IrodorI One-Poem World

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2006年3月31日

: 彼女のカレラ3、カウンタック5

Amazon.co.jpで注文していた漫画がようやく届いた。 先週の日曜日に注文していたのだが、発送が30日になってようやくされて、今日届いたわけである。 Spitzのベスト盤と平原綾香の「4つのL」も一緒に注文したので、もしかしたらそちらの方の在庫の問題かもしれない。 漫画の新刊が在庫切れというのも考えにくい。

まあともかく、この2冊のレビューをしてみようと思う。 まずは「彼女のカレラ3」だが、VIRGINプレイボーイCOMICS(集英社)から出ているシリーズもので、麻宮騎亜氏の漫画である。 カレラの名の通り、Porscheの964 カレラRSを父の遺産として受け取った若い女性が主人公の漫画である。 1巻でそのあたりのいきさつが、2巻では従妹の女子高生が968CSを引っさげて登場すると言うストーリーが描かれる。 これだけだと訳がわからないが、実際にもかなり無茶な設定の登場人物ばかりである。 アイドルがLamborghiniコレクターって、いったいどんなアイドルなのか...。 一番まともっぽい設定は、Boxsterをローンで買った漫画家か。 まあ、その辺を全てさっ引いて、時折あらわれるお色気シーン(プレイボーイコミックスなので仕方ない?)を除いた、純粋な車の漫画と考えれば、うんちくもそこそこで楽しめる。

前置きが長くなったが、3巻では主人公がサーキットでの走行会に参加することが目玉だろうか。 走行会がどんな流れになっているのか、漫画の説明は結局よくわからないが、なんとなく雰囲気はわかる。 後は、最後のポルシェピクニックのあたりも、いろんな車体が出てきておもしろい。 後述の「カウンタック」の作者梅澤春人氏も実際にCountachを所有しているそうだが、こういったオーナーたちのイベントについて描いているあたり、麻宮騎亜氏もどうもPorscheを持っていそうな感じである。 売れっ子漫画家はやはり儲かっているのが伺えてうらやましい。

一方の「カウンタック5」は、ヤングジャンプコミックスから出ている、梅澤春人氏の漫画だ。 4巻の後半からやりあっていた、Ferrari 365BBとのバトルが終了した。 この365BBのオーナーは、1巻で360 Modenaを駆っていて、主人公から女性を奪っていった人物だが、今回また登場したことで、作家の梅澤氏のFerrariへのイメージがよくわかる。 Porsche 911のオーナーもピッキング盗にされていたが、梅澤氏にとってはLamborghiniが絶対なのだろう。

「カウンタック」で描かれるバトルの結末は、はっきりと結果が出るわけではなく、いつも、何かしらアクシデントが起きて終わるような気がする。 もしかすると、梅澤氏はバトルよりも、車そのものの楽しみを描きたいのかもしれない。 今回の5巻後半から始まった、Countachの300kmへの挑戦も、車を乗ることを突き詰めていった末のような感じもする。

と言うわけで、この2つの漫画とも、「頭文字D」の様なバトル中心の漫画とは異なるアプローチを取っている。 私のような、車は楽しく乗るのが一番と考えているようなドライバーには、もってこいの漫画なのだ。

2006年3月30日

空の軌跡SC: 空の軌跡: 今日の大物

未だに第二章であるが、今日も釣りに高じていたら、大物らしいものを釣り上げた。 グラナクロウという大きなカニで、カルデア隧道の釣り場にてシュラブを餌にして、何回か釣りをしていたところ、たまたまかかったのがこれである。 しかも、二匹連続で竿にかかったのでびっくりである。 今日はトラッド平原(エルモ村近く)でもスネークヘッドを初めて釣り上げ、リストの残りはとうとう5種類になった。 まだ第二章なのだが、良いのだろうか。

2006年3月29日

モバイル: 4色使えるQRコード、その名も「カラーコード」

QRコードの利用が広がりを見せているが、お隣韓国発の技術で、「カラーコード」と言う規格があるらしい。 4色で表現が可能で、パターンを絵や文字にして、機械だけではなく、人間にもわかるようにしたのが特徴と思われる。 日本でもすでに導入が始まっていて、フジテレビやTBSのサイトで、携帯電話用のコードリーダアプリがダウンロード出来るそうだ。

さてこの技術、確かに見た目は面白いが、まず利用が広がることはないと断言しよう。 もともと、携帯電話用として開発されたようだが、携帯電話での利用も広がるとは思えないし、それ以外への利用はまずされないと思う。 なぜそう断言できるのか。 理由は明確だ。

まず、致命的な欠点は、カラーであると言うことだ。 カラーであることはこのコードの特徴なのだが、それゆえに致命的だ。 何が言いたいかと言うと、カラー印刷は白黒に比べて印刷費が格段に高い。 これでは、流通現場では絶対使われない。 従って、携帯電話などの、カラーを使って差別化をおこなうような分野でしか利用はされないと予測できる。

