ることが出来る。 日本でも工場見学は良くあるが、ここでも同じように場内を見学してビールを飲める。
-
入り口で€ 10を支払い、チップを4枚受け取る。 そのうち、3枚がビールを飲むときの引き換えで、もう一枚小さいのが帰る時のお土産引き換え用である。 ビールを飲めない人用に、ペプシコーラも出してくれるようだ。 € 10が高いか安いかだが、単にビールを飲むなら、外のバーで飲むなり、スーパーで買ったほうが絶対に安い。 ただ、歴史など以外にもビデオメールを送ったり、ビールになったつもりで配達されていくアトラクションなど、その他の要素もあるので、私は料金分は楽しめたと思う。
2006年10月29日
旅行: トラムでも切符チェックがあった
オランダのトラムは車内にあるスタンプ機でStrippen Kaartを押したり、車内でチケットを買って、乗車料金を支払うのだが、見ているとこれをやっていない人も結構多い。 検札も見たことがなかったので、お金を支払わずに乗っている人も結構多いのだと思っていた。 ところが先日、トラム内で検札があった。 トラムを運営しているGVBのロゴ入りの上着を着た社員が数人、トラムの中に乗り込んでいて、扉が閉まる(逃げ場がなくなる)ところで動き出し、チケットを見せろ、となった。 私は乗車してすぐにスタンプを押しておいたので、何も問題なかったが、実は切符を買っていなくてその場で購入することになった人とかもいた。 ただ、結構定期券のようなパスを持っている人が多く、こういう人たちはスタンプを押していなかった(押さなくても乗車可能だった)ということらしい。 また、スタンプを押した回数によって、エリア内を自由に移動できる時間があるので、それでスタンプを押さなくても良いと言うこともあるようだ。
2006年10月27日
旅行: モスクワ空港事情&お土産について
事情と言うほどでもないが、モスクワで車を乗っていて感じたことのように、空港についても書いておこうと思う。 モスクワには空港が3ヶ所あるらしい。 そのうち一つが国際・国内兼用になっている。 私が使ったのはもちろん国際線のある空港で、シェレメチェヴォ空港の第2ターミナルが国際線用だ。
地球の歩き方にも「主要空港の中で最悪の部類」と書いてあるが、確かにそんな感じだ。 私はそれほどあちこち経験があるわけではないが、係員は無愛想で平気でロシア語を使ってくるし、パスポートチェックもひたすら待たされる。 税関申請の必要がなくてもX線の機械を通さなくてはならない。 また、帰りは空港に入るところでいきなり荷物検査でやはりX線チェック、さらに手荷物はもう一度ゲートのところでチェックである。 何を言われるわけでもないのだが、妙に監視されている感じで嫌な感じである。 そうそう、ゲートの手荷物チェックでは靴まで脱げと言われるのでやれやれである。 とにかく、ソ連時代を引き継いでいるのかどうか知らないが、職員が完全に役人体質と言うか、横暴な感じなのだ。
一方、中にあるDUTY FREEショップでのみやげ物は、以上に値段が高いので注意だ。 例えば私は雀が丘でマトリョーシカを購入したが値段はだいたい2倍だった。 どうも、タバコなどのみやげ物も大体そんな感じらしい。 とは言え、マトリョーシカ一つでは土産も足りない感じがして、ウォッカの小瓶と絵葉書を大量に仕入れておいた。 絵葉書は一枚€ 0.40で、オランダの美術館で買うより半額くらいで買える。 まあ、これも街中で買えばさらに半額なのかもしれないが。
絵葉書は半分自分の趣味だが、さらにウォッカグラスのような、焼き物も購入してしまった。 実はこう言うぐい飲みサイズのグラスを集めるのを秘かに楽しみにしていて、沖縄に行ったときには珊瑚焼きや琉球ガラスのグラスを買ったり、草津で湯の花入りのグラスを買ったりしたこともある。 デンマークではロイヤルコペンハーゲンの一番小さな器でも€ 30位したので、かなり悩んだ覚えがある。 で、このロシアでの焼き物も、一番安いいかにもぐい飲みサイズのものは€ 3.5だったのだが、あまりにデザインも陳腐と言うか、ロシアっぽいところが全くなかったので却下。 皇室の象徴「双頭の鷲」が彫られたガラス製のグラスは、値段はまあまあだったのだが、やはりただのガラス製ということであまりおもしろくなく、こちらも却下。 仕方がないので€ 26くらいのちょっとそれっぽい焼き物にした。 これには聖ワシリー聖堂のレリーフが付いており、記念には良いかなと思って購入した。
話がそれてしまったが、出発まで時間があったので、民芸品がおいてあるような土産物屋はほとんど全て回ってみた。 置いてあるものはほとんど同じだが、私が購入したグラスは一箇所にしか置いていなかった。 また、二回にはルーブル建てで値段が書いてある土産物屋があるが、ここはマトリョーシカが他より充実していたように思った。 ウォッカやワインなどは良く見なかったが、どの店も一番広く棚を作っていたように思う。 また、旧ソ連風のデザインのTシャツや帽子なども売っていた。 あと、イクラ(サーモンキャビアと書いてある。いわゆるキャビアは輸出禁止)の瓶詰めなども売っていたし、マトリョーシカ風のキャラクターのチェスセットなどもあり、眺めていても楽しかった。 ただ、客の数に対して店員の数が妙に多く、ぶらぶら見ていると、店員(というか警備員を兼ねている)からじろじろ見られるので、あまり落ち着けないのも実情だ。
交通事情もそうだが、結局何を書きたかったかと言うと、ロシアと言う国から受けたカルチャーショックの大きさを覚えているうちに書き留めておきたかったのである。 あの職員の態度が当たり前になってしまわないように気をつけたい・・・。
2006年10月26日
車: モスクワの交通事情
今回の出張ではモスクワ市内を結構車で行き来していたのだが、すごい車の量だった。 ロシアの前身の旧ソ連と言えば社会主義国で、中国もそうだがものすごく広い幅の道をよく想像する。 確かに片側6車線というような道もあり、むしろ飛行機が離着陸することを考えているようだ。 だがむしろ、それ以上に車が走っていると言う印象であり、また、当然ながら幅の細い道もあるので、いたるところで渋滞している。 運転手さんの動きを見ていたら、いわゆる交通マナーなど存在しないと言うことがわかった。 信号は守られているのだが、スピード違反は当たり前、無理な車線変更や右左折はしょっちゅうで、歩行者優先と言う考え方もない。 私は幸いにして見かける事はなかったが、ひかれて死んでいる人もたまにいるらしい。
また、路肩への駐車も禁止されているところ以外は誰でも無料で駐車可能らしく、すさまじい状態である。 共有スペースに勝手に建物をたて、簡易ガレージを作ってしまう人も多いようだが、流石に最近モスクワ市内では禁止され、撤去に向かっているそうである。 無法地帯とは言わないが、日本の常識が全く通じないのは確かである。 あちこちに警察官が立っているのだが、何を取り締まっているのかはよくわからない。 ただ捕まると、車関係の書類一式に加え、外国人ならパスポートや滞在登録証の点検があり、なぜか必ず罰金と言うか袖の下を払う羽目になるらしい。 私の乗っていた車の運転手さんは流石はプロで、一度も捕まることはなかった。
路上には乗用車やトラックはもちろんだが、電線を伝って行くバスや、路面電車も走っている。 これらの公共交通機関はオランダでは最優先ということになっているのだが、少なくともモスクワではそんな風には見えなかった。 バスが発車しようとしても、なんとかその前に自分が行こうとする車がほとんどだった。 それほどまでに、モスクワの車は道路のキャパシティに比べて過剰なのだと思う。
走っている車は結構日本車も多かった。 トヨタ・日産・ホンダ・三菱・マツダなど、日本の乗用車は色々と走っていた。 また、現代やGM大宇など、韓国車もかなり走っていた。 興味深かったのはレクサスが比較的多く走っていたのだが、一番良く見たのがSUVのRXだったこと。 なぜなのだろう? 一方、いくら経済が好調とは言え、PorscheやFerrariなどの超高級車はほとんど走っていなかった。 Porscheは数台見かけたが、FerrariやLamborghiniに至ってはゼロ。 まあ、こちらは日本でもほとんど見かけないし、オランダでもまだFerrari一台見かけただけなので、こんなものなのかもしれないが。
2006年10月25日
日常: 日本語放送JSTV
ロシアで宿泊しているホテルでは日本語放送のJSTVが見られる。 NHKニュースや連続テレビ小説などが見られるので、NHKがやっているのかと思ったが、トリビアの泉なども放映しているし、CMまで流れている。 サイトを見てみたら、NHKの番組を主に流しておりNHK関連会社が株主ではあるが、NHKのみを扱っているわけではないようだ。 一方で、NHKワールドと言う衛星放送もある。 オランダもサービス区域に入っているので、アンテナとチューナーさえあれば視聴できるようだ。
2006年10月23日
旅行: モスクワ: 雀が丘・クレムリン・赤の広場
-
少しだけだが、モスクワ観光をしてきた。 まず行ったのは雀が丘。 ここは前はレーニン丘と呼ばれていたらしいが、名前が変わったそうだ。 近くにあるモスクワ大学も霧で見えないほどで、丘の下のモスクワ川もほとんど見えなかった。 小雨交じりに風も吹いていてかなり寒かったが、近くの教会で結婚式を挙げたばかりと思われるカップルが何組もいた。 何もこんな寒いときに結婚しなくても、と言う感じだ。
ちかくにいくつかマトリョーシカなど土産物を売っている露天があったので、一つ買ってみた。 大きさよりもいくつのピースから出来ているかが、値段に一番関係あるようだ。 露天商は私を見て日本人と判断したのか、「コンニチハ」「ヤスイヨ」などと声をかけてくる。 それだけでかなり買う気が奪われるのだが、ここは空港よりはるかに安いらしいので、まあ仕方なく買っておいた。 ただ、最近ヨーロッパでは「コンニチハ」より「ニーハオ」の方が多いと聞いていたので、ちょっとびっくりした。 ロシアでは中国人より日本人の方がまだ多いと言うことなのだろうか。
-
続いてクレムリンにやってきた。 クレムリンはモスクワにしかないと思っていたのだが、単に「要塞」と言う意味で、結構あちこちにあるらしい。 もっとも、最大なのはこのモスクワのクレムリンらしい。 ただ、全部見ている時間はなかったので、ダイヤモンド庫に案内してもらった。 オルロフと言う世界最大のダイヤがあったらしいのだが、説明が全くない不親切振りのため気づかなかった(見たような気もする)。 というか、そもそもここに一人で行けと言われても、絶対に不可能だったと思う。 というのも、入り口がまずわからない(ロシア語しか説明がない)し、荷物は預けなければならないが、預けるのはやはり案内のない地下と来ている。 案内の人は多少英語が出来るようだが、この不親切ぶりにはびっくりだ。
-
そしてクレムリンの隣にある赤の広場だが、ここはソ連の象徴だったところだ。 と言っても、ソ連の崩壊・解体は私の幼いころだったので、あまり感慨はないとは言え、社会主義の中心地だったと思うと、かつて、板門店で北朝鮮国境すれすれまで行ってきた時のような感覚がよみがえってきた。
一枚目の写真にある玉ねぎ頭の建物は聖ワシリー聖堂と言う。 モンゴル軍への勝利を記念してイワン雷帝が作ったそうだ。 イワン雷帝はその名の通り怖い人だったのか、聖堂前にある雷帝像(二枚目の写真)は悪人の目を引き抜こうとしているところらしい。 こんなのを聖堂前に作ってしまうとは凄いセンスだ。
-
スパスカヤ塔は聖ワシリー聖堂から近くにある。 広場から見て塔の向こうがクレムリン内部になる。 大統領府もすぐ向こうにあり、大統領もここを通っていくらしい。
-
かつてのレニングラードはサンクトペテルブルグと名前を変え、各地のレーニン像も倒されてしまったが、まだいくつかレーニンの影響は残っている。 市内にもレーニン通りと言う道は残っているらしいし、このレーニン廟もそうだ。 中にはホルマリン漬けのレーニンの遺体が安置されているらしい。 たまに開いていて見られるらしいが、この時は開いていなかった。
-
ソ連時代に国立百貨店として作られたGUMである。 白くてなかなか綺麗で、聖ワシリー聖堂・クレムリンの城壁なども良いのだが、広場全体としてみるとなんとなく一体感がないような気もする。 かつてこの百貨店はソ連製の商品が並べられていて、サイズはあっても商品の種類は一つだけと言う、恐ろしくつまらない百貨店だったらしい。 現在はブランドショップが並んでいる。 中のレストランは全体から見れば安いとのこと。
2006年10月20日
仕事: ロシア・モスクワに出張中
仕事でオランダからさらにロシアへ出張中。 「仕事」カテゴリの分類が「日常」の中にあるのが非常に違和感がある・・・。
ロシアに来て思ったのは、言葉がわからないのはかなり辛いということ。 まず、英語の表示がほとんどない。 と言うより皆無。 で、アルファベットも英語と違うので、全く想像がつかない。 空港は何とかなったが、英語を話せる人もどうも少ないらしい。 文字はオランダ語のみでも、話せば英語が通じるオランダのありがたみを痛感する。
2006年10月17日
旅行: Museumkaartはオランダの美術館巡りに便利なカード
オランダのあちこちの美術館を観て回れるMuseumkaartと言うカードがある。 値段は25歳以上の大人だと€ 30に、初年度のみ登録料が追加で€ 4.95かかる(25歳未満は€ 15)。 これでオランダの美術館が無料、または特別展などは若干の追加料金を払って見られるようになるらしい。 例えばアムステルダムでは国立美術館やゴッホ美術館などは該当する。 二つあわせて大体€ 22くらいだったと記憶しているので、これと合わせてハーグのマウリッツハウス美術館に行けばそれだけで元が取れる。 ただし、クレラー・ミュラー美術館のように使えないところもあるので注意。
このMuseumkaartについてネットで調べてみたら、掲載されている日本語の情報は2005年の日記でも、€ 25など明らかに安い。 どうも年々高くなっているようだ。 まあ、同じ美術館に何度も足を運びやすくなるし、カードを購入したことが損をしたとは思わないが、どうも腑に落ちない。
旅行: De Hoge Veluwe国立公園とKröller-Müller美術館
-
前日にゴッホ美術館に行ってきたからと言うわけではないが、オランダ国内でゴッホコレクションで双璧をなすKröller-Müller Museumにも行ってきた。 このクレラー・ミュラー美術館はDe Hoge Veluweと言うオランダで最大の国立公園の中にある。 自然が豊かな国立公園で、クレラー・ミュラー美術館のゴッホコレクションから「ゴッホの森」と呼ばれているらしい。 詳しいことはオランダ政府観光局の「ゴッホの森」に関するページにある。 周辺についても日本語で解説してくれているので参考になる。 地図がないが、ここはやはりGoogle Maps Nederlandで代用だ。
