2007年5月21日
写真: 国立科学博物館の花展
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国立科学博物館で2ヶ月にわたって開催されている「特別展 花」を見に行ってきた。 ちょうどGWがあけて空いているかと思っていったら、案の定、たいした混雑ではなく、ゆっくりみることができた。 花と言う格好の被写体を展示しているためか、基本的には写真撮影を認めていた。 ただ、青いバラのような一部のものに関しては、撮影禁止、あるいはフラッシュ禁止などの措置がとられていた。 なぜ青いバラが撮影禁止なのかは書いていなかったが、それほど青くないために、撮影されると困るのか、などと邪推してしまった。 まあ、万が一にもフラッシュを焚かれて花が痛むことを避けたいと言う程度なのだろうが。
植物の進化についてなど学術的なことも紹介されている一方、世界最大の花やキソウテンガイなどの変わった花も多く展示されていて、いろいろな人が楽しめるように工夫されていたと思う。 ユニークだと思ったのは花の香りを嗅げるように、あちこちにケースが用意されていたこと。 ちいさなケースの扉を開けると、なかの香水のにおいを試すことができるようになっていた。 数えた訳ではないが、10以上の香りが会場のあちこちに置かれていて、花展ならではの面白い試みだと思った。
展示会場は国立科学博物館の地球館と言うところで、しばらく行っていないうちに出来ていた建物のようだ。 通常展示も見てみたが、(もしかすると前からだったのかもしれないが)標本の展示が非常に豊富で、展示方法も凝っていて良かったと思う。 時間があれば一日中でも楽しめそうだ。
コンピュータ: SSDの価格以外の問題点
私もこれまで注目してきたSSDだが、速度や消費電力などのメリットに対して、デメリットは価格くらいだと思っていた。 ところが、元麻布氏のコラムによれば、SDDには書き換え可能回数と言う問題点もあるようだ。
価格の方は利用拡大によって低下すると期待されているが、そのコラムによれば、書き換え可能回数については、今後さらに減少することが予想される(製造プロセスの微細化によって減少してしまうらしい)ため、基本的には回避することしか出来ないようだ。 より書き換え可能回数が多いものと組み合わせたり、デフラグをしないようにするなどの手段が考案されているそうだ。
私の中ではSSDに対して今となっては過剰とも言える期待をしていただけに、ちょっとがっかりした。 だが、SSDの価格が安価になる頃には、書き換え可能回数を増加させるような製造方法や新素材が発明されているのではないか、と楽観している。 そうした発明も、SSDの採用例が多くなるに従って、研究が進むに違いない。