また、規格上デザインできる、と言うのと、誰でもデザインできる、と言うのは別問題だ。 逆に、デザインしなければならないと言うのが敷居が高い。 デザインというのは万人が出来るものではないのである。 もちろん、だからこその差別化なのであって、誰でも出来るのなら差別化にならない。

企業ならデザイナーを雇うだろうが、一般の個人ならその技量程度のものしか出来ない。 かといって、企業だって、お金を出してデザイナーを雇うのなら、それなりの理由が必要だ。 それだけの魅力がこのカラーコードにあるのだろうか? 絵の中から他の情報が出てくると言うのは確かに面白いが、出てきた情報がURLと言うのは面白いのだろうか? 私には決定的な魅力がわからない。

まあ、否定的なことばかり書いたが、私の場合、こういう予想は大体外れるのである。 一般の人とは、ものの考え方が違うと言うか、ひねくれているところがあるらしい。 はてさて、今回の結果はどうなるだろうか。

空の軌跡SC: やりこみすぎた?

友人と電話で「SCやってるか」と話していたら、どうも私はやりこみすぎらしい。 私はまだ2章でふらふらしているのだが、このプレイ時間だと、4章あたりにいるのが通常のようだ。 もっとも、彼は釣りもあまりやっていないそうだし、本を集めようともしていないようなので、違いはあるのだけれど。 ちなみに、私の現状はパーティー全員、レベル55で、未だに第二章での調査(メインのクエスト)をまったく進めていない状態だ。

2006年3月28日

2006年3月27日

食事: 今日の料理: またもや鍋

またもや鍋である。 キムチ鍋を作ろうと思って買っておいた白菜が、いよいよ悪くなりそうなので使うことにした。 とは言え、いつもの通り鍋がいっぱいで入らず、結局、白菜に鶏肉と鱈を入れたところでいっぱいになり、あきらめた。 叔母からもらった、味覇なる中国スープの素を入れてみたが、これが簡単で結構いい味になった。 鶏肉の味も出ているのだろうが、それ以上にこの素から出ている鶏の出汁の方が強そうだ。

ともかく、この味で3日間はいけそうだ。 木曜日あたりから、なくなった白菜の分、キムチを投入して、本来のキムチ鍋にしていこうと思う。

2006年3月26日

Web: WebInspector

ウェブアクセシビリティという言葉が言われて久しい。 ウェブの閲覧は様々な人たちがおこなっている。 視覚障害者もいるし、高齢者もいる。 音声ブラウザを使っている人もいるし、テキストブラウザを使っている人もいる。 携帯電話やファックス・ゲーム機にさえ、インターネットブラウザが搭載されている時代である。 そう言った様々な人々・環境からウェブへのアクセスをしやすくしよう、アクセスしにくい要素をなくしていこう、と言うのがウェブアクセシビリティの考え方と理解している。

富士通はこれに対して、JISや自社で策定した指針をチェック可能なツールを無償で配布している。 掲題のWebInspectorがそのチェックツールで、その他にも、Color Selecterと言う、見やすい色の組み合わせを探せるツールも提供している。

このツールはWindows版の他、Mac OS X版も提供されているのに気づいたので、今日チェックをおこなってみた。 結果としては、これまで自分が作ってきたサイトは、いろいろなブラウザからきちんと見られるように作ってきたつもりで、携帯電話やテキストブラウザには配慮してきた。 ところが、主に色の指定は見にくい、との判断が下されてしまった。 これをBlogの方にすると、もっとひどく、Movable Typeの標準設定では、アクセシビリティなど考えて作っていないことがはっきりした。

とりあえず、今後のメインサイトとなる、Blog版は少しましなところまで直したつもりだが、こちらは逆に携帯電話はテキストブラウザなどのことはあまり考えていない。 道のりはまだまだ険しい。

O-P World: Version 2.9.2MT

やはり、メインサイトを含めてBlog(Movable Type)へ移行させることを決意。 これまでのサイトデータをBlog上に移行させる作業は、これからやっていきたいと思う。 ただ、現時点ではWeb上に公開されてはいるが、どこからもリンクがないため、誰も見ていないはずであるが。

これに伴い、Versionを2.9.2MTとした。 データの移行や、デザインの調整が終わったら、Version 3を名乗ることにする。 まだまだα状態である。 数字の後のMTは、もちろんMovable Typeの頭文字を取ったものだ。

Blog Version 0.0.1から、Version 2.9.2MTへの主な変更点は以下の通り。

  • サイトの横幅をピクセル単位で指定することを廃止。
  • フォントサイズの絶対指定を廃止。
  • これまでのサイトとの、色の親和性の向上。
  • ウェブアクセシビリティの向上

2006年3月25日

食事: イクスピアリのミッキーマウス

モンブランケーキ

舞浜のディズニーランド近くにあるショッピングモールの、イクスピアリへ行って来た。 ディズニーにはあまり興味がないのだが、まあ話題のスポットと言うことで半分野次馬である。