公園の入場料は€ 6で、美術館に入る場合にはさらに€ 6必要になる。 入り口で両方合わせたチケットを買うのが便利だ。 また、ここではMuseum Kaartは使えないし、美術館のみのチケットもないので注意が必要だ。
中に入ってすぐのところに駐輪場があって、そこにある自転車は無料で使える。 と言うか、自転車が必要なほど入り口から美術館まで離れているのだ。 車も入れられるようだが、外の駐車場の方が安そう(€ 2.50)なのでそちらに停めた。 ただ、自転車がほとんど残っておらず、また、多くの人が自転車に乗らずに歩いていっているので私もそれに付いて行く事にした。 森の中を散歩するのも悪くない。 公園内では広葉樹が紅葉していてきれいだったが、残念なことにほとんどの樹が常緑樹の針葉樹で、全体としてはきれいに紅葉していると言う感じではなかった。 天気もこの時点では曇っていたのも残念だった。
-
30分くらい歩いてようやくクレラー・ミュラー美術館に到着した。 美術館の入り口では、チケットのバーコードを改札機にかざして入場するようになっている。 美術館の建物自体もなかなかしゃれた感じだった。
-
美術館内はそこそこ広く、また、いくつもの小さい部屋に分かれて展示されている。 絵画だけではなく彫刻なども飾られており、点数も多い。 ただでさえここまで歩いてきているので、見て歩き回るだけで疲れてしまうほどだ。
ゴッホの絵は少し奥の広い部屋に多くがまとまっておいてある。 「馬鈴薯を食べる人々」「アルルの跳ね橋」「糸杉」「カフェテラス」などが無造作に並べてある。 どれも特別に展示してあるわけではないので気楽に名画を眺められた。 私は「切られた4本のひまわり」と「糸杉」が特に印象的に思えた。
-
美術館の庭にはロダンの彫刻などが飾られているので、散歩をしながら芸術に触れることが出来る。 建物内を歩き回っている間に、空もすっかり晴れたようで、すがすがしいまでの青空が広がっていた。 私が登山をするといつも天気が悪いのだが、オランダに来てからそんな不運とも無縁のようだ。
-
国立公園内は自転車が整備されていて、自転車で走り回ることが出来る。 自動車道もあるが、ここは自転車の方が間違いなく気持ちいいだろう。 美術館からの帰りはたくさん自転車があったので、私も借りてみることにした。 オランダの自転車には通常手元にブレーキがなく、フットブレーキだというのでいったいどんな感じなのか、びくびくしながら乗ってみたが、普通に走るだけなら案外すぐに慣れることが出来た。 ただ、またがってから漕ぎ出そうとすると、ペダルが後ろに回転しないので(ブレーキがかかる)、よく女性がやっているように、片方の足を乗せてから少し動き出し、タイミングよく乗る方法が良いようだ。 また、急に停まろうと思ってもなかなかとっさに行動できないので、初めはゆっくり進むことにした。 車の運転もそうだが、慣れないととっさの行動に支障が出る。
快晴の天気と言うこともあり、荒野と言ってもよいような中に作られているサイクリングロードを走っていたが、ずっと歩き続きで疲れてきたので、3枚目の写真にある人物像のところまで行って帰ることにした。 この像がいまいちよくわからない像で、近くまで寄るのも面倒で写真だけ撮ったのだが、見ている方向は美術館の方角のようだった。
-
ちなみに乗っていたのはこんな自転車である。 この白い自転車は無料。 なぜ寝かせて撮影したかと言うと、自転車のスタンドが壊れていて立たせる事が出来ないのだ。 せっかく買った美術館土産も一緒に地べたに置いてしまっているあたり、疲れていたことが良くわかる(笑)。
-
クレラー・ミュラー美術館から車でおおよそ50分くらいのところに、王室の宮殿「Paleis Het Loo」ヘット・ロー宮殿があるので、せっかくだから寄ってみることにした。 カーナビによれば到着予想時間が16時30分くらいで、おそらく17時には閉まってしまうことから、ちょっと躊躇したが、Museum Kaartが使えることがわかっていたので、写真を撮るだけでも、と思って急いで行った。
ところが、16時30分にきっちり着いたのに、車を停めて入り口まで行くと今日はもうおしまいだと言う。 Museum Kaartがあるから短くても良いと言ってもだめ。 私のほかにも老夫婦と中年の夫婦が同じようなことを行っていたが、やはり追い返されていた。 で、その中年夫婦が何か言ったらコインのようなものをもらっていたが私にはくれなかった。 ピンと来て、見られなかったのに駐車場代(€ 3)払わなくちゃ行けないのと言ったら苦笑してやはりそのコインをくれた。 コインと言ってもユーロコインではなく、駐車場専用のコインである。
帰り道は高速道路のA1が渋滞してガソリンが切れそうになったが、なんとか帰ってこれた。 なぜ日曜日なのにラッシュが?と思ったら、どうも事故渋滞だったようだ。 オランダにもサンデードライバーなどと言う概念があるのだろうか。
2006年10月15日
旅行: トラムの時刻表は当てにならない
-
ゴッホ美術館で日本特別展を見てきた後、トラムに乗って帰ることにした。 Concert-gebouw(コンセルトヘボー)の目の前にあるMuseumplein駅から、Amstelveen方面に行く5番のトラムを待っていたのだが、待てど暮らせどやってこない。 時刻表では最低10分に一本はあるはずの時間帯である。 同じ駅には12番や3番のトラムは何度も来るし、Centraal Station行き(逆方向)は4本は来たというのに、やってこない。 30分も待っていたのだが、人は増えていく一方。 これが日本なら他のトラムに乗って別の方法を考えるのだろうが、大概のオランダ人は辛抱強く待ち続けている。 中にはバスを見つけて走っていってしまった人もいたけれど。
で、私も12番でAmstel駅まで向かって、そこから51番のメトロ・SneltramでAmstelveenまで帰ろうかと思ったけれど、あまりに待って悔しかったのでそのまま待つことにした。 根尽きて次の12番に乗ろうと思ったらようやく5番がやってきた。 すでにDamなどで人を満載してきたと思われ、お年寄りなどは乗るのをあきらめてしまった人もいたくらいだ。 私もなんとか最後に自分を押し込んだのだが、なかなか扉も閉まらず出発しない。 他人事のように考えていたら、私が入り口のところのセンサーに引っかかっていて、扉が閉まらなかったらしい。 オランダ語で言われてもわからない・・・(最後に英語で教えてくれたけど)。
車両の中は大混雑だが、なぜか車内の奥のほうへ行こうという発想があまりないみたいで、少し奥の方は若干空いていた。 そんな混雑の中、本当はCentraal Stationに行きたかったのにわざわざ混んでいるほうに乗ってきてしまった人などもいて、まあとにかく久々に日本のラッシュアワーを体験した感じだ。
-
原因は結局良くわからないのだが、待っている途中で大型車に引かれてきたトラムがあったので、もしかしたらこれと関係あるかもしれない。 つまり、5番の路線にトラブルが発生したので、運転を少し見合わせていたという推測だ。 まあ、今となっては知るすべもないが、こう言うとき、せめてトラブルがあったことだけでも伝えてくれればよいと思う。 場合によってはバスや他のトラム路線を使うことだって出来るのだから。
旅行: Van Gogh Museumで日本展を見てきた
AmsterdamのMuseumpleinにあるVan Gogh Museumで、10月22日まで期間限定の日本展(Japanse zomer: Japanese season)をやっていると言うので見てきた。 Van Gogh Museumはちょうど改修中で、一番広々としていた2階の展示室が使えず、常設展は全て3階と4階に押し込まれている感じだ。 前回見に来た時に既に一通り見てあるから、混雑している常設展は有名どころだけ見直すにとどめた。
特別展である日本展とは、Japanese seasonの名前が示すとおり、日本の春夏秋冬をテーマにしているが、その展示はあくまで全体の3分の1くらいである。 今回の展示では明治維新後の美術に注目していて、まず明治が鎖国を解除した後に天皇中心の政治体制になったことや、西洋の文化を取り入れつつ見事に融合させたことなどが紹介されていた。 明治時代にフィラデルフィアでの展覧会(万博?よく見てこなかった)で「ウェディングケーキ」状に美術品を展示して好評を博したそうだが、同じ展示方法を一部で採用していた。 ウェディングケーキ状とは、下から順に大きさの違う円柱を重ね、ケーキで言えばイチゴが乗っていそうなところに美術品を並べていると言うことだ。
次のフロアでは日本の四季をテーマに展示をしていた。 まず季語についての説明を行い、日本人は桜の花見が好きなことなども紹介しつつ、桜をモチーフにした焼き物などを展示していると言う具合だ。 ここでは常設展から拝借してきたと思われる、歌川広重の浮世絵とそれにインスパイアされたゴッホの油絵が並べて展示してあった。 もちろん多く並べてあるのは明治時代のもので、それに見慣れていない自分の無知さに改めて気がついた次第である。
さらに次のフロアでは、やはり待っていましたとばかりに東海道53次の浮世絵となる。 面白いのは単に広重の浮世絵(レプリカだと思うが)だけではなく、現代のその宿場付近の写真も紹介してあることだ。 ただこの写真、どこかの写真家が撮影したものらしいのだが、日本人から見ると、その辺りをイメージする写真ではない。 と言うか、写真だけ見てその場所を当てるほうがはるかに難しいし、その場所でない「付近」の写真も存在する。
例えば私の実家が近くだから良くわかるのだが、東海道53次第一の宿場町は品川である。 品川と言っても現在の品川駅の辺りではなく、京浜急行の北品川駅から新馬場駅の間辺りとなる。 宿場町として商店街も盛り上げている。 ところが、写真に載っているのはなんと五反田歓楽街である。 ミニ歌舞伎町と言えばわかりやすいだろうか。 宿場町の雰囲気としてはむしろ似ているのかもしれないが、場所も違うし、納得できない。 他の宿場町にしてもそうで、なんでそこを選んだのか良くわからないものが多い。
で、その五反田歓楽街をさらに写真に撮ろうとしたら「No pictures!」と言われて怒られてしまった。 確かに入り口辺りでカメラ禁止などと放送が流れていたような気がするのだが、興奮していてすっかり忘れてしまっていた。 言い訳になるが、他の美術館は基本的にはカメラOK(フラッシュはNG)で、だめなところではマークが出ているので、マークが全くなかったからいいほうに解釈してしまったのだ。 これからはしっかりと確認しなければならない。 でも実は、その前に他のびっくりした写真については撮影してしまっていた(ちょうど係員の背中で、気づかれなかった(汗))のだ。 まあ、ここでは建前上それは削除したことにして、私の記憶と言うことで話を続けたい。
東海道の最後は、江戸から見れば京都になるわけで、五条大橋と言うことになっていた。 使われていた現代の写真には、五条大橋の下に住む人たちの「家」などが収められていた。 これは写真が誤解なのか、説明文が誤解なのかよくわからないのだが、説明文にはなぜか「hikikomori」とある。 帰ってきてから考えてみると、どうも、社会の周辺にいる人たち、と言うことで「ひきこもり」と「ホームレス」を結び付けたようだ。 また、「日本では西洋より、社会だけでなく家族からの個人に対する期待がかなり大きい」などとも書かれていて、なるほど外から見ると本質は似ているのかもしれない。 写真と説明文を見たときはびっくりしたが、インターネットでもそう考える人はそれなりにいるようだ。
思い切り脱線してしまったが、この日本展、なかなか面白かったと思う。 常設展の方が改修中だったのは残念だったが、その分この特別展は無料で見られるので、埋め合わせにはなっているのでないだろうか。 私も日本美術の勉強が出来てよかった(苦笑)。
2006年10月13日
Web: Skypeからは日本のフリーダイヤルへ通話不可能?
ある用事でアメリカンエキスプレスに問い合わせようと思ったのだが、日本の問い合わせ先にフリーダイヤルしかなかった。 日本語で電話できて、しかもただなら言う事なしと思い、SkypeOutから電話してみたら、業務時間内にもかかわらずつながらない。 フリーダイヤルを提供しているNTT CommunicationsのQ&Aサイトによれば、050番号のIP電話からは通話できないそうである。 すぐ続いて海外からも通話できないとの情報が載っている。 海外のところに国際フリーダイヤルを使ってくださいとあるのだが、これは電話回線を用意する側、つまりこの場合はアメリカンエキスプレス側が使うサービスで、海外にいる人が0120のフリーダイヤルに通話できるものではないようだ。 Skypeは緊急通話には使えない、と書いてあるが、フリーダイヤルも使えないのは盲点だった。
2006年10月12日
Apple: Mac miniの電源アダプターがようやく届く
先日注文しておいたMac mini用のACアダプターだが、今日ようやく届いた。 本当は昨日届いていたのだが、不在で受け取れなかったのだ。 送料込みで€ 64あまりで、日本円にすると1万円近い。 これにビデオケーブル€ 9.25も購入しているから、結構ばかばかしい出費をしたことになる。
とは言え、これでようやくオランダでMac miniをテレビにつなげて使うことができるようになった。 テレビにはNTSC形式とPAL形式があり、もしかしたら日本で買ったMac miniは対応していないのではないかと言う不安があったが、まったく問題なく表示できた。 むしろ、テレビが両方式に対応しているようであったが、元々ヨーロッパはPAL形式であるためか、PALで表示した方がくっきり表示された。 ただ、解像度はよほど低くしないと文字は読み取りにくい。 私の感覚では最小解像度の横640縦480ピクセルが許容範囲で、800×600くらいになるとややぼんやりしてきてしまう。 ただ、ソフトウェアによっては800×600程度の解像度がないと、全ての領域を表示できないものもあるようなので注意が必要だ。
とりあえず、メールの整理やポッドキャストのダウンロードなどを行ったが、目が疲れてきてとても長時間使う気になれなかった。 まあ、これは携帯用に一番小さいキーボードを持ってきたと言う原因もあるのだが。
まあ、あくまで自己満足程度にしかならなかったMac miniの海外利用だが、とりあえずなんとか使えると言うことはわかった。 次回海外に行くときはぜひともMacBookなどを買ってこようと思う(笑)。
そうそう、このACアダプターだが、日本では発売していないのに、箱にはきちんと日本語でも説明が書いてあるのが面白い。 それと、対応製品がPowerPC G4搭載のMac miniとなっていて、これだけ読むとIntel Macには対応していないようだ。 本当に使えないのかはわからないが、注意が必要な点だろう。
2006年10月11日
旅行: GyaOが見られない!
