2006年4月17日
買い物: 母がiPodを買った
私の母が突然「CDを買ってきたので通勤時間に聞きたい」などと言ってきた。 音楽を聴くような人ではないので、詳しく話を聞いてみると、英会話のCDだった。 定年後に海外旅行がしたいので、今から英会話を練習したいと言うことのようだ。
私はiPod Photoのユーザーだし、iPodを薦めた。 別にポータブルCDプレイヤーでも良かったのだが、大きさを考えるとイマイチである。 MDプレイヤーを買うなら、手間はiPodでも同じだろう。 値段は少し張るが、iPodなら使い方も教えられるし、総合的に考えて良いだろうと思った。
せっかくなので、銀座のApple Storeに行くことにした。 店の中は一時期よりは空いていたものの、やはり大勢の人が来ていた。 ただ、展示品にはすぐ触ることが出来たので、母にも納得してもらえた。 値段から考えてiPod nanoを選び、容量は2GBを選んでいた。 英会話のCDを入れるには十分すぎる容量だし、今後はUSBメモリとしての使い方も教えてあげようと思う。
口出しせずに選ばせていたら、色は黒を選んだので驚いた。 iPodは白、と言うイメージがある私には、やはり白のものに惹かれるのだが、全く興味もなく、知りもしなかった母にとっては、白などどうでも良いのだろう。 私の持っているiPod Photoと違う色、位の気持ちで選んだようだ。
薦めた手前もあって、家に帰ってiTunesのインストールからセットアップまでやる羽目になった。 iTunesやiPodソフトウェアは、Appleのサイトからダウンロードすればよいのに、わざわざ添付のCDからインストールしたら、案の定新しいバージョンをダウンロードしてアップグレードすることになった。 ここでiTunesのアップグレードがうまくいかず、インストーラが何度かフリーズすると言うトラブルに巻き込まれたものの、QuickTimeを終了させてからインストールしたら何とかうまくいった。 最後に、CDをiTunesにインポートする方法を教えて、終わりである。
そこでその英会話のCDを見たら、NHKの英会話入門のCDであった。 私の記憶では、大学入試の時にリスニングの練習で聞いたくらいで、結構早くて難しかった番組だった。 良く確認すると、番組のレベルが書いてあって、5段階中、難しい方から2番目のレベルだった。 はっきり言って、母が英語をこれまでやってきたとは思えないのだが、やはり、難しかったようだ。 ただ、テキストを見ながらならば、なんとか、の様なことを言っていたので、案外聞き取れているのかもしれない。 とにかくリスニングは繰り返しなので、テキストを見ながらでも良いから聞いてみたら、と言っておいた。
母は定年が近いが、こんな勉強を始めた。 最近は携帯電話もなんとか使えるようになってきた。 私もうかうかしていられないなあと、思いつつ、今日もBlogの更新をしている。