中はブランドショップやレストラン、それに映画館もある。 休日のお昼だと言うのに閑散とした感じで、レストランにかろうじて列が出来ている程度である。 ピエロなどの大道芸人がショーをやっていたが、あまり盛り上がっていないように感じた。 もっとも、客がいないというより、日本だからかもしれないが。

そしてこの大道芸、ちょうどお昼の12時から始まる。 うまい具合にランチタイムの分散に役立てようと言うわけだ。 流石はディズニーランドの経営経験が生かされているように感じた。

レストランに入ってオムライスを食べてきたが、デザートにモンブランケーキがあった。 イクスピアリ店限定と言うことで、その上に丸いチョコレートが二枚挿してある。 ケーキの名前はなんとかベアーと言って、要するにモンブランが顔、チョコレートが耳を表しているらしい。

ところがちょっと待ってほしい。 ここはディズニーランドの隣ではなかったか? そう、どう見てもミッキーマウスなのだ。 イクスピアリ店限定でこれは熊ですと言われても、信じる人はいないだろう。 「ああ、ミッキーって熊だったんだ」などと思うほうがむしろ自然だ!

私は食べなかったが、肝心の味のほうは、結構おいしかったようだ。 ちなみに、オリジナルのサイズは右のトレイの左側にあるもので、日本の標準サイズは一回り以上小さくなっている。

音楽: 未来予想図II

昨晩は、大学の時の研究室に遊びに行った後、先輩や後輩と飲みに行ってきた。 後輩おすすめの焼鳥屋は給料日と言うこともあってか、先客でいっぱいで入れなかったが、近くにある別の飲み屋で飲んできた。 私にとって、そこで飲むのは2度目だったので、前にもその先輩たちと来たのだと思っていたら、どうも、別の先輩とだったらしい。 飲み会が好きな人なので、てっきり一緒だったと思っていたが、飲んだときの記憶は当てにならないものである。

飲み屋では、その店オリジナル?の生酒があったので、飲んでみた。 辛みがあまりなく、かと言って甘いわけでもなく、非常に口当たりの良い、飲みやすい日本酒だった。 悪く言えば飲み応えのない、つまらないお酒、と言われてしまうのかもしれないが、日本酒を久しぶりに飲んだので、ちょうどよかった。

現在の研究室の体制や、自分の仕事について話した後、ちかくのカラオケに向かった。 とは言っても、終電間近で、1時間も歌わずにおいとましてしまったが、その分、私に番を回してくれたようだ。 B'zの「OCEAN」が最近好きなので、練習がてら歌ってみたが、あまりうまく歌えなかった。

タイトルにある「未来予想図II」はDreams Come Trueの名曲だが、やはりこれも好きな歌だが、私は男だし、歌おうという発想は、これまで全くなかった。 だが、先輩(これも男)が曲を入れたので、図々しくも一緒に歌ったが、これがなかなかおもしろい。 男の低音でも案外に歌えるのだ。 あとは、ユーミンの「春よ、来い」なども歌ったが、これも案外きちんと歌える。 いろいろ発見である。

2006年3月22日

空の軌跡SC: 第一章がようやく終了

空の軌跡SCの第一章をようやく終えた。 エステルのレベル49で通過した。 ついついシャイニングポム退治に精を出しすぎ、時間がかかってしまったが、ボリュームとしては、期待したほど大きいものとは言えないだろう。 クエストも、FCの一章ごとの数より、だいぶ少ないように思える。

釣りは結構おもしろく、カジノで釣り竿を手に入れてから、あちこち釣って回った。 えさはモンスターを通じてしか手に入らないので、雑魚敵といえども、戦わなくてはならない。 戦闘を単なるレベルアップのための消化試合としない仕組みとしても、秀逸だと思う。 レアな魚としては、バレンヌ灯台で釣れた、ギガンゴラーだろうか。 クァサゴで釣れたので、トライしてみて欲しい。

第一章を終えても、結局本の第一巻は手に入らなかった。 第二章を始めて、飛行艇の中でオリビエから第三巻を入手し、第一巻を逃したことが確定した。 しっかり話して回ったつもりだったが、見落としがあったらしい。 これで二週目をおこなうことも確定。 ああ...。

2006年3月21日

旅行: エキュート大宮

高校の後輩と会うため、大宮まで出かけてきた。 電車でこれだけの距離を出かけるのは、久しぶりである。 新幹線で行くような距離でもないので、ちょうど良い時間にあった湘南新宿ラインの通勤快速に乗った。

大宮で食事をしながら話すことにしたのだが、最近出来たらしいエキュート大宮へ行ってきた。 エキュート大宮はいわゆる「駅ナカ」で、簡単なレストランや総菜屋・お菓子屋など、デパ地下の雰囲気に似ている。 ちょうど昼時で、カレー屋などは行列が出来ていたが、一つ上のフロアにあるレストランはすいていたので、そこでランチを取った。 味はまあ、おいしいわけではないが普通の味で、駅ナカという便利さを考えれば、及第点だろう。

