2007年1月11日
Apple: Apple TV、iPhoneの追加情報
Macworldで発表されたApple TVやiPhoneについて追加情報を見つけたのでメモ。
- アップル担当者インタビュー
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iPhoneが第6世代iPodではないと発言している。 あくまでiPhoneはiPod機能を持ったコミュニケーションツール、らしい。
- iPhoneのユーザーインターフェース動画レポート
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動作がかなり軽快なのに驚いた。 もちろん、時間のかかる動作はしないように工夫したプレゼンなのだろうが、それにしても軽快。
- Apple TV, iPhone担当者との一問一答
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担当副社長が、Apple TVのハードディスクの容量や、iPhoneの機能アップデートの可能性について答えている。 やはりアプリケーションの追加は自由に出来ないとのことで残念。
モバイル: CESで発表されたスマートフォン
注目度としてはMacworldで発表されたAppleのiPhoneが上かもしれないが、CESで発表されたスマートフォンにも色々と面白いものがあったそうだ。
以前紹介したSamsungの三つ折り端末も紹介されていたようだが、SGH-u740と言う縦にも横にもオープンできる折りたたみ携帯電話も面白そうである。 auから出ているW44S(SonyEricsson製)より遥かにエレガントにまとまっているように見える。 そのSonyEricsson製のM600iも、他のQWERTYキーボード搭載端末よりもすっきりした良いデザインだと思う。 ただ、iPhoneを見てしまった後では、どうしても画面が小さく使いづらそうな印象を受けてしまう。 今後はタッチスクリーンを使った端末が増えていくのだろうか。 国内のメーカーにも期待したい。
Apple: Apple ComputerがAppleへ社名変更
iPhoneの発表記事でも一部触れられていたが、Apple ComputerがAppleへと社名を変更したそうだ。
一般には既にApple、と言えばApple Computerと言う状態だったが、あちこちで指摘されている通り、社名を変更すると言うことはAppleのビジネス内容の変化を示していると思う。 すなわち、コンピュータのハードウェアとソフトウェア(MacとMac OS)を作ってきたこれまでのビジネスだけではなく、iPodやiPhoneなどに代表される周辺機器製造、そして.MacやiTunes Storeのようなサービス・コンテンツビジネスへの展開を素直に表したものなのだろう。 この社名変更を契機に、Appleがこれまで以上にコンピュータ以外のビジネスを広げていくのか、楽しみである。
Apple: 2007年後半にUniversal対応のMicrosoft Officeが発売へ
現行のMS Office 2004 for MacはUniversalアプリケーションではなかったため、対応が望まれていた。 Microsoftは次期OfficeをUniversalアプリケーションとして、Intel Macにもネイティブ対応する予定らしい。 Microsoftからも公式発表が出ている。 記事によれば、このMS Office 2008 for Macでは、Windows版MS Officeとの互換性を重視しているが、Mac版独自のアプリケーションも含まれるとのこと。
Boot CampやParallelsでWindowsそのものをIntel Macで動かしている人にとっては、このOfficeを待つかどうかはちょっと複雑なところだろう。 というのも、Windows版Office 2007が1月末には発売されるのだから、これをWindowsでそのまま動かすのが、互換性の上でも一番問題がない。 もちろん、Officeのみが目的なら、Boot Camp または Parallels + Windows + Windows版Officeよりも、Mac版Office一つを購入した方が格安である。 だが、他のアプリケーションを使うなどの理由で、既にWindowsがをIntel Macで動かしているならば、互換性の点でWindows版Officeを購入した方が安全となってしまう。 まあ、Intel MacでWindowsを使う人はそれほど多くないのだろうが・・・。
Apple: 802.11n対応の新AirMac Extreme
こちらもMacworldにて802.11n(ドラフト段階の規格)に対応したAirMac Extremeが発表された。 これも直前に出てきた情報だったわけだが、噂では2倍または4倍の性能アップだったが、実際に発表されたのは5倍の速度と言うことらしい。 ドラフト段階とは言え802.11n対応の無線製品は既に各社から出ているし、実はMacBookやMacBook Proに内蔵の無線機能も、封印してあるだけで802.11nに対応しているようだ。 他にもUSBハードディスクをつなげて共有可能と言ううれしい新機能もついているらしい。 いっそのことApple TVにもAirMac機能をつけてしまったら良かったのにと思うのだが、そこは同じMac miniの大きさのようだし、両方買って重ねて使ってくださいと言うことか。
Apple: iTV改めApple TVも発表される
MacworldではiPhoneの発表に引き続き、iTVと呼ばれていたMac miniに似た形のセットトップボックスであるApple TVも発表された。 iTunes Storeで購入したビデオなどを家庭のテレビで再生できる商品とのことで、Macと家電をつなぐ商品としてはAirMac ExpressのAirTunes機能に次ぐ商品になると思う。
ただ、私のように狭い部屋に一人暮らしの(しかもテレビはない)状態だと、完全に縁のない商品だ。 正直なところ、各部屋にテレビがあって家族各々が自分の好きな番組を見ていると言う日本では、あまり売れない商品だと思える。 どちらかと言うと欧米の家庭スタイル向けの商品だと思う。 SlashdotでもiPhoneにくらべてあまり盛り上がっていないように見える。
Apple: MacworldでiPhoneがとうとう発表
とうとうAppleから携帯電話「iPhone」が発表された。 タッチスクリーンで操作し、iPod機能を併せ持つなど、これまで噂されてきたタッチスクリーンiPodとiPhoneを合わせた商品になっている。 こうして見ると、別々の商品として流れてしまったものの噂も案外正しかったことになる。
なんと言っても特徴は画面サイズ320ドット×480ドットの3.5インチスクリーンをタッチすると言う操作性だろう。 画面サイズと言う制約をのぞけば、どのようなキーボードレイアウトにするかはソフトウェア制御であり、様々な可能性がある。 現にQWERTYキーボード画面や、iPodの操作画面などがスクリーンショットとして公開されており、これだけでもかなり面白そうだ。
SafariやYahoo!製のIMAP対応のメーラー、カレンダー、アドレスブックなどが搭載されているようだ。 ウィジェットにも対応していると書いてあるが、標準搭載のもの以外に追加は出来ないようになっているらしい。 セキュリティを考慮した結果らしいが、これはかなり残念に思う人が多いだろう。
携帯電話としては3Gには対応しておらず、このまま日本では使えないそうだ。 ただ、無線LANやbluetoothには対応しているそうなので、携帯電話として使えなくてもPDAとして使いたい人は多いのではないだろうか。 iPodとの価格差を考えたら、かなりリーズナブルな価格設定に思える。
コンピュータ: 富士通のUMPCプロトタイプ
Gizmodoで紹介されていた、富士通のUMPCのプロトタイプだが、なかなか洒落たデザインである。 見た目から推測すると、筐体は画面側と背面側の二つに分かれていて、これを45度くらい回転させて使うようだ。 右側に見えている背面側の部分にはボタンらしきものも見える。 ただし、このプロトタイプは実用化の予定はないらしい。 せっかくならデザインコンセプトに留めずに商品化して欲しいが、残念なところだ。