2007年1月31日
旅行: そういえばドイツ語
ドイツでは英語が通じないところも結構あると聞いていたが、仕事とホテルのみの生活では全く困らなかった。 ただ、標識や駅の案内はドイツ語が多かった。
私は大学の第2外国語としてドイツ語を選択したはずなのだが、まったくと言っていいほど忘れていた。 「Ich liebe Sie.」(英語ではI love you.)くらいしか覚えていない状態だったが、とりあえず「Danke schön.」(ありがとうございます)だけは使ってみた。 そこそこ喜んでもらえたようなので良しとしたい。
食事: ドイツのビール
観光が出来なかったので、結局楽しみと言えば食事くらいだった。 一度地元のレストランに行ってカツレツを食べビールを飲んだのだが、これがなかなかだった。 日本のビールはピルスナーと言う軽いタイプのビールが多いそうなのだが、ドイツでは濃い味のアルトビールが多いらしい。 私もハイネケンよりはアムステルの方が好きなので、アルトビールはなかなか美味しかった。
ドイツのレストランではお店で醸造しているところも多いらしく、私が言ったところもやはり店内にビールの発酵器が置かれていた。 その店で作られたそこでしか飲めないビール。 なんとも言えないひと時だった。
2007年1月30日
旅行: ドイツ出張は観光する暇もなく終了
フライトが午後からだったので、午前中にチェックイン、昼まで観光をもくろんでいたのだが、以外に飛行場から目的の場所までが遠く、果たせなかった。 地球の歩き方によれば20分と書いてあったのに、実際は40分くらいかかるようだった。 どうも当てにならない。
ところでどうしてこれがわかったかと言うと、ドイツの鉄道の自動券売機のおかけである。 自動券売機はタッチスクリーン式になっていて、行き先・割引カードの有無・客室の等級・往復するかどうかに加えて、乗る列車の時間も指定する。 これによって何時出発の電車かどうかわかる仕組みになっていた。
往復の方が確実に安いと思ったので、往復を指定し、十分間に合う時間を入れたのだが、検索結果が見つからなかったと表示されてしまった。 おかしいと思って、一時間ずらして検索してみたら、搭乗時間後に到着する列車が検索された。 よく見たら、時間が余計にかかるために、希望の時間では列車がなかったのだ。 何も考えずに出発しなくて本当に良かった。 観光できなかったのは残念だが、飛行機に乗り遅れたら元も子もないのだから。
2007年1月29日
Web: ドイツのGmailはGoogle Mail
ドイツからGmailに接続してみたら、ロゴがGoogle Mailとなっていた。 これは商標の問題で、Gmailと言う名前が使えないためになっているらしい。 日本語版のGmailに接続したのに、ドイツからはGoogle Mailとなるとは、流石は配慮が行き届いている。
2007年1月28日
旅行: ドイツ出張中
唐突だが、また海外出張している。 今度はドイツだ。 ヨーロッパは暖冬だと聞いていたが、いきなり雪が降っている! ただ、初雪だったようで、やはり今年は暖冬だったらしい。 今回は観光する時間がほとんどないのが残念だ・・・。
2007年1月27日
Web: SkypeOutの新料金体系が発表された
定額制の導入を中心とするSkypeOutの新料金体系が発表された。 この定額制はSkypeProと言う名称で、国内への通話に関しては、これまでの分単位の通話料は不要になる。 ただし、この定額制の導入に先立ち、4.9円程度の接続手数料が必要となった。 4.9円というと、Skypeグローバルレートで固定電話にかけた場合に2分相当、日本国内で固定電話にかければ1分半くらいの通話が出来る料金である。 定額制を導入したとしても一回当たりこれ以上かけないと、接続手数料導入前に比べて割高になってしまう。
これで、定額制を導入した方が得なのかどうかの選択をしなければならなくなったわけだ。 「Skype同士は無料、外にかける場合も分単位の課金のみ」と言うシンプルさもSkypeの魅力だったと思うので、今回の新料金体系は残念だ。 私はSkypeOutをそれほど使わないので、維持費になってしまうような定額制への以降は躊躇してしまう。 また、国内通話であればSkypeを持っている相手も多いので、定額制のメリットも少ない。 そうすると今回の新料金体系は、接続手数料分単なる値上げに過ぎないわけだ。 導入の背景には北米や英国でおこなわれた定額制プランが背景にあるようだが、こちらは接続手数料が無料なので、国内に関しては完全に定額になる。 これでは単純に比較は出来ないだろう。
必ず一定の電話をするようなヘビーなSkypeOutユーザーには、今回の新料金体系は朗報だし、企業としてお得意様に還元していく姿勢は評価できる。 ただ私のようなライトユーザーには今回の料金改定は合わないだろうというのが感想である。
2007年1月26日
Apple: Mac用のHappy Hacking Keyboardが発売
Mac OS用のHappy Hacking Keyboardが発売された。 きちんとコマンドキーが付いており、Macでの利用に便利なようになっている他、Appleキーボードにあるような音量操作やディスクの取り出しも可能になっているようだ。 もしMac miniをまだ常用していたら購入を考えたかもしれないが、流石にMacBook Proに付けてまで使う気にはなれない。 Happy Hacking Keyboardはコンパクトに出来てはいるが打鍵しづらいわけではなく、むしろホームポジショニングを維持して高速タイプできるようになっているそうなので、良い選択肢となったのだろうが、私にはタイミングが遅すぎた。
2007年1月25日
Web: Thunderbird 2のβ版に日本語版が登場
β版でのテストが進むMoziila.orgのMUAであるThunderbirdのバージョン2だが、日本語版も登場したようだ。 β 1の時には日本語版はなかったらしいが、β 2でようやく登場したらしい。 Firefoxはバージョン2になってしばらくたつが、Thunderbirdもバージョン2世代となるので、正式版のリリースが待ち遠しい。
主な新機能は「戻る」「進む」ボタンで閲覧履歴を辿れる事、これまで固定だったラベル(タグと呼ばれるようだ)の種類を自分で増やせ、また複数指定できる事とのこと。 閲覧履歴に関してはむしろこれまで搭載されていなかったことが不思議だが、ラベルについては便利そうだ。 これはGmailのラベル機能を取り入れたものに思えるが、このラベル機能は使ってみるとかなり便利なのでThunderbirdでの搭載は楽しみだ。 ラベル機能の一つと言えるが、「受信トレイとアーカイブ」機能も便利なので搭載されると嬉しい。 まあ、本来の受信トレイと別に、検索フォルダとラベルを利用したラベル用の「受信トレイ」を作ればよい話なのだが。
2007年1月24日
コンピュータ: MicrosoftのZune開発はWMP離れを防ぐ為
Microsoft が一時期WMP互換iPodを実現するため提携を考えていたと報道されている。 WMPのファイルが再生可能なiPodがリリースされれば、iTunesの独占は崩れてしまうから、どの程度提携の話が進んだのかわからないが、話し合いは相当難航を極めたと思われる。 ただ、記事の冒頭には提携を検討と書いてあるが、記事の中で全く触れられていないので、本当に検討していたかどうかはよくわからない。