このエントリーを書くに当たって、エキュート大宮のウェブサイトを見に行ったが、驚いたのはエキュートは品川にもあったらしい。 実家が東京都品川区にある関係で、品川駅にもよく行った(ただし、品川駅は港区にある)。 確かに、言われてみれば、品川駅も色々な店が出来ていたのだが、あれをエキュートと言っていたとは知らなかった。

待ち合わせを駅の改札の外にあるオブジェでおこなったので、私は一回改札の外に出ている。 エキュートは駅ナカなので、改札に入ってから食事をした。 私としては、もう少し大宮観光をしても良いかな、と思ったが、ちょうど良い電車があったので、それに乗って帰ることにした。 と、なれば、である。 はじめから、駅ナカで待ち合わせをおこなえば、実は電車賃が大幅に少なくて済んだのではないだろうか?

もちろん、大宮まで言ったことは事実だから、単に往復しただけではただのキセルである。 そこで、大回り旅行を活用する。 詳しいルールはリンク先のページを見てもらいたいが、今回もこれが使えた。 高崎線ではなく、宇都宮線と両毛線を使うのだ。 まず、大宮と逆方向の隣駅まで切符を買い、大宮へ行き、駅ナカを堪能する。 そして、ぐるっと一回りをして、一つ手前の駅で降りる。 そして、また一駅分の切符を買って、堂々と元の駅で降りればよい。 時間さえ余っているのなら、昼食代が浮いてしまうのだ。

まあ、このことをまじめにやろうとすると、結構な時間がかかるが、伊勢崎や桐生あたりなら、時間帯によっては高崎線より宇都宮線を使った方が早く着くこともあり、興味深いやりかたではないだろうか。

2006年3月19日

: 運転免許更新

今日は運転免許の更新に行ってきた。 いろいろと道路交通法も変わるらしい。

すでに変わったので大きなところは、高速道路で、自動二輪の二人乗りが出来るようになったことらしい。 私自身は、事故が怖くて自動二輪は乗れないので、あまりメリットのない話しだが、自動車のドライバーとしては、近くの自動二輪が二人乗りをしていることもあるのだから、これまでにも増して注意をせねばなるまい。

こんどの6月くらいから変わる大きなこととしては、駐車違反の確認を民間に委託することがある。 これによって、違反の取り締まり頻度が上がり、より厳しくなるのか、はたまた、お金を払えば見逃す、と言ったような、他の違反が起きてしまうのか、気になるところである。

他にも、普通免許と大型免許の間に、中型免許と言うものが出来るらしい。 主に、小さい方のトラックをターゲットとした免許のようである。 これまで普通免許を持っていた人も、限定付きの中型免許を自動的に取得することになるようだ。 つまり、逆に言うと、新しい普通免許はより小型の車に限定されるが、乗用車の運転に限れば全く問題はなく、むしろ免許の取得が簡単になるのではないか?などと考えてしまった。 もらった資料には何も書いていなかった(免許更新時の資料なのだから当たり前だ)が、より短い期間で免許が取れるとなれば、多くの人に朗報となるのではないだろうか。

2006年3月18日

旅行: 秋間梅林

フラワーハイランドの梅 フラワーハイランドのミツマタ

秋間梅林を見に行ってきた。 群馬では有名な梅の名所で、辺り一面に梅が植えられている。 天気はまあまあだったのだが。肝心の梅はまだ咲き始めたものがあるくらいで、ほとんどが枝のままだった。 紅梅が多く咲いていたように思う。

市営の無料駐車場があるが、あまり広くないようなので、シーズンになると混んでいて停められないかもしれない。 おみやげ屋の駐車場は、休日は有料駐車場になるようだ。

近くにぐんまフラワーハイランドがあるので、せっかくなのでこちらにも寄ってみた。 入場料金で500円がかかる。 梅はやはり紅梅が見頃をやや過ぎたくらいであった。 代わりに、ミツマタの白い花がきれいに咲いていて、見事なコントラストだった。 ゆっくり一周しても1時間はかからないような場所だが、なかなか良い場所である。

2006年3月16日

ゲーム: Age of Empires III

空の軌跡SCのプレイも進めているのだが、Age of Empires IIIもやっている。 ご存じMicrosoft発売元のリアルタイムストラテジー(RTS)ゲームである。

Ageシリーズは初代AoEの体験版でおもしろさに気づいてから、拡張パックも含めて、全て楽しんできた。 Ageシリーズの魅力は、操作性とリアルさのほどよいバランスだろうか。 限られたユニット数の中で、どのように戦闘を再現するか、が長けている。 Cossacksシリーズはよりリアルさに重点を置いた中で、ほどよい操作性を誇っていたのだが、American Conquestあたりからソフトウェアが劇的に重くなり、段々と遠ざかってしまった。 AoE IIIに関しても、重くなってしまったのではないか?と言う心配はあったが、適正なグラフィックスの設定をおこなえば(画面効果を少なくする、など)、特に違和感なくゲームをすることが出来る。 このあたりは、Microsoftが絡んでいるだけはあると思う。

