IrodorI One-Poem World

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2006年4月19日

音楽: GARNET CROW: 籟・来・也

これで「らいらいや」と読むそうだ。 最近結構はまっている、GARNET CROWの最新シングルである。 まだあまり聞いていない段階だが、ボーカルの中村由利の低音が効いている、やや落ち着いた感じの曲である。 しかし、やはりGARNET CROWのベストは「夢みたあとで」か「call my name」だと思う。

最近は「call my name」の方が好きだが、昔は「夢みたあとで」が好きだった。 私は基本的に歌詞の内容はきちんと聞いていなくて、ボーカルもメロディーの一部としてしか認識しないでいるのだが、GARNET CROWは結構歌詞も気に入っている。 「夢みたあとで」はなんと言っても「他意のない言葉なんて響かない」と歌っている(と思っていた)ところが気に入っていたのだが、最近歌詞カードをよく見たら「愛のない言葉なんて響かない」だったので少しがっかりした。 中村由利の歌声はちょっと癖があるので、結構空耳しやすいと思う。 「call my name」でも「呼びなれた名前何度も」が「呼びなれた名前 rendezvous」と聞こえていたと言うことがあった。 でもこの癖が好きなのだ。

それにしても、もし「他意のない言葉なんて響かない」なんて歌われたらどうだろうか? 私はぞくぞくする。 他意があることがわかるからこそ、他意が浮き上がって強く伝わる。 素直になれない態度、ちょっとひねた感情。 こんなシチュエーションが好きなのは、私があまのじゃくだからだろうか?

: 頭文字D 32巻

群馬が舞台の車漫画、頭文字(イニシャル)Dの最新巻である。 厚みが薄いので悔しくて買っていなかったが、BOOK OFFになかなか出回らないので購入した。 対セミプロである茨城遠征編が一段落し、32巻は一休みのストーリーが続いている。 主人公・拓海に新しい彼女が出来かけているが、その女の子の設定が、ヘソだしアマチュアゴルファーと言うことで、あからさまに最近の流行に乗っかっている。 どうもネタ切れの感じがしなくもない。

気になった点は、茨城パープルシャドウの城島俊也が拓海を評して、「あの若さにしてあの完成度・・・」と言っているくだりである。 「あの若さにして」という部分を付けることで含みを持たせているのかもしれないが、神様と呼ばれるほどのドライバーである、城島の語る言葉とは思えない。 コースレコードを更新する可能性もある、と発言させてもいるし、拓海の凄さをそうやって表現しようとしているのかもしれないが、読者はこれ以降の拓海の成長を読んでいるし、完成していることは求めていない。 「完成度」についての城島の発言は、蛇足であるような気がしてならない。

仕事: 吾妻の桜

吾妻のふきのとう

仕事で吾妻へ行ってきた。 ちょうど桜が見頃を迎えていて、見事だった。 色が薄い、染井吉野とは違う品種と思うが、よくわからない。 梅や桃と思われる木も花をつけていて、名前は忘れたが、黄色い鮮やかな花も満開で、色とりどりだった。 地面を見ると、ふきのとうもひょっこり顔を出していた。 残念ながらあまり良い天気ではなかったが、満開の桜に心は晴れ晴れして帰ってきた。