前後関係は不明だが、MicrosoftはiPodに対してWMPをサポートするオーディオプレイヤーの酷さに失望し、iPodとの提携模索や、オーディオプレイヤーメーカーへの技術協力をしたようだ。 そうは言うものの、結局Zuneの発売に至ったのだから、技術協力をしても満足出来る結果は得られなかったのだろう。 ただ、この記事で重要なのは一番最後にある、WMP離れを防ぐためにZuneを開発したという点だろう。 Microsoftは、結局のところハードウェアが目的なのではなくて、自社のソフトウェアのシェアの維持が目的なのである。 ソフトウェアのシェアによって、コンテンツ保護技術を通したコンテンツの確保も出来る。 記事中のMicrosoftの主張が本当だとすれば、やはりMicrosoftの戦略はしっかりしたものだと感心せざるを得ない。
2007年1月23日
コンピュータ: フラッシュメモリ版のZuneは2007年後半に発売
Microsoft 版のiPodとも言えるZuneのフラッシュメモリ版が、2007年の後半にも発売されるらしい。 AppleのiPodもハードディスク内蔵のiPodより、フラッシュメモリ内蔵のiPod nanoの方が安いし小さいということで人気のようだから、Zuneも同じように売れる可能性はある。 Zuneは無線機能も付いているが、これも同時に強化されるらしい。 タッチスクリーン版のiPodが登場してしまったら霞んでしまいそうだが、それよりも前に発売できるだろうか。
ところで記事中にある写真はデザインコンテストのもので、実際の商品ではないらしい。 こんなにiPodに似た製品を出してきたか・・・と思ったが、そうではなかったようだ。
2007年1月22日
コンピュータ: 各キーにLEDを内蔵したキーボード
韓国のLuxiium Lighting & Technologyが発表した新しいキーボードは、各キーにLEDを内蔵しているとのこと。 各キーで1色ずつしか発光できないものの、512色から選べる上に、発光パターンもプログラムして音楽やアラームと連動させることができるらしい。 単純にバックライト付きキーボードと考えても便利だと思うし、自分の好きなパターンで発光させられれば楽しそうだ。 記事の写真によるとキートップが白と黒と、少なくとも2バージョンあるようだが、私は白の方が色を楽しめて良いなあと思う。
2007年1月21日
モバイル: iPhoneと同じコンセプトの携帯電話「プラダフォン」
LGとプラダの共同開発でタッチパネルスクリーン式の携帯電話が正式発表されていた。 これは、先日発表されたAppleのiPhoneと同じ、タッチスクリーンによるインターフェースを売り物にしている。 iPhoneがOS X搭載なら、プラダフォンはFlashによるUIになっている。 今回の正式発表前からこのLGのプラダフォンは知られていたし、LGの担当者も否定しているので、どちらがどちらを真似したとかそう言うことはなさそうだ。
むしろ偶然なら興味深い。 二つの異なる会社が同じアイデアに至ったのであれば、偶然に加えてこれは一つの傾向と言えるのではないだろうか。 ソフトウェアによる制御はハードウェアの制限がなくより自由な機能を実現しそうに思える。 だから、この傾向が本当のもので、今後広がって行って欲しいと思っている。
2007年1月20日
日常: 大相撲を観戦してきた
-
一度は見に行きたいと思っていた大相撲をとうとう見てきた。 チケットは椅子席を相撲協会のサイトから予約したが、後から席の確認メールに返信しなくてはならないなど、インターネットらしからぬ配慮があるシステムに先ず驚いた。 また、クレジットカードが使えず代金引換のみというのも、なんだか面倒であった。 ついでに(一番安い)お土産も予約購入しておいた。 こちらは国技館内にある相撲案内所からチケットが届いた。
JR両国駅からすぐにある両国国技館には午後1時過ぎに到着した。 大相撲初場所14日目で、朝青龍の優勝の可能性もある日だ。 目の前で優勝が決まる可能性も期待して、千秋楽ではなく14日目を選んだが、予想が見事に当たった。 館内では相撲カレンダーを無料配布していたので1枚もらった。 複数もらっている人もいたので、お土産用に10枚くらいもらっておけば良かった。
荷物が少しあったので、先に荷物を席まで置きに行って、お土産(お弁当も入っている)を取りに行った。 するとどうも、この案内所に始めに来れば、案内もしてもらえるしお土産も席まで運んでもらえたようだ。 この辺の仕組みは初めてで知らなかったが、お客さんを大事にしていて感じが良い。
また、内部ではFMラジオを無料でレンタルできる。 2000円の保証金が必要だが、これは返却時に返ってくるので心配無用。 テレビで見るような解説は館内にはないので、これを借りて聞くのは正解だった。 ラジオは4時から英語版も流れるので、外人にもよさそうだ。 番組はNHK BSを流している解説番組と、国技館内でしか聴けないオリジナル番組があった。 ただこのオリジナル番組は少し聞いただけだが、トーク番組風であまり解説風ではないので、ポッドキャストで配信した方が受けるのではないかと思った。
まずはお弁当をぱくつきながら、三段目の取り組みを見始めることにした。 このお弁当だが、一見それほど大きくもないのだが、かなりのボリュームがあった。 味もなかなかで、値段は1500円と高めだが、満足することが出来た。 私の買った3000円のお土産セットには、この他に焼き鳥(これも美味しかった)、お茶、ビール、力士が描かれた湯呑みがセットになっていた。 値段としてはまあ納得の内容であった。
-
まだ三段目の段階なのでお客もまばらだが、一階の升席部分である。 こちらは料金が高いので流石に支払えなかった・・・。 でも次回は升席で見てみたいと思う。
-
二階は全て椅子席になっていて、一番最上部は自由席になっている。 私が座っていたのは指定席では一番上の、つまり土俵からは一番離れた列だったが、それでも臨場感はなかなかのものだった。 もちろんオペラグラスがあればより迫力ある取組が見られるが、まだ観客もまばらな間は、砂被りの方まで行って座ってしまっても良いらしい。 臨場感のある理由は館内上部につるされているスピーカーで、土俵際の音を拾っているためだと思われる。
-
館内入り口で配られていた取組表には正式名称の十枚目と書かれていた、十両の土俵入りの様子である。
-
十両以降の取組は、館内に設定されている電光の取組表に表示されている。 ちょうど十両の取組が始まったばかりの頃に撮影したことがわかる。
-
幕内力士の土俵入りが終わると、横綱朝青龍が土俵入りする。 幕内土俵入りの時も皆好きな力士のところで名前を叫んでいたが、朝青龍の人気もかなりのもの。 やはり圧倒的に強い一人横綱では当然の人気だろう。
-
始めはかかっていなかった満員御礼の垂れ幕も、いつの間にか下がっていた。 この日は入場するときにすでに「本日の入場券は全て売り切れ」と案内されていたが、実際に満員御礼となるのは館内の座席がほとんど埋まってからのようだ。
-
テレビで見ていると動きが面白いと言うのは良くわからなかったのだが、実際に見てみると、高見盛の動きが他の力士と違って面白いと言うのは良くわかった。 流石に人気力士だけあって懸賞の数もすさまじく、館内からもどよめきが起こっていた。 なにせ、土俵一周に人が乗り切らないのである。 高見盛が角に戻ろうとして戻れないでいた・・・。
-
そして本日のクライマックス、朝青龍対栃東戦である。 2敗で追っていた豊ノ島は既に敗れていて、朝青龍が勝てば優勝が決まる。 一瞬栃東が押し込もうとするが、土俵際にすら行かないのが朝青龍の強さ。 最後は力で押し切って、貫禄を見せ付けた!
