2016年10月28日
Apple: 新しいMacBook Proが発表された
先ほど終わったApple Special Event. October 2016.にて、新しいMacBook Proが発表された。 事前の予想の通り、ファンクションキーがタッチスクリーンで置き換えられた「Touch Bar」となった。 Touch IDも搭載されている。 トラックパッドも大きくなっている。 筐体は薄く・軽くなり、CPU・GPU共に強化されている。
Touch Barはアクティブなアプリケーションによって内容が変化するし、その使用状況によっても随時変化するようだ。 イベント内ではメール、メッセージ、Safari、Final Cut Pro、Photoshopが紹介されていた。 タップやスライドを行う様子は、当初いずれも一本指で操作していたのだが、DJアプリの紹介では二本指でも操作していた。 Microsoft OfficeなどもTouch Barをサポートするようだ。
確かにTouch Barは面白い。 キーボードから手を大きく外さなくても、いろいろな操作が可能になる。 タッチスクリーンを搭載してこなかったMacに、ある面ではタッチスクリーンよりも便利に使える機能を搭載したとも言える。
一方で、やはり物理キーボードはコンピュータにはまだまだ欠かせないものなのだなと感じる。 iPadはソフトウェアキーボードのみでスタートしたが、iPad Proでは公式に物理キーボードも用意された。 今回のMacBook Proも、ソフトウェアキーボードとなったのはファンクションキー部分だけだ。 昨日発表されたSurface Studioなども含め、今後こうしたユーザーインターフェイスがどのように変化していくのかは興味深い。
2016年9月25日
Apple: iOS 10 & macOS Sierra
9月7日のiPhone 7の発表イベント後、配信が始まったiOS 10とmacOS Sierra (10.12)をインストールしたので、ちょっと触った感想など書き残しておく。 なお、使用している端末はiPhone 5sとMacBook Pro Retina (Mid 2014)。
iOS 10
- 写真App
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メモリー、ピープル、撮影地(アルバム)と言った新機能が追加されている。 メモリーはGoogleフォトにもあるように、自動的に旅行などの写真をグループ化してくれる機能。 ピープルは顔認識機能で写っている人をまとめることができる機能。 撮影地は地図から撮影した写真を選ぶことができる機能で、今まで独立して用意されていなかった方が不思議だ。
これらはmacOS Sierraの写真Appでも同様に追加されたが、メモリーやピープルはお互いにデータを共有しているわけではないようだ。
- 時計Appのベッドタイム
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睡眠時間の管理は以前からArgusと言うアプリで行なっているので、とりあえず設定はしたものの、あまり活用できていない。 むしろ、Argusから睡眠時間データをヘルスケアAppへ取り込むことができるようになったことの方がありがたいかもしれない。
- 持ち上げるとスリープ解除
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この機能は期待していたのだが、A7+M7という構成のiPhone 5sには対応していない模様。 M9がSoCに組み込まれたiPhone 6sからの対応ではないかと思われる・・・。
- ロック画面・通知画面
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正直、ロック画面であれこれ操作する気になれないため、今回の刷新もあまり期待していなかった。 むしろ、iOS 9までは通知を下へスクロールしても、日付とまとめて削除するボタンが常に表示されていたのだが、iOS 10ではこの部分もまとめてスクロールされてしまい、まとめて削除する際の手間が増えてしまった。
macOS Sierra
- 写真App
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新しい機能はiOS 10の写真App同様、メモリー・ピープル・撮影地。 撮影地から写真を選ぶ機能は、確かiPhoto時代にはできた機能で、Mac版アプリとしては特段新しい機能ではないが、やはりあると便利。 メモリーはライブラリを解析後も「メモリーなし」と表示されていたが、しばらくするといくつか表示されてきた。 メモリーの名称を編集できると良いのだが。
ピープルはMac OS X 10.11までの人々と同じかと思いきや、新たにスキャンし直している。 横顔や半分隠れてしまった顔でも認識しており、精度は向上している。 同一人物の判定はイマイチだが、分かれて判定された人を「結合」することは容易。 以前のバージョンにあった、「この人物はこちらの写真にも写っているようです」の作業は「追加の写真を確認」から行える。 また、以前のバージョンで指定されていた人物の情報を忘れている場合があるが、もしかすると手動で顔認識を追加した部分がリセットされ、上記の精度が向上した顔認識で新たに認識されたのかもしれない。
- Siri
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目玉機能ではあるが、音声でコンピュータに指示を出すということに慣れていないので、使わないことになりそう。
- ユニバーサルクリップボード
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文字列で試してみたが、割とすぐに反映されるようで、Mac→iPhoneと端末を持ち替えた間に、iPhoneへコピーされていた。
- Apple Watchによる自動ロック解除
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これも試してみたいが、Apple Watchを持っていないので試せない。 series 2も出たことだし、購入を検討しても良いか・・・。
- ストレージの最適化
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iCloudの200GB以上のプランがあれば、写真などをクラウド側に置いておき、SSDの容量を節約できるだろう。 無料の5GBではどうしようもない状況。 iCloud以外のストレージサービスに対応することはないのだろうが、ローカルのハードディスクに対応したら便利なのだが。 Time CapsuleでもAppleとしては良いと思うのだが。
2015年11月22日
Apple: Apple Watch用充電ドックが発売
Appleから、Apple Watch用の充電ドックが発売になったそうだ。 横向きにしたApple Watchを立てかけるようにしたまま充電できることが特徴で、watchOS 2から導入されたナイトスタンドモードを利用するのに便利にできているようだ。 設置した状態の写真を見ると、いかにもAppleらしい、整った状態になっているが、いちいちベルトを通し直すのは面倒との意見もあるようだ。 加えて、税別9,500円という価格は、見た目がシンプルなだけにもう少し安くならなかったのかと思う。
2015年11月21日
コンピュータ: Windows 10をBoot Campでインストール
Windows 10に先日大型アップデートがあった。 「Threshold 2」あるいは「Fall Update」などと呼ばれているもので、ビルド番号は正式リリース時の10240から10586にあがっている。 このアップデートの特徴の一つに、クリーンインストールがやりやすくなっていることが挙げられる。 すなわち、Windows 8などのプロダクトキーでもインストール時の認証が通るようになったのだ。 従来はWindows 7/8などから一度アップグレードを行う必要があり、二度手間であったのだ。
私も買ったのにほとんど使っていなかったWindows 8のプロダクトキーがあるのだが、インストールしようと思っているMacBook Pro (Mid 2014)には現在Windowsをインストールしておらず、一からインストールし直すのは面倒であった。 今回のアップデートの上記変更のおかげで、MacBook Proにも比較的簡単にWindows 10のクリーンインストールが可能になると言うわけだ。 Insider Previewでは10月の時点で変更されており、正式版への反映を期待して待っていたのだ。
以前Windows Vistaをインストールした時に比べると特に大きな問題はなかったが、手順をメモ代わりに残しておく。
- Windows 10のISOイメージをダウンロード。サイズは4GBちょっとあった。
- 8GBのUSBメモリーを用意。
- Boot Camp アシスタントを使い、USBメモリーにISOイメージをブート可能な形で展開させる。同時にドライバもダウンロード・コピーされる。
- 同じくBoot Camp アシスタントでWindows用のパーティションを用意。今回はSSDの空き容量もそれほどないため50GBにした。いざとなればWindowsのデータファイルはTime Capsuleに保管する運用にする。
- optionキーを押しながら再起動し、USBメモリー(「EFI Boot」)からWindowsのインストーラを起動させる。「Windows」を選んでもインストーラが起動するのだが、インストール先のドライブを選ぶところで
GPTのパーティションの形式ではありません
、というエラーになりドライブをフォーマットし直しても継続できない状態になる。 - Windows 10のインストールそのものは時間はかかったが、おおよそスムーズだった。
- Windows 10の初回の起動時にBoot Campインストーラが自動で起動し、ドライバがインストールされる。
- RealTekオーディオのところでインストーラがフリーズしてしまうものの、RealTekのインストーラを強制終了させることで解決。
- トラックパッドの簡単な設定は、タスクバーの通知領域にあるBoot Campのアイコンから変更可能。タップしてクリックなどをオンにできる。
軽く使ってみての感想は、ほとんど触っていないWindows 8との比較ではなく、仕事で使っているWindows 7との比較になるが、あまり違和感なく利用できている。 スタートメニュー内のタイルビューは目を引くし、幾らかの情報をその場で得られるのも面白い仕組みだが、個人的にはWindows 8のようなスタート画面でも良かったのではないかと感じる。 無理にスタートメニューに詰め込んでいる印象を受ける。 その他、通知センターなど、OS X同様にスマートフォンを意識した部分が増えていると感じた。
2015年11月14日
モバイル: iOS版Firefoxが登場
FirefoxのiOS版がついに登場したそうだ。 以前はレンダリングエンジンのGeckoが搭載できないため、iOSへの移植はしない方針だったが、Mozilla側の方針変更で今回のリリースになったとのこと。
私もWindowsやAndroid上ではFirefoxを標準ブラウザとしていて、Firefox Syncでブックマークなどを同期させている。 これはiOS版でも有効で、初回の立ち上げ時にSyncにログインすれば、あとは自動で同期される。
プライベートブラウズ機能もFirefoxの売りの一つだそうだが、意外と便利なのがGmailなどに一時的に別のアカウントでログインしたい時だ。 通常のブラウズ時のログイン状況に影響することなく、別アカウントでログインできて便利だ。
2015年11月10日
本: LISMO Book Storeのサービス終了
auの電子書籍サービスの一つLISMO Book Storeがサービス終了になるそうだ。 LISMO Book Storeは主にフューチャーフォン(ケータイ)向けのサービスで、スマートフォン用にはブックパスというサービスが用意されている。 LISMO Book Storeは2010年12月から提供されていたようだが、5年足らずでのサービス終了ということになる。
他にも調べていたら、2001年から続いていたPDABOOKというサービスも終了というニュースがあった。 こちらはDRMフリーとのことで、サービス終了後も引き続き閲覧できるのが救いだろう。 LISMO Book Storeの場合、ブックパスで同じ本を読むことができるとか、そう言った救済措置は用意されないのだろうか。 確か、SONYのReader Storeが北米で終了した際は、Koboへ引き継がれたことがあった。 LISMO Book Storeからブックパスは同じauによる運営であり、au IDなどから購入した本の権利を移行することはたやすいはずだ。
私はiBookstoreを使っており、現在のiPhoneの勢いがおかしくならない限り、AppleはiBookstoreを閉鎖しないであろうと信じている。 しかし何かがおかしくなればバッサリと切ってしまうのも、Appleならやってしまいかねないとも思っている。 こうした不安を感じずに電子書籍を使えるようになってほしいものだ。
2015年10月18日
Apple: iCloudのバックアップが不調
このところiCloudによる同期が不調だ。 と言っても、9月末のiOS 9.0.2もしくはOS X 10.11がリリースされた時から、iCloudへのバックアップができないでいる。 iCloudに2週間以上バックアップされていない、と画面に注意喚起が行われてようやく気付いた次第である。 普段は自動でバックアップされるので、よく確認していなかったのだ。
これに関連してかどうかわからないが、他にもおかしなところがいくつかある。
- iTunesへの同期に時間がかかるようになった。ステップ1で止まってしまうこともある。
- iTunesでの同期が始まってしばらくすると、
写真ライブラリがまだ利用可能になっていないため、iPhoneに写真を同期できません。後でやり直してください。
というエラーが出るようになってしまった。 - 上記のエラーが出るためか、Macで最新版をダウンロードしたAppが同期されない。
- iPhoneやiPadでダウンロードしたAppを購入した項目を転送でMacへコピーできなくなった。
写真ライブラリについては、すでにiPhotoから移行済みであるし、iPhoneから写真.appへの写真の取り込みもできている。 インターネット上でも、同様の問題を抱えている人はいるが、これといった明確な解決策はないようだ。 ライブラリの再構築などを試してうまくいった人もいるようだが、私は怖くて手を出せていない。
現在のところ、Mac(及びTime Machine)へのバックアップは問題ないようなので、こちらを頻繁に行って万一に備え、iOSなりiTunesなりiCloud側なりの改善を待つこととしたい。
2015年10月17日
Apple: Safariのピン留めしたタブから「戻る」と便利
このサイト用のアイコンの準備にはいろいろと苦労したSafariのタブのピン留め機能だが、Webページを閲覧するにはなかなか便利な機能だと気付いた。 Firefoxでも同様のピン留め機能が用意されていて、元々のページとは異なるサイトに移動する場合は、新しいタブが開く点は共通している(ドメイン単位で管理しているように見える)。 そのため、Googleニュースやfeedlyの閲覧との相性が良い。
FirefoxとSafariの違いは、新しく開いたタブの操作にある。 Firefoxの場合、元のGoogleニュースやfeedlyに戻る場合は、タブを閉じる動作をすることになる。 Safariの場合、前のページに移動すると、タブが閉じられて元のサイトに戻ることができる。 これは、トラックパッドでジェスチャ操作をしていると非常に便利だ。 特に、ニュース記事を開いて、閉じて、という動作に向いている。
ただし、一度他のタブに移動してしまうと、前のページには戻れなくなり、Firefox同様タブを閉じる動作が必要になる。 とりあえず記事を開いておいて、後から読むこともあるため、この点は残念なところだ。
2015年10月10日
Apple: iPhone 6s/6s Plusのバッテリー消費に個体差?
先日発表・発売が開始されたiPhone 6s/6s Plusに、バッテリー持ちに個体差があると言われているようだ。 両機種のプロセッサにはA9が使われているが、Samsung製のものとTSMC製のものではバッテリーの消費に差があるらしい。 機種やストレージサイズによってどちらが使われているか異なるわけではなく、いずれのモデルでも両者が混ざっている状態のようだ。 記事によると、ベンチマーク試験を行った結果、Samsung製のA9では6時間ちょっとのバッテリー持ちだったのが、TSMC製では8時間弱となっていて、おおよそ25%の差がある。
これに対しAppleもコメントを表明したそうで、(A9が原因とははっきり言っていないが)2-3%の違いは生じることを認めているようだ。 上記のようにベンチマーク試験で大きな差が出た点については、高負荷がかかり続けたことを原因とみているようだ。 実際に差があるとの検証が出てきていることをから、違いがあることは認めるが、通常使用の範囲なら差はわずかであるということで収めたいのだろう。 差を認めなければさらに検証が進んで炎上するかもしれないし、企業の対応としてはこうするしかないのかなとも思う。
興味深いのは、Samsung製のA9は14nmプロセスルールで、TSMC製のA9は16nmプロセスルールで作られており、ダイサイズもSamsung製の方が小さいということだ。 微細化が進んだ方がバッテリー消費は少ないように思えるが、そうなっていない原因は何なのだろうか。
モバイル: Surface Pro 4とSurface Bookが発表される
先日のMicrosoftのイベントにて、Surfaceシリーズの最新機種が発表された。 事前の予想でSurface Pro 4が発表されることは確実とされていたものの、よりノートPCに近いが、キーボードはやはり取り外し可能なSurface Bookも発表されたそうで驚いた。 かつてはAppleの発表会では何らかのサプライズがあって楽しみにしていたものだが、むしろMicrosoftのハードウェアの発表会でサプライズがあるというのも何だか逆転しているように感じる。
私は今ではApple製のデバイスをプライベートで使うことが多いものの、かつてはWindows PCを使っていたし、Microsoft製のキーボードやマウスは別途購入したりしていた(マウスは今でも使うことがある)。 だからMicrosoft製のハードウェアには興味があって、Windows PCをプライベートで買うならSurfaceシリーズがいいなあなどと思っている。
正統進化したSurface Pro 4は、iPad ProやMacBook Airとの競合が想定されているようだ。 Apple側ではiOSを搭載するiPadと、OS Xを搭載するMacBookに分裂しているが、Windows 10は統合されている点に強みがある。 一方でより高い処理能力を備えるSurface Bookは、MacBook Proとの比較がなされていて、サイズや価格上は特に13インチ版と数値が近い。 Surface Bookはキーボード部分を着脱可能である点が優れると言える。 Appleの新機種はしばらく後になるだろうが、一般のPCメーカーはこれらに対してどのような機種を用意するのだろうか。
Apple: Safari 9のページピン用アイコン(再挑戦)
先日Safari 9のページピン用アイコンの作成に四苦八苦した記事を書いたが、やはりうまく動作していないことがわかった。 というのも、当初はfaviconと同じデザインのものを黒くしただけだったが、色がない場合は線が太いほうが見やすいと思い、アイコンのデザインを変えてデータを入れ替えたものの、うまく反映されないのだ。 どうもページピン用アイコンは一度設定されるとキャッシュに残る仕組みのようで、ページを再読み込みした程度では変更されないようだ。 手順は後でまとめて書くが、キャッシュを消してアイコンを読み直そうとすると、今度はアイコンが表示されなくなった。 そのため、どうも設定が間違っていたようだと気付いた。 前回上手くいったように見えたのは、途中の段階で一旦正しい設定がされ、そこで読み込んだアイコンがずっとキャッシュされて表示されていたということだろう。
2015年10月 3日
Web: HTML5とXHTML
このところ、SVGなどの(私にとって)新しい技術について調べることが増え、自然とHTML5への興味も高まってきた。 これまでは各ブラウザの対応状況をhtml5test.comで見るくらいで、Safariの対応の遅さに意味もなく歯がゆい思いをしてきた程度だった。 ちなみにSafari 9でもスコアは555点満点のうち400と、ChromeやFirefoxに大きく引き離されているし、Internet Explorer後継のMicrosoft Edgeにも(ほぼ同じスコアだが)追い抜かされている。
現在このサイトはXMLベースであるXHTML 1.0 Strictを使ってマークアップしている。 HTML5は従来のHTMLのように、タグを省略するなど、ある程度「ゆるく」マークアップできる言語のようだ。 しかし個人的にはきちんと要素の範囲を指定して、文書構造がはっきりするXHTMLの方が好みだ。 HTML5では、XMLをベースとしてXHTML式にマークアップすることも可能なようで、XHTML5と呼ばれているようだ。 Google検索で調べてみるとすでに5年以上前からこの違いについて解説しているサイトがあり、自分の不勉強が恥ずかしい限りだ。
HTML5では文書構造を示すための要素としてsection, article, nav, aside, header, footer
が追加されていて、文書の意味づけがより明確に行えるようだ。
この辺りを厳密にやろうとすると、Movable TypeのテンプレートをCSSも含めて相当書き換えないといけなくなりそうだ。
また、現在のテンプレートはMovable Typeのテーマ機能を使うためと思われるが、div要素の入れ子構造が深くて、あまり好きではなかった。
これを機会に、よりシンプルなマークアップになるようにしてみたい。
それに伴って、個別記事のマークアップも変更しなければならないかもしれない。
ただ、XHTML5でマークアップするには、サーバー側のHTTP応答ヘッダを変える必要もあるなど、やや敷居が高い。 しかし従来のHTMLの延長で、限りなくXHTML5準拠に近いというような方法は可能なのではないかと思う。 HTML5への移行を、今後のサイト更新の目標の一つとしていきたい。
Apple: Safari 9のページピン用アイコン
- 2015/10/08 追記
-
結局のところこの記事の内容は正しくないことがわかった。 別途記事を書きなおすが、以下の内容は参考のために残しておく。
Apple: OS X El Capitan (10.11)
OS X(Mac OS Xと今でも書きたくなってしまう)の最新バージョンであるEl Capitan (10.11)の提供が先日始まった。 前回のYosemiteではiOS 8での変化に合わせてUIデザインが大幅に変化したが、El CapitanではiOS 9のように、どちらかといえば細かな部分やパフォーマンスの改善が優先されているようだ。 これはOS Xでも何回か行われてきたことであり、10.5 Leopardに対する10.6 Snow Leopard、10.7 Lionに対する10.8 Mountain Lionがそれに当たるリリースと言えるだろう。 El CapitanもYosemite国立公園にある名所の一つということで、同様の命名規則のように思える。
さて、インストールしてみて色々と気づいた点を書き留めておきたいと思う。
- ダウンロードの容量が6GB超あり、日中不在の間にインストールしたので、実際の所要時間はよくわからない。
- バージョンアップしたことで使えなくなったソフトウェアはとりあえず無かった。Glimmer Blockerのみ、最新版で無かったので一時的に使用が止まったが、最新版はEl Capitanにも対応している。Inkscapeも特に問題なく使えている。
- まず目につくのはシステムフォントの変更か。Helvetica NeueからSan Franciscoになった。改めて振り返ると、Yosemiteでもフォントは変更になったので、2代続けてということになる。iOS 9でもSan Franciscoになったので、抵抗感はあまりないが、横幅が広いことや字体が丸みを帯びた印象を受ける。
- フォントついでに書くと、標準搭載の日本語フォントが4書体増えている。ヒラギノ角ゴシックもウェイトがW0〜W9まで増えているが、これは従来のヒラギノ角ゴとは別に、「ヒラギノ角ゴシック」というフォントが用意されている。
- 気になっていたメモアプリでも、iOSとの同期はきちんとされている。ただ、Macからスケッチを描くことはできないようだ。
- Safariのページピン機能だが、使用するアイコンはfaviconとは別に指定するようで、これがないページの場合はドメイン名の頭文字が表示される模様。その場合、アイコン部分の背景色は、そのページの背景色が使われるようだ。自分のサイトにもページピン用のアイコンを用意したが、試行錯誤があったので別にまとめたい。
- パフォーマンスの改善については、Yosemite時代でも十分速いと感じており、正直なところ違いがよくわからない。
- Time Capsuleのファイル一覧の表示が、Yosemiteよりも早くなったように感じる。
- 日本語入力が自動変換されていくのは慣れに時間がかかりそう。変換精度は良さそうに思える(でも「ヒラギノ角ゴシック」は最初変換できなかった)。
2015年9月24日
Apple: iOS 9で新しくなったメモアプリ
iOS 9の特長の一つに、メモアプリの機能強化がある。 見出しや箇条書き、チェックリストを指定したり、画像や地図などを挿入できるようになった。 手書きで書き込むこともできるようになっていて、デジタル定規まで用意されている。 従来通りiCloudに保存されており、iOS端末はもちろん、Webブラウザからも閲覧・編集できる(現在Webブラウザからは文字のみ編集可能な模様)。
手書きに関しては他にも制限はあるようだ。 私は第3世代のiPad(販売名は「新しいiPad」というわかりにくいモデル)を持っているが、残念ながら手書きを行うためのアイコンが表示されず、手書き機能は使えないようだ(写真の挿入は可能)。 また、文字と手書きを重ねて表示することはできない。
ところで、以前からメモアプリを使っていて、iOS 9へバージョンアップすると、初めて使う際に従来のメモを新機能が使えるようにアップグレードしても良いか確認がある。 また、同じApple IDを使う他の端末の対応状況も確認される。 私の場合、iPhone 5s、iPad(第3世代)、MacBook Pro (Mid 2014)を使っているが、MacはOS X El Capitan (10.11)へバージョンアップしないと新機能が使えない。 確か、iOS 8とOS X Yosemite (10.10.3)の写真アプリへの変更の際にも、同様の確認があったような気がする。
ところで先日アップグレードしてから、地図の貼り付けを早速試してみたのだが(マップアプリの共有機能でメモアプリへ送る形)、繰り返しメモのアップグレードをするように指示されてしまった。 よく見ると、手書きなどを行うためのアイコンも表示されていないし、ICLOUDフォルダの横に読み込みマークが表示され続けており、何かが完了していないようだ。 原因がよくわからず設定を見直したところ、設定アプリのメモの項目で、デフォルトのSiri用アカウントを指定するようになっているが、ここが空白になっていた。 個別の端末のアカウントは使用しないようにしているので、選択肢はiCloudしかないのだが、これがなぜか未指定なのだ。 これを指定してやると、無事新機能が使えるようになった。 設定項目名は全く関係ないのだが、どうしてこういうことになるのだろうか。
Apple: Apple September Event 2015
先日開催されたAppleのSpecial Eventでは、主に4つの製品に関して発表が行われた。
- 新色とwatchOS 2のリリース日とHermèsコレクションが紹介されたApple Watch
- 12.9インチディスプレイを搭載したiPad Pro
- tvOSによりAppStoreとSiriが使えるようになった新しいApple TV
- マルチタッチを進化させた3D Touchが特徴的なiPhone 6s/6s Plus
蓋を開けてみれば事前に予想されていたことが多かったが、いくらか感想を書き残しておきたいと思う。
- Apple Watchに関しては、個人的にはまだ様子見。主に歩数計とか移動の記録などに使いたいのだが、現行モデルにはGPSが搭載されていない。将来世代に期待。
- ただ改めて、watchOS 2によるTime Travel機能(りゅうずを回して予定などを確認できる)は面白そう。
- iPad ProのSmart Keyboard的なものが、iPad Airの次世代モデルに採用されると、購買意欲が激しく高まりそう。
- Apple PencilがiPad Pro専用で、他のiPad/iPhoneでは使えないのが残念。将来的には使えるようになると面白い。
- Apple Pencilの充電がiPad ProのLightning端子に差し込む方法というのはちょっと・・・。充電中に折ってしまう人が出てくると思われる。
- さらにApple Pencilについて言うと、iPad Pro本体か、Smart Keyboardに収納する仕組みがあると良かったと思う。
- iPad Proに4つのスピーカーが搭載されたのは面白い。縦にして使った時のステレオ音声の方向については仕方ない、当然だと思っていたが、これはある意味コロンブスの卵だ。
- Apple TVの紹介は面白かった。紹介されていたCrossy Roadも面白そう。
- Apple TVのSiriを使った操作や、Siri Remoteによるタッチ操作などは、通常のTVの操作にも使ってみたいと感じる。地上波や衛星のチャンネルを制御できるようになれば・・・と夢想してしまう。
- Apple TVは4Kに対応しなかったが、自分自身4Kテレビを買うのは数年以上ないと思うし、Appleのビジネス的にはそれでいいのかもしれない。
- iPhone 6s/6s Plusの3D Touchは面白い仕組みだが、現状では補助的な役割なので、これ単体では購買意欲はそそられない。対応端末やアプリが増えて、3D Touchならではの操作が増えてくることを期待する。
- Touch IDの動作が速くなったようで、良いことだと思う。Touch IDに慣れると、逆にパスコードを入力するのが億劫になるが、第2世代のTouch IDに慣れると、初代を触った時にイライラするのだろうなあと思う。
- iPhone 6s Plusでは、動画撮影中にも光学手ブレ補正が有効になったそうだ。もし買うとすれば、Plusの方を買いたい。
2015年3月10日
Apple: iPhone 5sのエクスプレス交換
買ってから1年半ほどのiPhone 5sだが、最近特に調子が悪くなってきた。 バッテリー残量が30%の状態から、急に電源が落ちてしまったり、慌てて充電するとやはり30%以上の残量だったりする。 駅のホームなど、寒い屋外で使っているとよく電源が落ちることから、バッテリーが劣化しているのではないかと思うが、買ってから2年も経たないうちなので非常に残念だ。 おまけに、いつのことか気づかぬうちに、表面の角付近に1cm程度のヒビが入ってしまっていた。 タッチスクリーンの操作には影響しないものの、保護ケースまでつけていたのに悲しい限りである。
また、最近は位置情報の登録にも異常に時間がかかるようになってきた。 もちろん、GPSを受信しにくいところで登録しようとすると、初回の位置登録には時間がかかるのはわかっている。 しかし、WiFiから位置情報を得たり、前回の位置登録からそれほど時間が経っていなければ、これまで位置登録はほとんど一瞬でできていた。 最近はあまり記事を更新していないが、コロプラプラットフォームの位置情報ゲームは未だにやっていて、位置登録がスムーズにできないのは非常にストレスを感じることなのだ。
せっかくApple Care+に入っていたこともあり、iPhone 5sの交換を行うことを決意、エクスプレス交換を申し込んだ。 通常の交換では1週間ほど預かる形になるが、エクスプレス交換なら宅配業者が持ってきた交換用iPhoneを受け取り、故障したiPhoneを引き取ってもらう形になって、iPhoneが使えなくなる時間が短い。 Apple Care+では、このエクスプレス交換サービスに必要な料金(税抜¥3,300)が無償になる。 最初はAppleのサポートページから申し込もうと思ったが、バッテリーの問題から申し込もうとしても、ディスプレイのヒビから申し込もうとしても、エクスプレス交換を明示的に選べそうにない。
2015年1月24日
Apple: MacBook Pro (Mid 2014)を購入
1年ほど前に故障したハードディスクを交換して乗り切ったと思われたiMac 2007だが、相変わらずATI Radeonが原因と思われるフリーズが頻発していた。 Mac OS Xを10.10 Yosemiteまでアップデートしてきたが、KEXTファイルの差し替えをしてもフリーズするようになってしまい、快適とは程遠い状況になってしまっていた。 そこで、ようやく一大決心をして、買い替えをすることにしたのである。
購入するにあたっては、MacBook Pro Retina 15インチ、MacBook Air 13インチ、iMac Retina 5Kのどれにするか悩んだ。 MacBook Airの軽量性や、iMac Retina 5Kの高精細の大画面も捨て難い。 特に、iMac Retina 5Kの画面の美しさは店頭で見て強く惹かれたのだが、やはりしばらくiMacを使ってみて、動かすことができないのはやはり不便。 かといって、MacBook AirはRetinaディスプレイではないので、やはり画面の荒さが気になってしまう。 その点、MacBook Pro Retinaなら性能的には不満点はない。 問題はその価格だが、長く使うことを自分に言い聞かせ、納得することにした。
そして先日現物が届き、iMacからのデータ転送も無事済んだ。 200GB以上のデータの転送をWiFi経由にせざるを得ず、FileVaultで暗号化もしたため、結局丸一日かかってしまった。 転送さえ済めば、以前と同じ感覚で環境が再現されるのは非常にありがたい。 SSDの恩恵で様々な動作が高速で、コンピュータを使うのにこれほどストレスフリーになったのも久々である。 これまでは7年前のiMacを使っていたのだから当たり前だが、やはり新しい機種を使うのは楽しいものだ。
2013年12月30日
Apple: iMacのハードディスクが故障
友人から譲り受けたiMac 2007だが、いよいよハードディスクの寿命となったようだ。 今年の春にハードディスクが一度故障し、その際はTime Capsule 2TBを購入して何とかデータを避難できた。 ところが今回はそもそもハードディスクをMac側から認識しなくなってしまい、バックアップからの復旧も出来なくなってしまった。 ちょうど年末でもあるし、年明けにはAppleの初売りセールもあるから、ここは新しくiMacかMacBook Pro Retinaでも買ってしまおうかと考えていた。
とは言え、新しくMacを買うとなると出費としては結構大きい。 今年はTime CapsuleにiPhone 5sと、それなりにAppleへ出費してきた。 現在のiMacもハードディスク以外は故障していないので、出来ればハードディスクの交換だけで済ませたい。 Time Capsuleがなければ簡単に交換とはいかなかっただろうが、幸い直前のバックアップも残っているので、復旧も楽だろう。 ということで、iMacのハードディスクの交換をやってみることにした。
iMacをお持ちの方ならご存知かと思うが、iMacの内蔵部品で交換が簡単なのはメモリだけで、後は分解せざるを得ない。 分解するとAppleの保証が無くなるらしいが、どちらにしても保証期間が終わっているので気にしないことにした。 「mac 2007 hdd 交換」と検索すると上位に出てくる以下のサイトを参考にした。
- 突然のHDD不良!仕方ないのでiMacのHDDを自分で交換してみた!
- iMac (Mid 2007, MA876J/A) HDD換装OK? バラしてみた。
- iMac 7.1(Mid 2007)のHDDの交換手順とその罠
- オドロキの分解方法!! 新iMacのメモリーとハードディスクを交換する
他の買い物の関係で、普段は行かないケーズデンキでWestern Digitalの2TBのハードディスクと、新潟県三条市で作られたT8トルクスドライバーを購入。 他にボタン電池CR2032も購入したのだが、これは交換を忘れた。 ハードディスクの交換そのものは、上記のサイトの手順を踏めばそれ程難しくなかった。 ただ、ハードディスクの温度センサーが固定できなかったのが不安であるが・・・。
交換後の復旧は、OS Xをクリーンインストールするのに時間がかかったものの、無事に終えることができた。 もうしばらくは問題が起きずにいてほしいものだ。
2013年9月28日
モバイル: iPhoneを歩数計として活用
G11からiPhoneに機種変更して標準ではなくなった機能の一つが歩数計。 それほど気にして使っていたわけではないが、たまに長距離歩くと「今日はこんなに歩いた」などと自己満足していたものだった。
iPhone 5sにはM7コプロセッサが搭載され、持ち主の動きをより効果的に捉えることが出来るようになったらしい。 それならば歩数計アプリでも使ってみようかと、いくつかダウンロードしてみた。
- Argus
-
定番のアプリらしく、レビュー記事もいくつか書かれているので選んでみた。 ハニカム構造の表示が面白い。 歩数だけではなく、食事や水分補給など、あるいは体重などの記録もできる。
- スマホ歩数計
-
富士通が出している歩数計アプリ。 歩いた歩数に応じて仮想の旅行ができるのが特徴。 とりあえず東海道五十三次を歩いてみることにしている。
- M7歩数計 - Steps
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シンプルな歩数計。 M7コプロセッサを利用しているため、iPhone 5s専用。 上記の2アプリは起動していないと歩数がカウントされないが、このアプリは特に起動していなくても記録してくれるらしいのがうれしい。
2013年9月21日
モバイル: iPhone 5sに機種変更
発売されたばかりのiPhone 5sを早速入手した。 平日に発売ということで当日の入手は早々に諦め、Web予約を狙うことにしたのが正解だった模様。 朝8時の予約開始とともにauのサイトにアクセス、数が豊富と言われていたスペースグレイを予約。 近場では店舗が大きい高崎のLABI1を指定したのも良かったのか、翌日には入荷の案内が来た。
色々なオプションを付けられそうになるものの、基本は全て断った。 割引額が減るとも言われたが、発表会ではそんな話はなかった&auのカスタマーサービスに連絡すると言ったら、結局全額割り引かれることになった。 販売員自身が言っていたが、(押し切られて)オプションをつけた人がほとんどだったようで、この販売方法はやめるべきと感じる。
入手出来たiPhone 5sは印象よりかなり軽く、これまで使っていたiida G11よりも手に取ると軽く感じる。 iOS 7の操作性はすでにiPadで体験済みなので、違和感無く入っていけている(この順番の人は少なそうだが)。 慣れないのはやはりフリック入力だろうか。 慣れれば速いらしいが、まだまだ誤入力が多くて時間はかかりそうだ。
2012年4月 8日
Apple: iPad 3rdによる地図・電子書籍の変化
第三世代iPadの発売により、地図や電子書籍の使い方・楽しみ方がこう変わる、と言う記事。
ところで、地図の記事で指摘されているGLONASS非対応(ロシア版GPS、iPhone 4Sは対応)であるが、WiFi版iPad(初代)からWiFi+4G版に乗り換えた私としては、あまり気にしていない。 これまでのWiFiの位置情報ではどうしても不正確で、例えば自宅で「iPadを探す」を行っても、近所の別の建物が表示されていたりした。 これが新しいiPadでは、自宅の部屋の位置までほぼ正確だ。 また、Pocket WiFiを利用しながら移動中に現在地を表示させてみたこともあるが、これもほぼリアルタイムに位置が表示されていた。 現状ではこの精度で十分だ。
2012年3月17日
Apple: 新しいiPadを購入
新しいiPadを購入してきた。 本当は発売日である昨日入荷していたのだが、仕事で間に合わず引き取れなかった。
iPad 2をスキップしての購入だが、ずいぶん薄くなった印象である。 最大の目玉でもあるRetinaディスプレイは、最初にホーム画面を見た時はあまり違いがわからなかったが、初代iPadと並べてみると差は歴然だ。 全く気にしていなかったはずの文字のアンチエイリアスなどが、突然強調されて見えてくる。 私はiPhoneを持っていないから尚更だが、この解像度は素晴らしい。 写真の表示では文字ほどの明らかな差は感じないが、鮮明さはやはり違う。 眺めていて楽しく感じる。
さて設定だが、以前のiPadのものを引き継がずに新しい端末としておこなったので、同期作業が現在進行中である。 毎度MacBook Proのハードディスク容量不足で苦労しているが、今回もなかなか厳しそうだ。 以上、新しいiPadから初めての投稿。
2012年3月10日
Apple: iPadを予約してきた
ソフトバンクが新しいiPadの予約を開始したとのことなので早速予約してきた。 欲しかったのはAssisted GPSが付いているWiFi+4G版なので、Apple Storeでの予約をせずに、ソフトバンクの予約開始を待っていた。 8日未明(現地時間7日)の発表後、たまたま表参道近くに出張だったので、昼頃ソフトバンク表参道店に寄ってみたが、その時点では何も情報は無いとのことで、すごすごと帰ってきていたのであった。
夕方予約開始の記事を発見し、そのまますぐに近くのヤマダ電機で予約したのだが、その時点で3人目の予約と言うことであった。 Pocket WiFiを持っているし維持費はなるべく抑えたいので、プリペイドプランで行くつもりであるが、あまりそういう人がいないようで、受付の人もちょっと戸惑っていた...。 私がした質問の答えはだいたい以下の感じ。
- プリペイドプランでも定額データプランでも一括で支払った場合の本体価格は同じ。
- プリペイドプランでも海外パケット定額は適用される。
- GPSの利用には3Gがつながる方がいい。
早ければ発売前日にも入荷のお知らせが来るらしい。 楽しみだ。
2010年6月21日
Apple: iPadが届いた
待ちに待った、と言うよりは、もっと待たされるかと思ったら意外に早く到着したiPadを入手した。 昼に電話があったので、夕方ヤマダ電機に急ぎ向かった。 受け取り手続きの待ち時間の間にMacコーナーを覗いたところ、Appleストアでも一ヶ月程度待たされるはずの純正iPadケースが在庫されていた。 既にオンラインで手配していたが、案内のメールには配送が七月末などと書かれていたこともあり、そちらはキャンセルするつもりで在庫品を即購入した。 保護フィルムは一番最初に届いたから、これで一通りは揃ったこととなる。
自宅に帰り、まず保護フィルムを装着。 手間取った上にあまり綺麗にいかなかったが、ケースもあるので良しとする。 純正ケースへの挿入はあまりスムーズなものではない。 ドックと併用出来ないとのレビューがあったのでドックキーボードの購入は控えたが、これは正確だった。
続けてiTunesを起動してアクティベートを行った。 これはすぐに完了する。 音楽や写真の同期はとりあえずスキップ。 まずはWi-Fiを設定してSafariを試したり、Google Earthアプリを使ってみたりした。 自宅にいる限りMacを使えば良いことでもあるが、これが外でも気軽に出来るとなると興奮する。 旅行が楽しくなることは間違いない。
と言う訳で最後にブログを書いてみたが、慣れもあるだろうがやはり長い文書を書くには向いていない。 Movable Typeも素の状態では相性があまり良くないようだ。 今後試行錯誤を続けるつもりだ。
2010年6月12日
Apple: iPad申し込みとPocket WiFi
悩みに悩んだ末、iPadを申し込んできた。 モデルはiPad Wi-Fi 32GB。 3G版にしようかとも思ったが、iPhone 4の登場や、月々の通信料なども考慮して、Wi-Fiのみにした。 当然ながらその場で入手出来る訳ではなく、予約申し込みと言う形で本日は終了。
2010年1月 5日
Apple: にわかには信じがたいiSlateの噂
TUAWにiSlateのスペックと称する画像が掲載されている。 iSlateとは先日から噂が広まっているAppleの新型タブレットのことだが、にわかには信じがたい内容になっている。 TUAWの記事中でも指摘されているが、まずその画像がネタ元からまだ削除されていない(Appleから削除要請が無い)こと、搭載するとされるMac OS X 10.7 Clouded Leopard(ウンピョウ)と言う紛らわしい名前をAppleが付けるとは思えない、と言う理由から、これは偽物と考えられているらしい。 私も、ハードウェア的には何とも言えないが、画像の一番下の方にある「Mac OS X 10.7に含まれる機能」の欄に、何ら新しい機能が含まれていないことも、信憑性を下げていると思う。 逆にこの内容が真実だとすれば、かなりがっかりな新OSと言うことになる。
コンピュータ: IntelのGPU統合CPU、Clarkdale
まもなく開催予定のCESにおいて、IntelがCPUやチップセットの新製品を発表する予定だそうだ。 記事に寄れば、世代は32nmプロセスとなり、GPUを統合したCPUであるコードネームClarkdaleが発表される予定らしい。 実際に試用してベンチマークをとった結果などもレポートされており、統合グラフィックスチップの性能が従来より大きく向上し、ローエンドの外部グラフィックスチップ並みになってきているようだ。 モバイル向けの低電圧版なども用意されており、Appleで言えばiMacやMacBookに搭載されてくるかもしれないCPUであるわけだが、近いうちに発表があるだろうか。
2010年1月 3日
コンピュータ: Dell Precision 360の電池交換
年末に久々にDell Precision 360を起動したところ、Alert! System battery voltage is low.
と言う警告が出るようになっていた。
同様の問題が起こった人のページを参考にして、内部のボタン電池を交換すれば良いことがわかった。
CR2032と言うボタン電池を購入し、入れ替えるだけで簡単に症状は治った。
私の場合はとりあえず時刻を再設定するだけで、無事に動いているようだ。
2010年1月 2日
Apple: 初売りのApple Store Ginzaに行ってきた
今日はApple Store 銀座に行ってきた。 初売りと言うことで、様々な商品が安くなっているのではないかと言う期待があった。 目当てはTime Capsule 1TB。 普段からあまり目立たない商品だけに、初売りでも売り切れることはないだろうと予想。 Lucky Bag(福袋)は早朝から並ばないと買えない、とわかっていたから早々に諦め、午後ゆっくり出かけることにした。
さて各種福袋の販売も一段落したのか、銀座の各所の行列は思ったほどではなかった。 確かに人は多く混雑していたが、動けなくなるような混雑ではない。 もっとも、デパートなどの中には入らなかったので、内部ではすごいことになっていたのかもしれない。
到着すると、今日のためだけに作ったと思われる「本日限り」の値下げ品の案内をもらえた。 しっかりとした厚紙で出来ており、こんなところまでコストをかけるAppleはさすがだと思う。 Time Capsuleについて値下げがあるのかGeniusに尋ねると、1TB・2TBとも2,000円ずつとのことだった。 事前に見ておいたビックカメラのポイントは10%加算であるので、定価29,800円の1TBでも、ビックカメラの方が実質的にはお得になる。 なんだか買う気がそがれてしまい、帰宅してAmazon.co.jpを見てみたら、こちらが一番安かった(笑)。
なお、Lucky Bag販売の様子やLucky Bagの中身も紹介されているが、出足は去年よりかなり早く、始発で行ったのではどうも間に合わなかったらしい。 行く気はなかったものの、行かなくて本当に良かった。 中身もiPodを中心とした去年と同じような内容だったようで、iPodが壊れたままの私にはまだ良いだろうが、記事を書いた記者さんにはかなり不満の残る内容だったようだ。
2009年12月30日
モバイル: 「モバイルAR元年」だった2009年
ITmediaによれば、2009年はモバイルAR元年だったらしい。
Wikipediaでは拡張現実(AR: Augmented Reality)とは、現実環境にコンピュータを用いて情報を付加提示する技術、および情報を付加提示された環境そのもの
と説明されており、例としてドラゴンボールのスカウターが挙げられている。
記事ではセカイカメラや、KDDIの実空間透視ケータイなどが紹介されている。
残念ながら私の携帯電話では両方とも試すことはできないが、位置情報と電子コンパスを組み合わせた表示が出来るそうで、どんなことが出来るようになるのか、今後が非常に興味深い。
このARを広告に使おうと言う試みもあった。 ある商社の広告に日本で初めてARが使われていた。 私も試してみたが、いちいちWebカメラに紙面をかざさねばならず、本体にカメラが組み込まれているMacでは、正直なところ利用しにくかった。 現時点では、AR技術の利用が広告として有効なのではなく、AR自体が目新しいことによる広告効果と言えるのではないだろうか。 Second Life内に企業が広告スペースを設けたのと似ている状況に思える。 やはり、街の情報が出てくる方が実用的だし、面白い。
ただ、商業的にもっとも成功しそうだと思ったのは、某ゲームのキャラクターのARカードの例。 カード付きのケーキの限定販売には大勢のファンが並んだようで、キャラクターグッズとしての大きな可能性を秘めているように思う。
2009年12月28日
Apple: Apple新型タブレットの噂
何年か前から言われているApple製のタブレットPCの噂であるが、今年もまた盛り上がりを見せている。
iSlate
と言う名前関係のドメインがAppleによって取得されたと言う報道もあった。
まだ、Appleのダミー会社による登録ではないか、と言う推測段階であるが、最近のApple関連の噂は合っていることも多いので、期待してしまう。
2010年1月26日にイベント会場を押さえたと言う情報もあり、あと一ヶ月、楽しみに待つことにしたい。
2009年9月12日
Apple: Boot Camp 3.0をWindows Vistaにインストール
先日インストールしたMac OS X 10.6 Snow Leopardに付属のBoot Camp 3.0のドライバをWindows Vistaにインストールしてみた。 Boot Camp 2.1の時にはサウンドドライバ関係で音がならなくなり、結局あれこれいじった挙句再インストールする羽目になったが、今回は問題なさそうである。 サウンドもきちんと鳴っているし、デザインが古めかしいなあと思っていたSigmaTel Audioのアイコンも、Boot Camp 3.0ではIDT Audioとなり、アイコンのデザインも他と合ったものとなった。
機能追加で一番大きいのはMac OS Xのパーティションが読み込めるようになったことだろうか。 書き込みはやってみると「権限がない」となってできないが、ファイルを参照することはできる。 私はNTFS-3GをインストールしているのでNTFSであるVistaのパーティションにMac OS Xから読み書きできるが、標準状態でも、お互いにファイルを読み込んでやり取りすることはできるようになったことになる。 ただし、ユーザーのホームディレクトリ以下などは読み込めないようなので、やり取りしたいファイルは共有フォルダなどにおいておく必要がありそうだ。
2009年9月10日
Apple: Mac OS X 10.6 Snow Leopardをインストール
遅ればせながらSnow LeopardをAmazon.co.jpで入手、インストールしてみた。 人気のようでAmazonでも一時品切れになっていた。 届いたパッケージはアルバムCDと同じようなサイズ。 中に入っているのは簡単な説明書とDVDである。 3000円程度と安いアップデート価格のためか、パッケージもシンプルである。
インストール自体はほとんど自動で終わるが、1時間程度かかった。 iPhotoライブラリが巨大になり過ぎて内蔵ハードディスクの空き容量がかなり少なく、使わないアプリケーションを削除してなんとか7GB弱のの容量を確保した。 ちなみに私の環境の場合、必要な容量は4.5GBだった。
起動してまず驚いたのはハードディスクの空き容量だろうか。 なぜか15.5GB程度の空きになっている。 Snow Leopardはディスク容量も削減したと言う情報はあったが、まさかここまでとは思わなかった。 増え続ける写真のために、Time Capsuleを購入しようかどうか迷っていたが、これで冬のボーナスまで余裕ができそうだ。
一方、Snow Leopardの新機能では、Finder周りが使いやすくなったと言うのが個人的には大きい。 特に、Dockにフォルダを登録しておいた場合、サブフォルダまで順々に内容を確認出来ると言う機能は便利だ。 また、多くのファイルがあるフォルダでもスクロールすることで全て表示出来るようになった。 しかし、これまでは多少アイコンが小さくなっても全て表示されていたアプリケーションフォルダが、スクロールされるようになってしまってやや不便になった。
見えないところでは、64bit化が何となく嬉しい。 これまでは広告ブロックのGlimmerBlockerくらいしか64bitのアプリケーションが動いていなかったのだが、晴れてSafariも64bitで動作するようになった。 iPhotoなどのiLife '09アプリケーションはまだ64bit化されていないようだ。 とりあえず64bitになったからと言って劇的に動作が速くなった訳ではないが、ハードウェアを活かしているような気がしてよい気分だ。
2009年7月31日
Apple: iPhoto '09にGPS情報付き写真の撮影地を認識させる
SONYのGPS-CS3Kを購入して、一番の楽しみだったのはiPhotoでの撮影地認識だ。 先日静岡に旅行した際、宿について早速CS3Kでマッチング、iPhotoに読み込ませてみた。 ところが、うまく認識されていないようで、写真は問題なく読み込めるものの、撮影地が表示されない。 帰宅してから再度読み込ませたりしてもだめであった。
気が遠くなりかけたが、写真を調べてみるとGPSの情報自体は記録されている。 Mac OS Xのプレビューのインスペクタを表示させると、きちんと地図が表示されて、GPS情報も記録されていることがわかる。 そこからWebブラウザを立ち上げてGoogleマップに表示させることもできるのが面白い。
しかし、OS付属のプレビューに出来て有償のiPhotoに出来ないとはどういうことなのか。 憤慨しつつしばし放置してしまったが、今日再度確かめてみると、iPhotoの環境設定で詳細を選ぶと、撮影地の検索、と言う項目があることに気がついた。 ここが私の場合、検索「しない」となっていたが、これを「自動」に変えると、何も認識されなかった写真の撮影地が表示されるようになった。
標準でこうした設定となっているとは思えず、私が何かの拍子に変えてしまったのだと思う。 Web検索してもうまくいっている人ばかりで焦ったが、解決して良かった。
2009年2月24日
Apple: Safari 4 Betaが登場
AppleからSafari 4 Betaが発表された。 ダウンロードすることも可能なので、早速インストールしてみた。 この記事も、Safari 4 Betaから投稿している。
まず目につく新機能は「Top Sites」と名付けられた、よく使うサイトにアクセスしやすくする機能。 OperaのSpeed Dialに始まり、Google Chromeにも同じ機能が搭載されているが、Safariではその表示方法をワイドスクリーン風にスタイリッシュにしている。 私はOperaは最近使っていないのだが、使い勝手はGoogle Chromeとほぼ同じ。 Safariは表示されるサムネイルの数は多いが、「最近追加したブックマーク」「最近閉じたタブ」を表示する機能はないようだ。
同じWebKitをベースにするGoogle Chromeを参考にしたのかな、と思われる機能は他にもある。 タブバーがタイトルバーと一体化しており、Chromeと同じ形式だ。 タブを追加ボタンは右上の角に固定となった。 私はタブを追加ボタンは左端に置くことが多いので、この配置換えにはまだ慣れないが、コンテンツの表示部分が広くなったことは歓迎出来る。
履歴の表示方法にCover Flowを採用したのはいかにもApple製ブラウザらしい。 サイトのサムネイルが表示されるので、履歴を探しやすくなったと思う。 既にFirefoxには搭載されていた機能だが、全体を検索できる機能も便利だ。
新しいJavaScriptエンジンであるNitroだが、確かにGoogle リーダーで多数のリスト表示をさせた時の更新速度が速くなっているように感じる。 はっきりと違いが目に見える訳ではないものの、これから使って行くに従って実感出来るのではないかと期待している。 Firefox 3.1もJavaScriptエンジンが高速化するそうなので、そちらのリリースも楽しみだ。
基礎部分の機能の関連では、Web標準への対応も進んでいるようだ。 スコアが100となったことで話題にもなっていたAcid 3 テストだが、やってみたら確かに100/100となった。
そして、この記事を書くときに気がついたが、Movable Type 4はSafariにもしかすると完全には対応していなかったのかもしれない。 Safariはテキストボックスの大きさを自由に変えることができたが、本文を記入するテキストボックスの横幅がほぼ最小になってしまっていた。 広げれば問題なく記入は出来るものの、最初どういうことかわからず焦ってしまった。
2009年2月 9日
Apple: iLife '09を購入 (後編)
顔認識機能について
初回の利用時に現在ライブラリにある写真の顔認識を開始するので、使い始めるには時間がかかる。 私の場合、17,000枚以上の写真があったが、顔認識の終了まではじめ700分以上と出ていた。 認識させている間には他の作業も出来るので、撮影地機能を試しながら、処理の進行を待つことにした。 1時間ほど処理を進めるうちに270分くらいになっていたが、終わりそうに無いので諦めて寝ることにした。
朝になると認識は一通り終わっていた。 後は適当な写真を選んで、顔ごとに人名を指定すればよい。 写真を編集しようとすると、下部のツールバーにボタンがあるのでそれを利用する。 顔の近くにラベルが表示され、ここに人名を入力する。
一つでも人名が指定された写真があると、左ペイン上部の「人々」に入力した人名が写真とともに表示される。 人名を選ぶと、指定した写真と、その人物と思われる写真も表示してくれる。 顔認識は思ったよりも正確だが、中には判定を間違えている写真もある。 その場合は、下部ツールーバーの「人名を確定」を押すと、顔の部分だけがアップになり、ワンクリックで正しいかどうかの判定が出来るようになる。 一つ一つ人名を指定しても良いが、「人名を確定」を使った方が、はるかに早く操作できる。 これを使えば大量の写真でも、かなり簡単に人名の判定を出来るようになるはずだ。
ただ顔認識については、人名が確定していない「不明な人物」が写っている写真をリストアップすることは出来ないようだ。 撮影地のように「(空白)を含まない」だと、顔が含まれない写真もひっかかってしまう。 風景写真が多い私にはあまり有効ではない。 ざっと見ても「その人物と思われる写真」に漏れもあるようなので、ちょっと残念だ。 案外に自分自身の顔の判定がうまくいっていない事にもびっくりしたが、特徴が少ない顔なのだろうか(笑)。
2009年2月 8日
Apple: iLife '09を購入
Appleから発表後、先月末に発売となっていたiLife '09を購入した。 振り返ってみればAmazon.co.jpでやっていた10%引きの予約販売が最も安かったように思うが、ポイントの利用で見かけ上安くビックカメラで購入した。
私が利用するのはiPhotoだけであるが、これまで使っていたのはMacBook ProにプリインストールされていたiPhoto 6であった。 前回のiPhoto 7(iLife '08)はスキップしたが、今回は面白そうな機能も複数加わってきており、購入を決意したと言うわけだ。
既報の通り、iPhoto 8の主な新機能は、撮影地機能と顔認識機能である。 どちらもPicasa 3でも搭載された新機能だが、これまでiPhotoで写真の管理を続けてきた以上、この資産を生かしたかった。
2009年1月26日
コロプラ: 変わるもの、変わらないもの
コロプラに新しいランダムアイテム「時の調停」が追加された。
ゲーム内の説明を見ると、使用すると毎時のターンを分単位で設定できる。
と書いてある。
ターンが更新されるタイミングを自分の好きな分に設定出来ると言うことだろう。
私は同じ37分更新の人に親近感を感じたことから、更新時間をニックネームにすると言う遊びをやっていたので、自由に設定できるようになったと言う仕様変更は残念に感じる。
もともとターンの更新タイミングは負荷分散の一部かと思っていたが、どうもそうではないらしい。 考えてみれば、コロプラのターン処理はそのコロニーにアクセスしたときに行われるから、何分に(見かけ上)ターンが進むことになっていようが、同じなのかもしれない。 また、最近サーバー群も充実していて、多少偏りが出ても問題ないと言うことも考えられる。 この「時の調停」を得るには誰かがサイト登録かWebmoneyなどで送金する必要があるから、サーバーの追加費用も捻出できると言う流れも成立する。
今回のアイテム追加はGMさんも「マニアック」と認めるほどの機能追加だ。 これが通るとなると、やがて何でもかんでも変えられるようになってしまうのではないか、そんなことをふと感じた。 私自身を考えると、今回の追加はして欲しくなかった。 決められたルールの中で楽しんでこそ、ゲームは楽しく遊べるのではないか。 今後もGMさんにはそうしたバランスを期待したい。
2009年1月13日
モバイル: auに期待したい2009年の携帯電話業界
2008年は完全につまずいたau,迷走からの脱却に注目と言うコラムがITproに掲載されていた。 私はauの携帯電話を使い続けており、おおよそ2年以内の頻度で機種変更してきた。 しかし、ここ最近では2年以上機種変更していない。 まず現行の機種に決定的な魅力を感じないし、料金体系もフルサポートとかシンプルとか言い始めた辺りからなんだか良くわからないし、不利になったような気がして、変更する気が起きないのだ。 この辺りは悪循環になっていて、興味が持てないから調べようとしないし、余計に良い印象が感じられない。
現行の機種(W41CA)に対する不満は、実のところそれほど大きなものは無い。 単純に使い続けているために、塗装がはがれてしまったり、電池の持ちが悪くなっている気がしてしまったりしているだけだ。 ワンセグには興味が持てないし、GSM対応のグローバルパスポート端末がソニー一択なのも気に入らない。 いっそのことスマートフォンが出てくれば変更してみようとも思うが、auは法人向けしか考えていないようだ。
上記のコラムによれば、販売方法・端末開発の方針に迷走(auらしさがない?)が見られ、docomoからは顧客が奪えず、ソフトバンクからは奪われている状態のようだ。 端末については方向性がはっきりしないな、と前から思っていたが、販売方法もフルサポートとシンプルとで迷走していたとは気づいていなかった。 (言われてみればそうだった、と思ったが。) なるほど、と思うと同時にやっぱりな、と言うのが正直な感想である。
コラムの筆者のアナリストもこの状況をいかに立て直してくるかに注目している
としている。
筆者の期待はFMC(固定電話と携帯電話の融合)にあるが、私は1ユーザーとして、auのサービス・端末に再度期待したい。
私自身の期待に根拠は無いが、2008年に低迷した危機感から、何か違ったことをしてきてくれるのではないかと思う。
今使っている端末の電池の性能がいよいよ悪くなる前に、早くなんとかしてほしいものだ(笑)。
2008年12月31日
Apple: 宛名職人Ver.15の残念なバージョンアップ内容
こんな時期にこんな話題と言うことで、ぎりぎりということがばれてしまうが、宛名職人をバージョンアップさせた。 Mac OS X 10.5 Leopardにも対応したユニバーサルアプリケーション、と言うことで、これまで使っていたVer.13からVer.15へと変えたのである。
ユニバーサルアプリケーションであるので、Intelマシンでの起動も速く、以前の住所録データも問題なく利用できる。 しかし、これまでのやりとりの履歴やチェックマーク・印刷済みマークなどを基にした複合的な検索が出来なくなっている。 いくつか既定の抽出方法は用意されているものの、それのカスタマイズは出来ないし、新しく作ろうとしても手動でカードを選ぶグループ作成しか出来ない。
スマートフォルダに対するスマートグループ、とでも言えば良いのだろうか、これは最近のMac OSらしい機能だな、と好印象だったので、変更が利くものだと信じ込んでいた。 これはおそらく判りにくいところから機能が使えるようになっているのだろう、仕方ないな・・・と思ってヘルプを見たが、どうも載っていない。 さて、ヘルプの検索の仕方すらまずかったか、とGoogleで検索してみると、やはり同じような問題に直面した人がたくさんいたのだ。
びっくりしたのは、こうした機能は本当にない、と言うこと。
データの抽出機能のような基本的なものまで削られてしまうバージョンアップとはどういうことなのだろうか。
「宛名職人Ver.14」と比較して使用できなくなる機能はありますか?と言うQ&Aを見ても、使えなくなった機能が非常に多いことが目につく。
つまり一から機能の見直し、整理を行いました
と言う記述は、一から開発をやり直した、と解釈するのが良いようだ。
これまでユニバーサルアプリケーション化したアプリケーションをいくつか利用してきたが、機能が削られた例はなく、ほとんどそのまま移植が行われたような状態だった。 だから今回のVer.15へのバージョンアップは残念としか言いようが無いし、「事前にもっと調べておけば良かった」とまたいつもの後悔をしてしまった。
2008年12月 7日
Web: Google ReaderのGUIが変更された
GoogleのWebベースRSSリーダーであるGoogle ReaderのGUIが変更されていた。 すっきりとした印象であり、最初CSSファイルの読み込みに失敗したのかと思ったが、良く見直してみるとGUIの変更だった。
全体的な印象としては、上記の通り表示がすっきり変わった。 特に登録フィードの一覧が表示される左ペインがすっきりした。 「スター付きアイテム」や「トレンド」の項目や共有など、必ずしも利用する訳ではない部分も、折り畳めるようになり、その分登録フィードが大きく表示できるようになった。
個人的には「更新」ボタンまでプルダウンメニューにまとめられてしまったのは残念だが、新しいデザインは嫌いではない。 共有機能は使っていなかったので、小さくまとめられるようになったのはありがたい。
2008年12月 3日
仕事: OpenOffice.org CalcのVLOOKUP関数の挙動
仕事でOpenOffice.orgを使い、データのまとめを行っていた。 私の使っているコンピュータにはAccessはインストールされていないので、代替としてOpenOffice.org Baseを使うことにした。 BaseはAccessと同じような使い勝手ではないし、そもそもAccess代替を目指しているソフトウェアではないようだ。 とりあえずデータだけBaseに放り込み、あとはCalcで整理することにした。 Baseで処理するのは、もう少しBaseのことを覚えてからにしよう・・・。
たまたまその日、別のデータ整理でVLOOKUP関数をうまく使った例を教えてもらっていた。 そこで私はあまり意味がなかったのだが、もうひとつのデータ整理にもVLOOKUP関数を使ってみることにした。 ところが、うまくデータを検索してくれないので、困ってしまった。
ヘルプを見た結果判ったのは、私がはまったのは省略可能な4番目のパラメータとして用意されている「並べ替え順序」を指定していなかったから。 加えて、1列目(検索される列)の並べ替えを行っていなかったので、エラーが返されず、原因に気づきにくくなってしまっていた。 ふるまいは若干異なるようだが、MS Excelにも同じようなパラメータがあり、Excelでは完全一致で検索するかどうかを選べるようだ。
以後、良く基本を確認してから行動に移るようにしたいと思う。
2008年11月12日
Web: Google Reader に翻訳機能が追加された
私も愛用しているウェブベースのRSSリーダー、Google Readerに翻訳機能が追加された。 フィードあるいはフォルダの設定のプルダウンメニューの中に、「設定言語に翻訳」と言う項目が追加されている。 これをオンにすれば、「設定」メニューでの設定言語(つまり表示言語)に翻訳される仕組みのようだ。 BBCやCNNのニュースをフォルダにまとめて登録してあったので、フォルダの設定で翻訳可能なのは便利だ。
肝心の翻訳の質は大したことはないが、英語→日本語、オランダ語→日本語、日本語→英語など、いくつか試してみたが様々な方向の翻訳が可能だった。 これまで英語のニュースは「すべて既読にする」のが日課になってしまっていたが、これからは斜め読みくらいはしてみようと思う。
2008年11月 4日
コンピュータ: BlueTrackマウスを購入
今まで使っていたマウス(Microsoft IntelliMouse Explorer 4.0)の左ボタンの反応が悪くなってしまった。 数回に一回は反応するが、流石に不便で買い替えを検討していた。 IntelliMouse Explorer 4.0はまだ販売中なので買い直す手もあったが、せっかくなので新商品にもしてみたい。 店頭でいくつか触ってみたが、有線式は数えるほどしか無く、無線式は充電が面倒そうなのでなんとなく敬遠していた。 そんな中、海外では技術発表や販売開始が伝えられていたBlueTrack技術を使ったマウスが日本でも発売されることになり、早速Amazonで予約・購入した。
商品名はMicrosoft Explorer Mouseと、これまでにもあったような名前だが、BlueTrack技術によるいろいろな面上で使えることが最大の売りだ。 パッケージには「光沢のある石材」「カーペット」「木材」でも使えるとあるので、早速「畳」で試してみた。 どうやら認識そのものは問題ないようだが、畳自体の滑りやすさがあるため、上下左右全てで使えるわけではない。 ただ、紙の上やシーツの上で使ってみた感じでは、光学式のIntelliMouseより良く動く、と言う印象だ。
このExplorer Mouse、無線式になっているが気にしていた充電は専用の充電台が付属しており、それほど面倒ではない印象。 どうせならBluetoothに対応していれば理想的だったが、USBレシーバはマウス底面に装着することで電源OFFにすることができるようになっている。 機械式スイッチ一つをつけるだけで対応できるような気もするが、専用レシーバにも意味はあるのだと思い込むことにしよう(笑)。 なお、Appleのアルミキーボードにあるハブに付けても問題なく使えた(電圧は大丈夫)。
その他の点、例えばマウスのサイズや側面にあるボタンの押しやすさは個人的には全く問題ない。 姉妹品の小型版もあったのだが、私にはこちらのサイズの方が合うだろうと大きい方を買って正解だった。 ホイールは私好みの滑らかに回転可能なタイプ。 たまにホイール側面がこすれているような引っかかり感があるが、使っているうちに気にならなくなった。 また、標準でMac OS Xにも対応している。 全体的には買って満足した一品となった。
2008年10月15日
Apple: 新MacBook Proが発表
新しいMacBook、MacBook Proなど、Appleから新製品が発表された。 私の興味は当然ながら新しくなったMacBook Proだ。
自分自身のMacBook Proとまず比較してしまうのは基本スペック。 私が購入したのは15インチの上位機種だが、CPUの動作クロックの向上はもちろん、メモリも倍増、ハードディスクの標準容量も倍増している。 GPUもGeForce 9600Mで、全体的に相当向上しているとの印象だ。 また、まだまだかなり高価だが、128GBのSSDを選べるのもうらやましい。
デザイン的にもディスプレイ周辺がiMac風になったほか、キーボードもMacBook風に変化している。 こういう風に書くと安っぽくなったような気もするが、私自身は好きなデザインだ。 特にキーボードのデザインは気に入っていて、同様のデザインのアルミキーボードを購入したほどである。
まあ、現在のMacBook Proの速度などに不満はまだ無いし、資金的にも買い替えるつもりはないが、他の新製品も見てみようと思う。
新しいMacBookも、魅力的なアップグレードを遂げている。 GeForce 9400Mを搭載し、メモリも2GBと、MacBook Proとの明確な差がないように見える。 IEEE 1394が省かれてしまったのが差になるのだろうか。 なお、新MacBook Airも順当に進化している。
もう一つ面白いのがMagSafeケーブルを搭載した新しいシネマディスプレイだ。 始めMagSafeケーブルを搭載と聞いて、ディスプレイの電源部分にMagSafeが採用されたのだと思ったが、良く読むとディスプレイからMagSafeケーブルが伸びていて、MacBookの電源を取ることができるのである。 電源周りのケーブルがすっきりしそうなのも面白いが、コンピュータの周辺機器であるディスプレイから逆に電源の供給を受けると言うのも面白い。 私の実家にあった初めてのコンピュータはNECのPC-9821Ceだったが、このディスプレイは本体から電源を取るようになっていた。 Appleらしい逆転の発想と言えるのではないだろうか。
2008年3月 4日
Web: IE8の方針変更、Web標準準拠表示をデフォルトに
IE8は3つの表示モードを持つが、もっともWeb標準に準拠した表示モードを既定とすると方針変更した。
従来は、IE6/IE7ベースのWebサイトに配慮し、そちらの表示モードをデフォルトとするとしていた。
コミュニティからのフィードバックなどを考慮して
方針変更したとあり、前回の発表後に少なくない数の失望の声がIE8開発チームに届いたものと思われる。
歓迎出来る方針変更だ。
そのIE8のWeb標準準拠であるが、Acid2テストの合格基準を満たすこととしているようだ。 ところが時代は既に次のステップに向かっており、Web 2.0ダイナミックコンテンツに関するチェックを目的としたAcid3テストが登場している。 現状のところ、まともにクリアしているWWWブラウザは無いようだが、IEがAcid3に合格するバージョンはいつごろ登場するのだろうか。
2008年3月 3日
コンピュータ: ソニーのトリニトロンが生産中止
まだ生産していたのか、と言う軽い驚きもあるが、ソニーがトリニトロンの生産を終了するそうだ。 既に国内販売は昨年に終了していた(昨年までは販売していた)そうで、最後に残った中南米向けのシンガポールでの生産も今月末に終了するそうだ。
トリニトロンはソニーの独自技術と言うことなので、ソニーの撤退でトリニトロンは生産が完全に終了してしまうと言うことなのだろうか。 私が小さい頃に「トリニトロンは凄い技術」と刷り込まれたことを思うと、少し寂しく感じる。
2008年2月29日
コンピュータ: 恵比寿駅で電子ペーパー実験中
東京の恵比寿駅改札で電子ペーパーを使った広告が実験中とのことだ。 先月末に発表されたauのW61Hにも電子ペーパーディスプレイが搭載されていたが、今回はその低消費電力と薄さを活かして、自動改札に取り付ける広告に応用するというもの。 富士通と日立の製品を並べて比較しており、それぞれ方式の違いから解像度や色の表現力に差があるそうだ。
ICカードが主流なので広告の効果は疑問との指摘もされているが、意外となんとなく視界にあったものでも繰り返し見ていれば記憶には残るような気もする。 むしろ、JR東日本の担当者が「表示が目立ちすぎると改札が混雑する」と言っている部分の方が大きな問題のような気がする。 ならばそもそも改札に広告を設置することが混雑を招く一因と言うことになり、鉄道会社としては設置するべきではないと思う。 目立たない広告の方が望ましいと言うのも、高い費用を払っている広告主に対して失礼な話だ。 せっかくの電子ペーパー技術だが、広告として活用するのならば車内など別の場所に設置する方が良いように思った。
2008年2月28日
コンピュータ: Lenovo、薄型軽量のThinkPad X300を発表
Lenovoからリアル・モバイルノート
ThinkPad X300が発表された。
1,440×900ドット表示の13.3インチ液晶に光学ドライブを搭載しつつ、重量は1.43kgに抑えたとのことで、かなり実用的なモバイルPCになっているようだ。
また、耐衝撃性も向上しているようで、ThinkPadの信頼性
は何も犠牲にしていないとも書かれている。
このThinkPad X300だが、事前情報が漏れだしたタイミングからか、薄型軽量と言う相似点からか、MacBook Airと比較されることが多いようだ。 薄さやCPUの速さではMacBook Airの方が勝るものの、重さは同程度、ディスプレイ解像度や拡張性はThinkPad X300が上になっている。 デザインは個人の好みだが、今の私はMacBook Airに惹かれる。 Windowsしか使っていなかった10年前なら間違いなくThinkPad X300のデザインの方が好きだった。 まあOSが違う以上比較してもあまり意味は無いが、ほぼ同時期にMacとWindowsの双方で、同じようなサイズ・重量の製品が出てきたことは興味深い。
2008年2月27日
Apple: AppleがMacBook Proをアップデート
AppleがMacBook Proの新型を発表した。 このアップデートの最大の特徴は、MacBook Airと同じくマルチタッチのトラックパッドを搭載する点。 iPhoneやiPod touchのようなマルチタッチ操作が使えると言うことで、私もうらやましく感じる。 MacBook Proを購入してからまだ1年ちょっとであるが、次々に新商品が出てくるのは複雑な気分だ。 なお、旧モデルとのスペックの比較はASCII.jpの記事がわかりやすい。
2008年2月25日
コンピュータ: HD DVD撤退関連記事
東芝のHD DVD事業からの撤退発表後、いろいろな記事が出ているのでまとめておきたい。
- 戦いの軌跡 東芝のHD DVD撤退から学ぶこと: これまでの経緯から、撤退後の読者アンケートまで網羅されており、一通り振り返ることができる
- 競合相手があったので劇的な値下げがもたらされたことは東芝の「功績」とする意見
最後の民生用光ディスク
に対する技術者側の視点: これより短い波長の光になると、プラスチック・ガラスで使いにくくなるそうだ- HD DVDの敗因は容量がBDより少ない、BDへの決めつけ、極端な低価格: 技術的に決めつけたのは技術を売る会社としては残念なこと
- HD DVDが敗れた理由はファミリー形成の失敗: 容量は決定的ではなかったとの意見。今後BDはネットワーク配信との戦いになると言う意見には同意
- エディオンでは購入価格との差額でBD機器へ交換可能: これは良心的な対応で好印象
- 小売店の対応は継続と中止で分かれる: きちんと説明すれば継続でも良いのではないだろうか
2008年2月24日
モバイル: Gmailがauの絵文字の表示に対応
以前はモバイル版からの送信にしか対応していなかったGmailの絵文字対応だが、続いて受信したメールが含むauの絵文字の表示にも対応したそうだ。 私も確認してみたが、残念ながら過去のメールまで表示されるのではないようだ。
2008年2月23日
Web: Microsoftが無料ストレージSkyDriveを正式公開
Windows Liveの正式リリース時にはβ版で正式公開は未定となっていた無料ストレージSkyDriveが正式公開になった。 5GBの容量が用意され、1ファイルあたり50MBまで、公開レベルを設定可能だそうだ。 無料で5GBと言うサービスは他にはない強みとしており、ディスク容量が少ないノートPCに使ってもらえると考えられているようだ。
コンピュータ: Microsoftが主要製品のAPIを公開
MicrosoftがWindows VistaやOfficeなどの主要製品のAPI公開したそうだ。 これは独占禁止法裁判への対策のためとのこと。 オープンソース開発者が利用しても法的措置は採らないと言う方針だそうで、従来よりも「オープン路線」に転換することになる。
また、上記とは別件になるが、Office 97以降のバイナリ形式のOffice文書の仕様を公開している。 こちらは、XMLベースの新仕様「Open XML」をISO標準にするにあたり、開示を複数の國の標準化団体から求められたため公開することになったようだ。 理由は異なるものの、結果としては従来公開してこなかった情報を公開することになった訳で、Microsoftの姿勢が変化していることを示している。
2008年2月21日
モバイル: auが家族間の通話を無料化
auが3月1日から家族間の通話を24時間無料にするとのこと。 もちろん条件があり、家族割だけではなく、誰でも割またはスマイルハート割引の契約が必要となる。 私は現在家族割と年割だけの状態なので、誰でも割を新しく追加する必要があるが、誰でも割は2年間の縛りがあり、気分的に受け付けないままである。 家族間の連絡はCメールがほとんどなので、無理に誰でも割を加える必要は無い。 対象の拡大も検討しているそうなので、今回は様子を見たいと思う。
一方、ソフトバンクは携帯電話・IP電話間の無料通話を地域・期間限定で受付中とのこと。 ソフトバンクモバイルのホワイトプランと、Yahoo! BBのBBフォンの両方を契約しているユーザーが無料で申し込むことができるそうで、契約者からはホワイトプラン→BBフォン、BBフォン→ソフトバンクモバイルの通話が無料になるそうだ。 全国展開については4月以降検討するとのことで、どういう結果になるか注目である。
2008年2月20日
コンピュータ: 東芝がHD DVDから撤退、終息へ
東芝がHD DVD事業から撤退、次世代DVD戦争に終止符が打たれることになった。 年明けの段階からコンテンツホルダの撤退が相次ぐなど、HD DVDの先行きは悪かったが、とうとう結論が出たと言う感想だ。 技術的には自信があるが、市場環境の変化を直視して対応したとのこと。 やはり、ワーナーの撤退の影響が非常に大きかったようだ。
こうしたスピード決着となった背景には、それを望む市場の動きのスピードがあったようだ。 撤退の発表前に書かれた記事であるが、解説もされている。
修理・アフターサービス、ディスク供給についてもきちんと対策をとって行くようだ。 説明会ではいろいろと突っ込んだ質問もされている。 また、ソニーは一本化 によってBD市場の急速な拡大を確信しているとのコメントを発表している。
Apple: Appleが最大5本指でマルチタッチする特許を申請
申請中の特許から、Appleが3本以上の指を使ったマルチタッチ技術についても開発を進めていることが判明したそうだ。 コピー&ペーストが3本指に割り当てられるなど、最大で5本指を使ったり、小指の側面でタッチした時を特異に識別するなどの技術を含むそうだ。 もちろん、この特許申請がすなわち商品の発売につながる訳ではないが、Appleのアイデアには楽しみにさせられる。
2008年2月19日
コンピュータ: Mozilla Messagingが業務開始
以前子会社として開発することが決まっていたThunderbirdであるが、その子会社のMozilla Messagingが業務を開始したそうだ。 最初の取り組みとなるのはThunderbird 3で、カレンダーの統合・検索機能の改良を目指しているとのこと。 私はMac OS XではApple Mailを使っているが、Windows上ではThunderbird 2を愛用している。 カレンダーは現在アドオンで利用しているが、統合されれば便利そうだ。 今後のMozilla Messagingの活動に期待したい。
2008年2月18日
モバイル: NVIDIAのAPX 2500は3D描画能力が売り
NVIDIAがAPX 2500を搭載した試作機を展示している。 APX 2500は超低消費電力、720p HD動画のエンコード・デコード機能、3D描画能力が売りのモバイル向けアプリケーションプロセッサとのこと。 アプリケーションプロセッサとは、CPUとGPUなどを組み合わせた統合チップのことらしい。
モバイル向けのプロセッサでここまでのことができると言うのは驚きで、技術が進歩したのだなあと感じる。 私のイメージではこうした高性能のグラフィックス機能はCPUよりも大きな電力を使っているものであったが、CPUの低消費電力の流れを受けて、GPUも低消費電力へ向かっているのだろうか。 よく考えてみればノートPC向けのGPUもあるわけで、それがさらに携帯端末サイズまでカバーするようになったと言うことだろうか。
2008年2月16日
モバイル: Android搭載端末が登場
AndroidはGoogleが発表した携帯電話プラットフォームで、公開されていたSDKも、先日大規模なアップデートが予告されたばかりだ。 そのAndroidを搭載した端末の試作機がMobile World Congress 2008で展示されているようだ。 Androidの注目の高さを受けて、推進団体以外の半導体メーカーも展示を行っていたようだ。
現在のところ、Androidを使って何か特別なことができるわけではないそうだ。
むしろ、携帯電話機メーカーが何をしなくて済むかの方が重要
とのことで、こうした共通のプラットフォームが準備されることで、開発コストが低減されることに意義があるそうだ。
KDDIのKCP+も同じ目的で開発されたものだと思うが、Androidの方が広まるような気がしてしまうのはなぜだろうか。
2008年2月15日
モバイル: ドコモが立山室堂でのムーバサービスを終了
ドコモがFOMAサービスのため、立山室堂でのムーバのサービス提供を終了するそうだ。 代替となる3Gサービスが用意されているとは言え、携帯電話のサービスエリアが縮小するのはきわめて珍しいことなのではないだろうか。 ドコモも山間部のため回線容量が不足していることが原因としている。
私も数年前に室堂から剱岳に登ったことがあるが、室堂周辺は登山の拠点としてだけではなく、黒部アルペンルートの観光地として、大変なにぎわいだったと記憶している。 そうした場所で携帯電話を使う人の数は年々増えていると考えられ、ドコモのこうした判断もやむを得ないのかもしれない。
Apple: MacBook Airが分解される動画
GizmodoにてMacBook Airの分解動画が掲載されている。 と言っても、ねじを外していって、内蔵のバッテリーを取り出すところまで。 バッテリーの取り外しなどは簡単に出来そうだ、とのこと。 これは、有償のバッテリー交換サービスをより平易に行うためと推測されている。 また、ハードディスクの交換も簡単そうとのこと。 とりあえず安価なハードディスク搭載で買って、値段がこなれてきた頃にSSDに交換する、と言ったことも出来る訳だ。
2008年2月14日
ゲーム: 45nmプロセス移行でPS3値下げへ?