さて、そのIIIだが、キャンペーンを一通りやり終え、現在ホームシティのレベルアップにいそしんでいる。 このホームシティがIIIの新要素である。 AoE IIIの舞台は基本的にアメリカ大陸で。ヨーロッパ諸国などが、アメリカを開拓していく、と言う背景を持っている。 そのため、本国にホームシティと言う本拠地を保ち、そこから支援がくる、と言う形で、ボーナスを手に入れることが出来る。

ボーナスを入手するには資源の回収や敵の打破、それに交易所を通して得られる経験値を集める必要がある。 この経験値がある程度たまるとホームシティがレベルアップして、入手できるボーナスの種類を選んで増やすことが出来る。 つまり、ホームシティのレベルが高いほど、入手できるボーナスのバラエティが増え、より深い戦略を持って戦闘に望むことが出来る。 新しいボーナスを選ぶ場合には、一定のレベルが要求されるものもあり、ホームシティのレベルアップは不可欠なのだ。

とりあえず、今日で何とかレベル29までやってきた。 一体レベルいくつまであるのか、よくわからないが、現在、本国はスペインでやっているので、これを他の7カ国にもやっていくのかと思うと、気が滅入る。 ゲーム自体は面白いと思うので、適宜他の国を使ったりして、気分転換をしながらこつこつやっていきたいと思う。 その前に、あまり時間がないんだけど。

ゲーム: PS3が「正式に」発売延期表明

ソニーのPlayStation 3が発売延期されることが正式に発表となった、とCNETが報じている。 「正式に」というのは、これまでにも春に発売するのは無理だと指摘・噂されてきたが、それに対してソニーはこれまで否定してきたからだ。 PlayStationファンの誰もが「春の発売は無理だろうけど、もし発売されたらうれしいな」の様な感情だったのではないだろうか。

私はこれまでPlayStationもXboxも持ったことがないので、どちらのファンというわけでもないが、それぞれ注目はしていた。 当初はPS3の一人勝ちかと思っていたが、このまま行くと、Xbox 360もかなり成功するのではないかと感じてきている。 PS3待ちでいろいろと買い控えていた人は多そうだが、秋までの半年を待ちきれずにXbox360を購入する人もけっこういそうだ。 私の場合は優先順位の高い欲しいものがたくさんあるので、次世代ゲーム機は当分購入しなさそうだが、今後も野次馬根性で眺めていくつもりだ。

2006年3月14日

: いろいろな本を購入

今日はいろいろと本を買ってみた。 改めて書きたいと思っているが、私は群馬に住んでいるので、群馬の本を中心に買った。 リストは以下の通り。 今の流行だとここでAmazonへのアフィリエイト・リンクでも張るのだろうが、残念ながらアフィリエイトはやっていないので、適宜本屋で探してほしい。

  • 「群馬県の山」山と渓谷社
  • 「ぐんま滝めぐり90選」上毛新聞社
  • 「群馬の地名をたずねて」上毛新聞社
  • 「Movable Typeでつくる!最強のブログサイト」ソーテック社

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2006年3月12日

空の軌跡SC: 空の軌跡SC、システムの新要素

  • 新しいオーブメント
  • 新しいクラフト
  • 釣り・カジノなどの新しいお楽しみ

空の軌跡SCのシステムにおいて、新要素と言えば、上記の三つになるだろう。 SCを始めて、まだ第一章に差し掛かったばかりだが、とりあえずのレビューをしてみたい。

まず、新しいオーブメントだが、セットできるクォーツが7つになったのが特徴だ。 きちんと、新しいシステムのオーブメントが配られるようになった、との説明があり、前のシステムとは互換性がないためにクォーツが引き継げない、としている。 オーブメントは個人ごとに完全オーダーメイド、との説明があるのだが、その割りにいきなり配られたりと、どうもご都合主義的な感じである。 また、クォーツに関しては互換性がないために引き継げないのはわかるが、アイテム・お金・セピスなどが引き継げないのはなぜか。 不可解な点は多い。

クォーツに関しては、さらに上位クォーツが用意され、アーツにより上位のバリエーションが増えた。 これまで敵しか使えなかったアーツが使用できるようになったと謳われているが、ゲーム初期ではそれを実現するクォーツはないし、どうせ敵はさらなる上位アーツを使ってくるようになるだけにも思える。 とはいえ、バリエーションが増えたことは大きな魅力で、早く派手な魔法を使ってみたいとうずうずさせる。

クォーツの設置ボーナスは大きな見直しがされていて、より全体のバランスを考えたものになっている。 全体的にボーナスは低く抑えられている印象で、かつ、負のボーナス、すなわち、セットすると能力が減ってしまうものも増えている。 たとえば、HPのクォーツのボーナスは、HP4でも+12%で、FCのHP3の+15%よりも少ない。 妨害にいたっては、FCで妨害3が80%の妨害だったのに対し、SCでは妨害4で25%になっている。 一方で、FCで攻撃のクォーツに見られた、対となる能力値の低下だが、これが防御のクォーツや、魔防のクォーツなど、他のクォーツにも広がった。 能力値の上昇に比べて、低下の割合は抑えられているものの、全体としてみれば、ボーナスの低下と受け取れる。 以上のように、設置できるクォーツを増加させる一方、そのボーナスを大幅に抑えることで、よりアーツ中心の運用となると考えられる。