-
最後は弓取式で終わるが、やはり出口は大混雑。 ラジオの返却も大変だった。 テレビ中継でよく太鼓の音で終わるが、あれと同じような太鼓が実際にやぐらの上で打たれていてびっくりした。 安易に放送に頼らず、本物を伝えていくと言う姿勢があり、好感が持てた。
2007年1月19日
コンピュータ: 超小型PC OQO model 02
近頃発表されたOQO model 02はなかなか面白そうなPCだ。 CPUは1.5GHz、メモリは1GB、画面は横800ドットに縦480ドットの解像度で、無線・3G・Bluetoothによる通信が可能となっているようだ。 もちろん「PC」と言うだけあって、Windows XPや、どうやらVistaも動作するようなので、出張時の利用に良いかもしれない。 問題は3時間というバッテリーの容量だろうか。
2007年1月18日
コンピュータ: Blu-rayとHD DVD両対応のドライブが発表される
結局規格が分裂してしまったBlu-rayとHD DVDだが、両方のフォーマットを再生可能なドライブがLGより発表された。 これは先日のCESでの発表で、もともとのBlu-rayのドライブにHD DVDドライブの機能を加えた形で、Blu-rayの再生は完全におこなえるが、HD DVDに関してはメニューなどの表示が簡易表示になってしまうらしい。 ただ、この機能差は現段階のことで、1199ドルと言う価格も含めて、今後改善されていくのだろうと予測できる。
この両対応ドライブのお陰で、DVDの規格分裂時にあったような混乱も、同様に緩和されていくのだろう。
ただ、やはり残念なことは、二つのフォーマットを統合できなかったことで、こうした技術的な解決と言うのは私好みの結果だが、結局混乱するのは販売現場なのだなと思った。
ただ、上記の記事の筆者によると、家庭用(映像ソフト)としては両フォーマットで提供されることが増えてきているので、あまり関係しないのではないかと言う見込みらしい。
むしろ、PC用ドライブとして、スペック上の完全性
を求めるユーザーから選ばれるのではないかと言う。
確かに最もな意見で、私も実際にDVD-RAMは使わないのに、サポートしたマルチドライブを購入した覚えがある。
その一方で、実際に使っている規格と言えば、購入時に安かったメディアを使っているのが現状だ。 現在のBlu-rayメディアとHD-DVDメディアの価格はどちらが高いのか知らないが、安い方が受け入れられていくように思う。 ハードウェアの方も、価格が安かったBlu-rayの方が圧倒的に良く売れていたようだ。 ここまで販売量に差があると、今後量産効果による価格下落時まで、この価格差が解消されないのではないかと思うが、安い方が売れると言うのは納得だ。 技術的な差に違いが見出せなければ、誰でも安い方を買うのが当然ではないだろうか。
2007年1月17日
車: デトロイトモーターショーにてホンダからNSX後継のコンセプトカーが発表される
ホンダからNSX後継のスポーツカーのコンセプトモデルが発表された。 ホンダNSXは国産スーパーカーとして有名だったが、2005年に生産・販売が中止されていた。 このコンセプトモデルはホンダのプレミアムブランドであるアキュラから発表された。
私の感想としては、確かにカッコはいいのだが、車の「顔」があまりにも機械的になってしまって、かなり近寄りがたい印象を受ける。 スーパーヒーローの乗り物としてはぴったりなのだが、いざ自分が乗ろうとは思えない感じである。
2007年1月16日
モバイル: au design projectの携帯電話がMoMAのコレクション入り
au design projectから発表されていた携帯電話とコンセプトモデル計4機種が、ニューヨークの近代美術館のコレクションに選ばれたそうである。 au design projectと言えば、衝撃的なINFOBARの商品化に始まりtalbyやneonなど、これまで数機種を商品化している。 今回ニューヨークの近代美術館(MoMA)のコレクションに加わることになったのは、上記の3機種の他に、コンセプトモデルであるMEDIA SKINの4つであるそうだ。
それまでどことなく画一的だった携帯電話に、強烈な個性を与えたこれらの機種が美術館に展示されると言うのは、なんとも興味深い。 こうした工業製品が美術品として認められると言うことと、携帯電話のように今や完全に日用品の一部となったものに美術的な要素が求められるようになったと言うことだ。 auはまだまだ新しいデザインのコンセプトモデルを発表し続けているので、今後の新デザイン、そしてその商品化に期待したい。
2007年1月15日
群馬: 赤城山の大沼でワカサギ釣りが解禁に
冬の湖と言ったらワカサギ釣りだが、赤城山の山頂にある大沼でもワカサギ釣りが解禁になったそうだ。 群馬では榛名湖でもワカサギ釣りが行われていたと思う。 写真を見る限り案外薄いテントで防寒しているようだ。
コンピュータ: ソニーの有機ELフルHDディスプレイはコントラスト100万:1
CESにて発表されたソニーの有機ELディスプレイはフルHD解像度を持ち、コントラストも100万対1に達するらしい。 発売については未定のようだが、かなり鮮やかな映像が期待できそうだ。 また、薄さもフルHDの27型でも10mm以下、11型なら3mmだと言う。 これは一般の液晶に比べてかなり薄いのではないか。 ぜひx.v.Colorと組み合わせて、極めて鮮やかな発色のディスプレイを実現してほしい!