PS3のCPU「Cell」の製造プロセスが65nmから45nmへ移行するそうだ。 これによってCellのチップ面積および消費電力が3割以上低減されるとのことで、PS3の値下げと小型化が期待されている。
別の記事によれば、45nmプロセスでは消費電力削減に工夫を重ねたそうで、PS3以外の用途に使われる高クロック版(6GHzなど。PS3は3.2GHzだそうだ)も、従来より低電圧で達成しているそうだ。 ただ、低コスト化のペースは従来より遅くなっているようだ。 これは、I/O部分のサイズが小さく出来ないことが原因のようだ。 チップの上下に空白が生じているほどで、この無駄な部分をなくすには、配置を変えるなどの最適化が必要とのこと。
とは言え、全体としてはサイズは小さくなっているし、コストは下がってきている。 これが即値下げにつながるとは言えないが、値下げの期待はしてしまう。 私個人はゲーム機としてよりは安価なBlu-rayプレーヤとして使いたいので、値下げを大いに期待したい。
2008年2月13日
モバイル: 電化製品の電源操作が出来るiPhoneアプリ
Gizmodoで紹介されているコンセプト段階のiPhoneアプリ「Current State」は、家庭またはオフィスの電化製品の電力消費状態、電源のオンオフ操作をiPhoneから遠隔で可能にするそうだ。 形容詞のcurrent(現在の)と名詞のcurrent(電流)をかけたネーミングと思われる。 コンセントにそれぞれ専用の部品(「Plug-Ends」)を取り付けてモニタと操作をおこなう仕組みになっている。 それぞれのPlug-Endsを設定するのにBluetoothを使っているようだが、遠隔操作にどういった方法を使うつもりなのかは良くわからない。 Macなどでいったん集中管理を行う方が良いようにも思える。
それにしても、いかにも近未来的で、なんだかわくわくさせられるアプリだ。 単に家庭内でリモコンとして使う分にも面白い。 コンセプト段階であるので今後また変化する可能性はあるだろうが、どういった形で完成するのか楽しみにしたい。 また、こうしたアプリは他の携帯電話でも作れるのだろうが、iPhoneだからこそこうした開発のターゲットになりやすいのかもしれない。 うらやましく感じる。
2008年2月12日
モバイル: ソニー・エリクソン XPERIA X1発表
ソニー・エリクソンが新ブランドのスマートフォン「XPERIA X1」を発表した。
プレミアム向け新ブランド「XPERIA」の1号機とのことで、QWERTYキーボードがアークスライド式
に搭載されているところが目を引く。
かなりスマートなデザインで、使っていることに満足感を与えてくれるように感じる。
動画も公開されており、UIはHTCのTouchFLO的と書かれているが、噂(?)ではXPERIA X1はHTC製だとも言われているようだ。
いずれにしてもデザイン性を持ったWindows Mobile端末の登場は歓迎されており、今後の展開が楽しみだ。
Apple: SSDに差し替えたMacBook Airは性能に大差なし
あるユーザーがMacBook AirのハードディスクをSSDに差し替えて比較したベンチマークをおこなったところ、性能差はあまりないという結果に終わったようだ。 ディスクの性能にしても、SSDが完全に早いと言う訳でもなく、バッテリーの寿命にも改善は無かったようだ。 むろん、1ユーザーがベンチマークソフトを使ったと言う状況であるから、実用した場合の差はわからない。 実際、ディスク仕様が激しい場合のパフォーマンスは良いという感じもあったようなので、ランダムアクセス速度が速いと言うことは一定の効果があると思われる。
しかし、価格が高価な分、私のSSDへの期待は大きかった。 アクセス速度も圧倒的になり、稼働時間も大きく延びると思っていた。 その状態が安定的にもたらされると期待していたが、少なくとも反例が一つ挙げられてしまった訳だ。
気になる点は、差し替えたと言うSSDの素性だろうか。 あまり速くないSSDを使っていれば、パフォーマンスはあまり変わらないのも当然と言える。 最速をうたう24万円/64GBのSSDもあるので、こうした高速ドライブを使った際の性能差も今後わかってくると嬉しい。
2008年2月 6日
Apple: iPhone 16GBとiPod touch 32GBが登場
AppleがiPhoneとiPod touchの新製品を発表した。 いずれもメモリの容量を増やした製品で、iPhoneは16GB、iPod touchは32GBが追加になった。
プレスリリースにもある通り、メモリ容量はいくらあっても足りない
もので、私も音楽や写真を全て持ち運ぼうとすれば、32GBでもやや足りないくらいだ。
ただ個人的に気になるのは、タッチスクリーンでは画面を見ないと操作出来ないこと。
これまでのiPodであれば、ポケットの中に入れたままでも、ホイールの場所を探り当てて操作出来たが、タッチスクリーンではそうはいかないだろう。
iPod touchは使ってみたいが、その点が気になって踏み切れないでいる。
2008年2月 5日
コンピュータ: FONがライブドアと提携
未だに取り寄せたままのFONであるが、livedoor Wirelessと提携して、エリアが拡大するそうだ。 FONは無料のWi-Fiコミュニティであるが、そのユーザがlivedoorのアクセスポイントも利用出来るようになると言うものだ。 屋外でWi-Fiの利用をほとんど行わないので、思っていたほど活用の糸口が見いだせないFONであるが、こうしてアクセスポイントが増えて行けば、利用の機会も増えるかもしれない。
2008年2月 3日
写真: ソニー α350など発表
ソニーからデジタル一眼レフカメラの新しいエントリーモデルが発表された。 従来のα100の後継機種であるα200と、ライブビュー機能と可動式液晶を備えたα350である。 アメリカでは、α350とα200の中間と思われるα300も発表されている。 また、α700以上のフラッグシップモデルの年内投入も発表されていて、αシリーズも一通りラインアップが揃うことになる。
他に最近のデジタルカメラ関係のニュースで気になったものは次の通り。
- Lumixの新製品4機種: 広角25mmから撮れるFX35が気になる
- 完成度が高まったカシオEXILIM PRO EX-F1: 1,200fpsで動画撮影可能!
- 世界初のEye-Fi Enhancedカメラ ニコンD60: アップロード中は電源が切れないなどの対応をしているそうだ
我が家では、先日いつの間にか父がα100を購入していた。 価格を聞けば、α200の予想小売価格と大差がなかったようで、もう少し待ってから買えば良かったのに・・・と残念に思っている。
2008年2月 2日
車: GarminがGPSナビ携帯nuvifoneを発表
GarminからGPSナビを搭載したスマートフォンnuvifoneが発表された。 GarminはPNDの三大巨頭の一つとも言われており、カーナビで培った技術を携帯電話でどのように発展させるのか、興味深い。
2008年1月31日
Web: IE8ではWeb標準準拠表示が既定にならない
IE8のWeb標準技術への対応について発表がおこなわれたそうだ。 IE8では従来のWebページへの対応を優先し、IE6/IE7の表示モード(それぞれ「quirks」「standards」モード)が既定の表示方法になるらしい。 これまでのユーザー(この場合はWebサイトの製作者)に配慮したとすれば、理解出来る方針と言える。
一方、IE8でもWeb標準により厳格に準拠した新standardsモード
を用意するが、この新しいモードで表示するためには、明示的に指定する必要があるそうだ。
Web標準に沿ったページを作れば、他のWebブラウザでも同様に閲覧出来る可能性が高まる。
最大のシェアを持つInternet Explorerにはぜひとも標準技術に対応してほしかったが、まだしばらくは混乱が続きそうだ。
草稿が発表されたHTML 5などの時代にあった標準が出てくることで、逆に状況が変わることを期待したい。
モバイル: ドコモがGoogleと提携、auとソフトバンクが春モデル発表
旅行記を書いている間に、携帯電話各社の動きがいろいろあったようなので、記事をまとめておきたい。 全体としてソフトバンクの(一部)端末のインパクトが非常に強い印象。 auも新しいことはやっているのだが、私にとってのインパクトはやや小さい。
auの春モデル発表
- au、2008年春モデル10機種を発表
- ハイエンド端末のコンセプトは「ワイヤレスミュージック」「au Smart Sports」「有機ELディスプレイ」
- au Smart SportsとしてRun&Walkアプリを提供
- 防水ワンセグ+EXILIMケータイ相当カメラ W61CA: W41CAユーザーとしては気になるペンギンも搭載
- 世界初の3インチ有機ELディスプレイ、ただしSAらしさは薄め W61SA
- KCP+対応のCyber-Shotケータイ W61S
- ついに出たGSM対応端末 W62S
- 「グローバルパスポートGSM」でGSMローミングに対応、料金も値下げ
- 背面に電子ペーパーディスプレイを搭載 W61H
2008年1月22日
モバイル: ソフトバンクも学割サービスを開始
携帯電話料金の学割サービスと言えばauの「ガク割」を思い浮かべるが、ソフトバンクモバイルも「ホワイト学割」というサービスを始めるそうだ。
ホワイトプランの基本使用料(月額980円)が無料になるそうで、基本使用料や通話料金を半額にする「ガク割」とは仕組みが異なるが、インパクトとしては大きい。
また、無料コンテンツのポータルも用意するなど、「学割の後」を見越したユーザーの囲い込み
を狙っているようだ。
申し込み期間を4ヶ月に区切り、まずは実験的に行うようだが、こうした手法がとれるのもソフトバンクならではのように思う。 この機動力は、他社にとっても脅威ではないだろうか。
2008年1月21日
コンピュータ: 次世代DVDとダウンロードサービス
コンテンツホルダの相次ぐ離脱が報道されたHD DVDであるが、やはり次世代DVD規格争いの敗者はHD DVDと見る目が多いようだ。 しかし興味深いのは、同じ記事で時代はダウンロードサービスへ向かっているとも指摘していること。 AppleやMicrosoftはそちらの方向を向いているらしい。
Appleについて言えばiTunesストアで映画レンタルサービスを始めるそうだし、MacBook Airが光学式ドライブを搭載しなかったことは、ディスクレス時代を目指したものとの意見もある。 そう考えてくると、次世代DVDのメディア規格について争うことは、あまり意味がないこととも言える。 Seagateが勝者はハードディスクと発言したということも、なるほどなあと思ってしまう。
私自身は安心のためにディスクが欲しいと思っているが、iTunesストアで音楽をダウンロードするのは確かに便利と感じている。 まだ映画をダウンロードするには手元のハードディスクが不足しているが、それも数年後には解決しているのかもしれない。 とりあえず、Blu-rayドライブを買うのは様子見することにしよう(笑)。
2008年1月19日
モバイル: KCP+端末がようやく公開される
au不調の原因の一つとして槍玉に挙げられたほど開発が遅れていたKCP+端末だが、このたびようやく報道陣に公開できる所までこぎ着けたようだ。 主な新機能としてau oneガジェットやマルチプレイウィンドウが紹介されている。 画面を上下2分割して2つのアプリケーションを表示可能なマルチプレイウィンドウ機能は、PCで良くやるWebサイトを見ながらメールを書く、と言ったような使い方が出来ると思われ、かなり便利そうだ。
一方のau oneガジェットであるが、内部のデータを参照可能なガジェットと、通信機能を持ったガジェットの2種類が提供される。 両方の機能を持ったガジェットはセキュリティに配慮して作成出来ないようになっているとのこと。 配布は公式サイトからのみになっている。
2008年1月18日
Apple: Macworld関係記事・レビュー
MacBook AirとTime Capsuleが発表されたMacworldだが、関連する記事をいろいろ集めてみた。
- 全体
- 基調講演の内容がiTunes Storeで入手可能
- 4つのテーマで語られた基調講演
- MacBook Air
- MacBook Airの神髄は引き算のデザイン: なるほどと思わせるAppleの考え方の解説記事
- Gallery: MacBook Air
- 意外に少ないカスタマイズ内容など
- ユーザーはMacBook Airのバッテリーを交換不可能
- MacBook AirとProのサイズ比較: Proのユーザーとしては刺激的
- 電源アダプタはMagSafe: L字型になっているのが良い
- Time Capsule
- Time Capsuleの端子類はAirMac Extremeを踏襲
- ギャラリー: Time Capsule: Mac miniと重ねてもよさそう
2008年1月17日
Apple: 米国内ではiTunes Movie Rentalsが開始
Macworldで発表されたものに、iTunesストアでの映画レンタルサービス開始もあった。 この米国内だけのレンタルサービスiTunes Movie Rentalsは主要スタジオの作品を備えているとのことで、新作の高画質版の場合$4.99/本でレンタル出来るようだ。 私はレンタルをあまりしたことが無いので良くわからないが、TSUTAYAなどの価格に比べるとやや高めの設定に思える。 借りに行く・返しに行く手間がかからないと言う利便性を考えれば、相応の値段になるだろうか。
日数の設定も興味深い。 借りてから30日以内に見始め、再生開始から24時間以内に見終えなければならないらしい。 つまり実質、通常のレンタルの一泊程度の期間で見なければならないようだ。 私は自宅で映画を見る時は少しずつ区切ってみることもあるので、そういう視聴方法にはあまり適さないことになる。 平日は2時間と言うまとまった時間をとるのは難しいが、iPodでも見られるそうなので、通勤が長めの場合は良いかもしれない。
また同じことがApple TVでも出来る(米国内だけであるが)のは面白い。 Apple TVはアップデートにより単独でも動作するようになったことも大きい。 Mac/PCを持たない人でもネットワークから映画をレンタル出来るようになるわけで、個人的にはあまりぱっとした印象が無かったApple TVが、ひょっとすると大きく化けるかもしれないと思った。
2008年1月16日
Apple: MacBook AirとTime Capsuleが発表される
Macworldにて、Appleから薄型のMacBook Airが発表された。 事前の予想は正解だったことになる。 このMacBook AirはAppleが世界最薄をうたう13インチサイズのノートPCで、重さも1.36kgと持ち運びも十分可能なサイズになっているようだ。 私の持っているMacBook Proは薄さはともかく重さが2.5kgと、鞄に入れて持ち運ぶにはかなりつらいサイズなので、Airの軽さは魅力的だ。
また、Time Capsuleと言う無線ベースステーション+ハードディスクも発表されている。 AirMac Extreme Base Stationにハードディスクを搭載したようになっており、Windowsにも対応している。 名前が示唆するように、Mac OS X 10.5 Leopardのバックアップ技術Time Machineに便利なように出来ているようだ。
その他にも、iPod touchのソフトウェアアップデートも発表されており、正直なところネットニュースも多すぎて追いきれていない。 実機などのレビューも早く確認したい。
2008年1月15日
Apple: Macworld事前予想いろいろ
Macworldの開催が近づくにつれて、発表内容の予想が様々されている。
特に会場にあるバナーにThere's something in the air
と書かれていることから、何度も噂のあった軽量MacBookの名前が「Air」であるとか、無線通信技術に冠するものでないか、などと様々な予想がされている。
もうすぐ基調講演となる訳だが、正解となる予想はあるのだろうか。
楽しみである。
2008年1月10日
コンピュータ: HD DVDからの離脱が相次ぐ
ワーナーのBlu-ray独占供給の報道に続いて、ユニバーサルも契約期限切れで離脱、さらにパラマウントなど20社が離脱準備などと報道されている。 これでとうとう方向性が確定してしまうのだろうか。
プロトタイプのポータブルプレイヤーやインタラクティブ機能を用いたロボット操作など、まだまだCESの現場では頑張っているようだが、果たしてどうなるだろうか。
2008年1月 9日
Apple: Macworld直前にMac Proがアップデート
Appleが新しいMac Proを発表した。 標準構成で4コアCPU*2となったほか、3.2GHz CPUまで選べるようになるなど、性能が向上しているようだ。 しかし、むしろ注目されているのはMacworld直前と言う発表のタイミング。 Macworld本番ではどんな発表が出てくるのか、期待を持たせる今回の発表となった。
2008年1月 8日
コンピュータ: 無線版HDMI、WirelessHD 1.0
HDMIの無線化を目指す、WirelessHDのVer 1.0が策定されたそうだ。 フルHD規格の動画を10m離れた場所まで転送出来るそうで、通信速度は最大4Gbps。 著作権管理機能も備えている。
無線LANを使うようになってから、ケーブルがないことのありがたさは、私も強く感じている。 面倒な室内の配線が一つでも減らせれば、ずいぶんと便利になると想像出来る。
気になるのは認証や接続が自動で行われると言う点。 マンションやアパートなどでお隣や上下の家のWirelessHD機器を検出してしまったらどうなるのだろうか。 多少面倒でもしっかりとした認証システムは作っておくべきではないかと思う。
コンピュータ: CES 2008にてBill Gates最後の基調講演
昨年から予告があったように、今年のCESにてビル・ゲイツMicrosoft会長の最後の基調講演が行われたそうだ。 これまでがどうだったのかは知らないが、ジョークをちりばめた笑いを誘う内容だったようだ。 ただ、今後のMicrosoftがどうなって行くのかについては示されず、不満が残った人もいたようだ。
技術的な部分では、携帯端末による画像認識技術が面白く感じた。 人物や建物を認識して、関連する情報を表示出来ると言うものだ。 人間の脳の働きをまた一つ外部に持って行けるようになるわけで、近未来的な何かを感じさせられた。
2008年1月 6日
Apple: Appleが動的なキーボードを開発中?
TUAWにて、Appleが動的なキーボードを開発中であるとの噂が紹介されている。 元々はApple Insiderの記事。 曰く、Appleが有機ELを使って動的に表示を変更可能なキーボードの特許を申請したとのこと。
しかし、既に商品化されたOptimus Maximusがあり、これとそっくりの発想に思える。 TUAWの記事でも、コメントの1番目に同様の突っ込みが入っているが、これで特許が成立するのだろうか。 MacBookに装備されれば嬉しいが、実現の可能性は低そうだ。
2008年1月 3日
Apple: Apple Storeの福袋の中身
Apple Storeで毎年発売されている福袋の、今年の中身が紹介されている。 開店より2時間前の8時の時点で、既に入手出来ない人もいるくらいの人気商品だったそうだが、期待の中身はちょっとがっかりな内容だったようだ。 筆者も指摘しているが、こんな朝から並ぶAppleファンにとっては、LeopardやiLifeなどは既に入手済みと思われ、商品の選択には疑問が残る。
2007年12月29日
Web: Netscape Webブラウザが開発終了へ
NetscapeブランドのWebブラウザのサポートが全て終了するそうだ。 Netscapeは一時代を築いたブラウザであるし、私が生まれて初めて利用したWebブラウザもNetscape (Navigator)ではなかったかと思う。 現在もその流れを汲むFirefoxを利用していることもあり、少し寂しい気持ちだ。
私は特にNetscape 4.xのころからNetscape 6のころまで良く利用しており、Internet Explorerとどちらが優れているか、良く比較もしていた。 当時はMovable TypeのようなCMSを使っておらず、自分でHTMLを記述してウェブサイトを更新していたので、異なるブラウザ間で同じように表示させることに苦労していた。 CSSへの対応において、Netscape 4.xはひどいものがあり、Netscape 6やMozillaを基準に作って行くと、どうしても表示が崩れてしまうと言う問題があった。 ある時期から対応を完全にあきらめたが、今となっては良い思い出である。
2007年12月28日
コンピュータ: Optimusシリーズのタッチスクリーンキーボード
有機ELをキートップに搭載したキーボードOptimus Maximusを作った会社から、新しい発表があったようだ。 発表されたOptimus Tactusはキーボードサイズのタッチスクリーンとなっているもので、Optimus Maximus以上に自由な表示が可能となっている。 それこそ動画を表示すると言うようなサブディスプレイとしての用途も考えられているようだ。
かなり面白いアイデアであるが、まだコンセプト段階であるようで、ディスプレイにしても、有機ELを採用するかどうかも不明なようだ。 iPhone/iPod touchと似たアイデアとも言えるが、ここまでくると本当にキーボードがこの形をしている必要があるのか、と言う風に感じてしまう。
2007年12月27日
モバイル: auの不調の原因は端末と料金体系
日経ビジネスオンラインに「KDDI、『1年天下』のワケ」と言う記事が掲載されていた。 1年前にMNPが導入された頃の勢いがなくなってしまったのは、KCP+の開発遅れのために端末投入が遅れていること、料金設定がわかりにくく割高感が広がったことが原因だと指摘している。 私自身が機種変更しない原因もおおよそその通りの理由だ。
月初にも同じような指摘の記事がダイヤモンド・オンラインに掲載されており、やはり業界全体としてauの不調は明らかに端末と料金体系が原因と考えられているようだ。 私自身、早くKCP+などの魅力的な新端末を見てわくわくしたいし、もちろん新しい端末を所有したいと言う欲求もある。 来年こそはau復活の年としてほしいものだ。
2007年12月25日
Apple: Norton Antivirus 11.0 for Macが発表される
Windowsにくらべてウイルス対策ソフトウェアが少ないMac OS Xであるが、新たにSymantecからNorton Antivirus 11.0 for Macが発表された。 Windows版は毎年のようにバージョンアップしているが、このMac版は前バージョンの10.0からなんと2年半ぶりの更新になるらしい。 Leopardにも対応しているし、Windowsのウイルスもスキャン可能だそうで、一通りの機能は備えていると言って良さそうだ。
OS XらしいのはDashboardウィジェット「ノートン・アンチウイルス・ダッシュボード」が用意されているところだろうか。 システムの状態の確認が出来るそうで、いちいちアプリケーションを立ち上げる必要も無く便利そうだ。
2007年12月21日
モバイル: 次世代高速無線通信はKDDI陣営とウィルコムに
直前に情報がリークされていた次世代高速無線通信であるが、情報通り総務省からKDDI陣営とウィルコムに2.5GHz帯利用の業務免許が与えられた。 KDDI陣営はモバイルWiMAX、ウィルコムは次世代PHSをそれぞれ通信方式として使うそうである。
早速KDDI陣営からは、一般ユーザーの参加も募る形での試験サービスの計画(ただし2009年2月予定)も発表されている。 ウィルコムも、2009年4月に試験サービス、10月に商用サービスを開始予定としており、2012年度に人口カバー率が90%とするのも、両者共通だ。
利用額は月額平均でモバイルWiMAXが3,200円程度、次世代PHSが4,000円程度を想定しているらしい。 移動しても利用できるわけで、私にとっては光よりもこちらの方が魅力的だ。
2007年12月20日
Web: IE 8がAcid 2テストに合格
IE 7が登場してからまだそんなに間が開いていないような気もするが、2008年前半にもIE 8 βがリリースされる予定らしい。 これまでのIEの開発スピードに慣れてしまったせいか、こんなにすぐに次のバージョンの話が出てくると、なんだか違和感を感じてしまう(苦笑)。
そのIE 8であるが、Acid 2テストに合格したそうだ。 現在開発中のものできちんとレンダリングができたそうで、IEもかなり標準準拠が進んでいること、意識して開発を進めていることがわかる。 一方で、IE 6やIE 7など向けのサイトに対する後方互換も考慮しているそうで、これは大きなシェアを持つIEならではの悩みと言えそうだ。
2007年12月19日
モバイル: iPhoneのキャリアはドコモ?
まだ確定ではないものの、日本国内のiPhoneのキャリアはドコモが有力らしい。 先日トップ同士が会談したとの情報もあるそうだ。 もちろん、トップが会ったから決定というわけではないだろうが、有力と言われればそうとも思える。
一方名前の出ていないau/KDDIだが、Googleのアグレッシブさについて書かれた記事の中で、「(Appleと)話をしなかったと言えば嘘になる」としつつも慎重な姿勢を取っており、あまり期待できないのかもしれない。 auユーザーの一人としては残念だが、LISMOがあるauとしては採用しづらいというのもあるのだろうか。
しかしそのKDDIだが、モバイルWiMAXの免許が与えられる方針がかたまったとされている。 小野寺社長の会見でも事業展開が説明されている。 iPhoneもモバイルWiMAXも、どちらも未確定であるが、さてどうなるだろうか。
2007年12月18日
コンピュータ: IEEE 1394bは転送速度3.2Gbpsへ
IEEE 1394bの転送速度を3.2Gbpsに向上させた「S3200」が発表されている。 これは既存のIEEE 1394b(S800)と同じケーブル・コネクタを利用可能で、転送速度が向上している規格なのだそうだ。 S800の策定時にすでに高速転送に対応できるようにしてあったので、そうした既存の機器が利用可能と言うことらしい。
現在IEEE 1394bはそれほど普及しているように思えないが、その原因の一つがケーブル・コネクタが1394a(S400)と異なることがあるだろう。 これでは新しい規格に徐々に移行させようと思っても難しいだろう。 それをうまくやったのが、コネクタ形状が共通のUSBとUSB 2.0だったと思う。 S800からS3200への移行でも同じことが望めるのではないだろうか。
さてこのIEEE 1394の高速化は、やはりUSBの高速化に対抗する意図があるようだ。 CNETの記事によれば、新規格USB 3.0だけではなく、eSATAやHDMIへの優位性をアピールしている。 USB 3.0は最高4.8GbpsとS3200よりも高速な通信を目指しており、しかもUSB/USB 2.0の圧倒的な普及という優位性もある。 S3200がUSB 3.0に対抗していくとすれば、単にケーブル・コネクタの互換性だけでは、利益を享受する人(S800のユーザー)があまりにも少ないために、一般消費者への訴求力は弱いと思う。 何とかして、標準搭載のコンピュータや周辺機器を増やしていくしか、IEEE 1394の未来は見えてこないのではないかと感じる。
2007年12月17日
モバイル: auがAQUOSケータイ「W61SH」を発表
auからAQUOSのブランドを冠する携帯電話W61SHが開発され、1月に発売予定となっているようだ。 ワンセグを視聴可能で、画面を回転させて横表示できるようになっている。 先代AQUOSケータイのW51SHに比べて薄型・コンパクトになっているのが好印象だ。
ただW61SHはKCP+端末ではない。 発売が遅れているW56TなどのKCP+端末よりも、もしかすると先に発売になってしまいそうな感じである。 型番上は後から発売のW61SHが、KCP+端末ではないと言うのも、auの方針が定まっていないような印象を感じてしまう。 DoCoMoは発売時期ごとにシリーズの基本機能をしっかり合わせてくる印象があるが、auは良く言えば自由に開発できると言うことなのだろうか。 KCP+のマルチタスク機能には期待しているので、早くシャープなどのメーカーからも、対応端末が開発されてくることを祈りたい。
2007年12月12日
コンピュータ: DellのタブレットPC Latitude XTが発表される
Dellからマルチタッチ機能を備えたタブレットPCが発表された。 このLatitude XTはDell初のタブレットPCであり、重さは約1.8kgとなっているようだ。 主要スペックはCPUはCore 2 Solo 1.06GHzまたはCore 2 Duo 1.2GHz、GPUはRadeon X1250、メモリは最大3GB、SSDも選択可能など。 他にExpressCard /54スロットや指紋リーダーも備えている。
国内でも発表されており、それによれば価格は最小構成で260,400円。 Core 2 Duoにメモリ3GB、64GB SSDなど、強化した推奨構成にすると、48万円を超えるようだ。 正直なところ最小構成でも購入出来る範囲ではないが、48万円も出すのならタブレットPCでなくても良いと思ってしまった。
2007年12月10日
コンピュータ: 東芝が128GBのSSDを製品化
東芝から業界再大容量となる128GBのSSDが発表されたそうだ。 1.8インチおよび2.5インチケース入りで32GBから128GB、SATA2インターフェースとなる。 とうとうこの容量のものが製品化されるが、気になる値段も「10万円を切る程度」となっている。 ハードディスクに比べれば当然桁違いに高いが、それでも意外に手が届く範囲だなあと言う印象をもった。 GBあたり80ドルなどと言われていた頃と10ヶ月でこれほど代わるものだろうか。 MLC(多値)フラッシュメモリの採用により、価格を抑えることができたのだろう。
2007年12月 8日
Web: Gmail新バージョンの新機能
表示速度の向上などの新機能を備えるGmailの新バージョンであるが、ちょっと便利な新機能も紹介されていたのでメモしておく。 個人的に便利と感じたのはキーボードショートカットと、その一覧を表示するために「?」キーを押すこと。
マウスでGmailを見ていると、アーカーブしたり次のメールに移ったりする時にいちいちマウスカーソルを移動させてボタンを押すと言うのが面倒くさく感じることがある。 利き手でマウスを操作しつつ、反対の手でキーボードショートカットを操作する、と言う使い方なら、かなり便利に使えそうだ。 ただ、いきなりキーボードショートカットを全て覚えることはできないので、とりあえず「?」を押せば一覧が表示されることだけは覚えておこうと思う。 アーカイブするための「e」キーや、前後のスレッドに移る「k」「j」なども多用しそうだ。
2007年12月 7日
モバイル: ソフトバンクモバイルがMNPでも増加トップ
純増数トップを維持するなど好調のソフトバンクモバイルであるが、さらにソフトバンクがMNPでも首位になったと報道されていた。 これは、MNPを利用した転入・転出の差が、トップとなったと言うもの。
これには、ホワイトプランによる2台目需要だけではなく、他社からの乗り換えにおいても、魅力的であると言うことが考えられるのではないだろうか。 正直なところ、ソフトバンクがどこまでやれるのか半信半疑で見ていたが、この勢いは本物だと認めるべきなのだろう。
2007年12月 4日
Web: Gmailのラベルが色分け可能に
Gmailのラベルがカラフルになって使いやすくなったと聞いたので、私も早速確認してみた。 英語版しか無いが、新バージョンのGmailで使えると言うことで、私も設定を変更して試してみた。
ラベルが色分け出来ることになって、確かに非常にわかりやすくなった。 文字色の色分けか背景色の色分けを選ぶことができ、背景色の色分けの方が目立って見える。 同じ系統のラベルであるが、より重要なラベルを背景色の色分けにするなどの使い方も出来そうだ。 日本語版の登場が楽しみである。
2007年12月 2日
Apple: MacBookにも搭載のSeagate HDDにデータ消失の危険性
Seagate製ハードディスクにデータ消失の危険があることが発覚したそうだ。 しかもMacBookの最近のモデルにこのハードディスクを搭載したものがある、と言うことで話題になっている。
MacBook以外にも搭載が確認されているようで、私も慌ててシステムプロファイラで自分のマシンを確認した。 幸い、私のMacには東芝製のハードディスクが使われており、とりあえず今回の問題には関係ないようだ。 とはいえどんな問題が出てくるかわからないから、バックアップもそろそろとっておこうかな、と思った次第である。
2007年11月30日
Apple: Google GadgetがMacにも対応
Google GadgetがMacでも利用可能になったそうだ。 Mac版Google Desktopでも利用可能になったということらしい。 記事によれば、Apple WidgetとともにDashboardで利用できるそうだ。 別々に使うのでは不便だと思ったが、これなら利用する人も増えそうだ。
ただ私は、WindowsではGoogle Desktopを利用しているが、MacにはSpotlightやDashboard Widgetがあるので、当面使うつもりはない。 Windows版のGoogle Desktopでも、結局Gadgetはほとんど使っていないし、インデックスに数GBのハードディスク容量が取られてしまうが気になっている。 検索機能は強力なので利用を続けているが、そうでなければ消してしまっているところだろあう。
また、ほかのGoogle関連の話題として、Google Mapsの「地形」レイヤーの追加も報道されている。 通常の地図、航空写真に加えられたもので、山の起伏が見てわかるようになっている。 私は道路を調べるときに使うことが多いので、峠道かどうかがわかりやすくなるかもしれないと期待している。
2007年11月29日
モバイル: auがデータ通信定額プランを発表
つい一週間前に「検討中」と噂となったばかりだが、auがデータ通信定額プランを発表した。 CF型の専用端末W05Kも発表されており、最大通信速度は上り1.8Mbps、下り3.1Mbpsとのこと。
気になる価格だが、専用のプラン「WINシングル定額」の月額利用料金は、上限5,670円〜6,930円となっている。 これは、シンプルコースとフルサポートコースによる違いと、au携帯電話とセットで利用した際の割引によって異なる仕組みだ。 別途プロバイダに加入する必要はあるが、月額682円ということなので、8,000円未満でデータ通信が使い放題と言うことになる。 噂になっていた6,000円より割高だが、プランの価格だけで考えれば、おおむね噂通りだったと言えるだろう。
2007年11月23日
コンピュータ: 有機ELキーボードOptimus Maximusが完成
有機ELキーボードOptimus Maximusがついに完成したそうだ。 ここで言う有機ELキーボードとは、キートップに有機ELを入れて、様々な表示が可能にしたキーボードのこと。 有機ELによりフルカラーの表示が可能で、表示の変更も可能になっているようだ。 ドライバが対応していれば、ファンクションキーの表示を変化させたり、SHIFTやCTRLを押すと機能に応じたアイコンを表示させたりと言うことも可能になる訳で、工夫次第で面白い使い方が可能であると思う。 これまでも何度か取り上げられていたが、「完成するのかわからない」風な取り上げ方であったので、スルーしてしまっていた。
以下の動画は上記記事(Engadget)に貼られていたYouTubeの動画を、試しにここにも貼付けてみたもの。 YouTubeを初めてEmbedしてみるが、きちんと表示されるだろうか。
2007年11月22日
モバイル: KDDIがPC向け定額データ通信を「検討中」
KDDIは年内にもPC向けデータ定額サービスの提供を予定しているようだ。 いつの間にかDoCoMoやe-mobileに追い抜かれていたPC向け定額データ通信だが、ようやくKDDIも対抗策を出してくると言うことか。 まだ正式に発表されたものではなく、検討中であるようで、月額6,000円と言う価格にどこまで信憑性があるのか不明だが、否定はしていないようなので、方向性は期待して良いのだろう。
2007年11月20日
コンピュータ: 1GBのメモリ内蔵、Microsoftの新マウス
Microsoftがフラッグシップのモバイルマウス「Microsoft Mobile Memory Mouse 8000」を発表したとのこと。 ワイヤレスマウスであるが、その最大の特徴はレシーバ部に1GBのメモリを内蔵したことだろう。 USBメモリを使う場面も多くなってきたので、USBポートをマウスと共有出来ると言うのは便利そうに思える。
一方で、USBメモリとして持ち運ぶ場合にはマウスとして使えなくなってしまうことになり、案外不便なのかもしれない。 同時に持ち運ぶと便利な状況としては、プレゼンテーションのデータを持ち運ぶような状況が思い浮かぶが、かなり限られた状況と言える。 そのためと言う訳ではないだろうが、スイッチの切り替えでBluetoothマウスとしても使えるようだが、それなら別にUSBメモリを用意しても良いことになる。
考えれば考えるほど、この新マウスの活用方法がわからなくなってしまった。
2007年11月19日
コンピュータ: GyaOが一部Macで視聴可能に
以前、GyaOがSilverlightを採用すると報道されていた通り、GyaOの一部ページにSilverlightが採用され、MacからでもGyaOが視聴出来るようになった。 報道を見て私も試してみたが、確かに映画の予告編を視聴することができた。 これまではWindowsのInternet Explorerからに限られていただけに、大きな前進と言える。
現時点ではSilverlightがDRMに対応していないため、限られた映像しか視聴出来ないが、対応したバージョンが登場すれば、対象映像を広げて行く考えもあるようだ。 わざわざGyaOのためだけにWindowsを起動するのも面倒で、視聴から遠ざかってしまっていたが、今後の広がりに期待したいと思う。
2007年11月18日
空の軌跡SC: Falcomが「英雄伝説7」や「Ys SEVEN」などを開発中
メールマガジンのFalcom News Expressでも既に伝えられていたように、日本ファルコムから開発中の新作タイトルが発表されている。 決算発表に伴う補足説明に含まれているとのことで、以下のタイトルが発表されている。
- Ys SEVEN
- ツヴァイII
- ヴァンテージマスター
- ブランディッシュ
- ツヴァイ
- 空の軌跡 the 3rd
- 英雄伝説7
個人的に最大の興味があるのは、やはり英雄伝説7だろう。 既に「空の軌跡 the 3rd」で存在が予告されていたらしいが、ゲームはインストールしたところで停まっているので、知らなかった(苦笑)。 舞台は空の軌跡と同じ世界なのだろうか。
私がファルコムと出会うきっかけになったブランディッシュが含まれていることも興味深い。 1〜3のようなアレスとドーラの話になるのか、VT・4のような世界になるのか。 2や3をリメイクでも良いからWindowsでやってみたいとも思っている。 何にせよ楽しみである。
2007年11月17日
Apple: MacBook ProのACアダプタが不調
利用しているMacBook ProのACアダプタが不調である。 きちんと給電されないことがたびたびあり、気づくとMagSafeのところについているランプが消えている。 以前、バッテリーにうまく充電されないこともあったが、バッテリーを取り外して設定をリセットするなどして、こちらはなんとか直った。
しかし、今度はどうもACアダプタに問題がありそうである。 というのも、ACアダプタを挿しなおすと直ることも多いからだ。 直るとは言え、電源周りに不安があるのはどうも気持ちが悪い。 とりあえずACアダプタだけを持って、Appleストア銀座へ向かった。
前にもiPodの故障でサポートを受けたのだが、まず時間で予約をすることになる。 店内にあるコンピュータからでも予約は可能だが、結局はそれまで待たされることになるので、出かける前に予約しておくのが賢明だ。
いざアダプタを見てもらうと、どうもコンセントへの接続部分の調子が悪いようだ。 この部分は取り外しが出来るようになっていて、別売のアダプタセットを使うだけで、世界各国のコンセントに対応可能になる。 AirMac Expressが同じ機構になっているが、この接続がきちんといかなくなっているようだ。
まだ購入してから1年も経っていないが、アダプタの交換は有料になるらしい。 いまいち解せなかったが、オランダでAirMac Expressを使ったときにアダプタセットを購入しており、ここに日本でも使えるアダプタが入っていたから、それを使うことにした。 変更してみると、確かに給電は途切れることなく行われているようだ。 サポート係によると、アダプタ部分に負担がかかって故障した可能性があるとのことなので、今後はアダプタに重量が集中しないような形で、コンセントに接続することにしよう。
2007年11月16日
Apple: Mac OS X 10.5.1が公開された
私も購入して利用しているMac OS X 10.5 Leopardにアップデートが公開された。 その10.5.1では、ファイアウォール関係の設定の変更のほか、パーティーションを越えて移動をするとファイルが消失する問題や、Time Machineの修正も含んでいる。 幸いにもファイル消失は起きていなかったと思うが、私も早速適用した。
2007年11月13日
モバイル: GoogleからAndroid SDKが公開された
GoogleのAndroidはオープンソースの携帯電話プラットフォームとして大きな話題となった。 今回、GoogleからAndroidのSDKが公開され、アプリケーションの開発が出来るようになったようだ。 アプリケーションの記述にはJavaを使用するようだ。 Javaを実行させるための仮想マシンを、Google自ら開発している。
SDKの登場によって、Androidがどのようなアーキテクチャなのかも判明している。 私が気になったのはブラウザがWebKitベースであると言うこと。 Safariのベースにもなっている技術であるから、iPhone向けにWebサイトを作れば、Android採用の携帯電話でも、(ディスプレイの解像度の問題はあるものの)同じようなレンダリングが可能になると期待できるのではないだろうか。
2007年11月12日
モバイル: au買い方セレクトが始まる
複雑になってどれがお得かさっぱりわからなくなってしまった感のあるau買い方セレクトが今日から始まったそうだ。 相変わらず0円や1円端末もあるようで、総務省の意向とは合致していないようにも思える。
また、これまでは変更前の端末の利用期間に応じて、機種変更時の端末価格が段階的に付けられていたが、これからはそれが一律になるようだ。 ただ、2年未満で機種変更する場合には、やはり段階的に解除料金がかかるので、そこで差がつくと言うことのようだ。 とは言えこれまでの利用期間については解除料金は関係なくなるので、今が変え時と言えなくもない。 まあ、買いたい端末があればの話なのだが。
2007年11月 8日
Web: 正式版Windows Liveが発表された
統合Webサービスの「Windows Live」が正式にリリースされた。 ちょうど来日していたMicrosoft CEOのSteve Ballmer氏が発表したそうである。 発表されたばかりのWindows Liveカレンダーβサービスのように、これまでβ版が提供されてきたが、スイートとして組み合わせた形の正式版として移行したようだ。
MicrosoftとしてもGoogleが先行するWebサービス市場の拡大に注目しているようで、これまでのソフトウェア開発にサービスを加えて、ソフトウェア+サービスと言う次の段階に移行する
ことにしたらしい。
ただしMicrosoftらしくこれまでのWindowsを手放す訳ではなく、あくまでWindowsを基本として、それをWebやモバイルへ広げて行こうと言う戦略のようだ。
既存事業という大きな基盤がある点で、Googleとは戦略が異なるのも当然だろう。
なお、提供されるサービスの一覧については、CNETの記事が詳しい。 私自身はウェブメールであるHotmailを昔使っていたが、いまやGmailにほとんど移行してしまった状況だ。 あとはInternet Explorerのツールバーが一応インストールされているくらいだろうか。 一度Googleのサービスに浸かってしまうと他に移りにくくなるが、統合したと言うWindows Liveがどれくらい使いやすくなって行くのか、興味はある。
2007年11月 7日
コンピュータ: Samsungの2.5インチ/1.8インチ SATA II SSD
Samsungから2.5インチと1.8インチでSATA IIを持ったSSDがサンプル出荷され始めたそうだ。 容量は64GBで、このサイズでSATA IIとこの容量を持ったサンプルは業界初らしい。 ノート型PCやサーバー向けにも利用が広がると期待されており、個人的には利用拡大によって単価が下がるのではないかと期待している。
また、SDHCカードについても、Class 4/6で最大16GBのカードが発売開始の見込みになっている。
バッファローからだけではなくグリーンハウスからも発売予定である。
驚くべきは店頭予想価格は42,800円前後
と言う価格だろうか。
ちょうど半年前に16GBのカードが登場したときには、価格は43万円と言われていたのに、もう10分の1になってしまった。
SSDやSDメモリーカードなど、フラッシュメモリ型の記憶媒体の大容量化と低価格化が進んでいるようだ。 いつか自分のMacBook ProにもSSDを搭載することを夢見つつ、しばらくはこの傾向を楽しみにしていきたい。
2007年11月 6日
モバイル: Googleが携帯電話プラットフォームAndroidを発表
噂になっていたGoogle製の携帯電話の正体が発表された。 Google PhoneやGphoneなどと噂されていたこともあったが、発表されたのはAndroidと言う携帯電話のプラットフォームだった。 携帯電話端末の発表だと思っていたので、それに留まらずプラットフォームの提案と言うことで驚いた。
同時に、Open Handset Allianceと言う企業連合も結成されており、日本からもKDDIやNTT DoCoMoが参加している。 MicrosoftやAppleが参加していないのは当然としても、Sony EricssonやNokiaが入っていないのはどうしてなのかと思ったら、両者ともSymbianの株主だった。 SoftBankはYahooがあるので参加しないらしい。 SamsungはSymbianの株主でもあるが、今回のAllianceにも参加している。
なおGoogleがこのAndroidやAllianceを作った目的(得られる利益)については、PC向けだったプラットフォーム開発の対象が携帯電話に移行しているとしか書かれておらず、具体的には良くわからない。 現在のGoogleの利益は広告から得られているから、自分たちが仲介する広告を表示する場所を、出来る限り増やして行こうと言う戦略なのだろうか。
2007年11月 5日
Web: Web 2.0サービスに対応したFlock 1.0リリース
ソーシャルブラウザ「Flock 1.0」が正式リリースされたそうだ。 SNSやBlogなどのWeb 2.0的なサービスを使いやすく作られているそうだ。 私自身はSNSにはあまり興味が無いが、愛用する人には使いやすいのだろうか。 ベースはFirefox 2で、拡張機能も大半は使えると言うのは面白い。
2007年11月 3日
Apple: MacBookがSanta Rosaベースに
MacBookがMacBook Proと同様にSanta Rosaベースになったとのこと。 FSBが667MHzから800MHzに上昇している。 そのMacBook Proも、Core 2 Duo 2.6GHzがオプションに加わると言う追加が行われている。 標準でインストールされるOSも10.5 Leopardになったようだ。
一方で、Mac OS Xを狙ったトロイの木馬が発見されたそうだ。 私は、Mac安全神話なんて元々存在しないと思っていたし、ウイルスの登場に着いても時間の問題だとは思っていた。 記事の締めくくりは楽観論で終わっているが、頻度が少なくても害をなすソフトウェアが存在することは確かである訳で、個人のレベルでも対策を考えることは大事だと思う。
2007年11月 2日
モバイル: DoCoMoの2007年秋冬新モデル
DoCoMoから、携帯電話3キャリアの中では最後の秋冬モデル発表があった。 905i/705i合わせて23機種の発表で、「欲しいケータイがきっとある」と言うだけのことはありそうだ。 新機種のテーマは「世界」「映像 エンタメ」「便利」「安心」とのことで、私が気になるのは「世界」と「便利」。
「世界」とは905iシリーズ全機種が対応するGSM/3G方式での海外ローミングのことのようだ。 世界154カ国で、日本人の渡航先の99.8%をカバーしているそうだ。 通信方式が異なるなどの難しさはあるだろうが、auにも早く頑張ってもらいたいところだ。 一方の便利については、地図アプリが標準でインストールされるなど、auのEZナビウォークへ本格的に対抗しようと言う意図を感じさせられる。
端末については縦にも横にも開くというP905iが気になるところ。 VIERAやAQUOS、Cyber-shotなどの家電ブランドの名称をつけた端末が多いのも面白い。 これまでソフトバンクが力を入れていた印象がある薄型についても、9.8mmの厚みのμシリーズや、FOMAワンセグで最も薄い12.8mmのP705iなど、ドコモもさらに力を入れてきたように思える。 今後のMNPはどのように推移するだろうか。
2007年10月31日
モバイル: auからGSM対応端末が発売へ
オーストラリアでCDMA網が停止し、GLOBAL PASSPORTが使えなくなると言う報道があった。 日本のauと同じ、CDMA2000 1xやEV-DO方式を使っているが、現在はDoCoMoのFOMAでも採用しているW-CDMA/HSDPA方式の整備を進めていると言う状況らしい。 auの担当者にとっても複雑な気持ちだろう。
GLOBAL EXPERTによって別途GSM端末を用意すれば、今後もオーストラリアでローミング出来るようだが、気になるのは記事の最後に書いてある、2008年春をめどに、GSM対応のau携帯電話を発売する予定がある
と言う部分だ。
これまでは専用端末でCDMAエリアで利用するか、別途GSM端末を用意しなければ海外ではローミング出来なかったが、GSM対応端末が発売されればかなり便利になる。
これは期待したい。
2007年10月27日
モバイル: DoCoMoも新料金体系を発表、長期利用者を重視
先日、auの新料金体系の発表があったが、今度はDoCoMoが2種類の料金体系を発表した。 auと同様に端末価格の割引なしで月額料金が安いものと、端末価格の割引ありで月額料金が高いもの、と言う2種類である。 端末価格を割り引く「ベーシックコース」に2年縛りがつくことも同じだが、月額料金が安い「バリューコース」で端末価格がソフトバンクも採用した割賦販売となり、端末を購入しやすくしているのが異なる。 従来型のフルサポートコースを押して行くつもりのauとは対照的だが、MNPで流出が多いDoCoMoとしては、正しい戦略なのかもしれない。
Apple: Time Machineでは無線経由でのバックアップは出来ない?
Appleからの公式情報ではないようだが、Mac OS X 10.5の新機能Time Machineは無線経由では使えないようだ。 Appleの宣伝文から、無線についての文章が削られてしまったことが、その根拠となっているそうだ。
私もそうだが、特にMacBook/Pro利用のユーザーに、AirMacなどの無線LANを利用している人は多いと思う。 無線LANを利用する理由は、配線がらくだし、コンピュータの移動が楽だからと言う理由もある。 その場合、外部ハードディスクをAirMac側のUSBにつなぐ形で据え置きたい、と言う需要も多いはずだ。 私は現在外部ハードディスクを所持していないからTime Machineの利用は出来ないが、もし購入すればAirMacにつないで使いたいと思っていた。 これは本当だとすればちょっと残念なニュースだ。
2007年10月26日
Apple: Mac OS X 10.5 Leopardが発売
先日発売日が決定していたMac OS Xの最新版、10.5 Leopardだが、とうとう発売となった。 早速インストールする人や、新機能の紹介も始まっている。 やはりTime MachineやSpacesに注目が集まっているようだ。 私も近いうちに入手するつもりだ。
2007年10月25日
Web: GmailがIMAPからも利用可能になった
WebメールサービスでありながらPOP3でのアクセスにも対応していた Gmailが、IMAPからのアクセスにも対応したそうだ。 iPhoneもIMAPに対応しているので、利用可能だとのこと。 無料のWebメールとしてはかなりの高機能ではないだろうか。
実は私はフォルダわけを細かくする方なので、POPでは環境が変わるたびに設定が面倒だった。 GmailでのIMAPはぜひ使ってみたい。 ますますメールの利用がGmailに集中しそうだ。
2007年10月24日
コンピュータ: FPD International 2007が開幕
春にはDisplay 2007と言うイベントもあったが、昨年に引き続き、同じくFPDの展示会であるFPD International 2007が開幕した。 大型化や薄型化などの新技術を各メーカーが展示しているそうで面白そうだ。 携帯電話向けの技術もいろいろ展示されており、auの新端末に搭載された有機ELパネルも供給元のサムソンのブースで展示されているようだ。
2007年10月23日
モバイル: ソフトバンクからも秋冬モデルが発表される
auの秋冬モデルの発表に続き、ソフトバンクからも新端末が発表された。 今回のコンセプトは「プレミアム」だそうである。
820SHや821SHがそのコンセプトを体現した端末となっているようだ。 確かにワンセグ搭載にも関わらず12.9mmと言う薄さは魅力的だ。 また、シャア専用ケータイ 913SH G TYPE-CHARの充電器はすごい迫力。 ソフトバンクの勢いを感じる。
2007年10月21日
Web: Google ドキュメントが携帯電話からも閲覧可能に
Google ドキュメントが携帯電話からも閲覧可能になったそうだ。 見ることができるのはワープロと表計算の文書だけだそうだが、携帯電話で見られない文書を変換して見る場合に便利そうだ。 私の持っているW41CAにはPCドキュメントビューアーが搭載されているが、そういった手段が無い場合には良いツールになりそうだ。
2007年10月20日
モバイル: メールアドレスだけで年賀状が送れるサービス
auが住所が判らない相手にもはがきを送れるサービスを開始したそうだ。 携帯電話ではがきの表裏を作成出来るサービスで、発送まで行ってくれる。 面白いのは住所がわからない場合でも、メールアドレスがわかれば相手に確認を送って住所を入力してもらうことができる点。 ネット上の知り合いに紙の年賀状を送りたい、と言う需要がどれだけあるかわからないが、そういう場合には便利なサービスだろう。
2007年10月18日
Apple: iPhoneのアプリケーション開発がサードパーティーにも開放
AppleからiPhone用サードパーティー向けSDKリリースの発表があったそうだ。 2008年2月を予定しており、これによってWeb 2.0標準のアプリだけでなく、ネイティブのアプリケーションも動かせるようになるようだ。 iPhoneだけではなく、iPod touchでも利用出来るのは面白い。 非公式アプリケーション開発がアップデートによって防止されてきただけに、公式に開発出来るようになるとは大きい動きだろう。
2007年10月17日
Web: Netscape Navigator 9がリリースされた
まだ活動していたのか、という気もするが、Netscape Navigator 9が正式リリースされたとのこと。 Firefox 2をベースにしており、拡張機能も使えるそうだ。 いくつか独自機能もあるようだが、Firefoxの拡張機能にありそうであるし、便利な機能はどんどん拡張機能が作られているので、正直なところ今更Netscape Navigatorを使うメリットはあまり感じられない。 一時期Netscapeブラウザの開発が進んでいなかっただけに、むしろNetscapeの活動が続いていたことの方が私にとってニュース性が高かった。
2007年10月16日
Apple: Mac OS X 10.5 Leopardの発売日が決定
Mac OS X 10.5 Leopardが10月26日に発売開始となる。 iPhoneに集中するため延期されていたが、ようやく決定してほっとしたところだ。 Apple Storeでは既に予約を受け付けているそうだが、私も発売されたら店舗で購入するつもりだ。 SpacesやQuick Lookも便利そうだが、Boot Campが正式版となるのが大きい。
モバイル: auが2007年秋冬モデルを発表
auが2007年秋冬の新端末を発表した。 音楽機器との連携や、au one ガジェット機能の搭載が特徴らしい。 私個人としては、音楽についてはiPod/iTunesを利用すると思うので、有機EL搭載の端末が多いことが好印象だ。
ただ、これと言って買いたいな、と思う端末が無いのも事実。 どうしても選ぶとすれば、有機ELではないが、薄型のW55Tだろうか。 愛用しているカシオからの新端末の発表が無かったのが残念だ。
2007年10月15日
ゲーム: Age of Empires III 拡張パック第二弾の発売日が決定
デモが公開されていたAge of Empires IIIの拡張パックだが、名前は「アジアの覇王」で発売日は11月16日になったそうだ。 北米での発売日は既に発表されていたが、それに続く形になる。 本体と第一弾の拡張パックをセットにした「ゴールドエディション」も同時発売となる。
私もデモで遊んでみたが、なかなか面白い拡張パックになっている。 日本を選んで遊べるのだが、偉大な建造物を建造して時代進化するところが面白い。 建造物には種類があり、どれを選ぶかによって、後々の時代での進め方が異なってくる。 追加されたのは日本の他に中国・インドとのことだが、他の国も試してみたくなる出来だ。
また、Ageシリーズの話題として、以前の記事になるがAge of Empiresシリーズの誕生に携わった3人のトークセッションの紹介も興味深い。 SF・ファンタジーが多かったRTSへ歴史物を加えたかったという経緯や、ちょっと異端とも言えるAge of Mythologyはあまり開発したくなかったようであると言うことなどが語られている。
その3人のひとり、Bruce Shelley氏に「アジアの覇王」についてインタビューした記事も興味深い。 各文明の特徴についても紹介があるほか、開発がBig Huge GamesになったのはEnsemble Studiosが開発中のHalo Warsに集中するため、など興味深いインタビューになっている。
2007年10月12日
コンピュータ: Mobile Firefoxの構想
Mozillaから、Mobile Firefoxの構想が発表されたそうだ。 ブログでの発表だが、責任者である立場の人物のブログであり、今後の方向性を示していると言える。
記事に寄れば、モバイル端末の高性能化によって、Firefoxを十分に動作させることが可能になるとみているようだ。 個人的な印象だが、Firefoxはついついタブをたくさん開いてしまうこともあり、とにかくメモリの消費量が多くなってしまうように思う(そしてタブを閉じてもその分のメモリがなかなか開放されない)。 モバイル向けFirefoxの最大の問題は、やはりどのようにして、PCに比べて低スペックの端末に対応して行くかだと思う。 それがもし、機能を削ることではなく、メモリ管理の効率化などでやっていけるというのであれば、PC版のFirefoxにも恩恵があることになり、喜ばしいことだ。
Firefoxの売りは重いInternet Explorerに対する軽快なブラウザ、と言うことだったと思うが、拡張機能などが充実した現在では、むしろ思い・軽いはうたわれず、機能を付加出来ることが売りになっているようにも思える。 これは特にPC自体の能力が低い会社のPCで感じるのだが、メモリ使用量に着いてはInternet Explorerの方が少ないように思える。 これがMobile Firefoxの開発に付随して、低スペックのPCでも軽快に動くようになれば、ますますFirefoxのシェアは伸びるのではないかと思う。
2007年10月10日
モバイル: auの新しい料金プランはお得ではない?
発表されたばかりのauの新料金プランに対して、各所で評価が出始めている。 その多くは「本当にお得か?」と言う疑問を呈しているもの。 中には総務省はauに対して激怒していると言う記事もある。 これによれば、auは従来型のフルサポートコースを押して行くつもりで、「シンプルコースはダミー」とまで書かれている。 一方で、フルサポートコースとシンプルコースを比較した記事では、必ずしもシンプルコースの価格は安い訳ではなく、ポイントなどを考えるとあまりメリットは無い、と言う結論に達している。
以上の記事を見る限り、シンプルコースを選ぶメリットは「2年縛りがないこと」くらいに思えるが、そもそもいつでも機種変更出来ると言っても、端末価格が高いのだからメリットにはならない。 やはり当分様子見をするのが良さそうだ。
2007年10月 9日
ゲーム: 新型PS3はPS2非互換に
新しく発売されたPS3はとうとうPS2の互換性を捨てたそうだ。 まあ、当初搭載されていたEEがソフトウェアエミュレーションになるなど、後方互換性は徐々に低下していた訳だが、完全になくなるとは思わなかった。
しかも、今後もPS2との互換性を提供する予定は無いとのこと。 これでますますPS2の買い替えによるPS3の需要がなくなるように思えるが、大丈夫なのだろうか。
2007年10月 7日
コンピュータ: 連続して書類をスキャン出来るScanSnap S300
仕事でたまに書類をスキャンするが、一枚ずつしかスキャン出来ないため、いちいち書類を入れ替える必要があり不便だった。 連続して読み込むスキャナはないものかと思いつつ、買い替え時期にはまだ早いため、特にこれまで情報収集はしていなかった。 そしてたまたまScan Snapの新製品の紹介を見つけた。 このScanSnapこそが、連続して書類をスキャン出来るスキャナのシリーズのようだ。
この新製品S300はサイズがぐっと小さくなり、添付ソフトウェアも見直して価格も安く出来たそうだ。 それでも3万円弱と、普通のスキャナの1万円〜2万円に比べると高いが、まとまった書類をスキャンするには圧倒的に便利に違いない。 ただ、本のような厚みのあるもののスキャンには向かないと思われるので、現行のスキャナの完全な代替にはならない。 そこはいったんコピーするなどの二度手間が発生するかもしれないが、全体的な手間はScanSnapを使った方が少なくなりそうだ。 次のスキャナ更新時にはぜひとも検討に加えたい。
2007年10月 6日
コンピュータ: Microsoft フラッシュメモリ版を含む新Zuneを発表
Microsoftが携帯音楽プレーヤーのZuneの新製品を発表した。 新しくなったデザインと、フラッシュメモリ版の小さなZuneが合わせて発表されている。 前にリークされていたデザインに比べて、より洗練された印象を受ける。 Apple関係の噂ではないのでそれほど驚くに値しないかもしれないが、フラッシュメモリ版の発売予測も正しかったことになる。 ただ、相変わらず日本での発売はアナウンスされていない。
2007年10月 5日
Apple: 宛名職人がついにユニバーサルアプリケーションに
アジェンダから宛名職人Ver.15の発売が発表された。 11月30日の発売予定で、とうとうユニバーサルアプリケーションとなったそうだ。 これでIntel Macで最大限のパフォーマンスが発揮されると言うものだ。 UIを一新しているそうで、Apple製のソフトウェアと同じようになるそうだ。
私はこれまでMac mini上で宛名職人Ver.13を使っていたが、MacBook Proを購入してユニバーサルアプリケーションとならないものかと期待していた。 また、他のMac OS Xアプリケーションと操作体系が異なることも若干不満であったので、今度のバージョンアップはとても楽しみである。
2007年10月 4日
モバイル: auから新料金体系が発表
auから新料金体系が発表された。 月額料金への上乗せが問題となっていた販売奨励金の廃止に向けたものだそうだ。 従来プランを踏襲した「フルサポートコース」と、端末購入時に割引が無い代わりに月額料金が安い「シンプルコース」が用意されている。
上記のリンク先にも記事はいろいろ出ているが、読んでも今ひとつお得になった気がしない。 「フルサポートコース」は従来プランと同様と言っても、端末割引額が2万円と固定されている上に2年縛りとなっている。 この2年縛りは端末購入にも影響するようで、ポイントが増量されるとは言え、なんだか制限が増えたと言うのには抵抗感がある。
一方で「シンプルコース」は月額料金が割安と言っても、プランが限られており、判りやすい比較は出来ない。 しかも端末価格は割引なしだと言うから、新しい端末が気になっても、なかなか手を出しにくくなるのも事実だ。
結局のところ、「フルサポートコース」と「シンプルコース」はどちらがお得なのか良くわからない。 W41CAを既に1年半近く使っているが、今のところ機種変更しようと思うような端末も見当たらない。 しばらくは様子見になりそうだ。
2007年10月 3日
コンピュータ: 日立の8,000,000対1コントラストのモニター技術
engadgetのCEATECレポートで日立のブースが紹介されていた。 展示されていたのは「ハイブリッドモニター」技術。 何がハイブリットかと言うと、液晶とプロジェクターが組み合わされており、液晶のバックライトに当たる部分に、プロジェクターを光源として使っている、と言うことのようだ。 800万対1と言う非常に高いコントラストと、ハイブリッドに色の制御が可能な「デュアル階調制御方式」が特徴のようだ。
現在売られている液晶では、1000:1でも高い方で、ほとんどはそれ以下ではないかと思うが、さらに桁が3桁も違うと言うのはびっくりだ。 映像が二重写しになるが故の問題もあるようだが、果たして自分の目がこれだけの性能をきちんと認識出来るのかが疑問だ。
2007年10月 1日
Web: MicrosoftがOffice Live Workspaceを発表
MicrosoftがGoogle Docs対抗のOffice Live Workspaceを発表したそうだ。 Microsoft Officeと言えばドル箱のアプリケーションだし、それをついにWebアプリケーションにするのかと思ったが、どうもそうではないようだ。 記事によると、ファイルの共有・閲覧・コメント付けが出来る(だけ?)らしい。 内容を編集出来るからこそGoogle Docsは便利なのだと思うので、この内容で「対抗」とはちょっと大げさなように感じる。
ただ、Microsoftがこうした方向にも開発を進めていると言うのは興味深いと言える。 Microsoftのことだから、編集機能まで含めた場合は完全に無料で提供することはない、というか出来ないだろうが、期間を区切って課金をする形でのサービスとしてなら登場するかもしれない。
2007年9月28日
Apple: iPod touchとWindowsの不具合が解消
iPod touchがWindowsで使うと動作しなくなる不具合が報告されていた。 それに対し、AppleはiTunes 7.4.3をリリース、不具合を解消したそうだ。 ソフトウェアアップデートで対応すると言うのでiPod touch側の問題と思っていたが、どうもiTunes側の問題だったようだ。
2007年9月27日
車: PNDの次はGPS機能付き携帯電話が伸びる?
PNDの次はGPS機能付き携帯電話機がナビゲーション機器市場で成長するという予測が発表されたそうだ。 発表した会社はGPS機能付き携帯電話を発売している会社であるので、まあ話半分に聞く必要があるかもしれないが、日本では既にauがEZナビウォークや助手席ナビのサービスを行っているだけに、こうした流れは今後もきっと強まると思う。 記事では単にインターネット接続が可能、と書いてあるが、それはつまりナビの地図データなどがオンライン経由で常に最新版を提供することも可能となる訳だ。 PNDにいろいろ興味を持っているが、購入するのはもう少し待った方が良いのかもしれない(笑)。
2007年9月26日
モバイル: au、INFOBAR 2を発表
auからINFOBAR 2が発表された。 その名の通り、au design projectのINFOBARの後継機種だ。 初代については私も「錦鯉」に惹かれた覚えがある。 「溶けかけた飴」をイメージしたと言う通り、角張った印象の初代に比べ、かなり丸みを帯びた印象を受ける。 今回は有機EL採用のディスプレイを始め、ワンセグやEZ Felicaなどの機能を詰め込んであるそうだ。 デザインを重視した端末が増えているだけに、初代のような話題となることが出来るだろうか。
2007年9月25日
Apple: iPod touchにWindowsで動かない不具合
先日発表されたiPod touchだが、発売早々Windowsではいっさい動作しないと言う不具合がおこってしまっているようだ。 Windows版Safariベータでもあまり完成度は高くなかったが、やはりWindowsでのソフトウェア開発は苦手なのだろうか。 QuickTimeはかなり昔からWindows版があるし、考えにくいことだが・・・。
2007年9月20日
コンピュータ: GyaOがSilverlightを採用へ
前からたびたび観ていたGyaoだが、この度MicrosoftのSilverlightを採用することになったそうだ。 Silverlightは先日正式版がリリースされたFlash対抗のプラグインで、Internet ExplorerだけでなくFirefoxやSafariでも使えることになっている。 MacでGyaOが観られない、と言う不満も今回の採用につながっているということなので、今後のMac対応に大いに期待したい。
2007年9月19日
モバイル: iPhoneの英国内キャリアはO2に決定
アメリカでの販売に続き、イギリスでもiPhoneの発売が決定、キャリアはO2となったそうだ。 記事によればO2はスペインTelefonicaの子会社だそうだが、ロンドンへ行ったときにお世話になった友人も確かO2を使っていた。 なんでも、電話がかかってくると料金が少しずつ払い戻しになるそうで、面白い仕組みだと思ったものだ。
今回の決定で彼もiPhoneを持つことになるのだろうか。 うらやましく感じる・・・。
コンピュータ: Thunderbirdの開発体制はMozilla子会社に
以前より伝えられいたMozillaからのThunderbird開発の切り離しだが、子会社を設立することに決まったそうだ。 とりあえず元のMozilla(Mozilla Foundation)と近いところで開発が続けられるようになって良かったと思う。
2007年9月18日
Web: プレゼンテーション機能が加わったGoogle ドキュメント
AutoFill機能が加わったばかりのGoogle Docs & Spreadsheetsだが、Google ドキュメントと名称を変え、プレゼンテーション機能が加わった。 私も手元にあったファイルをアップロードしてみたが、ファイル表示の再現性は悪くない。 簡単な修正なら問題なく出来そうだ。
2007年9月14日
モバイル: NTT DoCoMoがPC向けパケット通信定額プランを発表
イーモバイルに続き、DoCoMoもPC向けパケット通信定額プランを開始するそうだ。 HSDPA方式に対応したHIGH-SPEEDプランと、64kbpsまでの速度となる64Kの二つのプランが用意されている。 イーモバイルに比べて価格は高い(上限1万500円)が、対応エリアが広いと言う利点があるそうだ。 確かに安くてもつながらないと言うのでは困るだろうし、DoCoMoを選ぶ人も多そうだ。
ただし、FTPやSkypeは使えず、動画も一部アクセスできないなどの制限があり、敢えてPCでアクセスする意味があるのかどうかは疑問もある。 また、auなどがどのような対応をしてくるのか、楽しみにしたい。
2007年9月12日
Web: Google Docs & SpreadsheetsでAutoFillが可能に
ブラウザ上で使えるワープロ・表計算ソフトであるGoogle Docs & Spreadsheetsだが、 表計算ソフト上でAutoFill機能が使えるようになった。 これは選択範囲を広げると、内容に応じて自動的に「続き」を入力してくれる機能。 例えば1〜3などと数字が連続して入力されているセルを選択した場合、選択範囲を広げると4、5、〜と範囲に応じて数字が自動入力される。 文字で説明すると判りにくいが、実際にExcelなどでやってみると便利な機能だ。 Google Docs & Spreadsheetsでの機能追加も、UI上はExcelとほぼ同じになっている。
他にもWebアプリケーションらしくオンライン上のRSSやCSV、XMLを読み込むことができるようになっている。 個人的にはまだまだローカルのアプリケーションに利便性では劣っていると思うが、その差は段々小さくなってきているように感じる。
2007年9月10日
コンピュータ: OQOにもSSDオプションが加わった
世界最小のWindows Vista搭載PCであるOQO model 02だが、このたび基本仕様が改良され、ストレージにSSDも選べるようになったそうだ。 以前の報道ではバッテリーの容量が3時間分しか無かったので、SSDの搭載で少しでも伸びれば使いやすくなるに違いない。 値段は逆に下がったとのことだが、日本ではどういう価格設定になるのだろうか。
2007年9月 7日
Apple: iPhone早期購入者に100ドル分の商品券
昨日のイベントでiPhoneの価格が200米ドルも値下げされることが発表されていた。 しかし、やはり、と言うべきか、どうも既に購入した人から「何百通ものメール」が届き、100米ドル分の商品券を提供することにしたそうだ。 文句が出ることは予想していたことだろうが、予想以上の数だったのかもしれない。
2007年9月 6日
Apple: iPodシリーズが一新、タッチスクリーンのiPod touchも登場
イベントを前にしてあちこちで噂されていたように、Appleから新しいiPodシリーズが発表された。
まずなんと言っても目を引くのはタッチスクリーンを備えたiPod touchだろう。 iPhoneとは異なり電話機能は持たないものの、無線LAN機能を備え、Safariも搭載する。 同時に利用可能になったiTunes Wi-Fi Music Storeサービスも興味深い。 iPhoneやiPod touchから音楽の直接購入・ダウンロードが可能になった。
2007年9月 4日
Web: Windows Live Hotmailのメール保存容量が5GBに拡大
以前Hotmailのメール保存容量が1GBに拡大し、さらにWindows Live Hotmailとして正式サービス化していたHotmailが、今回さらに容量を拡大し、5GBとなったとのこと。 これでようやくGmailを追い抜いたことになる。 使い勝手は相変わらずGmailの方が上だと思うが、Outlook ExpressやWindows Live Mailなどのローカルでのアプリケーションとの連携があれば、評価は変わるかもしれない。 まあ、Macを使っているので、その恩恵は受けられないのだが。
Apple: Parallels Desktop 3.0 for Mac 日本語版が発売へ
新バージョンの概要発表後、任意のタイミングで状態を保存できるSnapshots機能のレビューなどがちらほら出てきている。 また、3.0 Release Candidate 1 Build 5144など、開発も着々と進んでいるようだ。 日本語版の発売も10月5日からと発表された。 この価格は従来よりも値下げされており、いっそうの普及が進むのではないだろうか。 私は今のところ購入予定が無いが、パフォーマンスについては興味があり、今後も注目して行きたい。
2007年9月 2日
ゲーム: Need For Speed: Porsche Unleashed のバグ回避方法
以前購入した Need For Speed: Porsche Unleashed にはフリーズするバグがあるが、今日なんとなく調べていたらその解決方法を見つけた。 日本語のサイトでは見つからなかったが、海外には既にバグの原因を発見し、対策を見つけている人がいたわけだ。
フリーズはnVidiaのGPUとNormandieマップの相性問題によって発生するそうで、マップのファイルを交換してやれば発生しなくなるらしい。 リンク先のサイトによると問題のファイルはゲームをインストールしたフォルダ(通常はC:¥Program Files¥Electronic Arts¥Need for Speed - Porsche Unleashed¥)から、GameData¥Track¥Sky¥とサブフォルダをたどったところにある。 NormandieマップのファイルはFarmlandで始まり拡張子名が異なる3つのファイル。 これがバグの元なので、例えばCanyonで始まるものをコピーして、Farmlandと置き換える。 そうしてみると、確かにフリーズすることはなくなった。
また、別のサイトによれば、レンズのフレア機能をオフにしても回避できるようだが、こちらは試していない。
2007年9月 1日
車: TomTom GO 920 はGPSシグナルが途切れてもOK
私も使ったことがあるPNDのTomTomにEnhanced Positioning Technologyを搭載したTomTom GO 920が加わったそうだ。
動作や重力を感知するセンサーを利用して車の位置を計算できる
そうで、これはソニーnav-uの加速度センサーと気圧センサーによる測位システムと同様の技術と思われる。
これまでTomTomがこうした機能を搭載していなかったことがむしろ驚きである。
しかしこうしたニュースは日本でも流れているものの、相変わらずTomTomを日本国内では利用できない。 対応すればカーナビ購入の第一候補になるだけに、残念な限りだ。
2007年8月31日
コンピュータ: SSDの標準化が始まった
PC Watchによると、JEDECがSSDの標準化作業を開始したそうだ。 JEDECは米電子工業会(EIA)の下部組織の標準化団体とのこと。 標準化が行われることによってSSDの普及が進めば私も入手しやすくなる。 作業の進展を期待したい。
2007年8月29日
コンピュータ: GatewayをAcerが買収
おなじみの牛の模様や日本から突然撤退したことで騒がれたGatewayが、今度は台湾のAcerに買収されるそうだ。 私もGateway (2000と付いていた頃)のPCを利用していただけに、ちょっとした寂しさと、時代の移り変わりを感じる。
2007年8月25日
Apple: 第3世代 iPod nanoの噂
iPod touchという新型も噂されているようだが、個人的に衝撃だったのは新型iPod nanoと思われる画像がどうも本物らしいこと。 iPod nanoはスリムな形が良いと思っていたが、画面の大きさを優先させるためか、幅広の形になっている。 しかも、この画像にAppleから削除要請が来たと言うので、噂の信憑性が逆に高まってしまっているようだ。 かなり残念なニュースである。
2007年8月23日
ゲーム: Microsoft SideWinderが復活
7年前になくなったMicrosoftのゲーム用周辺機器ブランドの「SideWinder」が復活するとのこと。 私もSideWinderシリーズのゲームパッド(コントローラー)を使っていただけに、寂しい思いをしていたが、復活と言うのは興味深い。 ただし、今回の復活はマウスでのことで、Microsoftが再びゲームパッド・ジョイスティックを出すと言う訳ではないようだ。
ちなみに私の使っていたゲームパッドは傾けると反応するセンサーが入っていた。 Midtown Madnessなどのドライビングゲームで使ってみたが、細かい動きが難しく、「お遊びプレイ」以外には使っていなかった覚えがある。
なお今回のマウスについてだが、外見からはなんだかごつい印象を受けた。 ボタンは多いものの配置や形状が変わっており、FPSなどのゲームに使うのには便利なのかもしれないが、普段の操作に使いやすいのかどうかはちょっと疑問を感じる。 触ってみないことには判らないが、これに買い替えることはないかもしれない。
2007年8月21日
コンピュータ: Windows Update によって Skype に障害が発生?
