IrodorI One-Poem World

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2006年5月 6日

Blog: Better File Uploaderプラグイン

Movable Typeにはプラグインを追加して、標準にはない機能を使えるようにする仕組みがある。 Better File Uploaderプラグインを導入すると、画像のアップロードの手間が低減できる。

まず、アップロードするフォルダを自動的に指定できる。 例えば、imagesと言うようなフォルダを作っておいて、いつもそこへアップロードする方法や、さらに年・月別にフォルダを自動的に作成させてアップロードする方法もある。 フォルダ階層を作って画像を管理すれば、画像が増えても対応しやすい。

次に、サムネイルのサイズを記憶可能だ。 私はサムネイルの縦を120ピクセルとなるように固定しているが、縦サイズや横サイズの固定や、元画像の何パーセントにする、等という指定も出来て便利だ。

こういう指定を、これまではいちいち手で入力してやっていたので、システムで自動的にやってくれるようになったのは非常に便利だ。 後は、画像をせめて5つくらい同時にアップロードできれば便利なのだが。

旅行: 鎌倉の花と雨

エントリーを作るのが遅れたが、実際に行ったのは先週末である。 天気は途中から雨が降るなど、ちょっと大変だったが、色々な花がちょうど見頃で、満足のいく鎌倉見物になった。

長谷寺の門前

まず向かったのは、鎌倉駅から江ノ電で3駅の長谷駅。 駅から長谷寺の案内板に従って長谷寺に向かった。 事前にネットで調べたところ、長谷寺で色々な花が満開、との情報があったので、早速飛びついたわけだ。 天気予報では天気は下り坂、とのことだったので、ゴールデンウィークの初日にもかかわらず、境内は空いていた。

長谷寺境内にて。 春紅葉越しの入り口方向 藤と春紅葉

入り口付近から、花が色とりどりに咲いていて、とてもきれいな庭だった。 晴天の日に来たらもっとすばらしかっただろうが、曇天でも十分美しい。 こういうとき、花の名前がわからないので悔しいが、とにかく色々な種類の花が咲いていた。

紫陽花も咲いていた 時期が来ると、山の斜面が紫陽花一色になるそうだ

着いてからわかったことなのだが、長谷寺は別名紫陽花寺と言われるほど、紫陽花が見事なのだそうだ。 本堂の奥にある遊歩道沿いに、様々な品種の紫陽花が植えられている。 「エーゲ海」と言う名前の品種もあるようで、咲いた様を見たくなってしまったが、見頃はまだまだ後らしい。 わずかに1株か2株程度、早咲きと思われる紫陽花が咲いていた。

長谷寺の牡丹で休憩中の虫 黄色の牡丹の花 花弁と葯の鮮やかなコントラスト

境内では牡丹も色々植えられていて、ちょうど満開と言える時期だった。 これまで牡丹の花をじっくり見たことなど無かったが、いろいろな色や形があるものなのだな、と驚いた。 牡丹の花は大きすぎて、あまり私の好みには合わないのだが、それでもきれいに咲いていると思った。

冷やし大仏うどん

昼食は釜卵うどんで冷やし大仏うどんをいただく。 非常にコシの強い麺で、麺の硬さを聞かれる。 私はこういうとき、「普通」がおすすめの硬さだと思っているので、必ず「普通」で頼む。 前にラーメン屋で「普通」ではなく「堅め」をおすすめしているラーメン屋があったが、自分のところのゆで方に自信がないのかと思った。 だが、この冷やしうどんは本当に硬い。 おそらく、温かいうどんと冷やしうどんと、同じ硬さで頼むと、同じゆで時間になるのだと思われる。 そのため、冷やしうどんの方がコシのある麺となって出てくるわけだ。 「普通」の一つ下にしても良いかもしれないと思ったコシだった。

鶴岡八幡宮の牡丹園 鶴岡八幡宮の紫陽花 鶴岡八幡宮

昼食の後は鎌倉へ戻り、小町通りをぶらぶらしながら、鶴岡八幡宮へ向かった。 私は小町通りのような雰囲気の商店街が好きで、ああいうところの路地裏に住み、歩いて駅まで行って通勤する、と言う生活もしてみたい。 鎌倉は車でまわるよりも、散歩をしたい街だと思う。

流石に小町通りと鶴岡八幡宮は、雨が降ってもそれなりの観光客が来ていた。 八幡宮の大銀杏周辺には、いつもリスが集まってきていたが、雨だったためか、いなかった。

この日の鎌倉の空は曇り空に通り雨だった。 きれいな花から雨の雫がぽたりと垂れた様子に、胸が打たれた。 そんな一日だった。

登山: 山の上の船に登ろう: 荒船山

以下は、旧サイトからの移行データ。 荒船山は山の形が海に浮かんだ船のように見えることから命名されたらしい。 遠くから眺めて、周りの山塊を波に見立てているらしく、内陸の群馬でもこういった表現になるのが面白い。 登山道自体は歩きやすく、2005年の春にも日帰りで登山したので、それについてもいずれエントリーしたいと思っている。