車: オロチカレンダーが到着
思わず衝動買いしてしまったオロチのカレンダーが到着した。 早速部屋に飾っている。 全てオロチの写真なのだが、色々な角度から撮影されていて、それぞれ楽しめる。 オロチは前から見たところが大蛇のようで印象的だが、後ろから見たところもスーパーカーらしくてかっこいい。 現時点ではまだ注文を受け付けているようだ。 意外に売れていないのだろうか。
2007年1月14日
コンピュータ: 2007 International CESでのビル・ゲイツ氏の基調講演
2007年のCESでもMicrosoftのビル・ゲイツ会長が基調講演をしたそうだ。 2008年7月に引退することが決まっているゲイツ会長の講演と言うことで大勢の人が集まったようだ。 ただし、来年のCESでもゲイツ会長の講演は続くようだが、来年こそが最後の基調講演となるようだ。
今年の基調講演のテーマは「Connected Experiences」と言うことで、PCを中心とした周辺機器の接続によってどのようなことが経験できるかと言うことらしい。 確かに今のMicrosoftは、PC本体そのものは作っていなくてもOSのWindowsを持っているし、ゲーム機Xbox、音楽プレーヤーZuneと、周辺機器の幅を広げてきている。 Windowsの搭載される機器もPCだけではなくPDAや携帯電話、車、POSやアーケードゲーム機などの組み込み用途にまで広がってきている。 これらは必ずしも全てがネットワークでつながっている訳ではないが、これらを組み合わせたときにどれだけ使いやすく使えるかと言うのはこれから重要になってくると考えられる。
Appleも同様に家庭内のネットワーク化を目指そうとしているようにみえる。 一つのメーカーでホームネットワークのミドルウェア・アプリケーション開発を行っているのはApple、Microsoft、ソニーだけだと言う意見もある。 唯一の日本国内メーカーであるソニーは、PS3がいまいちぱっとしない状況だが、今後どうなるだろうか。 対応製品の数からしてMicrosoftの優位は揺るがないように思うし、同じくMacと言うコンピュータを中心に商品展開していくAppleは、やはり数が理由でMicrosoftに勝つのは難しいのではないだろうか。 そう言う意味ではソニーのゲーム機からと言うアプローチは可能性があったと思うが、結局のところPCに近づいてしまったPS3で戦っていくのはやはり難しいのではないかと感じた次第だ。
2007年1月13日
コンピュータ: Microsoftの月例パッチから一部の既知の脆弱性が漏れる
Microsoftが2007年1月の月例パッチを配布開始したが、Wordの脆弱性は手つかずのままになっているらしい。 このWordの脆弱性は今回パッチが配布された別の脆弱性とともに、既にその存在が指摘されていたが、一つだけパッチが提供されなかったそうだ。 果たして2月の月例で提供されるまで待たなければならないのか、あるいは緊急にMicrosoftがパッチを配布してくれるのか、この脆弱性を利用した攻撃が広がらないことを祈りつつパッチの提供を待ちたい。
Apple: Mac OS Xのディスクイメージの処理に脆弱性が発見される
Mac OS Xのディスクイメージの処理に脆弱性が見つかったが、各パッチを適用済みのMac OS X 10.4.8でも影響を受けるとのこと。 記事ではSafariの「ダウンロード後"安全な"ファイルを開く」を有効にしていると、この機能を通じて攻撃されるように書いてあるが、これは単に自動的に開いてしまうと言うだけの話だ。 もちろん無効にすれば「自動的に開く」ことは回避できるが、ダウンロード後に開いてしまったら同じと思われるので、注意が必要だ。
コンピュータ: MacworldとCESの注目度はどちらが上か?
私はMacやiPodと、Apple製品を多く使っているのでMacworldの方に注目していたが、一般的にもやはりMacworldの方が魅力的なショーだったようだ。 ショーの規模や参加企業数はちがっても、出品されている商品の話題性から見たら、Macworldの方が上だっただろう。 まあ、それもたった一つのiPhoneによってなされたのだからすごい。
この数日間はあまりにいろいろな情報が流れすぎていて、このブログに書き留めておきたいのにまだ書いていない記事がたくさんある。 少しずつエントリーしておきたいと思う。
それはそうと上記のリンク先の記事で気づいたのだが、ITproと言うサイトは企業システム向けのITニュースを配信しているサイトだったらしい。 私の中では単にIT系と言うだけで見ていたが、今後はきちんと意識して読むようにしたいと思う。
2007年1月12日
コンピュータ: Windows VistaとWindows XP、およびAeroの応答性調査
Microsoftが依頼した調査により、Windows Vistaの速度はWindows XP並みとする結果が出たそうだ。 また、Aeroによる速度の低下もほとんど無いそうで、場合によっては速くなったそうだ。 この時期に発表すると言うことは、Vistaの悪いイメージを払拭して購入を促そうと言うものなのだろうが、それにしては歯切れの悪いレポートである。 どうせなら、Vistaを使った方が全面的に速くなる、と言うレポートの方が、現にユーザーとしてはその方がありがたいし、購入意欲につながったと思うが、流石にそこまでは出来なかったのだろうか。
この調査では「Windows VistaとXPの応答性の違い」と「Windows VistaでのAeroの有無による応答性の違い」の二つの試験が行われている。 記事ではCPUがデュアルコアのマシンが1つしかない、と書かれているが、それは記事中にある調査レポート(全47ページのPDF)を見ると間違いで、実際には2つである。 また、CPUを見てハイエンドマシンではない、と言うような書き方がされているが、私はむしろメモリやグラフィックスボードの方が効いているのではないかと考えた。 調査レポートから引用すると、各システムの構成は以下のようになる。 参考までに、WIndows Vista CapableとPremium Readyの基準も並べてみた。
システム名 | Dell XPS M170 | Dell XPS 600 | Hp a1320y | HP d4100e | 東芝 Tecra M4 | Vista Capable | Vista Premium Ready |
---|---|---|---|---|---|---|---|
CPU | Pentium M 760 (2.0 GHz) | Pentium D 940 (3.2 GHz) | Pentium 516 (2.93 GHz) | Athlon 64 X2 3800+ (2.0 GHz) | Pentium M 740 (1.73 GHz) | 800 MHz | 1 GHz |
メモリー | 1 GB | 2 GB | 512 MB | 1 GB | 1 GB | 512 MB | 1 GB |