私はSkypeをインストールしているものの、たびたびログインするくらいのライトユーザーである。 だから、Skypeネットワークに障害が起きていたことも良く知らなかったが、ログインが出来なくなっていたらしい。 この理由がWindows Updateにより多くのユーザーがコンピュータを再起動したため、と言う発表らしいのだが、Microsoftはこれを否定している。
Microsoftとしては、本当だとしてもすぐには認めたくないだろうが、私個人としては、Windows Updateは通常通りだったと言うMicrosoftの説明の方が信憑性があるように感じる。 Skypeにログインしたまま、あるいはコンピュータの電源をつけたまま、と言う人はそれほど多くないように思う。 つまりコンピュータの再起動と言うのはかなり日常的に行われていることだと思うのだ。 世界中に時差がある以上、Windows Updateによる再起動だって一度に起きた訳ではないだろう。
再発防止を期待したいが、Skype以外にも代替手段を持っておくことも大切だと思う。
2007年8月18日
Apple: Apple NumbersはMicrosoft Excelの代替となるか
先日発表されたばかりのAppleの表計算ソフトNumbersだが、ITmediaにExcelの代わりとなるかどうかの記事が掲載されている。 元々OpenOffice.orgのように代替を目指して開発されたものではないから、完全な代わりとして機能するとは期待していないが、やはりどうしても「どの程度なら」代わりになるのかは気になるところだ。
記事で指摘されているのは、Numbersがスクリプトに対応していないと言うことだ。 そこ以外は、問題なくファイルを開いて使えたようなので、VBAなどを利用していなければ良さそうだ。 私も仕事で集計などの作業にExcelを使うことがあるが、VBAは使っていない(使うほどでもない?)ので、きっとそのファイルはNumbersでもそのまま使えるのだろう。 他にはデータベース的な機能がないようだが、確かに業務内容によってはExcelの代替にはならない場合も確かに多そうに思える。 だが、個人用途と割り切って考えれば、スクリプトが必要な場面は少なそうだし、グラフなどが「美しい」と言うのは魅力的だ。
2007年8月13日
コンピュータ: StarSuiteがGoogleパックから無償で提供開始
Microsoft Office互換の無料スイートとしてはOpenOffice.org (OOo)が有名であり、私もMacではOOoをベースにしたNeoOfficeを利用している。 ところが、同じOOoベースながら有償だったStarSuiteが、Googleパックを通じて無償で入手可能になったそうだ。 StarSuiteにはフォントやテンプレートが含まれており、これも含めて無償で入手できるのはありがたい話である。 このためだけにGoogleパックをインストールするのでは考えてしまうが、私の場合は既にインストール済みなので、早速入手しようと思う。
コンピュータ: Vistaで5000円の損
MicrosoftのWindows VistaおよびMS Officeの購入キャンペーン(リンク先の内容が変わっている可能性あり)があった。 これは当該商品を購入するとMicrosoftからキャッシュバックがされると言うもので、例えばWindows Vista Ultimateを購入すると5000円がキャッシュバックされる。 はずだった。
ところが、7月中に購入期限が終わり、8月7日までが送付期限だったことをすっかり忘れ(正確には、もっと後でも大丈夫だと勘違いしていたのだが)、期限を過ぎてしまった。 Vista Ultimateが1割引で購入できたと喜んでいたのに、これではまるで無意味だ。 そもそも、キャッシュバックキャンペーンと言うのがくせ者で、わざわざ手続きをさせるよりは最初から値引き販売してほしい、などと他人に責任転嫁したくなる。 もちろん、一番腹が立つのは自分の勘違いに対して。 何とも情けない・・・。
2007年8月11日
Apple: Appleがタッチパッドに関する新しい特許を出願
Appleが新たに出願した特許では、パームレスト全面をタッチパッドとするアイデアが披露されているようだ。 パームレストとして利用しつつ、タッチパッドとしても利用できるような工夫も考えられているらしい。 私が使っているMacBook Proのタッチパッドでも、どういう基準で判断しているのかわからないが、意図しないタッチパッドの操作を防ぐ機能がついているが、今回の出願ではパームレストとして利用しつつのことだろうから、もっと工夫がなされているのだろう。
興味深いのは先日のイベントでジョブズ氏がマルチタッチMacは研究中としていたこと。 Appleがタッチパッドに関していろいろと研究していると期待して良さそうだ。
2007年8月10日
コンピュータ: Windows VistaのBitLocker
私もMacBook ProにBoot CampをインストールしてWindows Vista Ultimateを利用している。 Windows Vista UltimateにはBitLockerというハードディスクの暗号化機能があるが、その解説記事があったので読んでみた。 読むまでは、これまでもWindowsにあった暗号化機能とどう違うのか理解できていなかったが、BitLockerでは専用ハードウェアであるセキュリティチップ(TPM)を使って、より安全に暗号化が実現できるようだ。
会社で使っているPCはWindows XPだが、メーカーが用意した同じような暗号化技術があり、仕組みは大まかに理解することができた。 暗号化のパスワードを、ハードディスク上ではなく、セキュリティチップに保存することで、ハードディスクの盗難によるデータの漏洩を防止できるという仕組みである。 ただし、BitLockerはセキュリティチップがなくても、USBメモリーにパスワードを保存して暗号化を利用できる。
問題としてはMacBook ProにこのTPMが搭載されているかどうか。 Mac OS XをMac以外にインストールできないようにTPMが利用されていると書かれているページもあるのだが、BitLockerには最新のTPM 1.2が必要らしい。 検索方法が下手なだけかもしれないが、ネットを検索してもそれらしい情報がヒットしないので、どうもMacにインストールしたWindows VistaでBitLockerを利用しようという人はあまりいないようだ。 まあ、スペックも若干(3%程度)落ちるようだし、そこまで重要なデータも入っていないから、BitLockerの利用はしなくてもいいという結論に達した。
2007年8月 9日
Apple: Boot Camp 1.4 β が公開された
Boot Camp betaの1.4が公開された。 前回、1.3の時はうまくインストールできなかったが、今回は問題なくインストールできた。 キーボードのバックライトも機能しているようだ。
一方で、Windows Vistaでも大規模なアップデートが公開された。 かなりいろいろな部分が修正・安定化されるというので、こちらも早速インストールした。 Windows Updateには現れなかったので、直接ダウンロードしなければならなかったのは面倒だったが。
このBoot CampとWindow Vistaのアップデートで、心なしかVistaの挙動が安定化してきたように思う。 とりあえず今日はフリーズしなかったが、明日はどうだろうか。
2007年8月 8日
Apple: iLife '08とiWork '08も発表された
新iMacやMac miniなどハードウェアの新製品の他に、ソフトウェアでも新製品が発表されている。 iLifeは'08となり、各アプリケーションがアップデートされている。 と言っても、私はiLifeシリーズのうちiPhotoしか利用していないので、iPhotoの更新内容が気になる。 いくつかニュースを見てもイベントと言う整理方法が追加されたくらいしか書いておらず、従来のアルバムによる整理方法と何が違うのか良くわからない。 今のところ今回のiLifeはパスしそうな感じだ。
一方、iWorkには表計算ソフトであるNumbersが加わって、面白くなってきた。 これまではプレゼンテーションにワープロだけで物足りなかったが、表計算が加わって一通り揃った印象。 Excelなどに無いと思われる機能として、各セルにスライダーが付いていて数値の増減シミュレーションが容易にできることが面白そうだ。
Apple: AppleよりiMacなど新製品が発表された
最近はAppleに関する噂は本当であることが多いようだ。
事前に噂が出ていた通り、Appleから新しいiMacが発表された。 これまでの白い筐体から、アルミを利用した高級感のある筐体になっている。
これは結構良い感じの変更ではないだろうか。 iMacはコストパフォーマンスが良いマシンだとは思っていたが、初代からずっと気になっていたのがその筐体のデザイン。 親しみやすいコンピュータと言うのは革命的だったが、個人的な好みで言えば、もう少し「コンピュータらしい」方が良いと感じてしまっていた。 それから月日が経って洗練されたデザインのコンピュータも増えてきて、私の好みも変わってきたが、やはり今回の「白いプラスチック」から「アルミニウム」への変化は良いと思う。
他にはMac miniにもCore 2 Duoが搭載されたり、iMacに添付となるアルミニウムキーボードも発表されたようだ。 キーボードも噂通りだったが、MacBookのキーボードはちょっと気になっていただけに、購入してみようかと思っている。
2007年8月 6日
コンピュータ: CDとDVDメディアの品質チェックツール
Gizmodoで紹介されていたNero CD/DVD Speedはメディアの品質がチェックできるツールとのこと。 単価の異なるメディアを比較したところ、エラー率がかなり違っていたようだ。 やはり値段にはそれなりの理由があると言うことか。 CD-Rのデータが消えてしまったと言うような話もちらほら聞く。 私も写真の保存にCDやDVDはたまに使うが、こうしたデータが消えてしまうのは悲しいことだ。 これからはメディアの品質にも気をつけてメディアを選ぶようにしようと決めた次第である。
モバイル: 日本国内でもiPhoneが購入可能らしい
Slashdotによれば、秋葉原でiPhoneを販売している店があるそうだ。 iPhoneはAT&Tと契約してアクティベートしなければ利用できないようになっているが、これはきちんと正規契約した後にそれを解約したものらしい。 びっくりなのはコメントでも指摘されている、MacBookも購入可能なその14万円強と言う価格。 いろいろと手間がかかっているとは言え、ここまで払って購入したいと言う人がいるのだろうか?
2007年8月 3日
コンピュータ: ラオックス ザ・コンピューター館が閉鎖へ
秋葉原にあるラオックスの「ザ・コンピューター館」が秋に閉鎖となるそうだ。 私も昔は東京に住んでいて秋葉原にも良く行っていた時期があった。 ザ・コンは広くて何があるのか判りやすかったし、コンピューター関連の書籍も充実していた。 ゲーム館やMac館(当時はMacを持っていなかったが、MIDI関連はMac館に置いてあった)にも良く行っていた覚えがある。 そう言えば、Visual Basicを購入したのはザ・コンだった様な気もする。
最近はあまり秋葉原に行く機会も無く、またパーツを買うようなこともしなくなってしまい、秋葉原へ行かずに新宿などで用事を済ませてしまっていた。 必然的に、ザ・コンに最後に行ったのも思い出せないくらいだ。 電気関係における秋葉原の相対的な重要性が低下し、ザ・コンのお客さんも減ってしまったのだろうか。 寂しく感じるニュースである。
2007年8月 2日
Apple: 新iMacが登場するかもしれないAppleイベント
8月7日にアップルの発表会が予定されており、新iMacの発表などが予想されているそうだ。 すでに流出したと噂されているキーボードの写真もあるが、これと組み合わされることになるのだろうか。 個人的に期待したいのは在庫調節を行っているのではないかと言われているiPodの新型の登場だ。 iPhoneと同様のタッチスクリーンUIを持った6G iPodはいつか登場するはずと思われるが、今回の発表会で発表されたら嬉しいサプライズである。
2007年7月31日
コンピュータ: RAID-1よりも高信頼なSSDが登場
IBMが開発したブレードサーバ用のSSDはRAID-1よりも信頼性が高いそうだ。 RAID-1は複数のHDDにミラーリングを行う技術で、2台構成のRAID-1でさえ、HDDよりも3倍程度の耐障害性を持つと言うSSDよりも信頼性が低いと言うのは理解しがたい(RAID-1の耐障害性は単純に構成台数に比例するのだろうか?)が、記事によればIBMがそう言っているようなのでそうなのだろう。 SSDには書き換え回数の制限があり、つまり信頼性は低いと思っていただけに、今回のニュースには驚いた。 このブレードサーバ用SSDと言うものが特別信頼性が高いのか、SSD一般がそうなのか、記事からは良くわからなかったが、いずれにしても信頼性が高いSSDもあると言うことがわかったのは良かった。
2007年7月30日
モバイル: auが携帯電話・PCのポータルを統合、Gmailを採用したWebメールサービスを開始
auが携帯電話とPCのそれぞれ向けに別々だったポータルサイトを統合して「au one」とするそうだ。 提供開始時期は9月下旬で、携帯電話とPCそれぞれのメニューやデザインを似たものにして、違和感無く使えるようになるのが売りのようだ。 PCとの連携を深めると言うのはPCのユーザーとしては好印象。
また、もう一つの目玉はGmailを採用した「au one メール」を開始すること。 こちらも提供開始は9月下旬で、ドメインはauone.jpとなる。 モバイル版Gmailに対する優位性は絵文字が使えることと、サブスクライバIDを使った認証が可能なことになるようだ。 将来的には現行のEZwebによるメールサービスを代替するようになるのかもしれない。 これは忘れずにアカウント取得をしたいと思う。
2007年7月27日
コンピュータ: ThunderbirdがMozillaから切り離しへ
各地で報道されているが、Mozilla CorporationがThunderbirdを切り離して開発することを計画しているそうだ。 これは、Webブラウジングが優先されている状況で、Firefoxの開発に注力するためとのこと。
Windows上ではThunderbirdを愛用していただけに、この計画を聞いて残念に思った。 Thunderbird 2の発表の際には、既にメーラーの機能は十分に充実しているとの意見もあった。 だから、より大きな革新、より充実した開発が求められるFirefoxの方へ、限られた資源を注力すると言うのも、企業としては正しい選択なのかもしれない。 ただ、私自身はまだメーラーには便利になる余地があるように感じているので、残念なことには変わりない。
記事によればThunderbirdを分離してどのような開発体制にするのか、いくつかパターンがあるようだ。 個人的にはFirefoxとThunderbirdは元々Mozillaとして一体であり、それが魅力だと思っていたから、なるべく組織として近い位置にいる、子会社による方法がうまく連携できるのではないかと思っている。
2007年7月25日
コンピュータ: Logicoolの薄型キーボード diNovo Edge
Logicoolが海外で発売していたBluetooth接続の薄型キーボードが、日本国内でも発売されることになったそうだ。 薄型なのもそうだが、右側にある音量調節のようなバーや、スクロールに使いそうな丸いコントローラも気になる。 ただ、キーボードそのものとしては、英語版の配置であること、テンキーがないことなどから、使いやすいかどうかは疑問。
2007年7月24日
旅行: 海外からの連絡手段いろいろ
Slashdotで、海外出張する人が家への連絡手段をどうしたらいいか相談しているストーリーがあった。 私もたまに海外出張するので、興味深かった。
やはり携帯電話は必須と言う意見が多いようで、これは私も大いに同意する。 今や海外ローミングが一番不便になってしまったauのユーザーとしては、auの対応改善を期待したいところだ。 ある程度長期になれば、現地でプリペイド携帯電話を購入するのが一番コストパフォーマンスが良いように思うが、現地の言語が理解できないとアナウンスなどが現地語のみだったりするので意外に苦戦すると思う。
私個人はかならずラップトップを持っていくので、Ethernetか無線LAN経由でインターネットが使えるホテルを選ぶようにしている。 利用料がかかることが多いが、それでも国際電話をかけるよりはましだろう。 ラップトップが使えれば、あとはSkypeOutで電話可能になる。 現地国内で電話する場合でも、ローミング携帯電話よりSkypeOutの方が安い場合が多いと思うので、これをうまく活用している。
2007年7月22日
コンピュータ: 次期Windows「7」は2010年に登場予定
Vistaが登場してから半年ほどたったが、後継となる次期Windowsは「7」と言うコードネームで、2010年に登場予定らしい。 まあ、Vistaにしても機能の削減やリリース延期を繰り返してきたわけで、「7」がすんなりこのままリリースされるとは思えないが。
エディションとしてはコンシューマ向け、ビジネス向け、32bit版と64bit版が用意されるらしい。 コンシューマ向けとビジネス向けは良いが、Intel Core 2など64bit CPUが増えてきた現状で、32bit版と二つに分ける意味は無いのではないかと感じた。 プラットフォームが限定されているMac OS Xのような64bitへの移行方法はとれないとは思うが、64bit晩を基本としてCPUを有効に使えるようにしてほしいと思う。
2007年7月21日
Apple: MacBook Proの電源アダプタが小型化
TUAWによれば、MacBook Proの電源アダプタがMacBook並みに小さくなったようだ。
記事にはMonster 85W MacBook Pro Power Adapter
などと書かれているように、アメリカ人にもあのサイズは大きいと言う認識だったようだ。
このアダプタは私も使っているAirMac Expressよりも一回り大きく、特に小さなトランクに入れて持ち運ぶのには不便なほどのサイズだった。
値段も同じで小さくなったと言うことなので、これは歓迎すべき改善だろう。
問題は日本円で9800円と言う値段だろうか。
2007年7月15日
Apple: Safariで広告ブロックを可能にするSafariBlock
Safariに対するFirefoxの利点の一つに、拡張機能による広告ブロックが挙げられると思う。 最も有名と思われる、Adblock Plusは画像・Flash・リンク先・フレームなどのURLをフィルタしてくれる拡張機能だ。 ワイルドカードを使ったフィルタも出来るし、かなり強力にフィルタ出来る。
こんな広告ブロックをSafariでも実現しようとするソフトウェアがあった。 tuaw.comで紹介されていた、SafariBlockである。 使ってみたところ、リンク先を使ったフィルタは出来ないようだが、ワイルドカードをつかったフィルタも出来る。 Mac OS X 10.5では使えなくなる可能性もあるらしいが、今後の発展に期待したいソフトだ。
ゲーム: Age of Empires III 拡張パック第二弾のデモ
以前発表のあった Age of Empires III の拡張パックについてだが、E3でプレイアブルデモが公開されていたそうだ。 追加された文明は日本・中国・インドの3カ国で、予想通り日本も含まれている。 Rise of Nations にあったような、偉大な建造物を建設することも出来るようで、拡張パックの開発元となる Big Huge Games の性格が出ている。
2007年7月12日
ゲーム: 薄く軽くなった新型PSPが発表
約5分の4の厚み、約3分の2の重みとなった新型PSPが発表された。 なんといっても薄く軽くなったことが特徴だが、ビデオ出力やUMDのローディング速度の向上も出来るようになったようだ。 Nintendo DSに押されっぱなしと言われるPSPだが、これで挽回が可能になるのだろうか。
2007年7月 6日
ゲーム: Xbox 360 Eliteが日本でも発売へ
既にアメリカでは発表・発売されていたXbox 360 Eliteだが、日本でも10月11日に発売することが決まったそうだ。 Xbox 360は不具合が多数見つかって問題になっていたが、保証期間を3年に延ばすことも発表している。 これらの発表をしたところで日本での不人気は挽回できないような気もするが・・・。
2007年7月 3日
コンピュータ: DELLのInspironはノートPCのブランドではなかった
デルがDimensionとInspironの二つの個人向けPCのブランドを、Inspironに統一したそうだ。 しかし、私が驚いたのはこの統一ではなくて、DimensionがデスクトップPC、InspironがノートPCのシリーズ名ではなかったと言うことだ。 少なくとも私が見てきた中では、デルの個人向けデスクトップPCはDimensionだったし、ノートPCならばInspironだった。 だから、今回の統一と言う見出しを見たときには「機種名からデスクトップかノートか判らなくなるのは不便だな」と違和感を感じたくらいだった。 初めてデルを知ったのはGateway 2000のマシンを購入したころだったから、既に8年くらい間違って認識していたと言うことになる。
2007年7月 1日
モバイル: iPhoneの情報いろいろ
発売されて以来、情報の氾濫が続いているiPhoneだが、個人的に面白そうだと思ったニュースを取り上げたい。
まずは、iPhoneの耐久性テストの結果。 金属で引っ掻いて傷を付けようとしても傷が付かず、コンクリートの床に落下させても多少の傷がついた程度で機能には問題なし、と言う結果だったようだ。 これまでのiPodの傷つきやすさ(鏡面コーティングはすぐに細かい傷がつく)に比べると、かなり強度があると考えて良さそうだ。
二つ目はヘッドフォンジャックがやや奥まっていて使えないものもあると言うこと。 もちろん純正ヘッドフォン・イヤホンは使えるが、それ以外は使えないものも多いらしい。 とりあえず、私の使っているER6iは使えるようだ。 今後のiPodシリーズにも関係するかもしれないので、これは安心した。
最後はやや技術的な話題でiPhoneで動いているCPUがハイパフォーマンスと省電力に貢献していると言うもの。 CPUはARM11系でおそらく600MHz以上で動作しているとのこと。 3Dグラフィックやメディア再生向けの機能を搭載していると同時に、クロック数や動作電圧を動的に制御することができるらしい。
2007年6月30日
モバイル: iPhoneがアメリカで発売
あちこちで騒ぎになっているが、iPhoneがアメリカで発売となった。 各地のアップルショップだけではなくオンラインのアップルショップでも発売となったそうだ。 パッケージを開封する様子を撮影した動画も紹介されている。
とりあえず米国のみの発売と言うことで、今回は静観する他ない。 むしろ、iPhone風となりそうな次世代iPodの方に期待している。
2007年6月29日
コンピュータ: Google Docs & Spreadsheets にフォルダが導入
Webアプリケーションとして文書作成と表計算が行える、Google Docs & Spreadsheetsの文書管理が改良された。 従来あったタグがGmailやGoogle Readerのようなフォルダ分けに使われるようになり、文書の分類がしやすくなった。 また、最終編集がいつ頃かで分類も出来る。 これは今日、今週、今年と訳されているが、24時間以内、7日以内、1年以内、とした方が良さそうに見える。 現に、昨日編集したものでも24時間以内なら「今日」のところに分類されているし、2006年の文書も、「今年」に分類されている。 また、検索ボックスに入力すると、結果をリアルタイムに表示してくれる機能もついたそうだ。
細かい不具合をのぞけば、今回の改良は文書の管理が非常に判りやすくなったと言う点で評価できる。 これまでのユーザーインターフェースでは、古い文書は標準で表示されなくなってしまい、いちいち全て表示にするなど、私の利用実態に合っていないものだった。 どうも同じような問題で困っている人が多かったようで、今回の改良となったようだ。
2007年6月28日
空の軌跡SC: 空の軌跡 the 3rd が発売
2007年6月27日
空の軌跡SC: 空の軌跡 the 3rd が到着
英雄伝説 空の軌跡 the 3rdが発売日(6月28日)を前にして到着した。 これはFalcom通販ではいつものことで、発売日には遊べる状態になっていると言う訳だ。 内容物はゲームディスクとプレイングマニュアルに予告通りのサウンドトラックミニが着いていた。 とりあえずSCを完全クリアしないと3rdに進めないので、まとまった時間を作らなければ・・・。
コンピュータ: グラフィックスチップもハイブリッドへ
車ではプリウスに代表される、ガソリンエンジンとモーターを併用して、ガソリンエンジンの生み出すエネルギーを無駄無く利用するハイブリッドカーがかなり認知されてきている。 一方で、コンピュータのグラフィックスについても、省電力と高性能を両立させようと、GPUをハイブリッド利用する技術をNVIDIAが開発したそうだ。 これは、高性能だが消費電力が大きいGPUと、オンボードのGPU(比較的性能が低く消費電力も少ない)をうまく活用すると言うもの。 負荷の小さい描画をする際にはオンボードのGPUのみを使い、負荷が大きい場面ではオンボードのGPUにも補助させて、全体のパフォーマンスを上げられるようにするらしい。
そもそも2つのGPUを搭載している時点で無駄が多いように感じてしまうが、それならば無駄無く両方とも有効活用してしまった方が良いように感じる。 まあ、NVIDIAとしてはNVIDIA製の高性能チップが消費電力のために搭載されづらかったモバイル市場に対して、自分たちの商品を売り込むための解決方法なのだろう。 本来ならば、一つのチップで負荷に応じて消費電力を変更できれば良いように思える。
2007年6月26日
コンピュータ: 工人舎の新A5モバイル「SH」シリーズ
格安のモバイルノートを販売していた工人舎から、プラットフォームを一新したSHシリーズが発売された。 インテルのUMPCのプラットフォームを利用している。 これは、韓国で既に発表されていたものと同じようだ。 メモリ・ハードディスクの容量とMicrosoft Officeの搭載の違いによって、3モデルがある。 実際に利用してみた時の感触についてはITmedia +Dの記事が詳しい。
相変わらず1kgを切る軽量でなおかつ10万円以下からと言うのに感心する。 ディスプレイもより精細となり、1024×600ドットになって使いやすさも増したと思う。 バッテリーの保ちが悪くなってはいるが、大容量バッテリーを用いることで、最大7時間の利用が出来ると言うから、むしろSAシリーズより長時間利用する可能性は出来た訳だ。 今後も魅力的な端末を開発していってほしい。
2007年6月23日
コンピュータ: コンパクトフラッシュを使うSSD
コンパクトフラッシュをSSDとして使うアダプタが紹介されていた。 これを使うと、いくらか割安にSSDを構築することができるらしい。 RAIDのように使って書き換え回数の上限が少ない指摘されているSSDの信頼性の問題も解決できるかもしれない。
2007年6月22日
コンピュータ: Windows XPからVistaへ変わった際の構成の変更
既にさんざん言われていることだと思うが、Windows XPとWindows Vistaではエクスプローラの操作方法やコントロールパネルの設定の構成が大きく変わっている。 Windows 3.1の頃からWindowsを使っているので、個人的には慣れの問題だと思うし、変更になる度に、初めて触れる人に判りやすくなっているように思う。 これまではツリー状に機能を選んでいく感じだったが、Vistaになって、横のつながりもだいぶ増えてきたのではないかと感じている。
こんなことを考えたのはITproに、Vistaで場所が移動した10の重要な機能を紹介した記事があったからだ。 この記事で一番興味を引いたのは、ピンボールがなくなっていたと言うこと。 何度もVistaを起動しているのに、気がつかなかった。
ゲーム: Macintosh版 Age of Empires III の拡張パック
私もWindows版は欠かさず購入している、Age of Empiresシリーズの最新シリーズMac版に拡張パックが登場したそうだ。 このニュースを見るまで、AgeシリーズがMacに移植されていたことすら知らなかった。 これからはMac向けゲームも増えてくるのかも知れない。
一方で、Windows版 Age of Empires III では、拡張パック第2弾も開発中だったらしい。 今度はアジアを舞台にしているらしく、Age of Mythology でも日本が無くて残念に感じていたので、登場が楽しみだ。 拡張パックの開発元がRise of NationsシリーズのBig Huge Gamesと言うのも面白い。
2007年6月21日
コンピュータ: Safariの機能をFirefox+拡張機能で実現する
SafariにWindows版が登場することで、IE代替としてのFirefoxに、強力なライバルが増えたことになる。 Firefoxファンが書いた「Safariの利点をFirefoxの拡張機能で実現する」と言う記事は、FirefoxならSafariとほぼ同等以上のことができる、と書いたものだ。 おそらくSafariがMac OS X版しかないころから開発されていたと思われる、Firefoxの拡張機能を使い、どれだけSafariの機能を実現できているかを紹介している。
こんな拡張機能もあったのか、と驚くばかりで、特にテキストフィールドのサイズを変更できる拡張機能は便利だと思った。 まあ、Adblockが無い以上、Firefoxからは移行するつもりがないのだが。
コンピュータ: 富士通の LIFEBOOK U 開発者インタビューは興味深い
富士通が開発したUMPCとして「LIFEBOOK U シリーズ」や「LOOX U シリーズ」が話題になった。 その富士通のUMPCの開発者にインタビューした記事があったので読んでみたが、なかなか面白かった。 やはり、開発した意図などを聞くと、自分の使おうと考えていた場面と近いのかどうかわかりやすい。 今回は単に小さいPCに憧れていただけなので、旅行に持って行くくらいしか考えていなかったため、開発者の主なターゲットとは違っていたようだ。
キーの間隔が狭すぎるキーボードを購入して以来、キーボードの大きさはある程度あって欲しい、と思っているが、残念ながら今回のUMPCではタッチタイプできない程度の狭い間隔らしい。 それよりも、両手の親指でもタイプできるレイアウトを工夫したとのこと。 また、SSD搭載についても検討したが、高価すぎるので採用は見送ったらしい。 十分安価になれば搭載すると書いてあるが、つまり当分は無いだろう。 この辺の考え方からも今後の開発方針が垣間見えて、興味深かった。
コンピュータ: Windows版Safariを使ってみた
いきなりセキュリティ修正版が出るなど、いろいろと騒がれているWindows版Safariを試してみた。 が、日本語がまったく表示されない。 設定画面で日本語のフォントを指定しても、そのフォント名が表示されないのだから、どうも国際対応はしっかりできていないようだ。 設定ファイルを直接書き換えれば日本語が表示できるようだが、いずれにしてもフォントが正しく扱えないのは確かだ。 日本語のベータ版ダウンロードページまで用意しているのに、こんな段階でベータを名乗られるのは日本語ユーザーとして悲しいが、正式版の配布までにはしっかり日本語にも対応してもらいたい。
2007年6月20日
コンピュータ: コンセント越しにUSBを接続出来るようになる「USB 2.0 over 電力線」
電力線を通じて音楽を流すと言う発想は矛盾していたようだが、USBなら良いのかもしれない。 Icronの「USB 2.0 over 電力線」技術はその名の通り、電力線越しにUSB機器を接続できるようにするものらしい。 なかなか面白い試みだと思うが、気になるのはこれを使う場面があまりなさそうだと言うこと。 リビングに置いたプリンターに、自室からアクセスすると言う場面があると思うが、その他の使い方があまり思い浮かばない。 面白い技術だとは思うが、それだけで終わってしまいそうでもったいない。
2007年6月16日
コンピュータ: Thunderbird 2.0.0.4がリリース
Mozilla Thunderbird 2系列の最新バージョンである2.0.0.4がリリースされた。 脆弱性の修復が中心のようだが、個人的に大きな修正はタグに関するバグの修正。 これはフィルタでタグを指定するようにしても、そのフィルタが手動にしないと働かないと言うもので、タグの利便性をかなり下げてしまっていたと思う。 今回のリリースでこのバグが修正されたと言うので楽しみである。
2007年6月15日
コンピュータ: Safariがアップデートして脆弱性に対応
早速脆弱性が発見されてしまったSafariだが、アップデート版のSafari β 3.0.1がリリースされたそうだ。 一部懸念のあったMac OS X版では脆弱性は存在しないらしい。 始めからけちが着いてしまった形のWindows版Safariだが、今後の対応で評価を上げることが出来るだろうか。
モバイル: ソフトバンクモバイルが好調である理由
契約者純増数で1位となったソフトバンクモバイルだが、その好調の理由を分析した記事が出ている。 この記事によると、理由はホワイトプランを中心とした価格の安さや、端末の魅力と言った、販売する際のアピール力のため、となっている。 まあ、当たり前と言えば当たり前だが、それを実行するのはなかなか簡単ではないだけに、ソフトバンクモバイルもかなりの力を注いだと考えられる。
ただ記事では、実際の契約段階では話が複雑になることを指摘しているし、ホワイトプランは単に安いだけで利用者あたりの利用金額を増加できていないとも指摘している。 契約が複雑なことが安いことの代償だと言ってしまえばそれまでだが、消費者としては改善してほしい。 利用金額については、逆に言えば本当に安いプランと言うことで、消費者にとっては良いことだが、経営的にはどうなのか、サービスの継続や質の向上にも関わってくるだけに、利用者は複雑なところだろう。
2007年6月14日
コンピュータ: ExpressCard対応のワンセグTVチューナー
ExpressCardと言うと、メモリーカードリーダーやSSDを使った外部ストレージ、あるいはUSB 2.0やIEEE 1394などのインターフェイスに使う製品くらいしか知らなかったが、ワンセグTVチューナーもExpressCard対応になっているらしい。 USB対応のワンセグチューナーは多く出ているが、ExpressCard対応製品の良いところはスロットに挿入しておけることだろう。
以前、SDHCに対応したメモリーカードリーダーを購入しようと思っていたが、Amazon.co.jpでも品切れで購入できないままになっている。 今はテレビを見る気はあまりないが、一度も使っていないExpressCardの活用の選択肢として、頭の片隅に置いておきたいと思う。
2007年6月13日
Apple: Windows版Safari 3 βに早速脆弱性
公開されたばかりのSafari 3 βだが、Windows版に早速脆弱性が見つかっている。 β版とは言え、これほどまで早く見つかるとは驚きだ。 しかも、一部はMac版にも含まれている脆弱性らしく、このβ版のSafariの完成度が単に低かったのではないかと思えてくる。 ともかくまだ開発版なのが幸いなので、製品版までには安全な状態にしておいてもらいたい。
2007年6月12日
Apple: Mac OS X に対応するゲームも発表された
WWDCではElectric ArtsからMac用ゲームの発表もあったそうだ。 気になるのは利用していると言うCider技術と言うもの。 これを使うとWindowsのソフトがコードを変更せずに動くという。 これまで知らなかったが、EAだけではなくいくつかのメーカーは既に採用していた技術らしい。 今後、Mac OS Xネイティブで動くゲームが増えてくれば、Macへ移行する人はさらに増えるのではないかと期待している。
Apple: WWDCで明らかになったMac OS X 10.5 Leopardの新機能
WWDCではMac OS X 10.5の新機能も発表された。 これまで小出しにされてきた分、サプライズ発表は無かったようだが、現在のTigerを使っている身としては、10月の発売が待ち遠しい内容だ。
特に気になるのは新しいデスクトップ機能。 いまいちどういう挙動なのかわからないが、デスクトップをすっきりまとめてくれそうな機能なので、期待度が高い。 新しいFinderの機能で、iTunesにあるようなCover Flow機能も面白そう。 iTunesに搭載された時は違和感が大きくてあまり使わないと思っていたが、いつの間にか標準で表示して使っている。 もちろんたくさんのファイルを一度に見渡したいときには不向きだが、視覚効果としてはおもしろいし、なによりプレビューがより大きく観られると言うのは便利そうに思える。 他に期待しているのはSpacesで、どれくらいの使いやすさなのかが興味深い。
Windows版のSafariが発表された他にも、iPhoneでWeb 2.0標準のWebアプリが動くようになることや、LeopardのServer版についても発表があったようだ。
Apple: AppleがSafari 3のβ版を公開、Windowsにも対応
開催中のWWDCで、AppleからSafari 3のβ版が公開されたそうだ。 Mac版だけではなくWindows版も公開されており、Internet ExplorerやFirefox、Operaよりも高速とうたっているらしい。
Leopardに搭載されるであろうSafari 3を先行公開したことも驚きだが、Windows版を開発していたと言うことも驚きだ。 もちろん、QuickTimeやiTunesの開発でWindows用ソフト開発のノウハウはあるだろうが、WWWブラウザーを移植することにどういう意味があるのだろうか。 Safariのシェアが上がれば、Mac OS Xユーザーも便利な場面が増えてくることは予想できるが、iPhoneとの関係もあるような気がしてならない。
一方、Safariと競合するのはFirefoxなどOS標準でないブラウザー。 OperaもFirefoxも軽さが売りの一つであるだけに、脅威を感じているのではないだろうか。
2007年6月 9日
Web: 日本でもSkype Proが始まる
既にヨーロッパでは開始していた、Skype Proサービスが日本でも開始した。 繰り返しになるが、無料でボイスメールが着いてくる他、SkypeInへの申し込みが割安になる。 日本では、分単位の通話への課金はなくならないが、代わりにSkype To Goと言う新しいサービスが使えるようになっている。
このSkype To Goとは、あらかじめ通話先を指定しておくSkypeIn番号を購入することで、海外へ安く通話しようと言うものである。 そうすることで、コンピュータが手元になくても、一般電話や携帯電話からでも、かなり安めの価格で海外と通話できるようになると言う仕組みらしい。 分単位課金免除にくらべてあまりぱっとしないサービスだが、Skype Proが日本でも受け入れられるのだろうか。
2007年6月 8日
Apple: Boot Camp 1.3β が登場
Boot Campの最新ベータである1.3βが出たと言うので早速ダウンロードしてみた。 既にWindows用のパーティーションを区切ってあるので、ここは飛ばしてドライバーCDの作成ができるようになっていた。
Windows Vistaを起動し、ドライバーをインストールすることにしたのだがこれがまたうまくいかない。 だいたいネットワークアダプタのインストールのところで止まってしまうのだ。 ドライバーインストーラだけがフリーズするのなら良いのだが、私の環境ではなぜか次々と他のアプリケーションもフリーズしてしまうし、だいたいの場合、最初にスタートメニューがフリーズするのでどうしようもなくなる。 Macキーボードのためか、Ctrl+Alt+Delも作動せず、強制的にリセットするしかない。
何度か試してみたが、どうにもうまく行かないので放置することにした。 とりあえず現行のバージョンで困ってはいないのだが、せっかくApple Remoteが使えるようになったので試してみたかったがしかたない。 一度1.2βの時のドライバーをインストールし直してから1.3βをインストールするなど、解決方法を考えてから再チャレンジしようと思う。
2007年6月 7日
モバイル: WILLCOMのAdvanced/W-ZERO3[es]
WILLCOM からはW-ZERO3シリーズの最新機種となるAdvanced/W-ZERO3[es]が発表となった。 日本で一番売れているスマートフォンとのことで、小型化にさらに磨きがかかった印象。 強化点としてはCPU速度、メモリ倍増、液晶がWVGA(480×800ドット)となっており、それでも先代より小型化しているというのがすごい。 掲載されている写真を見ると折りたたみケータイより小さく見える。 個人的にはあまり小さくなってキーボードの使いやすさやディスプレイの見易さが損なわれてはいないかが気になる。 DoCoMo から今夏にも発売になると言う日本語版BlackBerryとの対決もどうなるかが楽しみだ。
モバイル: ソフトバンクモバイルが純増数トップ
5月の契約者純増数において、とうとうソフトバンクモバイルがトップになったそうだ。 ホワイトプランなどの低料金プランが牽引役とみられているようだ。 私も月980円でもう一台携帯が持てるなら、購入しようかと検討していたくらいだ。 auも好調のようだが、今後のソフトバンクモバイルがどのような攻め方をしてくるのか、興味深い。
2007年6月 6日
コンピュータ: 東芝の最高峰12インチノートPC「dynabook SS RX1」
東芝から発表されたdynabook SS RX1シリーズは、世界初のラップトップを発売した東芝が、22年の技術と英知を結集した
と意気込むフラッグシップ機。
そこまで言うだけあり、64GBのSSDを搭載する最上位機種では、11時間の長時間利用が出来る大容量バッテリーを搭載しても1kgを切る重さになっている。
軽さと長時間利用と言う、どうしても相反してしまいそうなことを達成したのはすごい。
開発風景などの写真や製品発表会の様子の写真はPC Watchの記事が、製品そのものの写真はデジタルARENAの記事が数が多くて良かった。
Apple: MacBook Proがアップデート
先日、MacBookがマイナーアップデート
したが、今度はMacBook Proもアップデートされた。
チップセットがSanta Rosa世代となり、CPU速度が向上、その他にも最大メモリ容量が4GBになり、グラフィックスチップもATI Mobile Radeonから、GeForce 8600M GTとなるなど、高速化が図られている。
興味深いのは17インチモデルの液晶ディスプレイに、フルHD解像度である1920×1200のオプションを選択できるようになったこと。
これまで、ポータブルスタジオ
と宣伝されている割にディスプレイの解像度が寂しいなと思っていたが、これで納得できるようになった。
単純にCPUやメモリの性能だけを見ているとあまり変化が無いように思えるが、グラフィックス機能は大幅に進化しているようで、先代を所有している一人としては正直言ってうらやましい。 まあ、そこまでグラフィックス性能を要求することをやっていないのだが、上があると思うと(しかも同じ価格)欲しくなってしまうのは仕方が無い。
2007年6月 5日
Apple: Mac OS XはWindowsと同じ道を辿るのか
ITmediaにMacも攻撃者の対象になり、Appleは対応をしっかりするべきと言う要旨の記事が掲載されていた。
Microsoft的状況に?
とタイトルにもあるが、要はAppleの脆弱性への対応の遅さが一時のMicrosoftのようだと懸念している訳だ。
もっともな意見で、これだけ脆弱性が指摘されてセキュリティアップデートをリリースしているのに、未だにMacは(ウィルスの数が)ゼロと言い続けているのは、逆に過信したユーザーを危険にさらす結果になっていないだろうか。
記事の中でも指摘されているように、Mac OS Xがこれまで攻撃者の対象になってこなかったのは、単純にユーザー数が少なくて注目されていなかっただけだと私も思う。 MicrosoftとWindowsがあれだけセキュリティ問題で批判され、それを逆手に取ってMacは安全と言うようなアピールをしてきたAppleなのだから、Mac OS XがWindowsと同様の攻撃対象となったときにきちんと対応できないようではまずいと思う。 むしろ、先人から何も学んでいなかったと言うことになり、セキュリティ軽視と言われても反論できないだろう。 追い上げる立場なのだから、先人から学ぶ有利さはあるはずであり、代償として、先人と同等かそれ以上の品質を達成しなければならないのは仕方のないことだと思う。
幸いなことにAppleの対応は迅速化していると言うことなので、今後のより良い対策体制の構築を達成してほしいと思っている。
2007年6月 4日
モバイル: iPhoneの発売日は6月29日
iPhoneの発売日が6月29日に決まったそうだ。 まあ、日本では3G版のiPhoneが登場するまで無関係の話だが、発売日にどれだけの騒ぎになるのか、興味津々と言ったところだ(笑)。
2007年6月 2日
Apple: Parallels Desktop 3.0 for Macの概要が発表された
Parallels Desktop 3.0 for Macの概要が発表されたようだ。 今回の目玉機能はなんと言ってもOpenGLやDirectX対応による、3D対応の向上だと思えるが、他にもファイルの関連付けをWindowsアプリケーションにすることができるなど、細かいところでも便利になっているようだ。 また、Vistaに正式対応したBoot Campの登場を受けてか、Boot CampでインストールしたWindows VistaをゲストOSとして利用することにも正式対応する模様だ。
今のところWindows Vistaを同時に起動できないことにほとんど不便を感じていない(Windows Vistaをあまり有効活用していない)ので、Parallelsの必要性を感じないが、3Dゲームができるとなれば話は別だ(笑)。 どれほどのパフォーマンスが期待できるのか、期待したい。
2007年5月31日
Apple: Apple TVがYouTubeに対応
Apple TVがYouTubeに対応したそうだ。 と言っても、すぐにすべての動画が見られる訳ではなく、まずは選ばれた数千の動画のみ、その後すべての動画がApple TV向けに提供されるようになるらしい。 動画のエンコードを変更するので、その対応作業に時間がかかると言うことなのだろうか。 ユーザーインターフェースについても紹介されている。
また、ハードディスク160GBのオプションも追加されたそうなので、Apple TVですぐに見られる動画の数が大幅に増えると思われる。 40GBで足りるのだろうかと思っていたが、やはりユーザーの声が多く届いたのだろうか。
コンピュータ: DRMフリーサービスのiTunes Plusが開始
iTunes 7.2から対応したDRMフリーでの楽曲提供だが、サービス名がiTunes Plusとして、全世界で提供開始したそうだ。 iTunes PlusのDRMフリーの楽曲には、値段の隣に「+」のマークが表示されるようだ。 公式リリースによれば、楽曲の値段は200円または270円となり、米国での1.29ドルよりも割高のような気もするが、これまでの標準価格も高かったのでこんなものなのだろうか。
また、iTunes Store関連では、大学関連の情報ポータルとして、iTunes Uも開設されている。 これまでもラテン向けのポータルが開設されていたことは知らなかったが、こうしたポータル開設はその利用者にとってはかなり便利だ。 iTunesのページにブックマークをつけられれば良いのだが、これまでは大学の名前をいちいち検索してから新しいポッドキャストを捜すなどしなければならなかった。 ポータル化によって、新しいポッドキャストは順に紹介されて行くものと考えられるから、手間が省ける。 情報の充実を期待したい。
2007年5月30日
コンピュータ: Microsoftのマルチタッチ入力機能「Surface」
Microsoftから発表されたSurfaceと言う技術は、テーブル型のコンピュータディスプレイを複数の指で操作するなどを実現するそうだ。 レストランで写真を見ながら注文をしたり、携帯電話を置くとカタログが表示される機能など、業務向けの利用方法の他、写真を表示して楽しむなどの家庭用の用途も提案されている。 リビングで利用している写真は、本当に違和感が無い。 当然ソフトウェアキーボードも搭載できるだろうから、ある意味iPhoneのような衝撃をコンピュータにもたらすかもしれない。
Apple: iTunes 7.2でようやくWindows Vistaに対応
AppleからWindows Vistaに対応したiTunes 7.2が発表された。 少しずつ対応を進めてきたiTunesのVista対応も、ようやく一通り完成と言うことになる。
このiTunes 7.2はDRMフリー楽曲の配信にも対応しているようなので興味深い。 DRMフリーとなった方が環境の移行に便利だし、音質も良くなっているようなので、楽曲を購入する場合に選ぶことができれば、こちらを購入してみたい。 問題はすべての楽曲がDRMフリーで配信される訳ではないと言うことだろうか。
空の軌跡SC: 空の軌跡 the 3rd の高解像度版デモムービー
先日公開されていた空の軌跡 the 3rd のデモムービーだが、高解像度版も追加で公開されている。 サイズは59.7MBで、内容は既に公開されているものと変わらないようだ。
2007年5月29日
コンピュータ: 冷蔵庫でもSideShow
コンピュータに内蔵するものだと思っていたSideShowだが、分離して使ってもいいらしい。 ricavisionのマグネット付きSideShow対応ディスプレイは、例えば冷蔵庫など磁石がくっつくところに設置して、スケジュールやRSSの表示を行える。 手書き入力にも対応、と書いてあるので、案外高機能な端末のようだ。 PCとの通信は無線、駆動はバッテリーかACアダプタ、とあり、電源ケーブルをどう配置するかが問題となりそうだ。
2007年5月25日
空の軌跡SC: 英雄伝説 空の軌跡 the 3rdの予約特典が判明
ファルコムのメールマガジンおよびファミ通の記事によれば、空の軌跡 the 3rdの予約特典がゲームサントラのミニ版となったそうだ。 基本的にはファルコム通販の予約特典となるようだが、一部の店舗では予約と同時に配布するイベントも行われるそうなので、早く手に入れたい人は当該店舗での予約が良いのかもしれない。
2007年5月23日
コンピュータ: N700系新幹線はPCの利用も便利に
これまで新幹線では車両の前後にしか電源が設置されていなかったように思うが、次世代のN700系では、6割の座席に電源が設置されているそうだ。 基本的には窓際に座れば電源があるようだ。 電車内でのPC利用は電源が一番不安だが、これでその問題も解消する。 また、携帯電話の充電も出来るのは便利。 距離にもよるだろうが、東京から京都・大阪程度の距離なら、やはり飛行機よりも新幹線の方を選んでしまう感じだ。
2007年5月22日
モバイル: ソフトバンクも新機種を発表
auの新機種が発表されたのに引き続き、ソフトバンクからも新機種が12機種発表された。 12機種のうち6機種がシャープ、4機種が東芝と言う偏りぶりが気になるが、「スタイル」重視で「カッコいい」機種をそろえたらしい。 Yahoo!動画の携帯電話版や、今後のソフトバンクケータイの開発プラットフォームとなって行くであろう「POP-i」も発表されている。
スマートフォンも2機種発売されていて、X01TはWindows Mobile 6を搭載しており、以前私も気になっていたG900のことらしい。 ソフトバンクの標準的ネットワークサービスにはほとんど対応していないらしいが、指紋認証機能まで備えたハイスペックさには心動かされる。
もう一方のX02HTも海外端末のソフトバンク版となるようだ。 ストレート型で降るキーボードを搭載と言うデザインは欧米のビジネスマンに人気らしいが、私はどうも無骨な感じがして魅力を感じられなかった。
モバイル: auから夏モデル15機種が発表
auから夏に発売予定の携帯電話15機種が発表された。 防水機能がついたワンセグケータイやEXILIMやウォークマンなど他社ブランドを冠したものが目玉のようだ。 圏外でも使えるようになったGPS機能と言うのは一見当たり前のようだが大きな進化だと思う。
今回の発表ではファッションブランド・店舗とのコラボレーション「mobile fashon」も含まれ、良く言えば携帯電話に留まらない魅力、悪く言えば携帯電話本体を補う魅力へと広げて行っているようだ。 本体としてもウォークマンケータイに加え、今回はデジタルカメラのEXILIMを冠するカシオ製端末が発表されているから、コラボレーションの強化が戦略なのだろう。
さて、私の気になった端末だが、やはり注目する部分はディスプレイの解像度。 一つ目はスライド型のW54T。 スライド型は持ったことがないので利用感が気になるが、ワンセグを重視していない以上、あまり魅力を感じないのも事実。 もう一つはEXILIMケータイであるW53CA。 デジタルカメラの名前を付けるだけはあり、5メガピクセルのカメラの性能はなかなかのようだ。 光学ズームが着いていれば、デジタルカメラとしても十分通用しそうだ。 アデリーペンギンの動作画面がないのは残念だが、ワンセグも着いていない分安そうのは魅力だ。 ちなみにワンセグとアデリーペンギンを選ぶならW52CAになる。
しかし、私にとって一番大きなニュースは、とうとうauがスマートフォンを開発中で発売を検討していると言うこと。 どんな端末なのか、早く見てみたい。
2007年5月21日
コンピュータ: SSDの価格以外の問題点
私もこれまで注目してきたSSDだが、速度や消費電力などのメリットに対して、デメリットは価格くらいだと思っていた。 ところが、元麻布氏のコラムによれば、SDDには書き換え可能回数と言う問題点もあるようだ。
価格の方は利用拡大によって低下すると期待されているが、そのコラムによれば、書き換え可能回数については、今後さらに減少することが予想される(製造プロセスの微細化によって減少してしまうらしい)ため、基本的には回避することしか出来ないようだ。 より書き換え可能回数が多いものと組み合わせたり、デフラグをしないようにするなどの手段が考案されているそうだ。
私の中ではSSDに対して今となっては過剰とも言える期待をしていただけに、ちょっとがっかりした。 だが、SSDの価格が安価になる頃には、書き換え可能回数を増加させるような製造方法や新素材が発明されているのではないか、と楽観している。 そうした発明も、SSDの採用例が多くなるに従って、研究が進むに違いない。
2007年5月16日
Web: フレッツ障害の理由はルーターへの過負荷
昨日起きたフレッツに接続できないと言う障害だが、原因が判明してきたようだ。 どうも、故障したルーターを修理して再接続するとルート情報の自動書き換えがなされるが、これが膨大な量だったために過負荷となり一部のルーターがダウン、さらにルート情報の自動書き換えが始まり連鎖的にルーターがダウンしたのが原因らしい。 これまでの修理でこうした自体が発生しなかったと言うのも不思議だが、逆に考えると、今後発生してもおかしくないと思う。 対策方法がルーターのリセットと言うのも、根本的な解決には思えず、今後が心配だ。
Apple: AppleからMacBookのアップデート版が発売
AppleからMacBookのアップデート版が発表・順次発売となった。
強化されたのはCPUクロック・メモリ容量・ハードディスク容量・SuperDriveの速度・IEEE 802.11n対応無線LANだが、全体としてはマイナーアップデート
と呼ぶ程度のものと評価されている。
このアップデートの内容は直前に出たうわさの通りだっただけに、その他のMacBook Proや、超軽量・薄型のうわさについても期待が膨らむところである。
コンピュータ: 富士通よりUMPC「LIFEBOOK U」シリーズが登場
富士通から重さ約580gのUMPC「LIFEBOOK U」が発表された。 CPUには800MHzのIntel A110、1024×600ドットのタッチスクリーンディスプレイは反転可能なコンパーチブル型になっている。 Intel Ultra Mobile Platform 2007を採用しているとのこと。
製品の写真はITmediaの記事に多く掲載されている。 また、他製品とのサイズの比較についてはSlashdotのコメントに詳しく載っている。 私も安さで注目していた工人舎のサブノートよりも小さいし、重さも6割程度のようだ。 今後の各社の動きが注目される。
2007年5月15日
コンピュータ: AMDからRadeon HD 2000シリーズのGPUが発表
ちょうどひと月前に名称が明らかになっていた、AMD Radeon HD 2000シリーズが発表された。 同シリーズはAMDとしては初めてDirectX 10に対応する世代のGPUとなる。 各モデルの詳細についてはITmediaの記事が詳しいが、MYCOMジャーナルの記事の表もわかりやすい。
また、Radeon HD 2900 XTを、Radeon 1950 XTXとNVIDIAのGeForce 8800 GTXと比較した記事も早速掲載されている。 8800 GTXと8800 GTSと比較した記事もあるが、全体的にはGeForce 8800 GTXをやや下回る成績のようだ。 もちろん、ドライバのチューニングが成熟していない、価格的にはかなり安価、と言うことを含めれば、十分な性能のようではある。 価格帯や各パーツの性能の面では、2900 XT以上のハイパフォーマンスモデルも出現する可能性があり、今後の性能競争が期待されるようだ。
さらに面白いのは、NVIDIAからRadeon HD 2000シリーズの実装に異論が出ていることだ。 私は細かいことは良くわからないが、要はRadeonのアプローチより、GeForceのアプローチのほうが優れていると言いたい、ということはわかった。 これまではどうだったかわからないが、こうした発表を即座に出すと言うことは、NVIDIAも今回のAMDの新GPUをかなり警戒しているのではないかと感じられた。
2007年5月14日
車: ソニー「nav-u」レビュー記事いろいろ
以前も取り上げたソニー「nav-u」の使用レポート記事だが、スタパ齋藤氏のコラムにも登場し、また、webCGの方でも連載が終わったようなのでまとめてリストアップしておく。
webCGでの連載記事
- 取付性
- ゲルを採用した吸盤で取付性は良い。
- 案内性能
- 交差点案内図はないが、矢印表示はわかりやすい。オプションのビーコンユニットで渋滞表示も可能。
- 検索性能
- 登録データが他に比べてかなり少ない。ボタンは大きくわかりやすい。ジェスチャによる操作も可能。
- 測位性能
- GPSに加速度センサと気圧センサを使ったハイブリッド測位で精度は高い。
- 総括
- コンパクト・取り付けやすさ・ビーコンVICS・測位精度が魅力。
- 操作シーンの動画
- 他のPNDに比べて動画のサイズが大きいのは、電話番号による検索ができず時間がかかっているためなのが悲しい。
Web: ソースネクストから無料Webオフィスソフトが登場へ
ソースネクストから無料のオフィスソフト「ThinkFree」が登場するとのこと。
Ajaxを利用したWebアプリケーションとしての提供で、ユーザー登録すれば無料で使えるようになる。
収入源は、広告・有料サービス(オフライン編集や大容量化)・パッケージ版販売としている。
特徴は、Microsoft Officeとの互換性の面で、Google Docs & Spreadsheetsに勝るとしている点。
確かに、画面を見るとMicrosoft Officeによく似ていて、移行してもすぐに使い始めることができそうだ。
画面が似ていることについては、既にOpenOffice.orgを取り扱いしている。法的リスクはないと考えている
と、よくわからない主張をしている(記事の編集のためかもしれないが)。
この画面については、Javaアプレットを利用しているそうだ。
ThinkFree OfficeはMicrosoft Office互換ソフトの老舗として有名とのことなので、ソフトの品質としては期待できそう。 ただ、ふと気になったのがこのサービスがきちんと継続的に提供されるのかどうかだ。 Googleにしてもそうなのだが、SaaSのポイントは提供元が提供を打ち切ったらそこでおしまいになってしまう。 もちろん、ソースネクストに継続的な提供を期待しないわけではないし、Googleに絶対的な信頼をしているわけではないが、ふと気になってしまった。
コンピュータ: Windows Vistaの使用感
MacBook ProにWindows Vista Ultimateを苦労してインストールしたので、Vistaを使ってみた感想を書いておこうと思う。 若干不安定なところもあったものの、現在はなぜか安定しており、動作スピードも悪くない。 Windows XP時代と操作体系が変わったので戸惑うことはあるが、慣れの問題だと思う。 コントロールパネルでの操作を例に挙げると、Windows 2000くらいまではどの設定をどの場所で行うかある程度覚えておく必要があった。 一方Vistaでは、Windows XPからの傾向である、やりたいことを選んでいくと設定にたどり着けるような設定の仕組みがより推し進められている。 機能が増えてきた中にあっては、Vista風のデザインの方がわかりやすい。
また、細かな設定をするダイアログになるとWindows XPと同じ作りになっていて、基本的な部分は受け継がれていることがわかる。 Windows 3.1から95の時にあったような根本的な違いは、Windows XPとVistaの間にはないように思える。 5年をかけてやっと発売されたOSがこの程度と思ってしまうが、違いがない分移行もしやすいと言え、複雑な思いだ。
Vistaの目玉機能の一つともいえるWindows Aeroだが、これはやはり見た目だった、と言わざるを得ない。 ウィンドウの半透明と言うのも、タイトルバーやウィンドウ枠が半透明となっているだけだし、半透明と言うこと自体、見た目以上の効果は得られていない。 3Dによるタスクの切り替え機能についても、Mac OS XのExposéの方がわかりやすいし使いやすい。 まあ、見た目と言うのもコンピュータを使う気分に影響するから、まったく無意味だとは言えないが、もう少し有効に使う場面があってもよいのではないかと感じた。
2007年5月13日
Apple: Boot CampでWindows Vistaをインストール (3)
無事インストールできたWindows Vistaだが、どうも不安定である。 もちろんWindows Updateで最新の状態にしてあるが、それでもウィンドウが応答なしになってしまうことが多い。 そう言う場合はタスクバーも同時に応答なしになってしまい、また、なぜかCtrl+Alt+Delキーも効かないので、強制的に再起動するほかないのである。 これはなんとも気分が悪い。
また、強制的に再起動して気がついたのだが、Windowsの起動オプションが選択できない。 メニューにセーフモードなどのオプションが表示されるのだが、キーボードに反応しないので、単に時間がたつまで待って通常起動することになる。 これではいつまでたっても不安定さの原因がわからない。
そんなこんなを繰り返しているうち、ふと外部キーボードをつけてみようと思った。 Mac mini用に使っていたApple Keyboardだが、Boot Campの説明書には使えるように書いてある。 USB接続だし、MacBook Proの内蔵キーボードと違いがあるようにも思えなかったが、これが正解だった。 起動オプションの画面でもきちんと反応するし、なぜかWindows Vistaも安定しているようだ。 再起動を繰り返しているうちに安定したのか、キーボードの追加が良かったのか、理由は理解できないが、とにかく安定はしたので良しとしたい。
2007年5月12日
Apple: Boot CampでWindows Vistaをインストール (2)
Windows Vistaをインストールするはずが、ハードディスクをフォーマットし、Mac OS Xを再インストールするはめになった。 夜通しかけてデータをすべてバックアップした。 最後にデータを削除して空き領域を最大限用意した状態で、Boot Campのパーティーション作成を行ってみたが、やはりだめだった。 仕方がないのでMac OS Xの再インストールをした。
再インストールは特に問題なく終了。 最新バージョンへアップデートを行い、おそるおそるBoot Camp アシスタントを実行した。 (ここでアプリケーションのバックアップをとっていなかったことに気づくが、後の祭り) Windows用のパーティーションが無事作成できた。 容量はゲームのインストールなどを考えて多めの50GBにしてみた。
やはり面倒だったのはメールの移行。 以前も苦戦して、結局うまくいかなかった覚えがあるが、今回はなんとかうまくいった。 手順が不明瞭なのが悔しいが、まずはダミーのアカウントを作ってMailを起動出来るようにした後、バックアップしておいたメールフォルダと設定ファイルを上書きし、もう一度起動し直すと言うことを繰り返していたらなんとか復帰した。
ようやく安心してWindows Vistaのインストールに入った。 ところが、途中で睡魔に襲われ、具体的なインストール作業はほとんど見ずじまいだった。 むしろ、ファイルのコピーが始まったあたりで寝てしまったと思うのだが、起きたらVistaのログイン画面になっていた。 これはなかなか優秀なインストーラだと思う。
2007年5月11日
Apple: Boot CampでWindows Vistaをインストール (1)
Boot Campのバージョンが1.2となり、Vistaに正式対応したので、とうとう私のMacBook Proにインストールしてみることにした。 VistaはとりあえずUltimateを選択した。 今なら5000円がキャッシュバックされるのも、購入へ踏み切った理由の一つだ。
早速Boot Camp 1.2βをダウンロードし、インストールしたが、これがうまく行かない。 私のハードディスクはOS上で180GBあるうちの90GB程度を使っている状態だが、どうも空き領域が断片化しているらしく、Boot CampでWindows用のパーティーションを作ることができないのである。 画面に出てくる解決方法は、ハードディスクのバックアップをとってからフォーマット、OSを再インストール、と言うもの。 こんな不便な方法を堂々と指定してくるあたりが恐ろしい。 MacにWindowsをインストールしようと考えている人は、購入したらすぐにパーティーションを区切ることだけはやっておいた方が良いかもしれない。
デフラグソフトを使えば解決するのかもしれないが、あいにくMac OS Xには付属していないし、別途購入もしていないので試せなかった。 仕方が無いのでデータをすべてバックアップして再インストールを考えているが、データだけで50GB以上あり、簡単にはバックアップできない。 とりあえず、Mac miniとWindows XPマシンにそれぞれバックアップすることにした。 ハードディスクのフォーマットとMac OS Xの再インストールはまた今度にしたい。
2007年5月10日
コンピュータ: GeForce 8シリーズにモバイル向けGPUが登場
NVIDIAからGeForce 8000Mシリーズが発表されたそうだ。 これは、DirectX 10に対応するGeForce 8000シリーズのノートPC向けGPU。 NVIDIAの公式アナウンスによれば、HPのPavilion dv9000t や、東芝のQosmio G45 にも搭載されているそうだ。
また、同ページではNVIDIA GPU がどのように Windows Vista 体験を向上させるか
を確認するための動画が用意されているが、これは半分以上Vistaのプロモーションビデオと言う感じで、GeForce 8の有る無しでどの程度の変化があるかはわからなかった。
2007年5月 9日
コンピュータ: Windows VistaにiPodが正式対応
iPodがついにWindows Vistaでも安全に使えるようになったようだ。 以前、Vistaへの対応を改善したiTunes 7.1がリリースされていたが、今回の修正はMicrosoft側からのもの。 Apple側だけの対応では対応しきれず、Vista側の修正に至ったのだろうか。 それにしても発売からもう3ヶ月もたっての対応なので、待ちくたびれた人もいるのではないだろうか。
Web: SkypeOutで発信者番号が通知可能に
Skype公式ブログによれば、SkypeOutで発信者番号が通知可能になったそうだ。 これは設定するとSkypeIn番号を相手に通知できると言うもの。 日本を含む世界7地域のみで始まったサービスだが、これはかなり便利。
コンピュータ: 16GBのSDHCカードが登場
驚きの容量である、16GBのSDHCカードが登場した。 MICRODIAの製品で、国内ではリンクスインターナショナルから発売の水などの不良環境に強いXTRAシリーズの一つとなる。 同シリーズは速度によってさらに3種類に分かれており、今回発表されたのは容量が4GB〜16GBまで。 16GBで最高速度のものは、値段も驚きの43万円とのこと。 16GBのものは流石に受注生産となるらしい。
それにしてもすごい容量だが、利用する人は出てくるのだろうか。 映像の記録用途としても、十分過ぎるように感じる。
2007年5月 7日
Apple: OpenOffice.orgのMac OS X Aqua環境への移行が開始
今後が楽しみなニュースだ。 OpenOffice.orgのMac OS X版で、ネイティブな実行環境であるAquaへの移行が開始されたそうだ。 これまではX Window Systemを使って実行していたので、他のOS XアプリケーションとのUIの違いがあった。 それを解決するべくJavaで開発したNeoOfficeという選択肢も現れ、私はそちらを使っていたが、やはりバージョンアップが遅いなどの問題があった。 なお、記事中にある実行速度の問題については、比較対象となるべきOpenOffice.orgがフォントの問題で実用にならない状態で使っていなかった。 今回の報道のように、OpenOffice.orgのAqua版が開発されればそれらの問題は解決すると考えられ、期待している。 ただ、一つ残念なのはCarbon APIで開発されるということ。 せっかくならCocoa APIで開発してほしかったが、やはり差異が大きすぎるのだろうか。
コンピュータ: Lamborghini仕様のノートPC再び
以前ASUSからVX1というLamborghiniとのコラボレーションノートPCが発売されていたが、その後継機としてASUS-Lamborghini VX2が発売されているそうだ。 200台限定のVX1がすぐに完売したことと、今回は限定ではなく一般モデルとなったところからしても、ASUSがこのコラボレーションを成功と評価しているのは間違いない。 VX2の価格は相変わらず40万円前後と高額だが、グラフィックスチップや画面の解像度が改善されるなど、機能的には強化されているようだ。 どうせなら噂になっているHPの20インチゲーマー用ノートPCくらいやった方がスーパーカーという感じがするのだが。
コンピュータ: グリーンハウスからSDHCにも対応したExpressCard用カードリーダー
ExpressCard用のメモリーカードリーダーはまだまだ少ない状況だが、本命ともいえる製品が登場した。 グリーンハウスから発売予定のExpressCard用メモリーカードリーダーは、2880円前後と言う価格で、SDカードの上位規格であるSDHCにまで対応している。 これまでの製品は5000円程度と高い上にSDHCに対応していなかった。 これまでExpressCard用のメモリーカードリーダーを購入するのを躊躇していたが、これで問題はなくなった。 5月下旬と言う発売日が楽しみだ。
Apple: Mac OS X 10.5のDashboardは複数になる可能性
Multiple Dashboardsなどについて書かれた特許がAppleから申請されたそうだ。 これをみると、現行の10.4 Tigerに搭載されているウィジェット管理環境Dashboardが拡張され、複数を管理できるようになるようだ。 例として、仕事用とプライベート用にわけるなどの使用方法が挙げられている。 確かにDashboardウィジェットは増えてくると画面に収まりきらなくなり、かえって使いづらい状態だった。
この複数Dashboardだが、Mac OS X 10.5 Leopardの新機能Spacesと連携させたら面白いかもしれない。 つまり、表示されているSpacesに個別のDashboardを用意できれば、仕事とプライベートを分けるのも簡単になる。 むしろ、Spacesの機能予告ページでは、設定をDashboardとExposéと同じところで行うようなので、連携が前提なのかもしれない。
2007年5月 4日
Apple: iPod用のSDカードリーダー
TUAWにiPod用のSDカードリーダー「iWay」が紹介されていた。 どのように動作するのかよくわからない、とされているが、機能的にはiPodでの画像の表示、読み込み、削除が可能らしい。 しかも、写真を見ると驚くと思うが、かなりスマートな作りになっている。 せっかく買ったのに電池で動作するという部分があまりに不便で結局一度も使わなかったBelkinのiPod用メディアリーダーとは雲泥の差を感じる。 ただし、このiWay、私の持っているiPod photoには対応していないらしい。
2007年5月 3日
コンピュータ: NVIDIAからGeForce 8800 Ultraが発表
NVIDIAのハイエンドGPUのGeForce 8800シリーズに、これまでの10%〜15%の速度向上となる、最高峰の8800 Ultraを追加した。 搭載グラフィックスカードも順次発売されるそうだ。 スペック比較についてはマイコミジャーナルの記事、消費電力や実際のゲームでのベンチマーク結果についてはPC Watchの記事がそれぞれわかりやすい。
2007年5月 2日
コンピュータ: HPのコンセプトモデル集
2012年(5年後)を予想したと思われるHPのコンセプトPCが紹介されている。 デザイン重視のモデルが並んでおり、例えばwatch-openと名前がついているモデルはどういう風に使うのか、想像できない。 キーボードがあると思われる部分に何も刻まれていないラップトップも、どんな仕組みで使うのか興味深い。 ただ、元記事をみると、ある程度その答えがわかるようになっている。 先ほどのwatch-openはワイヤレスハブらしいし、ラップトップのキーボードも、鍵盤部分が光ってキーの並びが見えるようになる仕組み。 これらが実現すれば、デザイン面で他社からの差別性を作っているAppleの強力なライバルになるだろう。
2007年5月 1日
コンピュータ: デルから日本市場に特化した軽量ノートの計画
ATG D620の開発にも日本からのリクエストがかなり反映されていたと報道されていたが、今度は日本に特化した商品がデルから登場するようだ。 軽量化を追求したノートPCで、既に競合製品の比較や需要動向を確認しているそうだ。 年内に発売が見込まれるようで、楽しみである。
デルはこれまで全世界統一モデルでやってきたようだが、最近中国市場向けに特化した製品を出してきており、今回の日本特価モデルはその流れらしい。 Appleの現行Macも全世界統一モデルだと思うが、こちらも日本に特化した(もちろんしなくても良いけれど)軽量ノートを発売してくれないものだろうか。
2007年4月30日
ゲーム: PlayStation 4、5、6もすでに構想済みだった
Engadgetによると、SCEの久夛良木氏が、Playstation 4〜6の構想があることをインタビューで答えたそうだ。
PlayStation 3が大ヒットしていれば大変な期待を引き起こしたと思うが、当初の予想ほど売り上げが芳しくない状態では、構想があったとしてもすぐに実現するとは考えがたい。
また、「構想はある」とは言っても、ネットワーク上に新世界を築く
とか、将来のプレイステーションはネットワーク上に溶けていく
など、かなり抽象的なことしか語られず、実際のイメージは湧いてこない。
退任が決まっているとはいえまだSCEの会長兼CEOだから、まだしゃべることができないことが多いのかもしれない。
Apple: MacBook・MacBook Proの一部に不良
AppleのMacBook・MacBook Proのバッテリーに不良がある可能性があり、交換対象となっているそうだ。 Appleのサポート情報によれば、不具合が出ているバッテリーが交換対象ということ。 私も同じ時期に発売されたMacBook Proを使っているので、不具合が出る可能性があるなら交換してもらいたいという気持ちもあるが、今のところ書いてあるような不具合はないので様子を見たいと思う。
2007年4月27日
コンピュータ: 世界最小Windows VistaマシンOQO model 02のレビュー記事
以前ちょっと興味を引かれたOQO model 02だが、そのレビュー記事がITmediaに掲載されていた。
記事に自慢用ミニPCを実戦投入
とあるように、筆者は小さいことが売りで実用性はないと割り切った上での購入だったようだが、メールや簡単な動画再生くらいであれば問題なく使えたようだ。
キーボードも良い出来の様で、両手の親指だけで使えるよう、シフトキーやコントロールキーはオンオフ式になっているようだ。
ただし、販売価格はかなり高価で、本体だけで30万円、オプションのドッキングステーション(DVDマルチドライブ搭載)が6万5千円になっている。 私の予算では、もしサブノートマシンを買うとしてもVistaも動く工人舎の格安サブノートになってしまうだろう・・・。
2007年4月26日
モバイル: N904iに搭載の「ピクセル・ブラウザ」詳細
先日発表されたDoCoMoの新モデル904iシリーズの一つである、N904iに搭載のフルブラウザ「ピクセル・ブラウザ」についての試用レポートが出ている。 試作機を触ったレポートではあるが、ピクセル・ブラウザはWebサイトを見ることに力を入れたフルブラウザであるようだ。
レポートには、ピクセル・ブラウザの特徴は以下のような点が挙げられていた。
- レイアウトモードをオリジナルのものから携帯ブラウザ風やOperaのようなスモールスクリーン用に変えることができる
- ページ全体のどこを見ているのか画像で示す機能
- 拡大縮小が高速
- ツールバー+ニューロポインター(決定ボタンのところがポインティング・スティックの様になっているらしい)でPC風の操作が可能
- ソフトウェアキーボード
ソフトウェアキーボードは動画を見る限り、従来のダイアルキーによる入力とどちらが便利なのかは判断しづらい。
記事でもダイヤルキー入力に慣れていない人や、横画面で使用している時などは利用価値が高そう
と書かれていて、一般には従来通りの入力の方が便利そうだ。
一方で、ACCESSのNetFrontと比べた弱点も挙げられている。
- iモードで見ているサイトをピクセル・ブラウザに切り替えることができない
- 画像のアップロードは出来るのにダウンロードは出来ない
- タブ機能がない
- 表示レイアウトが崩れやすい
iモードとの連携が悪いのは新規ブラウザだし、iモードブラウザ側の問題と言うことも考えられる。 また、もしかすると記事の書き間違いかもしれないが、PCサイトの画像のアップロードが出来るのはau W41CAでOperaを使っている身からするとかなり便利。 ダウンロードが本当に出来ないのなら不便に感じることもあるかもしれないが、携帯電話ではPC向けサイトの画像をダウンロードしてもサイズが大きくて扱えない・扱いが困難なことが多いだろうし、実際にはあまり問題にはならないのではないだろうか。
以上のように、若干問題点があるものの、機能としては非常に面白そうな「ピクセル・ブラウザ」であるが、今後の開発方針に付いて少し書いてある記事を見つけた。 面白そうなのはズーム倍率によってリアルタイムに(つまり自動的に、と言うことだと思うが)レイアウトモードを選択すると言うSmart Zoom。 拡大縮小が高速らしいので、かなり便利な機能になりそうだ。
以上のように、携帯電話向けのフルブラウザ市場も熱くなってきそうだ。 ところでこのピクセル・ブラウザを作った「ピクセル・テクノロジーズ」と言う会社だが、どこかで見たことがあると思ったら、W41CAに搭載されているPCドキュメントビューアーの開発元(か、そこに近い会社。よく見るとPicsel ePAGE(TM) technologyと書いてある)だった。 今後、auケータイにもピクセル・ブラウザが導入されることを楽しみにしたい。
2007年4月25日
コンピュータ: DELLからSSD搭載ノートPCが登場へ
ついに3.5インチで512GBを突破したと言うSSDだが、ついにDELLからもSSD搭載ノートPCが登場するそうだ。 ベースはLatitude D420か、堅牢性が話題を集めたLatitude ATG D620に搭載可能とのこと。
気になる値段だが、BTOオプションとして32GB SSDが選択でき、30GBハードディスクとの差額は$549(約6万6千円)となっている。 以前、SanDiskの32GB SSDは$350と言う報道があったが、それに比べたら随分割高な印象を受ける。 ソニーのVaio type Gの時も40GBハードディスクと32GB SSDの価格差は6万5千円だったから、こちらを見て決めたのかもしれない。 いずれにしても、まだまだ高くて手が出しづらいのは確かで、先日報道されていた、NECから業界初のハイブリッドハードディスク搭載PCが発売と言うニュースのように、メインストリームではハイブリッドハードディスクが主流になって行くのかもしれない。
2007年4月24日
Apple: Parallels日本語版に新バージョン、そしてもう一つの仮想化ソフトVirtualBox
Windows Vistaに対応するなど、大幅に機能増強されていたParallelsだが、日本語版Parallelsも新バージョンへ移行したそうだ。
一方、ParallelsやVMwareと同様に仮想化を行うソフトに、新しい選択肢が加わったようだ。 Mac OS X/Windows/Linuxに対応するVirtualBoxの最新版は、仮想化機能を高速化するカーネル拡張が搭載され、実用的な選択肢として数えることができるようになったようだ。 GPLに基づくオープンソース版として開発されており、(少なくとも現時点では)個人使用と評価目的なら無償で利用可能だそうだ。 まだ対応していない機能は多いようだが、無償ならば使ってみたいと言う人は多そうだ。
コンピュータ: 工人舎からタッチスクリーン搭載のサブノートが登場
以前にも紹介した格安(9万円弱)のサブノートPCを販売している工人舎から、今度はタッチスクリーンモデルが登場した。 画面を回転させることができるのに、これまではタッチスクリーンではなかったのだが、今回の新機種からタッチスクリーンとなり、タブレットPCとしても使えるようだ。 最も安いモデルで1万円増の99,800円とのことで、やはりこの価格は武器になるだろう。 ただ、よく見たらディスプレイの解像度が800×480のWVGAだった。 携帯電話でもちらほら搭載されるようになったこの解像度をみて、なんだかちょっと悲しくなってしまった。
2007年4月23日
モバイル: DoCoMoから904iシリーズが発表
NTTドコモから、携帯電話端末の904iシリーズ、およびそれに伴う新サービスが発表された。 これまでの命名規則では903iSシリーズとなるべき順番だった(夏モデルは冬モデルのマイナーバージョンアップだった)が、メジャーバージョンアップ扱いと言うことで904iとなったそうだ。
新サービスとして面白いのは904iシリーズが対応する「2in1」と言う機能。 これは、2回線を1つの端末で使えるようにするもので、例えば個人用と会社用と2つの番号を着信できるようになるそうだ。 アドレス帳・着信履歴・メールボックスなども別々にできるほか、片方だけを着信可能状態にすることができるそうで、かなり便利そう。 ソフトバンクのホワイトプランを意識しているそうで、確かに月額945円でもう1つ回線を持てるのは魅力。 ただし、無料通話分などの料金プランがどうなるのか気になるし、さらにかなり致命的なのは結局のところ請求先は同一になると言うこと。 業務で使う携帯電話料金を個人で負担させられている会社も多いと思うが、これではあんまりだ。
他の目玉機能である「うたホーダイ」(Napsterなどと提携した定額音楽配信サービス)や「直感ゲーム」(モーションセンサーにより、振って遊べるゲーム)については、個人的には「2in1」ほどのインパクトは感じられなかった。 特に「うたホーダイ」についてはiPodを持っているし、携帯電話のバッテリー切れにしばしば悩まされる以上、携帯電話で音楽を聴く気になれないので、興味が持てなかった。 まあ、一般的には音楽配信サービスの充実は十分な武器になると思うし、今後他社も対応してくることは間違いないが。
一方、端末でも面白そうなものがいくつかあった。 まずはタッチパッドを搭載したSH904i。 タッチパッドはキー群の一番上に置かれていて、ノートPCで良くある指でなぞったりタップしたりする操作を可能にしたそうだ。 単になぞるだけなら指紋センサーを搭載したauのW51Hでも可能だと思うが、SH904iではタップもでき、ダブルダップで選択、などが出来るらしい。 全体の操作の流れがスムーズにできるのかどうかが気になるところだ。
次にD904iは加速度センサーが搭載されていて、左右上下前後に振ることと機能を結びつけられるそうだ。 これは前述の「直感ゲーム」だけではなく、フルブラウザの使用時(画面の縦横判定)やメール受信時に特定の操作を行うなど、実用的な機能に結びつけられるらしい。 携帯電話のショートカットキーは、機能の増加の割にはキー数の限界があるし、キーの小型化で使いづらくなっているように思うが、こう言うモーションセンサーによる操作は面白い。 マウスジェスチャーのように、ある程度複雑なジェスチャーも対応できるのならなお面白い。 もちろん問題は誤動作などがどれだけ抑えられるかだと思う。
もう一つ面白いと思ったのは6軸手ぶれ補正のカメラ機能を備えるN904i。 その6軸手ぶれ補正にも惹かれるが、WVGAの広い画面、904i唯一のHSPDA対応と言う点も、スペック重視の私には魅力だ。 フルブラウザを2種類搭載しているところも面白そうだ。
以上のように、色々と面白い発表があったが、DoCoMo 2.0なるキャッチフレーズについてはどうかと思った。 上記のように903iSと言う順番だったシリーズ番号を、904iにすることで大きな差があるようにアピールしたり、Web 2.0と言う既に流行りすぎた言葉を今更使ってみたり、本質とは違う部分で勝負しているような印象を逆に受けてしまった。 それだけ、「MNP一人負け」と言うイメージを払拭するために、色々な手を打っていると言うことなのかもしれない。 もちろん、「2in1」のようなサービスは十分にインパクトのあるサービスだと思う。 auも次期モデル発表ではサービス内容で勝負してほしいところだ。
2007年4月22日
Apple: Mac OS X 10.5 Leopardでの新機能に「Live Desktop Graphics」?