次に、新しいクラフトだが、チェインクラフトが挙げられる。 これは、パーティーの複数人数が絡むクラフトと言うことで謳われており、予告画像を見る限り、Sクラフト級の技を組み合わせて、敵に深刻なダメージを与える、と言う印象だった。 だが、実際にやってみると、意外にぱっとしない。

まず、クラフトの組み合わせ、ではなく、同時攻撃がクラフトとして採用された、と言う感じで、参加人数に応じて、ダメージが増えたり、攻撃範囲が広くなったりするだけの、ただの通常攻撃である。 二人程度の参加では、攻撃範囲も広くならないため、はっきり言って使えないシロモノだ。 しかも、説明をそのまま読むと、ダメージや攻撃範囲のボーナスは、参加者全体に適用されるわけではなく、参加する三人目なら三人目にしか適用されないボーナスのようだ。 クラフトポイントを消費してまでおこなう攻撃だろうか?

一方、個々のクラフトは強化されるようなので、安心してほしい。 キャラクターは、すでにスタート時点でFCと同じクラフトを取得しているが、キャンプの表示では、項目数が特別多くなっているわけではなく、クラフトがどういう風に追加されるのか、疑問に思える。 だが、この既存のクラフトを置き換える形で、新しいクラフトを覚えていく。 ネーミングは安直だが、威力は増強されているので、強くなった敵にも対処できる。 アーツに比べると、地味な印象は否めず、その分のチェインクラフトなのだと思うが、ゲーム序盤では、アーツの強化のほうが魅力的だ。

最後になるが、お楽しみ要素について説明したい。 FCのお楽しみ要素と言えば、レシピや本のコンプリートだったと思うが、SCではこれに、釣りとカジノが加わった。 レシピや本も健在で、レシピや読み物も新しいものに変わっている。 これについては、後々またレビューしようと思っているが、まずは釣りについて書いてみたい。

釣りは、最初に釣公師団の人から釣り竿とえさをもらい、また別にやり方を教わることで始めることが出来る。 同時にもらえるつり手帳には、魚ごとに釣った場所とえさ、それに一番大きな重さの記録がされており、奥深そうな印象だ。 釣りポイントは各所にあり、街中のほか、フィールドにもあるので、探すだけでも楽しそうだ。 釣り竿はいくつも種類があるようで、後述のカジノの景品でもらえるほか、遊撃士のランクアップボーナスにも含まれている。 えさは購入は出来ないようで、敵モンスターが落とす、宝箱から入手、釣った魚をえさにする、などの方法で手に入るようだ。

惜しむらくは、つり手帳が、遊撃士手帳やレシピ手帳などが表示される、画面右下のバーに表示されないことか。 いちいちアイテム欄を開いて確認しなければならないので、不便だ。 釣りポイントを地図に書き込んでいけると、また面白かったと思うが、そういう機能はないようだ。 地図はともかく、手帳へのショートカットは、追加機能としてぜひ実現してほしい。

だいぶ長くなったが、これが本当に最後で、カジノについてである。 カジノが世界各所にあるのかどうかわからないが、序盤に行く町にカジノがあり、いきなり遊べるようになる。 ここで稼ぎたいなら、ポーカーがオススメである。

このポーカーは役を作ってもディーラーと勝負するのではなく、払戻金のレートがあがっていくだけである。 役ごとに2倍(ワンペア)から500倍(ロイヤルフラッシュ)の倍率が決められていて、役を作り続けていけば、その分レートがどんどん上がっていく。 つまり、ワンペアだけでも、5回続けば32倍、10回続けば1024倍の払い戻しとなる。 こういう風に書くと、実現しなそうに感じるかもしれないが、案外、100倍くらいの払い戻しには達することが多い。 役が作れなくても、払い戻しが0になるだけで、最初の掛け金が最大10メダル(50Mira相当、激安)であることを考えれば、大した投資もせずに、大きな収入が得られることになる。 メダルは景品の交換にしか使えないが、景品を店で売れば、結構な収入になる。 SCでは、資金難に悩まさせることはほとんどないと言っていいだろう。

空の軌跡SC: 空の軌跡SC、ゲームスタートについて

空の軌跡SCは前作のFCからやっている人向け(と言うか、SCを買う人のほとんどがそうだと思われるが)に、FCのゲームクリア後のセーブデータを読み込んでゲームをスタート出来る、としている。 細かく言うと、FCのラスボスを倒した後のセーブデータを読み込める。