グラフィックス | GeForce Go 7800 GTX (256 MB) | GeForce 7800 GTX (256 MB) | Radeon Xpress 200 (256MB) | GeForce 7300 LE (256 MB) | GeForce Go 6200 TE (64 MB) | DirectX 9 対応 | WDDMドライバ対応, DirectX 9対応, 128 MB, ピクセル シェーダ 2.0, 32 ビットの色深度 |
これを見ると、メモリで気になるのはHP a1320yの512MBと言うことで、グラフィックスボードで気になるのはグラフィックスメモリを64MBしか積んでいない東芝 Tecra M4だろうか。 ただ、Aeroに関するテストはDell XPS M170でしか行われていていない。 Dell XPS M170はちょうど一年前のCESで発表された、当時最強のゲーム環境を持つノートPCだったそうだ。 たった一年前の最新鋭機を使って、3Dのユーザーインターフェースによる応答性の低下が見られないと言われても、それは当然のことのように思える。 個人的には「Windows VistaでのAeroの有無による応答性の違い」の調査はあまり意味のない調査に感じた。
順序が逆になったが、一方の「Windows VistaとXPの応答性の違い」の調査も、調査結果ほどはっきりした結果ではないように思える。 特にメモリが512MBと、Vista Capableの下限になっているHP a1320yが気になったので、Vistaの方が速かったと調査で言っているcoldスタートの方を抜き出してみた。 すると、Vistaの方が1秒以上速かった試験は2つだけで、会計ソフトのQuickBooksの起動(5.02秒差)と、エクスプローラによる検索(7.29秒差)だけだった。 Vistaでの検索機能はかなり強化されているようなので、これは技術の進歩と素直に認めたい。
一方、XPの方が1秒以上速かった試験は11になった。 いずれも3秒以内の差であるが、アプリケーションの起動(Picture Manager、Excel、エクスプローラ、Word、IE、Outlook、Adobe PDF)が多いことが目についた。 また、全ての試験結果を足してみると、11秒以上XPが速い結果となり、やはり全体的に見ればVistaはXPより遅いと見るのが正しいのではないだろうか。
他のシステム構成まで個別に見るだけの気力がないが、少なくとも512MBのメモリを持つHP a1320yと言うマシンでは、XPの方が速そうだと言うデータに思える。
まあ、今回の調査はMicrosoftから依頼された訳だから、新製品に好意的な結果になるのは当然のことと判断するしかない。
Google ウェブマスターツールの統計のページに書かれている、「統計、 それは見方によって同じ数値から異なる結果が導かれる唯一の科学である。
— Evan Esar (1899-1995)、アメリカのユーモア作家」と言うのを思い出した。
Apple: 実は未解決だったiPhoneの商標権問題
AppleによるiPhoneの発売前に、CiscoからiPhoneが発売されていた。 Ciscoの商品はVoIP製品、Appleの商品は携帯電話、と若干異なるもののMacworldでの発表に至っていたので、てっきり商標については解決済みだと思っていた。 だが、商標問題は実は未解決だったまま、Macworldでの発表に至っていたようだ。
Appleの主張では、AppleのiPhoneは携帯電話であること、VoIP製品ではiPhoneと言う名称は他にも使われているので問題ないと言う考えのようだ。 「GSMがあるのでVoIPは必要ないと考えた」と言うAppleの主張も、じつはこの商標問題が裏にあったのではないかと思えてくる。 ただ、Ciscoの持つiPhoneの商標が、VoIP製品にとどまらず、携帯電話にも及ぶのだとしたら、Appleは使用許可を受けなくてはならないはずだ。 CiscoもVoIP製品のみで商標を取得しているとは考えにくく、今後どうなるかが興味深い。
2007年1月11日
Apple: Apple TV、iPhoneの追加情報
Macworldで発表されたApple TVやiPhoneについて追加情報を見つけたのでメモ。
- アップル担当者インタビュー
-
iPhoneが第6世代iPodではないと発言している。 あくまでiPhoneはiPod機能を持ったコミュニケーションツール、らしい。
- iPhoneのユーザーインターフェース動画レポート
-
動作がかなり軽快なのに驚いた。 もちろん、時間のかかる動作はしないように工夫したプレゼンなのだろうが、それにしても軽快。
- Apple TV, iPhone担当者との一問一答
-
担当副社長が、Apple TVのハードディスクの容量や、iPhoneの機能アップデートの可能性について答えている。 やはりアプリケーションの追加は自由に出来ないとのことで残念。
モバイル: CESで発表されたスマートフォン
注目度としてはMacworldで発表されたAppleのiPhoneが上かもしれないが、CESで発表されたスマートフォンにも色々と面白いものがあったそうだ。
以前紹介したSamsungの三つ折り端末も紹介されていたようだが、SGH-u740と言う縦にも横にもオープンできる折りたたみ携帯電話も面白そうである。 auから出ているW44S(SonyEricsson製)より遥かにエレガントにまとまっているように見える。 そのSonyEricsson製のM600iも、他のQWERTYキーボード搭載端末よりもすっきりした良いデザインだと思う。 ただ、iPhoneを見てしまった後では、どうしても画面が小さく使いづらそうな印象を受けてしまう。 今後はタッチスクリーンを使った端末が増えていくのだろうか。 国内のメーカーにも期待したい。
Apple: Apple ComputerがAppleへ社名変更
iPhoneの発表記事でも一部触れられていたが、Apple ComputerがAppleへと社名を変更したそうだ。
一般には既にApple、と言えばApple Computerと言う状態だったが、あちこちで指摘されている通り、社名を変更すると言うことはAppleのビジネス内容の変化を示していると思う。 すなわち、コンピュータのハードウェアとソフトウェア(MacとMac OS)を作ってきたこれまでのビジネスだけではなく、iPodやiPhoneなどに代表される周辺機器製造、そして.MacやiTunes Storeのようなサービス・コンテンツビジネスへの展開を素直に表したものなのだろう。 この社名変更を契機に、Appleがこれまで以上にコンピュータ以外のビジネスを広げていくのか、楽しみである。
Apple: 2007年後半にUniversal対応のMicrosoft Officeが発売へ