Mac OS X関連のニュースを紹介している「Mac OS X News & Topics」にて、Mac OS X 10.5 Leopardの新機能のインサイダー情報が紹介されていた。 もちろんインサイダー情報と言うか、公式なものではないので、数ある推測・噂の一つに過ぎないと考えるのが賢明だろう。
これは、デスクトップの壁紙に関するもので、季節や一日の時間によって壁紙を変化させることができるようになる技術らしい。 既にMac OS Xの壁紙を30分ごとに変更する機能(ただしシステムプリセットの壁紙)もあるが、それをさらに進化させてユーザーでもパターンを作れるようになると言うことだろうか。 Windows Vistaの動く壁紙とはまた違った方向性の拡張のようだ。 まあ、季節にあった壁紙を選ぶと言うのもまた楽しみの一つでもあるので、どこまでの有用性があるのかわからないが、面白い試みではあると思う。
2007年4月20日
Apple: Mac OS Xのセキュリティアップデート公開
Mac OS X 10.3.9および10.4.9の脆弱性を修正するセキュリティアップデートが公開された。 1月に行われていた、Apple関連のバグを見つけ出すプロジェクトによって見つかったバグにも対応しているそうだ。 見つかったのは1月の下旬のようだが、3ヶ月近くたって修正されるのは遅すぎるように思う。 Microsoftへの批判は多いようだが、Appleもしっかりやってほしいと思う。
2007年4月19日
モバイル: ソフトバンク原宿の営業時間が(やっぱり)短縮へ
24時間営業の旗艦店オープンの報道から2ヶ月ちょっと、ソフトバンク原宿の営業時間が朝10時〜夜10時に短縮となると報道された。 短縮となるのはゴールデンウィークあけの5月7日かららしいから、実際に24時間営業していたのは2月10日からのわずか3ヶ月足らずとなる。 新スーパーボーナスの「端末代0円」と同様に、「24時間営業」と言う目を引くキャッチフレーズを前面に打ち出すのはソフトバンクの営業手法なのかもしれない。 だが、このように短期で終了してしまうのでは、Vodafone時代のハッピーボーナス(短期でサービス内容が改悪され、ユーザー離れを招いた)と同様の自体となりかねないと思う。
コンピュータ: Thunderbird 2が正式リリース
Mozillaのメーラー最新版Thunderbirdが、ベータテストを経て正式にリリースされた。 Firefoxと同じGecko 1.8.1系を使い、ユーザーインターフェースを一新している。 主に新機能は、個数無制限のタグ、未読フォルダなどにアクセスしやすくするフォルダビュー、「戻る」「進む」によるメッセージ履歴、Gmailや.Macアカウントの追加が容易になったこと。 Thunderbirdの開発リーダーの一押しはタグ機能のようだ。
私自身も登場を期待していたこともあり、早速使ってみた。 もちろん一番の期待はタグ機能だったので、タグを付けつつフォルダの再整理してみた。 ところが、一度に多数のメールを移動すると、移動先のフォルダからも移動元のフォルダからもメールがなくなってしまっている事態に陥った。 バックアップがあったので元に戻すことは出来たが、冷や汗をかいた。 また、そのタグを複数付けるときも、付ける順番によってThunderbirdがフリーズするなど、よくわからないバグもあるようだ。 これは前からそうなのだが、検索フォルダをつかった表示はお世辞にも高速とは言いがたく、タグを使うことでフォルダ分けを行うという、私の目論見は外れてしまった。 安定化と高速化を望みたい。
2007年4月18日
Web: GoogleからWebアプリケーション版プレゼンテーションソフトが登場へ
Goole Docs & Spreadsheetsで、プレゼンテーションソフトの機能が使えるようになる見込みだ。 これは、アメリカのTonic Systems社を買収して得た技術によるもののようだ。 具体的には、データの共有やPowerPointファイルのインポート・エクスポートが行えるようだ。 元のTonic Systems社の技術がどう言うものなのかわからないが、ブラウザ画面で直接プレゼンテーションが行えるのは面白いと思う。 今年の夏に登場するそうだが、待ち遠しい。
コンピュータ: GeForce 8600シリーズなどが発表
既にゲーマー向けハイエンドの8800シリーズは発表済みだったが、メインストリーム・エントリー向けの8600/8500/8400/8300シリーズがNVIDIAから発表された。 DirectX 10世代の製品で、普及価格帯向けの製品となっている。 8800との一番大きな違いはメモリのバンド幅が狭められていることのようだ。
2007年4月17日
コンピュータ: IntelのコンセプトモデルはPCのカバーに重点
北京で行われているIDFのコンセプトモデルが紹介されていた。 これを見ると本体そのものの紹介はほとんどなく、着目点はそのカバーにあるようだ。 ノートPCにカバーと言うのもあまり付けないと思うが(廃熱に問題がありそうだ)、これらのカバーはUSB接続で、電子ペーパーだったり手書き入力が出来たり、携帯電話などの充電が出来たりと、なかなか興味深い。
2007年4月16日
コンピュータ: IntelからLinux版UMPCが登場
IDF北京で発表される見込みのLinux版UMPCの情報が掲載されていた。 正式な名称はMIDとのことで、ビジネス向け(だったらしい)UMPCよりも、消費者向けの商品となるそうだ。 低価格化の実現のためもあるのか、OSはLinuxを採用しているそうだ。
スクリーンショットにあるアイコンの並び方は、Mac OS XのDashboardウィジェットの選択画面になんだか似ているが、なかなか洗練されている感じである。 もちろん一番気になるのは価格だが、そこまではわかっていないようだ。
2007年4月15日
モバイル: WILLCOMのコンセプトモデル
Gizmodoに3回シリーズでWILLCOM FORUM&EXPO 2007を紹介した記事があった。 会場でのコンセプトモデルを写真入りで見ることができ、なかなか面白かった。 ヘッドホン型、弓なり型、プッシュアップ型 、W-ZERO3の後継機、くま型、メモリーカードリーダー内蔵W-SIM、防犯ベル型、プラモデル型などなど、非常に様々なタイプの提案がなされていたようだ。 現地で見ていたらさぞ楽しかっただろうと思う。
コンピュータ: 次世代Zuneと次世代iPodの噂
噂と言っても、次世代Zuneの方は「情報のリーク」と言うレベルで、ちょっと期待しても良さそう? なんでも、年内に次世代Zuneと小型のZuneの二つが発売される見込みらしい。 まあ、これを期に日本でも発売されたら面白いなあと思うのだが。
一方のiPodについてはもう少し確証は少なそうな噂が立っている。 次世代iPodについては無線を内蔵すると言う憶測もあり、これは実現したらまた購買意欲を刺激しそうだ。 iPhoneとの競合のためにiPod 6Gを遅らせると言うのも気になる噂。 まあ、iPhoneの開発に手間取ってリリースが遅れていると言う可能性も否定できない・・・。
2007年4月14日
Web: FONのFoneraを申し込んでみた
FONの国内アクセスポイント1万カ所突破を記念して、FONのアクセスポイントとなる専用ルーターが本体無料(送料・手数料のみ)で買えると言うので申し込んでみた。 申し込み手順はGIGAZINEさんにある通り。 このFONと言うのは、自分の回線の一部を無線アクセスポイントとして開放する代わりに、他人が開放しているアクセスポイントを利用できる、と言うもの。
これまで発想としては面白いと思っていたのだが、わざわざ導入する気になれなかった。 無料と言うのでいい機会になったと言う訳だ。 届いたら試用レポートを書いてみたい。
Apple: AppleがマルチサイズアイコンのUIを採用へ?
発売が延期されてしまったLeopardに搭載されるとは思えないが、Appleの特許(申請中?)に同一ウィンドウ内で複数サイズのアイコンを表示するというものが見つかったようだ。 現行のMac OS Xのファインダーでも、アイコンのサイズは変えることができるが、これはウィンドウ内で同じサイズで変化すると言うもので、それぞれのアイコンごとに変更は出来なかった。
重要なフォルダのサイズが大きくするなどすれば見やすそうだが、サイズの判断を自動化してくれたらもっと使いやすくなると思う。 良くアクセスするフォルダは大きくする、あまりアクセスしないフォルダは小さくなる、などとなったら面白い。 他にはアプリケーションの配布時に、実行ファイルのアイコンは大きく、ドキュメントなどは比較的小さく、などと言うことも出来そうだ。 Appleらしい面白い特許だと思う。
2007年4月13日
Apple: Mac OS X 10.5 Leopardの発売延期が決定
残念なニュースだ。 次期Mac OS Xである10.5 Leopardの発売延期が決定したそうだ。 元々は今年6月のWWDCで発売発表の予定だったが、10月に延期すると正式に発表されたらしい。 理由はなんと、iPhoneの開発に労力を割かれたためとのこと。
Appleにとっては本業であるはずのMacが、もはや本業ではなくなってしまったのだろうか。 確かに社名からComputerの文字はなくなったが・・・。 Vistaを買うのはLeopardが出てからにしようかと思っていたが、これではその前に購入した方が良いのかもしれない。
2007年4月12日
Web: スピードダイヤル機能を搭載したOpera 9.2がリリース
β版が既に出ていたOpera 9.2が正式リリースとなった。 早速ダウンロードしてつかってみたが、やはりFirefoxに比べると動作速度は断然速い。 新機能のスピードダイヤル機能とは、空白のページの代わりに、よく使う9つのサイトをサムネイル付きで登録して表示できると言うもの。 最初は空白のページなのに、と言う違和感があるが、使ってみると便利そうだ。 キーボードからもアクセスできるのもいい。
2007年4月11日
コンピュータ: 平面ディスプレイの展示会「Display 2007」
この展示会は見てみたかった。 FPDの展示会である「Display 2007」が開かれているらしい。 期日は13日までと平日だけなので、私にはとても行くことは出来ない。
会場には液晶を中心として有機ELの展示もあったようだ。 PC用の展示は少なく、TVまたは産業用が多かったと言うのが残念なところだ。 個人的に凄いと思ったのは2.6型でXGA(1024×768ドット)を実現したエプソンの液晶だ。 携帯電話への搭載が可能なサイズなので、是非これを搭載した携帯電話を見てみたい。
2007年4月10日
モバイル: モバイルGmailが正式サービスとして開始
Gmailの携帯電話向けサービスが正式に開始されたそうだ。 私も以前から試験サービスを利用していたが、特に不具合もなく使えていた。 PCから見るGmailと連動していて、未読・既読やラベル・スターなども連動している。 トップページに表示するフォルダやラベルは選択できるので、長くスクロール必要もなく便利だ。 アクセスにはITmediaの記事にあるQRコードが便利。
コンピュータ: ソニーからゼロスピンドルPCのラインアップが追加
ソニーのPCラインアップが変更され、Vaio type Gに32GBフラッシュメモリ搭載モデルが選択できるようになったそうだ。 このtype Gは、小型軽量・長時間駆動・丈夫をうたったノートPC。 type Uは超小型で実用性に難ありと言う感じだったが、type Gは本格的なモバイルノートと言える。
今回type Gに搭載されるフラッシュメモリはSSDではなく、ただの基盤となっているようだ。 早速ベンチマークなども行われており、やはりハードディスクに比べてディスクアクセスで優れた結果を出したようだ。 今後もSSDなどフラッシュメモリをストレージに採用するコンピュータの選択肢が増えるといいなあと思う。
ゲーム: Xbox 360コントローラに取り付けるキーボードが登場
以前から噂があったようだが、Xbox 360のコントローラに取り付けるタイプのキーボードが登場するそうだ。 画像を見るとこんな装着方法がありなのかと思ってしまう。 一応QWERTYキーボードのようだが、左右の緑のキーとオレンジのキーと組み合わせて使うキーがかなり多そうだ。 また、記事中のEngadgetのコメントでは、「やや重い」と言う感想が寄せられている。 このキーボードはXbox 360でWindows Live Messengerが使えるようになることによる販売らしい。 実機の写真も公開されているようだ。
2007年4月 9日
車: ソニーの着脱式カーナビNAV-Uの試用レポート記事
以前取り上げたソニーの着脱式カーナビ「NAV-U」だが、実際に試用してみたレポート記事があった。 これは、いくつかの同様の着脱式カーナビ(Personal Navigation Device、PNDと言うのが一般的らしい)を比較した連載記事の一つのようだ。
記事によるとなかなかの良い出来であるようで、私が気になっていたダッシュボードへの取り付けも、つるつるでなくてもゲルがついた吸盤のおかげできちんとくっつくようだ。 これはなかなか便利だ。 ちょっと欲しくなってきた。
コンピュータ: 東芝松下より、21型WXGA有機ELディスプレイを開発
東芝松下ディスプレイが、世界最大の21型有機ELディスプレイを開発したそうだ。 画像を見ると、画面部分よりも縁取りの方が大きいので、21型はどこまで含めて21型なのか気になるところ。 また、21型でもWXGA(1280×786ドット)と言うことなので、決して精彩なディスプレイにはなっていないと思われる。 これが製品化されるにはまだまだ道のりが長そうだが、有機ELは非常に綺麗とのことなので、今後の進展に期待している。
2007年4月 8日
モバイル: EMOBILEのEM・ONEの処理能力
EMOBILEの端末EM・ONEの試用レポートが掲載されている。 EM・ONEのスペックについては既報だが、記事で「最強スペック」と言うのもうなずける。
ただ問題はどうも回線速度がオーバースペックと言うか、端末の処理能力が低すぎるようだ。 モデムとしてPCにつないでPCのブラウザで閲覧したときと、EM・ONEで直接閲覧した時とでは、かなりスピードが異なると言う、興味深い結果も出ている。 つまり、端末の処理能力が回線速度に追いついていない訳だ。 Microsoftの新モバイルブラウザ「Deepfish」技術を使えば、まずはサムネイルを表示するだけなので改善されそうだが、これはまだプレビュー段階。 なんとももったいない状況だ。
その一方で、まだサービス提供エリアが東京・大阪・名古屋などに限られているようで、当然群馬は圏外だ。 だからまあ、端末がどうのこうのと言っても縁がないわけだが、どうしても気になってしまうのである(笑)。
2007年4月 7日
ゲーム: Nintendo DS向け「地球の歩き方」
SQUARE ENIXから、Nintendo DS向けの実用ソフトシリーズが発売されるそうだ。 私が一番面白いと思ったのは「地球の歩き方」。 あの本は重くて大変だったが、Nintendo DSにまとまるなら軽くて便利だ。 地図がGPS対応なら最高だったが、流石にそこまでは対応していないようだ。
また、栽培方法などが調べられるガーデニング用ソフトも出るらしい。 私は山などに行くが植物の名前がわからないことがあるので、むしろガーデニングと言うよりも植物図鑑の方が面白いと思った。
2007年4月 5日
Apple: Appleが8コア版Mac Proを発売開始
Appleの最上位デスクトップコンピュータであるMac Proに最上位版が追加された。 このマシンにはクアッドコアXeonが2基搭載され、計8コアとかなりのハイスペックマシンとなるようだ。 驚きなのは、搭載される3.0GHzのXeonは未発表のCPUであること。 Intel Macが発表されたときのCore Duoの様に、何か特別な契約でもあるのだろうか?
肝心の8コアの性能だが、早速本当に早いのかと言う疑問も上がっている。 Photoshopや3Dレンダラーがどれだけマルチコアに対応しているのか知らないが、対応していないのなら、素人考えだが、8つのソフトを同時に動かすときにしかメリットが思いつかない。 まあ、私には確実に宝の持ち腐れとなるマシンなので、次の新製品情報を楽しみにしたい。
2007年4月 4日
コンピュータ: デル 堅牢ノートPC ATG D620開発の経緯
DELLのLatitudeシリーズのマネージャにインタビューした、Latitude ATG D620他の開発の経緯がITmediaに載っていた。 DELLの堅牢ノートPC「ATG」はまだA4ワイドノートのLatitude ATG D620のみだが、記事を読むと、今後新しい機種が追加される可能性もあるようだ。 特にB5ノートでのATG化(堅牢化)を求める声が多いようだ。 私も日本ならA4よりもB5の方がニーズがあると思う。
日本のマネージャにインタビューしているとは言え、デルの製品開発には日本からの意向が反映されていて、ATG D620も日本の製造業からのリクエストがあったようだ。
もちろん、デルは日本以外の国のニーズも聞いていかなければなりません
とも書かれており、こちらの方が実情に近いのだろうけれど。
いずれにしても、日本からの声が取り入れられているのは事実で、良いことだと思う。
私はMacに移ってしまったが、WindowsデスクトップマシンはDELLを使っている。
まあ、値段の安さで購入したのだが、拡張性などもそこそこ良く、満足している製品である。
ただ、単に満足で、記事にあるようにデルとデルの製品を好きになってほしい
と言う感覚ではなかった。
そう言う意図を持って開発される、今後のDELLの製品は興味深い。
Apple: Google Desktop for Macがリリース
Google Desktop for Mac 1.0がリリースされた。 詳細レビューは英語だがTUAWにて掲載されている。 TUAWには実際のスクリーンショットもあるので参考になる。
これによると、Google Desktop for MacはWindows版同様にコンピュータ内のファイルをインデックス化し、ブラウザなどで検索可能になる。 Gmailも同時にインデックス可能で、Webサイト検索と同じ画面にDesktop検索の結果を表示できるなど、Windows版と検索機能はほぼ同様のようだ。 一方、Googleガジェットは実装されていないという。
対応しているのはMac OS X Tiger以降で、つまり、OS標準のインデックスサービスであるSpotlightが搭載されているバージョンのみに対応していることになる。 また、未実装ではあるもののGoogleガジェットはDashboardウィジェットと似た機能である。 つまり、Google Desktopの機能はやはりMac OS Xユーザーには興味のわかないものである。
そこまでは当たり前なのだが、TUAWの記事では、実際にインストールして試した結果が出ている。 記事の筆者はGoogle DesktopのスピードがSpotlightより速いこと(負荷が少ない)とGoogleサービスとの親和性を挙げて、使う価値はあると判断している。 私自身はSpotlightのスピードに不満を感じたことはないし、Googleサービスは多用しているものの、Spotlightの手軽さがあるのなら、わざわざ使わなくても良いかな、と判断している。 Windows XPではOS標準の検索機能を立ち上げるより、常時立ち上がっているブラウザを用いた方が速いが、Spotlightの起動はそれ以上に便利だと思う。 なお、Google Desktopはコントロールキー(Mac版ではコマンドキー)を二回続けて押すと起動する、と言う機能があるが、これが案外誤作動の元となったので、私は使っていない。
一方で、GoogleからリリースされているMac版アプリケーションのページと言うものを初めて知った。 定期的にチェックしておきたいページだ。
2007年4月 3日
空の軌跡SC: 英雄伝説 空の軌跡 the 3rdの追加情報
メールマガジンで告知されたサイト上にて、先日発売決定が発表された空の軌跡 the 3rdの追加情報が公開された。 内容はプロモーション用動画(イベント「ファルコムLIVE 2007」で公開されたもの)、スクリーンショット10枚、キーワード5つの解説。 先日の予想は大半は外れていなかったようだ。 なお、前回公開の絵はカレンダーとして高解像度版が公開されている。
2007年4月 2日
コンピュータ: ハードディスクの物理障害の復旧あれこれ
GIGAZINEにハードディスクの物理障害を実際に修理に出したり情報を集めたりしている記事が掲載されている。 前編・後編・完結編の3回にわたる記事で、話の終わりはなんだかあっけない(むしろこういうこともあるのか、と驚いた)が、実際に故障したハードディスクがどのように修理されるのかなど、色々と参考になった。
実は私もPC-9821Ceを使っていたときに一度SCSIハードディスクの故障を経験している。 その時は結局データは戻ってこなかったが、保証期間内だったので無料修理の対象になった。 もっとも、容量も1GBだったから、今の基準で言えばたいした費用にならなさそうだが、当時はどのような単価で課金されていたのかはわからない。 ともかく、それ以後しばらくは自作のデータはバックアップしていた(と言ってもはじめはフロッピーディスクに移すしかなかった)。
ところが最近はデータの容量が多すぎて、逆にバックアップをしなくなってきてしまった。 特に旅行などの写真が20GB超あるので、次世代DVDでも使わないと一度にバックアップできないのだ。 まあ、少しでもこつこつとやっておくのが肝心なのだろうが、なかなか腰を上げることができない毎日だ。
2007年4月 1日
モバイル: Microsoftがモバイルブラウザの新技術「Deepfish」を公開
Microsoftが新しいモバイル向けブラウザ技術「Deepfish」を公開したそうだ。 これはWindows Mobile向けのブラウザ技術のプレビューで、サーバー側でレンダリングしたWebページのサムネイルをまずロードし、後はバックグラウンドでロードを続けるようだ。 日本の携帯電話でも、キャリアのサーバー側である程度ページを変換してから閲覧するようになっているが、画像のサムネイルを送ると言うのは面白い発想だと思う。 画像のダウンロードは通常よりもサイズが大きくなってしまうような印象があるが、モバイル向けのサイトならともかく、PC向けサイトを閲覧する際には有効な方法に思える。 いずれにしても現状ではJavascriptやcookieに対応していないと言うことなので、今後磨きをかけて、Operaと切磋琢磨していく関係になってくれれば盛り上がると思う。
Apple: 最近使ってみたMac OS Xアプリケーション
- Aurora
-
Macを目覚まし代わりにするソフト。 iTunesの好きなプレイリストを再生できる。 スヌーズなども出来るので、携帯電話をなくしたときにはかなり重宝した。 今はあまり使っていない・・・。
- Hugin
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パノラマ写真を作成可能なソフト。 Linuxにも対応している。 まだ使い方がよくわからないのと、よくわからないので綺麗に合成できないのが悔しい。 DoubleTakeというシェアウェアの方が簡単に綺麗なパノラマ写真を作れるが、ここはフリーソフトを使いこなしたいところ。
- Shupapan
-
リネームソフト。 Windowsにはこう言うソフトはたくさんあるのに、Macとなるとなかなかないことが多い。 Shupapanは高機能で一通りのリネームは出来そうである。
2007年3月31日
コンピュータ: ソニーが創業当時からの拠点の一部を売却へ
ソニーが創業当時からの拠点の一部を積水ハウスへ400億円超で売却するらしい。 跡地はマンションやオフィスなど複合商業施設となる計画だそうだ。
こんな記事を取り上げたのには理由があって、実は私は小学生の頃、当時のソニー本社(記事で言う「旧ソニー本社」と思われる)を見学しにいったことがあるからだ。 「トリニトロン管は凄い技術」のようなパンフレットをもらった覚えがある。 私はウォークマンは持っていなかったが、ウォークマンを入れておく巾着袋のようなものももらって、しばらくソニーのラジオを入れるなどして使っていたことも覚えている。 そう言う意味で、商品の好みはともかく、最も身近に感じるメーカーはソニーなのである。 私の電器製品好き、コンピュータ好きの源流は、ソニーにあると言って間違いない。 その見学しに行ったところが、一部とは言えなくなってしまうのはなんとも寂しい思いがある。
ただ、ソニーが創業したのが日本橋だったと言うのは知らなかった。 朝日新聞の「創業当時からの拠点」と言うのはうまい表現だと思うが、なんともややこしい(笑)。
2007年3月30日
Apple: Windows Vistaに正式対応したBoot Camp 1.2β
Boot Campがバージョンアップし、Windows Vista(32bit版)へ正式に対応した。 また、Apple RemoteがWindows内のiTunesやWindows Media Playerの再生に対応したことも面白そうだ。 Mac OS X 10.5 Leopardがいつ発売されるのか未知数の中、β版ながらもVistaに正式対応したBoot Campが登場したので、私もそろそろVistaのインストールに踏み切ろうかと思っている。
コンピュータ: Intelの45nmプロセスのCPU「Penryn」の詳細が明らかに
Intelが45nmプロセスの新CPU「Penryn」の詳細を公開したそうだ。 Penrynの特徴は45nmプロセス(これまでは65nmプロセス)と言う微細化により、速度向上と消費電力の低下を実現させたことのようだ。 それに加えて、Coreアーキテクチャの拡張を行い、キャッシュが拡張されたり、SSE4命令が追加されたりしている。 また、モバイル向けには待機電力を最小限にする機能や、コアの一つを止めてもう一つをオーバークロックする機能も追加されている。 待機電力を最小限にするのは正当な進化だが、コアの一つに集中してオーバークロックと言うのは面白い。
Penrynが総合的にどのくらい速くなっているのかは、各種ベンチマークを待たなければならないが、少なくとも現行Core 2シリーズに比べればかなりの向上が期待できそうだ。 搭載マシンを早く見てみたいものである。
2007年3月28日
コンピュータ: ヒーター付きのノートPCがモトローラから発売へ
モトローラがヒーター付きのノートPCを開発したそうだ。 発熱が凄いと言う理由の、Gizmodoお得意の皮肉かと思ったら、厳寒地対応のため本当にヒーターを付けてハードディスクを温めているようだ。 どのくらいの気温まで対応可能なのだろうか。 そもそもバッテリーは大丈夫なのか、など、興味深い製品だ。
ゲーム: Xbox 360 Eliteが正式発表
既に1週間ほど前から流れていた情報だが、MicrosoftからXbox 360 Eliteが正式発表された。 Engadgetでは実機の写真も多数掲載されている。 特徴は、黒い筐体に120GBのハードディスク、HDMI端子が付いたことだろうか。 また、併せて120GBのハードディスクと512MBのメモリーカードの国内発売も発表されたそうだ。
これまでPS3には付いているのにXbox 360にはHDMI端子が搭載されていなかったが、これによって横に並ぶし、価格もPS3の20GBモデルより安い設定になっている。 ゲーム機は単純に価格では決められないが、購入意欲の1つになっているのは事実だと思う。 ソニー側の出方が気になるところである。
コンピュータ: Samsungから64GB SSDが発表された
SSDの話題も容量のアップばかりでなんとなく目新しくなくなってきたが、Samsungから64GBの1.8インチSSDの開発が発表された。 今年の第2四半期から量産予定とのこと。
注目すべきは性能の上昇か。 32GBの製品よりも、読み込みが20%、書き込みが60%向上しているそうだ。 ハードディスクに比べたらどちらも十分速いのだろうが、さらに上昇するのも良いことだ。
コンピュータ: HTCから今度はUMPCが登場
先日のエントリーに書いたHTC AdvantageはWindows Mobile機だったが、今度はUMPCが登場している。 HTC Shiftはスライドして立ち上がるキーボードに7インチのディスプレイを備え、大きさはDVDパッケージを重ねた程度らしい。 そのスライドはかなりしっかりした造りで、また、Windows Vista Businessが搭載されAeroも動くと言うからすごい。 予想価格は$2,000以下だそうだが、果たして実際にはいくらになるのだろうか。
2007年3月27日
Apple: WindowsアプリケーションをMac OS X上でネイティブに動かすソフト
CrossOver Macは「互換レイヤーソフト」と言うジャンルのソフトの最新版で、WindowsアプリケーションをMac OS X上でネイティブに動かすことができるそうだ。 これまでIntel MacでWindowsアプリケーションを動かすとなると、Boot CampやParallelsを使ってWindowsをインストールして使う、と言う発想しかなかったが、これはこれで面白そうなアイデアだと思った。
ちょっと調べてみると、オープンソースのWineを商用版として仕立てたものがCrossOverのようだ。 昨年9月時点での記事ではあるが、完全に動くソフトは限定的で、あまり過剰な期待は出来ないのが現状のようだ。 記事ではAdobe Acrobat Readerが動いたとしているが、Mac版もあるのであまり意味がない。 実用性を考えるなら、素直にWindowsをインストールした方が良いようだ。
コンピュータ: CPUとGPUの設計思想の違い
毎度のことながら後藤弘茂氏のコラムは技術的に詳しくて面白いが、「CPUとGPUの大きな違い」と題された記事も面白かった。 というのも、最近のGPUの処理能力の大幅な向上を見ていると、CPUの能力を超えてしまわないのだろうか?などと変な疑問を持ってしまったからだ。 CPUとGPUの構造が違うのだろうとは思っていたが、まさにその疑問にぴたりと答えてくれた記事だった。
記事によれば、CPUとGPUでは設計思想が異なっていて、CPUは複雑な命令を高速に実行することを目指している(目指さなければならない?)のに対し、GPUは複雑な命令は非効率でも良く、簡単な命令をより高速に実行することを目指しているようだ。 ただ、これはNVIDIAから出てきたコメントで、ATIと統合したAMDはまた別の、つまりCPUとGPUを統合させる道を目指しているようだ。 今後どうなっていくのか、興味深いところである。
Apple: Apple TV写真集
先日出荷が始まったApple TVだが、いろいろと写真レポートが出てきている。 そのいくつかにリンクをしておく。 セットアップの様子を撮影した動画はなかなか。 リンク先に書いてある通り、オープニングのムービーは印象的。
2007年3月26日
モバイル: auのMEDIA SKINが店頭での販売開始
au design projectの最新機種、MEDIA SKINが店頭での販売を開始していたようだ。 INFOBARの時は、機能的にもやや物足りない印象があったが、一通りの機能は押さえているようだ。 ディスプレイが有機ELのQVGAになっているのが好印象。
モバイル: 着脱キーボードのWindows Mobile、HTC Advantage
ハイエンドWindows MobileであるHTC Advantageの写真レポートがEngadgetに掲載されている。 ハイスペックなのも興味を引くところだが、キーボードが着脱式と言うのも興味深い。 外した状態でワイヤレスキーボードになれば面白いが、どうなのだろうか。
2007年3月25日
旅行: 海外出張時に便利な携行品リスト
海外出張時に持っていくと便利なものが紹介されている。 私もたまに海外出張するので参考になるかと思いリンクしておく。 書いてあることは確かにその通りで、USB経由の充電は本当に便利だと思う。
2007年3月23日
空の軌跡SC: 英雄伝説 空の軌跡 the 3rdの発売が決定
ファルコムメールマガジンからの情報によると、英雄伝説 空の軌跡 the 3rdの発売が決定したとのこと。 空の軌跡 the 3rdに関するIR情報(PDF注意)によれば、発売日は2007年6月28日。 もう3ヶ月先と間もなくで驚いた。 FalcomサイトのHOT INFORMATIONにも情報がある。
コンピュータ: Firefox 2.0.0.3と1.5.0.11がリリース
FTP処理に関する脆弱性を修正したFirefox最新版がリリースされた。 自動更新や、手動確認による更新も可能。 Mozilla公式サイトからもダウンロードできる。 なお、Firefox 1.5系列の更新は2007年4月24日で終了するとのことなので、早めに2.0系列に移行しておくのが良いようだ。 私は既に移行済みだけれども。
2007年3月22日
コンピュータ: OpenOffice.orgに深刻な脆弱性が発見された
OpenOffice.orgに、システムを完全に乗っ取られる恐れのある脆弱性が発見されたとのこと。 対象バージョンは1.xと2.xと言うことで、それ以外のバージョンがあるのかどうかよくわからないが、とにかくOpenOffice.orgを使っている人は注意した方がいいようだ。 また、現段階で公式パッチは出ていないそうだ。 対応策としては「怪しいファイルは開かない」ことしかないらしい。
OpenOffice.orgはシステムの規模が大きいのである程度仕方がないとは思うが、こうした脆弱性の発見の後、対応までに時間差があるように感じる。 特に日本語版は通常のリリースもワンテンポ遅れるので、ますます時間差が大きい印象だ。 最近のバージョンで更新通知機能がようやく備わったが、今後もアップデートのしやすさは改善していってほしいと思うし、そうしないと脆弱性が存在するままで利用するユーザーが増えて、結局はOpenOffice.orgの評判を落としてしまうとも危惧している。 素早い対応を期待している。
2007年3月21日
ゲーム: ヨーロッパ版PS3の後方互換性の実態
Engadgetが伝えているヨーロッパで発売される新型PS3の後方互換性リストの内訳を見ると、相当数のソフトが動作しない見込みらしい。 日米版の発売時には200タイトルのみに不具合があるとのことだったから、ソフトウェアによる後方互換性になって、互換性が低下したのは間違いないようだ。
ただし、このPS3の後方互換性は完全なソフトウェアによるものではなく、GPUであるGSは搭載したまま、CPUであるEEをエミュレートしたものらしい。 後方互換性の内訳グラフを見て、PSよりPS2の方が動作する割合が多いのは不思議に思っていたが、これも一部ハードウェアはそのまま使っているPS2の方が互換性が高いと言う理由なのだろう。 それにしてもハードウェアのエミュレーションは本当に難しいものなのだなあ、と再認識した。
Web: Google Docs & Spreadsheetsが日本語インターフェースになった
Google Docs & Spreadsheetsのインターフェースが日本語化し、その他日本語周りの機能が改善されたようだ。 もともと日本語を使った文書を扱うことは出来たが、テキストファイルを読み込んだ場合に文字化けが起こったり、日本語用のフォントが用意されていなかったりしたようだが、それぞれ改善されたとのこと。 個人的にはブログ用のネタをメモしておくくらいの使い方しかしていなかったので、あまり重要な改善点ではなかったが、日本語関係の機能が一応整ったと言うことで、今後日本人の利用者は増えていくと予想できる。
ただ、DocsとSpreadsheetsで操作が統一されていないなどの問題はまだ残っているようだ。 元々開発した企業が違うから仕方ないところだと思う。 ちなみに、今現在、Docsはhttpsでの暗号化通信に対応しているが、Spreadsheetsはしていない。 また、Safariにも正式対応していない。
2007年3月20日
コンピュータ: ASUSから反転可能なディスプレイ搭載のUMPC
やはりこれもCeBITの話題。 ASUSブースで展示されていたのは反転可能なディスプレイ搭載のUMPC。 ついこの間のエントリーに書いたFlyBookの最新型と同じ構造だ。 スペックとしては目新しいことはないようだが、価格は$1000以下になりそうと言うのは良い話題だ。
コンピュータ: CeBITでのストレージ製品
PC WatchのCeBITの会場レポート「ストレージ編」を読んでいたら、DVDの読み書き速度が20倍速に達していたとあった。 あまりDVDを使わないせいか、速度にあまり気を払っていなかったら、いつの間にかこんな速度になってしまっていたと言う感じだ。
もちろん、気になって読んだのはハードディスクの方。 ハイブリッド型やSSDなど、色々と展示されていたようだ。 SSDの容量も順調に増加しているようで、価格の低下が待ち遠しい。 ただ、調べてみたらMacBook Proのハードディスクの交換はかなり難しいようだ。 簡単になったと思っていたのはMacBookの方だったらしい。 これはちょっと残念。
2007年3月19日
コンピュータ: トリプルディスプレイ搭載モバイル(?)PCが登場
CeBITにて展示されていたと言うトリプルディスプレイ搭載のモバイル型PCの写真がEngadgetに掲載されている。
3枚ものディスプレイを折り畳んで収納するようだ。
記事にも輸送できるという意味でモバイル
と書いてあるが、その通りだとしかいいようがない。
発想や見た目は面白いのだが、実用的かと言われれば全くそうではない。
これが単なる液晶ディスプレイだったらまだ需要はあったような気もするが、これは単に見た目のインパクトが強すぎるように思う。
2007年3月18日
コンピュータ: FlyBookの最新型V5がCeBITに出展された
タブレットPCとしても使えるコンパクトノートPCであるFlyBookの最新型が、ドイツで開催中のCeBITに出展されているそうだ。 FlyBook V5は日本でも発売されているV33iの後継機にあたり、CPUをCore Duoにするなど強化を図り、Windows Vistaを標準搭載している。 特徴はなんと言っても液晶画面を反転させて画面を外側にして折り畳めること。 画面はタッチスクリーン型になっているので、タブレットPCとしても使える。 これは面白そうだ。
また、SIMカードを挿入するスロットを備えたV5iも存在するそうだ。 V33iでも備えていた機能で、ここにSIMカードを挿入することで携帯電話ネットワークに接続できるようになる。 この辺の機能がヨーロッパでは受けているらしい。
そうそう、FlyBookと言えば液晶画面を上下にも動かせるVMシリーズも出していた。 どのくらい便利なのかわからない(案外キーボードが打ちにくそうだ)が、やはり面白い発想だと思う。
Apple: Microsoft Office 2008 for Macの新機能
ITproでMicrosoft Office 2008 for Macの新機能を解説した記事が掲載されていた。 これは、既報のUniversalアプリケーションとなるMac版Officeの予定されている新機能を、開発版の写真を交えて解説したもの。 Windows版の2007と同様の機能や、Mac版独自の機能も新機能として取り入れているようだ。
2007年3月15日
コンピュータ: PCカードをExpressCardスロットで使うためのアダプタ
私の持っているMacBook ProにはExpressCardスロットが付いているが、PCカードスロットはない。 ExpressCardは高速アクセスが可能と言うことで、それは良いのだがまだ商品があまり出てきていないのが難点である。 先日ExpressCard対応のメモリーカードリーダー・ライターを探しにヤマダ電機に行ったのだが、ExpressCard対応商品を全く見つけることができなかった。 また、Amazonで売っているものもPCカード対応のものに比べると高価である。
そんな状況で、PCカードをたくさん持っていてまだまだ活用したい人向けには良い商品があるようだ。 ExpressCardスロットをPCカードスロットに変換するアダプタで、これを使えばPCカードをExpressCardで使用できる。 ただ、本体からコードがのびる形なのであまりスマートな形にはならない。 また、このアダプタ自体はMac OS Xに対応しているようなのだが、PCカード側がMac OS Xに対応していなくても使えるものなのだろうか。 よくわからない。
2007年3月14日
コンピュータ: Sandiskから2.5インチ32GB SSDが$350で登場
Sandiskから2.5インチのSSDが32GBの容量で登場した。 すでに1.8インチのSSDは発表されていたが、今回は2.5インチ版となる。 価格はPCメーカー向けだが$350で、バッファローの16GBのUSBメモリ(約2万円)と比べても値ごろである。 160GBのSSDはかなり高かったが、容量が少なめのものであれば手が届く範囲にまでなってきたように思う。 ただ、せっかく安くなってもMacBook Proのハードディスクの交換はかなり大変そうなのが残念ではある。
Apple: Mac OS X 10.4.9がリリース
Mac OS X 10.4系列の最新マイナーアップデート版と10.3系列用のセキュリティフィックスがリリースされた。 10.4に関しては10.4.9がリリース、10.3.9向けにはSecurity Update 2007-003がリリースされたとのこと。 iPhoto 6を6.0.6にするアップデートも公開されている。
今回の10.4.9アップデートでは45件もの脆弱性が修正されているとのこと。 10.3.9向けの2007-003も同様の修正が含まれているそうだが、こちらは10.3.10にはならずにSecurity Updateとなっている。
ゲーム: DirectX 10とDirectX 9の画質の比較
DirectX 10の画質がいかに優れているかのスクリーンショットがGizmodoに掲載されている。 差は明らかなのだが、どうしても気になるのは試験したマシンのスペックだ。 もちろん、比較したのは同じスペックのマシンなのだろうが、DirectX 10に対応した最新のグラフィックスボードがなければ結局同じ、と言うのではあまり嬉しくないからだ。 それにしてもFlight Simulator Xの画像は綺麗だなあ。
2007年3月13日
コンピュータ: Microsoft Wireless Entertainment Desktop 8000
「究極のMicrosoftキーボード」試用レポートがGizmodoに掲載されていた。 これは近日発売予定のMicrosoft Wireless Entertainment Desktop 8000の試用レポート。 同製品はWireless Entertainment Desktop 7000の上位機種に当たる、キーボードとマウスのセット商品だそうだ。 7000ではマウスは充電用ドックと電池交換、キーボードは電池交換(と思われる)で充電しているが、8000ではそれをUSBからの充電用ドックで置き換えた仕様になっている。 充電用ドックは4ポートのUSBハブにもなっているので便利そうだ。
ただ、7000と共通の問題点らしいが、ファンクションキーなどが押しにくい、Windowsキーが中央にある、テンキーがないなど、レイアウト上の問題点もあるようだ。 また、マウスを代用するキーがキーボード上にもあるのは便利そうだが、それを使うのに両手を離さなくてはならないので(左にクリック用キー、右に移動用キーと分かれている)、結局のところ活躍の場は限られそうだ。 また、値段も$249と、かなり高額だ。 BluetoothなのにMacは対象外なのも残念なところ(非公式には動くのだろうが、標準以上の動きは出来ないだろうから無意味)。 Microsoft製のマウスは好きで愛用しているが、流石に今回は買う気にはなれなかった。
2007年3月12日
Web: Second Lifeは本当に盛り上がっているのか
スラッシュドットで、Second Lifeが日本で受け入れられるか、と言うストーリーが掲載されていた。 私もたまたま読んでいた「Second Life "不"人気、7つの理由」と言うITmediaの記事もきっかけになったストーリーのようだ。
私もこれまで、RMTが可能なSNSとしてSecond Lifeが紹介されてきた記事を何度か読んでいる。 その感想は、SNSの発展としては面白いし、お金を得られることに夢中になる人はいるだろうが、逆にお金がかかることを嫌うSNSユーザーは多そうだな、だった。 まあ私の場合、仮にやりたくてもMac OS X版が出てくるまでは遊べないのだが。 ともかく、世間的にはかなり注目されているようだし、つい先日Second Lifeを念頭に置いたとしか思えないPlayStation Homeの発表もあったから、ちょっと気になる存在ではあった。
ところが、これが案外不人気と言うか、実際には盛り上がっていないのが実情らしい。
mixiのユーザー数800万に比べると、Second Lifeのユーザー数は全世界でも436万、同じオンラインゲームと比べても、オンラインユーザー数が2〜3万人で、ラグナロクオンラインのピーク時の70万に比べてかなり少ない。
その理由だが、ともかく敷居の高さなどの「面倒」と言う部分が大きいようだ。
何をしていいか分からない
と言うところは、これをオンラインゲームだと考えるからそうなるのであって、SNSだと考えることができれば関係ないのではないかと思う。
まあ、決定的なのは何をするにもお金がいる
ことだと思うが。
それにも関わらず企業などが参入して「盛り上がっているように見える」のは、Second Life内ではなく、外での広告効果(ニュース記事に取り上げられること)を期待して企業が参入するかららしい。 mixiで企業が広告媒体としてコミュニティを運営する際には、極力「広告臭さ」を出さないように苦心した、と報道されていたように思うが、やはり現段階でSecond Lifeに広告を出す企業は、コミュニティ内での盛り上がりはあまり期待していないのかもしれない。
さて、PlayStation Homeの登場によってSecond Lifeも再び注目を集めたのではないかと思うが、両者はどうなるだろうか。 今後の展開に注目したい。
Apple: Intel CPUロードマップとMacのリリース予測
Intel CPUの新製品ロードマップから、Macの新製品のリリースを予測した記事が掲載されている。 Core 2 Duoが出たタイミングとMacBookシリーズの更新タイミングはずれていたので、確実性はないものの、おおよその見当はつけることができると言う。
今後期待されるIntelの新製品にCentrino Proと言うものがあり、Core 2 Duoを中心とした新しいプラットフォームになっているそうだ。 バススピードの高速化や新グラフィックスチップにより、大きな性能向上が期待されており、これがMacBookに載れば面白そうだ。
一方、デスクトップ(Mac Pro)ではクアッドコアXeonや45nmプロセスの次世代Xeonが期待されているとのこと。 45nmプロセスの採用により、性能は最大20%アップ、消費電力は最大30%ダウンするというから頼もしい。 Xeonのようなサーバー用CPUにはもちろんだが、モバイル用CPUにも待ち遠しいプロセスだと思う。 そうなれば、MacBook Proの更新にもなるのだろうか。 いずれにしてもまだまだ先のことになるので、今のMacBook Proをじっくりと使い倒したいと思う。
2007年3月11日
コンピュータ: Windows Vista Ultimateの動く壁紙を拡張するDeskScapes
GIGAZINEによると、Windows Vista Ultimate Extrasの一つ、DreamScene(動画を壁紙にする機能)を拡張するソフトがあるそうだ。 記事にはDeskScapesと言う、DreamSceneの製作協力元である会社が出しているフリーソフトが紹介されている。 が、このDeskScapesのインストール方法や使い方のムービーはあるのに、肝心の機能がどう言うものなのか何も書いていない。 何をどう拡張するのかわからないのである。
仕方がないので開発元のStardock社のDeskScapesのページを見に行った。 「ダイナミックに動く壁紙をサポート」「.Dreamフォーマットに対応」「トリガーにより動画を変更可能」「フリー」と言ったあたりが特徴のようだ。 まあ、私はまだVistaを購入していないのだが、こう言うソフトがあるのは参考になった。 まあ、実際に動くデスクトップの動画を見ていたら、背景が動いてもほとんどウィンドウをいっぱいに広げている場合には無意味だし、気が散るだけではないかと思ってしまった。 Mac OS X(私の手元にあるのは10.4 Tiger)には背景を30分ごとに変化させる機能があるが、私にはこれで十分すぎる。
2007年3月10日
Apple: フラッシュメモリ搭載Macサブノートの噂
Appleが2007年下半期にフラッシュメモリ(SSD?)搭載サブノートを発売すると言う噂があるようだ。 本当だとしたら嬉しいニュースだが、気になるのはOSがMac OS Xのミニチュアになると言うこと。 これはMacBookシリーズではない別のシリーズとして発表されると言うことだろうか。 機能的に問題なければ良いし、Apple製PDAも復活しても良いと思うのだが、どうなるだろうか。
コンピュータ: Microsoftの新画像フォーマットHD Photo
Microsoftが新しい画像フォーマット、HD Photoを発表したそうだ。 JPEGよりも圧縮効率が良く、画像の劣化も少ないと言うフォーマットらしい。 Windows Vistaでは標準で対応している他、Photoshop用のプラグインも今回発表されたらしい。 QuickTime用のプラグインも欲しいところだ。
スラッシュドットの議論を見ていると、おおむね普及してほしいと言う意見となっている。 というのも、現状のJPEGでは機能が不十分であるからとのこと。 確かに私もJPEGのノイズで残念な思いをしたことがある。 PNGやJPEG2000などについても意見が出されており、単に実現可能な機能が多いだけでは無意味で、カメラなど処理能力が限られている環境でもスピーディーに扱えることや、インターネットなどでも利用可能にならないと普及しないなどが指摘されていた。 利用のしやすさと言う部分も、重要な機能の一つなのだと再認識した。
2007年3月 9日
コンピュータ: NVIDIA Quadro FX5600グラフィックスカード
またNVIDIAからすごそうなグラフィックスカードが登場している。
Quadroシリーズはワークステーションなどに採用されているプロフェッショナル向けのシリーズで、1GBメモリがとにかく欲しくて買ったDell Presicion 360にも2D向けのQuadroが搭載されていた。
今回のカードはそんなちゃちなものではなくて、ハイエンド映像エフェクトが専門のアーティストが対象
とのこと。
値段も$2,999とプロフェッショナル仕様になっている。
ちょっと面白そうだと思ったのは、これにAppleも興味を持っていると言う開発者のコメント。 Mac ProにはRadeon X2800XTが搭載との噂もあるが、こちらのQuadro FX5600も候補になっているのだろうか?
コンピュータ: Webメールとの親和性が向上したThunderbird 2.0
Thunderbird 2.0の登場を控え、プレビュー記事が登場していた。 既報の通り、複数つけられるタグ機能や「戻る」「進む」ボタンなど、ユーザーインターフェースの改良が主な変更点で、記事ではWebメール的な機能の取り込みと紹介している。 一方で、便利になる一方のWebメールに対し、PC上にインストールして使うクライアント型のメーラーには勢いがないとも指摘している。 どちらももっともな指摘だと思う。
私はGmailを使っているが、ラベルによって整理する方法は面白い。 メールの分別をあまりしない人には関係ないかもしれないが、複数のラベルを付けて管理すると言うのは極めて便利だ。 私は比較的細かくメールを分別するので、どうしてもどちらともつかないメールが出てきてしまうことがあった。 複数のラベルを付けることで、こうした問題は解消できる。
こうした機能がThunderbirdに搭載されることはかなり嬉しい。 私はWindows PCではThunderbirdを使っていて、内容ごとにフォルダ分けしていた。 だが、当然ながら時々内容が複数にまたがるメールもあったので、この複数ラベル機能は非常に助かる。
だが、このようなメーラーの進化の余地と言うのも、あまりないのかもしれない。 今回2.0では見送られたと言うタブ機能は便利そうだが、他に追加してほしい機能はこれといってないのである。 あえて挙げるなら、学習型自動振り分けくらいだ。 次期Apple Mailはスタイリッシュなメールを作成できるようになるそうだが、私から見ればあまり重要ではない部分でしかない。 Windows PCにプリインストールされていることが多い、OutlookやOutlook Expressで十分だと言う意見にもうなづける。 ただ無責任な意見だが、もう少しメーラーは便利になれると思っているので、今後もThunderbirdの革新が続いていってほしいと思う。
2007年3月 8日
ゲーム: PS3のキラーサービスPlayStation Homeが発表
若干フライングもあったようだが、PS3上のSNSサービス、PlayStation Homeが発表された。 Wiiのアバター機能やXbox 360のコミュニケーション機能は人気があるらしいが、それに加えてSecond Lifeに似た一種のSNSに仕上げてきたのはなかなかだと思う。 記事を見る限りPS3のキラーサービスとなりうる可能性があると思う。 ただ、逆に見ると他のゲーム機やPCでも出来ることの集合な訳で、PS3ならではの部分がないと続かないかもしれない。 非常に面白そうなサービスだと思う反面、PS3とPCの境界がなくなるにつれてPS3の存在意義がなくなってしまうのではないかと思ってしまった。
2007年3月 7日
写真: 一眼レフのファインダーに取り付ける液晶画面
これはなかなかのアイデア商品だと思う。 一眼レフカメラのファインダー部分に取り付け、ファインダーの画像を表示できる液晶である。 ベルボン株式会社のZigViewは、ファインダー部分に取り付けるカメラと、可動にした液晶を一体化させている。 一眼レフカメラは背面の液晶画面で確認しながら撮影することが難しく、ほとんどの機種が対応していないそうだが、このZigViewを使えばファインダーを見るのと同じことが液晶画面で可能になる。
まあ私は、昔使っていたミノルタのDiMAGE 7iでは、バッテリーがもったいないからと背面液晶は使わずにファインダー(液晶ファインダーだったが)を使っていたのだけど。 あと、よくわからないのはベルボン社のサイトの価格表示。 希望小売価格が63,000円で、それを赤字で消して44,000円となっている。 これ、期間限定なのか、それともずっとそうなのか、もし後者だとしたら問題がありそうだ。
コンピュータ: Microsoft製のアンチウイルスソフトの実力は最下位レベル
アンチウイルスソフトウェア17種類を比較した結果、MicrosoftのOne Careの検出率が82.40%と最低だったそうだ。 まだまだ参入して日が浅いためにマルウェアに関する情報が不十分なのか、あるいは技術的に検出エンジンが洗練されていないのか。 理由は不明だがとにかく最低で、主催者からは唯一使用を勧めないソフトの扱いを受けている。
逆にトップはドイツのG DATA Security社のAntiVirusKitで、99.45%を検出したと言うからすごい。 確かこの間電気店に行ったときに棚に並んでいたのを覚えているが、ドイツ国内では他を圧倒して評価されていると書かれていた。 ジャストシステムがサポートを行うKasperskyもトップグループの評価になっている。
ただ、こうしたWindowsのアンチウイルスソフトウェアは比較が出来るほど数が多いのに、Macの対応製品は極めて少ない。 Appleからして「Macはウイルスにかからない」などと誤解を与えるようなCMを流してしまっているので、アンチウイルスソフトウェアがあまり盛り上がらないのも無理はないのかもしれない。
2007年3月 6日
Apple: iTunes 7.1がリリース
AppleからWindows Vistaへの対応を強化したiTunes 7.1がリリースされた。 Windows VistaでこれまでのiTunesを使うと、iTunes Storeで購入した曲の再生が出来なかったらしいが、7.1でそれは解消されているようだ。 とは言え、未だiTunes上で取り外し動作をする必要がある、64bit版Vistaに対応していないなどの不具合は残っているようで、完全対応版とは言えないらしい。
一方で、近日発売予定のApple TVへ対応したり、Cover Flow(アルバムジャケットを並べて表示するビュー)の全画面表示に対応したりしているそうだ。 試しに全画面表示をさせてみたが、ジャケットに使っている画像が粗いとちょっと悲しい状況になってしまった。 Apple TVへの対応はまだしていなかったのかとちょっと驚きだ。 もしかすると、iTunesの対応が間に合わなかったためにApple TVの発売が遅れたのだろうか。
2007年3月 5日
モバイル: ストラップになった携帯電話カメラ用の接写レンズ
携帯電話カメラ用のレンズをストラップにつけてしまった製品が紹介されていた。 レンズは接写レンズ一つしかないようだが、携帯電話のカメラをメモ代わりに使う時には便利かもしれない。 個人的には風景写真を携帯電話のカメラで撮影することもあるので、広角レンズが出てくれば面白いと思う。 しかし、レンズをストラップにつけてしまうとは、なかなかのアイデアだと思う。
2007年3月 4日
コンピュータ: デュアルスクリーンのラップトップ
今はやりのデュアルスクリーンだが、やはりコンピュータの世界にもデュアルスクリーンラップトップが存在していたようだ。 リンク先記事のEstari's 2-VUは15インチのディスプレイ(XGA)を2つ搭載しており、なかなかの迫力がある。 問題は値段だろうか。 なんと4350ドルと言うことで、その値段だけの価値があるのかはかなり不明だ。 他に重さやスペックなども気になるが、Gizmodoの記事内容を見る限り、たいしたものではなさそうに見える。 残念ながら話題先行型の製品のようだ。
2007年3月 3日
音楽: PLCの有効活用方法、ネットワークオーディオmusic tap
パイオニアから発表されたmusic tapはPLC(電力線通信)を使ってネットワーク越しにオーディオを再生できるシステムになっている。 グッドデザイン賞を受賞しており、主なターゲットは20〜30代の女性とのこと。 PCとの接続を前提にするといまいち便利さが見えてこなかったが、ネットワークオーディオは良い活用方法だと思う。 ネットワークオーディオなら、電源を必要とる固定設置タイプだが各部屋にあると便利、とPLCとの相性も良い。 これはPLCの活用方法の良い例を示してくれたように思う。
2007年3月 2日
Apple: Radeon X2800XTが次期Mac Proに搭載されるらしい
Appleが開発中とされる次期Mac Proに、ATIのRadeon X2800XTと言うグラフィックスボードが搭載されるらしいとGizmodoが伝えている。 このX2800XTは、少なくとも数値の上ではnVidiaの8800GTXを軽く凌駕するスペックのようだ。 しかも、Mac Proへの搭載のための特注品らしい。 8コアのCPUになるとの噂のMac Proだが、かなり高価な構成になりそうだ。
コンピュータ: ゲイツとジョブスのツーショット
こんな風に一緒に写ることもあるんだ、と言う感じの、ビル・ゲイツとスティーブ・ジョブスのツーショット。 ゲイツが本当に楽しそうに話していると言う感じだ。 私もこんな風に年をとっていきたい。
2007年2月28日
Apple: Parallels Desktop for MacがバージョンアップしてWindows Vistaに対応
仮想化ソフトParallels Desktop for Macの新版が登場したとのこと。 新バージョンの新機能はWindows Vistaに対応した、環境以降ツールのTransporterを搭載した、WindowsアプリケーションがMac OS Xネイティブの様に動作するCoherenceモードの実装のほか、USB 2.0のプラグ&プレイ、Boot Campパーティーションが利用可能になるなど、かなり便利になっている模様。 Windows VistaをBoot Campで使うなら、Parallels Desktopも入手しておきたいところだ。 Mac OS X 10.5 + Windows Vista Ultimate + Parallels Desktopとなると、相当な出費になりそうなので、今からお金を貯めておこうと思う・・・。
2007年2月25日
コンピュータ: 2.5インチ、160GBのSSDが登場
以前、SanDiskから1.8インチで32GBの製品が出ていたが、今回はAdtronと言うメーカーから、2.5インチで160GBと業界最大容量のSSD(Solid State Drive)が登場した。 ここまでくれば容量にも余裕があり、かなり色々な用途に使えると思う。 ノートパソコンに内蔵するにも十分な容量だ。
ところが、その値段を見てびっくり。
まだ予価ではあるが、$80〜$115(ただしGB単価)
とのことで、160GBと言うことは最低でも150万円ほどになる。
いくらフラッシュメモリーが安価になっているとは言え、私が購入できるようになるまでにはまだまだ時間が必要そうだ。
2007年2月24日
ゲーム: ヨーロッパ版PS3はソフトウェアによる後方互換性維持を採用
3月23日にヨーロッパで発売されるPS3は、PS2ソフトとの互換性がさらに低下しているそうだ。 タイトルにあるように、ソフトウェアにより後方互換性を維持し、低コスト化を図ったためらしい。 家庭用ゲーム機は本体の赤字分をソフトで回収するため、少しでも本体を低コスト化したいのだろうが、これは残念なニュースだ。 まあ、本来ならばCellによってエミュレーションすることになっていたようだから、正しい形に近づいたとも言える。 せめてもの救いなのは今後エミュレータの性能向上によって互換性が改善する可能性があることだろうか。 ただし、PS2の完全なエミュレーションはかなり難しいとの予測もある。 いっそのこと、PS2ソフトはPS2で遊ぶ、と割り切ってしまうのも手であるような気もしてきた。
Apple: 3G版iPhoneが2008年1月に登場するとの噂
Macカテゴリーでもないような気もするが、iPhoneの3G版が2008年1月にも登場するとの噂が出ているらしい。 iPhoneはGSM/EDGEと言う欧米で使われている第2世代の規格にしか対応しておらず、第3世代(3G)対応を望む声が出ていた。 特に日本ではGSMが全く使えないので、3GにならないとiPhoneが使えない状態だった。
例によってキャリアはau以外のどちらかになりそうな気配なので、あまり期待はしていないのだが、3G版が出ればiPhoneがますます魅力的な端末となることは間違いない。 ただ、同じようにタッチスクリーン型の端末は各社から出てきているから、Appleものんびりしていると商機を逃すことになるのではないかと思う。
2007年2月23日
Apple: 12インチMacBook Proや黒いiMacなどの噂
以前から噂になっていた12インチMacBook Proの噂に加えて、黒いiMacや8コアのMac Proなど、新しい噂があるようだ。 黒いiMacはiPodやMacBookを見ていると出ていないのが不思議なくらいで、Mac ProもQuadコアのプロセッサを2つ積めば順当に8コアとなるので、「ありそう」な噂だ。 12インチMacBook Proは、15インチを購入した後ではあまり見たくないが、本当だとしたら魅力的な製品になると思う。 15インチMacBookについては、自分自身ちょっと必要性が感じられないので、よくわからない。
一方のソフトウェアはMac OS X 10.5 Leopardが3月下旬に出るらしいのでかなり楽しみだ。 Boot Campも正式版となって搭載されるはずなので、Windows Vistaへの対応がどうなっているのか。 Time MachineやSpacesも便利そうなので、正式発表と発売が待ち遠しい。
2007年2月22日
Web: ヨーロッパでSkype Proサービスが開始
ヨーロッパでSkype Proサービスが開始したとのこと。 これは既報のように導入が予定されていたSkypeOutによる国内通話の定額サービスである。 国内通話の定額(通話一回ごとの接続手数料は必要)の他にも、SkypeIn番号が30ユーロ割引や無料ボイスメール、先着順のSkypeクレジット5ユーロなどがついて5ヶ月10ユーロ、と言うからかなりお得に見える。 特に私はSkypeInも契約しているので、これが30ユーロ割引になるだけでも元が取れてしまう。 と言うより、12ヶ月4000円なので、30ユーロでは逆にお金が返ってきてしまうくらいだ。
単なる国内通話の定額ならば、SkypeOutを多用しない人にはあまり意味のないサービスであることは前回のエントリーで書いた。 だが、もしSkypeInを使っているのであれば、Skype Proにも意味はある。 問題は、日本で展開するSkype Proの内容がこのヨーロッパのサービスと同様になるのか、また、いつ頃から提供されるのかだと思う。 SkypeOutを多用する人は、待ち望んでいる人が多いのではないだろうか。
2007年2月19日
モバイル: イー・モバイルの端末もかなりのハイスペック
日本ではソフトバンク向けに提供されると言う、東芝G900もかなりのハイスペック端末だったが、このたび携帯電話事業に参入するイー・モバイルの端末もハイスペックだ。 なんと4.1型ワイドVGAディスプレイ、デュアルスライド、GeForce 5500搭載なのに薄さ18.9mmとのこと。 携帯電話なのにGeForce搭載と言うのがなんともびっくりだ。
一方、こうして他キャリアでは続々とスマートフォンがリリースされて行く中、auからは何も発表されないのが寂しい。 W-CDMA/HSDPAを採用していない以上、機種の選択肢が減ってしまうのは仕方ないと思うが、そろそろ一機種くらい出てきてくれても良いように思う。
2007年2月18日
モバイル: Nokiaのデュアルディスプレイ携帯電話
この間はデュアルスライドの携帯電話だったが、今度はデュアルディスプレイの携帯電話である。 携帯電話のデュアルディスプレイ自体はそれほど珍しいものではないが、このNokia E90の面白いところはデュアルキーボードとも言うべき構成だろうか。 外身はストレート型端末なのに、ふたを開けるとワイドディスプレイ搭載のQWERTYキーボード端末となる。 写真を見ないとわかりにくいが、こう言うのもありなのかと驚いてしまった。
2007年2月17日
モバイル: デュアルスライドするサムスンの携帯電話
デュアルスライドとタッチスクリーン機能を備えたサムスンのF520が発表されたようだ。 デュアルスライドと言うのは、縦にも横にもスライドすると言うユニークな機能で、横にスライドするとフルキーボードを備えたスマートフォン、縦にスライドすると従来の携帯電話、と言うような感じである。 非常に斬新で、触ってみたいと言う気持ちにさせてくれる。 おそらくスライドさせる方向によって、起動するメニューや機能が違うのだろうから、かなり便利そうに思える。 ただし、キーが押しにくそう・操作しにくそうなのが難点か。
2007年2月16日
コンピュータ: Windows VistaのAeroユーザーインターフェースはやはり高負荷?
先日Windows VistaとXPでは応答性に違いがないという疑わしいレポートがあったが、やはりAeroはシステムに相当な負荷を与えると言うことに間違いはないようだ。 Acer Ferrari 4000というATI MOBILITY RADEON X700 128 MBを積んだラップトップでさえ、異常な発熱に襲われたと言うのである。 通常50〜60°Cで動作しているCPUが、動作温度の限界に近い91°Cに上がったままになってしまうと言うのだから恐ろしい。
わたしも自分のMacBook ProにVistaを入れようかと思っているので、こんな負荷は気になる。 どうもAero機能を切ると元に戻るようなのだが、せっかくVistaにしてAeroを使わないのも癪である。 MacBook ProにVistaを入れたと言う報告もネットに出回ってきているので、良く研究してから導入したいと思う。
2007年2月15日
モバイル: Wホワイトプランと従来プランの料金比較
デジタルARENAのコラムに、「ソフトバンクの新オプション「Wホワイト」はお得なのか?」と言う記事があったので興味深く読んだ。 これによると、一定の条件を定めた状況ではあるものの、Wホワイトが一律お得と言う結果にはならなかったようだ。 むしろ私は、お得になる状況が限定的と言う結果と読み取った。 もちろん、誰もがお得と言う料金プランではないことはわかっていたが、少しがっかりした次第である。
ただ、Wホワイトプランはともかく、ホワイトプランは月々980円で維持できると言うことで、単にソフトバンクユーザーと連絡を取り合うだけなら持っていても良さそうに思える。 ネックになるのは端末料金で、スーパーボーナスの仕組みでは、高級な端末を購入すると割引額が目減りしてしまう場合もあるようだ。 逆に、現在のau端末をソフトバンク以外の通話+メールにとどめ、ソフトバンク端末をソフトバンクへの通話+ネットなどとしてパケット定額をソフトバンク側につければ、月々の料金が割引額分を損しない程度のボリュームになる、とも考えられる。
と、ここまで考えて、「ちょっと買ってみようかな」と思わせておいて、「割引のためにはこちらのオプションもつけなければ」と言うのは、単に出費が増えているだけとも感じてきた。 携帯電話の料金プランはあまりに複雑過ぎで、お得になるのか、考え過ぎで余計な出費をしてしまうのか、よくわからない、と言うより考えるのが面倒になってくる。 そうして私は使い続けてきたauを、これからも使い続けてしまうのである。
2007年2月13日
モバイル: ハイスペックWindows Mobile 6端末、東芝G900
3GSM(GSMの3G)の大会で発表されたと言う東芝のG900はかなりハイスペックなWindows Mobile 6端末らしい。 まず3インチワイドVGA液晶と言うところが目を惹くし、通信機能もHSDPA、WiFi、Bluetoothと充実。 発売されたばかりのWindows Mobile 6搭載と言うところも魅力的。 しかしこの端末、日本ではソフトバンクモバイルからの提供となるらしい。 ちょっと心動かされる・・・。
2007年2月12日
コンピュータ: Windows Vistaがリリースされるまで
ITproに「Windows Vista開発史」と言う興味深い記事が載っている。 これはLonghornと呼ばれていたWindows Vistaの開発の経緯を、それをずっと追ってきたPaul Thurrott氏が時系列に書いたものである。 Longhornへの期待と落胆が書かれており、「そう言えばそうだった」などと懐かしく読むところもあれば、「そう言うことだったのか」と新しい発見もした。
私が知らなかったことで驚いたのは、一度プロジェクトが2004年にリセットされていたことだ。 新機能満載になってしまったLonghornの開発が滞っていたので、もう一度はじめからやり直すと言うある意味英断を行って、今に至っているようだ。 だから、リセットしたからこそきちんとリリースできたと言えるのかもしれない。 興味深い決断だと思う。
2007年2月11日
モバイル: ソフトバンクが24時間営業の大型携帯電話ショップを原宿に開店
携帯電話事業のおかげで事業収益の内容もかなり改善したらしいソフトバンクが、このたび原宿に24時間営業の携帯電話ショップを開店したそうだ。 しかも受付カウンターも70席もあるそうなので、巨大さが感じられる。 ソフトバンクはかなり好調のようだが、auやDoCoMoからは出てこない、新規参入ならではの新鮮さを感じる。
ただし、ここはソフトバンクと言うことなので、何か「オチ」が待っているようでついついあら探しをしてしまう。
まず、24時間営業と言っても登録や故障受付は10時から21時までと言う点。
まあ、通常の店舗に比べても十分に長い時間だと思うが、24時間営業と言う割には、緊急(つまり故障)の対応が出来ないのでは意味がないのではないかと思った。
孫社長が24時間営業についてソフトバンクなら、ケータイで困ったらいつでも最高のスタッフにサポートしてもらえる、という安心感を実現したかった
と語ったようだが、これではあくまで「安心感」で、「安心」の実現ではない。
むしろ、オープンしているのに受け付けないのでは余計に不満は出てくるのではないだろうか。
また、受付カウンターの数も、実際に稼働する数は本当に70なのか。 平日夕方や週末昼間などは多く稼働するのだろうが、それ以外の時間はほとんどのカウンターは閉めている状態になるのではないか。 逆に本当に常に全て開いていたら、人件費が馬鹿にならないと思う。 旗艦店と言うことでイメージ先行、収支は度外視なのかもしれないが、それではいずれ規模の縮小となってしまうと思う。 しっかりと継続したサービスを行ってほしいと思う。
2007年2月10日
ゲーム: Microsoft Flight Simulator Xが発売
やや古い話になるが、Microsoftのフライトシミュレータの最新版、Flight Simulator Xが先月末に発売されていた。 レーシングゲームに興味を持ったのも車の免許を取ってからだったが、今回フライトシミュレータに興味を持ったのも、オランダなどへ出張する機会があり、飛行機を良く使うようになったからだ。 相変わらず自分の影響されやすさには苦笑する。 ただ、24,000もある収録されている民間空港のうち、細かく再現されている1,200にAmsterdam Schiphol空港も含まれているとあっては、実物をどれだけ再現しているのか、あるいは自分がよく見たことのない全体像など、一度確認してみたくなってしまう。 ただし、私の持っているWindowsマシン(Dell Precision 360)は3D性能が不足気味なので、MacBook Pro + Boot Camp + Windows Vistaと言う組み合わせで確認したいところだが、Vistaの購入に踏ん切りが着かずにいるので、まだまだ先になりそうである・・・。
2007年2月 7日
コンピュータ: MicrosoftがOpen XMLフォーマットとOpen Documentフォーマットの変換ツールを発表
Microsoftが自社のOfficeに採用したOpen XMLフォーマットと、Open Office.orgなどに採用されているOpen Documentフォーマットを相互変換するツールが完成したと発表された。 このツールは現在Word文書にしか対応していないが、今後ExcelやPowerPointの文書にも対応していく予定らしい。 だから、完成と言うよりは一部完成と言う感じではある。 ツールはWordのプラグインと言う形でも使え、次期Open Office.orgにも組み込まれる予定とのこと。
SourceForgeでの変換ツールのダウンロードページを見ると、コマンドラインから動作するものもあるらしい。 これをバッチ処理で使えば大量の文書も一括処理できるので便利そうだ。 この変換ツールを利用した場合のレイアウトなどの再現度がどのくらいなのか気になるが、しっかりとしているのであれば、Microsoftのオープンソース製ソフトウェアへの協力姿勢は評価できると思う。
コンピュータ: Vistaは最後のWindows?