オランダには日本語のテレビと言うものがない。 やっているのは、オランダ語の放送と英語の放送で、英語の放送にはオランダ語の字幕がついている。 そうした字幕放送を見れば、オランダ語の勉強にもなるのだろうが、英語の聞き取りに四苦八苦するのは目に見えているし、そこまでしたいとも思わない。 そこでロケーションフリーと言う選択肢も考えたが、新製品がもうすぐ出るので、日本を出発する前はUSENグループの無料テレビ「GyaO」に期待していた。 GyaOならインターネットにさえつながっていれば見られるし、中身はともかく映画も見られるので、「ながら見」にはちょうど良いかななどと考えていた。
ところが、このGyaOだが、どうも日本国外からは見られないようなのだ。
ニュースは再生されるのだが、映画などはライセンスがないとのことで再生されない。
ふと気になってGyaOの視聴規約を見てみたら、視聴手続きをされる方は、日本国内在住の個人に限ります。
との表記があった。
この手続きと言うのは初めにメールアドレスなどを登録する作業らしいから、細かいことを言うと日本国内で手続きして、その後海外に来たのであれば、視聴規約上は問題ないように読めるが、まあ駄目なのだろう。
残念だが仕方ない。
旅行: Amsterdamのトラムとメトロ
-
Amsterdamにはトラム(路面電車)があることは以前にも書いたが、今回初めてメトロ(地下鉄)にも乗った。 メトロは一部でSneltramとも書かれており、直訳すると速いトラムなのだが、だからと言って特に快速運転をしているわけでもない。 私の滞在しているAmstelveenの辺りでは、トラムの5番線とメトロの51番線が同じ線路を走っているが、両方とも同じ各駅停車だし、線路は普通の複線なので追越などもない。
ちなみに写真はそのトラムとメトロが同じ線路を走っている地域の駅である。 手前が車高が高いメトロの駅、奥が車高が低いトラムの駅になっている。 両方ともStrippen Kaartで乗ることができるので便利だ。
2006年10月10日
車: カーナビゲーションシステムのTomTomを貸してもらった
オランダではTomTomと言うカーナビゲーションシステムが有名らしい。 レンタカーを借りたのはいいが道が良くわからないとオランダ人に言ったら、TomTomを買ったらよいと即答された。 そのまま電気店に行って見てきたが、小型の液晶画面がカーナビになっていて、そのまま持ち運ぶことができる。 車には吸盤で設置するスタンドで取り付け可能で、こうした導入のしやすさも人気の理由だろう。 もちろん、盗難防止に取り外しが可能と言うことも、理由のひとつに挙げられるはずだ。
以前オランダ出張したときもオランダ人が使っていたので、確かに便利だと言うことはわかっていたのだが、いきなり即決できることでもないので、その場は「検討してみるから値段表だけ出してくれ」と言って出てきた。 全ヨーロッパ版(TomTom ONE EUROPE)が€ 399だったので、だいたい6万円である。 どうしようかと思っていたら、別のオランダ人の友人が、しばらく使わないから貸してくれると言うので、ありがたく使わせてもらうことにした。
それで安心してKinderdijkにも行ってきたのだが、確かに便利だった。 特に高速道路のA4がAmsterdamからRotterdam方面は通行可能だったのだが、逆側が工事で通行できず、Den Haag辺りからUtrecht方面へ迂回するしかなかった。 しばらくは日本のカーナビと一緒でUターンするように指示が出るのだが、しばらく行ったら一般道経由で帰る道を示してくれた。 一般道とはいえ、信号があまりない快適な道で、結局ほとんど変わらない時間で帰ってくることができた。 高速道路の工事なんて滅多にないことだし、代わりの一般道など知るはずもないから、あのままだったらUtrecht経由で盛大に遠回りして帰るしかなかったが、TomTomのおかげで近道できたのだ。
私は日本人の友人がイギリスに住んでいるので、遊びに行くときにこのTomTom全ヨーロッパ版があれば便利そうだ。 購入を前向きに検討したいと思っている。
2006年10月 9日
旅行: 世界遺産「Kinderdijkの風車群」
-
Zuid-Holland(南ホラント)州のKinderdijk(キンデルダイク)にある風車群を見に行ってきた。 日本語訳がこれで良いのかわからないが、Kinderdijkの風車群はUNESCOから世界遺産として指定されている。 仕事の関係でレンタカーを借りていたし、せっかくなので車でしかいけないところと思ってこの世界遺産を選んだ。 もう寒いのではないかと思ったがそうでもなかった。 ただ、上記のKinderdijkのサイトによると、風車を見るシーズンは10月いっぱいだったようで、ちょうど良かった。
レンタカーを借りたからといって、地図も持っていない私がいきなりKinderdijkにいけるわけがない。 これは別エントリーに書くことにするが、TomTomと言うカーナビをオランダ人の友人が、しばらく使わないからと言って親切にも貸してくれたのだ。 上記のサイトによると、週末はIHC HOLLAND NVの駐車場を無料で使えるとあったので、そこをありがたく使わせてもらうことにした。 また、オランダ版Google Mapsでは経路探索も出来るので大まかに把握するには便利だ。
私が今フラットを借りているのはAmstelveenと言う日本人が多くすんでいる町だが、そこからKinderdijkまでだいたい1時間30分くらいだった。 高速道路のA4からRotterdam方面へ向かい、A20、A15などを経由していく。 詳しくは上記のIHC HOLLAND NVの駐車場のリンクから飛べば、経路探索できるはずだ。
IHC HOLLAND NVの駐車場は風車よりは少し離れたところにあるが、無料駐車場と言うのが魅力だ。 平日は会社が使っている駐車場なので使えないが、週末は開放されているのでありがたい。 高速道路のほうから行くと駐車場は風車群のやや手前にあるので、そこから歩いていく。 少し離れていると入っても高々500mくらいなので、まったく問題ない。 むしろ、途中に雰囲気のよさそうなカフェもあるので、昼ごはんなどはここでとってみてはどうだろうか。 私は昼食を食べてから行ったが、2時ころだったのに大勢の人が席で談笑していた。 少し進むと上記の写真のように風車が見えてくるので、安心して進めばよい。
-
風車と風車の間は結構離れているので、同時に複数の風車を写真に収めようとするとどうしても遠くから撮らざるを得ないが、まずは比較的近くから撮った写真を掲載する。 これは駐車場のほうから入っていって手前のほうにあった風車である。 二枚目の写真は観光用に運河を走っていくボートである。 乗らなかったのでいくらかわからないが、結構大勢の人が乗っていた。 駐車場のところでは自転車を借りることも可能だが、借りている人はおそらく少数。 周りには自転車をこいでいる人が大勢いるが、これはおそらく自転車持参のオランダ人ばかりと思われる。 オランダ人はお年寄りでも元気に自転車をこいでいるので驚かされる。
-
風車群の中で一つ、中を見学できる風車がある。 € 3かかるが、世界遺産の維持費だと思えば安いものだ。 風車の中は4階くらいまで登ることが出来て、中でどういう生活がされていたか、風車の動力の伝わる仕組みはどうなっているかなどを実際に見ることができる。 1階部分では水をくみ上げる水車の部分、2階か3階くらいで中央を通って動力を伝えている柱、4階か5階くらいで風車から動力を柱へ伝える部分を順に確認できる。 他にも、風車の模型やどんな部屋に住んでいたかなどが再現されている。 もっとも、風車の横に普通の家が併設されていて、人々はそちらに住んでいる様ではあるが。
-
この日はAmstelveenを出たころは曇っていたのだが、Rotterdamを通り過ぎたくらいから日が差してきて、Kinderdijkでも青空が見られた。 風車群の中央あたりの橋を渡ったところでは、アイスクリームを売っているおじいさんも来ていた。 すぐ上の写真の二枚目に小船が移っているが、この船には祖父と孫と思われる二人が乗っていて、このアイスクリームを買いに船で来ていたのだ。 運河が人々の足になっているオランダらしい、なんともほほえましい光景だった。
-
そして、風車群の入り口には現代版の風車が置かれていた。 エンジンを動力とする水の汲み上げ機である。
旅行: Amsterdamのショッピングモールなどを見物
- 意外とあちこちにあるコーヒーショップ
-
Mac CenterへMac miniのACアダプタを探しに行った後、せっかくAmsterdamまで来たので、ぶらぶらしてから帰ることにした。 結局閉まっていたのだが、Mac Houseを探しながら近くの商店街を見物してみた。 土産店やカフェ・レストランに混じって、いきなりコーヒーショップがある。 有名な話だが、コーヒーショップはコーヒーを出す店ではなく、ドラッグを提供する店である。 よく見ると、結構あちこちに存在していて、まったくひっそりしていない。 確かに薄暗いのだが、バーと大差ない感じで危険である。 オランダでは捕まらないとはいえ、出入国時にトラブルになる可能性も高く、また、中毒みたいな人に絡まれることもあるらしいので、関わらないようにするのが賢明だろう。
-
古くからの建物で重厚な感じがするのだが、入り口にショッピングセンターと書いてあったのを前回来た時にトラムから目撃し、ずっと気になっていた建物なのだが、中に入ってきた。 中はカジュアル品を扱う衣料店などが入っており、また、美容室などもあって、若者向けと言う感じがした。 伝統と流行と言う二面性を持った、なかなか雰囲気の良い建物だった。
-
さらにぶらぶらしていたら、オランダ名物Haringを食べている人を見かけ、屋台を発見したので食べてきた! ほとんど閉店するところだったみたいだが、知らぬ顔をして注文した。 まず問題だったのが、Haringの他になにやら色々とあり、どれが標準なのか良くわからなかったことだ。 例によってオランダ語のみの表記なので、さっぱり。 さらに店のおじさんも結構年で、基本はオランダ語らしい。 ちょうどHaringを注文した若い女性がいたので、彼女に言葉を助けてもらいながら、結局同じものを注文した。
このHaringは塩漬けしたニシンを戻したもので、玉ねぎのみじん切りときゅうりのピクルスを添えて食べるのが通常らしいが、このお店で頼んだものもそうなっていた。 骨は抜き取ってあって、丸ごと食べられる。 尻尾の辺りをつかんで、下から大きく口を開いて食べるのがオランダ人風らしいが、結構すべるので私は皿の端からかぶりついた。 塩辛いのかと思ったが、戻してあるためかまったくそんなことはなく、刺身を食べる日本人ならおいしく食べられるものだと思う。 玉ねぎやピクルスとも合っていて、結構癖になる味だ。 魚が恋しくなったら、また食べに行ってしまいそうだ。
2006年10月 5日
Apple: Mac miniが使えない
-
昨日、Mac miniが使えるようになっていない、と書いたが、これはやはりACアダプタの問題である。 と言うのも、購入した250V耐圧の「三つ目」のアダプタが、Mac miniのACアダプタに入らなかったのだ。 日本で確認してこなかったのが悪いのだが、なんとも悔しい結果である。
写真を見ればわかると思うが、私の買ったアダプタは、三つ目の部分は問題ないのだが、その周りの四角い部分がMac miniのアダプタに比べて大きすぎて、結局入らない。
2006年10月 3日
旅行: オランダに到着
昨日の夕方、オランダに到着した。 およそ3ヶ月半ぶりのオランダで、聞いていた通り、どんよりとした空である。 ただ、タクシーの運転手に聞くと、9月の天気は非常に良かったようで、どうも私が雨を持ってきてしまったような印象だ。
昨日は疲れてしまって、結局夕食もとらずに寝てしまった。 ADSLつきのフラットを借りたので、問題なくインターネットに接続できている。
そういえば、オランダのことを英語でThe Netherlandsと書くが、オランダ人は良くメールなどでHollandと書いている。 確かに北ホランド州などがあるのだが、つまりHollandは国全体の名前ではない。 Holland部分に住んでいるからそういう風に送ってくるのだろうか。
2006年9月30日
コンピュータ: オランダに向けて電気製品の買出し
オランダ出張へ向けて、いくつか買い物をしてきたのでリストアップしておく。
- 高電圧対応電源ケーブル
-
250Vまで耐圧可能な電源ケーブル。 1本は会社のノートPC用で、めがね型のACアダプタに対応可能。 コンセントの形もC型と言うオランダを含む一部のヨーロッパで使われているタイプになっており、便利だ。 値段も1000円程度で手ごろだ。 もう1本はそれに3つ目型のアダプタと、雷サージからの保護機能を備えた製品になっている。 これは保護機能があるため高いのか、3000円弱だった。
- コンセント変換アダプタ「ゴーコン」
-
世界中のコンセントを変換可能な、大変優れものの製品である。 さらに上位版のゴーコンW(だったと思う)と言う製品もあるが、こちらの標準版にはばらばらにならないようにケースもついていたので、そちらを購入した。 上位版の利点としては、コンセントのオスメスがどういう組み合わせでも変換できることらしいが、標準版でもある程度対応できるし、日本のコンセントへの変換は全世界で可能とのことなので、問題ないと判断した。
- 高速タイプSDメモリーカード 512MB
-
デジタルカメラ用に購入した。 これまで、256MBを2枚使っており、その都度PCに取り込んでいたため、容量不足になることはなかったが、念の為、と言うより高速タイプが欲しかったからだが、購入してしまった。 Panasonicの20MB/sまで出るというカードで、前から欲しいなあと思っていたのだ。 ただ、一番欲しかった1GBの製品ではなく、結局512MBの製品を買ってしまうあたり、度胸が無い私らしい(笑)。
2006年9月27日
Apple: 再びオランダ出張、今度はMac miniも同行予定
近々再びオランダへ出張することになった。 今回は仕事用のノートPCの他に、Mac miniを持っていってTVにつないで使うことを考えている。 問題となるのは電圧の問題だ。 現在Appleに問い合わせ中だが、ACアダプタは240Vまで対応しているが、どうもそこからコンセントまでのケーブルが対応していないようである。 仕事用のノートPCも同様の問題を抱えていて、こちらはよくあるACアダプタのケーブル(めがねのような形をした差し込み口になっている)なので、市販されていた。 ただ、Mac miniのACアダプタはそう言う形ではないので、果たして使えるのかどうかが不安である。 早くAppleからの回答が欲しいものだ。