現行のMS Office 2004 for MacはUniversalアプリケーションではなかったため、対応が望まれていた。 Microsoftは次期OfficeをUniversalアプリケーションとして、Intel Macにもネイティブ対応する予定らしい。 Microsoftからも公式発表が出ている。 記事によれば、このMS Office 2008 for Macでは、Windows版MS Officeとの互換性を重視しているが、Mac版独自のアプリケーションも含まれるとのこと。
Boot CampやParallelsでWindowsそのものをIntel Macで動かしている人にとっては、このOfficeを待つかどうかはちょっと複雑なところだろう。 というのも、Windows版Office 2007が1月末には発売されるのだから、これをWindowsでそのまま動かすのが、互換性の上でも一番問題がない。 もちろん、Officeのみが目的なら、Boot Camp または Parallels + Windows + Windows版Officeよりも、Mac版Office一つを購入した方が格安である。 だが、他のアプリケーションを使うなどの理由で、既にWindowsがをIntel Macで動かしているならば、互換性の点でWindows版Officeを購入した方が安全となってしまう。 まあ、Intel MacでWindowsを使う人はそれほど多くないのだろうが・・・。
Apple: 802.11n対応の新AirMac Extreme
こちらもMacworldにて802.11n(ドラフト段階の規格)に対応したAirMac Extremeが発表された。 これも直前に出てきた情報だったわけだが、噂では2倍または4倍の性能アップだったが、実際に発表されたのは5倍の速度と言うことらしい。 ドラフト段階とは言え802.11n対応の無線製品は既に各社から出ているし、実はMacBookやMacBook Proに内蔵の無線機能も、封印してあるだけで802.11nに対応しているようだ。 他にもUSBハードディスクをつなげて共有可能と言ううれしい新機能もついているらしい。 いっそのことApple TVにもAirMac機能をつけてしまったら良かったのにと思うのだが、そこは同じMac miniの大きさのようだし、両方買って重ねて使ってくださいと言うことか。
Apple: iTV改めApple TVも発表される
MacworldではiPhoneの発表に引き続き、iTVと呼ばれていたMac miniに似た形のセットトップボックスであるApple TVも発表された。 iTunes Storeで購入したビデオなどを家庭のテレビで再生できる商品とのことで、Macと家電をつなぐ商品としてはAirMac ExpressのAirTunes機能に次ぐ商品になると思う。
ただ、私のように狭い部屋に一人暮らしの(しかもテレビはない)状態だと、完全に縁のない商品だ。 正直なところ、各部屋にテレビがあって家族各々が自分の好きな番組を見ていると言う日本では、あまり売れない商品だと思える。 どちらかと言うと欧米の家庭スタイル向けの商品だと思う。 SlashdotでもiPhoneにくらべてあまり盛り上がっていないように見える。
Apple: MacworldでiPhoneがとうとう発表
とうとうAppleから携帯電話「iPhone」が発表された。 タッチスクリーンで操作し、iPod機能を併せ持つなど、これまで噂されてきたタッチスクリーンiPodとiPhoneを合わせた商品になっている。 こうして見ると、別々の商品として流れてしまったものの噂も案外正しかったことになる。
なんと言っても特徴は画面サイズ320ドット×480ドットの3.5インチスクリーンをタッチすると言う操作性だろう。 画面サイズと言う制約をのぞけば、どのようなキーボードレイアウトにするかはソフトウェア制御であり、様々な可能性がある。 現にQWERTYキーボード画面や、iPodの操作画面などがスクリーンショットとして公開されており、これだけでもかなり面白そうだ。
SafariやYahoo!製のIMAP対応のメーラー、カレンダー、アドレスブックなどが搭載されているようだ。 ウィジェットにも対応していると書いてあるが、標準搭載のもの以外に追加は出来ないようになっているらしい。 セキュリティを考慮した結果らしいが、これはかなり残念に思う人が多いだろう。
携帯電話としては3Gには対応しておらず、このまま日本では使えないそうだ。 ただ、無線LANやbluetoothには対応しているそうなので、携帯電話として使えなくてもPDAとして使いたい人は多いのではないだろうか。 iPodとの価格差を考えたら、かなりリーズナブルな価格設定に思える。
コンピュータ: 富士通のUMPCプロトタイプ
Gizmodoで紹介されていた、富士通のUMPCのプロトタイプだが、なかなか洒落たデザインである。 見た目から推測すると、筐体は画面側と背面側の二つに分かれていて、これを45度くらい回転させて使うようだ。 右側に見えている背面側の部分にはボタンらしきものも見える。 ただし、このプロトタイプは実用化の予定はないらしい。 せっかくならデザインコンセプトに留めずに商品化して欲しいが、残念なところだ。
2007年1月10日
コンピュータ: ハイブリッドハードディスクの普及促進にメーカーのアライアンス
シリコンメモリーを1.8インチドライブに詰め込んだSSDの話が出ていたが、全てシリコンメモリーと言うのも現在では容量とコストのバランスではハードディスクに勝てない。 だが、シリコンメモリーは速度や省電力では有利である。 両方のいいとこ取りをしたのがハイブリッドハードディスクだそうで、今後のハードディスクの主流になっていくと言われている。
その普及促進のため、ハードディスクメーカーがアライアンスを作ったと言うのが今回のニュースだ。 アライアンスを結成してどのようなアピールを誰に行っていくのか、記事からは判断できないが、これを機会にハイブリッドハードディスクを採用するPCメーカーが増えると良いなあと思う。
日常: 癒し系の壁掛けお月様
Gizmodoで「Healing Moon」と言う壁掛けお月様が紹介されていた。 月の満ち欠けを観察することも出来るらしい。 こんな月が室内に浮かんでいたら、それはそれは癒されるに違いない。
2007年1月 9日
コンピュータ: Windows VistaのSideshowに対応したASUSのノートPC
W5FeはWindows Vistaの新機能であるSideShowに対応したノート型PC。 私は知らなかったので書いておくと、SideShowとはPC本体とは独立したプロセッサ・メモリ・サブディスプレイを使って、規格化されたガジェットを利用可能、と言った機能だそうだ。 このW5FeはASUSからの発売で、メインディスプレイの裏側に小型のディスプレイを搭載している。 まるで折りたたみ式携帯電話のようである。 私は携帯電話のサブディスプレイもあまり活用したことがないので、このSideShowにしても時計ぐらいしか用途が思いつかない。 ただ、PC本体から切り離して、リモコンのように使うことなどもSideShowでは考えられているようなので、そちらの方が面白い使い方が出来そうだ。