"最後のWindows"ついに発売と言う記事があったのでつい読んでみた。
冒頭で引退を予定しているビル・ゲイツ氏にとっては最後のWindows
と書いてあったので、それだけのことかと思ったが、本当に最後のメジャーリリースになると言う見方もあるらしい。
また、Windows LiveのようなWebを通じたアプリケーションの提供により、OSの機能増幅をしていく時代でもなくなってきているようだ。
今後は、セキュリティの完全化など、地味なバックエンドでの機能改善が進んでいくのだろうか。
少し寂しい感じもする。
2007年2月 4日
モバイル: BREW対応au端末に新しいフルブラウザの選択肢、jigブラウザーがオープンアプリプレイヤーに対応
最近のauの携帯電話にはBREWと言う独自のアプリケーションプラットフォームが搭載されていて、これに対応したアプリケーションはauの公認を得る必要があった。 そのため、ユーザーが自作のBREWアプリを開発することは敷居が高く、広まっていなかった。 これに対しauはオープンアプリプレイヤーと言う仕組みをBREW上に作り、Javaアプリケーションが動作するようにした。 今回、DoCoMo向けのフルブラウザアプリケーションとして有名なjigブラウザーがオープンアプリプレイヤーに対応した。
動作写真を見ると、オープンアプリプレイヤーの制限のためか画面サイズを生かしきれていない。 また、オープンアプリプレイヤー全体で1日3MBと言う転送容量制限も厳しいものだ。 こうした制限はある意味仕方ないのかもしれないが、もう少しユーザーの利便性を考えてほしい。
2007年2月 3日
Apple: Skype for Mac 2.5の正式リリース
Skype for Macのバージョン2.5正式版がリリースされた。 Mac版バージョン2.5での新機能・変更点だが、期待していたコンタクトのグループ分けは実現されていないようで残念だ。
2007年2月 2日
コンピュータ: LED内蔵キートップ搭載キーボードの価格
先日報道された韓国LUXEEDのLEDについて、価格の続報があった。 それによれば、価格は129ドルとのことなので、15,000円強となる。 このキーボードを安いか高いかと言われれば十分高いと思うが、見た目のインパクトを考えれば、悪くない値段なのかもしれない。
2007年1月29日
Web: ドイツのGmailはGoogle Mail
ドイツからGmailに接続してみたら、ロゴがGoogle Mailとなっていた。 これは商標の問題で、Gmailと言う名前が使えないためになっているらしい。 日本語版のGmailに接続したのに、ドイツからはGoogle Mailとなるとは、流石は配慮が行き届いている。
2007年1月27日
Web: SkypeOutの新料金体系が発表された
定額制の導入を中心とするSkypeOutの新料金体系が発表された。 この定額制はSkypeProと言う名称で、国内への通話に関しては、これまでの分単位の通話料は不要になる。 ただし、この定額制の導入に先立ち、4.9円程度の接続手数料が必要となった。 4.9円というと、Skypeグローバルレートで固定電話にかけた場合に2分相当、日本国内で固定電話にかければ1分半くらいの通話が出来る料金である。 定額制を導入したとしても一回当たりこれ以上かけないと、接続手数料導入前に比べて割高になってしまう。
これで、定額制を導入した方が得なのかどうかの選択をしなければならなくなったわけだ。 「Skype同士は無料、外にかける場合も分単位の課金のみ」と言うシンプルさもSkypeの魅力だったと思うので、今回の新料金体系は残念だ。 私はSkypeOutをそれほど使わないので、維持費になってしまうような定額制への以降は躊躇してしまう。 また、国内通話であればSkypeを持っている相手も多いので、定額制のメリットも少ない。 そうすると今回の新料金体系は、接続手数料分単なる値上げに過ぎないわけだ。 導入の背景には北米や英国でおこなわれた定額制プランが背景にあるようだが、こちらは接続手数料が無料なので、国内に関しては完全に定額になる。 これでは単純に比較は出来ないだろう。
必ず一定の電話をするようなヘビーなSkypeOutユーザーには、今回の新料金体系は朗報だし、企業としてお得意様に還元していく姿勢は評価できる。 ただ私のようなライトユーザーには今回の料金改定は合わないだろうというのが感想である。
2007年1月26日
Apple: Mac用のHappy Hacking Keyboardが発売
Mac OS用のHappy Hacking Keyboardが発売された。 きちんとコマンドキーが付いており、Macでの利用に便利なようになっている他、Appleキーボードにあるような音量操作やディスクの取り出しも可能になっているようだ。 もしMac miniをまだ常用していたら購入を考えたかもしれないが、流石にMacBook Proに付けてまで使う気にはなれない。 Happy Hacking Keyboardはコンパクトに出来てはいるが打鍵しづらいわけではなく、むしろホームポジショニングを維持して高速タイプできるようになっているそうなので、良い選択肢となったのだろうが、私にはタイミングが遅すぎた。
2007年1月25日
Web: Thunderbird 2のβ版に日本語版が登場
β版でのテストが進むMoziila.orgのMUAであるThunderbirdのバージョン2だが、日本語版も登場したようだ。 β 1の時には日本語版はなかったらしいが、β 2でようやく登場したらしい。 Firefoxはバージョン2になってしばらくたつが、Thunderbirdもバージョン2世代となるので、正式版のリリースが待ち遠しい。
主な新機能は「戻る」「進む」ボタンで閲覧履歴を辿れる事、これまで固定だったラベル(タグと呼ばれるようだ)の種類を自分で増やせ、また複数指定できる事とのこと。 閲覧履歴に関してはむしろこれまで搭載されていなかったことが不思議だが、ラベルについては便利そうだ。 これはGmailのラベル機能を取り入れたものに思えるが、このラベル機能は使ってみるとかなり便利なのでThunderbirdでの搭載は楽しみだ。 ラベル機能の一つと言えるが、「受信トレイとアーカイブ」機能も便利なので搭載されると嬉しい。 まあ、本来の受信トレイと別に、検索フォルダとラベルを利用したラベル用の「受信トレイ」を作ればよい話なのだが。
2007年1月24日
コンピュータ: MicrosoftのZune開発はWMP離れを防ぐ為
Microsoft が一時期WMP互換iPodを実現するため提携を考えていたと報道されている。 WMPのファイルが再生可能なiPodがリリースされれば、iTunesの独占は崩れてしまうから、どの程度提携の話が進んだのかわからないが、話し合いは相当難航を極めたと思われる。 ただ、記事の冒頭には提携を検討と書いてあるが、記事の中で全く触れられていないので、本当に検討していたかどうかはよくわからない。
前後関係は不明だが、MicrosoftはiPodに対してWMPをサポートするオーディオプレイヤーの酷さに失望し、iPodとの提携模索や、オーディオプレイヤーメーカーへの技術協力をしたようだ。 そうは言うものの、結局Zuneの発売に至ったのだから、技術協力をしても満足出来る結果は得られなかったのだろう。 ただ、この記事で重要なのは一番最後にある、WMP離れを防ぐためにZuneを開発したという点だろう。 Microsoftは、結局のところハードウェアが目的なのではなくて、自社のソフトウェアのシェアの維持が目的なのである。 ソフトウェアのシェアによって、コンテンツ保護技術を通したコンテンツの確保も出来る。 記事中のMicrosoftの主張が本当だとすれば、やはりMicrosoftの戦略はしっかりしたものだと感心せざるを得ない。
2007年1月23日
コンピュータ: フラッシュメモリ版のZuneは2007年後半に発売
Microsoft 版のiPodとも言えるZuneのフラッシュメモリ版が、2007年の後半にも発売されるらしい。 AppleのiPodもハードディスク内蔵のiPodより、フラッシュメモリ内蔵のiPod nanoの方が安いし小さいということで人気のようだから、Zuneも同じように売れる可能性はある。 Zuneは無線機能も付いているが、これも同時に強化されるらしい。 タッチスクリーン版のiPodが登場してしまったら霞んでしまいそうだが、それよりも前に発売できるだろうか。
ところで記事中にある写真はデザインコンテストのもので、実際の商品ではないらしい。 こんなにiPodに似た製品を出してきたか・・・と思ったが、そうではなかったようだ。
2007年1月22日
コンピュータ: 各キーにLEDを内蔵したキーボード
韓国のLuxiium Lighting & Technologyが発表した新しいキーボードは、各キーにLEDを内蔵しているとのこと。 各キーで1色ずつしか発光できないものの、512色から選べる上に、発光パターンもプログラムして音楽やアラームと連動させることができるらしい。 単純にバックライト付きキーボードと考えても便利だと思うし、自分の好きなパターンで発光させられれば楽しそうだ。 記事の写真によるとキートップが白と黒と、少なくとも2バージョンあるようだが、私は白の方が色を楽しめて良いなあと思う。
2007年1月21日
モバイル: iPhoneと同じコンセプトの携帯電話「プラダフォン」
LGとプラダの共同開発でタッチパネルスクリーン式の携帯電話が正式発表されていた。 これは、先日発表されたAppleのiPhoneと同じ、タッチスクリーンによるインターフェースを売り物にしている。 iPhoneがOS X搭載なら、プラダフォンはFlashによるUIになっている。 今回の正式発表前からこのLGのプラダフォンは知られていたし、LGの担当者も否定しているので、どちらがどちらを真似したとかそう言うことはなさそうだ。
むしろ偶然なら興味深い。 二つの異なる会社が同じアイデアに至ったのであれば、偶然に加えてこれは一つの傾向と言えるのではないだろうか。 ソフトウェアによる制御はハードウェアの制限がなくより自由な機能を実現しそうに思える。 だから、この傾向が本当のもので、今後広がって行って欲しいと思っている。
2007年1月19日
コンピュータ: 超小型PC OQO model 02
近頃発表されたOQO model 02はなかなか面白そうなPCだ。 CPUは1.5GHz、メモリは1GB、画面は横800ドットに縦480ドットの解像度で、無線・3G・Bluetoothによる通信が可能となっているようだ。 もちろん「PC」と言うだけあって、Windows XPや、どうやらVistaも動作するようなので、出張時の利用に良いかもしれない。 問題は3時間というバッテリーの容量だろうか。
2007年1月18日
コンピュータ: Blu-rayとHD DVD両対応のドライブが発表される
結局規格が分裂してしまったBlu-rayとHD DVDだが、両方のフォーマットを再生可能なドライブがLGより発表された。 これは先日のCESでの発表で、もともとのBlu-rayのドライブにHD DVDドライブの機能を加えた形で、Blu-rayの再生は完全におこなえるが、HD DVDに関してはメニューなどの表示が簡易表示になってしまうらしい。 ただ、この機能差は現段階のことで、1199ドルと言う価格も含めて、今後改善されていくのだろうと予測できる。
この両対応ドライブのお陰で、DVDの規格分裂時にあったような混乱も、同様に緩和されていくのだろう。
ただ、やはり残念なことは、二つのフォーマットを統合できなかったことで、こうした技術的な解決と言うのは私好みの結果だが、結局混乱するのは販売現場なのだなと思った。
ただ、上記の記事の筆者によると、家庭用(映像ソフト)としては両フォーマットで提供されることが増えてきているので、あまり関係しないのではないかと言う見込みらしい。
むしろ、PC用ドライブとして、スペック上の完全性
を求めるユーザーから選ばれるのではないかと言う。
確かに最もな意見で、私も実際にDVD-RAMは使わないのに、サポートしたマルチドライブを購入した覚えがある。
その一方で、実際に使っている規格と言えば、購入時に安かったメディアを使っているのが現状だ。 現在のBlu-rayメディアとHD-DVDメディアの価格はどちらが高いのか知らないが、安い方が受け入れられていくように思う。 ハードウェアの方も、価格が安かったBlu-rayの方が圧倒的に良く売れていたようだ。 ここまで販売量に差があると、今後量産効果による価格下落時まで、この価格差が解消されないのではないかと思うが、安い方が売れると言うのは納得だ。 技術的な差に違いが見出せなければ、誰でも安い方を買うのが当然ではないだろうか。
2007年1月16日
モバイル: au design projectの携帯電話がMoMAのコレクション入り
au design projectから発表されていた携帯電話とコンセプトモデル計4機種が、ニューヨークの近代美術館のコレクションに選ばれたそうである。 au design projectと言えば、衝撃的なINFOBARの商品化に始まりtalbyやneonなど、これまで数機種を商品化している。 今回ニューヨークの近代美術館(MoMA)のコレクションに加わることになったのは、上記の3機種の他に、コンセプトモデルであるMEDIA SKINの4つであるそうだ。
それまでどことなく画一的だった携帯電話に、強烈な個性を与えたこれらの機種が美術館に展示されると言うのは、なんとも興味深い。 こうした工業製品が美術品として認められると言うことと、携帯電話のように今や完全に日用品の一部となったものに美術的な要素が求められるようになったと言うことだ。 auはまだまだ新しいデザインのコンセプトモデルを発表し続けているので、今後の新デザイン、そしてその商品化に期待したい。
2007年1月15日
コンピュータ: ソニーの有機ELフルHDディスプレイはコントラスト100万:1
CESにて発表されたソニーの有機ELディスプレイはフルHD解像度を持ち、コントラストも100万対1に達するらしい。 発売については未定のようだが、かなり鮮やかな映像が期待できそうだ。 また、薄さもフルHDの27型でも10mm以下、11型なら3mmだと言う。 これは一般の液晶に比べてかなり薄いのではないか。 ぜひx.v.Colorと組み合わせて、極めて鮮やかな発色のディスプレイを実現してほしい!
2007年1月14日
コンピュータ: 2007 International CESでのビル・ゲイツ氏の基調講演
2007年のCESでもMicrosoftのビル・ゲイツ会長が基調講演をしたそうだ。 2008年7月に引退することが決まっているゲイツ会長の講演と言うことで大勢の人が集まったようだ。 ただし、来年のCESでもゲイツ会長の講演は続くようだが、来年こそが最後の基調講演となるようだ。
今年の基調講演のテーマは「Connected Experiences」と言うことで、PCを中心とした周辺機器の接続によってどのようなことが経験できるかと言うことらしい。 確かに今のMicrosoftは、PC本体そのものは作っていなくてもOSのWindowsを持っているし、ゲーム機Xbox、音楽プレーヤーZuneと、周辺機器の幅を広げてきている。 Windowsの搭載される機器もPCだけではなくPDAや携帯電話、車、POSやアーケードゲーム機などの組み込み用途にまで広がってきている。 これらは必ずしも全てがネットワークでつながっている訳ではないが、これらを組み合わせたときにどれだけ使いやすく使えるかと言うのはこれから重要になってくると考えられる。
Appleも同様に家庭内のネットワーク化を目指そうとしているようにみえる。 一つのメーカーでホームネットワークのミドルウェア・アプリケーション開発を行っているのはApple、Microsoft、ソニーだけだと言う意見もある。 唯一の日本国内メーカーであるソニーは、PS3がいまいちぱっとしない状況だが、今後どうなるだろうか。 対応製品の数からしてMicrosoftの優位は揺るがないように思うし、同じくMacと言うコンピュータを中心に商品展開していくAppleは、やはり数が理由でMicrosoftに勝つのは難しいのではないだろうか。 そう言う意味ではソニーのゲーム機からと言うアプローチは可能性があったと思うが、結局のところPCに近づいてしまったPS3で戦っていくのはやはり難しいのではないかと感じた次第だ。
2007年1月13日
コンピュータ: Microsoftの月例パッチから一部の既知の脆弱性が漏れる
Microsoftが2007年1月の月例パッチを配布開始したが、Wordの脆弱性は手つかずのままになっているらしい。 このWordの脆弱性は今回パッチが配布された別の脆弱性とともに、既にその存在が指摘されていたが、一つだけパッチが提供されなかったそうだ。 果たして2月の月例で提供されるまで待たなければならないのか、あるいは緊急にMicrosoftがパッチを配布してくれるのか、この脆弱性を利用した攻撃が広がらないことを祈りつつパッチの提供を待ちたい。
コンピュータ: MacworldとCESの注目度はどちらが上か?
私はMacやiPodと、Apple製品を多く使っているのでMacworldの方に注目していたが、一般的にもやはりMacworldの方が魅力的なショーだったようだ。 ショーの規模や参加企業数はちがっても、出品されている商品の話題性から見たら、Macworldの方が上だっただろう。 まあ、それもたった一つのiPhoneによってなされたのだからすごい。
この数日間はあまりにいろいろな情報が流れすぎていて、このブログに書き留めておきたいのにまだ書いていない記事がたくさんある。 少しずつエントリーしておきたいと思う。
それはそうと上記のリンク先の記事で気づいたのだが、ITproと言うサイトは企業システム向けのITニュースを配信しているサイトだったらしい。 私の中では単にIT系と言うだけで見ていたが、今後はきちんと意識して読むようにしたいと思う。
2007年1月12日
コンピュータ: Windows VistaとWindows XP、およびAeroの応答性調査
Microsoftが依頼した調査により、Windows Vistaの速度はWindows XP並みとする結果が出たそうだ。 また、Aeroによる速度の低下もほとんど無いそうで、場合によっては速くなったそうだ。 この時期に発表すると言うことは、Vistaの悪いイメージを払拭して購入を促そうと言うものなのだろうが、それにしては歯切れの悪いレポートである。 どうせなら、Vistaを使った方が全面的に速くなる、と言うレポートの方が、現にユーザーとしてはその方がありがたいし、購入意欲につながったと思うが、流石にそこまでは出来なかったのだろうか。
この調査では「Windows VistaとXPの応答性の違い」と「Windows VistaでのAeroの有無による応答性の違い」の二つの試験が行われている。 記事ではCPUがデュアルコアのマシンが1つしかない、と書かれているが、それは記事中にある調査レポート(全47ページのPDF)を見ると間違いで、実際には2つである。 また、CPUを見てハイエンドマシンではない、と言うような書き方がされているが、私はむしろメモリやグラフィックスボードの方が効いているのではないかと考えた。 調査レポートから引用すると、各システムの構成は以下のようになる。 参考までに、WIndows Vista CapableとPremium Readyの基準も並べてみた。
システム名 | Dell XPS M170 | Dell XPS 600 | Hp a1320y | HP d4100e | 東芝 Tecra M4 | Vista Capable | Vista Premium Ready |
---|---|---|---|---|---|---|---|
CPU | Pentium M 760 (2.0 GHz) | Pentium D 940 (3.2 GHz) | Pentium 516 (2.93 GHz) | Athlon 64 X2 3800+ (2.0 GHz) | Pentium M 740 (1.73 GHz) | 800 MHz | 1 GHz |
メモリー | 1 GB | 2 GB | 512 MB | 1 GB | 1 GB | 512 MB | 1 GB |
グラフィックス | GeForce Go 7800 GTX (256 MB) | GeForce 7800 GTX (256 MB) | Radeon Xpress 200 (256MB) | GeForce 7300 LE (256 MB) | GeForce Go 6200 TE (64 MB) | DirectX 9 対応 | WDDMドライバ対応, DirectX 9対応, 128 MB, ピクセル シェーダ 2.0, 32 ビットの色深度 |
これを見ると、メモリで気になるのはHP a1320yの512MBと言うことで、グラフィックスボードで気になるのはグラフィックスメモリを64MBしか積んでいない東芝 Tecra M4だろうか。 ただ、Aeroに関するテストはDell XPS M170でしか行われていていない。 Dell XPS M170はちょうど一年前のCESで発表された、当時最強のゲーム環境を持つノートPCだったそうだ。 たった一年前の最新鋭機を使って、3Dのユーザーインターフェースによる応答性の低下が見られないと言われても、それは当然のことのように思える。 個人的には「Windows VistaでのAeroの有無による応答性の違い」の調査はあまり意味のない調査に感じた。
順序が逆になったが、一方の「Windows VistaとXPの応答性の違い」の調査も、調査結果ほどはっきりした結果ではないように思える。 特にメモリが512MBと、Vista Capableの下限になっているHP a1320yが気になったので、Vistaの方が速かったと調査で言っているcoldスタートの方を抜き出してみた。 すると、Vistaの方が1秒以上速かった試験は2つだけで、会計ソフトのQuickBooksの起動(5.02秒差)と、エクスプローラによる検索(7.29秒差)だけだった。 Vistaでの検索機能はかなり強化されているようなので、これは技術の進歩と素直に認めたい。
一方、XPの方が1秒以上速かった試験は11になった。 いずれも3秒以内の差であるが、アプリケーションの起動(Picture Manager、Excel、エクスプローラ、Word、IE、Outlook、Adobe PDF)が多いことが目についた。 また、全ての試験結果を足してみると、11秒以上XPが速い結果となり、やはり全体的に見ればVistaはXPより遅いと見るのが正しいのではないだろうか。
他のシステム構成まで個別に見るだけの気力がないが、少なくとも512MBのメモリを持つHP a1320yと言うマシンでは、XPの方が速そうだと言うデータに思える。
まあ、今回の調査はMicrosoftから依頼された訳だから、新製品に好意的な結果になるのは当然のことと判断するしかない。
Google ウェブマスターツールの統計のページに書かれている、「統計、 それは見方によって同じ数値から異なる結果が導かれる唯一の科学である。
— Evan Esar (1899-1995)、アメリカのユーモア作家」と言うのを思い出した。
Apple: 実は未解決だったiPhoneの商標権問題
AppleによるiPhoneの発売前に、CiscoからiPhoneが発売されていた。 Ciscoの商品はVoIP製品、Appleの商品は携帯電話、と若干異なるもののMacworldでの発表に至っていたので、てっきり商標については解決済みだと思っていた。 だが、商標問題は実は未解決だったまま、Macworldでの発表に至っていたようだ。
Appleの主張では、AppleのiPhoneは携帯電話であること、VoIP製品ではiPhoneと言う名称は他にも使われているので問題ないと言う考えのようだ。 「GSMがあるのでVoIPは必要ないと考えた」と言うAppleの主張も、じつはこの商標問題が裏にあったのではないかと思えてくる。 ただ、Ciscoの持つiPhoneの商標が、VoIP製品にとどまらず、携帯電話にも及ぶのだとしたら、Appleは使用許可を受けなくてはならないはずだ。 CiscoもVoIP製品のみで商標を取得しているとは考えにくく、今後どうなるかが興味深い。
2007年1月11日
Apple: Apple TV、iPhoneの追加情報
Macworldで発表されたApple TVやiPhoneについて追加情報を見つけたのでメモ。
- アップル担当者インタビュー
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iPhoneが第6世代iPodではないと発言している。 あくまでiPhoneはiPod機能を持ったコミュニケーションツール、らしい。
- iPhoneのユーザーインターフェース動画レポート
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動作がかなり軽快なのに驚いた。 もちろん、時間のかかる動作はしないように工夫したプレゼンなのだろうが、それにしても軽快。
- Apple TV, iPhone担当者との一問一答
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担当副社長が、Apple TVのハードディスクの容量や、iPhoneの機能アップデートの可能性について答えている。 やはりアプリケーションの追加は自由に出来ないとのことで残念。
モバイル: CESで発表されたスマートフォン
注目度としてはMacworldで発表されたAppleのiPhoneが上かもしれないが、CESで発表されたスマートフォンにも色々と面白いものがあったそうだ。
以前紹介したSamsungの三つ折り端末も紹介されていたようだが、SGH-u740と言う縦にも横にもオープンできる折りたたみ携帯電話も面白そうである。 auから出ているW44S(SonyEricsson製)より遥かにエレガントにまとまっているように見える。 そのSonyEricsson製のM600iも、他のQWERTYキーボード搭載端末よりもすっきりした良いデザインだと思う。 ただ、iPhoneを見てしまった後では、どうしても画面が小さく使いづらそうな印象を受けてしまう。 今後はタッチスクリーンを使った端末が増えていくのだろうか。 国内のメーカーにも期待したい。
Apple: Apple ComputerがAppleへ社名変更
iPhoneの発表記事でも一部触れられていたが、Apple ComputerがAppleへと社名を変更したそうだ。
一般には既にApple、と言えばApple Computerと言う状態だったが、あちこちで指摘されている通り、社名を変更すると言うことはAppleのビジネス内容の変化を示していると思う。 すなわち、コンピュータのハードウェアとソフトウェア(MacとMac OS)を作ってきたこれまでのビジネスだけではなく、iPodやiPhoneなどに代表される周辺機器製造、そして.MacやiTunes Storeのようなサービス・コンテンツビジネスへの展開を素直に表したものなのだろう。 この社名変更を契機に、Appleがこれまで以上にコンピュータ以外のビジネスを広げていくのか、楽しみである。
Apple: 2007年後半にUniversal対応のMicrosoft Officeが発売へ
現行のMS Office 2004 for MacはUniversalアプリケーションではなかったため、対応が望まれていた。 Microsoftは次期OfficeをUniversalアプリケーションとして、Intel Macにもネイティブ対応する予定らしい。 Microsoftからも公式発表が出ている。 記事によれば、このMS Office 2008 for Macでは、Windows版MS Officeとの互換性を重視しているが、Mac版独自のアプリケーションも含まれるとのこと。
Boot CampやParallelsでWindowsそのものをIntel Macで動かしている人にとっては、このOfficeを待つかどうかはちょっと複雑なところだろう。 というのも、Windows版Office 2007が1月末には発売されるのだから、これをWindowsでそのまま動かすのが、互換性の上でも一番問題がない。 もちろん、Officeのみが目的なら、Boot Camp または Parallels + Windows + Windows版Officeよりも、Mac版Office一つを購入した方が格安である。 だが、他のアプリケーションを使うなどの理由で、既にWindowsがをIntel Macで動かしているならば、互換性の点でWindows版Officeを購入した方が安全となってしまう。 まあ、Intel MacでWindowsを使う人はそれほど多くないのだろうが・・・。
Apple: 802.11n対応の新AirMac Extreme
こちらもMacworldにて802.11n(ドラフト段階の規格)に対応したAirMac Extremeが発表された。 これも直前に出てきた情報だったわけだが、噂では2倍または4倍の性能アップだったが、実際に発表されたのは5倍の速度と言うことらしい。 ドラフト段階とは言え802.11n対応の無線製品は既に各社から出ているし、実はMacBookやMacBook Proに内蔵の無線機能も、封印してあるだけで802.11nに対応しているようだ。 他にもUSBハードディスクをつなげて共有可能と言ううれしい新機能もついているらしい。 いっそのことApple TVにもAirMac機能をつけてしまったら良かったのにと思うのだが、そこは同じMac miniの大きさのようだし、両方買って重ねて使ってくださいと言うことか。
Apple: iTV改めApple TVも発表される
MacworldではiPhoneの発表に引き続き、iTVと呼ばれていたMac miniに似た形のセットトップボックスであるApple TVも発表された。 iTunes Storeで購入したビデオなどを家庭のテレビで再生できる商品とのことで、Macと家電をつなぐ商品としてはAirMac ExpressのAirTunes機能に次ぐ商品になると思う。
ただ、私のように狭い部屋に一人暮らしの(しかもテレビはない)状態だと、完全に縁のない商品だ。 正直なところ、各部屋にテレビがあって家族各々が自分の好きな番組を見ていると言う日本では、あまり売れない商品だと思える。 どちらかと言うと欧米の家庭スタイル向けの商品だと思う。 SlashdotでもiPhoneにくらべてあまり盛り上がっていないように見える。
Apple: MacworldでiPhoneがとうとう発表
とうとうAppleから携帯電話「iPhone」が発表された。 タッチスクリーンで操作し、iPod機能を併せ持つなど、これまで噂されてきたタッチスクリーンiPodとiPhoneを合わせた商品になっている。 こうして見ると、別々の商品として流れてしまったものの噂も案外正しかったことになる。
なんと言っても特徴は画面サイズ320ドット×480ドットの3.5インチスクリーンをタッチすると言う操作性だろう。 画面サイズと言う制約をのぞけば、どのようなキーボードレイアウトにするかはソフトウェア制御であり、様々な可能性がある。 現にQWERTYキーボード画面や、iPodの操作画面などがスクリーンショットとして公開されており、これだけでもかなり面白そうだ。
SafariやYahoo!製のIMAP対応のメーラー、カレンダー、アドレスブックなどが搭載されているようだ。 ウィジェットにも対応していると書いてあるが、標準搭載のもの以外に追加は出来ないようになっているらしい。 セキュリティを考慮した結果らしいが、これはかなり残念に思う人が多いだろう。
携帯電話としては3Gには対応しておらず、このまま日本では使えないそうだ。 ただ、無線LANやbluetoothには対応しているそうなので、携帯電話として使えなくてもPDAとして使いたい人は多いのではないだろうか。 iPodとの価格差を考えたら、かなりリーズナブルな価格設定に思える。
コンピュータ: 富士通のUMPCプロトタイプ
Gizmodoで紹介されていた、富士通のUMPCのプロトタイプだが、なかなか洒落たデザインである。 見た目から推測すると、筐体は画面側と背面側の二つに分かれていて、これを45度くらい回転させて使うようだ。 右側に見えている背面側の部分にはボタンらしきものも見える。 ただし、このプロトタイプは実用化の予定はないらしい。 せっかくならデザインコンセプトに留めずに商品化して欲しいが、残念なところだ。
2007年1月10日
コンピュータ: ハイブリッドハードディスクの普及促進にメーカーのアライアンス
シリコンメモリーを1.8インチドライブに詰め込んだSSDの話が出ていたが、全てシリコンメモリーと言うのも現在では容量とコストのバランスではハードディスクに勝てない。 だが、シリコンメモリーは速度や省電力では有利である。 両方のいいとこ取りをしたのがハイブリッドハードディスクだそうで、今後のハードディスクの主流になっていくと言われている。
その普及促進のため、ハードディスクメーカーがアライアンスを作ったと言うのが今回のニュースだ。 アライアンスを結成してどのようなアピールを誰に行っていくのか、記事からは判断できないが、これを機会にハイブリッドハードディスクを採用するPCメーカーが増えると良いなあと思う。
2007年1月 9日
コンピュータ: Windows VistaのSideshowに対応したASUSのノートPC
W5FeはWindows Vistaの新機能であるSideShowに対応したノート型PC。 私は知らなかったので書いておくと、SideShowとはPC本体とは独立したプロセッサ・メモリ・サブディスプレイを使って、規格化されたガジェットを利用可能、と言った機能だそうだ。 このW5FeはASUSからの発売で、メインディスプレイの裏側に小型のディスプレイを搭載している。 まるで折りたたみ式携帯電話のようである。 私は携帯電話のサブディスプレイもあまり活用したことがないので、このSideShowにしても時計ぐらいしか用途が思いつかない。 ただ、PC本体から切り離して、リモコンのように使うことなどもSideShowでは考えられているようなので、そちらの方が面白い使い方が出来そうだ。
コンピュータ: 二つ折りキーボード搭載の三つ折りWindows CE端末S-XGen
筐体を三つ折りにしてQWERTYキーボードを搭載したアイデアが面白いS-XGenがEngadgetで紹介されていた。 写真を見るのがわかりやすいが、単にディスプレイとキーボードを折り畳みにするのではなく、キーボードを半分で折り畳んで三つ折りにしているのが特徴的だ。 ホールディングしやすいようにと言うことなのか、丸みのある筐体と言うのも面白い。 機能的にも充実しているようだが、値段も$1,400と結構するようだ。
こういう、小さいのに色々出来ると言う端末には憧れる。 もちろん、小さいからこそのトレードオフもあり、憧れるだけで実用するには至らない場合が多いのだが、いかに小さくまとめるかと言うところには夢があると思う。 以前もSamsungが二つ折りキーボードを搭載した端末を発表していたが、キーボードの打ちやすさとコンパクトさを両立したうまいアイデアだ。 ただ、丸い筐体だからこそで仕方ないが、S-XGenのキーボードではEnterキーが押しにくそうなのが気になった。
Apple: iWork '07 に表計算ソフト「Numbers」の噂
Macworldの開催が迫っているが、そこで発表が期待されるiWork '07に、表計算ソフトとして「Numbers」か「Charts」が含まれるともっぱらの噂らしい。 Slashdotのストーリーでは、Numbersの商標はいったん登録されたものの取り下げられたとの情報もあるようだ。
これまでiWorkにはプレゼンテーションに使う「Keynote」、文書作成の「Pages」が含まれて一つのパッケージになっていた。 私が購入したMac miniやMacBook Proにも30日評価版がインストールされていたが、やはりプレゼンとワープロだけではわざわざ購入する気にもなれなかった。 表計算ソフトの登場で、ぐっと購入意欲が刺激されそうだ。
2007年1月 8日
コンピュータ: 円柱形のVAIO
CESの開催前で色々と情報が出てきている。 ソニーからは円柱形をしたPCが発表されている。 円形に近いものとしては「大福」と呼ばれたiMacを思い出すが、この円柱形はあくまでPC本体だけのようなので、Mac miniのソニー版と言った感じになるだろうか。 正確な大きさはよくわからないが、Mac miniよりはやや大きいのかな、と言う印象を受ける。 「クッキー缶」と言う表現も、これはこれでうまい表現だと思う。
Mac miniの面白かったところは、同じ形のハードディスクやスピーカーやディスプレイ切り替え器などがサードパーティーから販売されていたことだ。 この円柱形VAIOも、そう言う商品展開がされたら面白いと思うし、買う人は結構多いと思う。 ただ、Mac miniの二番煎じと言われてしまうことはさけられないと思うが・・・。 個人的には、Windows PCよりはMacを選ぶが、直方体か円柱形かと言われたら円柱形を選びたくなってしまうので、是非ともソニーには円柱形周辺機器もシリーズ展開してもらい、積み上げられた写真を見てみたいものだ。
Apple: Microsoft IntelliPoint ソフトウェア 6.1がリリース
Intel MacでMicrosoftマウスのドライバが動かないなどと書いたが、ばっちり動くドライバが存在した。 MACお宝鑑定団さんで見つけたのだが、IntelliPoint と IntelliType のバージョン 6.1がリリースされていた。 ユニバーサル対応などとは書かれていなかったのだが、試しにインストールしてみると問題なく動作した。 6.1と言うからには以前から6.0も存在していたはずで、こちらもおそらくIntel Macで動作していたのだろう。 Microsoftのサイトを自分で探したときには発見できなかったのが悔しい限りだ。
コンピュータ: 拡張色空間xvYCC
今まで知らなかったのだが、RGBやsRGBよりも広い色空間をカバーする標準規格としてxvYCCと言う動画用拡張色空間があるそうだ。 このxvYCCは人間が認識可能なほとんどの色を再現可能とされていて、2005年10月に標準規格として認められていた。 用語辞典を見てみると、xvYCCは日本発の規格であるらしい。
記事を振り返るとソニーはかなり早い段階から商品を発表していたようだ。 この記事によればちょうど一年前のCESにxvYCC対応の回路を組み込んだ大型液晶を発表している。 今回ソニーが提唱したのは、ソニー製品におけるxvYCCの呼称をx.v.Colorとしてロゴを作り、また、業界共通の呼称・ロゴとしての利用だ。 最初記事を読んだときはソニーが提唱した規格だと思い込んでしまったが、標準規格を独自の呼称で呼んで行こうと言うことのようだ。
私の感覚としてはxvYCCよりもx.v.Colorの方が色に関することだとわかりやすいので良いと思うが、これが再現性がきわめて優れた規格だと認知されていくのはなかなか難しいようにも思える。 ただ、より綺麗な画面が使えるのなら使いたいとは思うし、むしろ現在のsRGBが55%の色しか再現性がないと言うことにも驚いた。 だから、是非とも広がって欲しい規格である。 製品も販売され始めているようなので、自分が液晶テレビなどを買うときには、ちょっと気にしてみたいと思う。
2007年1月 7日
コンピュータ: 2006年のネット界隈
昨年末のことだが、ITmediaに2006年を振り返る記事が掲載されていた。 ネットに関連する話題を中心にまとめているようで、携帯電話のナンバーポータビリティー(MNP)は私もオランダから注目はしていたが、上記の記事には書かれていない。 話題になっているのはライブドア、次世代DVD、次世代ゲーム機、SNS、YouTube、Web 2.0、など。 それ以外の話題の「男おやつ」も楽しく読ませてもらった記事だと記憶している。
個人的には次世代DVD、次世代ゲーム機は、事前にかなり盛り上げていた割には、規格の分裂や商品の供給不足もあって、メーカーが期待したほどの盛り上がりにはならなかったのではないかと思う。 特に「高機能化」に焦点を当てた次世代DVDやPS3に関しては、「今で十分」のような満足感や冷めた部分もあって、盛り上がりに欠けたのではないだろうか。
一方で良い意味でも悪い意味でも注目されたのはSNSのmixiだと思う。 株式公開により広く注目を集め、盛り上がっていたが、Winnyで起きた個人情報漏洩事件が飛び火した。 それが原因かどうかわからないが、mixiのアクセス数の伸びにかげりが見えていると言う記事もあった。
ネットからは離れるが、コンピュータ関連ではiMacとMacBook ProにはじまるIntel Macの登場と全シリーズの移行が大きな出来事だったと思う。 個人的にもMacBook Proを購入したので特に印象深い出来事だった。 今年も色々なニュースでわくわくしたいと思う。
2007年1月 5日
コンピュータ: ハードディスクより100倍速いSSD
SanDiskから1.8型のSolid State Drive(フラッシュメモリーを利用したドライブ)が発表されたそうだ。 特徴としては高速・低電力・耐久性があり、特に速度に関してはハードディスクの100倍にもなるそうだ。 ATAドライブとして使えるようになっており、特別な設定を必要としないのも便利そうだ。
問題としては現時点の製品では32GBと言う容量と、おそらく価格が挙げられると思う。 ただし、フラッシュメモリーは低価格化が進んでいるそうなので、SSDの大容量化・低価格化も期待できるらしい。 フラッシュメモリーを使ったゼロスピンドルPCも発売されていたが、今後SSDが一般化すれば、こういう選択肢も増えてくるのではないだろうか。
2007年1月 4日
Apple: Parallels Desktop for Macの最新β版は順調に進化中
元麻布春男氏のコラムにMacBookとParallelsについて書いてあった。 2006年を振り返ってベストハードウェアとベストソフトウェアとして、その二つが紹介してある。
これによるとParallelsのβ版ははかなり順調に進化しているようだ。 まず、これまでは出来なかった、Boot Campによるネイティブなブート環境を、Parallelsの方からも使えるようになったそうだ。 ディスク容量の節約と言うメリットは言うまでもなく、インストールなどの重い作業はネイティブで行い、それ以外はParallelsでMacと同時利用すると言ったメリットも挙げられている。 これが出来る出来ないはかなり大きな違いではないだろうか。
また、共通のクリップボードや、USB 2.0、CD-R/DVDなどのサポートなど、実用に必要な機能は着実に揃ってきているようだ。 とりあえずVista登場後の各種レビューを見てから購入は判断したいが、かなり楽しみである。
2007年1月 3日
Apple: Apple Mailの重複メール削除スクリプト
そう言えば、Apple Mailのユーザー環境移行時に、POPアカウントから重複メールをダウンロードしてしまうことが起こった。 これはどのメールをダウンロード済みなのかのインデックスがないのでしかたないのだが、数が多いと削除も大変である。 このときに役立ったツールがあった。
株式会社スクイズ研究所に掲載されているMail.app用の重複メール削除ツールがそのツールで、Perlスクリプトになっている。 Mac OS Xアプリケーションではないので、実行には多少ターミナルの使い方を知っておいたほうがわかりやすいと思うが、リンク先にやり方が解説されているし、私は問題なく使えた。 非常に便利なツールだと思う。
Apple: Apple Mailの移行完了
Mac OS Xの旧ユーザーアカウントから、すでにサーバーからは削除済みのPOPアカウントのメールを移行させたかったのだが、よくわからないのであきらめることにした。 受信トレイから独立したフォルダに移動していたものは読み込めたし、なんとサーバーには7月からのメールが残っていた(もちろん迷惑メールは削除していたから数は数百程度)ので、最近の分のメールに限って言えば全く問題ない状態だった。 また、8月末からはほとんどのメールをGmailにいったん転送してあったので、こちらからPOPで取得することも可能だった。
と言う訳で、Apple MailのMac OS Xユーザーアカウント間の移行はうまくいかずに終了してしまった。 旧ユーザーアカウントに残っているデータはメールで最後だったので、アカウントは削除した。 ようやくすっきりとした構成で使えることになった訳である。
2007年1月 2日
Apple: Dashboardをイルミネーションで飾ってみた
エントリーするのが遅れたが、Christmas Lightsと言うDashboardウィジェットでDashboardをイルミネーションで飾ってみた。 Dashboardを呼び出した状態で、画面の周りで電球が点滅している様子を再現でき、クリスマス気分を出すのにはちょうど良かった。 イルミネーションのパターンはいくつか変えられる。
問題はこのウィジェットを解除するとき。 普段ウィジェットの表示を解除しているときのように、Dashboardを呼び出し、プラス(+)ボタンをクリック、と言う順番では、ウィジェットを閉じるボタンが隠れてしまう。 ここは面倒だが、ウィジェットを管理するウィジェットを呼び出し、いったん使用不可にするしかない。 使用不可状態では画面下部に出てくるトレイに表示されなくなるが、再び使用可能状態にすればトレイに表示されるので問題ない。
Apple: Apple Storeの初売りは盛況だったらしい
新年早々こんな取材をしている記者さんも大変だと思うが、全国のApple Storeの初売りの様子がレポートされている。 オンラインのApple Storeとは中身が少し異なるそうだが、リアル店舗で販売されていた福袋の中身も別の記事で紹介されている。 見るとiPod nanoを始め形が特徴的なスピーカーJBL on timeや高級イヤホンのSHURE E3cなど、122,000円相当が同梱されていたようだ。 もし私がこれからiPodを買おうとしていれば購入したかもしれない内容だ(笑)。
iPodやiMacなども定価の10%引きで購入できたようだ。 MacBook Proについては記事によって書き方が違うのでよくわからないが、ソフトやiPodアクセサリも割引で購入できたと言うから、普段は定価商売のAppleが色々とサービスをしたようだ。 私は友人と会う用事があったので行かなかったが、ちょうど欲しいものがあればこういう機会に購入するのも良いかもしれない。 年一度と言わずに、ボーナスシーズンにはやって欲しいイベントである・・・。
2006年12月30日
Apple: オランダ国立美術館のDashboardウィジェット
Dashboardウィジェットを探していたところ、他の面白いウィジェットも見つけた。 オランダのアムステルダムにある国立美術館のコレクションを表示するウィジェットで、無料で利用できる。 画像は拡大縮小が可能で、その作品の詳細を解説したページへのリンクも辿れるようになっている。 また、Yahoo! Widget Engine用のウィジェットもあるので、Windowsユーザーでも利用可能のようだ。
ちなみにウィジェットのダウンロードページはオランダ語だが、オランダ国立美術館(Het Rijksmuseum)には英語のサイトもあるので、いろいろ巡ってみると楽しい。 VermeerやRembrandt始め、同館コレクションの画像ダウンロードも行える。
2006年12月27日
Apple: RosettaとUniversalアプリケーション
Mac OS XソフトウェアのIntel CPU対応の方法には、Power PC用のソフトウェアのまま、Rosettaと呼ばれる「Power PC用からIntel CPU用へ変換」する仕組みを利用する方法と、ソフトウェア側がPower PC用とIntel CPU用のコードを両方含むUniversalアプリケーションと言う仕組みを利用する方法の二つがある。 どちらも意識することなく使えるが、Appleの説明によればUniversalアプリケーションの方がより良いパフォーマンスで動くそうだ。 私が購入する前からUniversalアプリケーションは登場していて数も揃ってきているので、いくつか気づいたソフトウェアをダウンロードしてきたのでとりあえず列挙しておく。 とは言え、よく使うソフトウェアは大体がバージョンアップの際にUniversalになっているので、今回探したのはあまり使わないアプリケーションということになる・・・。
今のところIntel Macが原因で困っているのはMicrosoftマウスのドライバがPower PCのみの対応であることだが、これは戻るボタンが使えないなどなので、標準マウスとしては使えるのでそこまで困っていない。
2006年12月26日
Apple: Google CalendarガジェットをMac OS XのDashboardウィジェットで代替
Google Calendarというカレンダーサービスをしばらく前から愛用している。 仕事やプライベートのスケジュール管理がインターネットに接続可能なあちこちから出来るので便利だ。 もちろん、インターネットにつなげないときもあるし、相手と話すときに必要なので手帳も活用している。
Google Desktopのガジェットに、Google Calendar上の自分のカレンダーを表示するものがある。 WWWブラウザーを開かなくても簡単にアクセスできるので便利である。 一方Mac OS XにもDashboardウィジェット(Widget)と言う、Googleガジェットの基となったような機能がある。 ボタン一発で素早くアクセスできるのでかなり便利なのだが、Power PC G4のMac miniでは初回の起動が遅すぎていまいち使いきれていなかった。 MacBook Proに買い替えたところ、起動速度も改善されたので、気を良くしてカレンダーを表示できるものを探してみた。
AppleサイトにあるDashboardウィジェットのダウンロードコーナーには、Google Calendarそのものを表示するものは見つからなかった。 代わりに、iCalのカレンダーを表示するiCal Eventsと言うウィジェットを見つけた。 Google CalendarのカレンダーはiCalで取り込むことができるので、iCalを経由すればこのウィジェットでGoogle Calendarを表示できると言う訳だ。
iCal Eventsのダウンロードだが、上記のページの「ダウンロード」リンクからはエラーが起こって接続できなかった。 代わりにiCal Events制作者のサイトからダウンロード・インストール可能だった。 サイトは英語だが、ウィジェットの表示そのものは日本語にも対応している。
このウィジェットは直近の予定を見るためのものなので、Google Calendarガジェットのようにカレンダー形式で見られる訳ではないが、逆にシンプルで見やすいのは確かだ。 表示するカレンダーも選べるので、予定が多い場合などはウィジェットを複数表示させても面白そうだ。
2006年12月25日
Apple: MagSafeはなかなかの良い使用感
MacBookにもついている、マグネットで着脱する電源コードのMagSafeだが、なかなかの使用感だ。 電気ポットなどでもおなじみの仕組みだが、どうもコンピュータに搭載したのはAppleが初めてらしい。 電源からくるノイズがディスプレイの表示に影響する、という話を聞いたこともあるから、電源に磁石なんて、という発想が支配的だったのかもしれない。 そのノイズのあたりをどのように解決したのかは知らないが、もしかしたらそもそもノイズの話自体が都市伝説だったのかもしれない。
で、このMagSafeに着いている磁石だが、なかなかの磁力で、使い始めはきちんとはずれるのか心配だった。 だが、本体を動かそうとした時にコードが少し引っかかっていた程度で外れてしまった。 触って試してみると、上下方向に斜めに引っ張られると外れやすいようだ。 別にMagSafeに魅力を感じて購入した訳ではないが、案外「当たり」の機能だった。 ただ、ゴミが挟まりショートしてその部分が溶けた事件もあったようなので、ホコリなどには注意したい。
2006年12月22日
Web: Skypeチャットの隠しコマンド
私もたびたび引用しているSkype公式ブログの、2006年人気エントリーに、Skypeチャットで使える隠しコマンドについてが含まれていた。 私は複数でチャットをしたことがないのだが、/alertonでテキストにマッチするとお知らせがくるというのは便利そうに思える。 リンク先でさらに紹介されている国旗の表示も便利だと思ったが、バージョン2.5以上の機能らしく、Mac OS X用の現行バージョンである2.0系列では表示されない。 残念である・・・。
2006年12月20日
Apple: Mac OS Xのユーザー間データ移行
ようやく届いたMacBook Proだが、新規ユーザーを作ってそこにデータを移行しようと考えている。 当初は設定ファイルをいじってSafariの設定が保存されないものかと考えたが、別の原因も出てきたので完全に移行することにした。 よけいなハードディスクアクセスの原因にもなるFile Vaultをオフにしようとしたのだが、数テラバイトの空き容量を要求されたのだ。 File Vaultによって保護されている領域は50GB超とは言え、解除にこれほどの要領を要求されるとは思わなかった。 ファイルを少しずつ移動していく方法なら最終的に保護解除できそうなので、File Vaultの保護をしない新規ユーザーを作り、そこへ移動していくことにした。
まず、iTunesとiPhotoをそれぞれ共有フォルダを経由して移動した。 移行元ユーザーから共有フォルダへは移動できたのに、共有フォルダから移行先ユーザーフォルダへはコピーしかできなかった。 ファイルの所有権の問題かと思って変更してみたがうまくいかなかった。
あとは書類とムービーを移動しつつ、設定ファイルも、FIrefoxやMailなど、それらしいものをコピーした。 これらはライブラリフォルダの中にある。 Firefoxの設定ファイルはApplication Supportというサブフォルダの中にある、Firefoxというフォルダ以下になる。 このApplication Supportには他のアプリケーションも設定を保存しているようだ。
ところが、Mailに関しては移行がうまくいかなかった。 ライブラリフォルダの直下にMailというフォルダがあり、ここに各メールアカウント別にメールが保存されているのはわかるのだが、同様にコピーしてもうまく動作しないのである。 アカウントが全く指定されていない状態で起動するので、認識されていないのは間違いない。 適当にアカウントを指定して起動させ、設定の読み込みも試したが、スマートフォルダとアカウントから独立したフォルダのみしか読み込まれなかった。 ほとんどがIMAPなので構わないのだが、一部POP3によるアカウントもあるので、出来れば移行したい。 Mac miniからはコピーできたのだから、どこかに設定があるはずで、それまでは不便だが2ユーザーを行ったり来たりして使うしかない。
2006年12月19日
Apple: MacBook Proが到着!
待ちに待ったMacBook Proが到着した! とりあえずMac miniからの環境を移行したが、Safariの設定が変更されない問題も引き継いでしまったので、新しいユーザーを作り直す必要がありそうだ。
それにしても、この移行を行うと以前と全く違和感なく作業が開始できる。 File Vaultを設定しているためか移行作業には時間がかかったが、これはなかなか便利だ。 スピードもMac miniに比べればダントツで、CPUクロックが大きいこと、メモリが4倍になったことが十分体感できる。
同じMacからの買い替えで、その意味では新鮮味はあまりないが、私にとっては初めて購入したノート型PCである。 初めて持った感覚は「やはり2.5kgは重い」「(良い意味でも悪い意味でも)画面が大きい」である。 全体のデザインはもちろん満足できるもので、所有欲をかなり満たしてくれる製品だと思う。
私のMac miniにはなかったiLife '06や、iSightも内蔵されているので、少しずつ試していきたいと思う。 Windows XPのCDはないが、Boot CampでLinuxもインストールできるようなことを見た覚えがあるので試してみたい。 一番の問題はそれらを試す時間になりそうだ。
2006年12月18日
Web: Internet Exploer 7のCSS対応状況
「Internet Explorer 7入門講座」と題して、CSSの対応状況が解説されている。 私も先日IE7をインストールしてみたので、CSSの対応状況がどのように改善されたのか、一通りまとまった記事はありがたい。
私も気になっていたcontent属性だが、やはり対応していないようだ。
セレクタや疑似クラスについては対応したようだが、議事要素(:before
や:after
)については記述がないので対応しているのかどうかよくわからない。
IE6からIE7までに5年もかかったことを考えると、改善内容についてはやや物足りない部分があるし、今後を考えた場合にも不安が残るが、どうなるだろうか。
2006年12月17日
Apple: Mac OS X用WWWブラウザーあれこれ
ふとインストールしてあったWWWブラウザをしばらくアップデートしていなかったことに気がつき、アップデート作業をした。 これらはサイトの確認用に入れたものもあるし、使いやすいからとかウェブ開発に向いているとかの理由で紹介されていたのをインストールしたものもある。 常用はしていないが、たまに立ち上げて確認することもあり、それが今日だったと言うわけだ。 せっかくなので下に一覧をまとめておこうと思う。
- Safari
-
Apple自身がリリースしているので、Mac OS X用では普及率が高いと思われる。 動作が軽快なのは良いのだが、なぜか設定が保存されないと言う不具合が起きてしまったため利用していない。 画像を直接iPhotoに登録できたり、オフライン状態で接続できなくても、オンラインになると自動的に再読み込みしたりと、Mac OS Xでの連携は優秀。 WebKitを基に作られているので、WebKitを利用した他のブラウザもSafariと同じレンダリングとなる。
- Camino
-
Mozillaのレンダリングエンジン(Gecko)を利用したMac OS X専用ブラウザ。 そのため、比較的新しいFirefoxと同様のレンダリングとなる。 やはり動作は軽快だが、RSSに対応していないなど、Firefoxに比べて低機能ぶりが目立つようになってきたので利用していない。 拡張機能が使えるようになれば文句なしのブラウザになると思うのだが。
- iCab
-
Carbonで作られており、未だにMac OS 8.5でも動くと言うから驚異的だ。 独自のレンダリングエンジンを持っており、以前はCSSなどへの対応状況があまり良くなかったが、3.0になって相当改善したようだ。 Acid2試験にも合格している(正式版のFirefox/Caminoは合格していない)。 少なくとも、私のサイトを見る限り、SafariやCaminoとほぼ同じレンダリングをしている。
- Firefox
-
WindowsでもIEの代替ブラウザとして定位置を得ているが、Mac版もきちんと拡張機能が使えるし、Windows版とリリースも同時なので、悔しい想いをすることがあまりない。 拡張機能もいろいろ導入して使っている。 リンク先にない拡張機能としては、HTML ValidatorやSage、XHTML Ruby Supportなどを利用している。 たまにSafariやCaminoを使うと、Firefoxの動作がやや遅く感じられるが、普段はあまり気にならない。
- OmniWeb
-
以前は独自レンダリングエンジンを搭載していたが、今ではWebKitを採用している。 一時期英語版しかリリースされていなかったが、今は日本語も含む複数言語版もリリースされている。 30日の試用が可能な有償ソフトウェア。
- Opera
-
ファイルサイズが小さいことと軽快さが売り。 以前はWindows版の開発が先にされていて、Mac版はメジャーバージョンが一つ古い状態のままだったこともあったが、最近は差がないのでうれしい限りである。 CSSへの対応状況も良く、各種プラットホームに移植されているので、プラットホームの違いを意識したくない人には良い選択肢かもしれない。
- SunriseBrowser
-
ウェブ開発者向けのブラウザ。 WebKitを利用している。 文法チェッカーを簡単に起動できるほか、ウィンドウサイズもよくある画面サイズに変更できるなど、便利な機能が備わっている。 また、レンダリング領域がなるべく広くなるようにしているところも好感が持てる。
- シイラ
-
こちらもWebKit利用のブラウザ。 Safariよりも使いやすいブラウザを目指して開発しているとのこと。
2006年12月16日
コンピュータ: フルHD対応ディスプレイの注意点
PC用の液晶ディスプレイをPS3につないだところ、あるディスプレイでは画面が実際よりも縦長になってしまったそうだ。 これは、横の解像度は1920ドットでフルHDテレビと同様のところ、PC用は縦が1200ドット、テレビは1080ドットとPC用が縦に長く、さらに画面全体に描画してしまうためにこうなってしまうようだ。 中には黒い帯で補正してくれるディスプレイもあるようなので、PC用のディスプレイをフルHDテレビの代替としても兼用しようとする場合には注意が必要らしい。
Apple: 注文したMacBook Proが発送された
結局、12インチの噂で決意が鈍らないうちに、15インチMacBook Proを注文した。 このところiPhotoライブラリの崩壊、iTunesもライブラリが崩壊と立て続けに不具合が続いたが、欲望には耐えきれなかったと言うところだ。 15日までの発送と言うことだったが、16日の未明に発送されたことになっていた。 アメリカ時間なら十分に15日だと言うところだろうか。
スペックは15インチディスプレイのCore 2 Duo 2.33GHzモデルからハードディスクだけ200GBに増量した。 BootCampでWindowsも使おうと考えれば、多ければ多い方が良いだろうと思う。 現行のMac miniも外付けFirewire HDDとして利用可能だし、これで当面は余裕が出来そうだ。
手元にWindows XPのライセンスなど余っていないので、どうしてもVistaを購入した方が良いのではないかと考えてしまう。 ただ、まだBootCampもVistaもベータ段階でのレビューばかりなので、正式版でどうなるのか、不明な点が多い。 急ぐ訳ではないので、Vista登場後に情報が揃うまで待ってみようと思う。
2006年12月14日
Web: Skype for Windows 3.0の公式版がリリース
Windows用Skypeの最新メジャーリリースである3.0が正式にリリースされた。 3.0の新機能は、β版公開時の記事に簡単にまとめてあるのがわかりやすい。
Skypeの機能は通常の通話と、SkypeOutをたまに使うくらいで、SkypeInも購入はしたもののあまり活用していないので、私としては公開チャットやSkypecastが便利になったと言われても、あまり魅力は感じない。 一方で、ユーザーインターフェイスが改善されたと言う点は興味がある。 私は上記のようにあまりSkypeを活用してない状態だが、SkypeOutを利用していると、Skypeコンタクトがそれなりに増えてくる。 Skype 2.5ではグループ分けが出来たが、インターフェイスは洗練されているとは言えず、素早く目的のコンタクトに到達できないような状況だった。 これがSkype 3.0でどのように改善されているかが楽しみだ。 今は手元にMacしかないから試せないが、今度Windowsで試してみようと思う。
また、エクストラと言うプラグイン(ウィジェット?)機能も付いたようだ。 こういうプラグイン・ウィジェット機能はMac OS X、Google Desktop、Operaなどが搭載していたが、やはり流行なのだろうか。 Mac OS XやGoogle Desktopのように、一つのアプリケーション内にとどまらず使えるのであれば、いろいろと可能性が見えてくると思うが、OperaやSkypeなどのようにそのアプリケーションに依存するとなると、やれることも限られて利用者もあまり増えないのではないかと思ってしまう。 Skypeはコミュニケーションが基本なので、ゲームやSNS関連のものが盛り上がりそうに見えるが、どうなるだろうか。
Windows版はこのように3.0となったが、Mac版は正式版が2.0台になったところで、2.5のβ版がようやく試験されている状態だ。 Windows版もそうだったのかあまり覚えていないが、2.0ではコンタクトのグループ分けが出来ないなど、やや不便なので、できるだけ早い新版のリリースを期待したい。
2006年12月13日
Apple: 今度はiTunesのライブラリが崩壊
先日、iPhotoライブラリのインデックスが崩壊して登録をやり直すはめになった。 ようやくアルバムの登録も終わったのだが、縦長画像の回転などはしておらず、完全復旧にはまだまだ遠い。 とにかく一仕事終えたと思ってほっとしていたのだが、今度はiTunesのライブラリが崩壊した。
やはり、登録用のインデックスファイルの破損のようだ。 iTunes Library (Damaged)なんて全く嬉しくない名前のファイルが作成されていて、案の定ライブラリからは曲がなくなってしまった。 しかも、iPodをつなげてiTunesが起動したとこでこんな事故が起きたのだが、ご丁寧にiPodの同期までされてしまい、iPod内の音楽ファイルが「購入したもの」以外は全て消滅してしまった。 「購入したもの」だけはiPodからiTunesへ復旧できるらしい。 そんなことができるのなら、他の曲も復旧してほしいのだが、わざわざ機能制限しているようだ。 オリジナルのファイルが残っているだけましだが、インデックス一つの破損でこうなるのも勘弁してほしい。 iPhotoもそうだが、インデックスの再構築くらい出来て当たり前ではないのだろうか。
iPhotoの時の例があるので、Webサイトなどで情報を集めてから復旧しようと思うが、はっきり言ってやる気も起きない。 iTunesライブラリファイルの破損は、ハードディスク容量が十分あるときに起きたので、どうもハードディスクそのものが不安定になっている恐れもある。 ファイル破損の考えられる原因はいくつかある。
まずシンプルに考えられるのは、ハードディスクの耐用年数をそろそろ超えてきているのではないかと言うこと。 このMac miniの使用年数は1年半くらいだが、FileVaultを利用しているので、ハードディスクの読み書き回数が通常よりも増えたのかもしれない。 でもこれはApple公式の使い方で、そんなことが理由でハードディスクの調子が悪くなるのも困りもの。
私が一番不安なのはMac miniを持ち歩いたのが良くなかったのではないかと言うことだ。 車で何度も自宅と実家の間を運んだので、その際にダメージを受けたのかもしれない。 今時のノートパソコンに内蔵のハードディスクなら読み書きのヘッドを電源オフ時に安全な場所へ格納する機能はあるだろうが、一応デスクトップパソコンにカテゴリ分けされるMac miniのハードディスクにそんな機能があるのかわからない。
実は、ハードディスク容量がほとんどなかったときに、既にiTunesのライブラリファイルも破損していた、というのも否定は出来ない。 iPhotoのライブラリを復旧させるときは、余計なことはするまいと思ってiTunesを起動していなかったからだ。
ただ、ハードディスク全体が不安定になったのなら、ライブラリファイルだけが破損して、画像や音楽ファイルにダメージがなさそうなのも不思議な話である。 今後は定期的にライブラリファイルのバックアップを取っておこうかと思う。
2006年12月11日
コンピュータ: Internet Explorer 7をインストールしてみた
先日リリースされたMicrosoftの最新WWWブラウザーであるInternet Explorer 7日本語版を、遅ればせながら私もインストールしてみた。 インストールは最初なぜか英語版のインストーラがダウンロードされてしまったが、やり直したら日本語版がきちんとダウンロードされてきた。 インストール作業自体はほとんど操作することもなく、簡単に終了した。
気になる点としてはまず大きく変わったと言う外観だろうか。 確かにシンプルなものになっていて、画面が広く使えそうな印象を受ける。 タブブラウジングもFirefoxと新規タブを開くボタンの位置が異なるので若干戸惑うが、慣れの問題だと思う。 タブ一覧を画面のサムネイルで表示してくれる機能は便利だし、動作も軽快なので驚いた。 Firefoxにも同じような機能の拡張があるので使ってみようかと思う。
私の使っているDell製のWindows PCはメモリを2GB搭載しているので、少々古いPCとは言えゲーム以外の用途ならば軽快に動作する。 だから、IE 7の動作がFirefox 2に比べて重いのか軽いのかはよくわからない。 Firefoxはメモリを多く使うようになっているので、ハードディスクへのスワップが多く発生するような環境(仕事に使っているPC)では切り替え時などに動作が重くなってしまう。 そう言う環境でIE 7がどのように動作するかが気になるが、私のところでは特に問題なかった。
スタイルシートへの対応状況だが、IE 6よりはかなりましになっているようだが、やはりMozilla/Firefox系統とは動作が異なるようだ。 また、before疑似要素とcontent属性の組み合わせは動作していないように見える。 多用している私としては残念なところだ。
2006年12月 9日
Apple: iPhotoライブラリが崩壊・修復中
iPhotoライブラリが崩壊した。 データベースファイルが破損したようで、もう良く覚えていないが「iPhoto 2または4で作成されたのでアップデートしてください」のようなメッセージが出てきてしまった。 私が使っているのはiPhoto 5なので、メッセージを見る限り使えそうなのだが、起動時にエラーメッセージが出るだけですぐ終了してしまう。 インデックスが破損したのかと思い、iPhoto Libraryフォルダのxmlファイルなどを移動してみたがダメで、どうもLibrary.iPhotoなるファイルが壊れてしまったようだ。 これを移動すると起動するが、アルバムや写真が全く登録されていない、新規の状態になってしまった。
崩壊した原因はハードディスクの容量が少ない状態でライブラリにファイルを追加していたためと思われる。 ハードディスク内からライブラリにファイルを追加して行くと、iPhotoライブラリのフォルダに画像がコピーされて行くので、容量がさらに減少し、最終的にはライブラリファイルを保存する容量すらなくなってしまったのだと考えられる。
上記の作業はインターネットを解約してしまった自宅で行っていたので、翌日会社でこっそり復旧に使えそうなソフトを探してみた。 Googleで検索して見つけたのはiPhoto ExtractorやiPhoto Album Extractorと言う、アルバム情報を復旧してくれそうなソフト。 画像ファイルそのものはそのまま残っているので、これでなんとかなるかと思われたが、一度Library.iPhotoを移動して新規の状態になった関係か、うまく復旧できなかった。
それで、仕方がないので頭の悪い方法だとは思いつつ、全てのファイルをもう一度iPhotoで読み込み直すことにした。 と言っても、iPhotoの場合サムネイルがサブフォルダにあるし、画像を回転させればオリジナルファイルと修正後のファイルの2枚を保存するようになっている。 特にオリジナルファイルから再構築しようと思ったので、かなり面倒な結果になった。
今現在、全てのファイルの読み込みが完了している。 ファイルはなんと7500枚もあった(今回の出張関係で1500枚近く増えていた・・・)。 アルバムもおそらく100くらいは作ってあったので、これから復旧して行かなくてはならない。 まあ、ブログの記事になりそうな旅行の写真もあったので、見直しもたまには良かったのかもしれない。
が、このエントリーを書いているときにあらためてソフトを調べようと思ったら驚きの新事実。 オフィシャルな方法(ただしマニュアルに記載されていない)でライブラリが構築可能だったのだ! どうも検索したときのキーワードが悪かったようで、このページには気づかなかった。 もう完全に画像ファイルは入れ替えてしまったので、この再構築を試すこともできない。 しかし、この「マニュアルに記載されていない」と言うのはどういう理由なのだろうか。 ウェブサイトで公開するような機能があるならマニュアル・オンラインヘルプに記載するのは当たり前で、むしろ、ライブラリファイルが破損しているとプログラムが認識したのなら、再構築をするオプションをダイアログで表示するべきではないのだろうか。 不親切としか表現できない。
モバイル: NokiaのSIMロックフリー携帯電話E61
SIMロックフリーと言う言葉に惹かれてNokia E61の記事を読んでみた。 ビジネス向けの端末で、プッシュ型のEメールソフトウェアに対応しているとのこと。 従来、BlackBerryの日本語端末は少なかったようだが、このNokia E61はその一つに加わるわけだ。
今までよくわかっていなかったのだが、BlackBerryとは、プッシュ型のEメールを中心とした携帯電話端末・サービスのようである。 プッシュ型と言うのは、用は自分から新規メールをチェックするのではなく、ポケベルの様にサーバーから新規メールについて連絡がくる仕組みらしい。 つまり、現行の日本の携帯電話でのメールチェックの仕組みとあまり変わらないように思える。
SIMロックフリーと言う観点からは、auのSIMカードが使えるのかなどが興味深い。 auのグローバルエキスパートサービスは、今は(10月12日から)4機種に増えたようだが、とにかく対応確認機種が少ないし、魅力的な端末がなかった。 追加された端末のうち、Nokia 7360はデザイン的にまだ良いかなと思えるが、他の端末はあまりに昔ながらと言う感じのデザインで、喜んで買う気にはなれない。 仮に通話はできても現行ではEメールが使えないと言うどうしようもない状態なので、auのサービス拡充を祈るばかりだ。
2006年12月 8日
Apple: Mac OS XでもWiiのリモコンを使えるようにするソフト
ゲームにエキサイトしすぎた人たちが思わず放り投げてしまいいろいろと被害(?)が出ているらしい Wiiのリモコンを、Mac OS Xからでも使えるようにしたソフトが紹介されている。 とりあえずモーションセンサとボタンが使えて、Google Earthの操作まで出来るそうだ。 モーションセンサでは正確な操作は難しそうだがなかなか面白い使い方だと思う。
2006年12月 7日
Web: Picasa ウェブアルバムの日本語版が公開
Googleが買収して開発を続けているPicasaから使えるウェブアルバムの日本語版が公開されたそうである。 使える容量は250MBと、Gmailに比べてずいぶん少ない印象を受けるが、Gmailは実際にその容量を使う人がほとんどいないと言う前提の数字なのだろうか。 アメリカでは追加料金を払って容量を増やせるようだが、日本ではまだそのサービスは提供されていないとのこと。 Googleは広告収入が圧倒的と聞いていたが、このように他の収入源も着実に用意してきているのだろう。
一方Webブラウザからも利用できるので、ウェブアルバム自体の利用はMac OSにも対応しているそうだ。 Mac OS X版Picasaそのものも、リリースしてもらいたいところだが。
2006年12月 6日
Apple: 12インチMacBook Proの噂
「噂」と書かれているものに一喜一憂するのもなんだが、12インチサイズで薄型のMacBook Proが登場するとの噂があるそうだ。 気になる性能や価格だが、デュアルコアプロセッサ搭載で、$1,700〜1,800(20万円前後)に落ち着くと見られているようだ。 もう、伝聞の伝聞と言う感じなのだが、本当に出るとしたらぜひとも欲しい商品だ。 まあ、15インチの方のMacBook Pro購入を決意したので、なんでこんなタイミングで、と思ってしまう。
まあ、欲しいときが買い時なので、15インチのMacBook Proは購入しようと思っている。 クレジットカードの利用限度額が厳しいので、今すぐ買えないのが苦しいところであるのだが。 そこで、予想される12インチMacBook Proのダメそうな点を考えて、決意を揺るがないようにしてみたい(笑)。
- ディスプレイ解像度が小さそう
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12インチと言うことは、MacBookの13インチよりも小さいディスプレイサイズになる。 そうすると解像度はMacBookの1280×800よりも大幅に大きくなるとは考えづらく、おそらくそれと同じ解像度になると思われる。 横のピクセル数は許容範囲だが、縦のピクセル数800ドットと言うのはちょっと耐え難い。
- バッテリーの保ちが悪そう
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小型にするのだから、当然バッテリーも小さくなり、動作時間も短くなる。 より動作電圧の低いCore Soloなどを選択する手もあるだろうが、少なくともデュアルコアプロセッサらしいから、Core DuoかCore 2 Duoになる。 また、革新的なバッテリーを搭載するのなら話は別だが、価格を見る限り順当にサイズを小さくしたと言う感じなので、それもなさそう。
- 外部接続アダプタなどが少なそう
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小型で薄型にするのだからその分側面も狭くなり、USBやFirewireなどの数が少なくなる可能性もある。 現在の15インチMacBook Proでは、USBが2つ、Firewire 400と800が1つずつになっているが、削られそうなのはFirewire。 まあ、あまり使わないコネクタではあるが。
- そもそも実現可能なのか?