一方、iPodなどの充電のため、ワールドトラベルアダプタという商品を注文した。 これは、四角いACアダプタのコンセント部分を差し替えて、各国のコンセントの形状に対応させるというものだ。 同じくAppleに問い合わせたところ、Apple Storeに記述があるとおり、iBookやPowerBookのACアダプタに使えるのはもちろん、MacBookシリーズやAirMac Expressなどにも使えるらしい。 まあ、単に形を変換するだけのアダプタだから、基の部分の形状が統一さえされていればよい話だが、いちおうApple社内では基準を作ってデザインしているようだ。
2006年9月23日
ドライブ: 鹿島・犬吠埼方面へドライブ
-
東京から東関東道を使って茨城の方へドライブしてきた。 東関東道を終点まで走り、まず向かったのは霞ヶ浦。 初めて来てみたが、なるほど広い。 どうしてこんな湖が出来たのかが不思議だ。 よく調べないで来たら、近くには温泉施設もあった。 だが、タオルなどの温泉セットは持ってきておらず、残念。
-
続いて鹿島神宮へ向かった。 こちらは神武天皇がが建立したと伝えられる由緒正しい神社だそうだ。 現在の拝殿が徳川秀忠の寄進で、奥宮が徳川家康の寄進らしい。 また、神の使いとされている鹿も飼われていた。
-
神宮の中には幾つか名所のようなものがあって、その一つが要石である。 掘っても掘っても掘り出せないと言われるほどの巨石で、地震を抑える役割をしていると信じられている。 ただ、その伝説を聞いてみても、実際にまつられている石が驚くほど小さいので、にわかには信じられないくらいだ。
-
御手洗池は非常に水量が豊富らしい。 拝殿の方からは坂を下ったところにあり、周りは雰囲気も良く、茶屋も作られている。 池には鯉がかわれているが、水は綺麗に澄んでいた。
-
最後に犬吠埼へ向かった。 180°C以上の展望で水平線を見渡すことが出来る。 台風の影響か、非常に波が強く、吹き飛ばされそうなくらいだった。 海上も激しい波で、岩に打ち付けられた波が大きなしぶきを上げていた。 空は運良く青空が覗き、なかなかの景色であった。
2006年9月20日
旅行: Flying Blueの登録が完了
先日申し込んだマイレージクラブ、Flying Blueの登録が完了したとの通知が来た。 8月末に申し込んだわけだから、おおよそ3週間かかった計算になる。 通知にはどれだけ利用したかの実績は含まれておらず、会員番号と暫定PINコードが書かれているだけである。 これを使っていったんログインし、利用規約への同意を経て正式なPINコードを自分で指定できるようになった。 日本のサービスはこの辺がわかりやすく書いてあるのだが、Flying Blueプログラムはオランダとフランスの航空会社がやっているサービスだから、日本語になっているだけ親切なのかもしれない。
ところで会員規約を読んでいて、KLMがKoninklijke Luchtvaart Maatschappij
の略であることを初めて知った。
Koninklijkeが英語のRoyalに相当し、日本語では王立の、LuchtvaartがAviationで航空、MaatschappijがSocietyで協会、と言うところらしい。
2006年9月17日
登山: 車山と八島ヶ原湿原
- 車山
-
長野県の車山へ少し山歩きを兼ねてドライブしてきた。 このところ風邪を引いたりして登山から離れていたが、せめてその気分だけでも味わおうと思ったわけである。 富士山レーダーが解体されて2箇所に別れてレーダーが設置されたが、その一つがこの車山にある。 車山の肩と呼ばれる地点からは40分弱で登頂できるし、逆からはロープウェイも山頂まで伸びている。
車山はあいにくの曇り空だったが、特に雨に降られることはなかった。 時折雲や霧がとぎれて、蓼科山や八ヶ岳連峰はもちろん、南アルプスや中央アルプス(と思われる山塊)まで望むことが出来た。
-
続いて、近くと言っても車で15分ほどのところにある八島ヶ原湿原を歩いてみた。 知らなかったのだが、八島ヶ原は尾瀬湿原に並ぶほどの湿原で、国の天然記念物にも指定されているそうだ。 尾瀬とは違って湿原を横切って歩くことは出来ないが、木道が整備されていて、湿原を一周して1時間半ほどである。 駐車場から中間点ほどのところに旧御射山遺跡というものがあり、昔ここで弓を射る神事が行われていたらしい。 湿原と神事とは、なんとも不思議な組み合わせである。
湿原の植物は秋の色に染まってきており、上の写真のように、一部紅葉も見られた。 ちなみに黄色い部分には別の葉が重なっていたのだが、その部分だけ紅くなっていなかったのは面白い。 他にはトリカブトなどの花も咲いており、秋の湿原とはいえ寂しい感じはしなかった。
2006年9月10日
旅行: 箱根へ温泉観光へ行ってきた
-
箱根に遊びに行ったのだが、まともに観光として見て回るのは小学生の時以来。 大学の時にハイキングで歩いたこともあったが、今回回った登山鉄道や大湧谷などは、おそらく初めての体験である。 幾つかの写真とともに、どんなところだったか書き記しておく。
まず、新宿で小田急の往復切符と箱根の中での周遊切符がセットになった「フリーパス」を購入した。 3日間有効の切符で、私は日帰りだったがいちいち切符を買うのが面倒だし、切符の金額分くらいは使いそうだったので買ってみた。 箱根湯本までは小田急が直通していたので、そこで登山鉄道に乗り換えた。 登山鉄道は急勾配のため、途中で進行方向を切り替えるスイッチバックの線路になっている。 途中の宮ノ下駅で下車し、チャップリンも滞在したという由緒ある旅館「富士屋」を見物することにした。
古いだけあってなんとなく狭い感じもするが、伝統を感じさせる内装になっていた。 早めの昼食をとっても良かったのだが、レストランは高いし混んでいたので、見物もほどほどに移動することにした。
-
登山鉄道の終点、強羅駅までやってきた。 フリーパスを持っていると箱根強羅公園が無料で入場できる。 中にはバラや藤などが植えられていたが、今の時期はあまり花がなく、正直なところ寂しい感じであった。 温室もあるが、この日の陽気では外も中も変わらない感じだった。 とにかく暑い。
-
強羅周辺には豆腐カツで有名なお店があるそうなのだが、並んでいたのでこちらの山芋蕎麦を食べることにした。 始め、蕎麦のつなぎに山芋を使っているのだと思ったら、めんつゆがとろろになっていた。 もちろんつなぎにも山芋を使っているらしく、麺が絡まって異常に食べにくい。 私はとろろが好きなのでこういうのも好きだが、とろろの味が強すぎて、蕎麦の風味が感じられないのは残念と言えば残念だ。 あと、とろろも計画的に使っていかないと、最後は足りなくなるので注意である。
-
昼食後はケーブルカーで早雲山へ上がり、そのままロープウェイで大湧谷まで向かった。 ロープウェイは立て替えられたばかりで、二本のロープを使った大型のロープウェイである。 全面ガラス張りで眺めも良かったが、大湧谷近くは風も強く、ロープが一本だったらさぞ揺れて恐ろしかっただろうと思った。 大湧谷から芦ノ湖までは現在工事中とのことで、現在は代替バスを利用するか、途中までハイキングすると良いようだ。
大湧谷では温泉で黒く染まったゆで卵が名物で売っている。 観光スポットとしては、その黒卵を作っている釜場が見られるところだろうか。 土産屋でも釜場のところでも卵を売っているが、すべて6個入りで500円と決まった価格になっている。 ばら売りはしないと取り決めているらしい。 卵で面白いのは、その釜場と土産屋の間で卵を運搬する専用のロープウェイがあることだ。 上の写真は残念ながら空荷のままだが、かごの中に卵を入れて運ぶらしい。 ロープウェイに乗ってここまで来ただけに、なかなか面白い。
-
湯本に戻って、千尺の湯と言うところで温泉に入ってきた。 本当は他のところへ行きたかったのだが、そこへ行くバスがしばらくないので、あきらめてしまった。 今回は公共交通機関で巡って、運転の疲れもなく渋滞もなかったので良かったのだが、こういうときは車で来た方が良いと思ってしまう。
お風呂で汗を流した後は、「湯葉丼」直吉というお店に行ってきた。 湯葉をリーズナブルな値段で楽しめるというふれこみで、湯葉丼や湯葉刺などが味わえる。 どちらもなかなかの味であったと思う。
帰りはちょっと奮発してロマンスカーで帰宅した。 たまたま最新型のVSEと言う車種に乗れた。 昨年度のブルーリボン賞という、鉄道友の会の投票で最高賞を取ったらしく、乗車すると記念の乗車表を全員に配ってくれる。 中は座席も広く、コーヒーや弁当などの車内販売もしていて、ゆったりできた。 なかなか心地よい一日だった。
2006年8月31日
旅行: 与那国島と波照間島
日経BPセカンドステージの「ひと味違う”発見”の旅」に、与那国島と波照間島を取り上げた記事が掲載されている。 与那国と波照間は去年の2月頃に行ったばかりで、見たことのある風景が写真に写っていて懐かしい気持ちになった。
与那国島は日本の最西端で台湾にも近いことから、日本が台湾を植民地にしていた頃には、台北との行き来も盛んだったようである。 民俗資料館で解説してくれたおばあちゃんも、子供の頃に台北に遊びに行って、当時与那国にはなかったアイスクリームを食べて感動したらしい。
波照間島は「有人島では」日本の最南端で、南十字星が見えるというので有名らしい。 私たちが行ったときにも、学生の団体みたいな人たちが大量に来ていて、天文台が非常に混んでいたことを思い出す。 ただその時はあいにく天気は曇りで、土星くらいしか見えなかった。 おみやげに、非常においしいとされる黒糖(実際おいしかった)や、幻の泡盛という人もいるらしい、「泡波」の2合ビンを買ってきた。 泡盛はなかなか飲む機会がなくて、今でも私の家に秘蔵してある。
この時は石垣島も回ったのだが、東京は冬だというのにこれらの島はどこも半袖で良いような陽気で、非常に過ごしやすかったのを覚えている。 記事を見て、また行きたくなってしまった。
旅行: スカイチームのマイレージクラブに加入申し込み
だいぶ前の話になるが、今年の6月ころオランダへ出張してきた。 そのとき、KLMオランダ航空を使って行ってきたのだが、そのときのマイルを最近になってようやくマイレージクラブに登録した。
KLMはエールフランスやデルタ航空、ノースウェスト航空、大韓航空などとともに、スカイチームという航空連合を作っている。 日本では全日空が加盟しているスターアライアンスが有名だが、スカイチームの方も、加盟数を増やしてきている航空連合らしい。 ただ、日本航空はもう一つの航空連合である、ワンワールドへ加盟予定らしいのが残念だ。
スカイチームに加入申し込みとは言え、実際に申し込んだマイレージクラブはKLMとエールフランスがやっている、フライングブルーというプログラムだ。 申込期限が搭乗から3ヶ月以内だったので、本当にぎりぎりだった。 航空券の半券を入れる必要があったのだが、一枚だけ見つからなくて、かなり探してしまった。
そのうちマイレージカードが送られてくるだろうから、楽しみだ。 とは言っても、会社で行く場合は安い会社が最優先だから、案外選びたい航空会社は選べないものである。 だから特典がもらえるところまで行くかどうかわからないが、航空券はもらえなくても、一度くらいビジネスクラスに乗ってみるのも良いかな、などと、取らぬ狸の皮算用を楽しんでいる。
2006年8月28日
食事: ラーメン「一蘭」
せっかく福岡へ来たので、ラーメンを食べに行くことにした。 今回行った「一蘭」は実は東京にもあるらしいが、本場で楽しむことにした。
この店は麺の硬さやスープの辛さなど、色々な条件を指定して、自分好みのラーメンを注文できる。 初めて行く場合には不親切この上ないが、記入する紙にはどれが基本なのか、店のおすすめなのか、書いてあるのでそんなに迷うことはない。 さらに特異なのは席の造りで、カウンターの席ごとにしきりがしてあり、また、カウンターにはかなり低い位置までのれんが下がっていて、周囲が全く見えない。 店側の説明では「周囲を気にせずに料理に集中するシステム」と言うことで特許出願もしているらしい。 数人で行く場合、反って邪魔でしかないのだが、これによって客は長居しないから、店には結構良いシステムなのかもしれない。
肝心の味はやはりおいしかった。 豚骨味とはいえ、ぎとぎとに濃いわけではなく、私の好きなばりきやと同じ系統の味である。 辛みタレは入れなくても良かったように思う。 店に入るまではあまり食べられないように思っていたのだが、いつの間にか替え玉を頼んでいた。 そうそう、この替え玉はリーズナブルに腹一杯食べたい、と言うことで生まれた、博多発祥のシステムらしい。
2006年8月26日
旅行: 耶馬溪から国東半島巡り
さて長崎へ行った翌日は大分方面へ出かけてきた。 まずは耶馬溪へと向かった。 名前が有名だったのでなんとなく行ってしまったのだが、行ってから、どうも今の季節より、紅葉の季節の方が良かったのではないかと言うことに気がついた。 あちらこちらに紅葉があるし、途中で貰った観光地図にも、紅葉の葉が描かれていたのだ(苦笑)。 とは言え、山の形は秋と変わるわけではないから、景色をしっかり楽しんできた。 本当は温泉にじっくりつかってみたかったが、その後国東半島まで行きたかったし、レンタカーの返却時間もあったので先を急ぐことにした。
耶馬溪にある直売所は旬菜館と言って、日田ICから国道212号沿いに行ったところにある。 休憩がてら入ったのだが、花オクラなど珍しい野菜も売っていた。 ゆずジュースは一本210円とちょっと高かったが、さわやかな味でなかなかおいしかった。
耶馬溪から国道212号をそのまま中津の方へ抜ける途中に、青の洞門がある。 ここは昔、通行の難所で、多くの人たちが崖から落ちて亡くなっていたのを見て、偉いお坊さんが岩を掘って道を造ってしまったというところである。 現在ではさらに車まで通れるように車道が出来てしまっているが、当時のままの明かり取りの穴などが今でも残っている。 近くの駐車場から、森の中への散策ルートがあったのだが、今は道が崩れてしまったらしく、一部通行できないと言うことで行くのはあきらめた。
洞門の近くには羅漢寺があって、ここは全国の羅漢寺の総本山らしい。 羅漢というのはお釈迦様の直弟子で仏教の高僧のことらしいが、ここには500体もの像が造られている。 私は正直なところあまり信仰心がないので、参道の横にあったリフトで昇らせて貰ったが、山頂の展望台まで行ったのがちょっと失敗だった。 と言うのも、山頂そのものが眺めがよいのではなく、さらに展望台が骨組みで作られていて、そこから眺めるという、ちょっと風情がない感じだったからだ。 あまり暑くなければ、上りだけリフトで、下りは徒歩というのが良いかもしれない。