ここで注意するべきは、データがすべて引き継がれるのではないと言うことだ。 まず、アイテム・お金・セピス・レベルなどは引き継がれない。 レベルは参考にされるようで、FCのクリアデータを読み込まずにスタートすると、レベル35からのスタートになるが、読み込んでからスタートすると、その分ボーナスとしてレベルが進んだ状態になる。 ただし上限はあるようで、レベル42のデータでも、レベル40からのスタートになった。 高レベルからのスタートと言っても、雑魚敵も相応に強くなっているので安心(?)だ。

引き継がれるもので一番顕著なのは、町の人たちとの会話であろうか。 以前に仕事(ブレイサークエスト)で会っている人の場合、「前にも会った」とか、「あの仕事は・・・」のような会話が挿入されるようだ。 FCでいろいろとクエストをおこなったり、町の人に話をして回った人にとっては、嬉しいボーナスだろう。

2006年3月 8日

空の軌跡SC: 空の軌跡SC到着

日本ファルコムの最新作「空の軌跡SC」が届いた。 発売日は明日だったはずだが、ファルコム通販で購入すると、だいたい早めに発送してくれる。

内容はゲームディスク、ドラマCD、フォトストーリーブック、ゲームマニュアルで、通販特典として、主題歌の音楽CDがついている。 ケースは本のケースのような感じで、容易に出し入れできる。 ドラマCDとフォトストーリーブックは、前作の「空の軌跡FC」についてのもので、前作をやっていなくてもそれなりに楽しめるようになっているようだ。 ただ。オープニングから少しだけやってみたところ、前作の最後の場面からそのままつながっており、事実上、前作をやらずに本作をプレイするのは面白くないと思われる。

今日はとりあえずケヴィン神父が出てきたあたりで終了。 あまりに唐突な登場と、あまりの軽い性格に、ちょっとどうなのかと思ったが、今後に期待したい。

2006年3月 7日

食事: 豆乳鍋

これまで良く牛乳を買って飲んでいたのだが、「たまには健康にいいものを飲んでみよう」と言うことで、この間、豆乳を買ってみた。 だが、あまりの豆臭さになかなか消費が進まず困っていたところ、豆乳鍋にすると臭みがなくなり食べやすい、と教えてもらったので、今晩は豆乳鍋を作った。

材料は豆乳(残りなので、だいたい400mlくらいか)、鶏肉(120gくらい。唐揚げ用として一口大にカットしてあるものを購入)、鱈(鍋用のもの。鶏肉と同じくらいの量を入れた)。 野菜類はキャベツ(残り物。1/4玉くらい)、チンゲンサイ(最近食べていなかったので購入。2つ分)、ジャガイモ(中玉2つ)、椎茸(貰い物)。

作り方がよくわからない上に、調べるのが面倒だったので、いきなり鍋に豆乳・肉・魚・野菜(キャベツの芯など、煮えにくそうなものから)を投入し、味噌を適当に加えて煮込んだ。 いつもの通り、家に唯一ある小鍋がいっぱいになってしまったが、野菜の水が抜けるに従って、ほどよく水分も蒸発し、うまく鍋に収まった。 肝心の味だが、私好みの薄味にまとまった。 豆乳臭さも不思議と消えてしまい、鶏肉や鱈も臭みがなくておいしくできた。

これまたいつもの通り、たっぷりと余ったので今週は残りずっと、鍋で行く予定である。 余った肉・魚・野菜の処分はまた考えねばならない。 あ、買ってきたひじきの煮物食べるの忘れた。

2006年3月 6日

Apple: LogicoolのMac専用キーボード

Google News経由、MYCOM PC WEBの記事より。 Logicoolからもプレスリリースがでている

私はMacを持っていなかった頃から、MicrosoftのDigital Media Pro Keyboardを使っていた。 Macに移ってからはあまり恩恵を受けていないが、やはりWindowsとの相性は良くて、マイドキュメントを呼び出したり、ブラウザやメーラーの起動もワンボタンで便利だった。 今は節電で電源を完全に落としているものの、前はスリープモードを使用していたおり、これもワンボタンだった。 しかし、こういう機能はAppleのキーボードには無かった。

こういう、便利なボタンを搭載したアイテムは、マウスの方ではMighty Mouseが発売されたものの、キーボードについては少なくともApple純正では無かったと思う。 今回、LogicoolからMac専用キーボードが発売されてうれしく思う。

今回のキーボードのどこがMac専用かというと、基本的にはSpotlight、iTunes、iPhotoの呼び出しボタンがあることらしい。 だから、どちらかというと、Mac風の刻印がされているだけで、ドライバが提供されるのかどうか、記事を良く読んでいないが、ドライバさえあればWindowsでも問題なく動くキーボードだと思う。

ただ、これはあくまで私の印象だが、Macの世界にはAppleの提供したUIが全てで、無理に便利に使うのをよしとしない風潮があったように思う。 マウスの右クリックなど最たるものだし、他人がMacを使っているのを見ると、どうしてそんなに保守的な使い方をしているのか、不思議に思ったこともある。 そこに、わざわざ「Mac専用」などと銘打って商品が出たことが私には興味深い。

