2006年10月14日
コンピュータ: 富士通からもゼロスピンドルPCが発売へ
以前、ソニーからもtype Uのゼロスピンドルモデルが発売されていたが、今度は富士通も出すらしい。 ビジネス向けのFMV-LIFEBOOKシリーズのうち、超軽量・超薄型がコンセプトのQシリーズで、ゼロスピンドルが選べるようになるとのこと。 選べるメモリ容量は16GBあるいは32GBで、32GBあれば、ビジネスとしての実用にも十分耐えると考えられる。 実は現在、仕事ではFMV-LIFEBOOKシリーズ(Qではないが)を使っていることもあり、ついつい気になってしまった記事である。 ただ、記事中で富士通によるとノートPCでゼロスピンドルは世界初と言うことになっているのだが、Vaio type UはノートPCではないのだろうか。 前にtype Uのゼロスピンドルモデルについて書いたときに、超小型ノートPCと書いてしまっただけに気になる。
Apple: 世界エイズ・結核・マラリア基金へ協力可能なiPod nano
AV watchの記事によれば、Appleから赤いiPod nanoが発売されるとのこと。 これまで第二世代iPod nanoには銀(2GB, 4GB)、緑・水色・紫(4GB)、黒(8GB)のラインアップがあったが、これに赤が加わる。 ただ、この赤いiPod nanoは特別バージョンである。 といっても、ネットでよく話題になるような3倍速いとかそういうことではなく、タイトルの通り、「世界エイズ・結核・マラリア基金」へ、売上の一部(10ドル)が募金されるそうである。 iPod nanoは同一スペックの機種と比較して値段も全く同じだから、単純にAppleがこの基金に協力すると言うことになる。
この運動は(PRODUCT)REDと言うサイトにまとまっており、他にも携帯電話やクレジットカード、Tシャツや腕時計などにも「赤い特別版」があるようだ。 ちなみにiTunes Storeでも、特別版カードを売り出す予定があるらしい。 ただ、上記のサイトを見に行って出てくる文章には、結核やマラリアについては書いていないが、背景にある基金はエイズ・結核・マラリアの患者を減らそうと努力しているそうだ。 興味深いのは、この活動はチャリティーではなく、ビジネスモデルだと言っている点だろうか。
このiPod nanoについては、色も悪くないし、結構贈り物にいいと思う。
Web: Microsoftの「答えてねっと」が再開
ITproによれば、Microsoftがシステムトラブルが原因でサービス停止していた「答えてねっと」を再開したそうである。 この「答えてねっと」とは、Microsoft製品を中心として、ユーザー同士でサポートを行う場を提供している。 あるユーザーが質問すると、他の詳しいユーザーが回答すると言う者で、回答するとポイントが付与される。 ポイントは懸賞サイトで景品応募に利用することができ、抽選の末とはいえ、回答を行うユーザーにも利益が還元される。 私も昔、トラブルの解決方法を答えてネットで見つけたりして、面白いシステムだと思っていたのだが、最近全く見ていなかったこともあり、サービス停止すらよく知らなかった。
Microsoftのサイトがシステムトラブルで長期間(3ヶ月くらいのようだ)停止していたと言うのも恥ずかしい話だ。 また、当面は休日・夜間は使えない、同時接続ユーザーも200人に制限など、まともに使えるのか疑問の状態が続くようだ。 これまで使っていたユーザーがこれで離れてしまうのではないだろうか。 私は安価なサポートセンター実現と言うことでうまいアイデアだと思っていたのだが、技術的な問題で足をすくわれるとはMicrosoftも不本意だろう。