そこから国道10号まで車を走らせ、国道213号へ入って海沿いのルートを採った。 天気は良く晴れていて暑いくらいだったが、海との色の対比が綺麗だ。 途中で港に寄ってみたら、群馬では決して嗅ぐことの出来ない潮の香りがして、それだけでも満足してしまった。 昼食は途中の道の駅「ちょるちょる市場」で、地元の名産のタコを使ったタコづくし料理を食べた。
その後は半島の真ん中にある両子山へ向かった。 こちらには山を所有する両子寺がある。 昔から信仰を集めていたお寺らしく、また、仁王像が有名らしい。 奥の院などがあったのだが、段々疲れてきていて、本堂の周りを見て回って終わりにしてしまった。 ここも紅葉の季節は綺麗そうだ。
最後に先端の国東港の方まで行き、大分空港の方から高速に乗って帰った。 だが、両子寺と並んで有名だったらしい、文殊仙寺に行かずに帰ってきてしまった。 なんだか事前準備が不足していて、いろいろと見どころを見損なってしまったようだ。
2006年8月25日
旅行: 長崎観光: ハウステンボス、グラバー邸など
福岡を拠点に、九州北部へ旅行に来ている。 今日は長崎へハウステンボス見学に行ってきた。 先日オランダへ出張したばかりだが、それに比べてどのように再現されているか、興味があったのだ。 福岡からハウステンボスのある佐世保までは車で3時間以上かかって大変だったが、そこそこの満足感はある。
町の感じはそこそこ良く再現されていて、全日空ホテルや中央のタワーなどは、特にオランダの建物らしさが出ているように感じた。 パレス・ハウステンボスと呼ばれている、オランダ女王の住まいを再現した建物も、良く作られていると感じた。 ただ、全体的に町が新しく建てられた感じであるのは、仕方のないことだが不自然さを感じさせる。 私はオランダとデンマークの町並みくらいしか知らないが、ヨーロッパの町は古い建物がそのまま残っていて、いかにも歴史があるようなずっしりとした印象を受ける。 一方のハウステンボスの建物は、それを新しく建て直したらこうなった、という感じでそれはそれでよいのだが、重みは感じられない。
私は入場券に施設を自由に利用できる権利が付いた、パスポートを購入した。 施設というのは、町並みの中にギヤマンミュージアムとか展望台とかがあり、入場券の他に利用料が必要なのだが、パスポートを使うとほとんどの施設が無料で利用できる。 入場券だけでも花畑や風車などは見学できるが、施設を3箇所くらいまわるのなら、パスポートの方がお得になっている。 ただ、私の場合、事前にほとんど調べずに行ったので、どんな施設があるのかよくわからず、無駄に炎天下を歩き回ってしまったが、あらかじめみたい施設を決めておけば、けっこう楽しめると思う。 私は、インフォメーションのマークやアムステルダム市のマークが、きちんと現地のものと同じであったことを見つけたりして楽しんだ。
ハウステンボスの隣には、分譲リゾート地もあるのだが、夏休みもほとんど終わりとあってか、人の姿は見られなかった。 むしろ、九州は非常に暑いので、夏場のリゾートとしてはあまり向いていないと思う。
歩き回って疲れたので、ハウステンボスには3時間ほどしか滞在せずに長崎市内へ移動した。 まずは眼鏡橋を見に行ったが、町中の渋滞がすさまじく、たどり着くのが大変だった。 その後、グラバー邸を見学していたら、横の天主堂は閉館してしまって残念だったが、グラバー邸の上の方に作られている展望台は眺めが良かったのが幸いだった。 グラバー邸は夏の間は遅くまでやっているそうなので、先に天主堂を見学するのが正解だったようだ。
夕食は卓袱料理を食べに行ったのだが、さらに混雑が激化していて大変だった。 路面電車があるところの運転は、どうして良いのかよくわからない。 卓袱料理は、良い値段だったが、それぞれがとてもおいしく、量も十分で大満足だった。 あれで運転する必要がなければ、日本酒でも飲んで、とても幸せになれたのに。
2006年8月20日
ドライブ: 北杜市(須玉町)のひまわり
-
昔は山梨県須玉町だったらしいが、今は合併して北杜市となったところのひまわり畑を見に行ってきた。 この地域は花を観光の目玉にしているらしく、県のフラワーパークもある。 天気は写真の通りの良い天気で、ちょうど満開のひまわりが文字通り太陽の光をいっぱいに浴びていた。
畑は期待したほど広くはなかったが、売っていたひまわりソフトクリームは意外にさっぱりしていておいしかった。 昼ご飯にはそば打ち体験もできる蕎麦屋でそばをいただいた。 山梨と言うことで桃でも売っているのかと期待していたが、果物類はスイカとかマクワウリなどはあったが、桃やブドウは売っていなかったのが残念だ。
朝は群馬から上信越道〜中央道を通って須玉まで行ったが、帰りは一緒に行った友人が東京に帰るので、東京経由で帰ることにした。 日曜日で中央道が混みそうなこともあり、早めに出発したのが正解だった。 小仏トンネルあたりも、ほとんど渋滞に巻き込まれずに帰ってくることが出来た。
2006年8月 6日
群馬: 吹割の滝
-
以前にも出かけたことのある、吹割の滝へまた行ってきた。 前回は赤城山山頂から下っていったのだが、今回は沼田から国道120号沿いに行ってきた。 天気も快晴で、暑いくらいだったが、川沿いは涼しくて、絶好の天気だった。 夏になると水量が減るのか、若干迫力が少ないようにも感じたが、それでもやはりなかなかの滝である。
2006年6月23日
仕事: まだまだ時差ぼけが治らない
オランダとの時差ぼけがなかなか治らない。 もうほとんど治ったと言っても良いのだが、夜なかなか眠くならず、反対に午前中はひどく眠い。 これで週末はどちらにしても夜更かししてしまうと言う、悪循環である。 特に今週は仕事も忙しく、きちんと休めなかったのもあるのだろうが。
2006年6月19日
旅行: 時差ぼけが治らない
なかなか時差ぼけが治らない。 しかも、単純に時差で眠くなるのではなく、かなりめちゃくちゃである。 おそらく、時差ぼけだけではなく、疲労もあって眠いのだと思う。 今日も仕事から帰宅して、眠いので寝ていたら、今になって目が覚めてしまった。 これからまた寝れば、とりあえず朝はすっきり目覚められそうである。
2006年6月17日
旅行: ようやく帰宅
ようやく東京の実家まで帰ってきた。 明日はまた、群馬の自宅まで戻らなければならない。 東京に実家があるだけ、助かった。
帰ってくるとき非常に困ったのは、日暮里駅の造りだ。 成田空港から安く都心へ行こうと思ったら、京成を使って、日暮里駅で山手線に乗り換える方法が考えられる。 だが、ここの駅の乗り換え口にはエレベーターというものが無いのだ。 また、エスカレーターも京成から乗り換えの跨線橋へ昇るところにしかないし、出入り口付近で段にならず平坦のままになっている部分が非常に短いため、重く大きなトランクを乗せるのには非常に苦労する。 JR側はそもそもどちらの設備もなく、ただの階段のみで、工事をしているそぶりは見せているのだが、完成は平成19年ころらしく、どう見てもやる気がない。
およそ、成田空港への旅行客を輸送しようと思える造りではなかった。 成田空港そのものにしても、これは面積がないからだとは思うが、階段やエスカレーターを使う部分が多く、重い荷物を持っているとカートも使えないし苦労する。 アムステルダムのスキポール空港は、非常に広く、また、平坦な造りになっている。 日本の空港や鉄道も、利用客の利便性をもっと考えてほしい。
2006年6月16日
旅行: オランダ最後の夜
オランダ最後の夜は近くのイタリアンレストランへ行ってきた。 オランダの料理はこれと言ったものが無く、パンに何かを挟むとか、乗せるとか、そう言うものが多かった。 今の時期がちょうど最後になるらしいが、ホワイトアスパラガスのスープや、ゆでたものはおいしかったと思う。 まあ、結局のところ、オランダで一番おいしかったのはこのイタリアンレストランのピザだったようにも思える。 オランダ人は家庭での夕食を好むと言われているらしく、もしかしたら家庭の味はおいしいのかもしれない。
2006年6月15日
日常: 急に寒くなってきた
今日は昨日とはうってかわって急に寒くなった。 天気予報を見ていても8度近くの気温差がある。 前の晩には雨も降って、寝苦しい夜から一転して布団にくるまる夜になった。 昨日は半袖を持ってこなかったことを悔やんだが、今日は長袖に上着を着なければ寒いほどだった。 体調には気をつけたい。
2006年6月14日
日常: トラブル続きの一日
昨日は一日トラブル続きだった。 バスが来るのが遅れたり、券売機がカードを受け付けてくれなかったり(隣の機械はなぜかOK)、そのせいで電車に乗り遅れたり、果てはホテルは停電するし、さんざんだった。 特に停電は困ったもので、ノートPCのバッテリーがつきてしまった後は、テレビも見られないし、本はすぐに読み切ってしまうし、大変だった。
2006年6月13日
日常: オランダは案外暑かった
もう夏至に近づいており、夏なのだから当たり前なのだが、オランダは案外暑い。 来る前に気温を調べたら最低気温が5度くらい、最高気温でも15度くらいだったので、これは相当寒いのだろうとセーターまで持ってきたのだが、まるっきり無駄だった。 と言うのも、ちょうどそのころがたまたま寒く、先週からぐっと気温が上昇してきたらしい。 今日も30度近くまで上昇したようだが、まだ湿度があまりないので助かる。 ただ、湿度が低くて温度が高いというのも、これはこれでのどが渇く。
泊まっているホテルはクーラーがないのに通気があまり良くなく、部屋の中に熱がこもってしまっている感じだ。 かといって水は飲めなくはないがおいしくないので、飲む気にならない。 結局、近くのお店でジュースや水を買ってきて飲んでいる。 こういう出費も結構馬鹿にならないものだ。
日常: 日本はオーストラリアに敗戦
出張先のオランダより。 日本はオーストラリアに1-3で負けてしまった。 日本の先制点は、なんともラッキーなシュートにみえた。 一方、最後に立て続けに失点してしまったのはとても悔しく感じる。 オランダ人には「さすがヒディンクだ」と言うしかない・・・。
2006年6月12日
日常: オランダは無事勝利
ワールドカップのオランダ対セルビア・モンテネグロ戦だが、オランダが1-0のスコアで勝利した。 ホテルのテレビで見ていたのだが、ちょっと田舎のホテルのためか、あまり周りから歓声は聞こえてこなかった。 同じC組ではアルゼンチンもコートジボワールに勝利しており、とりあえずこの二チームが中心に予選が進んでいきそうだ。
と、ここでセルビア・モンテネグロの綴りを調べようとしたら、モンテネグロがこの6月3日に独立宣言し、セルビアも6月5日に独立宣言、別々の国になっていた。 テレビではセルビア・モンテネグロと表示されていたように思うのだが、ワールドカップ直前での独立のため、代表は元のままで出場すると言うことだろうか。 まさに最後の代表チームとなってしまったと言うことだが、気を落とさずに良い試合を見せてほしいものだ。
2006年6月11日
買い物: ヨーロッパはまとめ買いがお得?
KPNによる無線サービスは、一週間€ 24.95で申し込んでいたのだが、期限が切れたので、もう一週間延長することにした。 それで、画面をよく見ると、一ヶ月€ 44.95となっている。 つまり、二週間分以下の値段で、一ヶ月使えるわけである。 ちなみに、50分で€ 5.95、100分で€ 9.95、一日で€ 15.95だから、たくさん使うほどかなりお得になっていることがわかる。
これは、デンマークでも同じような状況で、たしか一時間で99 DKK(DKKは20円くらい)、一日で120DKKくらいだった。 回数券もだいぶお得な値段設定になっているが、これがヨーロッパでは当たり前なのだろうか? 美術館も€ 30で一年間あちこち見られるパスがあるらしいのだが、気づいたのが遅く、今回はもう何度も行かないので、購入はあきらめた。
日常: オランダの初戦はセルビア・モンテネグロ
昨日、オランダが今日対戦すると言うようなことを書いたのだが、見事に日程表を見間違えていて、実はそれはアルゼンチンの日程だった。 オランダの初戦は明日10日、午後3時からとのことだ。 今日の夕方にでも試合があるのだろうと、観光にも行かずにホテルで待機していたのに!
2006年6月10日
日常: 日本語の中のオランダ語
オランダ人が教えてくれたのだが、日本語の中にはオランダ語が結構たくさん入っているらしい。 と言うのも、鎖国をしていた江戸時代、交易を許されていたオランダだからこそのことと言うわけだ。 たとえば、カステラは英語で言うcastle、つまり城のこと。 そのほかにも、お転婆、というのはontembaarというオランダ語の単語からきている(英語で言うとwildにあたるそうだ)、とのことだが、現在の説ではどうもそういう語源ではないらしい。 ひょんなところにつながりがあって、おもしろい。
旅行: オランダの鉄道
トラム(路面電車)やメトロのような都市内部での移動を目的とした鉄道の他に、オランダにももちろん都市間を移動するような鉄道もある。 オランダ国鉄は、全国に路線が張り巡らされていて、そこからは、トラムなりバスなりタクシーなりを使って動くことができる。 国鉄の到着時間は案外正確で、朝の通勤時間帯ではある程度遅れるようだが、他はぴったり正確だ。 国鉄だけではなく、バスやトラムもかなり正確なので、「どうせ遅れるだろうから」と思ってゆっくり行くと、出発した後だった、と言うことにもなりかねない。 バスなどでは早く行ってしまうこともあるらしいので注意だ。
国鉄にはIntercity、Sneltrein、Stoptreinの種類があり、それぞれ、特急・急行・各駅停車みたいな感じである。 特急とは言っても特別料金が取られるわけではない。 ただし、どの列車にも1等席と2等席があるので、うっかり座っていて検札が来ると追い出される羽目になる。
プラットホームやコンコースには、黄色の看板で時刻表もあるので、それを理解できれば、正しい電車にも容易に乗れる。 この時刻表には電車の種別も書いてあり、また、種別ごとにどこに停まるのかも書いてあるので、もし行きたい駅が小さな駅でも確認できる。 また、プラットホームには日本の電光掲示板に相当するものが設置されており、停車駅がどこなのかを表示してくれている。 これを乗る前にきちんと確かめれば、乗り間違えることもないだろう。 私はこれを怠ったので、見事に乗り間違えた。
日常: ワールドカップドイツ大会
旅行先のオランダから、ワールドカップドイツ大会をテレビ観戦している。 日本と違って、時差を気にせず観戦できるところが嬉しい。 今ちょうど、ドイツがコスタリカを4-2で破ったところだ。 明日は、地元オランダがコートジボワールと対戦する。 日本と対戦するまではオランダを応援したいと思う!