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噂なのだから言ってもきりがないのだが、MacBook Proと言うブランドで(つまり全体のバランス・機能は維持して)さらに小型化して20万円と言うのは、本当に可能なのか疑わしい。 これが「何となくMacBook Pro欲しい」などと考えているレベルであるなら期待してしまったところだが、「もう現行機種を買うと決めた」と言う段階では疑わしいことこの上ない!(笑)
噂だけでいろいろ妄想できるMacと言うのは本当に面白いコンピュータだと思う。
2006年12月 4日
モバイル: Opera Miniが画像のアップロードでコミュニケーション機能を強化
携帯電話向けブラウザのOpera Miniが3.0にバージョンアップしたそうだ。 Java MIDP 2.0に準拠した携帯電話で利用可能とのこと。 便利になった機能としては、画像のアップロードやRSSフィードの閲覧に対応したことのようだ。 特に画像のアップロードはブログを携帯電話から更新するのには非常に便利で、私も常々欲しいと思っていた機能なのでうらやましく思う。
私の使っているauの場合、全てBREWに移行してしまっていてJavaは利用できなかった。 が、2007年から発売されるW51シリーズ以降に搭載予定のオープンアプリプレイヤーはMIDP 2.0準拠らしいので、Opera Miniも動作しそうだ。 私の使っているW41CAにもPCサイトビューアーとしてOpera 7.60相当がインストールされているが、バージョンアップなどが出来ないので、新機能を使おうと思ったら携帯電話本体を買い替えるしかなかった。 入れ替え可能なアプリとしてブラウザが使えるようになれば、新しい物好きの私としてはうれしいことだ。
2006年12月 3日
Apple: Mac OS X Security Update 2006-007が配布開始
Mac OS Xの最新セキュリティアップデートが公開された。 一部AirMacドライバで任意のコードが実行されてしまう脆弱性が最大危険度のようだ。 私もオランダ滞在を機にAirMacを使い始めたので、早速適用しておいた。 ただし、私の使っているMac miniでは、AirMacの便利さはそれほどでもないのが実情である。 やはり、無線LANの便利さは、持って動けるモバイルならではではないかと思う。
2006年11月30日
コンピュータ: 小型防水ハードディスク
I-O DATAから、小型で防水、しかも122cmからの落下衝撃にも耐えるハードディスクが発表された。 12月中旬から発売とのこと。 価格も小型ストレージとしては安く、商品のプレスリリースを見ても、安価であることが一番の特長のようだ。 当初面白いと思ったのだが、Slashdotの議論で「開発スピードが違うのでいずれフラッシュメモリに追いつかれてしまうのではないか」とあった。 そう考えると、今回の製品の強みは防水性能と言うことになり(SDカードなどの落下衝撃耐性は普通に考えて強そう)、防水が重視される状況があまり思い浮かばなかった私にとって、魅力はなくなってしまった。 人に購入してもらう商品を作るのはなかなか難しいと感じてしまった。
2006年11月25日
旅行: テルアビブベングリオン空港の無線LANはなんと無料
現在、イスラエルのテルアビブにあるベングリオン国際空港からエントリーを書いているが、ここの空港、なんと無線LANが無料で使える。 そう言えば市内で宿泊していたホテルも、ロビーのみではあったが、やはり無料で無線LANが使えた。 ホテルでは11Mbpsであったが、ここベングリオン空港では54Mbpsの高速接続である。 いつクレジットカード情報を入力するのかと思っていたら、接続してしまったのだ。 セキュリティチェックが長時間かかる関係で、搭乗まで待たされる時間が長いので、こう言う配慮なのかもしれない。 それにしても素晴らしい限りだ。
モバイル: 「クローン携帯」はやはり存在していた
携帯電話のIDを複製して不正に通信が可能と言う「クローン携帯」だが、その存在をドコモが認めたそうである。 ただ、ドコモはこれは「クローン携帯」ではないと言っているようで、いまいちよくわからない。 いずれにしても、携帯電話のSIMカード(IDなどの情報が入っている)をきちんと回収せず、また、ID番号を再利用していたため、認証の甘い中国で古いSIMカードが使われて、「クローン携帯」となったらしい。 まあ、SIMカードのIDなどを作成したわけではなく、古いものを流用しただけであるので、「クローン携帯」を作成した、とは言えないのかもしれない。 だが、ある意味では公式に作成してしまったわけで、その意味ではドコモは責められても仕方ないと思う。
こうしたSIMカードの悪用は単にドコモだけの問題ではなく、auにしろソフトバンクにしても、提携先をしっかり選ばないと起こりうる事態だと思う。 ユーザー側としては対策のしようがないので、キャリアにはしっかりと対策を採ってもらいたいものだ。
2006年11月24日
コンピュータ: 「プライバシーを持ち歩く」ことを狙った小型PC「wizpy」がTurboLinuxより発表
TurboLinuxから、音楽プレーヤーにもなる小型PC「wizpy」が発表された。 このストレート型携帯電話にも似た形の小型PCのコンセプトは「プライバシーを持ち歩く」となっている。 内蔵フラッシュメモリにシステム+アプリケーションソフト+データを全て保存し、USBで接続したPCは一時的にシステムを走らせるだけ、となっているようだ。 記事を見ると「wizpy」は単なるUSBメモリにも見えるが、Linuxシステム入りで音楽プレーヤにもなると言うことで「小型PC」と言っているのかもしれない。
値段は3万円未満と言うことで、「小型PC」と聞くとお得に感じる。 ATOKもインストールされているようだから、2.5GBのUSBメモリと考えても、悪くないように思える。 なかなか面白いコンセプトのこの商品、自分の生活スタイルでは有効に活用出来なさそうだが、単に持っているだけでも面白そうだ。
2006年11月18日
Web: Firefox + My Yahoo!でRSSを登録してみた
今更だが、Firefox 2.0のRSS登録機能を試してみた。 Firefox 1.0では、ライブブックマーク機能といって、各記事タイトルがフォルダ内に一覧表示される仕組みだけが用意されていた。 Firefox 2.0となり、My Yahoo!やはてな、Googleパーソナライズドホームなどに登録することが可能になった。 試しにこのサイトのAtomフィードをMy Yahoo!に登録してみた。 動作自体は非常に簡単で、URLバーの右端にあるフィードアイコンを選択し、出てくる画面でMy Yahoo!を選べばよい。 いつも同じ動作をするのなら指定しておくことも出来るので、さらに簡単になる。 My Yahoo!にすでにログインしてあったこともあり、これだけで登録できてしまった。 こうした動作はWebサービス側が登録方法を公開しているから可能なのだろう。
一方で、サポートするソフトウェア側も素晴らしいと思う。 良く、Webサイト自体に「登録用リンク」を用意している場合があるが、仮にこうしたリンクを用意していないサイトでも、Webブラウザで代替できれば操作も統一されていて便利である。 自分の利用しているWebサービス用にリンクがなかった場合でも、ソフトウェア側で対応できれば問題ないわけだ。 ただ、ふと思ったのだが、便利なWebブラウザを使っている人がWebサイトを作った場合、便利なソフトウェアで閲覧することを前提にしてしまい、案外そのWebサイト自体の利便性は低下してしまうのかもしれない。 もちろん全てのWebサービスにWebサイト側が対応することは出来ないから、バランスが難しいところだ。
2006年11月17日
Apple: 飛行機内でのiPod接続サービスが登場
飛行機内でiPodを座席のドックケーブルに接続し、個人ディスプレイで動画を観たり、充電したりできるようになるらしい。 Appleからもプレスリリースが出ている。 私のiPodはPhotoなので、動画を観る事はできないが、充電できると言うのは魅力的だ。 これで電池の残りを気にせずに、長時間音楽を楽しむことが可能になる。 ちょうどKLMもサービスする航空会社に入っているので、シートの登場を楽しみにしたい。 問題は、これがエコノミークラスでも提供されるかどうかか。
2006年11月16日
コンピュータ: デルから30インチ液晶ディスプレイの新製品
デルから30インチ液晶ディスプレイの新製品が発表されたとのこと。 2560 * 1600ピクセルの解像度を持つとのことで、かなり広大なスペースを利用できそうだ。 前からこのサイズのディスプレイは発売されていたが、色の再現性や応答速度の向上が新機能となっている。 気になる値段は$1699と書かれていて、日本円だと20万円を超えるくらいだろうか。 あくまで憧れの対象にしかならなさそうだ。
ゲーム: PS3のハードウェアは完成度が高いとの評価
PS3のハードウェアの完成度が高いと言う評価が出ている。 冷却とサイズや騒音などとの問題を、大型なヒートシンクとファンを利用することで、基本に忠実に解決しているらしい。 また一方、PS2のゲームソフトがPS3では一部動作しない問題も、PS2時代にハードウェア情報を公開しすぎたせいで、ハードウェアを直接操作するソフトが増えてしまい、PS3でのエミュレーションがうまくいかない、とも解説されている。 読んで色々と参考になった記事だった。
2006年11月15日
ゲーム: PS2のソフトのうち、200タイトルは初期PS3では動作せず
予想していたことだしあまり驚かないが、PS2のチップを搭載することにしても、PS2のソフトのうち、200タイトルがPS3では動作しないそうである。 今後アップデートを通じて改善していくとのことだ。 まあ、もともとPCを使っていれば、仕組みがまったく違うハードウェアで同じソフトが動くほうが凄い事なのだが、それをやると明言した以上、貫徹するまでユーザーは納得しないだろう。
コンピュータ: MicrosoftのiPod対抗オーディオプレーヤーZune
Microsoft版のiPodともいえる、Zuneがとうとう米国で発売されたようだ。 上記リンク先の記事では、とりあえず開封してみて、iPodのようにきれいな収納になっているかどうかをチェックしている。 写真を見る限り、かなりiPodを意識していて、うまい梱包になっているように感じる。 画面も大きそうだし、これが刺激になってiPodが改良されれば良いのだけれど。
コンピュータ: 電気コンセントを通じてインターネット通信を行うPLCアダプタ
電気コンセントを通じてインターネット接続できるPLCアダプタが発売されるそうだ。 作ったのはPanasonic。 無線LANにありがちと言う、壁越しで通信できなくなるとか、設定が面倒といった問題を解決しているらしい。 確かに日本ならば家中あちこちに電気コンセントはあるし、PCを使わず同じ電源コンセントに設置して認証すると言う方法はならではであり面白いところだ。
ただ、無線LANの「ケーブルがつながっていない」と言うのは、使ってみると想像以上に自由で良かったので、この電気コンセントの設定が便利でも、運用時にいささか不便になるのは残念だ。 いっそのこと、PLCアダプタにさらに無線をつけて、などと思いついてしまったが、設定を余計に複雑するだけで本末転倒である。 逆に言うと、私自身は無線LANの設定がそれほど面倒とは思っていないので、電力線通信にあまり魅力を感じないのかもしれない。
コンピュータ: デルを始め各社から4コア内蔵Core 2搭載のマシンが登場
Core 2 Extreme QX6700と言う、4コアCPUを搭載したマシンがデルから発表された。 それに少し遅れて、EPSON Directなど、他のメーカーからも同CPU搭載のマシンが発表されている。 Core 2 Extreme QX6700とは、Core 2 Duoを2つ内蔵した形になっており、合わせて4コア内蔵している。 Extremeシリーズはゲーマーなどハイエンド向けの商品だが、Intelは一般消費者向けにも、Core 2 Quadと呼ばれるシリーズを展開し、マルチコア化を進めていく予定のようだ。
この4コアCPUの能力だが、ベンチマークの結果などを見ていると、とにかくそのソフトウェアがマルチコア処理に対応しているかどうかがポイントのようだ。 対応していればCore 2 Duoよりさらに大幅な速度向上が見込めるが、対応していなければほとんど変わらないらしい。 ゲームについても未対応のものがほとんどで、私の使用状況から見ると、恩恵を受けるのはアンチウイルスソフトウェアくらいと言っても過言ではないだろう。
こうして技術の進化を見ていると、つい先日Core Duoが発表されてブームとなったように思っていたが、それがあっという間に4コアになってしまった。 PS3のCellチップは9コアを内蔵すると言う事で、ゲームに特化するためのとてつもない性能だと思っていたが、PCでもこれくらいが当たり前になるのも、そう遠い未来でもないように思えてきた。
2006年11月11日
コンピュータ: 三菱電機から、フルHD対応の25.5インチワイド液晶ディスプレイ
知らなかったのでWikipediaへのリンクを張っておくが、HDCPと言うHD品質での著作権保護機能に対応した、25.5インチのフルHD液晶が三菱から発売されるとのことである。 気になる値段は16万円弱が実売予想価格とのことで、流石にこのサイズはなかなか高い。
コンピュータ: GeForce 8800シリーズのレビュー記事
いつ発表されていたのか知らなかったのだが、nVidiaの最新グラフィックスチップであるGeForce 8800シリーズのレビュー記事があった。 昔はスペック最重視の「ゲーマーPC」にあこがれたものだが、あまりゲームをやらなくなってしまってからと言うもの、こうしたグラフィックスチップの進化に全く着いていけなくなってしまった。 ゲームをやらなくなった理由は、学生時代のお金の問題で、用意できるマシンでは、要求されるスペックを満たせなくなってしまったのだ。 また、自作するのもリスクがあって面倒に感じるようになっていたし、何よりMacに興味が移っていったのが大きいと思う。 一方、最近は働き始めてお金は多少余裕があるものの、ゲームに割く時間がまるでないという状況になっている。
と言う訳で、製品そのものには縁がないと思うのだが、とりあえず技術的には面白そうなのでリンクしておく。 鍵となる新技術は、それぞれ同時処理数に上限があった2種類の処理を、統合型として同時処理数を増やして、ボトルネックを回避して性能向上を図ると言うもの。 通常は専門性を挙げたほうが、低コストでスピードを上げられると思うのだが、そうでもないようだ。
モバイル: ソフトバンクの決算が携帯事業の追加で良好に
ソフトバンクの利益が携帯事業の追加のために、25倍にもなったそうだ。 最終的にも赤字だったのが黒字化したとのこと。 先日、携帯電話他社は儲けすぎている、との発言で批判を浴びていただけに、なんとなく違和感を感じなくもない。
マスコミの印象も決して良いものではないようだ。
日経のIT Plusでも、「志は決していかがわしいものではない」
と言う見出しで報道されている。
「志は」などと書かれると、裏を返してやっていることはいかがわしいような印象を持ってしまう。
本文中の発言は「決していかがわしい志ではない」
とあるので、上記のような誤解を与えないように言葉を選んでいる感があるが、記事のように書いているのは敢えて誤解を与えようとしている風にも感じる。
まあ、「(基地局の整備が)遅れても責めないで欲しい」
などと発言するなど、本当に目標どおり整備するつもりがあるのか疑わしくなる発言もあったようなので、無理もない心情だと思う。
孫社長の言う「誤解」を解いていくには、もはや目論見と正反対の「わかりにくい」と言う印象となってしまった価格体系を用いるより、通信品質などの基本的な機能が優れていることを示していくしかないと思う。
少なくとも、私はそうでなければ再び信頼は出来ない。
2006年11月10日
コンピュータ: 格安のサブノートPCが12月に発売
9万円程度のA5サブノートが発売されると言うことでニュースになっていた。 記事にもあるとおり、小型・軽量化を目指すと通常は高価になって、例えば先日発表されたVAIO type Gは最小構成で16.5万円程度となっている。 ところが、このサブノートは小型・軽量を実現しているのにも関わらず、この価格である。 その理由は記事に詳しく書かれているが、低機能でも安いという特徴を持つ、AMD製の組み込み用CPUを使って実現したと言う。 その分、動画再生などの用途では、利用はかなり厳しいようだ。 また、ディスプレイの解像度もやや狭いと言うことで、あくまで「サブノート」と割り切れるかどうかがポイントらしい。
なかなか面白いこの格安サブノートを作った会社だが、工人舎と言うところだそうだ。 私は知らなかったが、こうした小型PCの分野では最近精力的に製品を出しているらしい。 今後の同社の製品も注目したいところだ。
コンピュータ: サムソンの折りたたみ式のモバイルPC
Engadget Japaneseに、折りたたみ式のモバイルPCが紹介されていた。 韓国サムソンが開発したもので、キーボードが左右に分かれており、さらにディスプレイ部分を折りたたんでコンパクトにまとめられるようである。 これを見て思ったのだが、携帯性を考えて小さいキーボードを買う他に、折りたたみキーボードと言う手もあった。 折りたたみキーボードの方が多少高いだろうが、使いやすさの面では雲泥の差だろう。
Web: ソフトバンクが世界最大のSNSであるMySpace日本語版の日本法人を立ち上げ
ソフトバンクがMySpaceを傘下におさめるNews Coporationと折半で合弁会社を作り、My Spaceの日本語版を提供していくそうだ。 MySpaceの会員はなんと1億人以上で、「世界人口よりも多く増えている」のが現状らしい。 人気の秘訣はミュージシャンが自分の音楽を配信し、それを通じてコミュニケーションをとることができる点らしい。 日本でもauの人気は音楽機能の充実に理由があるようだが、音楽の持つ力を感じさせられる。
mixiや、auと提携したGREEなど日本のSNSだが、MySpaceの登場に対して会員がどのように動くのだろうか。 私はどのSNSもやっていないし、あまりやるつもりもないので、どちらが魅力的なのか、あくまで外からしか判断できない。 だが、日本でこれだけmixiが広まっている現状を見ると、そう簡単にこれが変化するとも思えない。 むしろ脅威となるのは、2番手以降のSNSに対してだろう。
Apple: Mac miniをポータブルに改造した作曲家
Mac miniにバッテリーや液晶を取り付け、まるでモバイルPCのように使えるようにした人がいるらしい。 すでに3代目のモデルになっており、最新版ではタッチパネル液晶を搭載しているとのこと。 面白いのはこの人の本業は作曲家で、2代目の「プロモーションビデオ」の背景で流れている音楽はご本人の作曲らしい。 私もMac miniの「持ち運び」だけならしょっちゅうやっているが、単体で使えるようにしてしまったと言うのは驚きだ。
ゲーム: PS3でのPS2ゲーム対応方法
PlayStation 2はPlayStation用のゲームも遊べると言うことで、過去のゲーム資産を引き継げたが、これはPS3でも同様らしい。 その実現方法だが、結局のところPS2のチップを同時に内蔵して、対応するというものらしい。 ただ、これは初期に限った話になる見込みで、本来ならばPS3のCellチップでエミュレーションすることになっていたようだ。 どうも間に合わなかったように見える。 他にも発売日当日から、いきなり最初のファームウェアアップデートがあるなど、かなり泥縄式である。 泥縄式は私も図らずも得意とするところであるが、発売日の延期に始まり、このようなごたごたが続いているのは、やはりソニーの技術力の問題なのだろうか。
2006年11月 9日
Apple: MacBookもCore 2 Duoを搭載へ
Proではなくて、旧iBookだったMacBookについての話題である。 とうとう、MacBookにもCore 2 Duoプロセッサーが搭載されることになったのだ。 これで、iMac、MacBook Proに続き、Core 2シリーズへの移行が進んだことになる。
MacBook Proの購入を考えているのだが、値段が安いのならと思ってMacBookも比較してみると、色々な点で不満があることに気づいた。 最大はクリアスクリーンディスプレイであること。 これは後ろの光源が反射するので、屋外はともかく室内でも場所を選んでひどく見難いので却下。 また、グラフィックスカードがオンボード式なので、BootCampでWindowsゲームをやるときに不安がある。 さらに、ディスプレイが13インチと一回り小さいのに、重さは200gくらいしか変わっていない。 軽量化の作りこみが甘いのだろうか。 MacBookのキーボードのデザインは独特で気に入ったのだが、やっぱり私はMacBook Proを選びたい。
2006年11月 8日
モバイル: Gmailが携帯電話からも利用可能に
Googleから、Gmailを携帯電話で使いやすくするJavaアプリケーションが提供されるとのこと。 また、EZWebにも対応するようになったそうだ。 話をほぼ同時に知ったので、au向けにJavaアプリケーションが提供されるのかと思った(ほぼ全てBREWアプリに移行したのにおかしいなとも思った)が、Javaアプリケーションは海外の話だったらしい。 先日は携帯電話向け乗換案内サービスを始めたGoogleだが、次なる狙いは携帯電話と言う事だろうか。
2006年11月 5日
モバイル: ソフトバンクモバイル「新スーパーボーナス」の狙いとは
ソフトバンクモバイルがはじめた「新スーパーボーナス」が持つ、キャリアにとってのメリットについての解説記事があった。 これを見ると、これまでのインセンティブ制から脱却し、自らがお金の動きをコントロールすると言う、やはり会社にとってもメリットがあるシステムだと言うことがわかる。 割賦支払いの債権を売却していると言うのも、利用者としてはきちんと意識しておかなくてはいけない点だろう。
しかしそれでも疑問に残るのは、これを端末代0円と言ってよいのかという事だ。 Slashdotだったと思うが、クレジットカードの支払いは0円と言っていいのかという指摘があったが、まさにその通りだ。 購入の時点ではお金は支払っていないが、実際には負債が発生しているのだから、0円であるはずがない。 当たり前のことだが、携帯電話ではこれまでインセンティブ制のために本当に0円で端末が手に入っていた時もあったので、誤解する人が出てくるのも必然と思われる。 だからこそ、マスコミがこぞってソフトバンクに否定的な報道を続けているのだと思う。
Web: SkypeチャットをRSSリーダーとして利用可能
Skype公式ブログには同時に複数アカウントへログインする方法など、ちょっとマニアックな記事も載っている。 今回見つけた記事は、SkypeチャットをRSSリーダーとして利用するというもの。 SkypeコンタクトとしてRSSリーダーサービスを登録すると、登録したRSSエントリーが配信されると言う仕組みらしい。 面白いサービスを考え付く人はいるものである。
2006年11月 4日
Apple: iPod nano (PRODUCT) RED Special Editionに8GBモデルが登場
4GBモデルしかなかった赤iPod nanoに、8GBモデルが追加されるそうだ。 多数の要望があったというが、いったいどれくらいの人数がリクエストすれば対応してくれるのだろうかと考えてしまった。 個人的には、プレゼント用に2GBモデルでも赤iPod nanoを出して欲しいところだ。
2006年11月 3日
車: Lamborghini仕様のノートPC
ASUSから、Lamborghiniとコラボレーションして作られたノートPCが発表された。 機能的にはスーパーカー、と言う感じはあまりしないが、天板の塗装に手が込んでいて、実際のLamborghiniに近い色になっているそうだ。 また、当然のように猛牛のエンブレム入りらしい。
こうしたコラボレーションモデルは、FerrariならノートPCだけではなくてディスプレイなどでも見たことがあるが、Lamborghiniは初めてだ。 40万円弱と言う値段だが、200台限定ならばここぞとばかりにファンが殺到して、すぐに完売するのではないだろうか。
Apple: iSightを活用するためのソフトウェア
iSightはAppleが発売しているWebカメラで、最近のiMacなどには内蔵されている。 私が購入を目論んでいるMacBook Proにも、もちろん内蔵されている。 そんなiSightを使うときに便利なソフトウェアを紹介したコラムがあったので、購入後の参考にエントリーしておく。
Web: Internet Explorer 7の日本語版がリリース
各サイトで話題になっているが、Internet Explorer 7の日本語版がリリースされた。 Slashdotでも、公式リリースされたと言うストーリーが掲載されている。
私が使っているWindows PCは仕事用のマシンなので、流石にインストールできないが、オランダから帰国したら、早速試してみたいと思っている。 CSSへの対応状態が向上しているそうなので、楽しみである。 これでようやく主要ブラウザがタブブラウザとなったので、今度はそれ以外の機能での競争となる。 例えば、フィッシング対策は各ブラウザで新機能として提供されている。 安全なウェブブラウジングはもちろんのことだが、CSSなどへの対応といった、ブラウザの基本機能についても、(地味になってしまうのは仕方がないが)対応を拡充していって欲しいと思っている。
コンピュータ: 小型軽量・長時間駆動で丈夫なVAIO type G
小型軽量・長時間駆動・丈夫と3拍子揃えたVAIOのtype Gが紹介されている。 ソニーにとってもかなりの自信作らしく、「これより素晴らしい製品があったら教えて欲しい」などと、挑発的な発言までしての発表である。 確かにその通り、モバイル用途を考えるとかなり魅力的な製品だ。 CPUがCore Soloなのは残念だが、長時間駆動もするし、その上、丈夫と言うのだからすごい。 AppleはトータルバランスはMacBook Proが最も良いと言っているが、純粋にモバイル用途として考えたら、どう考えてもVAIO type Gの方が上になるだろう。
ただ、単純に比較できないのが難しいところで、外にも持ち運ぶことはあるが、基本的には家で利用する、あるいは車で持ち運ぶだけ、と言った場合には、MacBook Proも良い製品に見えてくる。 これは本当にユーザーがどのように使うかだし、各メーカーとも「ある特定のユーザーにはベスト」な商品を出してきているはずだから、当然のことなのだけど。
コンピュータ: OpenOffice 2.0.4の日本語版がリリース
既に英語版がリリースされているOpenOffice.org 2.0.4だが、この程日本語版もリリースされたそうだ。 私もこれまで2.0.3日本語版を使っていたので、早速更新した。 今後、拡張機能などについても確かめていきたいと思っている。
2006年11月 1日
モバイル: au design projectの新しいコンセプトモデル
ガジェット紹介サイトのGizmodo Japanにて、au design projectの新しいコンセプトモデルについて写真入紹介があった。 au design projectと言えばINFOBARやtalbyと言ったストレート型端末が特に印象に残っているが、最近neonを出したくらいであまり見ていない気がしていた。 でも、きちんと活動を続けていたようで何よりだ。
INFOBAR2は色使いは踏襲しているものの、全体が丸みを帯びた形になっている。 talbyも角ばった印象で、それが良かったのだが、この丸みを帯びた感じも独特で面白い。 画面もかなり広くなっているようだ。 こう言う風にやや厚みを持たせることで、機能面も多少期待できるだけの余裕はあるのではないだろうか。
その他に奇抜なデザインなのはvolsだろうか。 これを見る限り、利用時に液晶部分を引き出して使うようだ。 確かに目を引くが、実際の使い勝手はおそらく悪いだろう。 これまでの携帯電話がどのようにしてコンパクトさと画面の表示を両立するか、折りたたみやスライド式、回転式などを模索していたが、volsは逆スライド式と言うところだ。 でも考えてみれば、画面が最初から見えていないと言う点では、折りたたみ式とあまり変わらない。 ただ、敢えてキーボードを外に出したままにすることに意味があるかと言うと、デザイン以外の理由は思いつかない。
個人的にはkaosのひび割れ模様が一番気に入った。 ボタンもあのひびに沿って大きさが異なっていたら使いにくくてしょうがないだろうし、逆に大きさが同じでも、使っているときにボタンを見ながら使っていたら混乱しそうだけど。
2006年10月30日
Apple: MacBook ProをApple広報が紹介した記事
Appleの広報担当者にCore 2 Duo搭載MacBook Proについてインタビューした記事が掲載されている。 まあ、当然ながら悪いことは何も書かれていないので、半分くらいに考えておく必要があるが、興味深かったのは重さについての話だ。
曰く、Core 2 Duo搭載のWindows PCと比較すると、MacBook Proは十分軽い部類らしい。 そう言えば、色々と軽量PCは出ているが、Core Soloだったり、バッテリーがあまり持たなかったりと、何か不自由な点があるようにも思う。 トータルで使いやすいと言うのは確かに納得してしまう。 ただ、この間1.5kgのWindows PCとその他資料を肩掛けバッグに入れて、一日中歩き回った経験から言うと、2.5kgと言うのはもう完全に持ち歩く重さではない。 肩は痛くなるし、終いには背中から腰にまで痛みが来てしまった(そもそも身体が疲れているのかも)。 リュックサックならまだ持ち歩けるとは思うが、それでも大変だと思う。
まあ、少なくとも広報レベルでは、現状のMacBookの重さはトータルとしては魅力だが、単体としては十分重いと言うことは認識していると言うことなので、今後少しでも軽くしていって欲しい。
2006年10月28日
Web: 複数のSkypeアカウントを同時にログインして利用する方法
Skypeの公式ブログに、複数のSkypeアカウントを同時にログインする方法が紹介されている。 Windowsの別ユーザー権限でアプリケーションを起動する方法を使い、Skypeを複数起動させると言うことだ。 逆に言うと、利用したいSkypeアカウントの分だけ、Windowsのユーザーアカウントを用意する必要があるし、そう言う機能がおそらくないMac OS Xでは同時利用は出来ないと考えられる。
この記事を読んで思ったのは、Skype自身が複数ログインを認めているのだなあと言うことだ。 Skypeのアプリケーションには簡単にアカウントを切り替える機能がないようだし、だから複数アカウントの取得も推奨していないのかと思っていた。 ところが、本社ではなく日本のブログとは言え、公式サイトで方法を紹介するのだから、複数も認めているということだろう。 だったら、こんな手間のかかる方法を採らずに、Skype単体で複数アカウントを管理できる仕組みを作って欲しいものだ。 複数アカウントを一つの画面で使い分けるのは複雑かもしれないが、せめてアカウントの切り替えを簡単にできるようにして欲しいと思う。
2006年10月25日
Web: Firefox 2.0が正式リリース
先日説明会が行われていたFirefox 2.0(この段階ではベータ版だった)だが、10月25日に正式版がリリースされた。 早速使いながらこのエントリーを投稿している。 RSS機能の強化ではMy Yahoo!やGoogleへ直接RSSを追加できるようになったようだ。 また、タブ機能は強化されたものの、拡張機能のTab Mix Plusの機能を網羅しているわけではなく、しかもTab Mix Plusが2.0に対応していないようなので、今はちょっと不便な状況だ。 ただ、新バージョンに対応していない拡張機能の場合、一時的に無効にされるだけで、その後拡張機能側がバージョンアップして対応すれば、使えるようになるようだ。
モバイル: ソフトバンクモバイルの料金体系はわかりにくい?
先日発表されたソフトバンクモバイルの「予想外」料金体系だが、私にはよくわからず比較を放棄してしまったが、各ニュースサイトで比較が行われている。 各記事の論調は「本当に安いのか」と疑問形であり、現にソフトバンク同士での通話に徹すれば安いようだが、他社への通話料金は割高になるなど、注意点もあるようだ。 また、自動で付加されるオプションを解約しなければ最も安くはならないことなど、「裏技」と称して紹介されており、やはりわかりにくいと言うのが一般的な印象のようだ。 auやDoCoMoより200円安くすると言うプランにしても、逆に考えればたった200円であり、それだけでキャリア変更しようと言う動機にはなりえないのではないだろうか。 新サービスが連日発表され、現場ショップスタッフも相当混乱しているのではないだろうか。
Apple: ついにCore 2 Duo搭載MacBook Proが発表!
待ちに待ったCore 2 Duo搭載のMacBook Proが発表された。 最大39%高速化されたようで、FireWire 800端子を標準装備するなど、スペックの向上が見られる。 私の狙い目は15インチディスプレイで2.33GHz CPUのモデルだ。 重さは2.54kgと、モバイル用途としてはかなり重いが、17インチモデルの3kg超に比べればまだましである。 2.33GHzモデルはグラフィックスボードも17インチモデルと変わらないし、標準搭載の2GBメモリも十分だ。 Boot CampでWindowsを動かした場合でも、快適にゲームを楽しめそうだ。
これはもう即購入である。 ただ、残念なことに11月いっぱいはオランダ出張が続くので、帰国後の購入となってしまう。 まあ、帰国すれば出張手当がそれなりに出るし、12月にはボーナスも出るから、ちょうどうまい具合にMacBook Proの購入資金は十分になるのだが。 出張はそれなりに楽しんでいるが、帰国もかなり楽しみになってきた!
2006年10月24日
コンピュータ: Windowsでフォルダに色やラベルを付ける無料ソフト
Windowsで便利そうな、フォルダに色やラベルなどでマークをつけられる無料ソフトの紹介があったのでメモ。
- フォルダへの色づけはMac OS Xならば標準で出来るのだが、これらはWindowsでも可能にする無料ソフト。
- つけたマークを元に検索が可能になるのも便利そうで、Mac OS Xでも、ファイルやフォルダにコメントをつけてSpotlightで検索できたような気もする。
モバイル: ソフトバンクが「予想外」な大幅割引制度を発表
つい先日、MNPは意外に使われないのでは、などと書いてしまったが、ついにソフトバンクから衝撃発表がなされた。 CNETなど各ニュースサイトなどで報道されているが、今回発表の料金プランは二つに分けられる。
一つ目はauやDoCoMoの継続割引も引き継いで、さらに200円安くすると言うオレンジプランとブループラン。 二つ目は「予想外割引」で、「ゴールドプラン」「新スーパーボーナス」「ソフトバンク大創業祭キャンペーン」を組み合わせたもの。 基本料金が70%オフになり、さらに以前のウィルコム割引のように、ソフトバンクモバイル加入者同士の通話料は無料になるそうだ。
孫社長の主張では、「携帯電話の料金プランは複雑なので、ソフトバンクが他社に比べて絶対に安いというわかりやすさを実現した」とのことだが、ソフトバンク内のプランでどれが一番安いのかは相変わらずよくわからないように思う。 ただ、ここに来てのこの発表はかなり衝撃的で、auやDoCoMoは内心かなり動揺しているのではないだろうか。 対抗して値下げ競争にはなりそうにもないが、もしやるのであれば、「利用料金月額100円にします」とかを見てみたい。 果たしてソフトバンクは利用者に100円進呈するのだろうか?(笑)
2006年10月23日
コンピュータ: FPD International 2006にて発表されたディスプレイ
これまで知らなかったのだが、FPD Internationalと言う薄型ディスプレイの技術発表会があったそうだ。 薄型、と言うあたり、単に液晶ディスプレイだけではなく、プラズマディスプレイやリアプロジェクションTVなども含まれているのだろう。 フルHDを再現可能な解像度を持つディスプレイなどが発表されているようで、興味深い。 応答速度も全体的に高速化してきているようだ。 すでに製品化が近いものもあるようで、いろいろと楽しみだが、問題はこれを購入するよりもMacBook Proを購入したいと思っている自分だ。
モバイル: 結局あまり使われなさそう?なMNP
MNPの利用意向がある人の数が激減したとの報道があった。 新機種の報道などいろいろ合ったが、結局それくらいでは機種変更には至らないのだろうか。 まあ、私もその一人であるわけだが。 ただ、一方で、予想以上の利用者増で体力消耗と言う報道もある。 韓国では2001年からMNPが導入され、広告合戦など確かに体力消耗したようだ。 今、日本にいないので、実際の広告などがどうなっているのかさっぱりわからないが、結局日本ではあまり変化がないのだろうか。 せっかくだからサービス勝負してもらいたいのだけれど。
2006年10月22日
コンピュータ: ロケーションフリー新製品の発売が延期
私も気になって楽しみにしていたロケーションフリーの新製品だが、リモコンの追加動作確認のため、発売を延期して11月17日とするそうだ。 まあ、今すぐに欲しいというものでもなかったから良いのだが、評判を早く知りたかっただけにちょっと残念だ。
2006年10月21日
コンピュータ: わずか350gのWindows XP搭載PC
韓国Raon Digital社製の重さたった350gのWindows XP搭載PCが日本国内でも発売されるとのこと。 350gと言うと、最近の携帯電話3台分位かと思われる。 なかなか面白いと言いたいところだが、350g実現のためにはオプションの軽量バッテリーが必要で、しかもこれで使うと1.8時間しか動作しないらしい。 せっかく軽量でも、これだけ動作時間が短くてはあまりモバイルとしては使えないと思う。 これだけ軽いのに13万円強と、かなり安い印象を受けたが、こう言う落とし穴があるのは残念だ。
2006年10月20日
モバイル: MNPを利用しやすくするケータイ向けメールサービス
携帯電話から利用可能な無料のメールサービスが正式サービスを開始したとのこと。 注目すべきはMNP(ナンバーポータビリティ)を見据えて、ケータイ向けメールアプリも提供していることだろう。 私も以前MNPに対してどういう変化が起きるか、と考えたときに、アプリの提供をしたら良いと思ったが、ついにそれを提供するサービスが現れたわけである。 ただ、このサービス「mym.sg」の公式サイトを見てみると、どうも紹介の文章が若い女性をターゲットにしているのか、おかしな日本語を使っていて見る気がしなくなる。 せっかくコンセプトは面白いのに、残念である。
2006年10月19日
モバイル: WILLCOMの通話定額プランの対象が全PHSへ拡大
WILLCOMでは加入者同士の通話料が定額料金のみになる「ウィルコム定額」を実施していたが、この対象を全ての070番号へ拡大するそうだ。 自社だけではなく他社への通話も定額とは、なかなか思い切ったことをする。 W-ZERO3の成功にも見られるように、同社の好調ぶりが強く感じられる料金プランだと思う。 このウィルコム定額だが、単に通話が定額になるだけではなく、端末単体でのWebブラウジングやEメールの利用なども定額になっていたようだ。 これはなかなか便利で、PHSもMNPの対象になっていたら、変更してみたいくらいだ。
Web: 携帯電話向け無料乗り換え案内Google Transit
私は乗り換え案内と言えばPCではgooの路線検索、携帯電話(au)からはジョルダンの乗換案内を使っていた。 昔はYahoo! Japanの路線検索を使っていたが、低機能で使いにくいので、gooを試してみたら良かったので使っている。 ジョルダンの乗換案内は無料なのが良い。
そんな中、ジョルダンの乗換案内を使わなくても良くなるようなサービスが登場した。 Googleから登場する、無料の携帯電話向け乗り換え案内サービスで、Googleトランジットと言うサービスだ。 Googleならではの機能としては、駅名を入力しなくても、地名や建物名から、付近の駅を自動で選択してくれるそうだ。 他の細かな部分の使い勝手はどうなのか、試してみたいが、残念ながら日本にいないので当分実現不可能だ。
私としては、オランダやイギリスでは検索可能な、車道の路線検索を早く日本でも実現して欲しいと思っている。 カーナビを持っていないし、この車道検索ではおおよその時間もわかるので、かなり便利なのだ。 むしろ、GPSユニットをPCにつないで、Google Mapsをカーナビ代わりに利用できたら面白いと思うのだが。
コンピュータ: ソニーのmyloは案外中途半端?
My life onlineの略として新しい生活を提案する、ソニーのメディアプレーヤー「mylo」が、日本でも発売されることになったそうだ。 このmyloは単にメディアプレーヤーと言うだけではなくて、無線LANやQWERTYキーボードを装備、WWWブラウザ、Skype、Google Talkがインストールされているので、コミュニケーション端末としても使えるという。 これだけ見るとなかなか面白そうだ。
が、Slashdotでの反応を見ると、あまり芳しくなく、最も多い意見は「中途半端」というもの。 現状で日本にはW-ZERO3があり、これとかなり機能が共通している(しかも値段は高い)とのこと。 また、無線LAN接続可能なメディアプレーヤーとしてはPSPやNintendo DSが存在するので、myloならではの使い方や、購買層が明確にわかりにくい、ということだ。 それはそれでそう言う感じがしてしまう。 私も、myloでどんな面白いことが出来るのか、いまいち想像できなかった。
まあ、コミュニティーや私の反応には、ここ最近のソニーバッテリーの問題など、ソニー不信みたいなところがあって、否定的な意見が多く出てきたのかもしれない。 ようやくVaioでもバッテリーの回収を決め、かなり逆風が吹き荒れているソニーだが、少しでも光明をもたらせる商品になるだろうか。
コンピュータ: Apple Software UpdateによるApple Software Updateのアップデート
WindowsにもAppleソフトウェアはiTunesやQuickTimeなど存在するが、これらを半自動的にアップデートするのがApple Software Updateだ。 今さっき、これが初めて自動通知してきた。 何かiTunesでも新機能が追加されたか、iPodソフトウェアが更新されて私のiPod Photoでも歌詞が表示されるようになったのかななどと期待してみてみたら、Apple Software Updateのアップデートだった。 確かにこれ自体もAppleソフトウェアだから、こう言う風に更新されるのも当然と言えばそうなのだが、なんとなく意外で思わず笑ってしまった。
アップデートの説明は極めてシンプルで1文だけ。 安全性と信頼性が増すらしいが、むしろ、それらを損なっていた原因や部分を知らせて欲しいものだ。 この辺はMicrosoftの方がオープンだと思う。
Apple: iPodもウイルスが混入したまま出荷されていた
第5世代iPodのごく一部に、Windowsに感染するウイルスが混入したまま出荷された製品があったと報道されている。 先日、マクドナルドのMP3プレーヤーでも同様の事件が起こり、SlashdotではMacと来ればiPodではないのかとか、だからマクドと略せば良いやんか、などと言う人たちが続出していた。 その直後に、本当にiPodでもウイルスが混入してしまい、なんとも皮肉だ。 AppleはWindowsに感染するPCなので半ば他人事のように「Windowsの脆弱性は遺憾」と言っているが、Mac OS Xに感染するウイルスだったらそれこそ物笑いの種だし、いずれにしても出荷前に発見できなかったことは事実だろう。
しかし、携帯電話やiPodなどが高度化していく一方、ウイルスの方もいろいろなものが発生していて、驚くばかりだ。 そのうち、PS3に感染するウイルスなども現れるのではないかと思ってしまう。
2006年10月18日
Web: リリース間近のFirefox 2.0の説明会
Mozilla JapanがFirefoxのメジャーバージョンアップ版である2.0のリリースを間近に控え、説明会を行ったそうだ。 Mozilla/Firefoxのシェアの上昇や、対抗としてのIE7の開発が行われたことへの自信と自負に満ちた説明だったように感じられる。 私がMozillaを使い始めたのはバージョンが1に満たなかったころ(0.xとかの時代)だったが、それに比べると現在は非常に大勢の人たちがFirefoxを利用していることがわかる。 ただ、私の周りではそれほどユーザー数が変わったような印象はなくて、当時からNetscape/Mozillaを使っていたような人はそのまま非IE系のWWWブラウザを使っているし、IE系を使っていた人はそのままSleipnirなどのコンポーネント系を使っているように思う。
地域別に見ると、ヨーロッパが多いと言うのは前から聞いて知っていたのだが、オーストラリアも多いというのは初めて知った。 一方で日本は遅れているようだが、日本語周りのバグが解消されて伸びたらしい。 そう言うバグについて気がつかなかったが、Mozilla 1.8のα版まで使い続けており、ちょうどそのころMac OS XでSafari/Caminoに乗り換えたからかもしれない。 Mozillaはずっと長く使っていたが、実はFirefoxをデフォルトブラウザにし始めたのは最近で、バージョンも1.5になってからではないかと言うくらいなのだ。
話を戻すとFirefox 2.0の目玉機能はよく使われている拡張機能の標準搭載という感じだ。 タブブラウジング機能の改良はTab Mix Plusが、RSS機能強化はSageが、フィッシング警告機能はGoogle Toolbarが、などなど、確かに拡張機能にもある機能ばかりだ。 標準では不十分な機能が拡張で補完され、さらに本体へとフィードバックされていく、良い循環になっていると思う。 マウスジェスチャーについてはは好みがあるからなのか、意図しない動作で混乱するのを防ぐためなのか、よくわからないが搭載されるとは書いてない。 また、AdBlockについては流石に標準搭載は無理なのだろう。 ポップアップブロックがせいぜいと言うところか。
まだ日にちは明らかにされていないようだが、現在リリースされているRC3も問題なければ正式版になるとどこかで読んだように思うので、リリースが間近なのは間違いない。 いずれにしても、正式版リリースが楽しみである。
2006年10月17日
コンピュータ: OpenOffice.org 2.0.4(英語版)がリリース
まだ日本語版の提供はされていないようだが、OpenOffice.orgのバージョン2.0.4がリリースされたようである。 更新があったことを通知する機能(自動更新を実現するわけではないようだ)や、拡張機能を追加できるようになったことが主な新機能らしい。
更新通知機能については、むしろこれまでなかったと言うほうが驚きだ。 Windows Updateをはじめ、各ウイルススキャンソフト、Firefoxなどは今や自動更新機能を備えている。 ユーザーが特に操作しなくても、ソフトウェアを最新の状態に保つ仕組みだ。 Appleでさえも、Windows上にApple製のソフトウェア更新をチェックするApple Software Updateを用意している。 OpenOffice.orgもMicrosoft Officeの対抗馬を狙っていくなら、こうした部分でも頑張って欲しいと思う。
一方の拡張機能についてだが、本体にない機能の追加が容易に出来ると言うことで、興味深い。 どんな拡張機能が出てくるのかわからないが、便利な機能が本体にマージされたり、あまり使わない機能が拡張としてスピンオフされたり、などなど、OOo本体の高品質化にもつながりそうで楽しみだ。
コンピュータ: NHK開発のタグを利用したリモコン
NHKが、ユニバーサルデザインを目指して簡易リモコンを開発したそうだ。 このリモコンにはICチップリーダとアンテナが内蔵されていて、これにタグ情報が書き込まれたICチップをかざすと、内容を読み取ってテレビに情報を送信するらしい。
ただ、記事では良くわからなかったのは、このリモコン自体に番組を選択する機能があるのか、あるいはテレビ自体に選択機能が必要なのかと言うことだ。 もし、「デジタル放送を簡単に楽しめるようにする」ために、わざわざ高価なテレビを買い換えなければならないと言うのでは、このリモコンはあまり普及しないだろう。 一方、タグとTV番組を結びつける情報はどうするのだろうか。 これはEPGなどの番組情報を使えば良いのかもしれない。 ただ、似たような番組、例えば「プロ野球」を選んだときに、同時に別の局で別の試合を放映していたら、どちらが表示されるのだろうか。
このタグを使ったリモコンは、あいまいに選択するのには便利で、なんとなくテレビをつけて観たいものを探すときには便利そうだ。 また、観たい局が決まっているときも、局の情報を書き込んだICチップを用意して置けばよいからまあ使えそうだ。 ただ、結局そのチップをつけたカードを探すのが面倒だったり、同じタグの番組が複数合っていらいらしたり、結局は普通のリモコンで十分、なんてことになるのではないかと考えてしまう。
Web: Microsoftからハードウェア新製品、Webカメラ
ゲームパッドからは撤退してしまったMicrosoftだが、新しくWebカメラをハードウェアラインアップに加えたようだ。 11月2日から発売のLifeCamシリーズがそれで、良くある球形のカメラのほかに、一見USBメモリに見えなくもない、長方形のカメラもあるようだ。 性能もなかなかで、動画で200万画素数、静止画で760万画素数の撮影が可能だと言う。 まあ、光学ズームは出来ないようだし、値段が書いていないからお得なのかどうなのか良くわからないが。
音楽: iTunesの音楽共有機能
iTunesサーバ機能を追加したルータと言うニュース記事があった。 ルータに外付けハードディスクやUSBメモリを接続すると、その中の音楽ファイルをiTunesの共有機能を使って共有可能になると言う。 これを見て、TVに接続せざるを得ないため、必然的にリビング以外では使えないMac miniに入っている音楽を、Windows PCから聞くことが出来ると思いついた。 (AirMac ExpressのAirTunes機能を使えば可能なのだが、ADSLモデムもリビングにあるのであまり意味がない。) 思いつくと言うほどでもないが、そのiTunesの共有機能を使えばいいわけだ。 設定は至極簡単で、ライブラリ側のiTunesで音楽を共有するようにすれば良い。 標準では共有可能な音楽を探す方はONになっているから、聞く側は設定は特に不要だ。
VNCで少し時間がたつと接続が切断されてしまっていた(これ、Wake on LANが実はONだった。それでも駄目)ので、この共有でもそうなるのではないかと不安だったが、特に問題ないようだった(一回、ぷっつりきれてしまったが、それ以外は大丈夫だった)。 ただ、Windows PCに入っているウイルスバスターとの相性が悪いようだ。 ウイルスバスターで危険なサイトかどうかを判断するサーバーへの接続が出来ない、とのエラーが頻発し、ブラウザでもネットに接続しづらくなった。 なんとなく推測しただけだが、このウイルスバスターの使用しているポートとiTunes音楽共有のポートが重なってしまっているのではないだろうか。
2006年10月16日
Apple: 来年1月のMacWorldでジョブスCEOが基調講演へ
例年のことでもあるように思うが、来年1月に行われるMacWorld Expoで、Apple CEOのスティーブ・ジョブス氏が基調講演するそうだ。 大本のアナウンスはMacWorld.comの記事の模様。 ジョブス氏の講演といえば、新製品発表の場であるので、Appleファンからは楽しみにされているイベントだ。 リンク先のGIZMODOの記事では、iPhone、フルスクリーンiPod、Core 2搭載のMacBookを期待しているようだ。 私もMacBookを期待したいが、むしろもう少し早い発表にならないものかと思ってしまう。
2006年10月15日
Apple: Mac OS XをVNCでWindows PCから操作
画面やキーボードの問題で、せっかく動くようになったのにいまいち使いにくいMac mini in オランダだが、リモートデスクトップ機能があるのを思い出し、これで使えないかと試してみた。 実は初めは逆で、Mac OS XからWindows PCのデスクトップを操作する、Microsft製のフリーウェアを試そうとしていたのだ。 なぜ今更というと、これまでMacとWindowsのインターネット接続は、まずMac miniにWAN側をつなぎ、FirewireでWindows PCにつなぐと言う方法を採っていて、この接続方法だと上記リンク先のRemote Desktop Connection Client (RDC) for Macはなぜか使えないのである。 まあ、実はこれも結局うまく動かなかったのだが、ならば逆はどうだ、と言うことでWindows PCからMacのデスクトップの利用を考えてみた
以前からMac OS Xのシステム環境設定の「共有」に、「Apple Remote Desktop」とあるのは知っていたので、これを利用可能にすればよいのはすぐに想像できたのだが、Windows側のクライアントがよくわからなかった。 上記のRDC for MacのWindows版が欲しいわけである。 少し調べてみると、このApple Remote Desktopと言うのはVNCと言うOSに依存しない規格に沿っているので、このクライアントさえ用意すればWindowsからでもLinuxからでもデスクトップを操作できるようだ。
とりあえず検索で引っかかった、名前もそのままなVNCと言うソフトウェアを窓の杜から入手した。 RealVNC社が作っているVNCのサーバー・クライアントソフトで、窓の杜では無料版が入手できる(以下、紛らわしいので、便宜上このソフトウェアのことをRealVNCと呼ばせてもらう)。
ところが、これがうまく接続できない。 Mac OS X側の設定が足りなかったためで、MacWikiと言う情報サイトのVNCの項目を参照して、共有のApple Remote Desktopのところにある「アクセス権」と言う設定で「VNC使用者が画面を操作することを許可」と言うチェックボックスをONにした。 そうしたら、うまく接続できるようになった。
ただ、このRealVNCソフトウェアだが、現在ベータ版のWindows Defender(防御ツール)からはリモート制御ソフトウェアとして警告されてしまう。 そのためか、接続が時々出来なかったり、途中で接続が止まってしまうこともある。 また、Mac mini側が省電力状態になったりすると接続が切れてしまったり、そもそも最初の接続が出来なかったりする。 Wake on LAN機能を使えば良いのかもしれないが、まだ試していない。
さて、実際の使用感だが、ネットワークの速度の問題なのか、画面の描画がかなり遅い。 数テンポ遅れる感じだし、Mac OS Xではアニメーションを多用しているので、コマ落ちのような状態になっている。 ただ、マウスやキーボードなどへの反応は全く問題ない印象だ。 AirMac Expressを経由しているのでネットワーク速度がボトルネックになっている印象だが、有線LANで接続すればかなり使用感も改善されるのではないだろうか。
2006年10月14日
コンピュータ: 富士通からもゼロスピンドルPCが発売へ
以前、ソニーからもtype Uのゼロスピンドルモデルが発売されていたが、今度は富士通も出すらしい。 ビジネス向けのFMV-LIFEBOOKシリーズのうち、超軽量・超薄型がコンセプトのQシリーズで、ゼロスピンドルが選べるようになるとのこと。 選べるメモリ容量は16GBあるいは32GBで、32GBあれば、ビジネスとしての実用にも十分耐えると考えられる。 実は現在、仕事ではFMV-LIFEBOOKシリーズ(Qではないが)を使っていることもあり、ついつい気になってしまった記事である。 ただ、記事中で富士通によるとノートPCでゼロスピンドルは世界初と言うことになっているのだが、Vaio type UはノートPCではないのだろうか。 前にtype Uのゼロスピンドルモデルについて書いたときに、超小型ノートPCと書いてしまっただけに気になる。
Apple: 世界エイズ・結核・マラリア基金へ協力可能なiPod nano
AV watchの記事によれば、Appleから赤いiPod nanoが発売されるとのこと。 これまで第二世代iPod nanoには銀(2GB, 4GB)、緑・水色・紫(4GB)、黒(8GB)のラインアップがあったが、これに赤が加わる。 ただ、この赤いiPod nanoは特別バージョンである。 といっても、ネットでよく話題になるような3倍速いとかそういうことではなく、タイトルの通り、「世界エイズ・結核・マラリア基金」へ、売上の一部(10ドル)が募金されるそうである。 iPod nanoは同一スペックの機種と比較して値段も全く同じだから、単純にAppleがこの基金に協力すると言うことになる。
この運動は(PRODUCT)REDと言うサイトにまとまっており、他にも携帯電話やクレジットカード、Tシャツや腕時計などにも「赤い特別版」があるようだ。 ちなみにiTunes Storeでも、特別版カードを売り出す予定があるらしい。 ただ、上記のサイトを見に行って出てくる文章には、結核やマラリアについては書いていないが、背景にある基金はエイズ・結核・マラリアの患者を減らそうと努力しているそうだ。 興味深いのは、この活動はチャリティーではなく、ビジネスモデルだと言っている点だろうか。
このiPod nanoについては、色も悪くないし、結構贈り物にいいと思う。
Web: Microsoftの「答えてねっと」が再開
ITproによれば、Microsoftがシステムトラブルが原因でサービス停止していた「答えてねっと」を再開したそうである。 この「答えてねっと」とは、Microsoft製品を中心として、ユーザー同士でサポートを行う場を提供している。 あるユーザーが質問すると、他の詳しいユーザーが回答すると言う者で、回答するとポイントが付与される。 ポイントは懸賞サイトで景品応募に利用することができ、抽選の末とはいえ、回答を行うユーザーにも利益が還元される。 私も昔、トラブルの解決方法を答えてネットで見つけたりして、面白いシステムだと思っていたのだが、最近全く見ていなかったこともあり、サービス停止すらよく知らなかった。
Microsoftのサイトがシステムトラブルで長期間(3ヶ月くらいのようだ)停止していたと言うのも恥ずかしい話だ。 また、当面は休日・夜間は使えない、同時接続ユーザーも200人に制限など、まともに使えるのか疑問の状態が続くようだ。 これまで使っていたユーザーがこれで離れてしまうのではないだろうか。 私は安価なサポートセンター実現と言うことでうまいアイデアだと思っていたのだが、技術的な問題で足をすくわれるとはMicrosoftも不本意だろう。
2006年10月13日
モバイル: Google Newsが日本語携帯電話版サイトを開設
YouTubeを買収したり、Docs & Spreadsheetsを発表したりと、相変わらずホットな話題が多いGoogleだが、今度はGoogle Newsの日本語版サイトを新たに携帯電話向けにも提供するそうである。 これまでも各ケータイ向けポータルが提供してきたニュースはあったが、私が出張中などに見ていたauのトップページのニュースは記事が短く、詳しいところまではよくわからなかったのが不満だった。 Google Newsはもともと記事の先頭部分しか表示しておらず、本文全体を読むには各新聞社などのサイトに行って読む必要があった。 もしこの携帯電話版のGoogle Newsでも同じ仕組みなら、あまり期待は出来ないが、PC向けの記事をケータイ向けに変換してくれると言うのなら、記事を最後まで読めるので利用してみたい。
モバイル: NTT DoCoMoから新機種が一挙14機種発表
先日の13機種54種類と言うソフトバンクモバイルの発表を超える、14機種の新機種の発表をNTT DoCoMoが行った。 発表は主に903iシリーズで、一部SIMPUREと902iも発表されている。 さらに、703iシリーズの発表も控えていると言われていて、年内の新製品は20機種以上になるそうである。 私自身は特に魅力を感じる新機能などはないのだが、これだけの発表を見るとやはりDoCoMoは王者なのかと感じてしまうほどの強力な布陣だ。
ASCII24の記事でも最後に指摘しているが、本当にMNPでauにユーザーは流れるのだろうか。 前評判ではauに相当数のユーザーが流れると言われていたが、端末の充実具合から見たら、DoCoMoから離れる理由はあまりないのではないか。 逆に見ればDoCoMoはMNPに相当な危機感を持ってしっかりと対応策を考えてきたと言うことだが、auにはその分の慢心のようなものがあったのではないかと心配してしまう。 今期の新製品発表はいつもと異なりDoCoMoが最後となったようだが、これだけの自信があればこの方がユーザーに効果的にアピールできるだろう。
私がDoCoMoのポリシーで良いなと思っているのは、番号シリーズで統一した新機能があることだ。 例えば今回の発表では、メガiアプリやFelicaのバージョンアップなどが903iシリーズ共通の新機能になっている。 このように広い範囲の機種で新機能を持たせることで、それを生かしたサービスを広めやすいという利点があるし、ユーザーとしてもわかりやすい。 端末メーカーとしては大変かもしれないが、それ以外の部分での特徴づけを行うことになり、ユーザーとしてはより充実した端末を得やすいと思う。 これに対してauだが、少なくとも以前は新機種の発表もバラバラで、シリーズ番号も単に発売時期というだけで変えており、例え数字部分が同じでもメーカーが違えば機能は全く違うということも往々にしてあった。 現在のauにこう言う方針があるのかどうかよくわからないが、DoCoMo程の統一は取っていないのは確かだ。
また、DoCoMoには以前の5シリーズと2シリーズのように、機能グレード別に9シリーズ、7シリーズ、SIMPUREと揃っている。 以前auも行っていた5000番台、3000番台、1000番台と分けていたのだが、まず3000番台がなくなり、次いで1000番台もほとんど発売されなくなり、WINに移行して区別は全くなくなった。 グレード分けはユーザーへの機能が異なることのアピールには有効だと思うし、やはりauにはわかりやすさが足りないのではないかと思ってしまう。
いよいよ10月24日が近づいているMNPの開始だが、今回の新機種発表でどうなるのか、ますますわからなくなってきた。
コンピュータ: 52万円超の輪島塗キーボードが発表・受注開始
いったい誰が買うのか顔を見てみたいが、525,000円の輪島塗キートップ採用のHHKが発表され、即日受注開始したそうだ。 HHKとはPFUが発売しているキーボードで、如何に少ないキー数ですばやくタイプするかを目指したキーボードだと私は理解している。 大学生のときに触ったことがあるが、あまりタイプスピードは向上しなかった覚えがある。 ただ、小さすぎて逆にタイプしにくいキーボードよりは、そこそこの携帯性と機能性を併せ持ったキーボードであると今更ながら思いついた次第だ。 とはいえ、この商品は携帯して傷つけるなど持っての他と言った感じの超高級キーボードである。
いくつかある特殊なエルゴノミクスキーボードだってここまでの値段は要求しないだろう。 私は初め輪島塗が高いのかと思っていたが、いや、確かに輪島塗だけで値段が倍増しているから高いのは確かなのだが、標準グレード(?)とも思われる製品でもちょうど半額の262,500円なのである。 これはもう、驚きを通り越してあきれるしかない。 何を隠そう、標準グレードでも私の給料より高いし、輪島塗にいたっては比較するのも悲しいだけだ。 というか、私がこのキーボードを買うくらいならMacBook Proを即購入するが、やはりHHKには熱心なファンがいて、そういう人たちがこのキーボードを買うのだろう。 もし購入したとしても、逆に勿体無くて私には飾るくらいしか出来ないのだが、そのあたりが貧乏人の悲しいところだ。 いずれにしても日本の景気は回復しつつあるのだなあと痛感する商品である。
Web: Skypeからは日本のフリーダイヤルへ通話不可能?
ある用事でアメリカンエキスプレスに問い合わせようと思ったのだが、日本の問い合わせ先にフリーダイヤルしかなかった。 日本語で電話できて、しかもただなら言う事なしと思い、SkypeOutから電話してみたら、業務時間内にもかかわらずつながらない。 フリーダイヤルを提供しているNTT CommunicationsのQ&Aサイトによれば、050番号のIP電話からは通話できないそうである。 すぐ続いて海外からも通話できないとの情報が載っている。 海外のところに国際フリーダイヤルを使ってくださいとあるのだが、これは電話回線を用意する側、つまりこの場合はアメリカンエキスプレス側が使うサービスで、海外にいる人が0120のフリーダイヤルに通話できるものではないようだ。 Skypeは緊急通話には使えない、と書いてあるが、フリーダイヤルも使えないのは盲点だった。
Apple: Firefoxの拡張機能「Mouse Gestures」はMacをサポートしない
FirefoxやThunderbirdなどで利用可能な拡張機能の一つに、「Mouse Gestures」がある。 私はFirefoxが生まれる前のWWWスイートであるMozillaを使っていたころからMouse Gesturesを使っていた。 上記のリンク先エントリーにも書いてあるが、現在定番とされる「All in One Gesture」は、(今は知らないが)使えるジェスチャーが上下左右のみで斜めは使えないと言うのが機能不足で、また、All in One GestureとMouse Gesturesのジェスチャーが違うので、もう乗り換えられないのが現状だ。
今日たまたまMouse Gesturesがバージョンアップしていたので、なんとなくどう変わったのかサイトを確認しに行った。 そうしたら、Macはもうサポートしないと書かれている。 詳しいことはBugzillaの方に書かれているのだが、理由としては、Mac関連のバグが3分の1を占めているのに、2人しかいない開発者のいずれもMacユーザーでないので対応が追いつかないと言うことらしい。 昔からmozdev(Mozilla関連の開発プロジェクトのサイト(で良いのかな?))にあったので、まさか2人で開発しているとは思わなかった。
私はプログラミング能力のない一ユーザーであり、残念ながら彼らに協力することは出来ない。 だから、彼らがMacのサポートをやめてしまうのは残念だけれども、彼らの判断を支持したいと思っている。
2006年10月12日
モバイル: ソフトバンクのX01HTとauのW41SH
ZDNetの記事によれば、ソフトバンクモバイルから、Windows Mobile 5.0搭載のスマートフォンX01 HTが発売されるそうである。 HSDPAによる高速パケット通信や、無線LANにも対応しており、記事のタイトルからはSkypeなどの利用も想定しているようだ。 パケット定額の料金は10,290円となるとのことで、W-ZERO3が大人気となったのを考えると、面白くなりそうな端末だ。 ところでメーカーが台湾のHTC社とのことなので、どこかで見たことあるなと思ったら、以前DoCoMoから企業ユーザー向けに開発中のWindows Mobile機の報道があったのだった。 au向けにも作ってくれないだろうか。
一方、そのauも初のシャープ製端末W41SHを投入するとのことだ。 11日に発表して、翌12日から順次発売と言うから、急いで発売にこぎつけた感がある。 前から開発中と言われていたシャープ製端末だが、ようやく発売になった。 Vodafone時代のシャープ製端末と言うと、「全部入り」と言うイメージが強かったが、この端末は高精細な液晶と言う点にはシャープらしさがあるものの、その他はなんとなく標準的で、インパクトにやや欠ける印象である。 サンプルとして掲載されている写真を見ても、高機能を志向するユーザー向けではなく、一般的なユーザーを対象としている感じだ。
ちょうど同時期に発表・発売されるソフトバンクモバイルとauの新機種だが、好対照な2機種だと思う。 私としてはやはりスペック重視、つまり高機能志向なので、自分が使っているauにはそういう方向の機種を出してきて欲しいと思っている。
Apple: Mac miniの電源アダプターがようやく届く
先日注文しておいたMac mini用のACアダプターだが、今日ようやく届いた。 本当は昨日届いていたのだが、不在で受け取れなかったのだ。 送料込みで€ 64あまりで、日本円にすると1万円近い。 これにビデオケーブル€ 9.25も購入しているから、結構ばかばかしい出費をしたことになる。
とは言え、これでようやくオランダでMac miniをテレビにつなげて使うことができるようになった。 テレビにはNTSC形式とPAL形式があり、もしかしたら日本で買ったMac miniは対応していないのではないかと言う不安があったが、まったく問題なく表示できた。 むしろ、テレビが両方式に対応しているようであったが、元々ヨーロッパはPAL形式であるためか、PALで表示した方がくっきり表示された。 ただ、解像度はよほど低くしないと文字は読み取りにくい。 私の感覚では最小解像度の横640縦480ピクセルが許容範囲で、800×600くらいになるとややぼんやりしてきてしまう。 ただ、ソフトウェアによっては800×600程度の解像度がないと、全ての領域を表示できないものもあるようなので注意が必要だ。
とりあえず、メールの整理やポッドキャストのダウンロードなどを行ったが、目が疲れてきてとても長時間使う気になれなかった。 まあ、これは携帯用に一番小さいキーボードを持ってきたと言う原因もあるのだが。
まあ、あくまで自己満足程度にしかならなかったMac miniの海外利用だが、とりあえずなんとか使えると言うことはわかった。 次回海外に行くときはぜひともMacBookなどを買ってこようと思う(笑)。
そうそう、このACアダプターだが、日本では発売していないのに、箱にはきちんと日本語でも説明が書いてあるのが面白い。 それと、対応製品がPowerPC G4搭載のMac miniとなっていて、これだけ読むとIntel Macには対応していないようだ。 本当に使えないのかはわからないが、注意が必要な点だろう。
2006年10月 8日
Apple: AmsterdamのMac CenterでMac miniのACアダプタを探索
Mac mini用のACアダプタを探しているが、ネットで調べたところ、どうも欧米では単品で発売しているらしい。 欧米版のApple Storeオンラインで「MA256」を検索すると出てくる。 だが、郵送してもらうのを待つよりも、お店で買ったほうが早いと思い、土曜日の午後にAmsterdam Centraal Stationの近くにあるMac Centerへ行ってきた。 だが、ここでもACアダプタは取り扱っていなかった。 Amsterdamにはもう一つMacHouseと言うお店があるのだが、ついたときには閉まっていたので、中は見られなかった。 まあ、Mac Centerとほとんど同じ大きさの店だったので、あまり期待は出来ないだろう。 ちなみに、オランダにあるApple Centerの一覧はAppleのサイトに掲載されている。
と言うわけで、結局オンラインのストアで注文した。 オランダのストアなので全てオランダ語で苦労したが、オンライン翻訳なども使ってなんとか注文できた。 日本のストアで予め住所などは設定しておくとわかりやすい。 日本のストアは英語版のページを用意しているのに、オランダはそうではない。 オランダ人はほとんどの人が英語を話せるのに、スーパーもそうだが、英語の表記となると全く不親切だ。
2006年10月 7日
Apple: JBLから新しいiPod用スピーカーRadialが発売へ
またまたJBLから奇抜なデザインのiPod用スピーカーの発売だ。 ITmediaによれば、JBLから「JBL Radial」と言う新しいiPod用スピーカーが10月下旬に発売されるそうだ。 以前から発売しているJBL on timeとデザインは似ているが、サブウーファーが内蔵されて、音質が向上したそうだ。 JBL on stationシリーズもそうだが、JBLはドーナツ型のデザインが好きなのだろうか。 私も、面白い良いデザインだと思う。
2006年10月 5日
Apple: Mac miniが使えない
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昨日、Mac miniが使えるようになっていない、と書いたが、これはやはりACアダプタの問題である。 と言うのも、購入した250V耐圧の「三つ目」のアダプタが、Mac miniのACアダプタに入らなかったのだ。 日本で確認してこなかったのが悪いのだが、なんとも悔しい結果である。
写真を見ればわかると思うが、私の買ったアダプタは、三つ目の部分は問題ないのだが、その周りの四角い部分がMac miniのアダプタに比べて大きすぎて、結局入らない。
2006年10月 4日
Apple: AirMac Expressはかなり便利だ
オランダ出発直前に購入したAirMac Expressだが、予想外に便利でびっくりしている。 実はまだMac miniが動くようになっていないので、Windowsノートパソコンから使っているのだが、このオランダのフラットは、寝室にはLANケーブルが来ていない。 また、リビングでネットを見たり、寝室に移って見たり、はたまた仕事机で見たりと、狭い日本ならともかく、結構室内で移動することが多いのだ。 そうすると、このノートパソコンに無線LANという組み合わせは本当に便利で、少し移動して使うくらいならバッテリーを利用すればよく、線でつながっている必要はなくなる。 いちいち線をつなぎ直すのは非常に面倒なので、非常に助かっている。
ただ、当初AirMacの設定が案外うまくいかず、手間取ってしまった。 このPCには無線チップのメーカーが用意しているクライアントユーティリティがインストールされている。 そのためだと思うが、ワイヤレスネットワーク接続のプロパティにある、「Windowsでワイヤレスネットワークの設定を構成する」という設定がオフになっていた。 これをオンにするまでは、ワイヤレスネットワークに接続ができず、AirMac設定アシスタントなどでも設定ができない状態だったが、オンにすることで簡単に設定できた。
2006年10月 1日
Apple: AirMac Expressを購入してしまった
Appleから発売されている無線LANベースステーションである、AirMac Expressも購入してしまった。 AirMac Expressはコンセントに直接取り付けるようになっており、外見はiPodの充電器をやや大きくしたような形である。 オランダ出張に必要と言うわけではないが、Windows PCとMac miniの両方を持っていく予定なので、LANハブ代わりに使えるし、無線なのでケーブルも少なくて済む。 そうやって自分を納得させて購入した。 もちろん、AirMac Expressなら海外でもコンセントの形状さえ合わせれば使えると言うことは確認済みだから、余計に購入しやすかった。
せっかくなので日本で予め試してみることにした。 元々モデム側の設定がDHCPのため、Mac OS X搭載のAirMac設定アシスタントを使ってすぐに設定できた。 思ったより、むしろ驚くほど簡単で、びっくりした。 速度はなんとなく遅くなった印象もあるが、ケーブルを接続しなくても良いと言うのは便利だ。 Windows PCの方はソフトウェアをインストールしただけで試していないが、この調子なら簡単に接続できそうだ。
2006年9月30日
コンピュータ: オランダに向けて電気製品の買出し
オランダ出張へ向けて、いくつか買い物をしてきたのでリストアップしておく。
- 高電圧対応電源ケーブル
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250Vまで耐圧可能な電源ケーブル。 1本は会社のノートPC用で、めがね型のACアダプタに対応可能。 コンセントの形もC型と言うオランダを含む一部のヨーロッパで使われているタイプになっており、便利だ。 値段も1000円程度で手ごろだ。 もう1本はそれに3つ目型のアダプタと、雷サージからの保護機能を備えた製品になっている。 これは保護機能があるため高いのか、3000円弱だった。
- コンセント変換アダプタ「ゴーコン」
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世界中のコンセントを変換可能な、大変優れものの製品である。 さらに上位版のゴーコンW(だったと思う)と言う製品もあるが、こちらの標準版にはばらばらにならないようにケースもついていたので、そちらを購入した。 上位版の利点としては、コンセントのオスメスがどういう組み合わせでも変換できることらしいが、標準版でもある程度対応できるし、日本のコンセントへの変換は全世界で可能とのことなので、問題ないと判断した。
- 高速タイプSDメモリーカード 512MB
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デジタルカメラ用に購入した。 これまで、256MBを2枚使っており、その都度PCに取り込んでいたため、容量不足になることはなかったが、念の為、と言うより高速タイプが欲しかったからだが、購入してしまった。 Panasonicの20MB/sまで出るというカードで、前から欲しいなあと思っていたのだ。 ただ、一番欲しかった1GBの製品ではなく、結局512MBの製品を買ってしまうあたり、度胸が無い私らしい(笑)。
2006年9月29日
Apple: Mac miniは国外対応でない?
オランダにMac miniを持っていくにあたり、電源コードの電圧対応が問題だったが、Appleから回答をもらった。 結論から言うと、「Mac miniは日本国内用の製品で、海外では使用できない」と言うことであった。 iBookやMacBookなど、ノート型製品は海外にも対応しており、コンセントアダプタさえ入れ替えれば使用できるが、デスクトップ型製品は海外での利用は想定していないそうである。 ただし、変圧器を使えば使える、などの示唆もしてくれた。
また、電源ケーブル単体の発売はしていないとのことだったので、「代わりにケーブルだけ対応製品を購入すればよいのか」と確認したところ、その部分の形状が特殊なので対応していないとのこと。 ただ、確かに良くあるめがね型ではないが、3つ目とでも言えばいいのか、とにかく3つの穴がある形になっており、これにも対応しているアダプタが販売されているのは確認してきた。 Appleのお墨付きは得られなかったが、とりあえず試すことは出来そうだ。
2006年9月27日
Apple: 再びオランダ出張、今度はMac miniも同行予定
近々再びオランダへ出張することになった。 今回は仕事用のノートPCの他に、Mac miniを持っていってTVにつないで使うことを考えている。 問題となるのは電圧の問題だ。 現在Appleに問い合わせ中だが、ACアダプタは240Vまで対応しているが、どうもそこからコンセントまでのケーブルが対応していないようである。 仕事用のノートPCも同様の問題を抱えていて、こちらはよくあるACアダプタのケーブル(めがねのような形をした差し込み口になっている)なので、市販されていた。 ただ、Mac miniのACアダプタはそう言う形ではないので、果たして使えるのかどうかが不安である。 早くAppleからの回答が欲しいものだ。
一方、iPodなどの充電のため、ワールドトラベルアダプタという商品を注文した。 これは、四角いACアダプタのコンセント部分を差し替えて、各国のコンセントの形状に対応させるというものだ。 同じくAppleに問い合わせたところ、Apple Storeに記述があるとおり、iBookやPowerBookのACアダプタに使えるのはもちろん、MacBookシリーズやAirMac Expressなどにも使えるらしい。 まあ、単に形を変換するだけのアダプタだから、基の部分の形状が統一さえされていればよい話だが、いちおうApple社内では基準を作ってデザインしているようだ。
2006年9月22日
ゲーム: ソニーがPS3を値下げ・機能増強の攻勢
ITproの記事の見出しにもあるように、正に電撃的なPS3の値下げ発表があった。 今日行われた東京ゲームショウで、下位モデルで6万2790円だった価格を4万9980円まで値下げしてきたのである。 Wiiの2万5000円にはまだ差があるが、これでXbox 360が価格面でPS3の脅威となることは、実質ないと言えるだろう。 と言うのも、HD-DVDプレイヤーとXbox 360を合わせた価格と、Blu-rayプレーヤー内蔵のPS3の価格はほとんど同じか、むしろPS3が安くなるからだ。
一方、下位モデルには搭載しないとされていたHDMI端子も搭載されるようになり、HD画質でPS3を楽しめるようになる。 PS3単体に関して言えば、HDMI端子の有無でモデルの差別化が出来なくなるかもしれないが、例えば液晶テレビに関して言えば、HDMI端子を備えたテレビが多く売れるきっかけになるかもしれない。 これはいい決断だったと思う。
一方、バッテリー騒動でダメージを受けているところに、元々ハードウェアは赤字のPS3をさらに値下げすることで、さらなる財務体質の悪化がおこるのではないかと懸念する声もあるようだ。 確かに、ゲーム機のシェアは値下げによって獲得できるのかもしれないが、利益が得られないのであれば大変なことになる。 もちろん、値下げしても十分に利益を得られると計算しての決断だと思うが、それにしても大胆な決定だなと思った。
2006年9月21日
Web: SkypeInを申し込み
利用者同士の無料通話で大人気のSkypeサービスのうち、SkypeInを使ってみることにした。 今は携帯電話しか持っていないので、かけてくれる人の場合によっては安く済むだろうからだ。 それと、仕事で海外に行くときにも便利そうであるからである。 クレジットカードで申し込みをしたところ、すぐに手続き完了のメールが届き、実際にその番号へ電話をかけることが出来た。 こんなに簡単に電話番号を作れるとは驚きである。
現在の料金プランは3ヶ月で1500円か、1年で4000円のどちらか選べる。 とりあえず割安な4000円にしてみた。 電話番号の維持費が年間4000円なら安いものである。 SkypeOutも安いと思うのだが、とりあえずあまり電話をかけることもないし、こちらから電話を長くかける人はだいたいSkypeを持っているので、いずれ導入することにした。
仕事でも利用を考えているので、もしものために領収書を取っておこうと思ったら、サービス名のところが見事に文字化けしている。 中途半端に国際化対応したために、サービス名に日本語が含まれていると文字化けするようだ。 しかも、宛先が????となってしまっている。 Skypeの表示名を設定していないためかとも思い、設定したのだが変化はない。 検索してみたら、同じような問題にぶつかっている人が、SkypeのForumに投稿していた。 ちょうど今朝、最新の書き込みがされているのは偶然だが、ずっと放置されているのでは、今回の領収書はあきらめざるを得ないようだ。
2006年9月20日
ゲーム: Xbox 360向けにHD-DVDプレーヤーが登場
各所で報道されているものの、Xbox 360向けにHD-DVDのプレーヤーが登場するとのことだ。 価格は2万円ちょっとで、Xbox 360のもっとも安いパックと組み合わせれば、5万円程度でHD DVDの再生環境が整うらしい。 6万円強するPlayStation 3のBlu-ray再生環境より安いとのことだが、果たしてこの価格差はブランド力を覆すだけの差なのかは疑わしいところだ。
IT mediaの記事の副題にあるように、「Xbox 360が、先行者メリットを生かし切れないままライバルの登場を迎える」と言うのが現在のXbox 360をもっとも良く表しているように思う。 1年も先行していた次世代機競争なのに、魅力的なゲームタイトルを用意できずに結局PS3やWiiの登場を待っているような状態になってしまった。 なんとももったいないように思うのだが、Microsoft社内ではどのように考えているのだろうか。
2006年9月19日
コンピュータ: Google Calendarが日本語化していた
先日からjapanizeをFirefoxに組み込んで使ってみたGoogle Calendarだが、実はこれ、Gmailと同様、httpsによる接続もサポートしている。 一度アクセスした後、URLスキームをhttpからhttpsに変更すれば問題なく使えるようだ。
ところで、SSL経由で接続すると、当然だがjapanizeのようなページの内容を変更するような機能は無効になる。 ところが、今日Google Calendarを同じようにhttpsで見ていたら、表示が日本語化されていることに気がついた。 最初は日本語が以前より違和感なく訳されているので、japanizeの訳が早速コミュニティからのフィードバックで向上したのかと思ってしまった。 SSL経由だったので、Firefoxのバグも疑ってしまった。 ところが、ふと気がついてjapanizeをオフにしてみても、Calendarは日本語化されたままである。 よく見ると、ロゴの画像も日本語化されて「Google カレンダー BETA」となっていた。
私にとっては、タイミングが良いのか悪いのかわからないが、タイムリーなGoogle Calendarの日本語化だった。
2006年9月14日
Apple: Google CalendarとiCal
しばらく前から公開されていたGoogle Calendarには、Mac OS X標準のカレンダーソフトである、iCalからカレンダーを読み込む機能が備わっている。 自分で作ったカレンダーごとにURLが指定されていて、これをiCalの「照会」という機能を使って読み込むことが出来る。 ただ、残念なのはこうして読み込んだカレンダーは読み込み専用となってしまい、iCalで変更が行えないと言うことだ。 Google Calendarは確かに便利であり、マウスで予定をドラッグ&ドロップできるなど、不自由なく利用することが出来る。 ただ、せっかくならローカルのソフトをクライアントとしても使いたいのだが、どうも出来ないらしい。 ネットで検索してみると、以前はiCalでインポートすると日本語がうまく反映されないなどの問題があったようだが、少なくとも私が試した限りでは問題なかった。 Google Calendarも改良が続けられていると言うことなので、今後、iCalなど外部ソフトウェアからもGoogle Calendarのデータを変更できるようになるよう期待したい。
2006年9月12日
Web: 人力系Firefox拡張機能
Firefoxで、人力を加えてブラウズしやすくしようとする、似たようなコンセプトの拡張機能が報道されていたのでメモ代わりにリンクしておく。
- TouchUpWebサービス
-
Mozilla Japanなどが開始したサービスで、拡張機能を通じて利用可能。 IE用にレイアウトされたページを変換してくれるようだ。 個別の問題について、それぞれ変換スクリプトを開発しているとのこと。 果たしてDellのように、そもそもIE以外でのアクセスを拒否する様なサイトでもきちんと使えるのだろうか?
