IrodorI One-Poem World

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2006年5月 3日

Web: ボットネットの実態

ボットネットの脅威が警告され始めてからしばらく経っているが、そのボットネットを実際に試して、どのような動作をするのか確認した、と言う記事がITproに掲載されている。 ボットネットというと、とかく正体不明で不気味、と言うイメージが先行していたように思うが、この記事によると、閉じたネットワークの中で、実際にボットを感染させ、コントロールしてみた、と言うことらしい。

詳しいことは記事に書いてあるので省略するが、ボットネットは思ったよりも高機能化されていて、これと言った対処法がない、と言うところまで来ているようだ。 対処するには、個々のコンピュータが地道に対策をする他はないとのことで、絶望感が漂っている。 一般ユーザーの意識を変えるのは容易ではなく、当面はボットネットが猛威をふるいそうだ。

食事: う・ま・い

伯父さんが、あらかじめ送ってくれた魚をさばいて刺身にしてくれた。 鯛とカンパチの刺身で、非常においしかった。 他に、鯛の煮付けや、サザエも焼いてくれた。 やはり、新鮮な魚介類は最高においしい。 鯛と牛蒡を一緒に炊き込んだご飯も、おいしくいただいた。

そして相変わらず伯父の方言はなかなか理解できないが、こちらも程よく酔っぱらってきたので、ノリで話を合わせられるようになった(笑)。

コンピュータ: Googleが無償の3Dデザインソフトを提供

米Google,無償の3Dデザイン・ソフト『Google SketchUp』をリリース」とITproが報じている。 記事によると、Google Earthの自宅住所に、このソフトで作成した3Dモデルを設置することが出来るようだ。

記事にはこの3Dモデルが共有できるかどうかは書かれていないが、Google Earthには、データを自分で追加できるので、自分で公開したり、他人の自宅モデルを表示させることも可能になるのだろう。 問題は、「自宅」と言うことで、それをどうやって証明するのか?がよくわからない。 むしろ、現在はアメリカの主要都市でしか提供されていない建物の3Dモデルが、ユーザー有志の力によって、世界の各都市に広がっていったら面白いと思う。

現在はWindows版しか提供されていないようだが、Mac OS版の提供予定もあるようだ。 提供されたら、是非試してみたいソフトである。

Apple: Intel Mac+Windows XPの利用レビュー

日経BPのデジタルARENAにて、Macで動くWindows XPを使い込むと謳った記事が出ていた。 Intel Mac上でWindows XPを使用可能にするBoot Campの登場は衝撃的だったが、実際にどれほど使えるものなのか?と言うレビュー記事である。

私も遊んでいるAge of Empires IIIについても、多少のもたつきはあるものの、ストレス無くプレイできているようで興味深い。 ただ、レビューに使用されているマシンは、iMac 20インチと20万以上するマシンに、さらにメモリを1GB増設している。 Apple Storeでは、メモリ1.5GBと言う選択肢はないので、実際の価格はわからないが、価格から推定すると、おおよそ22万円くらいの価格と思われる。 これではちょっと手が出せない。

ゲームがストレス無くプレイできている要因として、Radeon X1600(128MB VRAM)が搭載されていることが記事でも挙げられている。 おそらく、その通りなのだろうが、対してMac miniは、オンボードのグラフィックスチップ(共有の64MBメモリ)しか搭載していない。

私がIntel Macを購入するとしたら、大きさや価格から見て、確実にMac miniとなる。 果たして、そのMacでゲームはまともに動くだろうか? 持っていないものを心配しても仕方がないが、購入する動機が弱まるのも確かだ。

One-Poem: 歴代使用PCの紹介(2) Gateway2000 GP7-500

Gateway2000 GP7-500

2代目のメインPC。 1999年の4月に購入した。 Pentium III 500MHzに、メモリを512MBと、初代に比べて大幅にパワーアップした。 標準のOSはWindows 98だったが、最終的にはWindows 2000を動かしていた。 Windows 2000は非常に安定していて、良いOSだったと思う。

三菱のDiamondtron M2と標準添付のディスプレイによるデュアル構成を便利に使っていた。 標準でデュアルディスプレイが出来たわけではなく、友人から譲ってもらったMatrox Millenium G400と言う秀逸なビデオカードのおかげである。

現在はEdirolとブランドが変わった、当時のRolandのSC-88Proと言うMIDIシンセサイザーもつなげて使っていた。 SC-88Pro、初代PCで98版の朱紅い雫を快適に遊ぶために購入した。 MIDIは当時は最高の音質を持った音源で、ハードウェアでそれをサポートするSCシリーズはかなり高価だったが、アルバイトで貯めたお金を、躊躇無く投入した覚えがある。 今考えれば、MIDIが威力を発揮したのはせいぜい数年で、今や、楽器演奏を趣味でやろうという場合以外には、無用の長物だろう(当時もそうだったのかもしれないが・・・)。