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Apple: Mac miniとマッチするデザインの液晶ディスプレイ・その他の製品

ITmedia +D PCUpdateの記事「Mac miniとのセットで“自己流iMac”も——BenQ 19型液晶ディスプレイ『FP93V』」によると、Mac miniとマッチするデザインの液晶ディスプレイがあるとのこと。 すでに10月時点の記事で発売が報じられているので、何故今更PR記事?と勘ぐりたくなるが、面白い製品なのでリンクを張っておく。 機能としてはそこそこ実用的で、スタンドの部分にMac miniがすっぽり収まるように、くぼみが出来ているのが特徴のようだ。

せっかくなので、液晶ディスプレイ以外にも、Mac miniに合うデザインの製品をいくつかリストアップしておく。 プリンストンのハードディスクケースは、FireWireもUSBも3ポートずつのハブ機能を持っているので、便利に使えそうだ。 ただ、Mac miniと重ねて使う場合、BenQのディスプレイとは併用できないが・・・。

Web: iTunes Music Storeのモバイル版への布石

ITmediaの「Apple、携帯からのメディア予約に関する特許出願」と言う記事によると、Appleが携帯電話などでiTunes Music Storeにアクセスして曲を選び、PCなどでそれを購入する、と言う仕組みに特許を出願したそうだ。 iTunes対応携帯電話も発売されていたが、これはiPodに対応するデバイスなので、この携帯電話で購入して、そのまま曲をダウンロードできるようにはならないと思われる。 結局はPCやMacなどのコンピュータを経由してソフトウェアのダウンロード・転送をおこなうのだから、携帯電話そのものが決済機能を持っている必要はなく、「ショッピングカート」の様なものに追加しておければよい話である。

これで、iTunes Music Storeのモバイル版の登場も、それほど遠い未来のことではなくなった。 ただ、結局のところ購入を決めた音楽をその場で聴くことは出来ないので、売り上げにどれほど効果をもたらすのか、個人的には疑問である。

Apple: Mac OS Xだからといって安心は出来ない

良くある話だが、コンピュータウイルスやワーム・スパイウェアは主にWindows向けに開発されたものだから、Mac OSやLinuxを使っていればそれだけで安心、と言うふうに言うユーザーがいる。 ウイルスなどがWindows向けに作られているのは、Windowsマシンが多いから、より広範囲に影響を与えようとするウイルスの作者の目的に合致しているだけで、Mac OS Xだって、ユーザーが増えればウイルスの攻撃対象となる。 そのことをMcAfeeが指摘している記事がITmediaに掲載されている。 ただ、記事のタイトルは「Mac標的の攻撃が急増」となっているのに、記事中には攻撃が急増した数字などの論拠は示されておらず、読者に誤読を誘う恣意的なタイトルで、記者の悪意に近いものを感じる。

McAfeeの発表によると、Mac OS Xで脆弱性が発見される数が、2003年から2005年で3倍以上に増えているという。 だから、標的にされることが多くなった、と言うのは容易に推測できるが、今回の記事のように断定されるとびっくりしてしまう。 もちろん、だからといって安心していいわけではない。

一方、McAfeeだが、警告してくれるのはよいのだが、自分自身はWindows向けのセキュリティ製品しか出していないのは、どういうことか。 「近い将来Mac向け対策ソフトを出すから、McAfeeもMacに興味あることのアピールですよ」というのならわかるが、McAfeeのWebサイトはSafariやCaminoからはレイアウトが崩れてしまっているし、どうもよくわからない。

Web: 「はてな」が目指す「世界標準」の中身とは?

ITmediaのニュースに、「はてなが目指す『世界標準』」と言う記事が出ている。 「はてな」は人力検索を始め、はてなアンテナ、はてなダイアリーなど、独創的なサービスを立ち上げてきた会社だ。 その「はてな」が世界標準を目指すという記事なので、一体どんな世界標準を提案しているのか、興味深くなって読んでみた。

だが、記事にあるのは「はてな」が世界標準を目指す、と言う姿勢の報道であって、今これといった技術があるわけではないらしい。 こんな記事を載せられても、読者としてはちょっとがっかりだ。 はてなダイアリーのキーワードリンクシステムより、Movable Typeのトラックバックが「世界標準」(デファクトスタンダードと言いたいのだろう)となったのは、プレゼンテーション能力が上だったから、とか、世界標準となることがユーザーへの責任、と言う考え方はそれなりに興味を持って読めた。 だが、内容が伴わないのでは、記事としては今ひとつだ。