旅行: オランダは飲酒しても運転OK!
さっきまでオランダ人とビールを飲んでいたのだが、なんでもビール2本までならオランダでは飲んでも運転していいらしい。 万一捕まっても、呼気検査と、血液検査を経て、ビール2本相当なら無事釈放となるそうだ。 なんか、そういうことではないと思うのだが・・・。 特に、私を含めたアジア人は遺伝的にアルコール分解能力が低く、酔いやすい人が多いとされている。 酔いやすい人のビール2本と、酒に強い人のビール2本は全く違う意味を持つと思うが、法律はそうなっているらしい。 流石はドラッグさえもOKの国と言うべきか。
ちなみに、ガイドブックによればドラッグはあくまで「ソフトドラッグが5gまで所持しても黙認」と言うだけで、原則上は違法、さらに出国後に麻薬探知犬に捕まって大変なことになることもあるそうだ。 手を出す気はさらさらないが、うっかり巻き込まれないように注意したいものだ。
2006年6月 9日
旅行: Madurodamでオランダ一周旅行
Den Haagの中心とScheveningenのおおよそ真ん中くらいに、Madurodamがある。 これは、オランダ国内で有名な構造物のミニチュアを160以上、所狭しと並べたテーマパークだ。 外から見ると結構広そうに見えるのだが、入ってみると見渡せるくらいの広さで、一瞬がっかりするが、実際に見て回り始めるとかなり楽しい。 特に、これまで観光してきた建物があると、その建物の全貌がわかったりして、新しい側面も発見できる。 ミニチュアと言って馬鹿にすることはなく、かなり精巧に作られていて、可動橋が上下したり、飛行機が滑走路へ移動したり(流石に飛行はしない)と、子供が楽しむだけではなく、大人が見ても思わずうなってしまうようなところもある。 どうもMadurodamオリジナルらしき建物もあるようだが、それでもオランダ国内の有名どころは、これでほとんど網羅されていると言えるだろう。 同じミニチュアテーマパークの東武ワールドスクウェアにも行きたくなってきた。
2006年6月 8日
旅行: アムステルダムの交通機関
アムステルダム市内の移動には、いくつかの交通機関が使える。 バス、トラム、タクシー、そしてボートである。 トラムは路面電車、ボートは運河を行く水上バスを想像すれば間違いないと思う。 他にはもちろん鉄道もあるし、中心街は地下鉄になっているメトロもある。 ここではすべてを網羅する気はなく、思いついたところだけ書き残しておこうと思う。
バスとトラムは共通の回数券(Strippen Kaart)で乗ることができるのだが、この回数券はかなり割安だ。 お店で買える回数券は、15枚と45枚があって、15枚が€ 6.70で、45枚が€ 19.20(ただし、15枚で€ 6.50と書いてあるガイドブックの記述なので、正確なところはわからない)となっている。 ところが、これを回数券を買わずに、車内で通常の切符を買うと、2枚相当で€ 1.60とられる。 この回数券はオランダ全国で使えるし、いちいち切符を購入する手間もない。 慣れない旅行者には、まさにもってこいの切符だと思われる。
実は「枚」というのはちょっと不正確で、実際には一枚の紙にマス目がその分書かれており、乗った距離に応じてスタンプが押されていく仕組みだ。 バスには運転手が、トラムには運転手か車掌が乗っているので、彼らに行き先を告げれば、その分のスタンプを押してくれる。 トラムには自分でスタンプを押す機械もあるので、いくつ分の距離かわかるのであれば、スタンプを押すところで切符を折って、機械に差し込めばよい。
タクシーは空港から出るときに使ったきりだが、一番先にきたタクシーに乗る必要はないと書かれている。 タクシーには大きさや会社がいくつかあり、それぞれ価格が違うわけだ。 大きなタクシーがすっと一番先に入ってくることもあるが、小さいタクシーで十分な荷物量なら、そっちに乗った方がお得になる。
ボートはいくつか種類があって、私がカナルクルーズで乗ったボートは、単純に運河を一周してくるものだが、いくつか停留所があるボートもある。 トラムに比べれば時間はかかるが、風情ある移動を楽しみたいのであれば、これ以上の交通手段はないだろう。
旅行: Binnenhofと青いターバンの少女
Den Haagにある、Binnenhofはオランダの政治の中心地区でもあるが、Mauritshuis美術館があることでも有名らしい。 オランダでもっとも美しい建物の一つとも言われているが、収蔵品でも有名と思われる。
レンブラントの作品もいくつかあるが、「テュルプ博士の解剖学講義」がもっとも有名とのことだ。 これは、死刑囚を使って解剖の講義を行っているところを描いた集団肖像画で、本来ならその死刑囚の右手は先が半分なかったらしいのだが、レンブラントが哀れに思って書き加えたそうだ。
一方フェルメールの作品も、珍しく風景画を描いている「デルフトの展望」と、あの「青いターバンの少女」が収録されている。 フェルメールの作品はどれも小さく、「台所女中」もかなり小さくて驚いたが、この「青いターバンの少女」もかなり小さい。 ただ、部屋に入った瞬間に存在がわかるほどの存在感を持っていた。 こう言っては怒る人もいるかもしれないが、流石は私が知っているくらいの名作だ。
2006年6月 7日
旅行: Scheveningenの海岸
月曜日だが、オランダは聖霊降臨祭の翌日と言うことで祝日になっている。 そこで、Den Haag方面へ遊びに行くことにした。 日曜・祝日は美術館が11時からの開館だったため、郊外にあるビーチである、Scheveningenにまず向かった。 Den Haag Centraal駅から、トラムで向かえば、簡単に行くことができる。 オランダ国内でも有名なKurhausと言う、宮殿みたいなホテルがあるのだが、その名の通りの駅があるので、そこで降りると良いだろう。
あいにく、快晴とまではいかず、やや肌寒かったためか人がほとんどおらず、逆にのんびり歩くにはよかった。 海岸からは海の方へ300メートルくらい、海上構造物が突き出ており、その上から海岸を眺めることもできる。 バンジージャンプができるタワーは高さ60メートルもあるそうで、一番上から眺める景色は、遠くまで見られて気持ちがよいが、風が強くてかなり怖かった。
2006年6月 6日
旅行: アムステルダムの動物園&植物園
アンネ・フランクの家に行ったあと、動物園と植物園に行ってきた。 町を東西に走る、ちょうどよいトラムの路線があったので、便利に使った。 だが、近くの駅に着いたのだが、場所がよくわからない。 と言うのも、持っていたガイドブック(地球の歩き方)では、ちょうど動物園のあたりの拡大図がなく、詳しい場所がよくわからないのだ。 しばらく歩いてようやく見つけたが、そもそも動物園の入り口の位置がわかっていなかったために見つからなかったことが判明した。 動物園は東西に細長い構造になっているが、その西側に入り口があるのであるが、トラムの路線は北側を走っているので、そこに入り口があると思っていたのだ。 まあ、私が方向音痴と言うこともあるが・・・。
アムステルダムの動物園はArtisと言って、動物園だけではなく、プラネタリウムや植物温室も備え、子供の遊ぶ遊具を用意するなど、総合的なテーマパークになっている。 広さも上野動物園くらいはあると思われ、家族連れなら一日中遊んでいられるような感じだ。 パンダやコアラと言った、いわゆる「客寄せ」と言った動物はいなかったが、他は結構いろいろな動物がいた。 人気があったのは、たまに首を動かすだけのライオンと、古タイヤで遊んでいたシロクマだろうか。 ペンギンは日本では非常に人気があると思うが、オランダではそうでもないようで、周りにはあまり人がいなかった。 猿山はないのかと残念に思っていたら、ぐるっと一周した最後(偶然そうなったのだが)にニホンザル(!)の猿山を見つけて、何とも嬉しくなってしまった。
一方の植物園だが、Hortusと言って、トラム沿いに動物園より市庁舎よりに行ったところにある。 元々は薬草を集めた植物園だったが、オランダ商人が全世界へ広がっていったときに、世界中の珍しい植物を集めたものが元らしい。 日本からの植物もいくつかあったが、私の目には雑草にしか見えなかった。 国によってありがたさが違うのは当たり前だが、なんだかおもしろかった。
この動物園と植物園、上にも書いたとおり、ガイドブックにはあまり大きく書かれていない。 と言うのも、入ってからわかったのだが、中の説明がほぼすべてオランダ語で、英語が多少わかったとしても、何が書かれているのかよくわからないのである。 これでは確かにガイドブックで大きく取り上げられないのもうなずける。
2006年6月 5日
旅行: アンネ・フランクの家
今日も日曜日と言うことでアムステルダムへ観光へ行ってきた。 アンネ・フランクの家は、運河から見たときも行列ができていたが、今日もやはり行列になっていた。
アンネ・フランクの家は、実際にアンネが隠れ住んでいた建物を改築して博物館としたもので、隠れていたときの生活の様子がよくわかる。 百聞は一見にしかず、と言うが、まさにその通りだ。 部屋は暗く、ここで外にも出ず、何人も住んでいたと思うと、大変さが伝わってくる。 同時に、ナチスの行った犯罪が、いかに恐ろしいものだったのか、身が震える思いだ。
2006年6月 4日
旅行: 美術館巡り
今日はアムステルダムで美術館巡りをしてきた。 まずは国立美術館。 ここにはレンブラントの「夜警」やフェルメールの「台所女中」など、オランダ絵画の代表作のほか、銀食器や陶器、彫刻など、様々な美術品が展示されている。 個人的にはレンブラントの「夜警」が圧巻だった。 今は特別に音楽と映像効果を組み合わせた展示をしており、限られた時間でしか鑑賞できないのが残念だ。 なんともけちくさい。
続いてゴッホ美術館。 ここではゴッホの「馬鈴薯を食べる人々」「ひまわり」などの代表作のほか、ゴッホに関連した、他の画家の作品も展示されている。 国立美術館よりも人が来ていて、行列にもなっていた。 国立美術館でもゴッホ美術館でも、日本語のオーディオガイドを€ 4で借りられるので、聞きながら鑑賞すれば参考になること間違いなしだ。
両方の美術館で気になったのが、絵を覆っている透明なカバーの存在と、光の当たり具合だ。 日本でもよくある、絵を覆っているプラスチックか何かのカバーだが、ヨーロッパの美術館には付いていない、などということを聞いたことがあったが、この美術館には付いていた。 加えて、光の当て方がうまくなく、そのカバーに反射して、絵がひどく見にくくなっていた。 せっかく、写真ではない本物を見に来たのに、これではがっかりだ。
美術館巡りの後は、カナルクルーズに行ってきた。 市内の運河を一時間半ほどで一周するツアーである。 観光名所をもいくつか巡るし、運河の中からと言う、通常見ることのできない視点からの風景を楽しめる。 なかなか風情もあるし、十分に楽しめた。
Web: オランダでもネットワーク環境を確保
結局コペンハーゲンでは更新できなかったが、オランダでもネットワーク環境を手に入れた。 KPNと言う会社がやっている無線接続のサービスがあったのだ。 私が持って行ったPCには無線通信の機能がついていなかったので、空港を通ったついでに、アダプタを購入した。 アダプタが€35くらい、無線接続サービスが一週間で€25くらいである。 なかなか高いが、ネットが自由に使えると思えば、まあ安いと考えることにしたい。
2006年6月 1日
旅行: 夜のチボリ公園
「世界最古の遊園地」のチボリ公園に夜に行ってきた。 午後9時くらいなのだが、夏至が近いためかまだまだ明るい。 そのためか、園内は大人も多いが、子供も多くいる。 開演時間は午後11時までなのだから、驚きだ。
園内にはミニ・オーケストラの演奏や、噴水などもある。 子供向けの施設としては、フリーフォールなどがあるようだが、あまり奥まで行かなかったのでよくわからない。
入り口から少し行ったところで、夜10時からショーが始まったので、それを見てきた。 デンマーク語でやっているので、内容がよくわからないが、おとぎ話のようなものらしい。 小雨が降ったりやんだりしていたが、結構大勢の人が集まってきていた。 この時間に子供向けの内容をやっているあたり、この国の子供はいつ寝ているのか心配になってくる。 ショーの最後は花火で終わり、光を使った演出はなかなかであったと思う。 内容がわからない者にとっては、少し長すぎるショーではあったのだが。
2006年5月31日
旅行: デンマーク・コペンハーゲンにて!
デンマークのホテルから、インターネット接続をしてみた。 現在、現地時間の朝8時くらいである。 コペンハーゲンの町並みは、建物が低く抑えられているためか、空が広くて気持ちがいい。 とりあえずあまり時間がないので、夜に時間がとれれば更新したい。
2006年5月28日
仕事: 出発便に遅れ
アムステルダム経由でコペンハーゲンに向かう予定なのだが、飛行機の整備の為に出発が2時間遅れるらしい。 乗り換え時間に余裕があるので、まだ良いが、いきなりトラブルである。 雷による整備らしいので仕方ないが、余計なことで疲れたくないものだ。
2006年5月27日
仕事: 海外出張のため、しばらく留守
明日から、6月中旬まで、ヨーロッパへ海外出張に出かける。 そのため、おそらく、しばらく更新できなくなる。 ホテルにLANが来ているか、あるいは近くにネットカフェなどがあれば、更新したいが、どうなることやら。
2006年5月23日
仕事: 癒やしスポット、日帰り風呂
出張先で日帰り風呂に入ってきた。 露天風呂に始まり、打たせ湯やジェット風呂などがあり、ゆったりと体を休ませることが出来た。 施設も綺麗なのに500円で、出張先で思わず癒やしスポットにたどり着けた。
2006年5月14日
写真: ぐんまフラワーパークを見てきた
-
今日は赤城山中腹にあるぐんまフラワーパークへ行ってきた。 昨日は雨で寒かったが、今日は良く晴れたので、昨日の分も楽しむべく、フラワーパークへ行ったというわけである。 フラワーパークへは初めて行ったが、なかなかの広さで、結構楽しめた。 たくさん写真を撮ってきたので、一部をここにも掲載する。
-
熱帯の植物を集めた温室から、ヒスイカズラとミッキーマウスの木(正式名称は忘れた)。 ヒスイカズラは、翡翠色がとてもきれいだった。 花が咲く前のつぼみの頃から翡翠色をしている。 ミッキーマウスの木というのは、実の形がミッキーマウスに似ているからそう呼ばれているらしい。 確かに言われてみれば似ていなくもないが、この名前を使ってしまって、ディズニーから何か言われないのだろうか?