ちょうど、MINOLTAのDiMAGE 7iと言うデジタルカメラを購入した時期も重なり、コンピュータの楽しみ方がいろいろと広がった時期だった。 インターネットに接続し、自分のサイトを作成し始めたのも、ちょうどこのころだ。 そのため、WWWブラウザをたくさん入れて自己満足に浸っていた。 Internet Explorer、MozillaやNetscape、Opera、Lynx、w3m、JustView、Amayaなどが入っていた。 Lynxやw3mまでならテキストブラウザとして結構知られていると思うが、JustViewやAmayaなどはマニアックすぎるかもしれない。 JustsystemのWWWブラウザがJustViewで、AmayaはW3Cが開発したWWWブラウザである。

GP7-500の使用をやめた理由も故障で、どうも内蔵ハードディスクが限界に到達したようだった。 運良く起動できたときにデータのバックアップを取り、そのままこのマシンはフェードアウトを迎えてしまった。 ハードディスクを換装するという手もあったのだが、ちょうどスペック上、仕事やゲームの利用がきつくなってきた時期でもあり、また、PCの価格も低くなっていたので乗り換えに踏み切った。

One-Poem: 歴代使用PCの紹介(1) NEC PC-9821Ce model S2

NEC PC-9821Ce model S2

1993年に購入。 確か8月くらいだったと思われる。 初代9821の後継に当たるモデルで、購入当時は「マルチメディアパソコン」としてもてはやされていた。 OSにはWindows 3.1を選択、等速ながらCD-ROMドライブも搭載し、SCSIも標準搭載するなど、なかなか良いつくりだったと思う。 リンク先のスペック表はたぶん間違えていて、内蔵ハードディスクの容量は120MBだった。 当時はパソコンと言うものがまだまだマニア向けみたいなところがあって、そんな中で、「汎用性があるからパソコンを買う」と言い出した我が両親は、先見性があったのか、単に新しいものが好きだったのか、どちらかだろう。

家族の誰も、パソコンのことはよくわからないし、事前に本を見て決めることにした。 NECにするかFM-TOWNSにするか悩んでいたくらいで、確かその本にはDOS/Vもちらっと紹介されていたのだが、流石にそれを選ぶだけの先見性はなかった。 シェアはNECの98シリーズが圧倒的で、両親の購入目的だった、一太郎も98シリーズで動作した。 いろいろ悩んだ結果、「オールインワンで初心者向き」という文句に乗って、PC-9821Ceを選択した。

機種は決めたものの、どこで買えばいいのかわからなかった。 当時、パソコンを買うなら秋葉原、という感じだったので、私たちも秋葉原に行った。 そして、秋葉原でもCMを良く流していて有名だった、石丸電気に行った。 その石丸電気は家電の店で、パソコンは別の店で扱っているというので、そちらに向かうことにした。 その店舗にPC-9821Ceが合ったので、一太郎5と、小型プリンタを合わせて、50万円くらいした。

後日、品物が郵送されてきたのだが、ロケットと言う会社から送られてきた。 おかしいな、と思ったら、石丸電気の目の前にロケットの店舗があって、私たちは全員間違えていたのだった。 どちらが安く買えたのかはもうわからないが、とにかくきちんと手に入って良かった、と言うところである。

その後、と言っても相当後だが、中古で購入したOverdriveプロセッサ(50MHz、1800円)や拡張メモリ(4MB、2400円)などを付けた覚えがある。 当時すでに新しいマシンを使っていたが、たまにゲームをしたり、BSDかLinuxの勉強がてら、サーバーにでもしようかと思って購入した。 だが、ネットワークカードを2枚挿すとどうもうまく起動せず、そのままになってしまった。

このマシンは2000年問題も見事に引っかかり、DOSのメニューの表示が西暦100年になっていた。 長いこと電源を入れていなかったら、システムタイマーが狂ってきて、時計が思い切りずれている。 ディスプレイも故障して、色がきちんと表示できなくなり、画面も二重に移るようになってしまった。 古いPC-98は出力周波数が低いため、DOS/V用のディスプレイは接続できないので、もうどうしようもなくなった。 いろいろと懐かしいマシンである。

仕事: 電話応対のモラル

ITproに「隣の席の電話が鳴ったらとき、あなたは?」という記事があった。 「なんだこれ?出るのが当たり前」と思って記事を読んだが、やはり疑問は解けなかった。 記事では、IP電話の個人内線番号がどうのこうの、と書いてあるが、代理であろうと、個人宛の電話だろうと、それが内線であろうと、電話が鳴ったら出るのが当たり前。 その人がいないのなら、会議でいないのか、出張でいないのか、はたまた単に席を外しているだけなのか、それだけでもわかればまた連絡できるし、伝言を頼むことも出来る。 誰も出なければ、電話をかけた人には何もわからない。 ただそれだけである。