- japanize
-
報道されていた記事を忘れてしまったので、本家にリンクをしておく。 これも個別の外国語サイトについて日本語データをボランティアベースで開発しているとのこと。 とりあえずGoogle Calendarで試してみたが、おおよそ違和感なく和訳されている。 ただ、Calendarは予定表ではなくカレンダーでよいと思うし、Agendaを単に予定、と訳しているのはちょっとどうかと思う。 オープンソース的な開発を行っているjapanizeは、ユーザー登録するとこうしたデータを修正できるようだ。 私は英語に自信もないし、とりあえずありがたく使わせて貰うのみにする・・・。
2006年9月 9日
コンピュータ: ソニーからロケーションフリーの新製品が発表
Web経由で自宅のテレビが見られる「ロケーションフリーベースステーション」の新製品が発表されたと報道されている。 この新製品は、従来のMPEG2に比べて2倍の圧縮率となるMPEG4 AVC (H.264)を用いることで、ネットワークが遠かったり、遅かったりしてもよりストレスなく視聴できると言うことらしい。 ちなみに発売予定は10月20日とのことだ。
どういった商品・サービスなのかは、ソニーのロケーションフリー公式サイトを見ると良い。 何故私がこれに興味を持ったかというと、先日オランダに出張したとき、日本のテレビが一切無くて残念だったからだ。 NHKのBSすら入っていないのである。 持って行ったノートパソコンをインターネット接続することは出来たから、こんな時このロケーションフリーがあれば、日本のテレビ番組も見ることが出来たのだろう。 ベースステーションの値段はやや高いが、長期出張するようなら買うのも悪くない商品だ。
ゲーム: PS3の生産にさらに遅れ
SCEの次世代ゲーム機であるPS3の量産に遅れが出ている、と同社社長の久多良木氏から発表があったようだ。 PS3の生産については、既にBlu-rayの規格決定が遅れたために生産できず発売延期と言う自体になっていたが、ここに来て再度遅れが出るようだ。
SCEでは出荷数を抑えて日米での発売日は「死守する」そうだが、ヨーロッパでの発売は延期するなど、大きな影響となっているようだ。 今回の問題はBlu-ray用の青色半導体レーザーの部品が、予定通りに量産化できなかったというものだ。 現在は問題は解決したようだから、しばらくすれば解決するだろうが、当初は異常な品薄は覚悟する必要があるだろう。 私は当初Xbox 360もそれなりに販売を伸ばすと思っていたが、あまりそう言ったニュースを聞かないので、少なくとも日本では「PS3待ち」の状況なのだろう。 Xbox 360の様に、アメリカでは人気で予約待ち状態なのに日本ではさっぱりだった、なんて状況は想像できないから、当面は混乱することが予想される。
ゲーム自体が登場していないから何とも言えない部分はあるが、PS3自体はおそらくかなり売れて、結構なヒット商品になるだろう。 ただ、ソニーグループとしてみた場合、グループ内で供給するはずだった部品の量産化が間に合わず発売が延期されたわけである。 記事中にもあるが、最近バッテリーのリコールで大問題を起こしたばかりで、全体の士気に関わらないかどうかが問題だろう。
2006年9月 8日
Apple: 9月13日にAppleのスペシャルイベント
デジタルARENAのiPod情報局の記事によれば、9月13日にAppleがイベントを開催するとのこと。 これまでの傾向として、かなりのインパクトのある新製品・新サービスを発表する可能性が高いようだ。 話が前後してしまっているが、記事で発表されるものの予想としてiMacやMac miniなどが挙げられているが、これらはすでに発表されてしまっている。 となれば、それ以上のインパクトあるものを期待するのは当然である。 記事の中にあるiPod 6Gについてはまだ4Gを使っている者としては、まだまだ早すぎるのではないかと思ってしまう。 やはりここは私個人の大本命である、Core 2 Duo搭載MacBook Proを期待したい(笑)。
2006年9月 7日
Apple: Core 2 Duo搭載iMacが発表
AppleからCore 2 Duo搭載の新iMacが発表された。 デザインは従来の機種と同様で、ディスプレイ一体型となる。 これまでディスプレイサイズが17インチタイプと20インチタイプがリリースされていたが、これに24インチタイプが追加された。 24インチでは横1920、縦1200ピクセルの表示が可能で、今流行のフルHDのディスプレイとなっている。
私はディスプレイを既に2台所有しているし、iMacにはあまり興味がわかないのだが、むしろCore 2をAppleが搭載を始めたというのが楽しみな話題だ。 と言うのも、MacBook Proの方もCore 2搭載になるのではないのかという期待をしているからである。 ただ、今回の新iMacの登場と同時にMac miniラインナップも更新されているのだが、こちらにはCore 2は搭載されていない。 もし放熱の関係で見送られたとしたら、MacBook系への搭載は余計に難しいような気もするが、ここは素直に期待したい。 近々行われるパリでのエキスポで新MacBook Proが発表されるという噂もあるようなので、そのときを楽しみに待とうと思っている。
2006年9月 5日
写真: Picasa 2を試用してみた
Googleからリリースされている、無償の写真整理ソフトウェアPicasa 2を試用してみた。 今はまだMac版は用意されていないから、Windows版での試用である。 使ってみた印象では、動作が非常に軽快で、使いやすい印象を受けた。
これまで、WindowsではViX、MacではiPhotoを使ってきたが、Picasaはこのどちらとも管理方法が異なる。 ViXはファイラーに近いところがあって、フォルダの木構造をそのまま使って画像を管理する。 対してiPhotoでは自分でアルバムを作って写真を登録する形になっていて、木構造と言うよりも、アルバムを並べて管理すると言ったところだ。 Picasaはこの中間を取ったような感じでフォルダごとに写真をまとめるのはViXと同じだが、木構造をとるのではなく、それをiPhotoのアルバムのようにして並べて管理する。 さらに秀逸なのは、各アルバムの垣根をなくし、前後にスクロールしていけば、いちいちアルバムを開かなくても画像を見渡せるようになっている。
しかも、動作もかなり高速である。 5000枚以上の画像のサムネイルをスクロールしたり、画像をまとめて回転させてみたりしたが、どちらも重く感じることは皆無だった。 マシンの性能の差もあるのだろうが、Mac mini上のiPhotoで5000枚以上の画像を管理していると、起動にも時間がかかるし、画像をスクロールするのもかなり重く感じる。 果たして、最新のCore Duoマシンを使えば、iPhotoでも動作は軽快なのか、あるいはPicasa 2のMacへの移植を楽しみにしたほうが良いのだろうか。
そういえばViXの開発が停止して久しいようだ。 何があって停止しているのか、理由は良くわからないが、ViXと言う特別なソフトを使って画像を管理するのではなく、Windows標準の機能で十分、という人が多いのかもしれない。 そういう私もその一人で、Picasaくらいに操作性が異なれば便利だと感じるが、ViXに関して言えば、残念ながらそこまでの魅力を感じない。 デュアルディスプレイならば、サムネイル部分と画像表示部分を分離できたViXは便利だが、現状ではデュアルディスプレイ環境がないのでどうしようもない。
2006年8月23日
モバイル: auが12月からデータ通信を高速化
Slashdot Japanでも「au, 12月に高速通信システム導入」と言うストーリーが掲載されている。 タレコミ文章の最後に、不必要に煽っている文章が掲載されており、ストーリーは各キャリアのユーザー間で若干フレーム気味になっている。 技術的にどれだけ興味深いのかという話題にはなっていないのが残念だ。
私は、上り方向が早くなれば、携帯電話からブログに写真をアップロードしたりするのも容易になるのではないかと期待している。 まあ、現状のMovable Typeでは携帯電話からファイルをアップロードできないので無意味ではあるが。 メールの送信なども高速化するのだろうから、ユーザーにとっては便利だと思う。
気になるのは価格だが、ダブル定額のような仕組みは当然継続すると思う。 問題はその価格が値上がりするかどうかだが、私はしないのではないかと予想している。 と言うのも、今回のサービスは現状のCDMA 1X WINの拡張と言うことだから、価格も据え置きになるのではないだろうか。 端末を買い換える必要があるのが、当然とは言え残念だが、どのようなサービスとなって登場するのか、期待したい。
2006年8月22日
コンピュータ: 45万円のフルHDプロジェクター
ITmediaの記事によれば、三菱から実売45万円のフルHDプロジェクターが発売されたそうである。 先日取り上げたシャープのフルHDプロジェクターは130万円とのことだったから、際だって安い。 その分何かの機能が無いのだろう、と穿った見方をしてしまうが、コントラスト比も10000:1だし、HDMIやDVI端子も備えており、十分に思える。 ただ、およそ3分の1の値段なのでたいそう安いと思えるが、45万円という価格はおいそれと手が出せる価格ではない。 こうして価格競争が始まるのはありがたいことだが、私が購入使用と思うくらい安くなるには、まだまだ時間がかかりそうだ。
2006年8月18日
仕事: 土曜日も出張
昨日から出張中である。Mac miniを持ってきてホテルのテレビにつなげて使おうかと思っていたが、家にビデオケーブルが見つからず断念した。 以前コンパクトキーボードを買ったので、本来ならこういう機会に使いたかったが、ディスプレイがないのでは仕方がない。 まあ、毎日飲み会でホテルでコンピューターを使う時間などないし、仕事のメールは携帯電話に転送しているので支障はない。 ただ、ブログの更新はコンピューターが圧倒的に便利だ。 狭い携帯電話の画面で不完全な機能のOperaを使うのはなかなか大変だ。
2006年8月16日
Web: 標準ブラウザをFirefoxに変更
これまでSafari、CaminoとMac OS X上のブラウザを切り替えて使ってきたが、とうとうFirefoxに落ち着きそうである。 Safariは設定が保存されなくなってダメ、Caminoはあまりに低機能でダメ、と、Windowsでも使っているFirefoxに白羽の矢がたった訳だ。 本当は、Mac OS Xなのだから、Macでしか使えないブラウザを使いたいところなのだが、「拡張機能」によるFirefoxのカスタマイズが案外自分好みになることに気がついたので、Caminoをあっさり捨ててしまった。 使っている拡張機能は以下の通りだ。
- Mouse Gestures
-
マウスジェスチャの中では、Mozillaの時代から使っているものであり、ジェスチャと機能の組み合わせに、一番慣れている。 一時期、All in One Gestureを試したことがあったが、あちらはマウスの動きが上下左右しか使えず、やはりMouse Gesturesに戻ってきた。 Mouse Gesturesでは、斜め方向もジェスチャに登録できるのが好きである。
- Adblock Plus
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広告カットしてくれる。 フィルタセットも用意されているが、自分でフィルタを作って行くのが結構楽しい。 申し訳ないなと思いながらも、ニュースサイトの画像広告をフィルタに加えている。
- Tab Mix Plus
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Caminoのように、各タブに閉じるボタンを付けられるようになる。 ブラウザを閉じたときに、セッションを保存しておいてくれるので、作業中に再起動しなくてはならなくなったときなどに便利。 私のしたいタブ関連のカスタマイズはこれで十分。
- Copy URL +
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ファイルのタイトルにURLでアンカーをつけてコピーできるようになるらしい。 blogを作成するときに便利と書いてあったので導入したが、まだ使っていない。
- Web Developer 日本語版
-
ウインドウのサイズ変更や、CSSの適用、あるいは文法チェッカの起動など、Webサイトの作成に便利な機能がひとまとめになっている。 文法チェッカの起動だけでも私には価値がある。
- Google Toolbar
-
Firefox標準の検索ボックスはWikipediaがすぐ使えるようになっているので、もう一つGoogle用に検索ボックスを用意している。 キーワードのハイライトが便利。
2006年8月 8日
コンピュータ: フルHDのプロジェクター、HDMI搭載の液晶ディスプレイ
Dellのプロジェクター新製品が発売されたときにも書いたが、HDMI端子を装備している液晶ディスプレイまたはプロジェクターに興味を持っている。 と言うより、安い製品があればむしろ買いたいくらいだ。
シャープから発表されたフルHD対応のプロジェクターは、もちろんHDMI端子も備え、DVI端子などでコンピュータとも接続可能な高機能製品だ。 だが、値段も高機能にふさわしく、130万円超となっている。 やはり、プロジェクターは高すぎる。
一方で、先日BenQより、HDMI端子を備えたWUXGAの液晶ディスプレイがリリースされた。 このディスプレイで言うWUXGAとは、横1920ドット、縦1200ドットとなっていて、ハイビジョンよりも広く、フルHD対応となっている。 PC用にはDVI端子とアナログ端子を備えているので、問題なく使える。 値段も上記のプロジェクターを見た後でなくてもリーズナブルで、10万円を切る実売価格が予想されている。 Macを欲しいとなんて考えていなかったら、購入に踏み切ってしまっていたかもしれない。
Apple: WWDCにてMac Pro発表、one more thingは?
Appleが開催中のWWDCにて、Mac Proが発表された。 Appleからも公式にプレスリリースが出ている。 待ちに待った、と言う感じのデスクトップMacのハイエンド機種が登場した。
Intel Xeon 5100を2基搭載するので、4コアのマシンとなった。 その他のスペックも豪華で、標準構成では2.66GHz CPU、メモリ1GB、NVIDIA GeForce 7300 GT 256MB グラフィックカード、250GB HDDなどである。 それでいて、Apple Store価格は31万9800円となっている。 一方のMacBook Proが同価格帯となっているので、だいぶ割安に感じる。 PowerMac G5と比べても、安めの価格設定となっているようだ。
Mac OS X 10.5となる、"Leopard"の新機能も、一部紹介されている。 目玉機能の一つ「Time Machine」だが、Windowsのシステム設定の保存に、ドキュメントファイルの自動バックアップを付け加えたような印象だ。 他にはSpacesと言う仮想デスクトップソフトもあり、Time Machineよりもこちらの方が普段よく使う便利な機能になりそうだ。 ただ、新機能はこれくらいであり、後はMailやDashboardなどの改良にとどまり、何となくインパクトに欠けるような気がしなくもない。
他には、Xserveの新機種が紹介されたようだが、噂されていた新iPod nanoやiPhone、それに私が期待していたCore 2 Duo搭載のMacBook Proなどは発表されなかった。 おきまりの「one more thing...」についても報道されていないから、どうもやらなかったようだ。 Core 2 Duoプロセッサは先日発表されたばかりだし、他のPCメーカーも搭載マシンを発表していないから、まあ仕方のないことかもしれないが、「one more thing...」がなかったことは、ある意味でサプライズだし、悪く言えばがっかりだ。
話は少しずれるが、私は現在使っているのがDell Precision 360とApple Mac mini G4であり、どちらもノートブックタイプではない。 ディスプレイがある場所になら、Mac miniは持ち運んで使えるが、どこでも使えると言う訳ではない。 携帯性を考え、最近ではノートブックが欲しくなってきていた。 狙っていたのは、Boot CampでWindows XP上の3Dゲームも快適に動かせるMacBook Proだ。 私が狙っていたのは中間モデルの15.4インチディスプレイに、ATI Mobility Radeon X1600 256MBを組み合わせたモデルだった。 17インチモデルは流石に持ち運び出来ないし、かといってグラフィックカードが128MBメモリでは、3Dゲームの動作は今一だろう。
ところが、今回のMac Proの登場で、あまりのスペックの差異に、足踏みしてしまっている。 ディスプレイが付いており、携帯もかろうじて可能と言うことで、MacBook Proの方が利便性に優れるとはいえ、これだけのスペック差があるのにほとんど同じ価格と言うのは納得できない。 欲しいとは思っても、拒否反応の方が強すぎるのだ。 かと言って、ゲームはある程度あきらめ、MacBookにするのも却下だ。 というのも、MacBookのディスプレイは、全て光沢仕上げになっている。 明るさが増すと言う主張がされているが、背景が移り込むため、利用可能な場所がきわめて限られてしまう。 携帯するはずのノートブックタイプなのに、これでは意味がない。 コストだけで選ぶのなら、パワー不足を感じているMac mini G4のIntel Mac版へのリプレースだが、これではそもそも携帯性に劣る。
従って、現状で私が買いたいと思うMac製品は、正直なところなくなってしまった。 Core 2 Duo搭載のMacBookまたはMacBook Proの登場を楽しみにしたい。
2006年8月 7日
空の軌跡SC: 二周目、第二章を終了
二周目はアガットと行動している。 今のところ、仕事や本の取りこぼしもなく、順調に進んでいる。 また、町の人とも最低限しか話していないので、進むのも早い。 レベル40だったティータを、シャイニングポム6体でレベルアップさせ、早速経験値9999の獲得となった。 結局、エステルのレベルが57での通過だった。
そう言えば、攻撃系料理アイテムで複数の敵を同時攻撃すると、1階の攻撃なのに敵の数だけアイテムが減ってしまうと言うバグがあるようだ。 これを修正するためには、Falcom提供の修正プログラムを適用する必要があるが、これをやるとレーヴェが強化されるようなので、とりあえず放置している。
2006年7月31日
空の軌跡SC: 二周目、第一章を終了
やはり二周目になると、効率的に経験値稼ぎが出来る。 シャイニングポムが6体出てくるところで、オリビエの経験値を一気に7000以上も獲得した。 レシピのアイテムで攻撃してもダメージを与えられることにも、ようやく気づいた。 退却とロードを繰り返して、先制攻撃でシャイニングポム戦へ突入できることも気がついた。 おかげで、エステルのレベルは前回よりも高いレベル50で通過できた。 ボスは力押しで終了。
2006年7月30日
空の軌跡SC: シャイニングポムの居場所
空の軌跡FC、SCともに登場するシャイニングポムのSCにおける居場所をリストアップする。 新しく判明したら適宜更新する予定。
- 序章、サントクロワの森、ブッシュランサー(黒い猫)+1体
- 序章、サントクロワの森、ローリングソーン(爆発する丸い敵)+6体
- 一章、メーヴェ海道、ヒュールスタンパー(虹色っぽい虫)+1体
- 一章、紺碧の塔、ミントポム(水色のポム)+1体
- 一章、紺碧の塔、タトゥーノン(タツノオトシゴ風)+6体
- 一章、旧校舎地下遺跡(クモみたいな敵)
- 二章、紅蓮の塔(パンプキンボム+1体、ウニクラゲ+6体)
- 二章、トラット平原道(装甲ウサギ+1体)
- 三章、グランセル地下水道(ヤドカリみたいな敵+1体)
- 三章、エルベ周遊道(ダインダイル+1体)
- 三章、グランセル地下水道(ブラックヒツジン+1体)
- 四章、翡翠の塔(ヤドカリみたいな敵+1体)
- 五章、琥珀の塔(ポム+1体)
- 五章、霧降り峡谷(カマキリみたいな敵+1体)
- 七章、翡翠の塔(倒すと自爆する敵+1体)
- 七章、琥珀の塔(回復役+6体)
- 最終章、地下道(目のような敵+1体)
- 最終章、地下道3(カイラス・グレイ+6体)
ずっと勘違いしていたが、シャイニングボムではなくて、シャイニングポムだったことに、2周目に入って初めて気がついた。 むしろ、FCをやっていたときは全く気がつかなかった・・・。
2006年7月26日
Apple: Wireless Mighty Mouseが登場へ
Engadget Japaneseに、Bluetooth接続のMighty Mouseについて記事が掲載されている。 ようやくワイヤレス化したと言うことと、光学式ではなく、レーザー式のマウスになった、と言う印象で、半年前なら魅力的に思ったのかもしれないが、今はそうではない。 と言うのも、Mighty Mouseには誤動作が多く、意図せず「握る」アクションが起きてしまったり、左右のクリックも指をいちいち離してから行わなくてはならない。 おまけに、クリックホイールもすぐ壊れてしまい、だいぶ高い買い物だった。
2006年7月20日
空の軌跡SC: 死亡回数0でゲームクリア
シャイニングポムが6体も出現する場所を発見したので、容易にレベルアップできた。 パーティーメンバーが全員レベル93になったところでボス戦へ突入、無事に死亡回数0でゲームクリアできた。 さて、これでようやく2周目に入る訳で、まだまだ先は長い。
2006年7月19日
空の軌跡SC: 最大獲得経験値は9999
2週目のプレイに死亡回数0のデータを引き継ぐべく、パーティーのレベルアップを行っている。 メンバーはクローゼとオリビエを選んでいたが、ただレベルアップしてもほとんど変化がなく、さすがに飽きるので、現時点で最低レベル(レベル66)のティータをオリビエの代わりにメンバーにいれ、レベルアップ作業を行っている。
まず一番はじめの戦闘で、いきなり獲得経験値9999を記録し、レベルが一気に6くらい上昇した。 ちなみにエステルはせいぜい256くらいの獲得だった。 次の戦闘でも3000以上の経験値を獲得し、見ていて爽快である。 また、経験値の減少具合から見ても、獲得経験値の9999は、上限値であることが推測できる。
ティータは通常攻撃で複数を対象とした攻撃が出来るのが魅力だが、他にこれと言った特長が感じられず、アーツも使いにくいし、声も聞いていてムカムカするのでこれまで敬遠していた。 ただ、レベルアップしてみて気がついたのは、意外にも攻撃力はなかなか良いレベルで、防御力も専用の鎧があるので非常に高く、HPが低めであることを除けば、なかなか優秀ではないかということだ。 まあ、ボス戦では複数対象の通常攻撃は、それほど大きなアドバンテージにはならないだろうが、ティータを使ってみるのもなかなか面白そうだ。
一方、レベルアップ作業をしていても、これが2周目に反映されないと思うとなんともバカバカしく感じるのも確かだ。 本当に、中途半端だ。
2006年7月18日
コンピュータ: DellがA4カラーレーザープリンタを発売
カラーレーザープリンタの相場がいまいちよく知らないので、非常に安いのかどうなのか、わからないのだが、Dellが9万円を切るカラーレーザープリンタを発売した。 Dellのサイトを見ると、Canonからも6万円くらいでA4カラーレーザープリンタが発売されているが、新発売のモデルの特長はネットワーク機能を標準で内蔵していることのようだ。
オプションとはいえ無線LANにも対応しているとのことであるが、このサイズのプリンタは非常に重いこともあり(24kgあるらしい)、あまり移動しないので、無線とすることのメリットはそこまでないと考えられる。 オフィス内をすべて無線に統一しているような企業であれば、容易に追加できてよいのかもしれない。
しかし、とうとう家庭にもカラーレーザープリンタが普及してきそうな価格帯になってきたと思う。 モノクロレーザープリンタは、すでに3万円を切っているが、モノクロと言うことでどうしても購入を控える人が多いと思う。 今回のDellのカラーレーザープリンタは、印刷速度も毎分17枚と高速なので、インクジェットからの乗り換えも、検討できる商品になってきているのではないだろうか。
2006年7月16日
コンピュータ: マルチディスプレイの有効性
日経BPに、マルチディスプレイの快適さを紹介する記事が掲載されている。 記事自体は仕事で使うことを前提にマルチディスプレイの快適さを解いているのだが、紹介例が5台のディスプレイを3台のコンピュータで運用しており、キーボードやマウスの使い方に苦労している様子が伺える。 私も、以前はデュアルディスプレイ構成をしていたし、今はシングルディスプレイでPCとMacを切り替えて利用しているが、やはりUIの切り替えには試行錯誤した。
まず、マルチディスプレイの有効性は言わずもがなである。 そもそも、一般のソフトウェアは一つの画面をそれなりの面積で占有することで、効率良く作業できるようになっている。 これはゲームなどでも同じことである。 一方、何かの資料を参考に作業をしたいことは良くある。 すると、シングルディスプレイでは、画面の一部分を資料にまわすか、いちいちアプリケーションの切り替えを行わなくてはならず、作業性が低下する。 こういうとき、デュアルディスプレイは目を移動させるだけですむので、非常に有効である。
一方、コンピュータを複数切り替えて利用すると言うのは、私自身はあまり有効だと思わない。 CPUパワーを目一杯使うような仕事をしていれば、参考資料の表示には安価なセカンドコンピュータを利用すれば十分だと思うが、そう出なければ、マルチディスプレイに対応したビデオカードを購入する方が、より安価かどうかはわからないが、キーボードやマウスの切り替えなどに悩む必要はない。 今、PCとMacを切り替えて利用していて便利だと思うのは、Windowsでやっているゲームの内容を、MacのWWWブラウザからBlogで更新するのに便利とか、そういうしょうもない状況のときしかない。
私のこんな経験から言うと、キーボードやマウスの切り替えは、切り替え機を使っていても十分だと思う。 記事では、ミニキーボードやワイヤレスマウスをコンピュータの台数分購入している。 その理由が、切り替え機ではカーソルがどの画面にあるのかわからなくなる、と言うものなのだが、どの順番で切り替わるかはすぐに慣れるから、切り替えに応じて目で追えるようになるはずだ。 私の使っている切り替え機はコントロールキーを素早く2回押すと入出力が切り替わるようになっているので、切り替え自体も作業を中断することなく行える。
また、上記の記事のトラックバックをたどって行ったら、Synergyと言うソフトを使って、複数コンピュータでキーボード・マウスを共有すると言う方法もあった。 このソフトはTCP/IPを使って共有を実現し、Mac OS X・Windows・Linuxの混在している状況でも、一つのデスクトップを使っているような感覚で共有が可能らしい。 クリップボードの共有も出来ると言うので、かなり便利そうだ。 ただ、ディスプレイを共有することは出来ないので、この点は切り替え機に頼るしかないようだ。
2006年7月15日
Apple: JBL on time
いつの間にか、JBLから新しいスピーカ、JBL on timeが発売されていた。 私も前から気になっていたcreature IIやencounterにも負けないくらいの印象を持ったデザインだ。 やはり、iPod Dockを備えていて、充電やコンピュータとのデータ転送も可能だとのこと。 いかにiPod HiFi が中途半端な製品かが実感できる。 私の使っているスピーカは故障したままだし、これは本格的に購入を考えても良いかもしれない。
2006年7月14日
空の軌跡SC: ようやくゲームクリア
ようやく最終章を終了した。 空の軌跡と言うのは、エステルの心に描かれた、まっすぐで、鮮やかな想いだった。
2006年7月10日
空の軌跡SC: 第八章を終了
世界が広くて大変だった第八章も終了した。 基本的には手配魔獣を倒し、いくつかおこる中規模のイベントをクリアして行く構成になっている。
マップは基本的にこれまでと同じなので、釣り場をもう一度回ることができる。 ただし、隧道の中は真っ暗で、どうも釣りが出来ないようだ。 結局、釣り手帳を埋めることは出来なかったが、次章に果たして釣り場はあるのだろうか?
前章で手に入らなかった琥耀珠も、本章で手に入る。 また、手配魔獣からは「刃」のクォーツの上位版、「理」のクォーツシリーズが手に入る。 20%の効果の他、属性も8ずつ付加されており、なかなか使い勝手が良い。
「海の檻歌」の終盤を思わせるような状況下の第八章だったが、敵が雑魚ぞろいなので、案外アーツを使う必要はほとんどなかった。 むしろ、セピスの不足が目立ち始め、王都の「あの店」で購入するのも良いかもしれない。 私は不要だと思って次章に突入してしまったが、ちょっと後悔しているところだ。
2006年7月 9日
空の軌跡SC: 賭博師ジャック12-14
第八章では、地域ごとに本が手に入るようだ。 12巻は事件終了後の王立学園人文科教室のパープルから。 13巻はヴォルフ砦のペイス隊長から。 14巻はどこで手に入ったのか忘れてしまった。 というのも、実は本の入手は順番通りではなく、10、12、14、11、13巻の順だったからだ。 ロードをしてみると、どうもロレント周辺で14巻を入手しているようなのだが、ちょっと調べたところでは誰からもらったのかわからなかった。
その14巻は、このシリーズの最終巻である。 ついに、第1巻以外はすべて手に入れることができた。 なおさら、取り損ねたのが悔しく感じる。
空の軌跡SC: シーラル、ガーウェルズ
シーラルはバレンヌ灯台にてサモーナとシヴァスから、ガーウェルズは湖畔の宿にてカルプから。 カルプからはスネークヘッドが釣れることが多いが、続けているとガーウェルズも釣れた。 これで、釣り手帳の空き項目はあと2つ。 果たしてコンプリートできるだろうか?
2006年7月 8日
空の軌跡SC: 賭博師ジャック11巻
ロレントにて、結婚式イベント後、レストラン内でセーラより入手。
2006年7月 5日
モバイル: WILLCOMがW-ZERO3の後継機を発表
ITProによれば、WILLCOMが大ヒットしたW-ZERO3の後継機となる新端末を発表したそうである。 製品名は名前を引き継いで「W-ZERO3 [es]」となったそうだ。 形がスリムになり、USBのホストになれるなど、いろいろ進化しているようだ。 私も先代のW-ZERO3はだいぶ気になっていたが、こちらもなかなか面白そうな端末である。
PHSは携帯電話と違って、W-ZERO3のような技術好きに受けそうな端末が多いように思う。 今PHSを選択する層には技術好きが多いのか、どうなのか、私にはわからないが、技術好きな携帯電話ユーザーとしてはうらやましい話だ。 携帯電話でもvodafoneがノキア製のスマートフォンを発売していたと思うが、auからもああいう端末が出てきてほしいと思う。
2006年6月25日
コンピュータ: Skypeヘッドセット
以前、マイク端子のないMac miniのために、わざわざBluetoothのヘッドセットを購入したのだが、今日久々にビックカメラでヘッドセットを見てみたら、以前に比べて格段に商品が増えていた。 以前はLogicoolの商品数が非常に多く、私もLogicoolのヘッドセットをWindows用に購入していたが、今日見てみると、ELECOMの商品も数多くあり、しかも安かった。 よく見るとELECOMのヘッドセットはノイズリダクション機能が無いようなので、音質はLogicoolに譲りそうだが、980円くらいでも購入できる価格は魅力的だと思う。
一番感心したのは、どのヘッドセットもSkype certifiedになっていたことだ。 普通に考えれば、マイク端子を通すマイクが、Skypeに対応していないわけがない、と言うか、対応できないのであれば、WindowsなりSkypeなりの方に問題があるような気もするが、この辺はやはり商売なのだろう。
逆に悔しかったのは、USBをスピーカ・マイク端子に変換するコネクタが、安価でかつMacにも対応していたことだ。 以前からこういう商品はあったが、1980円と言うような価格ではないか、あるいはMacには対応していないような商品だった。 これも、なぜMacに対応できないのか不思議だったが、とにかく今日見てきた限りでは、上記の価格で、かつMacに対応している商品が販売されていた。 無駄な買い物はつい増えてしまうものだ。
2006年6月24日
空の軌跡SC: 第七章を終了
ボリュームがあまりなかった第六章に続いて、第七章も、枝道の全くない、シンプルな構成の章になった。 とは言え、システム上は大変化の起こる章である。 ネタバレ抜きにこの章を語ることは難しいと思うので、追記の方に気兼ねなく書いておこうと思う。
ちなみに、通過時のエステルのレベルは79だった。 賭博師ジャックの第10巻が、甲板上のアントワーヌから手に入るので注意。
2006年6月23日
モバイル: auが無料通話分を無制限繰り越し、ただし料金制限あり
ITmediaの記事によれば、auが無料通話分を無制限に繰り越せるようにしたそうである。 以前は、8月1日からの導入予定で、3ヶ月分の繰り越しとなっていたから、一見すごいサービスが現れたように見える。 ただ、これには繰り越せる金額の上限があって、CDMA 1X WINではだいたい無料通話分5ヶ月分、CDMA 1Xではだいたい3ヶ月分になっている。 もちろん、少しずつ余った分をためていけるのであるから、確かにすごいサービスだが、「無制限くりこし」と言う名前では、あたかもいくらでも繰り越せるように聞こえてしまう。 キャッチフレーズの妙を感じた。
2006年6月22日
空の軌跡SC: 第六章を終了
あまりボリュームがない、と言うか、寄り道をするところがなかったので、早く終わってしまった。 セーブデータを見直したら、やはり本の8巻と9巻はこの章での入手だった。 ちなみに、六章開始後に、ラヴェンナ村の北にある廃港へ行くと、掲示板にはない追加のクエストが発生する。 イベント進行のため入手できなかったレアアイテムもあるので、是非行くべきと思われる。 同様のイベントを霧降り峡谷でも期待していたのだが、なかった。
六章序盤のイベントでは、ボートの上から海釣りでも出来て、ついにつり手帳がコンプリートか?と期待していたのだが、そうはならなかった。 単純なイベントシーンで残念だ。
六章のマップはよくわからないことが多く、地図上にはある部屋に行けないことが何回かあった。 何かレアアイテムが眠っている雰囲気なのだが、どうしても行けなかった。
ボスは中ボスと章の最後のボスと二回出てくるが、エステルのレベルが69で問題なく勝てた。 中ボスはたまに即死攻撃を行ってくるので、これには注意したいところだ。 最後の方は特に考えずに力押しでも勝てた。 今のところ、死亡回数・逃走回数とも0回で来ている。 FCの時はロランス少尉が難敵だったが、今回はそう言う敵には未だ出会っていない気がする。
と、最初思っていたのだが、そう言えば、山賊の砦で戦ったあいつはやっかいだった。 鬼のような攻撃力で、こちらのNPCキャラクターを守りつつ戦うのはかなり大変だった。 後一撃、と言うところで回復の手を抜いて、泣く泣くロードしたこともある。
ちなみに、今回初登場の釣り場などはない。
2006年6月21日
コンピュータ: ビル・ゲイツ氏が2008年に引退
数日前の話になるが、Microsoftのビル・ゲイツ会長が、2008年7月に第一線から引退するとの記事が流れた。 Slashdotでも記事になっている。 非常に電撃的なニュースで、私はかなり驚いた。 ウェブ進化論風に言えば、私はビル・ゲイツと同じ、「コンピューターが個人で所有できることに感動を覚えた世代」だと思っている。 まだ学生の時にパソコンを手に入れてから、ずっとそうだと思っている。
だから、ビル・ゲイツ氏のやってきたことはとてもすごいことだと思うし、世界をコンピューターが必要な世界に変えてしまった、彼の行動はたたえるべきだと思っている。 もちろん、ビル・ゲイツがいなくても、他の誰かがやったことかもしれない。 でも、彼はそれを一番に進めた人間なのだ。 すごい人間だと言うほかない。
ゲイツ氏の引退で何かが劇的に変わるわけではないだろうが、私にはなんだか、Googleが一強となるような気がしてならない。 Microsoftにはまだまだ底力はあるのだろうが、なぜか、大きな穴が開いてしまったような気もする。 それほど、Microsoftと言う会社を考えたときの、ゲイツ氏の存在が大きいと言うことなのだろうか。
ゲイツ氏は今後、慈善活動を行っている財団の活動に注力していくらしい。 こちらの仕事でも、大成功を収めて欲しいものだ。
2006年6月20日
空の軌跡SC: 第五章を終了
五章はアガット編で、彼の過去と、これからへの決意が語られる。 と言うか、アガットってもう少し冷静になれないものか・・・。 あそこでの単独行動は遊撃士失格としか思えない。
第四章かと思っていた本の7巻だが、どうも第五章が入ってすぐに受け取るものだったようだ。 いずれにしても、そのタイミングでのロレントの町で手に入る。 8巻と9巻もそうなるとちょっと不安だが、8巻はラヴェンナ村の少年ルゥイから、9巻はハーケン門の元兵士から手に入る。 これも、もしかすると第六章に入ったときだったかもしれない。
五章はエステルなどがレベル67でクリアしたが、案外簡単にクリアできた。 最近はボス戦で補助系アーツを使うのが好きで、これにクローゼのケンプファーIIを組み合わせれば、通常攻撃でも楽にボスに勝てる。 特に今回のボスは強力な通常攻撃が主体だったので、かなり楽だった。
また、確か五章の途中だったと思うが、ブレイサーレベル昇格のアイテムで最高の釣り竿「アクアマスター」を入手した。 だが、未だにつり手帳は埋まっていない・・・。
2006年6月12日
空の軌跡SC: 第四章を終了
オランダに来てまで何をしているのかよくわからないが、他にすることもないので少しずつ進めている。 第四章はなんとなくあっという間に終わってしまい、拍子抜けの感じだった。 もしかすると、これまでもこんな感じのボリュームだったのに、寄り道のしすぎで長く感じていただけかもしれない。
さて、第二章がジン編とすれば、第四章はシェラザード編だ。 敵が何をしたかったのか、最後までよくわからなかったし、ボスもそんなに強くなかった。 もう一段階あるのだろうな、と温存していったら、そのまま敵が手を引いてしまった感じだ。 ちなみに、エステルなどのレベルは61で通過した。
賭博師ジャックの6巻をどこかで手に入れたのだが、忘れてしまった。 7巻はロレントの本好きの人から入手した。
シャイニングポムはあまり遭遇できなかったが、翡翠の塔のヤドカリと一緒に出てくる。 この章ではレベルアップをほとんどしなかったので、この辺は再調査が必要か。
釣り場はクエストにもなっているが、これは霧が晴れる最後まで、報告せずにいることが重要。 場所は全部で六カ所。 ロレントの地下水路、ミルヒ街道、エリーゼ街道、ヴェルテ橋、ブライト家、そしてミストヴァルトの一番奥にある。 ちなみに、パールグラスを釣ってこいと言うクエストもあったが、すでに持っていたので一瞬で話が進んでしまった。
2006年6月 4日
Web: オランダでもネットワーク環境を確保
結局コペンハーゲンでは更新できなかったが、オランダでもネットワーク環境を手に入れた。 KPNと言う会社がやっている無線接続のサービスがあったのだ。 私が持って行ったPCには無線通信の機能がついていなかったので、空港を通ったついでに、アダプタを購入した。 アダプタが€35くらい、無線接続サービスが一週間で€25くらいである。 なかなか高いが、ネットが自由に使えると思えば、まあ安いと考えることにしたい。
2006年5月27日
空の軌跡SC: 第三章を終了
発売予約をしておいて、これほど進むのが遅い人は滅多にいないのだと思うが、ようやく第三章が終了した。 舞台はグランセルだったが、都市があまりに広く、話を聞いて回るのが非常に大変だった。 物語はいよいよ深刻さを増してきており、「結社」がその姿を徐々に現し始めるものの、まだまだ核心は一切不明だ。
エステルがLv.59で通過したが、ボスはようやく歯ごたえのあるものになってきた。 まあ、まだ力押しで勝ててしまうが、第二章までの「楽勝」という雰囲気はなくなった。 そろそろ、きちんと作戦を練ってからでないと、簡単には勝てなくなっていくと思われる。 ボス戦には意外な人物が操作可能な形で参戦したが、このようなFCでは単なるNPCだったキャラクターの参戦は、なんだか嬉しいものがある。
釣り場は意外にあちこち豊富にあったが、「大物」はあまり見つけられなかった。 竿も「竹竿」が増えたのだが、未だに使えないえさなどもあり、つり手帳も4項目が不明のままだ。
2006年5月26日
コンピュータ: ELECOM パンタグラフUSB&PS/2ミニキーボード
ELECOMのTK-UP84CPSVというキーボードを買った。 テンキーなしの84キーのキーボードで、幅24cm足らずという、ミニキーボードである。 先日実家に帰った際にMac miniも持って帰ったのだが、自宅へ戻ってくるときにキーボードを忘れて帰ってきてしまったのだ。 代わりに購入したのがこのキーボードであるが、正直言って失敗の買い物だった。
まず、やはりキーピッチが狭すぎて使いにくい。 アルファベット部分はまだ普通にタイプできるが、記号やCtrlキーなどを使うときにミスタイプが非常に多くなる。 こころなしか、肩も凝りやすい気がする。
何も考えずにAppleキーボードを買えば良かったのだが、同じ商品を買うのは癪だと思ったのが失敗の原因なのだが、かといってミニキーボードを選んだのは完全に失敗だった。 ミニと言うことで携帯するのに便利かと思いきや、通常、ディスプレイまでは携帯できないので、持ち運ぶことがない。 はっきり言って、このキーボード自体が、ニッチもいいところを狙った商品なのである。 だが、店頭にはこのキーボードよりさらに小さなものも存在していたのだからびっくりである。
やはり、Microsoftのエルゴノミックキーボードを買っておけば良かった。 そう思いながら、指を縮ませてこのエントリーをタイプしている。
2006年5月21日
ゲーム: 任天堂の哲学
ITproに「『失ったものを取り戻したい』---任天堂岩田社長が『Wii』に込めた想い 」と言う記事が載っている。 任天堂の岩田社長に、Wiiについての考え方をインタビューしたものだ。 やや古い記事だが、読んでみたら大変興味深かった。 インタビュー中で岩田社長は「Wiiは次世代機ではない」としているが、Xbox 360、PS3、Wiiという「次世代機戦争」の中で、ゲーム機としてトップに立つのはWiiではないか、そう感じさせるインタビューだ。 E3での新製品発表について書いた以前のエントリーでも触れたが、ユーザーがどう楽しめるか、そのことをよく考えて作られたWiiは、「遊ぶ」と言うことで一つ上を行っているのではないだろうか。
2006年5月19日
モバイル: VodafoneはSoftBank Mobileへ
Vodafoneの日本法人がSoftBankに買収される、と言うのは、先日から話題になっていたが、ブランド名が「ソフトバンク」に決定したそうだ。 なんだかありきたりな印象も受けるが、「ソフトバンク」というブランドイメージを広めていきたい、と言う、ソフトバンクグループの意志が感じられる。 iTunesに対応した携帯を出す、と言う噂も流れているようだが、案外価格勝負ではなく、新機能で勝負してくるのかもしれない。
ほぼ同時のニュースで、Vodafoneのワンセグ端末V905SHについての記事も掲載されている。 先日発売されていたVGAサイズの液晶を搭載しているのかと思ったら、400*240の液晶らしい。 そもそも、ワンセグ放送のサイズがQVGAサイズと言うことなのだろうか。 VGA液晶への流れを作って欲しかったが、仕方がないところだ。
記者会見でソフトバンクの孫社長も言っていたようだが、Vodafoneは写メールを始めたことが印象深い。 だが、私は、時々「スペックがぐっと来る」端末を発表しているようにも思う。 特に、シャープ端末にそう言うものが多いが、残念ながらシャープはauで端末を発表していない。 いつだったか、シャープもau端末を作っている、と言うような記事を読んだ覚えがあるのだが、早く実現しないものだろうか。
コンピュータ: Windows Vistaのフォント環境
一時期、超漢字にあこがれていたことがあった。 ファイルシステムが特殊というのも面白そうだったが、なんと言っても漢字が数万種扱えるということに惹かれていた。 ただ、それだけの理由で入手するには高すぎるOSだったので、そのままになっていたが、フォントへの興味はなくなっていなかった。 今昔文字鏡と言う、フリーのフォントがあるが、これは16万字を収録した、とてつもないフォントセットだ。 これをダウンロードしてみたり、トンパ文字フォントを使ってみたり、そう言えばいろいろ遊んでいたことを思い出した。
Windows Vistaでは、新しいフォント「メイリオ」が搭載されるそうである。 このメイリオは新しい文字コード「JIS X 0213:2004」に対応していて、一部の文字の形が変わるほか、アイヌ文字も収録されているようだ。
2006年5月18日
コンピュータ: SONYのフラッシュメモリPC
PDAの世界では、フラッシュメモリにOSなどを組み込んだハードディスクの無い端末が一般的だが、Windows PCだったらどうだろうか? SONYが書き込み可能なBru-rayドライブを搭載したPCを発表したそうだが、同時に、超小型PCのtype Uも新製品が発表されている。 W-ZERO3と同様に、スライド式キーボードを搭載している。
興味深いのは、ハードディスクではなくフラッシュメモリを搭載したモデルが登場予定、と言うことだ。 16GBのフラッシュメモリを搭載すると言うから、Windows XPにいくらかアプリケーションを入れても、まだ余裕がある容量だ。 一体どれだけバッテリーが持続するのか、スペックを見てみたい。
Web: Opera for Wii
「 Opera,任天堂の次世代ゲーム機「Wii」向けにAjax対応ブラウザ提供へ」とのことだ。 Wiiは無線LANでネット接続可能なので、Ajaxのような技術も活用できると言うことだろう。 PC版に近いOperaが提供されることになりそうだ。 同じ記事にはNintendo DSにもOperaが提供される見込みとある。 私もW41CAのPCサイトビューアーという形でOperaにはお世話になっており、今後も頑張って欲しい。
Operaはある時期から広告掲載という収入手法をやめたが、多彩なハードウェアへの移植を始めたのはこのころではなかっただろうか。 組み込み用途で十分に稼げるから、広告掲載は不要、と言うことなのだろうか。
ゲーム: PS3は前途多難?Xbox 360はどうなる?
私はPS3の本体価格(6万円以上)は高すぎる、と思っていたが、実はそれだけではない。 「価格発表で拍手が消えたPS3」にも書かれているように、ゲームは本体だけでは遊べない。 ゲームソフトや、場合によっては対戦用のコントローラを買ってからでないと遊べない。 そうすると、8万円から9万円くらい投資しないと、PS3では遊べないのではないか、と言うのが記事の本旨だ。 私も全く同感だ。 だったらMac miniを買った方が、ゲームは出来なくても、よほど遊び倒せるというものだ。
実は今回のE3でもっとも順調だったのはXbox 360と言う見方もある。 クリスマス商戦には1000万台への到達も見込まれ、関係者は安心しているらしい。 一方のPS3やWiiは発売間もないわけだから、かなりのリードをしているわけだ。
ただ、これは北米市場だけの話で、日本ではやはり惨敗らしい。 結局、「凶」や「ペケ箱」などと言われてしまっていたほどの、先代で広がったマイナスイメージだけを引き継いでしまったためだろう。 挽回にはよほどのキラーソフトが登場しなければ厳しいと思うが、E3ではその気はまったくなかったらしい。 日本市場は見放されてしまうのだろうか・・・。
2006年5月17日
Apple: MacBook (Standard?)登場
iBookの後継に当たる、MacBookが発売された。 PowerBookの後継はMacBook Proと名付けられているから、これはMacBook Stdとでも呼ぶべきだろうか。
13インチ液晶に、Intel Core Duoを搭載している。 色は、Core Duo 2.0GHz版に限り、白と黒が選べる。 MacBook Proとの違いはAppleの用意した比較表がわかりやすいが、最もパフォーマンスに効いてくる違いは、グラフィックスチップと言えるだろう。 他は液晶のサイズやCPUクロックの違いなどがある。
まあ、私の現在の用途ならBoot Campを使ってWindows XPを動かすにしても、メモリを1GBへ増設するくらいで快適に使えそうな感じである。 外部ディスプレイも使えるそうなので、現在使っているディスプレイも有効活用できる。 サイズも13インチならば小さいし、モバイルにも使えそうだな、と思ったら落とし穴があった。
なんと、重さが2.36kgもある! これではとても持ち運んで使う気にはなれない。 Windows PCならば1kg前後のモバイルノートは各社出してきているのに、Appleはなぜか出そうとしない。 iPodも、他のオーディオプレイヤーに比べれば必ずしも小さくないし、やはりAppleは小さいものを作れない会社なのか。 購入へのネックは重さ(と値段)のみだっただけに、残念だ。
これで、あとはPowerMac G5シリーズのIntel化が終われば、AppleのラインアップはIntel CPU一色になる。 やはり私もIntel Macを買いたいが、いかんせん財布の中身に相応する魅力を持った機種がないのが現状だ。 とりあえず、ドリームジャンボを購入しようと思う。
2006年5月12日
コンピュータ: Windows Vistaに足りないもの
ITproの記事に「現時点で判明した『Windows Vistaの欠点』を暴く」と言う記事が掲載されている。 やや古いビルドのWindows Vistaに基づいて書かれた記事であり、最新のビルドでは若干改善されているようだが、当初Microsoftが謳っていたVista(当時はLonghornと呼ばれていたのだろうが)の機能が、いろいろと削除されてしまったことを指摘している。 また、Vistaになって使いにくくなった部分なども書かれているが、使いやすさには個人差があり、また慣れによって改善される部分もあると思う。
記事に「Mac OS XのSpotlightを真似たことが明白なインデックス・ベースの検索エンジン」と書かれているが、私が使ったことのあるWindows 2000のころから、インデックス・サービスという機能は付いていて、それに基づいて検索することは可能だった。 このVistaに搭載されるという検索エンジンは、それとは異なるものなのだろうか?
OSの技術を革新することは、旧バージョンのOSと互換性が無くなると言うことだ。 前にもWindowsの互換性は非常に細かく設定されていると言う記事が掲載されたことがあるが、互換性維持のため、あまりに旧バージョンと異なる機能は実現できないことも多いのかもしれない。 Mac OS Xはそれまでのバージョンに比べて、全く異なった革新的なOSだが、旧バージョンのソフトウェアはエミュレーションという形でしか実行できない。 また、Intel Macへの移行も革新的だが、やはりソフトウェアの互換性はない。
Windowsの新バージョンには革新的な機能はあまり搭載されなかったが、Mac OSには革新的な機能がたびたび搭載されている。 Windowsならば昔のソフトウェア資産を利用できるが、Mac OSでは利用できないことがたびたび起きている。 さて、ユーザーとしてはどちらがよいのだろうか?
コンピュータ: Dellのプロジェクター新製品
デジタルARENAにデル、Brilliant Color対応のお手ごろDLPプロジェクターと言う新製品紹介記事が出ている。 2400MPがBrilliant Colorと言う新しい技術に対応しているそうだ。 このBrilliant Colorとは、3原色に加えてそれぞれ中間の3色の、計6色で画面を作る規格のようだ。 記事に寄れば、中間色の表現が向上しているとのこと。
それに加えて、UXGA出力が可能で14万円強というので、非常に気になり、むしろ、液晶ディスプレイ代わりに購入しそうな勢いだったが、Dellのサイトを見てがっかりした。 と言うのは、UXGA出力は画面を圧縮した場合の話で、実際はXGAの解像度しかないらしい。 それでは、映像を見る場合にはまだいいかもしれないが、細かい文字を読むようなディスプレイの代替にはならない。 しかも、デジタル系の入力インターフェースが無く、せめてDVI、出来ればHDMIくらい欲しかったが、そのどちらも付いていない。
画素数がSXGA+で、HDMI端子まで備える高級機は2倍の価格のようで、私にはとても手が出ない。 UXGAの画素数で、HDMI端子を持っているディスプレイが欲しいのだが、安くて良い商品はないものだろうか。
2006年5月11日
ゲーム: E3にて次世代ゲーム機各陣営が製品発表
次世代ゲーム機である、MicrosoftのXbox 360、SONYのPlayStation 3、任天堂のWiiが、それぞれE3で新情報を発表している。 下記は各記事へのリンクである。
やはり、ゲーム機本体の発表と言うことで、PS3とWiiが注目を浴びているようだ。 PS3は既にそれなりに遊べるゲームが数種類あるとのことで、久多良木社長も自信満々にインタビューに答えているが、Wiiも既に20数種類のゲームが遊べるように展示されているらしい。
NintendoDS以来の、任天堂の「楽しみ方の提案」と言う姿勢は、単純に評価できるものだと思う。 今回も、コントローラーそのものを動かす動作を検知するなど、新しいユーザーインターフェースを提供し、新しい遊び方・楽しみ方を提案するようだ。 NintendoDSの時は、正直なところこんなので売れるのかな、と思ったが、現在ではかなりヒットしている。 Wiiについてはずっと情報が少なくて、次世代機競争に乗り遅れてしまうのではないかという不安があったが、むしろ台風の目になりそうだ。
2006年5月10日
コンピュータ: 学校でもLinuxデスクトップが利用されていた
町役場だけではなかった。 学校、しかも小学校や中学校でLinuxの導入実験が行われ、90%の小学生が「Linuxは簡単」と回答したそうだ。 対して教員は60%だったそうだ。 Linuxがここまで簡単になっていたとは、すっかり浦島太郎の気分である。
記事では教員が60%しか回答していないのは少ない、と捉えているが、私はそうでもない、立派な結果だと思う。 これが一般の会社なら、こんな60%と言う割合にはならず、もっと低いと思う。 私の勤める会社はIT系ではないし、せいぜい30%位ではないだろうか。 教員という職業だからこそ、流石だと思う。 今日は感心してばかりだ。
コンピュータ: 町役場でもLinuxデスクトップが活躍、しかも全PC
栃木県二宮町の役場では、全てのWindows PCをLinuxマシンにリプレースしたそうである。 MozillaやOpenOffice.orgなどで業務をこなす毎日で、案外みんなまともに使っているようだ。 これだけ容易に移行できたのは、もちろんベンダーの努力もあるだろうが、LinuxデスクトップがWindowsデスクトップに近づいているからに他ならないだろう。
私も以前はVine Linuxなどをインストールしたことなどもあったが、最近はMac OS Xに落ち着いてしまった。 これは個人的な満足感から使っている部分が大きく、仕事で使うならLinuxデスクトップでも全く問題ないと思っている。
記事で気になったのはコストの部分だ。 これはずっとMicrosoftとLinuxベンダーとで論争になっているが、本当にLinuxの導入の方がコスト減になったのだろうか。 二宮町の場合は「自治体におけるオープンソース・ソフトウエア活用に向けての導入実証」という実験に参加しているそうだから、導入コストは実験者側持ちだろうし、Linuxベンダーも、今後の利用増を見据えて、少なめに見積もった可能性もある。 Linuxへの慣れは案外スムーズに進んだようだが、こうした人件費の消費はどうなのだろうか。 導入コストだけではなく、ランニングコストはどうなのだろうか。
興味深いのは「慣れ」について、町のIT担当者が語っている言葉だ。 如何に引用してみよう。
実際に二宮町でも,Microsoft Officeに慣れた職員が,OpenOffice.orgで同じ作業を行うのに手間取ってしまう作業がある。 「しかし,Microsoft OfficeとOpenOffice.orgのどちらが劣っているとか優れているということはなく,問題は『慣れ』というのがほとんどの職員の意見」と海老原氏は言う。
ここまで言えるのはすごいと思う。 私の母など、WordがプリインストールPCを買っても、わざわざ一太郎をインストールして使っている(正確には、私がインストールしてやっている)。 以前、「慣れの問題だから」と言ってWordを使わせようとしても、「せっかく一太郎に慣れたのに」と言ってWordを触ろうともしなかった。 町役場の職員にも、それなりの歳の方はいるだろう。 それでも新しい環境に慣れようとチャレンジする姿勢には、ただ感嘆するばかりだ。
Web: Internet Explorer 7 β2が登場
Windows標準搭載のブラウザである、Internet Explorerの最新ベータ版が登場している。 5月9日には日本語版ベータも公開され、早速レビューした記事も出ている。 IE7の特色は、「使い勝手と安全の両立」と言うことらしい。
IEの安全性についてはいつものことだし、IEを使う人がそのリスクをきちんと理解して使えばよいと思う。 ましてや、今回のソフトはベータ版なのだ。
機能としてはようやくタブブラウズ機能が搭載された。 記事には「ようやくRSSに対応」と書いてあるが、確かにそれは言えるが、タブブラウジングの方が長く待ち望まれた機能ではないだろうか。 開いているサイトの一覧をサムネイルで表示する機能もあり、便利そうに見える。
セキュリティ機能については大きく進化したと感じる。 フィッシングサイト警告機能や、ユーザー設定の安全性が低下した場合に警告する機能など、他のブラウザが備えていない機能を装備している。 そもそも安全性が低下するように設定出来ないようにすれば良い話にも思えるが、あくまで「利便性の確保」なのだろう。
これに対して、Firefoxはどういう出方をするのだろうか。 また、Macのブラウザはどうだろうか。 Safariはまだしも、Caminoは機能的に大きく不備があると思うが、今後改善されるのだろうか。
ゲーム: PS3は11/11に59,800円で発売
PS3の発売日がとうとう正式決定した。 価格も同時にアナウンスされており、11月11日に59,800円での発売となるようだ。 今回は変更など無いように期待したい。 別記事にPS3は「重厚長大主義」の批判をかき消せるかとも書かれており、PS3のセールスがうまくいくのかどうか、不安視する人も多いようだ。
私はもともとゲーム機への購入優先度が低いので、6万円という価格を見て正直がっかりした。 この価格では、4万円以下のXbox 360が価格改定しなくても、価格面での優位に立てるので、Xbox 360の低価格化がなされないのではないかと思うのだ。 これでは、ゲーム機を購入する気にはなれない。 少なくとも発売後1年は待って、大量生産による低コスト化と、ゲームソフトの充実ぶりを見てから購入を判断しようと思う。
2006年5月 9日
Apple: JBL on station IIが発売へ
harmanからiPod Dockを備えた新しいスピーカーが発売されるとのこと。 Universal Dockに対応したことと、ワイヤレスリモコンの付属が新製品の特徴のようだ。
JBL on stationは円形の形と、iPodのDockを備えていると言うことで、以前から話題のスピーカーだった。 このDockはコンピュータと接続可能で、データ転送も行える。 iPod Dockの代用にもなるスピーカーと言うことだ。 価格が2万円くらいだが、音質が価格相応あるかというと、「意外にまし」くらいだとのレビューを以前どこかで読んだ覚えがある。 個人的には、creature IIやencounterの形の方が気になっている。
モバイル: ナンバーポータビリティと決済サービス
番号ポータビリティの導入控え,NTTドコモが携帯決済市場で万全の体制にメド?とITproが伝えている。 ナンバーポータビリティの導入が今秋に控えているため、DoCoMoは少額決済サービスで顧客離れを抑える計画のようだ。 au側も対抗して同様のサービスを始める模様だが、DoCoMo側の準備がだいぶリードしているようだ。
私もFelica内蔵のW41CAを利用しているが、未だにこの機能を使ったことが一度もない。 普段は鉄道を使わない生活だし、お店にしても、Edyが使えると気がついたところは身の回りで一つもない。 大都市から設置されていくのは当然のことだが、なんとなく蚊帳の外に置かれている気分だ。 そんな部分に投資するなら、通話料などわかりやすい部分での勝負に出てきて欲しいと思う。 そういう風に考えている消費者は、大都市圏に住んでいる人の中でも多いと思う。
ソフトバンクが買収したVodafoneが、Yahoo! BBよろしく価格勝負に出てくる可能性は高い。 ならば、たまには先制攻撃を仕掛けてみる気はないのだろうか。 航空会社もそうだが、安値をアピールするライバルが現れたとたん、狙い打ちして価格を下げるなど、消費者のことを考えて始めたサービスとは思えない。
もちろん、結果として消費者のためになるサービスになれば文句を言う人は少ないだろう。 だが、そういうサービスを初めからおこなえば、そのサービスに納得し、採用する人は増えるはずだ。 そう言う意味で、VodafoneのLOVE定額は、非常によいサービスの提案方法だと思う。 やはり、ソフトバンク・Vodafoneがナンバーポータビリティの台風の目となりそうだ。
Apple: SANS InstituteもMac OS Xが攻撃対象であると指摘
ITproの記事によれば、先日McAfeeも指摘していたとおり、SANS InstituteもMac OS Xに脆弱性が多く見つかっていると指摘している。 同時に、FirefoxやMozillaにも脆弱性が見つかっていると指摘しており、これまで安全と信じられていたMac OS X・Firefox・Mozillaのいずれにも危険があり得るという指摘だ。 もっともな指摘であり、これが繰り返し記事になるのはやはり「安全と信じられていた」からだろう。
2006年5月 8日
Apple: McAfeeがIntel Mac向けのアンチウイルス製品を発売
ITproが伝えるところによると、McAfeeがIntel Mac向けのアンチウイルス製品を発売開始したそうだ。 McAfeeは指摘するだけで製品を出さないなどと書いたが、この時点で既に製品は発売されていたことになる。 McAfeeには申し訳ない。
一方この新商品だが、Intel Mac向けの製品であるのに、Mac OS Xネイティブではなく、PowerPCアプリケーションのエミュレーション環境であるRosetta上で動作するらしい。 PowerPC用のコードで書かれているのなら、「for Mactel」なんて指定する必要はないし、Intel Mac向けと限定するなら、わざわざパフォーマンスが落ちると言われているRosetta上で動作させる利点が見つからない。 せっかく製品が出たのはよいが、使い物になるのかどうか、製品レビューを待ちたい。 そもそも、私のMac miniはPowerPCなので、製品名を信じるなら使えない訳なのだが。
しかし、Mactelって名称は、AppleがIntel Mac発表と同時に商標登録か何かをしていて結構話題になったと思うが、それ以来全く見かけていなかったのは気のせいか。 マスコミも量販店でもかならず「Intel Mac」となっているし、やはり登録したのが逆効果だったのか。
Web: Skype 2.5β
無料のIP電話として私も愛用しているSkypeに、最大100人で会議可能なSkypecastsと言う機能が搭載された新バージョンSkype 2.5のベータ版が登場したそうだ。 私は基本的に会話とショートメッセージしか使わないので、こういう大人数の機能やビデオチャット機能などはいらないのだが、こうやってWindows版だけバージョンアップして、Mac版が置いてきぼりになっていくのはなんとも寂しく感じる。 一時期WWWブラウザーのOperaでも同じようなことがあったが、Skypeもきちんとした収益が上がるようになれば、Macでもほぼ同時のリリースとなるのだろうか。 現状では未だにVersion 1番台なので、ビデオチャット機能を待ち望んでいるMacユーザーはかなりいる(iSight内蔵のiMacも発売されている)と思われるのだが。 あるいは、iChatがあるために開発が遅れているのだろうか。
コンピュータ: コンピュータウイルス進化の6年
ITproの記事「『ラブレタ』出現から6年,ウイルスの傾向は変わった - ソフォス」によれば、セキュリティ会社のソフォスがあの「ラブレター」ウイルス以来の変化について傾向を発表したという。 「ラブレター」ウイルスは2000年の5月4日に出現したと言うから、あの大騒ぎからずいぶん時間が経っていたのだと思うと感慨深い。 それ以来、言葉巧みにメール受信者をだましてウイルスを感染させるやり方は、大いに流行したそうだが、現在では沈静化しているらしい。
時系列の順番はよくわからないが、ネット上ではワンクリック詐欺、現実世界では振り込め詐欺と、人を騙して悪さをすると言う構図は、コンピュータでも現実世界でも脈々と引き継がれている。 コンピュータ世界では感染して騒ぎを起こすのではなく、潜んだまま悪さを続けるタイプの(広義の)ウイルスが多くなっていて、騙す側もより巧みになっているようだ。
コンピュータやインターネットを利用し続けていく以上、それなりのリスクは覚悟しなければならない。 リスクを緩和するためにはツールの利用も有効だが、上記のように騙す側もより巧みになっており、絶対安心とまでは至らない。 要は利用者一人一人の意識の問題なのだが、「嘆かわしいほど低いまま」とソフォスも嘆いているそうだ。
コンピュータ: がんばれ!アドミンくん「都市伝説」
@ITというメールマガジンをずいぶん昔から購読しているが、比較的最近、4コマ漫画が載っていてつい読んでしまう。 最新のお題は「都市伝説」だ。 4コマ漫画のあらすじを書いても仕方がないので書かないが、この漫画のようにマウスをぐるぐる動かしてしまうことはよくある。
コンピュータを使っていると、私はつい同時にいくつもソフトの起動をしてしまいがちなのだが、そうすると当然コンピュータはこちらの入力を受け付けなくなる。 これがWindows 95などの時代だったら、マウスカーソルも動かなくなっていたのだが、Mac OS Xではマウスは動くし、ウインドウ自体も移動可能なことが多い。 そのため、ついつい余計な動作をしてしまい、もっといらいらする羽目になる。 わかっているのに、パブロフの犬のようにマウスを動かしてしまうのである。
Apple: Mac OS XのFTPソフト、Cyberduck
以前はさくらインターネットにも接続できたと思っていたFTPソフト(あえて名前は挙げない)が、実は接続できなかった。 今日、何度も試したのに、うまく接続できない。 代わりにアプリケーションフォルダを良く探したら、以前インストールしておいたCyberduckと言うソフトを見つけた。 起動したら、以前転送した跡が残っていたので、どうも以前成功したと思っていたのはCyberduckによるものだったようだ。
このCyberduckだが、フリーのFTPソフトウェアで、SFTPやFTP over SSLなども出来る、優れものだ。 上記のウェブサイトは英語のサイトだが、ソフト自体は日本語化されているので、容易に使える。 これで大量の画像のアップロードも気楽に出来ると言うものだ。 ありがたい。
2006年5月 6日
Apple: Mac miniとマッチするデザインの液晶ディスプレイ・その他の製品
ITmedia +D PCUpdateの記事「Mac miniとのセットで“自己流iMac”も——BenQ 19型液晶ディスプレイ『FP93V』」によると、Mac miniとマッチするデザインの液晶ディスプレイがあるとのこと。 すでに10月時点の記事で発売が報じられているので、何故今更PR記事?と勘ぐりたくなるが、面白い製品なのでリンクを張っておく。 機能としてはそこそこ実用的で、スタンドの部分にMac miniがすっぽり収まるように、くぼみが出来ているのが特徴のようだ。
せっかくなので、液晶ディスプレイ以外にも、Mac miniに合うデザインの製品をいくつかリストアップしておく。 プリンストンのハードディスクケースは、FireWireもUSBも3ポートずつのハブ機能を持っているので、便利に使えそうだ。 ただ、Mac miniと重ねて使う場合、BenQのディスプレイとは併用できないが・・・。
- GREEN HOUSEのハードディスク・ハードディスクケース・スピーカー&USBハブ・サブウーファー
- プリンストンのハードディスク
- プリンストンのハードディスクケース
- プリンストンの縦置き用スタンド
空の軌跡SC: 賭博師ジャック5巻
賭博師ジャックシリーズの第5巻。 グランセルにて聞き込みをおこなった翌日、西街区のコーヒーハウス「バラル」にて、読書をしている青年より入手。
Apple: Mac OS Xだからといって安心は出来ない
良くある話だが、コンピュータウイルスやワーム・スパイウェアは主にWindows向けに開発されたものだから、Mac OSやLinuxを使っていればそれだけで安心、と言うふうに言うユーザーがいる。 ウイルスなどがWindows向けに作られているのは、Windowsマシンが多いから、より広範囲に影響を与えようとするウイルスの作者の目的に合致しているだけで、Mac OS Xだって、ユーザーが増えればウイルスの攻撃対象となる。 そのことをMcAfeeが指摘している記事がITmediaに掲載されている。 ただ、記事のタイトルは「Mac標的の攻撃が急増」となっているのに、記事中には攻撃が急増した数字などの論拠は示されておらず、読者に誤読を誘う恣意的なタイトルで、記者の悪意に近いものを感じる。
McAfeeの発表によると、Mac OS Xで脆弱性が発見される数が、2003年から2005年で3倍以上に増えているという。 だから、標的にされることが多くなった、と言うのは容易に推測できるが、今回の記事のように断定されるとびっくりしてしまう。 もちろん、だからといって安心していいわけではない。
一方、McAfeeだが、警告してくれるのはよいのだが、自分自身はWindows向けのセキュリティ製品しか出していないのは、どういうことか。 「近い将来Mac向け対策ソフトを出すから、McAfeeもMacに興味あることのアピールですよ」というのならわかるが、McAfeeのWebサイトはSafariやCaminoからはレイアウトが崩れてしまっているし、どうもよくわからない。
2006年5月 5日
空の軌跡SC: なんともロイヤルな釣り場
久々に空の軌跡SCをプレイした。 グランセル城、女王の間の奥のベランダから釣りが出来る。 とりあえずいろいろなえさを試してみたが、大物が釣れる気配がない。 しかも、眠いせいか反応が鈍って魚を逃がしてしまうこともしばしば。 せっかくゲームを始めたが、今日はこれだけでやめにしようと思う。
One-Poem: 歴代使用PCの紹介(3) Dell Precision 360
- Dell Precision 360
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先代に当たる、Gateway2000 GP7-500がハードディスクの故障で使えなくなったので、スペック不足も解消するべく、Dell Precision 360に乗り換えた。 当時の私は、「とにかくメモリが欲しい!」と思っていて、CPUはPentium 4 2.4GHzなのに、メモリは1GBと言う構成になっていた。 ディスプレイはすでにデュアルディスプレイの構成で使っていたので、とにかくPC本体さえあれば良かった。 それでこのマシンを買ったのだが、その直後、CPUが3GHzでメモリが512MBと言う構成のマシンが、全く同じ価格で販売されていて、しばらく複雑な気分になった。 CPUの換装はお金がかかるが、メモリの追加ならばそれほどコストはかからないからだ。
グラフィックスボードは2D向けのQuadroが付いていて、3Dのパフォーマンスはそれほど良くないようだが、私自身は3Dをあまり使っていないので、それ程気になっていない。 Final Fantasy XIのVana'dielベンチもやってみたが、LOWモードならそこそこの動きをしている。
購入当初はとにかく価格を抑えようと、CD-ROMのみのドライブにしたのが失敗で、後からDVDマルチドライブを買ってしまった。 とりあえずDVDとCD-Rのコンボドライブにして購入すれば良かったのだが、安物買いの銭失いと言うやつである。 付けているDVDマルチドライブはLG電子のもので、1万円程度で購入した覚えがある。 GP7-500に取り付けたCD-Rが2万円以上していたのに、ずいぶんと安くなった。 今はもっと安くなっているから、技術の進歩は偉大だ。
5インチベイは上記の通り2つの光学ディスクドライブで埋まってしまっているが、3.5インチベイも2つあって、全て埋まっている。 1つはもちろん3.5インチフロッピーディスクドライブで、もう一つはメモリーカードリーダーを入れてある。 これはSDカードからスマートメディアやマイクロドライブまで読み込めるのだが、mini SDやメモリースティックDuoが直接読み込めずに不便だったので、結局USB接続のメモリーカードリーダーをもう一つ買ってしまった。
ハードディスクベイも2つあるが、全て埋めてしまった。 1つは標準搭載の40GBのATAのハードディスクで、もう1つはSATAの160GBである。 40GBくらいのハードディスクでは、ゲームをインストールしっぱなしにしていると、どうしても容量が足りなくなるので購入した。 一時期空き容量が1GBを切っているような時期もあったので良かったのだが、現在はMacの方へ音楽や写真などの大部分のドキュメントを写してしまい、案外SATAのディスクは活用されていない。
それと、一人暮らしを始めて以来、ずっとテレビがなかったので、カノープスのMTV2005を買って、テレビも見られるようにした。 しかし、結局テレビを見る習慣が無くなっていたため、まだトリノオリンピックくらいしか見ていない。 そもそもテレビ欄を見ないので、見たいテレビ番組がないという、どうしようもない状態だ。
そうそう、オンボードで付いていたイーサネットコネクタが故障したのか、反応しなくなってしまったので、安いギガビットイーサを購入して使っている。 また、iPodやMacとの接続のため、IEEE1394のボードも差して使っている。 そんなこんなで、拡張できるスペースはほぼ使い切っている状態で、ある意味Mac miniの拡張性能と同じ程度になってしまっている。 排熱が心配な今日この頃である。
コンピュータ: Firefox 1.5.0.3 & SeaMonkey 1.0.1
Mozilla系の軽量ブラウザとして、利用者が拡大している、FirefoxのVersion 1.5.0.3がリリースされている。 現在、Mozilla Japanのトップページからダウンロードできるほか、旧バージョン(1.5.0.2など)を利用している場合、自動的に更新される。 1.5.0.3はセキュリティアップデートとのこと。
一方、WWWブラウザだけではなく、メーラーなども含む統合スイートであるSeaMonkeyも、最新版の1.0.1がリリースされている。 すでに昨年から、Mozilla Foundationは統合スイート「Mozilla」のリリースをやめ、「Firefox」および「Thunderbird」にリソースを集中させることを発表し、そのように行動してきた。 一方、統合スイートの方も、なんとか存続させたい、としてプロジェクトを立ち上げて作られてきたのがSeaMonkeyである。
Firefoxで驚いたのが、Mac OS X版のダウンロードファイルサイズが16MBもあることだ。 手元にある、Firefox 1.5.dmgは9.6MBだが、Firefox 1.5.0.3.dmgは16MBになっている。 私は自動アップデートで済ませたのだが、Mozilla JapanのWebサイト上に16MBと書いてあったので、わざわざダウンロードしてしまったくらいだ。 何故なのか、Webサイトの過去のニュースを見ていたら、Firefox 1.5.0.2から、Mac OS版はユニバーサルバイナリになったらしい。 ユニバーサルバイナリとは、CPUがPowerPCでもIntel Coreでも、どちらでも動くように、それぞれに対応したバイナリを一つにまとめたもの、と言うことだ。 だから、ファイルサイズも2倍近くになったと言うことのようだ。 ユニバーサルバイナリの仕組みは便利だと思っていたが、案外こういう落とし穴があるのだと気づいた。
Web: Winnyと情報流出
「THE・Winnyパニック」と言う特集記事がSAFETY JAPANに掲載されている。 個人からの情報流出だけではなく、会社や官公庁からの情報流出も新聞をにぎわせている昨今だが、それがどういう仕組みで起こっているのか、技術的・精神的な部分から解説している。 Slashdotでも、「金子氏、『Winnyから情報漏えいを防ぐのは技術的に容易』と語る」と言う記事が掲載されている。
私はとりあえず「精神的」な部分として、Part 2の「Winnyで漏らしてしまいました」のところを読んでみた。 「Winnyを使っているとどうしても情報漏洩させてしまう」と言う結論ありきの記事構成になっているが、Winnyがどういう仕組みかはなんとなく知っていたものの、どういうソフトなのか、ようやく理解できた。
現状でこれだけWinnyの利用リスクが叫ばれているのに、どうして情報流出が広まっているのか、不思議だったが、やはり、意識の低い安易なユーザーが多いと言うことにつきるのではないだろうか。 Winnyの技術的特性上、情報流出が止められないことや、巧妙化してきたウイルスのことなどを差し引いても、情報流出は流出させた人間の責任だと思う。 私は正直言って自分が流出させない、と言う自信はないからWinnyを使うのが怖い。 怖いから使わない。
2006年5月 3日
Web: ボットネットの実態
ボットネットの脅威が警告され始めてからしばらく経っているが、そのボットネットを実際に試して、どのような動作をするのか確認した、と言う記事がITproに掲載されている。 ボットネットというと、とかく正体不明で不気味、と言うイメージが先行していたように思うが、この記事によると、閉じたネットワークの中で、実際にボットを感染させ、コントロールしてみた、と言うことらしい。
詳しいことは記事に書いてあるので省略するが、ボットネットは思ったよりも高機能化されていて、これと言った対処法がない、と言うところまで来ているようだ。 対処するには、個々のコンピュータが地道に対策をする他はないとのことで、絶望感が漂っている。 一般ユーザーの意識を変えるのは容易ではなく、当面はボットネットが猛威をふるいそうだ。
コンピュータ: Googleが無償の3Dデザインソフトを提供
「 米Google,無償の3Dデザイン・ソフト『Google SketchUp』をリリース」とITproが報じている。 記事によると、Google Earthの自宅住所に、このソフトで作成した3Dモデルを設置することが出来るようだ。
記事にはこの3Dモデルが共有できるかどうかは書かれていないが、Google Earthには、データを自分で追加できるので、自分で公開したり、他人の自宅モデルを表示させることも可能になるのだろう。 問題は、「自宅」と言うことで、それをどうやって証明するのか?がよくわからない。 むしろ、現在はアメリカの主要都市でしか提供されていない建物の3Dモデルが、ユーザー有志の力によって、世界の各都市に広がっていったら面白いと思う。
現在はWindows版しか提供されていないようだが、Mac OS版の提供予定もあるようだ。 提供されたら、是非試してみたいソフトである。
Apple: Intel Mac+Windows XPの利用レビュー
日経BPのデジタルARENAにて、Macで動くWindows XPを使い込むと謳った記事が出ていた。 Intel Mac上でWindows XPを使用可能にするBoot Campの登場は衝撃的だったが、実際にどれほど使えるものなのか?と言うレビュー記事である。
私も遊んでいるAge of Empires IIIについても、多少のもたつきはあるものの、ストレス無くプレイできているようで興味深い。 ただ、レビューに使用されているマシンは、iMac 20インチと20万以上するマシンに、さらにメモリを1GB増設している。 Apple Storeでは、メモリ1.5GBと言う選択肢はないので、実際の価格はわからないが、価格から推定すると、おおよそ22万円くらいの価格と思われる。 これではちょっと手が出せない。
ゲームがストレス無くプレイできている要因として、Radeon X1600(128MB VRAM)が搭載されていることが記事でも挙げられている。 おそらく、その通りなのだろうが、対してMac miniは、オンボードのグラフィックスチップ(共有の64MBメモリ)しか搭載していない。
私がIntel Macを購入するとしたら、大きさや価格から見て、確実にMac miniとなる。 果たして、そのMacでゲームはまともに動くだろうか? 持っていないものを心配しても仕方がないが、購入する動機が弱まるのも確かだ。
One-Poem: 歴代使用PCの紹介(2) Gateway2000 GP7-500
- Gateway2000 GP7-500
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2代目のメインPC。 1999年の4月に購入した。 Pentium III 500MHzに、メモリを512MBと、初代に比べて大幅にパワーアップした。 標準のOSはWindows 98だったが、最終的にはWindows 2000を動かしていた。 Windows 2000は非常に安定していて、良いOSだったと思う。
三菱のDiamondtron M2と標準添付のディスプレイによるデュアル構成を便利に使っていた。 標準でデュアルディスプレイが出来たわけではなく、友人から譲ってもらったMatrox Millenium G400と言う秀逸なビデオカードのおかげである。
現在はEdirolとブランドが変わった、当時のRolandのSC-88Proと言うMIDIシンセサイザーもつなげて使っていた。 SC-88Pro、初代PCで98版の朱紅い雫を快適に遊ぶために購入した。 MIDIは当時は最高の音質を持った音源で、ハードウェアでそれをサポートするSCシリーズはかなり高価だったが、アルバイトで貯めたお金を、躊躇無く投入した覚えがある。 今考えれば、MIDIが威力を発揮したのはせいぜい数年で、今や、楽器演奏を趣味でやろうという場合以外には、無用の長物だろう(当時もそうだったのかもしれないが・・・)。
ちょうど、MINOLTAのDiMAGE 7iと言うデジタルカメラを購入した時期も重なり、コンピュータの楽しみ方がいろいろと広がった時期だった。 インターネットに接続し、自分のサイトを作成し始めたのも、ちょうどこのころだ。 そのため、WWWブラウザをたくさん入れて自己満足に浸っていた。 Internet Explorer、MozillaやNetscape、Opera、Lynx、w3m、JustView、Amayaなどが入っていた。 Lynxやw3mまでならテキストブラウザとして結構知られていると思うが、JustViewやAmayaなどはマニアックすぎるかもしれない。 JustsystemのWWWブラウザがJustViewで、AmayaはW3Cが開発したWWWブラウザである。
GP7-500の使用をやめた理由も故障で、どうも内蔵ハードディスクが限界に到達したようだった。 運良く起動できたときにデータのバックアップを取り、そのままこのマシンはフェードアウトを迎えてしまった。 ハードディスクを換装するという手もあったのだが、ちょうどスペック上、仕事やゲームの利用がきつくなってきた時期でもあり、また、PCの価格も低くなっていたので乗り換えに踏み切った。
One-Poem: 歴代使用PCの紹介(1) NEC PC-9821Ce model S2
- NEC PC-9821Ce model S2
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1993年に購入。 確か8月くらいだったと思われる。 初代9821の後継に当たるモデルで、購入当時は「マルチメディアパソコン」としてもてはやされていた。 OSにはWindows 3.1を選択、等速ながらCD-ROMドライブも搭載し、SCSIも標準搭載するなど、なかなか良いつくりだったと思う。 リンク先のスペック表はたぶん間違えていて、内蔵ハードディスクの容量は120MBだった。 当時はパソコンと言うものがまだまだマニア向けみたいなところがあって、そんな中で、「汎用性があるからパソコンを買う」と言い出した我が両親は、先見性があったのか、単に新しいものが好きだったのか、どちらかだろう。
家族の誰も、パソコンのことはよくわからないし、事前に本を見て決めることにした。 NECにするかFM-TOWNSにするか悩んでいたくらいで、確かその本にはDOS/Vもちらっと紹介されていたのだが、流石にそれを選ぶだけの先見性はなかった。 シェアはNECの98シリーズが圧倒的で、両親の購入目的だった、一太郎も98シリーズで動作した。 いろいろ悩んだ結果、「オールインワンで初心者向き」という文句に乗って、PC-9821Ceを選択した。
機種は決めたものの、どこで買えばいいのかわからなかった。 当時、パソコンを買うなら秋葉原、という感じだったので、私たちも秋葉原に行った。 そして、秋葉原でもCMを良く流していて有名だった、石丸電気に行った。 その石丸電気は家電の店で、パソコンは別の店で扱っているというので、そちらに向かうことにした。 その店舗にPC-9821Ceが合ったので、一太郎5と、小型プリンタを合わせて、50万円くらいした。
後日、品物が郵送されてきたのだが、ロケットと言う会社から送られてきた。 おかしいな、と思ったら、石丸電気の目の前にロケットの店舗があって、私たちは全員間違えていたのだった。 どちらが安く買えたのかはもうわからないが、とにかくきちんと手に入って良かった、と言うところである。
その後、と言っても相当後だが、中古で購入したOverdriveプロセッサ(50MHz、1800円)や拡張メモリ(4MB、2400円)などを付けた覚えがある。 当時すでに新しいマシンを使っていたが、たまにゲームをしたり、BSDかLinuxの勉強がてら、サーバーにでもしようかと思って購入した。 だが、ネットワークカードを2枚挿すとどうもうまく起動せず、そのままになってしまった。
このマシンは2000年問題も見事に引っかかり、DOSのメニューの表示が西暦100年になっていた。 長いこと電源を入れていなかったら、システムタイマーが狂ってきて、時計が思い切りずれている。 ディスプレイも故障して、色がきちんと表示できなくなり、画面も二重に移るようになってしまった。 古いPC-98は出力周波数が低いため、DOS/V用のディスプレイは接続できないので、もうどうしようもなくなった。 いろいろと懐かしいマシンである。
仕事: 電話応対のモラル
ITproに「隣の席の電話が鳴ったらとき、あなたは?」という記事があった。 「なんだこれ?出るのが当たり前」と思って記事を読んだが、やはり疑問は解けなかった。 記事では、IP電話の個人内線番号がどうのこうの、と書いてあるが、代理であろうと、個人宛の電話だろうと、それが内線であろうと、電話が鳴ったら出るのが当たり前。 その人がいないのなら、会議でいないのか、出張でいないのか、はたまた単に席を外しているだけなのか、それだけでもわかればまた連絡できるし、伝言を頼むことも出来る。 誰も出なければ、電話をかけた人には何もわからない。 ただそれだけである。
他にも変なことが書いてあるので、当該部分を引用してみる。 代理応答をしない理由を書いてある部分だ。
電話をかけた側が「今すぐ連絡を取れなければ意味がない」,「不在ならばあとからかけ直そう」など考えていたとする。 そのとき代理で,ほかの人が出たらどうだろう。 電話をかけた側は「Aさんにかけたのに,なんでほかの人が出るのか」と思うだろうし,わざわざ「Aさん,お願いします」などと余計な会話をしなければならない。 場合によっては,「少々お待ちください」と保留され,しばらく待たされた挙句,「どこにいるか,いつ戻ってくるかわかりません」。 なかには,個人内線番号にかけたときに,本人がいるにもかかわらず,呼び出し音が2〜3回鳴るかどうかという時点で「●●課です」と代理応答する人もいるという。
意味がわからない。 そもそもの前提がおかしくて、「電話をかけた側が〜と思っていたとする」となっている。 電話を受ける側は、超能力者なのだろうか? そんなこと、わかるはずもない。 仮に「今すぐ連絡を取れなければ意味がない」などと思っていたとしても、現在連絡が取れないことがきちんとわかるだけでも、電話をした意味があるはずだ。 むしろ、「何故代理でも電話に出ないのか」と文句を言われる方が自然だ。
「待たされた挙げ句、いつ戻るのかわからない」や「呼び出し音が2〜3回で代理応答」のくだりは、何故電話に出た人が非難されなければならないのか。 その場にいなかった人が自分の行動について周知していなかったことや、いるのに電話にすぐでないことを非難するのならわかるが、代理で応答したために非難されるとは、新入社員研修を間違えたとしか思えない。
この記事はITproの記事である。 百歩譲って、今時のIT業界では、こういう発想や電話応対が普通なのかもしれない。 だが、それはおよそまともな電話応対とは言えない。 むしろ、この筆者がこれまでまともな電話応対をしてこれたのか、心配になってしまった。 日経BPの社員研修は、一体何をしてきたのだろうか? こんな記事を掲載していても、会社の恥をさらすだけのようなものだ。 早々に削除した方がいい。
コンピュータ: Windowsの互換性を維持するための努力
ITproに、「本当はすごい『Windowsの互換性維持』」と言う記事が掲載されている。 簡単に言うと、互換性維持のために多くのテストがなされ、互換モードで起動させるアプリケーションのリストが作成されている、と言う記事である。 Microsoft製品も、例えばVisual Studio 6.0と言った、比較的新しい製品なのに互換モードになっているそうで、案外細かな配慮がされているのだとわかる。 とは言え、私が買ったNeed for Speed: Porsche Unleashedは、Windows XPでは起動せず、わざわざ互換モードで起動するよう設定した覚えがある。 この場合は、EAがテストをさぼったとしか思えない。
一方、記事の筆者は、そのリストに「ときめきメモリアル」が含まれているので「胸が高鳴る」などと書いている。 全世界のWindowsにそのリストが含まれているから、と言う理由付きで、いいたいことは何となくわかるのだが、挙げた例がどうも間違った例であると思うのだが、気のせいだろうか。
2006年5月 2日
仕事: 現在の日本は情報の重要性を理解していない?