-
デルフィニウムと言えば青が多いみたいだが、赤い花も植えられていた。 アップで撮影したら、意外に良い具合の光で撮れていたので、掲載しておく。
-
お次はサボテン。 いろいろなサボテンが置いてあって、中にはとげのない葉を持つ種類もあって驚いた。 ちょうどいくつもサボテンの花が咲いていたが、どれもきれいだった。
-
温室の中が続くが、ベゴニア。 いろいろな色のベゴニアがあって、彩りも鮮やかだ。
-
見返してみたら、屋外ではあまり写真を撮っていなかったようだ。 チューリップは、ほとんどの場所でもう終わっていて、花の部分もカットされてしまっていたが、写真を撮った場所ではまだ残っていた。 ハンカチの木はそのチューリップの近くに植わっていて、ちょうどハンカチが着いたように花が咲いていた。 中国では、これを白い鳩がとまっていると見るそうだ。 オオデマリは白く小さな花がたくさん集まり、正に手鞠のように丸くなっている。 そう言えば、鎌倉の長谷寺でも咲いていたのを思い出した。
2006年5月13日
ドライブ: 赤城山と吹割の滝へドライブ
-
友人が遊びに来たので、赤城山へ行ってきた。 目的は覚満淵に生えているらしい、水芭蕉である。 一週間前に咲いていた、と教えてもらったので、今週もまだ残っているのではないか、と期待して行ってきた。
天気はあいにくの雨で、赤城山の山頂は非常に寒かった。 気温はなんと3°Cで、上着を持って行って正解だった。 小雨交じりの中、覚満淵へ行ってみたが、水芭蕉は本当に少ししか植わっておらず、がっかりした。 もしかしたら奥の方に群生していたのかもしれないが、雨が降っていたことと、非常に寒かったことで、そそくさと車へ戻ってしまった。
-
大沼に浮かぶように建っている赤城山神社も、霧に包まれていて、やはり非常に寒かった。 社は新しく建て直されたものらしく、きれいに赤色で塗られていた。 霧で見通しも悪くなっていたので、交通安全のお守りを買っておいた。
赤城山で水芭蕉がまともに見られなかったので、片品村の水芭蕉と座禅草の群落へ行こうと言うことになり、山頂から老神の方へ下っていった。 道は私のような下手ドライバーにはつらい下り道で、急な下りに急なカーブの多い道だった。 おなかが減っていたせいかもしれないが、自分の運転で気持ち悪くなったのは初めてだ。
-
吹割の滝は、国道120号から歩いて見に行くことが出来る。 片品への途中にあるので、立ち寄ることにした。 以前、川沿いを歩いて滝を見に行ったことがあったので、今回は展望台から見ることにした。 駐車スペースらしきところに車を停め、遊歩道を登っていく。 雨のため、土がどろどろになっており、滑りやすくなっていた。 やっとのことで展望台へたどり着いた。
展望台は3箇所あり、最初の展望台から一番奥までは大した距離もないので、奥まで行くことをおすすめする。 写真はその一番奥の展望台から撮ったもので、ここからが一番よく見えるし、一番近いので迫力がある。
滝を見てから遅めの昼食を食べたが、片品まで行っても遅くなってしまうことが考えられたので、帰ることにした。 これ以上、山道を運転したくなかったので、国道120号で沼田まで行き、高速を使ってリッチに帰ることにした。 駒寄PAからスマートインター経由で降りようと思ったのだが、ここはいったん休憩してからインターを抜けることが出来ない構造になっている。 せっかく、ETCの通勤割引を狙って5時過ぎまで粘ろうと思ったのだが、なんだか待つのも面倒になって、結局前橋ICまで行って降りることにしてしまった。
今回は結局水芭蕉を見られなかった。 6月に尾瀬に行けば見られるだろうが、あの混み方は尋常ではないので、この時期の尾瀬は避けている。 また来年を楽しみにまとうと思う。
2006年5月 8日
ドライブ: 関越道は空いていた
そう言えば、帰りの関越道はかなり空いていた。 私が使う下りはともかく、東京方面の上りは混雑しているかと思ったが、そうでもなかった。 高速だけではなくて、練馬に行くまでの一般道もかなり流れていた。 ゴールデンウィーク最終日だったが、普通の人はもっと早くに家に帰るものらしい。 関越道だけではなく、一般道も空いていたのは嬉しい誤算だった。
2006年5月 6日
旅行: 鎌倉の花と雨
エントリーを作るのが遅れたが、実際に行ったのは先週末である。 天気は途中から雨が降るなど、ちょっと大変だったが、色々な花がちょうど見頃で、満足のいく鎌倉見物になった。
-
まず向かったのは、鎌倉駅から江ノ電で3駅の長谷駅。 駅から長谷寺の案内板に従って長谷寺に向かった。 事前にネットで調べたところ、長谷寺で色々な花が満開、との情報があったので、早速飛びついたわけだ。 天気予報では天気は下り坂、とのことだったので、ゴールデンウィークの初日にもかかわらず、境内は空いていた。
-
入り口付近から、花が色とりどりに咲いていて、とてもきれいな庭だった。 晴天の日に来たらもっとすばらしかっただろうが、曇天でも十分美しい。 こういうとき、花の名前がわからないので悔しいが、とにかく色々な種類の花が咲いていた。
-
着いてからわかったことなのだが、長谷寺は別名紫陽花寺と言われるほど、紫陽花が見事なのだそうだ。 本堂の奥にある遊歩道沿いに、様々な品種の紫陽花が植えられている。 「エーゲ海」と言う名前の品種もあるようで、咲いた様を見たくなってしまったが、見頃はまだまだ後らしい。 わずかに1株か2株程度、早咲きと思われる紫陽花が咲いていた。
-
境内では牡丹も色々植えられていて、ちょうど満開と言える時期だった。 これまで牡丹の花をじっくり見たことなど無かったが、いろいろな色や形があるものなのだな、と驚いた。 牡丹の花は大きすぎて、あまり私の好みには合わないのだが、それでもきれいに咲いていると思った。
-
昼食は釜卵うどんで冷やし大仏うどんをいただく。 非常にコシの強い麺で、麺の硬さを聞かれる。 私はこういうとき、「普通」がおすすめの硬さだと思っているので、必ず「普通」で頼む。 前にラーメン屋で「普通」ではなく「堅め」をおすすめしているラーメン屋があったが、自分のところのゆで方に自信がないのかと思った。 だが、この冷やしうどんは本当に硬い。 おそらく、温かいうどんと冷やしうどんと、同じ硬さで頼むと、同じゆで時間になるのだと思われる。 そのため、冷やしうどんの方がコシのある麺となって出てくるわけだ。 「普通」の一つ下にしても良いかもしれないと思ったコシだった。
-
昼食の後は鎌倉へ戻り、小町通りをぶらぶらしながら、鶴岡八幡宮へ向かった。 私は小町通りのような雰囲気の商店街が好きで、ああいうところの路地裏に住み、歩いて駅まで行って通勤する、と言う生活もしてみたい。 鎌倉は車でまわるよりも、散歩をしたい街だと思う。
流石に小町通りと鶴岡八幡宮は、雨が降ってもそれなりの観光客が来ていた。 八幡宮の大銀杏周辺には、いつもリスが集まってきていたが、雨だったためか、いなかった。
この日の鎌倉の空は曇り空に通り雨だった。 きれいな花から雨の雫がぽたりと垂れた様子に、胸が打たれた。 そんな一日だった。
登山: 山の上の船に登ろう: 荒船山
以下は、旧サイトからの移行データ。 荒船山は山の形が海に浮かんだ船のように見えることから命名されたらしい。 遠くから眺めて、周りの山塊を波に見立てているらしく、内陸の群馬でもこういった表現になるのが面白い。 登山道自体は歩きやすく、2005年の春にも日帰りで登山したので、それについてもいずれエントリーしたいと思っている。
2006年5月 4日
旅行: 六本木ヒルズはほどほどに混んでいた
-
伯父夫婦を案内して六本木ヒルズへ行ってきた。 六本木周辺の道は思ったほど混雑しておらず、スムーズに着いた。 六本木ヒルズの駐車場は高いが、展望台に行って昼ご飯を食べれば、確実に2時間は無料になる。
まずは展望台へ行くが、これがなかなかの混雑。 15分くらい並んでようやくチケットが購入できた。 あらかじめ、チケットを買ってから来たら良かったが、それは後の祭り。 エレベーターで52階の展望台へ向かう。
展望台は思ったほど混んではいなかった。 すぐ場所は空くので、快晴の景色を満喫した。 東京タワーやレインボーブリッジ、お台場、羽田空港なども見えた。 なかなかの景色である。
美術館では東京・ベルリン展がやっていたので、一応見に入ったが、昼も近づいたのでほどほどで切り上げて下に降りた。 52階ではダ・ヴィンチ・コード展もやっていたが、これは別料金となるらしい。 合わせて2500円は高いし、結局時間がなかったことを考えると、払わなくて正解だった。
-
昼前に入店したので、レストランもすぐに座れる状態だった。 新宿中村屋のインドカリーを久々に食べたが、すぐに料理が出てきて驚いた。 よく考えたら、カレーなので、ほとんど作り置き状態なのだろう。 以前新宿で食べたとき、もっと待たされたが、あれは単に店が混雑していたからなのだろうか。
無事、駐車場も無料となって帰ってきた。 そのまま、羽田空港へ直行したが、首都高も思いの外空いていて、すぐに着いてしまった。 空いていたのは嬉しい誤算だが、伯父夫婦にはなんだか急かしてしまったようで申し訳なかった。 ゴールデンウィークの東京都内は、案外空いているものらしい。
2006年5月 3日
ドライブ: 関越道下りは相当な混雑
朝の通勤割引に合わせて、関越道を使って実家に帰省した。 私は上りだったので良かったが、下りは大変な混雑で、藤岡のジャンクションあたりで気づいたのだが、ずっと徐行状態だったようだ。 花園近辺が特別すごい、と言うわけでもなかったが、私が通った時間では所沢付近の混雑がすごかったように思う。 途中、三芳のSAで休んだのだが、駐車場も車でいっぱいだった。
上りが一番混雑していたのは新座の料金所で、ETCレーンは空いているのだが、そこに至るまでに1kmほど渋滞してしまっていた。 ETCの搭載率は4割を超えたそうだが、果たしてそうなのか。 自家用車に限れば、まだ割合は低いのではないかと思った。
2006年4月30日
旅行: 屋久島写真紀行
旧サイトから未だに移行していない文章に、私が屋久島へ行ったときの旅行記がある。 この旅行記は、そもそも完結していないという状態で、移行しづらく、後回しになっている。 正直言って、当時の感動は忘れつつあるのが現状だ。
一方、日経BPの記事で、屋久島を取り上げたものがあった。 記事では、ヤクスギランドという、比較的手軽に屋久島の自然を触れられる場所へ訪れている。 私は、縄文杉を見に行こうと、往復8時間の行程を登山したが、ヤクスギランドは比較的軽装でも見て回れるらしい。 写真とともに屋久島が紹介されており、また屋久島へ行きたくなってしまった。
この記事シリーズには屋久島のパート2の他にも、「ひと味違う発見の旅」として、いろいろな旅行が紹介されている。 どれも時間が必要そうだが、とても面白そうだ。
2006年4月23日
温泉: 川原湯温泉を堪能!