他にも変なことが書いてあるので、当該部分を引用してみる。 代理応答をしない理由を書いてある部分だ。

電話をかけた側が「今すぐ連絡を取れなければ意味がない」,「不在ならばあとからかけ直そう」など考えていたとする。 そのとき代理で,ほかの人が出たらどうだろう。 電話をかけた側は「Aさんにかけたのに,なんでほかの人が出るのか」と思うだろうし,わざわざ「Aさん,お願いします」などと余計な会話をしなければならない。 場合によっては,「少々お待ちください」と保留され,しばらく待たされた挙句,「どこにいるか,いつ戻ってくるかわかりません」。 なかには,個人内線番号にかけたときに,本人がいるにもかかわらず,呼び出し音が2〜3回鳴るかどうかという時点で「●●課です」と代理応答する人もいるという。

意味がわからない。 そもそもの前提がおかしくて、「電話をかけた側が〜と思っていたとする」となっている。 電話を受ける側は、超能力者なのだろうか? そんなこと、わかるはずもない。 仮に「今すぐ連絡を取れなければ意味がない」などと思っていたとしても、現在連絡が取れないことがきちんとわかるだけでも、電話をした意味があるはずだ。 むしろ、「何故代理でも電話に出ないのか」と文句を言われる方が自然だ。

「待たされた挙げ句、いつ戻るのかわからない」や「呼び出し音が2〜3回で代理応答」のくだりは、何故電話に出た人が非難されなければならないのか。 その場にいなかった人が自分の行動について周知していなかったことや、いるのに電話にすぐでないことを非難するのならわかるが、代理で応答したために非難されるとは、新入社員研修を間違えたとしか思えない。

この記事はITproの記事である。 百歩譲って、今時のIT業界では、こういう発想や電話応対が普通なのかもしれない。 だが、それはおよそまともな電話応対とは言えない。 むしろ、この筆者がこれまでまともな電話応対をしてこれたのか、心配になってしまった。 日経BPの社員研修は、一体何をしてきたのだろうか? こんな記事を掲載していても、会社の恥をさらすだけのようなものだ。 早々に削除した方がいい。

コンピュータ: Windowsの互換性を維持するための努力

ITproに、「本当はすごい『Windowsの互換性維持』」と言う記事が掲載されている。 簡単に言うと、互換性維持のために多くのテストがなされ、互換モードで起動させるアプリケーションのリストが作成されている、と言う記事である。 Microsoft製品も、例えばVisual Studio 6.0と言った、比較的新しい製品なのに互換モードになっているそうで、案外細かな配慮がされているのだとわかる。 とは言え、私が買ったNeed for Speed: Porsche Unleashedは、Windows XPでは起動せず、わざわざ互換モードで起動するよう設定した覚えがある。 この場合は、EAがテストをさぼったとしか思えない。

一方、記事の筆者は、そのリストに「ときめきメモリアル」が含まれているので「胸が高鳴る」などと書いている。 全世界のWindowsにそのリストが含まれているから、と言う理由付きで、いいたいことは何となくわかるのだが、挙げた例がどうも間違った例であると思うのだが、気のせいだろうか。

日常: 福岡から伯父と伯母が来た

ちょうど、実家に福岡から伯父と伯母が遊びに来た。 方言がわからない・・・。 しかも、すでにお酒を入れてきているらしく、いつもより方言がきつい。

ヨーロッパの言語同士は、日本の方言同士より、言葉が近いと聞いたことがあるが、やはりその通りだと思う。 これで、津軽弁の人が来たら会話が成立するのだろうか?

食事: こだわりのコーヒー

私は良くコーヒーを飲む方だが、味に対してはそれ程うるさくないと思っている。 豆もインスタントコーヒーを使っているし、つまりは飲めればよいという考え方だ。

そんな私でも、ちょっと気になった記事があった。 「自分で生豆の焙煎にチャレンジしよう」という記事である。 この記事シリーズは「男のこだわりコーヒー事典」というタイトルが付いているが、女性でも楽しめる内容だと思う。 当該の記事では、自分で生豆を買ってきて、煎るところからはじめてみよう、と言う方法が紹介されている。 煎り方一つでもいろいろあるのだなあと、なんだか感心してしまった。

ドライブ: 関越道下りは相当な混雑

朝の通勤割引に合わせて、関越道を使って実家に帰省した。 私は上りだったので良かったが、下りは大変な混雑で、藤岡のジャンクションあたりで気づいたのだが、ずっと徐行状態だったようだ。 花園近辺が特別すごい、と言うわけでもなかったが、私が通った時間では所沢付近の混雑がすごかったように思う。 途中、三芳のSAで休んだのだが、駐車場も車でいっぱいだった。

上りが一番混雑していたのは新座の料金所で、ETCレーンは空いているのだが、そこに至るまでに1kmほど渋滞してしまっていた。 ETCの搭載率は4割を超えたそうだが、果たしてそうなのか。 自家用車に限れば、まだ割合は低いのではないかと思った。