コンピュータ: 二つ折りキーボード搭載の三つ折りWindows CE端末S-XGen
筐体を三つ折りにしてQWERTYキーボードを搭載したアイデアが面白いS-XGenがEngadgetで紹介されていた。 写真を見るのがわかりやすいが、単にディスプレイとキーボードを折り畳みにするのではなく、キーボードを半分で折り畳んで三つ折りにしているのが特徴的だ。 ホールディングしやすいようにと言うことなのか、丸みのある筐体と言うのも面白い。 機能的にも充実しているようだが、値段も$1,400と結構するようだ。
こういう、小さいのに色々出来ると言う端末には憧れる。 もちろん、小さいからこそのトレードオフもあり、憧れるだけで実用するには至らない場合が多いのだが、いかに小さくまとめるかと言うところには夢があると思う。 以前もSamsungが二つ折りキーボードを搭載した端末を発表していたが、キーボードの打ちやすさとコンパクトさを両立したうまいアイデアだ。 ただ、丸い筐体だからこそで仕方ないが、S-XGenのキーボードではEnterキーが押しにくそうなのが気になった。
Apple: iWork '07 に表計算ソフト「Numbers」の噂
Macworldの開催が迫っているが、そこで発表が期待されるiWork '07に、表計算ソフトとして「Numbers」か「Charts」が含まれるともっぱらの噂らしい。 Slashdotのストーリーでは、Numbersの商標はいったん登録されたものの取り下げられたとの情報もあるようだ。
これまでiWorkにはプレゼンテーションに使う「Keynote」、文書作成の「Pages」が含まれて一つのパッケージになっていた。 私が購入したMac miniやMacBook Proにも30日評価版がインストールされていたが、やはりプレゼンとワープロだけではわざわざ購入する気にもなれなかった。 表計算ソフトの登場で、ぐっと購入意欲が刺激されそうだ。
2007年1月 8日
コンピュータ: 円柱形のVAIO
CESの開催前で色々と情報が出てきている。 ソニーからは円柱形をしたPCが発表されている。 円形に近いものとしては「大福」と呼ばれたiMacを思い出すが、この円柱形はあくまでPC本体だけのようなので、Mac miniのソニー版と言った感じになるだろうか。 正確な大きさはよくわからないが、Mac miniよりはやや大きいのかな、と言う印象を受ける。 「クッキー缶」と言う表現も、これはこれでうまい表現だと思う。
Mac miniの面白かったところは、同じ形のハードディスクやスピーカーやディスプレイ切り替え器などがサードパーティーから販売されていたことだ。 この円柱形VAIOも、そう言う商品展開がされたら面白いと思うし、買う人は結構多いと思う。 ただ、Mac miniの二番煎じと言われてしまうことはさけられないと思うが・・・。 個人的には、Windows PCよりはMacを選ぶが、直方体か円柱形かと言われたら円柱形を選びたくなってしまうので、是非ともソニーには円柱形周辺機器もシリーズ展開してもらい、積み上げられた写真を見てみたいものだ。
Apple: Microsoft IntelliPoint ソフトウェア 6.1がリリース
Intel MacでMicrosoftマウスのドライバが動かないなどと書いたが、ばっちり動くドライバが存在した。 MACお宝鑑定団さんで見つけたのだが、IntelliPoint と IntelliType のバージョン 6.1がリリースされていた。 ユニバーサル対応などとは書かれていなかったのだが、試しにインストールしてみると問題なく動作した。 6.1と言うからには以前から6.0も存在していたはずで、こちらもおそらくIntel Macで動作していたのだろう。 Microsoftのサイトを自分で探したときには発見できなかったのが悔しい限りだ。
コンピュータ: 拡張色空間xvYCC
今まで知らなかったのだが、RGBやsRGBよりも広い色空間をカバーする標準規格としてxvYCCと言う動画用拡張色空間があるそうだ。 このxvYCCは人間が認識可能なほとんどの色を再現可能とされていて、2005年10月に標準規格として認められていた。 用語辞典を見てみると、xvYCCは日本発の規格であるらしい。
記事を振り返るとソニーはかなり早い段階から商品を発表していたようだ。 この記事によればちょうど一年前のCESにxvYCC対応の回路を組み込んだ大型液晶を発表している。 今回ソニーが提唱したのは、ソニー製品におけるxvYCCの呼称をx.v.Colorとしてロゴを作り、また、業界共通の呼称・ロゴとしての利用だ。 最初記事を読んだときはソニーが提唱した規格だと思い込んでしまったが、標準規格を独自の呼称で呼んで行こうと言うことのようだ。
私の感覚としてはxvYCCよりもx.v.Colorの方が色に関することだとわかりやすいので良いと思うが、これが再現性がきわめて優れた規格だと認知されていくのはなかなか難しいようにも思える。 ただ、より綺麗な画面が使えるのなら使いたいとは思うし、むしろ現在のsRGBが55%の色しか再現性がないと言うことにも驚いた。 だから、是非とも広がって欲しい規格である。 製品も販売され始めているようなので、自分が液晶テレビなどを買うときには、ちょっと気にしてみたいと思う。
2007年1月 7日
コンピュータ: 2006年のネット界隈
昨年末のことだが、ITmediaに2006年を振り返る記事が掲載されていた。 ネットに関連する話題を中心にまとめているようで、携帯電話のナンバーポータビリティー(MNP)は私もオランダから注目はしていたが、上記の記事には書かれていない。 話題になっているのはライブドア、次世代DVD、次世代ゲーム機、SNS、YouTube、Web 2.0、など。 それ以外の話題の「男おやつ」も楽しく読ませてもらった記事だと記憶している。
個人的には次世代DVD、次世代ゲーム機は、事前にかなり盛り上げていた割には、規格の分裂や商品の供給不足もあって、メーカーが期待したほどの盛り上がりにはならなかったのではないかと思う。 特に「高機能化」に焦点を当てた次世代DVDやPS3に関しては、「今で十分」のような満足感や冷めた部分もあって、盛り上がりに欠けたのではないだろうか。
一方で良い意味でも悪い意味でも注目されたのはSNSのmixiだと思う。 株式公開により広く注目を集め、盛り上がっていたが、Winnyで起きた個人情報漏洩事件が飛び火した。 それが原因かどうかわからないが、mixiのアクセス数の伸びにかげりが見えていると言う記事もあった。
ネットからは離れるが、コンピュータ関連ではiMacとMacBook ProにはじまるIntel Macの登場と全シリーズの移行が大きな出来事だったと思う。 個人的にもMacBook Proを購入したので特に印象深い出来事だった。 今年も色々なニュースでわくわくしたいと思う。