-
吾妻にある川原湯温泉へ行ってきた。 今日の天気は雨の予報だったが、午前中は日が差していたし、川原湯に着いた頃には曇天になってしまったが、ドライブするには悪くない天気だった。 昨日の方が天気は絶好だったのだが、あまりにだるくて動けなかったので、今日行ってきた。
川原湯温泉は八ッ場ダム(やんば、と読むのだろうか?看板にはYAMBAと書いてあった)が出来ると、水没してしまう温泉で、そのうち幻の温泉となってしまうらしい。 会社の人にひなびてて雰囲気があるので一度は行っておけ、と勧められたこともあり、また、草津に行くときに、いつも気になっていたので、いい機会だと思い行くことにした。
伊香保から小野上を経由して国道145号に乗り、しばらく進むとJR吾妻線の川原湯温泉駅のすぐそばを通る。 途中は仕事で行った時と同様、桜などが咲いていて目を楽しませてくれた。 そこにある交差点の左方向に、温泉のゲートが見えるので、左折して坂を登っていくと温泉街になる。 温泉街とは言っても、上記の通り、どちらかと言えば寂れた感じの温泉で、店もやっているのかやっていないのかよくわからない。 なんとなくこぢんまりとした印象を受けた。 川原湯温泉神社の近くの駐車場に車を停め、まずは不動滝へ向かった。
-
不動滝とは言っても、もちろん赤城山の不動大滝とは異なる滝だ。 神社から1kmと書いてあったので、すぐに着くだろうと思い歩き始めたのだが、高低があり意外に時間がかかった。 とは言え、途中で桜や梅が咲いているのが見られたし、少し運動してから温泉に入る形になり、結果的には良かったと思う。
不動滝は近くまで行って見ることは出来ないが、展望台のようなところから観覧できる。 そのため、余り迫力は感じられなかった。 ただ、ちょうど狭い崖の間から滝を覗くような感じになっていて、雰囲気は良い。
-
帰ってきたところで、共同浴場の「王湯」に向かった。 なんでも、源頼朝にゆかりがある温泉らしい。 入浴料は300円と格安である。 中には内湯と露天風呂とあるが、私は露天風呂へまっすぐに向かった。
駐車場は車で埋まっていたのに、風呂は私一人だった。 おかげでゆったりと入浴できたし、風呂の内部の写真も撮れた(笑)。 そうそう、私は最後まで一人だったので良かったが、ここは貴重品を入れるような鍵付きのロッカーはないので、最低限のもの(入浴料+鍵)以外は車に置いてくるか、受付の人に預かってもらえるか頼むなどした方が良いと思う。 盗難事件など起きたことがないのだろうが、あまりに人がいないので、逆に監視の目が少ないことになり、不安になってしまった。
-
最後に川原湯温泉神社へ寄ってから帰宅することにした。 神社は平成13年に焼失してあとに再建されたものであるらしく、まだ新しい感じだった。 植えられている桜もまだ若い木ばかりで、なんとなく寂しい感じだ。 神社の下には足湯が作られており、隣には温泉卵を作る専用の湯もある。 ちょうど何人かのグループがたくさん温泉卵を作っていた。 彼らがいたから、と言うわけではないが、私は特に作らずに帰ってきてしまった。 何となくそれが心残りで、帰りにスーパーで温泉卵を買ってしまった。 自分で言うのも何だが、私って影響されやすいなあ。
結局、今日の移動距離は113kmくらい。
旅行: 東京から一番近い外国首都「ソウル」: 4日目 & おまけ
以下は旧サイトからの移行データ。 ソウル旅行の旅行記はこれで完結。
旅行: 東京から一番近い外国首都「ソウル」: 3日目
以下は旧サイトからの移行データ。 3日目は板門店で北の国を見学したり、ソウル唯一のカジノへ行ったりした。 日本にはない、まさに非日常の一日だった。
2006年4月22日
旅行: 東京から一番近い外国首都「ソウル」: 2日目
以下は旧サイトからの移行データ。 2日目はソウルの市内観光をした。 明洞聖堂の写真は、(結局没になったものの、)出版社から書籍への掲載を頼まれたこともあった。
旅行: 東京から一番近い外国首都「ソウル」: 1日目
以下は旧サイトからの移行データ。 私が初めて行った外国旅行の旅行記である。 4回に分けて掲載する。
大学の卒業旅行に韓国・ソウルに行って来ました。 初の海外旅行と言うことで期待と不安が入り交じっていましたが、結果的にはとても楽しい旅行でした。 デジタルカメラを本格的に使った初の旅行で、写真も豊富にありますので、今回は写真を中心にお伝えします。 読み込みに時間がかかるかもしれませんがご了承ください。 なお、画像はPhotoshop Elementsで明るさなどを修正してあります。
はじめ、「一番近い外国首都」としていたのですが、ふと気がついて、南西諸島の一部からだとマニラの方が近そうなので「東京から」にしました。 「東京」と言っても「東京都」ではありませんよ。 例えば東京都の南端、沖ノ鳥島は日本の南端ですが、ここからだとマニラの方が近そうです。 地球儀を見ていると意外な発見があって面白いです。
2006年4月19日
仕事: 吾妻の桜
-
仕事で吾妻へ行ってきた。 ちょうど桜が見頃を迎えていて、見事だった。 色が薄い、染井吉野とは違う品種と思うが、よくわからない。 梅や桃と思われる木も花をつけていて、名前は忘れたが、黄色い鮮やかな花も満開で、色とりどりだった。 地面を見ると、ふきのとうもひょっこり顔を出していた。 残念ながらあまり良い天気ではなかったが、満開の桜に心は晴れ晴れして帰ってきた。
2006年4月 2日
旅行: 小串カタクリの里
-
群馬県吉井町にある、小串カタクリの里と言うところへ行ってきた。 ちょうどカタクリが満開であると教えてもらったので、実家から帰るついでに、寄ってみることにした。 両親も見たいというので、帰りは電車で帰ってもらうことにして、一緒に行ってきた。
上信越道の吉井インターを降りて、国道254号方面へ向かう。 インターを降りてからだと、とりあえずまっすぐだ。 254にぶつかったら、そこを右折して、「小串」という信号まで、道なりに進む。 すると、右前方に丘と駐車場が見えると思うので、右折すれば良い。
-
私の家族はよく尾瀬に行っていたので、おそらく、私の両親も、あの一面の水芭蕉やニッコウキスゲを期待していたのではないかと思う。 私も、車を降りたとき、「あれ、案外こぢんまりとしているな」と言う印象だったし、両親もちょっと的がはずれたようであった。 しかし、近づいてみると、そうではない。 本当に一面に、カタクリの花が満開に咲き誇っているのだ。
-
この小串では、乱獲によって自生のカタクリが激減してしまったが、小学生や高齢者たちが、それを復活させようと植え付けてきたのが、このカタクリの里になったらしい。 植わっているのは約5万本だそうである。 しかも、カタクリは北東斜面を好んだり、嫌地性があったりと、育てるのが難しいらしい。 地元の人たちの、カタクリへの愛着や、これまでの努力が強く感じられるのだ。
見に来ている人も、あまり遠くから来ているような感じではなく、また、良くある桜の名所のように、人だらけで桜が見えない、と言ったこともない。 こぢんまりとしていると書いたが、確かにその通り、ゆっくり歩いて、おおよそ30分程度で一周できる。 だが、それはそれで良い雰囲気を出しているのだ。
-
午後からは雨が降ってしまった。 東京の桜はこれで散ってしまうだろう。 小串のカタクリも、もうそろそろ色あせてきていた。 これからは新緑が芽吹く季節だ。 楽しみなシーズンになってきた。
2006年4月 1日
旅行: 浦島太郎が桜を見る
-
通っていた大学に桜を見に行った。 大学の敷地は良く桜が植えてあるが、私の通っていたところも多分に漏れず植えてあった。 ちょうど満開で見頃だというので、たいめいけんで昼食をとった後に見に行った。
駅から大学までの道は、いくつか店が変わっていて、雰囲気も変わったように感じた。 不思議なのは、そのお店が昔はなかったことは確実にわかるのに、前にあったお店がいったい何なのか、さっぱり思い出せないことである。 改めて、風景は風景としか認識していなかったことを感じさせられた。 自分が過ごしていた街が変わっていくのは、仕方ないことと思いつつも、なんだか寂しい思いにもさせる。
さて、そんな浦島太郎状態の私だが、道はしっかり覚えていて、大学までは容易にたどり着いた。 途中で寄ったコンビニにも、覚えのある店員さんがいたりして、当然向こうは私のことを覚えているわけはないが、何とも懐かしい。 花はちょうど満開で、まさに見頃だった。 多くの人が同様に見に来ていて、あまりゆっくり出来るような状態ではなかったが、人がいなくなるのを待って写真を撮ったりした。 天気は良かったのだが、太陽の光がもう夕方の光になってしまっていて、写りがあまり良くなかったのが残念だった。 まあ、携帯電話のカメラで撮ったので、あまり贅沢は言えないのだが。
これで、とりあえず今年は花見はしたので、明日の雨も、桜に関してはそれ程気にならずに迎えられる。 と言うのは、明日は明日でカタクリの花を見に行こうと思っているので、天気が果たして保ってくれるかどうかが、心配なのである。
2006年3月21日
旅行: エキュート大宮
高校の後輩と会うため、大宮まで出かけてきた。 電車でこれだけの距離を出かけるのは、久しぶりである。 新幹線で行くような距離でもないので、ちょうど良い時間にあった湘南新宿ラインの通勤快速に乗った。
大宮で食事をしながら話すことにしたのだが、最近出来たらしいエキュート大宮へ行ってきた。 エキュート大宮はいわゆる「駅ナカ」で、簡単なレストランや総菜屋・お菓子屋など、デパ地下の雰囲気に似ている。 ちょうど昼時で、カレー屋などは行列が出来ていたが、一つ上のフロアにあるレストランはすいていたので、そこでランチを取った。 味はまあ、おいしいわけではないが普通の味で、駅ナカという便利さを考えれば、及第点だろう。
このエントリーを書くに当たって、エキュート大宮のウェブサイトを見に行ったが、驚いたのはエキュートは品川にもあったらしい。 実家が東京都品川区にある関係で、品川駅にもよく行った(ただし、品川駅は港区にある)。 確かに、言われてみれば、品川駅も色々な店が出来ていたのだが、あれをエキュートと言っていたとは知らなかった。
待ち合わせを駅の改札の外にあるオブジェでおこなったので、私は一回改札の外に出ている。 エキュートは駅ナカなので、改札に入ってから食事をした。 私としては、もう少し大宮観光をしても良いかな、と思ったが、ちょうど良い電車があったので、それに乗って帰ることにした。 と、なれば、である。 はじめから、駅ナカで待ち合わせをおこなえば、実は電車賃が大幅に少なくて済んだのではないだろうか?
もちろん、大宮まで言ったことは事実だから、単に往復しただけではただのキセルである。 そこで、大回り旅行を活用する。 詳しいルールはリンク先のページを見てもらいたいが、今回もこれが使えた。 高崎線ではなく、宇都宮線と両毛線を使うのだ。 まず、大宮と逆方向の隣駅まで切符を買い、大宮へ行き、駅ナカを堪能する。 そして、ぐるっと一回りをして、一つ手前の駅で降りる。 そして、また一駅分の切符を買って、堂々と元の駅で降りればよい。 時間さえ余っているのなら、昼食代が浮いてしまうのだ。
まあ、このことをまじめにやろうとすると、結構な時間がかかるが、伊勢崎や桐生あたりなら、時間帯によっては高崎線より宇都宮線を使った方が早く着くこともあり、興味深いやりかたではないだろうか。
2006年3月18日
旅行: 秋間梅林
-
秋間梅林を見に行ってきた。 群馬では有名な梅の名所で、辺り一面に梅が植えられている。 天気はまあまあだったのだが。肝心の梅はまだ咲き始めたものがあるくらいで、ほとんどが枝のままだった。 紅梅が多く咲いていたように思う。
市営の無料駐車場があるが、あまり広くないようなので、シーズンになると混んでいて停められないかもしれない。 おみやげ屋の駐車場は、休日は有料駐車場になるようだ。
近くにぐんまフラワーハイランドがあるので、せっかくなのでこちらにも寄ってみた。 入場料金で500円がかかる。 梅はやはり紅梅が見頃をやや過ぎたくらいであった。 代わりに、ミツマタの白い花がきれいに咲いていて、見事なコントラストだった。 ゆっくり一周しても1時間はかからないような場所だが、なかなか良い場所である。
2006年3月14日
本: いろいろな本を購入
今日はいろいろと本を買ってみた。 改めて書きたいと思っているが、私は群馬に住んでいるので、群馬の本を中心に買った。 リストは以下の通り。 今の流行だとここでAmazonへのアフィリエイト・リンクでも張るのだろうが、残念ながらアフィリエイトはやっていないので、適宜本屋で探してほしい。
- 「群馬県の山」山と渓谷社
- 「ぐんま滝めぐり90選」上毛新聞社
- 「群馬の地名をたずねて」上毛新聞社
- 「Movable Typeでつくる!最強のブログサイト」ソーテック社
2006年2月26日
登山: 不動大滝
-
赤城山の南面中腹にある不動大滝へ行ってきた。 冬期は凍結することで有名らしいので、是非氷瀑を見たかったのだが、もうすでに暖かくなってしまって、氷は溶けてしまったらしい。 ちょっと残念である。
一緒に行ったのは高校の先輩で、良く一緒に山へ行っている人である。 群馬へ遊びに行くからどこかへ登ろうと誘ってくれたので、冬の怠けた体を動かすくらいのつもりで、不動大滝を選んだ。
不動大滝へ前橋の市内から行くなら、まず国道353号へ行く。 私は国道50号から県道40号と県道16号を乗り継いでいった。 そこから大間々の方へ向かい、クローネンベルクを過ぎたら、左側に看板があるので、注意して進んでいく。 その先も分岐がいろいろとあるが、その都度看板が指示してくれるので、看板に気をつけてさえいれば、迷わずに行けるだろう。 途中から道幅も狭くなるので、対向車には注意した方がいい。 途中に滝沢温泉の方への分岐がある。 駐車場もあり、おそらく20台くらいは止められる。
-
そこからは未舗装の登山道なので、靴は歩きやすく、滑りにくいものがよい。 山道を歩きなれた人ならスニーカーでも問題ないかもしれないが、今の時期は雪が溶けかけていて、あちこち水浸しになっていた。 また、前半はほぼなだらかで歩きやすいが、後半はやや勾配もあり、後述のように作られてまだ日が浅いと思われる道なので、出来ればきちんとした登山靴の方が安心だろう。
-
歩行時間は役所に尋ねると50分程度と言われるが、健脚の人なら30分くらいだろう。 途中に、富士見所・忠治見張岩・滝沢不動尊などがある。 不動尊は大きな岩の下をくりぬいたように作られていて、日本の古い信仰を感じさせる作りだ。 また、恵滝という滝もあり、これは完全に凍結していて、思いがけず氷瀑が見られてよかった。
-
不動尊を過ぎた後の道は、どうも元々の道が崩落して、急遽新しい道を作ったようである。 その分、看板が多く置いてあり、やはり迷うことはないが、この辺は比較的道が悪い。 また、川の上を丸太橋でわたるところもあり、増水期は渡れないかもしれない。 春先は前橋市の観光協会などに確認してから行った方が良さそうだ。
-
不動大滝の周りはもう氷はほとんど溶けていた。 一部、日陰のところはまだ残っていたが、滝の周りは日が当たるので、溶けるのが早いようだ。 落差は30mはあり、結構見事である。 滝壺の近くにも行けるようだが、ぬれると寒いので今回は遠慮しておいた。
携帯のガスストーブ(コンロのこと)とコッヘルでお湯を沸かし、ココアとブランデーケーキをいただいた。 隣のグループはカップのお汁粉を作っていた。 寒いときにはなかなか良さそうである。
帰りはさっと帰ってきたので、やはり30分強でついてしまった。 手頃な歩きで滝や森林を楽しめ、非常に良いところであった。 そこへ至る道も、適度なドライブ感覚で良かった。 何よりも、快晴の天気が最高だった。
帰りがけにもちろん温泉に寄ってきた。 近くには滝沢温泉と、そこを過ぎて少し行くと忠治温泉などもある。 今回は初めてでとりあえず滝沢温泉へ行ってきた。
滝沢温泉は「秘湯を守る会」等という会に所属していて、規模は小さいが確かに良い湯だった。 露天風呂は洗い場が二つと3畳くらいの湯船だけだが、濁り湯と周りの緑が、日頃の疲れを癒してくれる。 紅葉の季節もきれいなようなので、是非また来てみたい温泉だ。
群馬は温泉あり、山ありと、私にとってはパラダイスである。 去年は図らずも温泉開拓に精を出してしまったが、今年は山も開拓していきたいと思っている。 まずは新緑の季節が楽しみである。 花粉症がひどくならないことを祈りつつ...。