純正のAppleキーボードさえ買っていなければ、あと、Bluetooth対応だったら、などとも思うが、ともかく、買ってみたいと思わせる商品である。 セットのレーザーマウスはちょっと微妙なところで、それぞれ単品販売してほしい。

ちなみに、私はMighty Mouseは完全な失敗作だと思う。 期待して発売直後に買ったが、はっきり言って、誤作動が多すぎて使い物にならない。 詳しくは別のエントリーでそのうち書いてみようと思う。

モバイル: auの無線LAN機能搭載WIN端末

Broad Band Watchの記事より。 auが無線LAN(IEEE 802.11b/g)接続が可能なCDMA 1X WIN端末、E02SAを発売する(auのプレスリリースと、詳細)。 E02SAと言う名前がW03Hなどと似ていたので、てっきりPCカードか、コンパクトフラッシュタイプの端末かと思ったが、普通の折りたたみスタイルの携帯電話だった。 無線LAN接続と言うことで、なんだか面白そうな感じがしてくるが、実はこれ、法人向けの端末である。

EはEnterpriseの略なのだろうか。 無線LANも、VoIPでの内線電話としての機能のようだ。 同時に、B01Kと言う、バッテリーの保ちを重視した端末も発売されている。 これ、一般のユーザーも喜ぶのではないかと思うが、個人には売らないのだろうか。

2006年3月 2日

: 20世紀少年 (21)

コンビニに行ったら売っていたので購入。

行方不明だった登場人物も登場し、いよいよ物語も最終局面と言ったところだ。 「ともだち」の正体は一体誰なのか、ますます気になってくる。 「みんな忘れていたけど、実はもう一人の友達が・・・」なんて落ちは勘弁してほしいが、フクベエがまだ生きていた、と言うのも、いまさらそれはないだろう。 20巻の最後の方でそれらしい少年が描かれていたが、正体は不明である。

しかし、「ともだち」のしつこさと言うか、執念深さと言うか、あの精神力は一体どこから来るのだろう。 これらの疑問が解明されるラストが楽しみでならない。

モバイル: EZメモリーポケットが無料に

CNET JAPANの記事によれば、auがEZメモリーポケットを無料化するらしい。 アドレス帳をサーバーに保存できるサービスが無料になることで、機種変更時や紛失時のデータ移動が楽になる。 逆に考えてしまうのは、こういったサービスを提供していた携快電話などのソフトウェア開発が、au向けに限って遅れてしまうようになることだ。 杞憂に終わることを期待したい。

Apple: 新Mac miniとiPod Hi-Fi

Appleから新製品が発表・発売されている。 Intel Core Solo/Duoプロセッサ内蔵の新Mac miniと高品質スピーカのiPod Hi-Fiである。

先日、Intel Core Duoプロセッサ搭載のiMacとMacBook Proが発売されたが、今回はそのMac mini版である。 私が使っているMacがMac miniであることもあって、Intel版のMac miniがいつ発表されるのか楽しみだった。 AppleによればG4 1.42GHzより、Duoで4倍の速度であるらしい。 まあ、この辺は使うソフトウェアにも依るが、体感できるほど早くなっているのは間違いないだろう。 価格はこれまでのラインアップより高く設定されている。

周辺機器の接続も、USB 2.0端子が2基から4基に増えた。 Ethernetコネクタも1000BASE-Tとなっている。 Skypeユーザーとしては、オーディオの入力も出来るようになったのが便利だが、わざわざBluetoothのヘッドセットを購入した身としては複雑な思いである。

以上のように、新Mac miniからは、より使いやすくなった、と言う印象を受けた。 一方、iPod Hi-Fiはどうか。 これに対してははっきり言って期待を下回ったと言わざるを得ない。

Appleが28日に新製品を発表すると報道されたときから、新しいiPodの噂は流れていて、タッチスクリーン式になると言う噂もあったように思う。 当然、プレイヤーとしてのiPodに新製品が加わる、と言う発想である。 しかし、28日に発表されたものは、高品質かもしれないが、ただのDock付き・Remote付きのスピーカだった。

なぜがっかりだったかと言えば、こういう商品はすでに他社から発売されているからだ。 だから、新しいコンセプトに驚くこともなかったし、これによってiPodの使い方がどう変わるか、と言うことも想像できなかった。 Appleの魅力はそう言う「驚き」の部分だったと思うが、iPod Hi-Fiに関しては、単にiPodのブランドを利用した、あまり特徴のない製品、と言う印象を感じてしまう。

特に、Appleが出すのであれば、iPod Hi-Fiを本当にDockとして使えるようにして、コンピュータとの同期にも使えるようにするべきだった。 その上で、何かしら「驚き」があれば、魅力的な商品となったことだろう。 私はDockを持っていないし(買おうかどうか迷っているところ)、スピーカも壊れてしまって、代わりを探していたところである。 だが、iPod Hi-Fiには、これである必要性が感じられない。

今回の新製品2つは、私の中ではだいぶ両極端の評価になった。 今後の売れ行きがこの評価するのか、興味深く感じている。