2007年1月 6日
日常: イギリス気象庁が世界的に今年は暖かいと予測
オランダでは昨年の秋もかなり暖かかったそうだが、イギリスの気象庁が今年は世界的に観測史上最高の暖かさになりそうと発表したと報道されている。 その昨年のオランダの暖かさは300年に一度の暖かさで、紅葉も1ヶ月も遅れている状況だったようだが、今年はさらにそれを上回ると言うのだろうか。 寒いよりは暖かい方が過ごしやすいが、その異常気象がどのように生活に影響してくるのか考えると不安になってくる。
2007年1月 5日
コンピュータ: ハードディスクより100倍速いSSD
SanDiskから1.8型のSolid State Drive(フラッシュメモリーを利用したドライブ)が発表されたそうだ。 特徴としては高速・低電力・耐久性があり、特に速度に関してはハードディスクの100倍にもなるそうだ。 ATAドライブとして使えるようになっており、特別な設定を必要としないのも便利そうだ。
問題としては現時点の製品では32GBと言う容量と、おそらく価格が挙げられると思う。 ただし、フラッシュメモリーは低価格化が進んでいるそうなので、SSDの大容量化・低価格化も期待できるらしい。 フラッシュメモリーを使ったゼロスピンドルPCも発売されていたが、今後SSDが一般化すれば、こういう選択肢も増えてくるのではないだろうか。
2007年1月 4日
Apple: Parallels Desktop for Macの最新β版は順調に進化中
元麻布春男氏のコラムにMacBookとParallelsについて書いてあった。 2006年を振り返ってベストハードウェアとベストソフトウェアとして、その二つが紹介してある。
これによるとParallelsのβ版ははかなり順調に進化しているようだ。 まず、これまでは出来なかった、Boot Campによるネイティブなブート環境を、Parallelsの方からも使えるようになったそうだ。 ディスク容量の節約と言うメリットは言うまでもなく、インストールなどの重い作業はネイティブで行い、それ以外はParallelsでMacと同時利用すると言ったメリットも挙げられている。 これが出来る出来ないはかなり大きな違いではないだろうか。
また、共通のクリップボードや、USB 2.0、CD-R/DVDなどのサポートなど、実用に必要な機能は着実に揃ってきているようだ。 とりあえずVista登場後の各種レビューを見てから購入は判断したいが、かなり楽しみである。
2007年1月 3日
Apple: Apple Mailの重複メール削除スクリプト
そう言えば、Apple Mailのユーザー環境移行時に、POPアカウントから重複メールをダウンロードしてしまうことが起こった。 これはどのメールをダウンロード済みなのかのインデックスがないのでしかたないのだが、数が多いと削除も大変である。 このときに役立ったツールがあった。
株式会社スクイズ研究所に掲載されているMail.app用の重複メール削除ツールがそのツールで、Perlスクリプトになっている。 Mac OS Xアプリケーションではないので、実行には多少ターミナルの使い方を知っておいたほうがわかりやすいと思うが、リンク先にやり方が解説されているし、私は問題なく使えた。 非常に便利なツールだと思う。
Apple: Apple Mailの移行完了
Mac OS Xの旧ユーザーアカウントから、すでにサーバーからは削除済みのPOPアカウントのメールを移行させたかったのだが、よくわからないのであきらめることにした。 受信トレイから独立したフォルダに移動していたものは読み込めたし、なんとサーバーには7月からのメールが残っていた(もちろん迷惑メールは削除していたから数は数百程度)ので、最近の分のメールに限って言えば全く問題ない状態だった。 また、8月末からはほとんどのメールをGmailにいったん転送してあったので、こちらからPOPで取得することも可能だった。
と言う訳で、Apple MailのMac OS Xユーザーアカウント間の移行はうまくいかずに終了してしまった。 旧ユーザーアカウントに残っているデータはメールで最後だったので、アカウントは削除した。 ようやくすっきりとした構成で使えることになった訳である。
2007年1月 2日
Apple: Dashboardをイルミネーションで飾ってみた
エントリーするのが遅れたが、Christmas Lightsと言うDashboardウィジェットでDashboardをイルミネーションで飾ってみた。 Dashboardを呼び出した状態で、画面の周りで電球が点滅している様子を再現でき、クリスマス気分を出すのにはちょうど良かった。 イルミネーションのパターンはいくつか変えられる。
問題はこのウィジェットを解除するとき。 普段ウィジェットの表示を解除しているときのように、Dashboardを呼び出し、プラス(+)ボタンをクリック、と言う順番では、ウィジェットを閉じるボタンが隠れてしまう。 ここは面倒だが、ウィジェットを管理するウィジェットを呼び出し、いったん使用不可にするしかない。 使用不可状態では画面下部に出てくるトレイに表示されなくなるが、再び使用可能状態にすればトレイに表示されるので問題ない。
Apple: Apple Storeの初売りは盛況だったらしい
新年早々こんな取材をしている記者さんも大変だと思うが、全国のApple Storeの初売りの様子がレポートされている。 オンラインのApple Storeとは中身が少し異なるそうだが、リアル店舗で販売されていた福袋の中身も別の記事で紹介されている。 見るとiPod nanoを始め形が特徴的なスピーカーJBL on timeや高級イヤホンのSHURE E3cなど、122,000円相当が同梱されていたようだ。 もし私がこれからiPodを買おうとしていれば購入したかもしれない内容だ(笑)。
iPodやiMacなども定価の10%引きで購入できたようだ。 MacBook Proについては記事によって書き方が違うのでよくわからないが、ソフトやiPodアクセサリも割引で購入できたと言うから、普段は定価商売のAppleが色々とサービスをしたようだ。 私は友人と会う用事があったので行かなかったが、ちょうど欲しいものがあればこういう機会に購入するのも良いかもしれない。 年一度と言わずに、ボーナスシーズンにはやって欲しいイベントである・・・。
2007年1月 1日
日常: 新年あけましておめでとうございます
2006年2月頃にirodori.jpn.orgへ移動してから初めての新年を迎えた。 昨年中は公私に渡り色々と変化があったが、刺激的でなかなか充実した一年だったと思う。 コンピュータ関連で言えば、何よりもサイトを移動してこのブログを書き始めたのが大きな変化だ。 来年も書き続けていきたいし、何か新しいことも取り入れて挑戦していきたい。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。