日経BPのSAFETY JAPANに、「日本の情報収集活動はどこが抜けているのか」と言う、インタビュー記事が掲載されている。 軍事ジャーナリストの鍛冶俊樹氏にインタビューしたもので、第一回は日本の情報機関の弱さ、第二回は民間も含めた日本人が情報を大切にしていないことを指摘している。 現代のように高度に発展した情報社会では、情報を如何に得られるかが、何事にも重要になってきている。 今の日本に何が足りないのか、このインタビューが参考になる。
情報機関と言えば、Slashdotで、MI6が工作員募集の新聞広告を出した、と報じられていた。 日本でもそのうち、そんな新聞広告が掲載されるようになるのだろうか?
ゲーム: 任天堂の次世代ゲーム機は「Wii」
任天堂の次世代ゲーム機「Revolution(仮称)」の正式名称が「Wii」になったと報じられている。 Wiiには英語のweの意味に、コントローラーの形状や、人が集まる様子を込めているらしい。
Xbox 360はいち早い発売をおこなうものの、日本では思うように販売を広げられていないらしい。 最有力と言われていたPS3が発売延期で勝負は混沌としてきたが、任天堂の出方次第では、誰もが予想したPS3の圧勝も、必ずしも現実のものとはならないと思う。 名称以外の詳細の発表が待ち遠しい。
ゲーム: Xbox 360で首都高バトル
首都高バトルシリーズを発売している元気から、首都高バトルXが発売予定と報じられている。 私は東京出身だし、今でも時々首都高を使うこともあるので、ゲームでよいから首都高をいろいろと走ってみたいと常々思っていた。
私はゲーム専用機は買うまい、とこれまで思ってきたが、案外買っても良いのではないかと思い始めている。 と言うのは、カーレースゲームというと、どうしても専用機向けが多く、PC向けに発売されるものは少ない。 特に、国内メーカー製のPC用カーレースゲームは全くない状態ではないだろうか。
Xbox 360では、Project Gotham Racing 3が前から気になっていたタイトルだ。 初代Xbox用タイトルだが、Midtown Madness 3も遊んでみたいと思っていた。 さらに今回、首都高バトルも追加されたわけで、魅力がどんどん増しているように感じる。
そのXbox 360だが、秋葉原のFaithでは、10万円以上のWindows MCE 2005搭載PCを購入すると、先着2名ながら、無料でもらえるらしい。 このセールがいつからやっているのかわからないが、GWセールとのことなので、残念ながら私は手に入れられなさそうだ(いずれにしても新しいPCを購入する予定はないが)。
Xbox 360のCPUはPowerPCコアだが、上で動いているOSはWindows XPだとの噂がある。 それが本当なら、Intel Mac上で動くWIndows XPとは逆に、Xbox 360上でMac OS Xが動くことは不可能だろうか。 もちろん。Windows XPもゲーム用途以外に使えるのであれば言うことはない。 そうなれば、Xbox 360を購入する口実がまた一つ増えるのだが。
2006年5月 1日
空の軌跡SC: 空の軌跡FC for PSP
カテゴリはSCの方だが、この話題はFCの方である。
FalcomのIR情報に掲載されている情報によると、英雄伝説IV空の軌跡を、PSPに移植することになったらしい。 これまでFalcomは英雄伝説IIIからVを「ガガーブトリロジー」としてPSPに移植していたが、これはバンダイの制作だった。 今回の「空の軌跡」については、Falcomの自社開発と言うことらしい。
私はPSPを持っていないし、買う気もないし、そもそも空の軌跡はやり終えたし、SCは進まないし、で、購入そのものには興味がないが、Falcomがこうして活気づいているのは嬉しく思う。 過去作品のリメイクというと、やったことのあるユーザーが多くて批判されがちだが、このように比較的新しい作品の移植は、ユーザーの裾野を広げると言うことで、好感を持って迎えられるのではないだろうか。 こうやって開発費用を手に入れて、新作をより充実したものへしていって欲しいと思う。
ところで「空の軌跡SC」あたりから、Falcomが英雄伝説の後ろに、シリーズ番号を入れなくなっている。 今回のPSP版も、「英雄伝説空の軌跡FC」が正式タイトルのようだ。 次回英雄伝説は「英雄伝説VII」なのか、単に「英雄伝説」となるのか、そのあたりも興味深い。
モバイル: ナンバーポータビリティはどうなるか
SAFETY JAPANに、大前研一氏の連載があるのだが、携帯電話のナンバーポータビリティを話題にした、「2006年、携帯電話各社の攻防が激化する〜目が離せない携帯電話業界三国志〜」と言う回があった。 SAFETY JAPANは安全・安心・セキュリティに関係する話題を集めたサイトで、なかなか面白い連載が多い。
携帯電話のナンバーポータビリティとは、携帯電話のキャリアを替えても電話番号はそのまま引き継ぐことが出来るサービスである。 上記の記事は、企業のリスクなどがテーマのため、新規参入事業者や、ソフトバンクの戦略について話が進んでいるが、私は、ナンバーポータビリティによって、どんな変化が起こるかを考えてみたい。
記事中でも指摘されているが、このポータビリティは、あくまで電話番号に限った話で、メールアドレスは持ち出せない。 考えても見れば、番号はただの番号だが、メールアドレスにはドメインが含まれている以上、サービスを提供するキャリアと不可分なのは当然だ。 だから、記事では若い女性では移行は起きない、としている。
私は、当初「本当にそうか?例えば転送サービスがあるではないか」と思ったが、転送サービスのメールアドレスを他人に教えて運用するには無理がある。 いくつか理由を挙げてみよう。
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元々の携帯電話のメールアドレスを、一度転送サービスのアドレスに変更した旨を、知り合いに伝えなくてはならない。 これでは結局キャリアを変更したときと面倒は同じで、しょっちゅうキャリアを変更するつもりがあるのなら話は別だが、そう言う人はまれだろう。
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転送サービスのメールアドレスからメールを送信できない。 これは結構致命的だ。 結局、新しいキャリアのメールアドレスから送るのであれば、次の返信は転送サービスのアドレスではなく、新しいキャリアのアドレスに来るだろう。 これでは転送サービスを導入した意味がない。
標準でPOPやIMAPを使える携帯電話があれば、この辺の問題もスムーズに行くのだろうが、PHSならまだしも、携帯電話にそう言う機能はなさそう。
と、ここまで考えてまた思いついた。 IMAPを使えるWebメールはあるのだし、いっそのことアプリで実装してはどうか? いやいや、自分のキャリアへユーザーを引き込むための魅力ある機能として、各キャリアが標準機能として導入をしはじめたらおもしろい。 ユーザーは、キャリア以外の業者が提供する、メールアカウントを契約して、そこを携帯電話のメールアドレスとして利用する。 こうすれば、変更は一度だけで済むし、その後は番号もメールアドレスも気にすることなくキャリアの変更が出来る。 いっそのこと、総務省命令で、キャリアを超えたメールアドレスを提供できるようにしてはどうか、と言った妄想までふくらんできた。
いずれにしても、ナンバーポータビリティはキャリア各社にとってもビジネスチャンスだし、他社にとっても、関連したサービスを投入するチャンスになるのではないかと思う。 私はauから変更する気は全くないが、どんな変化が起きるのか、興味は尽きない。
2006年4月30日
Web: FTPのアップロードはputコマンド
旧サイトに、サイト移転のお知らせを掲載した。 Mac OS Xで使っているFTPソフトが、現在のサイト(さくらインターネット)へはログインできるのに、旧サイトの FTPにはログインできなかった。 仕方がないので、OS Xのターミナルからftpコマンドを使ってアップロードすることにした。
コマンドラインで使うftpは久しぶりなので、要領を覚えているか心配だったが、ログインまでは素直に出来た。 だが、アップロードに使うコマンドが思い出せない。 仕方がないのでGoogle検索して、HP-UXのドキュメントを発見した。 これを読んで、アップロードはputコマンド、ダウンロードはgetコマンドだと思い出すことが出来た。 HPには感謝の意を示したい。
2006年4月29日
One-Poem: プログラミングの思い出
懐かしい本がいくつか見つかったので、思わず自分のやってきたプログラミングについて思い出したので、以下に書き留めておこうと思う。
N88BASIC時代
PC98に標準で付いてくるプログラミング言語を使っていた時代。 主に作っていたソフトはオセロで、コンピュータに手を指させるところまでは至らなかった。 人間同士が一対一でオセロを指せる、何の変哲もないゲームだった。 そのうち、文字だけを使ったロールプレイングゲームなどを作っていたが、ゲームとしての完成度が高かったとは言えないだろう。 でも、当時の私は楽しんでプログラミングしていたし、ゲームも楽しんでやっていたように思う。
TrueBASIC時代
学校の技術の授業でプログラミングをやる、と言うものがあり、TrueBASICの体験版が配られて、それでプログラミングしていた。 TrueBASICはN88BASICよりも構造化したプログラミングを指向していて、わかりやすく、私にもいろいろなプログラムを作ることが出来た。 また、マウスを使うことが前提のプログラミング言語だったので、非常に面白かった。 この体験版はリストが150行までしか保存できない、と言う制限があったのだが、私はそれを回避する手段を見つけてしまい、そこそこ大きなプログラムを作っていた。
また懲りずにテキストRPGを作ったり、不完全なオセロを作ったりしていたが、一番の大物はマウスを使ったお絵かきソフトだった。 これは、マウスの右クリックと左クリックを使って絵が描けるというもので、ブラシの形・大きさ・色(16色)を指定することが出来た。 画像の保存は出来なかったが、私は色々なブラシを作って遊んでいた。 また、原子名の検索をするソフトなども作っていたし、ゲームと言うより、実用的なソフトも作り始めた頃だ。
このころのソースコードは、保存しておいたフロッピーディスクがどこかに行ってしまって、もう見ることが出来ない。 残念だ。
Visual Basic時代
もともと、私がコンピュータに触り始めた時代はWindowsが広まってきたころと一致するが、初めは上記のようにほとんどMS-DOSまでしか使っていなかった。 購入した一太郎もMS-DOS用だったし、はっきり言って、Windowsはほとんど活用されていなかった。 そのうち、TrueBASICにもだんだん満足がいかなくなり、時代はWindowsだろう、と言うことで、Windows用のプログラミング言語としてVisual Basicを使いはじめた。
初め、体験版が雑誌の付録か、どこかに付いていたので使っていたのだが、確か保存が全く出来ないという制限があったので、初めて製品版を買ったプログラミング言語である。 バージョンは2.0だったと思う。 ただし、私がVisual Basicを入手したのは、時代がWindows 95に移行していた時代で、なんだかいつも時代から一つか二つ遅れていた。 確か、時代はC言語だ、みたいな話もあったのだが、そのVisual Basic 2.0は、4.0への無料アップグレード権が付いていたので、こちらの方がお得、みたいな考えなしの状態で購入した覚えがある。
そのVisual Basicだが、まともに活用されていたのかというと、正直言って自信がない。 作っていたソフトはTrueBASICで作っていた、原子名検索ソフトの移植版とか、Windows 95のスタートメニューに近い動きをするランチャーとか、そんなものだった。 そうそう、このころ作っていたソフトは全て「IrodorI」を冠するソフトで、このサイトの名前も、ここに由来してネーミングされている。 このころ一番夢中になっていたのは、このIrodorIシリーズで使うための、共通ライブラリを作ることで、まあ、はっきりいって本末転倒である。 内容は結構充実していたと自負していて、ソフトウェアの起動・終了処理をしたり、設定を一つのファイルにまとめて保存するとか、あるいは文字列処理をする関数とかを含んでいた。
他には、シミュレーションゲームや、RPGの構想を作ってはいたが、いずれも完成には至らなかった。 このころから、構想や設定を作るのが好きになって、段々とプログラミングからは離れていってしまった。 フリーソフトウェアが充実してきて、また、インターネットからそれらが容易に入手できるようになったことも、私のプログラミング意欲を削ぐ要因になったと思う。 今では、どのプログラミング言語もよくわからない状態である。 そのため、このサイトにはJavaScriptもあまり使われていないが、それは上記のような理由のためだ。
本: 懐かしい書籍を発掘
実家で本の整理をしていたら、コンピュータ関係の本が出てきたので、捨ててもいいのかどうか私が確認することになった。 タイトルを見ただけで、思わず懐かしくなってしまうような本ばかりだった。 以下にいくつかタイトルを挙げてみよう。
- 月刊マイコン別冊GAMINGへの招待(1983年)
- 森巧尚のBASIC MAGIC(1984年)
- OSのことがわかる本(1986年)
- N88-日本語BASICハンディマニュアル(1994年)
- N88-日本語BASICコンパイラハンドブック(1994年)
私が初めてコンピュータに触れたのは1993年頃にPC-9821Ceに触れてからだから、それ以前に刊行された本については、もらった本と言うことになる。 OSのことがわかる本、と言うのは当時のOSについて解説している本で、Windowsが出てきたとか、OS/2が次世代のOSになるとか、Macintosh OSはすごいとか、UNIXの動向も見逃せないとか、いろいろ興味深いことが書いてある。
一方私はどうだったかというと、当時はコンピュータでプログラミングすれば何でも出来る、というような発想に取り憑かれていて、ゲームをプログラミングしようとして遊んでいた覚えがある。 とは言え、プログラミング言語というのは高いから、当時の私にはとうてい購入できるものではなかった。 そうすると、PC-98に標準で付いているN88BASICを使うことになる。 当時はWindows 3.1が発売されたような時代で、MS-DOSがまだ主流の時代だったものの、BASICの流行はとうの昔に終わっているような状態だったと思う。 それでも、BASICについてこれらの本で勉強して、オセロゲームなどを作っていたような覚えがある。
実家にはPC-9821Ceが未だ残っているが、ディスプレイが故障してしまって今は使えない。 懐かしい本とともに、このマシンを使っていた頃の懐かしい思い出がよみがえってきた。 本もマシンも、今では完全に役立たずだが、もうしばらく保存しておこうと思う。
2006年4月28日
朱紅い雫: 98版英雄伝説IV 攻略法
以下は旧サイトからの移行データ。 PC-98版の英雄伝説IV 朱紅い雫の攻略の流れが書いてある。 これまた古いゲームなので、正に記録の意味しか持たないが、せっかくなので移行させておきたいと思う。 ゲームクリアに当たっては、ワンポイントヒント、データも参考になると思うので、参照して欲しい。 また、ネタバレについては全く考慮していない(と言うより、考慮できない)ので、気をつけて欲しい。
朱紅い雫: 98版英雄伝説IV ワンポイントヒント
以下は旧サイトからの移行データ。 Windows版は2周くらいしかやらなかったが、98版は何周したかわからない。 その分、二人クリアなど無意味なこともやっているので、ゲームを知っている人に懐かしく思ってもらえれば幸いである。
Brandish: Brandish 3: 攻略法
以下は旧サイトからの移行データ。
ここではBrandish 3の攻略を流れに沿って解説します。 ネタバレについては全く考慮していないので、気をつけてください。 また、ワンポイントヒントも参照してみてください。
Brandish: Brandish 2: 攻略法
以下は旧サイトからの移行データ。 こんな古いゲームの攻略法なんて、と思うが、読んでいたら懐かしくなってきたので掲載する。
ここではBrandish 2の攻略を流れに沿って解説します。 ネタバレについては全く考慮していないので、気をつけてください。 また、「極める」の意味や、ヒントもまとめてありますので、ワンポイントヒントも参照してみてください。
2006年4月27日
Apple: お気に入りツール集 Mac OS X版
Windows版のお気に入りツール集に対して、Mac OS X版も書いてみた。 Mac OS Xを使うようになってから、ようやく4年が過ぎたが、標準のツールを使っていることが多い。 つまらない紹介になってしまうが、とりあえず書き出してみたい。
- Camino
- Apple Mail
- iTunes
- iPhoto + ToyViewer
- KEdit
- Skype
- ATOK
コンピュータ: お気に入りツール集 Windows版
以下は旧サイトからの移行データを、ソフトウェアのバージョンアップに伴い、新しい内容に書き換えたもの。 そのため、文体が統一されていないが、あらかじめご了承願いたい。 紹介しているソフトは以下の通り。
- Firefox + Thunderbird
- OpenOffice.org
- FFFTP
- TeraTerm + TTSSH
- Miranda
- Becky! Internet Mail
- Meadow
- ATOK
- TMIDI Player
- Lhasa
- カシミール3D
- ViX
Brandish: Brandish 3: ワンポイントヒント
以下は旧サイトからの移行データ。 Brandish 3でもリニューアル版が発売されたが、Brandish 2のワンポイントヒントと同様に、以下のヒントがリニューアル版でも使えるかどうかはわからない。
Brandish: Brandish 3の紹介
以下は旧サイトからの移行データ。 アレスとドーラの関係を描いたシリーズとしては最終作と思われる、Brandish 3である。 Brandishの名を継承した作品としては、Brandish VTと、そのWindows移植版であるBrandish 4があるが、いずれも、システムを3Dに発展させたと言うだけで、世界観などは全く異なっている。 その後、FalcomからBrandishの続編が登場するという話は聞かないままだ。
日本ファルコムが1994年に製作したARPGです。 Brandish 2の続編で、主人公キャラクターが賞金首アレス以外におなじみ魔法使いドーラ、格闘家アンバー、謎の忍者ジンザの4人に増えました。 Brandishシリーズの特色である様々なトラップもバリエーションを増し、ゲームシステムも一通りの完成を見たと言って良いでしょう。 シナリオはシリーズ主人公のアレスと彼を狙うドーラの因縁の原点を明かし、ドーラの師・バルカンの遺志を継いで悪者を倒すという感じです。
シナリオ的に言うとアレスかドーラが本道で、アンバーは横道、ジンザは裏道という感じで、ジンザシナリオは結局他の三人にほとんど関わらず、あまりおもしろくありません。 アレスは盾装備で防御を固められるのが特徴で、装備は多彩なのですが、直接攻撃に頼らざるを得ず、実は結構大変なキャラクターです。 ドーラは体力面が弱いものの、魔法による遠距離攻撃に加え、エレメンタル召還をうまく使えば楽に戦えます。 アンバーは技が多彩の上、最終武器を用いれば強力な魔法が使えるので、戦闘面ではもっとも楽しめるキャラクターになっています。 ジンザの技は私には出し方がよくわかりませんでした。 巻物を使って特殊な魔法が使えたり、面白いキャラクターだと思ったのですが、エンディングを見てげんなりしました(苦笑)。
システムは基本的に前作を継承していますが、オート移動を便利したり、マップを大きくしたりと、いろいろ改良されています。 その分動作が遅くなったことは否めませんが、仕方ないと行った感じです。
このゲームについては「放浪者の小屋」でとても詳しく攻略なさってます。 興味のある方はぜひどうぞ。
2006年4月25日
Brandish: Brandish 2: ワンポイントヒント
以下は旧サイトからの移行データ。 Brandish 2はその後リニューアル版と言うのが発表されたが、私はオリジナル版しか持っていなかったので、以下のヒントがリニューアル版でも使えるのかどうかはわからない。 まあ、今となってはプレイすること自体が困難なのだが、こんなゲームもあったのだと知ってもらえれば幸いである。
Apple: 17インチMacBook Proが発表された
17インチMacBook Proが発表されたとCNETが報じている。 Slashdotでも話題になっているようだ。
今日はちょっと感傷的になっているので言わせてもらうが、Appleは本当に自分の製品の魅力を理解しているのか、はなはだ疑問だ。 なぜiPod miniがあれほどヒットしたのか、理由がわかっていないわけはあるまい。 ならば、17インチのディスプレイを搭載した「ノート型コンピュータ」というものが、どれほど荒唐無稽なものか、容易にわかるはずだ。
つまり、この製品はでかい。 ワイド画面だろうとなんだろうと、17インチは大きすぎる。 このサイズでと重さ3kg超では、とても持ち運んで使おうとは思わない。 加えて値段が34万円である。 こんな殿様商売が出来るAppleの業績がうらやましくさえ感じる。
せっかく、BootCampを発表して、Mac miniへWindowsユーザーを誘導しようとしているところへ、どうみても冷や水にしかならない製品だ。 Let's Noteの新製品からいろいろ学んで欲しい。
Brandish: Brandish 2の紹介
以下は旧サイトからの移行データ。 カール戦の音楽が好きだった。 あと、馬強すぎ。
日本ファルコム製作で1993年発売のARPGです。 Brandishシリーズは「主人公の背中を斜め上から見る視点」と「フルマウスオペレーション」が斬新とされていました。 スーパーファミコンなどにも移植されたようです。
このゲームは私が生まれて初めて買ったコンピュータゲームです。 私の初代パソコンに体験版として付録があって、おもしろかったので買ってしまいました。 他にゲームがなかったと言うこともあるんでしょうが、本当にやりまくりました。 たぶん、10回以上はプレイしたと思います。
ただ、買った当時はまだまだ秋葉原の仕組みがよくわかっておらず、ほとんど定価で売っていた店で買ってしまった覚えがあります。 しばらくして別の大きい店で六割くらいの値で売っていてショックでした。 でも、5インチを間違えて買ってしまいそうになったのに注意してくれた、優しい店員さんでした。 懐かしい思い出です。
Brandish 2の売りはもちろん戦闘で、シナリオも一応ありますが、主人公はしゃべらないので、その程度と言ったところでしょうか。 システムはかなり軽快に出来ていて、やっていて「重い」と思ったことはありません。 防御と攻撃のタイミングもうまくできていると言えばそうなのですが、だんだん面倒になってちょっと攻撃されても構わず攻撃しまくってました。 他に魔法も使えるもの使えないもの色々あって遊べました。 傑作は壁を作る「ウォールの魔法」。 敵の侵入を防いで回復に使えそうですが、効力がいまいち短いんです(苦笑)。
このゲームについては「放浪者の小屋」でとても詳しく攻略なさってます。 興味のある方はぜひどうぞ。
2006年4月24日
Cossacks: Cossacksアップグレード一覧表 (簡易版)
以下は旧サイトからの移行データ。 移行データばかりで申し訳ないが、後は、ゲーム関連でBrandishに関することを移行するのと、贈り物をこちらにも掲載して、移行はほぼ終える予定だ。 移行するのもいろいろデザインを確認したり面倒なので、少しずつ進めている。 Cossacksのデータについては前に掲載したが、以下が漏れていたので掲載しておく。 他に全ユニットについてのアップグレード一覧表があるのだが、こちらは気分次第で掲載したい。
空の軌跡SC: ゲームが進まない
この1週間、全く話が進まなかった。 と言うのも、平日はゲームをするほどの時間がとれないし、週末はBlogの更新に夢中になってやはり時間がとれなかったからだ。 やはり、ゴールデンウィークに一気に進めることになりそうだ。 まだ3章なのに、こんな状態で本当にエンディングを迎えられるのか、ちょっと不安になってきた。
しかし、一時的に夢中になっているだけだと思うが、Blogの更新は面白い。 まだ、誰にも公開していないので、誰からも反応がないのだが、それでも何故か続けられる。 きっと、自分のサイトの最初で最大の読者が自分自身だからだろう。
2006年4月22日
モバイル: W41CAへ機種変更
やる気のないauショップへまた行って機種変更してきた。 念願のW41CAである。 前回機種変更出来なかったおかげか、そのとき無かった黒(フィヨルドブラック)の端末が今日は置いてあった。 現在使っているW21CAが黒っぽい茶色なので、同系色に移行できて良かった。 今回のW41CAで、カシオケータイを3台続けて使っていることになる。
初めて持った携帯電話はC308Pで、今はauから撤退してしまったパナソニック製であった。 まだKDDIではなくDDIだったころで、プレスリリースにも「統一ブランドau」などと書いてあるものの、auブランドはこの年の10月からの運用だったらしい。 たしか、このころからガク割が始まり、それに併せて購入したことを覚えている。 端末代はたしか無料か1円だった。
初めての機種変更はC415Tである。 ポリシリコンTFT液晶搭載端末で、当時としてはそこそこきれいな液晶だったはずである。 画面へのこだわりがこの辺から現れている。 今調べてみたら、2001年のグッドデザイン賞を受賞していたらしい。 でも、変更時には店頭で一番安い(8000円くらい?)だったはずなのだが。
その次は、A5401CAだったと思う。 画面のきれいさは当時抜群で、表示色は約1500万色だった。 A5402SがQVGA対応で悩んだ気もするが、カシオ端末は動作が軽快と言う情報があり、こちらに決めた気がする。 色は目立つ黄色の端末で、黒とのツートンカラーがお気に入りだった。
カシオ2台目はW21CAで、ワイド液晶が特徴的な、いわゆる「全部入り」端末だった。 とにかくPCサイトビューアーの名前でOperaを搭載したことが画期的で、当初は定額の対象外だったOperaのパケット通信が定額に変わってからはよく使っていた。 「全部入り」のため結構ごつい印象の端末だが、逆に存在感があって(重さは十分軽い)、無くしにくかったのではないかと思う。
W21CAにさらに機能を追加し、薄型にしたのがW41CAと言える。 途中のW31CAは正直なところ、3.2Mピクセルカメラ以外に魅力的なところが無くて、とても機種変更する気になれなかった。 デザインもW21CAと同一なので、気にならなかったのだが、W41CAはかなり薄型になり、機能としてもFelicaやGLOBAL EXPERTなど、便利そうなものが追加されていた。 強く惹かれたのだが、出た当初は機種変更から時期がたっておらず、13ヶ月以上で安くなる時期を待って、ようやく機種変更できたわけである。
前置きが長くなったが、W41CAへの機種変更は、とても満足行くものとなった。 ワンセグは受信できないが、テレビすら見ていないので、不満はない。 PCドキュメントビューアーも使ってみたら便利そうな機能だった。 また、Eメールをバックグラウンドでダウンロードしてくれるようになったのも嬉しい機能だ。 Operaは7.60にバージョンアップしている。 いろいろといじって遊べそうな端末で、これから使い込んでいきたいと思う。
2006年4月20日
朱紅い雫: 98版英雄伝説IV データ集
以下は旧サイトからの移行データ。 以前にも書いたとおり、98版朱紅い雫を記録から無くしてしまうのは惜しいので、以前作ったデータ集も移行させておく。 よく見るとネタバレの可能性があるので注意。 また、一部のデータは不完全だし、誤りもあるかもしれない。 今となっては確認できないのが残念だが、とりあえず掲載しておく。
モバイル: auショップはやる気がない
ケータイの機種変をしようとヤマダ電機の中にあるauショップへ行ってきた。 狙いは現在の使用機種であるW21CAの後継機となるW41CAだ。
だが、いざ店頭で見てみると、ワンセグ端末のW41Hもなかなか良かった。 スペックとしてはW41CAと姉妹機のためかほとんど同じで、ワンセグが見られるのが大きな違いになっている。 ワンセグが思いのほか綺麗に映っていたので、つい他の機種もどうだろうと見回ってしまった。
結局、W41Hは高すぎたので、W41CAにしようと受付カウンターへ向かったら、さっきまでいた店員がいなかった。 仕方がないので10分くらいふらふらしながら待っていたら、出て来るなり、今日の受付は終了だと言う。 思わず、受付時間の看板と時計を見比べたが、呆れてまだ時間内だと抗議もせずに帰ってきてしまった。
機種変更は中央とのやりとりもあることだろうし、受付を出来ないのは想像できる。 だが、ならば何故、少し前に受付時間の終了を予告アナウンスしないのか。 本当に売りたいのなら、それくらいして当然だ。 それがサービスではないだろうか。
2006年4月18日
モバイル: Operaに驚いた
Version 2.9.6MTの更新の時から、ページ先頭にあるサイト名の表示方法を変更している。
フォントの表示の仕方なので、音声ブラウザなど、画面表示を必要としないブラウザをご利用の場合は、あまり関係のない話で申し訳ない。
どのように変更したかというと、CSSで、サイト名と、その次にあるバージョンの部分に、font-variant: small-caps;
と指定したのである。
これはどういう意味かというと、おおざっぱに言えば、その部分のフォントは、小文字を表示するときに、大文字を小さくしたものを表示する、と言うことだ。
はっきり言って単にデザイン上の目的だけで、そういう風に表示してみたかっただけである。
以前はこの表示方法に対応しているブラウザがなく、あきらめたように記憶しているが、今回Caminoでは問題なく表示され、Safariでも同様に表示されたので、とりあえず害もないし、採用した。 今日、何気なく携帯電話(W21CA)のOpera(PCサイトビューアー)でサイトを見てみたところ、このsmall-capsが効いている。 単にフォントを小さくしているだけ(本来ならば、small-capsに対応したフォントを選択するべき、らしい)のためか、元々フォントが標準サイズに近い部分では、効果が現れていないが、タイトルのところでは確実に表示されていた。
これがWindows版やMac OS版のOperaだったらさほど驚かないのだが、携帯電話に搭載するバージョンのOperaでも対応しているとは驚きだ。 はっきり言って、small-capsなど、CSSの中でもややマニアックな部分だと思っていたのだ。
これでふと気がついて、別の部分の表示も確認してみた。 エントリーのすぐ次にある、カテゴリーの表示や、パーマリンク・コメント・トラックバックの表示部分である。 この部分にも、隣接セレクタ・疑似要素・contentプロパティと言った、やはりマニアックと私が思っているCSSが指定されているのだが、やはり期待通りに表示されている。 Opera恐るべし、である。
2006年4月16日
Cossacks: Cossacks IIの紹介
旧サイトから、Cossacksに関するエントリーをいくつか移行したが、このエントリーではその続編である、Cossacks IIについて紹介したいと思う。 Cossacks IIはCossacksと同じく、GSC Game Worldの制作、CDV Softwareの販売、Zooによる日本語版の販売、と言う体制になっている。 内容もCossacksから、内政の面を少なくして、より戦術を楽しめるように強化されている。
発売からしばらくたつが、正直なところ、私のマシンはスペックが足りず、特にゲームの後半で動きがもたつくので、あまりやっていないのが現状だ。 ゲームとしても完成度がやや低く、「ヨーロッパの戦い」という、ヨーロッパに自国の領土を広げていくという、Rise of Nationsで言うところの「世界征服キャンペーン」があるのだが、これが途中セーブが出来なかったり、終了するとそのプレイヤーでは二度と遊べなかったりと、何とも遊びにくい。 ただ、おきまりの拡張パックは開発が進んでいるようで、本家の公式サイトではアナウンスがなされている。
本作の最大の特徴は、経験を積むことによって士気と攻撃力が高まり、少ない人数でも、それを上回る軍隊を打ち破れる、と言うシステムだ。 確かに、士気が高い連隊はほぼ同じ人数の連隊に対してはまず負けることはない。 しかし、そうやってせっかく育てていった連隊も、2倍程度の敵がくると、案外あっけなく潰走してしまう。 結局、戦争は数の勝負、と諭されているようにも感じた。
私がCossacks IIで一番好きなのは、実はオープニングのムービーである。 こういうムービーは、良く3Dで描写されることが多いが、Cossacks IIではなんと実写である(まさかあれはCGではあるまい)。 よくもまあ、あれだけの人間を動員して撮影したと思うが、メーカーの意気込みが強く感じられる。 何となく、ソ連版「戦争と平和」に通じるものがある。
あまりCossacks IIの魅力を伝えられていないようにも思えるが、最新鋭のマシンをお持ちの方は、是非とも大規模な戦闘を軽快に楽しんでもらいたい。
Cossacks: Cossacksアップグレード一覧表 (国別簡易版)
以下は旧サイトからの移行データ。 補足しておくと、Cossacksで銃による攻撃力をアップグレードする方法は、大まかに2種類あった。 一つは歩兵育成所の研究で攻撃力を上げる方法で、一定の数値を追加していく。 ユニットによっては銃の攻撃力ではなく、銃剣の攻撃力しか上がらない場合もある。 もう一つは、研究開発施設の研究で、一定の割合で追加されていく。 そのため、最大の攻撃力を得るには、まず歩兵育成所の研究で攻撃力を最大にして、その後研究開発施設で研究する必要がある。 面倒なのは、研究開発施設の研究が4種類あり、その研究する順番で、攻撃力の数値が異なっていたことだ。 この一覧表は、歩兵育成所での研究の結果(「小計」で表す)から、研究開発施設での研究の順番(ABCDは、「アップグレード」の項目にあるそれぞれの研究を表す)によって、攻撃力が最終的にどうなるかを示したものである。 ユニットごと、また、合計の中で、最大の値となる研究については、その数値のところを強調してあるので、参考にして欲しい。
Cossacks: Cossacksの紹介
以下は旧サイトからの移行データ。
結構話題になったリアルタイムストラテジー(RTS)のCossacksです。 Age of Empiresと同じタイプの中世ヨーロッパを舞台とした合戦ものです。 以前より体験版で遊んでいたのですが、製品を買ったので紹介しておきます。
朱紅い雫: 朱紅い雫プレイ後記 キャラクター編(ネタバレ注意)
以下は旧サイトからの移行データ。
いやぁ、いろいろ変わりすぎで、まずはどこから話して良いやら。 「ガガーブ三部作」としての整合性もそうですが、シナリオ重厚化に伴って、年齢も変更されていますが、あまり気にしないでプレイしていたので、ここでも気にしないことにします。
朱紅い雫: 朱紅い雫プレイ後記(ネタバレ注意)
以下は旧サイトからの移行データ。 今見直してみると、空の軌跡の戦闘システムが、朱紅い雫の正統な後継システムであると言うことがよくわかる。 朱紅い雫はリアルタイムシステム、空の軌跡は半ターン制システム、と言う違いはあるものの、空の軌跡の行動順は、システム内部の詠唱AT・硬直によって決定されていることが明らかだ。 こんなことでもなんだか嬉しくなってしまうのはなぜだろうか。
このエントリーにはネタバレがたくさん含まれています。 Windows版朱紅い雫を未プレイの方は見ない方がよいと思います。 また、どうしても98版と比べてしまうので、98版未プレイの人は話が通じにくいかもしれません。
朱紅い雫: Windows版英雄伝説IVの紹介
以下は旧サイトからの移行データ。
朱紅い雫(あかいしずく)は、日本ファルコム社の代表的RPGのひとつ、英雄伝説シリーズの第四作として発売されました。 1996年発売のPC-98版朱紅い雫は自由度の高さが売りでしたが、後期英雄伝説シリーズ(IIIからVの、いわゆるガガーブ三部作)の特徴である、シナリオ重視からは一歩離れた存在でした。
これに対し2000年発売のWindows版朱紅い雫は、自由度の犠牲のもとにシナリオを大幅に重厚としました。 キャラクター設定などにも追加・変更が加えられています。 また、マップ移動システムや、戦闘システムもWindows版白き魔女(III)、海の檻歌(V)に近いものとなりました。 私は98版のオープンシナリオシステムを高く評価していますが、これがWindows版で無くなったのは非常に残念です。
とにもかくにも、朱紅い雫は単独に遊んでも非常に楽しいゲームです。 個人的には海の檻歌は白き魔女と朱紅い雫を遊んでいないと面白み半減かな、という感じですが、朱紅い雫は大丈夫かと思います。 紹介はこれくらいにしましょう。 朱紅い雫を知っていただくには、プレイしていただくのが一番かと思います。 まずは公式ページへアクセスしてください。
2006年4月15日
朱紅い雫: PC98版英雄伝説IVの紹介
以下は旧サイトからの移行データ。 知らない人も多いと思うので一応解説しておくが、PC98と言うのは昔NECから発売されていたパーソナルコンピュータのシリーズ名で、Windowsが広まるまでは圧倒的な国内シェアを誇っていた。 当然ソフトウェアもPC98向けに発売されており、ファルコムのゲームもPC98向けが多かった。
1996年に日本ファルコムから発売されたRPGです。 ストーリー性を重視した英雄伝説IIIの続編として、IIIの時代の55年前を描いたお話で、人間の意志の強さがテーマだと私は思います。 IIIに引き続いたシリアスなストーリーに、フリーシナリオを組み合わせた自由度の高いストーリーが人気です。 また、RPGの一つの見所と言える戦闘も、IIIとは打って変わって自由度の高い戦闘システムとなり、コンバットアニメも魅力的でした。 ただ、下に書くフリーシナリオの問題点とマップのつくりの甘さ、IIIに比べたストーリーの弱さもあり、人気はIIIに及んでいないかもしれません。
ファンには高く評価されている「フリーシナリオ」ですが(もちろん私も好きです)、何故これがIVの人気へと直結しなかったのか? それは、主人公アヴィンやマイル・ルティス以外の個性的なサブキャラクターの存在が完全に無視されているからです。 フリーシナリオによってはサブキャラクターの存在が必須のものもあって良いのですが、だいたいのシナリオは誰がいても無視されて話が進みます。 自然、サブキャラクターへの思い入れは薄くなり、せっかくの多彩なサブキャラクターが単なるパーティー構成要員にしかなりません。 この辺はWindows移植版である新・朱紅い雫にてうまく再構成されると思っていました。 しかしストーリーは重厚となったものの、残念ながらパーティーは固定となり、自由度は消えました。
98版・朱紅い雫はWindows上にて完成された「ガガーブ・トリロジー」の原点の一つと言っても良いはずです。
しかしながら、日本ファルコムのサイトを見ても、その原点をたどることは出来ません。
以前はサイト自体は保存されていたのですが、現在では削除されてしまいました。
ソフトもハードもほぼ流通していない今となっては、98版・朱紅い雫は過去のゲームとなってしまいました。 このページを見て懐かしく思い出してくれる人がいれば嬉しい限りです。
ゲーム: Zwei: ゲームの紹介
以下は旧サイトからの移行データ。
ゲームの紹介
Zwei!!は、日本ファルコム製作で2001年12月に発売されたアクションRPGである。 主人公の少女少年(少年少女ではない(笑))を操作し、ダンジョンをクリアしていく構成のゲームとなっている。 本筋とは別に、アイテム制覇やモンスター図鑑など、コレクター向けの要素も盛りだくさん。 一度クリアしてからが本当の醍醐味となるだろう。
ゲームの感想
紹介にも書いたが、コレクター向けのやりこみ型ゲームと言う印象が強い。 「とにかく完全にしておかないと気が済まない」人にはぴったりのゲームと感じた。 ダンジョンをクリアすると、点数とランクがつくのだが、これがなかなか高いランクを取れない。 アイテムも膨大な数があり、ゲーム一周目では半分くらいしか集まらなかった。 モンスターにしても、はっきりいってラスボスより強い敵がいる上に、落とすアイテムも五種類くらいあったりして、この表を埋めるのはかなり大変になっている。
ゲームシステムも、けっこう良くできている。 得意な攻撃方法が違う主人公二人の切り替え、「おまけの一撃」システムや、それに絡むタイミングも、良くできていると思った。
反面、シナリオの方はシンプルかつ軽快で、これはこれで良い。 重厚なシナリオを構築しても、コンプリートのために何回もプレイしていれば、それは単にうざったいだけになってしまうし。 英雄伝説とは正反対のコンセプトのゲームと言っても間違いにはならないだろう。
注文点はまずバグだろうか。 たぶん特定のダンジョンに限ると思われるが、セーブ不可能地域にも関わらず、いきなり「セーブしますか?」と出た上、敵の攻撃は止まらないことがあった。 ペットモニターの不正終了も気になるところで、一度など、ゲーム本体が落ちたこともあった。 パッチ1.02でいくらか修正されたようだ。
次の注文点はアイテム袋と倉庫の仕組みだろうか。 私はペットモニター高速化ツールを一晩中使っていたので、結構大量にアイテムが溜まってしまった。 高速化ツールについてはFalcomの責任ではないものの、ダンジョンに何回もチャレンジすると、どちらにしても大量のアイテムが手に入ることになる。 数個なら移動もまだやってもいいかな、と思えるが、三十個くらいになると、移動が面倒すぎると思う。 数を指定して移動できるとか、十個単位で移動できるモードを作るとかするべきだったと思う。 アイテム交換というシステムを作っておきながら、この辺は抜けている。
ゲームデータ
と言うわけで、ゲーム中の食べ物アイテムの交換表を作ってみた。 ネタがばれると言うほどでもないが、気になる人は見ない方がよいだろう。
ゲーム: Zwei: アイテム交換表
旧サイトからの移行データ。 更新日付を当時のものにしようかとも思ったが、とりあえずそうはしていない。 ネタバレと言うほどでもないが、念のため、本体のデータは「続き」の方へ移しておく。
Web: FalcomのVideo Podcasting
日本ファルコムがPodcastingを始めた。 このPodcastでは、ゲームのデモムービーが配信されるようだ。 その名も、「FALCOM DEMO MOVIE COLLECTION for Video Podcast」である。 現在は、空の軌跡やイースを中心に、8本のムービーが登録されている。
2006年4月13日
空の軌跡SC: 昨日の大物: パールグラス
昨日書き忘れてしまったが、新たに大物?を釣り上げたので記録する。 パールグラスという魚で、エルベ離宮の堀でタニシを使うと釣れる。 前回に引き続き、今回も2匹連続で釣れたので、どうも大物は2匹連続で釣れるサイクルになっているようにも思える。
ちなみに、第三章での釣りスポットは、とりあえず以下の通り。
- グランセル港に停泊中の船の船尾
- グランセル城の堀
- 地下水道を入ってすぐのところ
- エルベ周遊道にあるロマール池
- エルベ離宮の堀
空の軌跡SC: 賭博師ジャック4巻
グランセルの帝国大使館、図書室にて入手。 大使に話しかけた後に行くともらえる。
2006年4月 9日
コンピュータ: HD-DVDプレイヤーの展示
池袋で友達と会ってきたので、またビックカメラに行ってきた。 昨日の新宿西口店にもあったのだが、HD-DVDプレイヤーが展示されていたので今日も冷やかしてきた。
新宿では映画版バイオハザードがながされており、池袋では地中海都市の映像だった。 どちらも綺麗だとは思うが、期待したほどではなかった。 と言うのも、比較対象がない上に、大画面テレビを使っているので、結局引き伸ばされてこれまでと同じように感じてしまうのだ。
もしかしたら、HD-DVDはまだまだ先行きが不透明なので、みすみすこれまでのシステムを貶めるようなことはしない、と言うことなのかもしれない。 少なくとも池袋では店の奥の方にひっそりと展示されており、そう勘ぐられても仕方のない状況だった。
2006年4月 8日
Apple: ビックカメラでWindows XP on Intel Macのデモ
新宿西口のビックカメラに行ったら、Intel MacでWindows XPを動かすデモをやっていた。 これだけ注目を集めていることだろうとも思うが、ビックカメラの反応の素早さには驚くばかりである。 正直言って、ビックカメラの店員は、商品について尋ねても、即答してくれることがほとんど無くて、5分くらい待たされることが多かった。 だが、たまに非常に詳しい店員がいることもあり、今回もそんな店員が用意したデモなのだろう。
ただ、こんな万人に勧められない(パブリックベータ段階)のものを堂々と店頭に出してしまうあたりが、なかなか強気である。 以前も、各種アニメキャラクターを拝借して作ったと思われる、二次創作のムービーを延々と大音量で垂れ流していたが、あれもだいぶ驚いた。 著作権がらみで色々と危ないと思うのだが、新宿の他に、だいぶ前に池袋店でも見た気がする。 チャレンジ精神があるのは良いのかもしれないが、単に社内のチェック体制がなっていないだけだとしたら、残念なことだ。 情報が早いのは良いことだが、どうも変な方向に進んでいるような気がしてならない。
2006年4月 7日
Apple: Intel Macが熱い!
Slashdotでも紹介されているが、Intel Macで動く、仮想化ソフトが出てきたらしい。 Intel MacでWindows XPが動くようになったことを書いた時にも触れたが、さらに仮想化して、その上でOSを動かせば面白いと思っている。 今回のソフトはまさにそれを実現するわけで、興味深い。
また、IntelがMac用の開発ツールをリリースしたとのニュースも流れてきており、Intel Mac周りが非常にホットになっている。 確かに面白いハードだし、今後もいろいろと注目されてくるだろう。
昨日のエントリーには書き忘れたが、今回の件はMicrosoftにとっても、文句をつけるような話ではないことも、うまくいく要因ではないだろうか。 Intel MacにインストールできるWindowsはアップグレード版ではなく、正式なライセンスのものとなるため、Microsoftにとっても収入源になるというわけだ。
さあ、次のニュースは何だろうか。
空の軌跡SC: 竹竿入手
グランセルにて竹竿を入手した。 グランセルの釣り場は、前から持っていた、プログレロッド・マリンスター・ピスキスハートでしか試していないので、次に時間がとれたときに竹竿で釣ってみようと思う。 竹竿は、たまに大物がかかる、と書いてあるので、残り5つとなった釣り手帳の枠を、埋めていけるのではないかと期待している。
2006年4月 6日
Apple: AppleからIntel MacでWindows XPを動かす公式ツールが公開
先日、Intel MacでWindowsの起動に成功と話題になったばかりだが、今回、これを実現するツールをApple自らが公開した。 当然、 Slashdotでも話題になっているし、CNETでは特集記事が公開されるほどになっている。
これまでIntel MacはiMac、MacBook Pro、Mac miniの3シリーズで発売されているが、どれでも使えるようだ。 Direct Xなどもきちんと動くようである。 Appleのターゲットは、当然ながらWindowsからの移行組だろうと思われ、Mac miniとの組み合わせでこのツール(Boot Camp)が使われることが多くなるだろう。
私もMac mini(G4)のユーザーなので、このニュースには大変驚いたし、当然、Mac mini(Intel)が欲しくなってきた。 現在使っているMac miniにもWindows PC(Dell製)にも、特に大きな不満があるわけではないので、もし次世代機を買うことになれば、それはIntel Macになるだろうと言う程度ではあるが。 特に、現状では切り替え機を使って同時使用しているので、デュアルブートでは、優位性を見いだせない。
これが、Virtual PCの様に、Intel MacのMac OS X上で、Windows が動くと言うのなら、面白いと思われる。 おそらく、PowerPC上のMac OS XでVirtual PCを動かすよりも、遙かに高速に動作するのではないか、と期待できるからだ。 OS X 10.5では、Boot Campの内蔵をおこなうようなので、デュアルブート形式になるのだろうが、そう遠くないうちに、上記のような仮想化での利用が出来るようになるのではないか。
ともかく、Appleにはいつもびっくりさせられる。 こういう、ユーザーをわくわくさせるような開発を、今後も続けていって欲しいと思う。
2006年4月 5日
空の軌跡SC: グランセル到着
グランセルに到着したが、広い都市で、一通り回るだけでも大変だ。 港の奥で釣りスポットを発見。 試そうと思ったが、夜も遅いのでまた今度にしたい。
2006年4月 4日
Apple: Mac OS X 10.4.6
Slashdot Japanのストーリーより。 セキュリティ問題などが修正されているようだ。
ソフトウェア・アップデートをかけたところ、iPod softwareも3月23日版が表示されていた。 これは、iPodの音量の最大値を制限可能とするものだ。 しかし、この設定はiPod 5Gか、iPod nanoでしか出来ないらしいので、iPod Photoを使っている私にはとりあえず関係のない話だ。 この音量の最大値というのは実は待望の機能で、私の使っているER-6iというカナルタイプのイヤフォンは、通常より音量が大きく出力されてしまう。 そのため、音量を目一杯絞っても、まだややうるさく感じてしまう。 そんな状況だから、早送りなどの操作をしたときに、過って音量を変えてしまうと、ひどいことになる。 Appleには、今回の機能を他のIPodへも広げてもらいたい。 出来れば、音量設定をもう少し細かくできるようにして欲しいものである。
2006年4月 3日
空の軌跡SC: ペングー登場!!
昨日のエントリーで、鍾乳洞は封鎖されている、等と書いたが、クエストが発生して入れるようになった。 ペングー達は健在で、オウサマペングーまでも再登場している。 どうやら、魚は落とさないようだ。
2006年4月 2日
空の軌跡SC: 第二章が終了
長い時間をかけてしまった第二章が終了した。 エステルのレベルが56、遊撃士ランクはE級での通過となった。 ストーリー以外の部分を簡単に振り返ってみたい。
第二章はツァイス地方が舞台であった。 あのペングー達がいた鍾乳洞は王立軍によって封鎖されてしまったが、その他の場所は健在だ。 カルデア隧道の回復所や、エルモ温泉のCP回復など、そのままになっている。 釣りポイントは、第一章から引き継ぎのエア・レッテンの他に、カルデア隧道・トラット平原道(2カ所)・紅葉亭にあった。
初めてパーティーメンバーを自由に入れ替え可能となり、運用に幅が出てきた。 最初に選ばなかったアガットはしばらく合流できなさそうだが、これは2周目に楽しみたいところだ。
ツァイスはオーブメント工房もあるので、クォーツには期待していたのだが、案外、たいしたクォーツが準備されていなかったのが残念だった。 だが一方で、このクォーツとアーツの組み合わせは、実に巧妙に作られていることを認識させられた。 上位アーツがあと少し、というところで届かないのだ。 全く焦らしがうまい。
また、以前に酷評してしまったチェインクラフトだが、3人の組み合わせとなると、結構派手で面白いことに気づいた。 CPの消費に対して、期待したほどの効果が得られていないようにも思えるが、少ないCPで行動順を割り込ませることが出来るのだから、お得と言えばお得なのかもしれない。 ボスなどが複数で出てくることが多いので、Sクラフトよりも使いやすいと言えば使いやすい。
そうそう、第二章のボスはレベルが高いこともあっただろうが、楽勝だった。 全員でエアリアルのアーツをひたすら唱え続けていたら、大したダメージも受けずに勝ってしまった。 第一章もそうだったが、ボスの性格が大変わかりやすいようにも思えるが、第三章ではどうだろうか。
2006年3月30日
空の軌跡SC: 空の軌跡: 今日の大物
未だに第二章であるが、今日も釣りに高じていたら、大物らしいものを釣り上げた。 グラナクロウという大きなカニで、カルデア隧道の釣り場にてシュラブを餌にして、何回か釣りをしていたところ、たまたまかかったのがこれである。 しかも、二匹連続で竿にかかったのでびっくりである。 今日はトラッド平原(エルモ村近く)でもスネークヘッドを初めて釣り上げ、リストの残りはとうとう5種類になった。 まだ第二章なのだが、良いのだろうか。
2006年3月29日
モバイル: 4色使えるQRコード、その名も「カラーコード」
QRコードの利用が広がりを見せているが、お隣韓国発の技術で、「カラーコード」と言う規格があるらしい。 4色で表現が可能で、パターンを絵や文字にして、機械だけではなく、人間にもわかるようにしたのが特徴と思われる。 日本でもすでに導入が始まっていて、フジテレビやTBSのサイトで、携帯電話用のコードリーダアプリがダウンロード出来るそうだ。
さてこの技術、確かに見た目は面白いが、まず利用が広がることはないと断言しよう。 もともと、携帯電話用として開発されたようだが、携帯電話での利用も広がるとは思えないし、それ以外への利用はまずされないと思う。 なぜそう断言できるのか。 理由は明確だ。
まず、致命的な欠点は、カラーであると言うことだ。 カラーであることはこのコードの特徴なのだが、それゆえに致命的だ。 何が言いたいかと言うと、カラー印刷は白黒に比べて印刷費が格段に高い。 これでは、流通現場では絶対使われない。 従って、携帯電話などの、カラーを使って差別化をおこなうような分野でしか利用はされないと予測できる。
また、規格上デザインできる、と言うのと、誰でもデザインできる、と言うのは別問題だ。 逆に、デザインしなければならないと言うのが敷居が高い。 デザインというのは万人が出来るものではないのである。 もちろん、だからこその差別化なのであって、誰でも出来るのなら差別化にならない。
企業ならデザイナーを雇うだろうが、一般の個人ならその技量程度のものしか出来ない。 かといって、企業だって、お金を出してデザイナーを雇うのなら、それなりの理由が必要だ。 それだけの魅力がこのカラーコードにあるのだろうか? 絵の中から他の情報が出てくると言うのは確かに面白いが、出てきた情報がURLと言うのは面白いのだろうか? 私には決定的な魅力がわからない。
まあ、否定的なことばかり書いたが、私の場合、こういう予想は大体外れるのである。 一般の人とは、ものの考え方が違うと言うか、ひねくれているところがあるらしい。 はてさて、今回の結果はどうなるだろうか。
空の軌跡SC: やりこみすぎた?
友人と電話で「SCやってるか」と話していたら、どうも私はやりこみすぎらしい。 私はまだ2章でふらふらしているのだが、このプレイ時間だと、4章あたりにいるのが通常のようだ。 もっとも、彼は釣りもあまりやっていないそうだし、本を集めようともしていないようなので、違いはあるのだけれど。 ちなみに、私の現状はパーティー全員、レベル55で、未だに第二章での調査(メインのクエスト)をまったく進めていない状態だ。
2006年3月22日
空の軌跡SC: 第一章がようやく終了
空の軌跡SCの第一章をようやく終えた。 エステルのレベル49で通過した。 ついついシャイニングポム退治に精を出しすぎ、時間がかかってしまったが、ボリュームとしては、期待したほど大きいものとは言えないだろう。 クエストも、FCの一章ごとの数より、だいぶ少ないように思える。
釣りは結構おもしろく、カジノで釣り竿を手に入れてから、あちこち釣って回った。 えさはモンスターを通じてしか手に入らないので、雑魚敵といえども、戦わなくてはならない。 戦闘を単なるレベルアップのための消化試合としない仕組みとしても、秀逸だと思う。 レアな魚としては、バレンヌ灯台で釣れた、ギガンゴラーだろうか。 クァサゴで釣れたので、トライしてみて欲しい。
第一章を終えても、結局本の第一巻は手に入らなかった。 第二章を始めて、飛行艇の中でオリビエから第三巻を入手し、第一巻を逃したことが確定した。 しっかり話して回ったつもりだったが、見落としがあったらしい。 これで二週目をおこなうことも確定。 ああ...。
2006年3月16日
ゲーム: Age of Empires III
空の軌跡SCのプレイも進めているのだが、Age of Empires IIIもやっている。 ご存じMicrosoft発売元のリアルタイムストラテジー(RTS)ゲームである。
Ageシリーズは初代AoEの体験版でおもしろさに気づいてから、拡張パックも含めて、全て楽しんできた。 Ageシリーズの魅力は、操作性とリアルさのほどよいバランスだろうか。 限られたユニット数の中で、どのように戦闘を再現するか、が長けている。 Cossacksシリーズはよりリアルさに重点を置いた中で、ほどよい操作性を誇っていたのだが、American Conquestあたりからソフトウェアが劇的に重くなり、段々と遠ざかってしまった。 AoE IIIに関しても、重くなってしまったのではないか?と言う心配はあったが、適正なグラフィックスの設定をおこなえば(画面効果を少なくする、など)、特に違和感なくゲームをすることが出来る。 このあたりは、Microsoftが絡んでいるだけはあると思う。
さて、そのIIIだが、キャンペーンを一通りやり終え、現在ホームシティのレベルアップにいそしんでいる。 このホームシティがIIIの新要素である。 AoE IIIの舞台は基本的にアメリカ大陸で。ヨーロッパ諸国などが、アメリカを開拓していく、と言う背景を持っている。 そのため、本国にホームシティと言う本拠地を保ち、そこから支援がくる、と言う形で、ボーナスを手に入れることが出来る。
ボーナスを入手するには資源の回収や敵の打破、それに交易所を通して得られる経験値を集める必要がある。 この経験値がある程度たまるとホームシティがレベルアップして、入手できるボーナスの種類を選んで増やすことが出来る。 つまり、ホームシティのレベルが高いほど、入手できるボーナスのバラエティが増え、より深い戦略を持って戦闘に望むことが出来る。 新しいボーナスを選ぶ場合には、一定のレベルが要求されるものもあり、ホームシティのレベルアップは不可欠なのだ。
とりあえず、今日で何とかレベル29までやってきた。 一体レベルいくつまであるのか、よくわからないが、現在、本国はスペインでやっているので、これを他の7カ国にもやっていくのかと思うと、気が滅入る。 ゲーム自体は面白いと思うので、適宜他の国を使ったりして、気分転換をしながらこつこつやっていきたいと思う。 その前に、あまり時間がないんだけど。
ゲーム: PS3が「正式に」発売延期表明
ソニーのPlayStation 3が発売延期されることが正式に発表となった、とCNETが報じている。 「正式に」というのは、これまでにも春に発売するのは無理だと指摘・噂されてきたが、それに対してソニーはこれまで否定してきたからだ。 PlayStationファンの誰もが「春の発売は無理だろうけど、もし発売されたらうれしいな」の様な感情だったのではないだろうか。
私はこれまでPlayStationもXboxも持ったことがないので、どちらのファンというわけでもないが、それぞれ注目はしていた。 当初はPS3の一人勝ちかと思っていたが、このまま行くと、Xbox 360もかなり成功するのではないかと感じてきている。 PS3待ちでいろいろと買い控えていた人は多そうだが、秋までの半年を待ちきれずにXbox360を購入する人もけっこういそうだ。 私の場合は優先順位の高い欲しいものがたくさんあるので、次世代ゲーム機は当分購入しなさそうだが、今後も野次馬根性で眺めていくつもりだ。
2006年3月12日
空の軌跡SC: 空の軌跡SC、システムの新要素
- 新しいオーブメント
- 新しいクラフト
- 釣り・カジノなどの新しいお楽しみ
空の軌跡SCのシステムにおいて、新要素と言えば、上記の三つになるだろう。 SCを始めて、まだ第一章に差し掛かったばかりだが、とりあえずのレビューをしてみたい。
まず、新しいオーブメントだが、セットできるクォーツが7つになったのが特徴だ。 きちんと、新しいシステムのオーブメントが配られるようになった、との説明があり、前のシステムとは互換性がないためにクォーツが引き継げない、としている。 オーブメントは個人ごとに完全オーダーメイド、との説明があるのだが、その割りにいきなり配られたりと、どうもご都合主義的な感じである。 また、クォーツに関しては互換性がないために引き継げないのはわかるが、アイテム・お金・セピスなどが引き継げないのはなぜか。 不可解な点は多い。
クォーツに関しては、さらに上位クォーツが用意され、アーツにより上位のバリエーションが増えた。 これまで敵しか使えなかったアーツが使用できるようになったと謳われているが、ゲーム初期ではそれを実現するクォーツはないし、どうせ敵はさらなる上位アーツを使ってくるようになるだけにも思える。 とはいえ、バリエーションが増えたことは大きな魅力で、早く派手な魔法を使ってみたいとうずうずさせる。
クォーツの設置ボーナスは大きな見直しがされていて、より全体のバランスを考えたものになっている。 全体的にボーナスは低く抑えられている印象で、かつ、負のボーナス、すなわち、セットすると能力が減ってしまうものも増えている。 たとえば、HPのクォーツのボーナスは、HP4でも+12%で、FCのHP3の+15%よりも少ない。 妨害にいたっては、FCで妨害3が80%の妨害だったのに対し、SCでは妨害4で25%になっている。 一方で、FCで攻撃のクォーツに見られた、対となる能力値の低下だが、これが防御のクォーツや、魔防のクォーツなど、他のクォーツにも広がった。 能力値の上昇に比べて、低下の割合は抑えられているものの、全体としてみれば、ボーナスの低下と受け取れる。 以上のように、設置できるクォーツを増加させる一方、そのボーナスを大幅に抑えることで、よりアーツ中心の運用となると考えられる。
次に、新しいクラフトだが、チェインクラフトが挙げられる。 これは、パーティーの複数人数が絡むクラフトと言うことで謳われており、予告画像を見る限り、Sクラフト級の技を組み合わせて、敵に深刻なダメージを与える、と言う印象だった。 だが、実際にやってみると、意外にぱっとしない。
まず、クラフトの組み合わせ、ではなく、同時攻撃がクラフトとして採用された、と言う感じで、参加人数に応じて、ダメージが増えたり、攻撃範囲が広くなったりするだけの、ただの通常攻撃である。 二人程度の参加では、攻撃範囲も広くならないため、はっきり言って使えないシロモノだ。 しかも、説明をそのまま読むと、ダメージや攻撃範囲のボーナスは、参加者全体に適用されるわけではなく、参加する三人目なら三人目にしか適用されないボーナスのようだ。 クラフトポイントを消費してまでおこなう攻撃だろうか?
一方、個々のクラフトは強化されるようなので、安心してほしい。 キャラクターは、すでにスタート時点でFCと同じクラフトを取得しているが、キャンプの表示では、項目数が特別多くなっているわけではなく、クラフトがどういう風に追加されるのか、疑問に思える。 だが、この既存のクラフトを置き換える形で、新しいクラフトを覚えていく。 ネーミングは安直だが、威力は増強されているので、強くなった敵にも対処できる。 アーツに比べると、地味な印象は否めず、その分のチェインクラフトなのだと思うが、ゲーム序盤では、アーツの強化のほうが魅力的だ。
最後になるが、お楽しみ要素について説明したい。 FCのお楽しみ要素と言えば、レシピや本のコンプリートだったと思うが、SCではこれに、釣りとカジノが加わった。 レシピや本も健在で、レシピや読み物も新しいものに変わっている。 これについては、後々またレビューしようと思っているが、まずは釣りについて書いてみたい。
釣りは、最初に釣公師団の人から釣り竿とえさをもらい、また別にやり方を教わることで始めることが出来る。 同時にもらえるつり手帳には、魚ごとに釣った場所とえさ、それに一番大きな重さの記録がされており、奥深そうな印象だ。 釣りポイントは各所にあり、街中のほか、フィールドにもあるので、探すだけでも楽しそうだ。 釣り竿はいくつも種類があるようで、後述のカジノの景品でもらえるほか、遊撃士のランクアップボーナスにも含まれている。 えさは購入は出来ないようで、敵モンスターが落とす、宝箱から入手、釣った魚をえさにする、などの方法で手に入るようだ。
惜しむらくは、つり手帳が、遊撃士手帳やレシピ手帳などが表示される、画面右下のバーに表示されないことか。 いちいちアイテム欄を開いて確認しなければならないので、不便だ。 釣りポイントを地図に書き込んでいけると、また面白かったと思うが、そういう機能はないようだ。 地図はともかく、手帳へのショートカットは、追加機能としてぜひ実現してほしい。
だいぶ長くなったが、これが本当に最後で、カジノについてである。 カジノが世界各所にあるのかどうかわからないが、序盤に行く町にカジノがあり、いきなり遊べるようになる。 ここで稼ぎたいなら、ポーカーがオススメである。
このポーカーは役を作ってもディーラーと勝負するのではなく、払戻金のレートがあがっていくだけである。 役ごとに2倍(ワンペア)から500倍(ロイヤルフラッシュ)の倍率が決められていて、役を作り続けていけば、その分レートがどんどん上がっていく。 つまり、ワンペアだけでも、5回続けば32倍、10回続けば1024倍の払い戻しとなる。 こういう風に書くと、実現しなそうに感じるかもしれないが、案外、100倍くらいの払い戻しには達することが多い。 役が作れなくても、払い戻しが0になるだけで、最初の掛け金が最大10メダル(50Mira相当、激安)であることを考えれば、大した投資もせずに、大きな収入が得られることになる。 メダルは景品の交換にしか使えないが、景品を店で売れば、結構な収入になる。 SCでは、資金難に悩まさせることはほとんどないと言っていいだろう。
空の軌跡SC: 空の軌跡SC、ゲームスタートについて
空の軌跡SCは前作のFCからやっている人向け(と言うか、SCを買う人のほとんどがそうだと思われるが)に、FCのゲームクリア後のセーブデータを読み込んでゲームをスタート出来る、としている。 細かく言うと、FCのラスボスを倒した後のセーブデータを読み込める。
ここで注意するべきは、データがすべて引き継がれるのではないと言うことだ。 まず、アイテム・お金・セピス・レベルなどは引き継がれない。 レベルは参考にされるようで、FCのクリアデータを読み込まずにスタートすると、レベル35からのスタートになるが、読み込んでからスタートすると、その分ボーナスとしてレベルが進んだ状態になる。 ただし上限はあるようで、レベル42のデータでも、レベル40からのスタートになった。 高レベルからのスタートと言っても、雑魚敵も相応に強くなっているので安心(?)だ。
引き継がれるもので一番顕著なのは、町の人たちとの会話であろうか。 以前に仕事(ブレイサークエスト)で会っている人の場合、「前にも会った」とか、「あの仕事は・・・」のような会話が挿入されるようだ。 FCでいろいろとクエストをおこなったり、町の人に話をして回った人にとっては、嬉しいボーナスだろう。
2006年3月 8日
空の軌跡SC: 空の軌跡SC到着
日本ファルコムの最新作「空の軌跡SC」が届いた。 発売日は明日だったはずだが、ファルコム通販で購入すると、だいたい早めに発送してくれる。
内容はゲームディスク、ドラマCD、フォトストーリーブック、ゲームマニュアルで、通販特典として、主題歌の音楽CDがついている。 ケースは本のケースのような感じで、容易に出し入れできる。 ドラマCDとフォトストーリーブックは、前作の「空の軌跡FC」についてのもので、前作をやっていなくてもそれなりに楽しめるようになっているようだ。 ただ。オープニングから少しだけやってみたところ、前作の最後の場面からそのままつながっており、事実上、前作をやらずに本作をプレイするのは面白くないと思われる。
今日はとりあえずケヴィン神父が出てきたあたりで終了。 あまりに唐突な登場と、あまりの軽い性格に、ちょっとどうなのかと思ったが、今後に期待したい。
2006年3月 6日
Apple: LogicoolのMac専用キーボード
Google News経由、MYCOM PC WEBの記事より。 Logicoolからもプレスリリースがでている。
私はMacを持っていなかった頃から、MicrosoftのDigital Media Pro Keyboardを使っていた。 Macに移ってからはあまり恩恵を受けていないが、やはりWindowsとの相性は良くて、マイドキュメントを呼び出したり、ブラウザやメーラーの起動もワンボタンで便利だった。 今は節電で電源を完全に落としているものの、前はスリープモードを使用していたおり、これもワンボタンだった。 しかし、こういう機能はAppleのキーボードには無かった。
こういう、便利なボタンを搭載したアイテムは、マウスの方ではMighty Mouseが発売されたものの、キーボードについては少なくともApple純正では無かったと思う。 今回、LogicoolからMac専用キーボードが発売されてうれしく思う。
今回のキーボードのどこがMac専用かというと、基本的にはSpotlight、iTunes、iPhotoの呼び出しボタンがあることらしい。 だから、どちらかというと、Mac風の刻印がされているだけで、ドライバが提供されるのかどうか、記事を良く読んでいないが、ドライバさえあればWindowsでも問題なく動くキーボードだと思う。
ただ、これはあくまで私の印象だが、Macの世界にはAppleの提供したUIが全てで、無理に便利に使うのをよしとしない風潮があったように思う。 マウスの右クリックなど最たるものだし、他人がMacを使っているのを見ると、どうしてそんなに保守的な使い方をしているのか、不思議に思ったこともある。 そこに、わざわざ「Mac専用」などと銘打って商品が出たことが私には興味深い。
純正のAppleキーボードさえ買っていなければ、あと、Bluetooth対応だったら、などとも思うが、ともかく、買ってみたいと思わせる商品である。 セットのレーザーマウスはちょっと微妙なところで、それぞれ単品販売してほしい。
ちなみに、私はMighty Mouseは完全な失敗作だと思う。 期待して発売直後に買ったが、はっきり言って、誤作動が多すぎて使い物にならない。 詳しくは別のエントリーでそのうち書いてみようと思う。
モバイル: auの無線LAN機能搭載WIN端末
Broad Band Watchの記事より。 auが無線LAN(IEEE 802.11b/g)接続が可能なCDMA 1X WIN端末、E02SAを発売する(auのプレスリリースと、詳細)。 E02SAと言う名前がW03Hなどと似ていたので、てっきりPCカードか、コンパクトフラッシュタイプの端末かと思ったが、普通の折りたたみスタイルの携帯電話だった。 無線LAN接続と言うことで、なんだか面白そうな感じがしてくるが、実はこれ、法人向けの端末である。
EはEnterpriseの略なのだろうか。 無線LANも、VoIPでの内線電話としての機能のようだ。 同時に、B01Kと言う、バッテリーの保ちを重視した端末も発売されている。 これ、一般のユーザーも喜ぶのではないかと思うが、個人には売らないのだろうか。
2006年3月 2日
モバイル: EZメモリーポケットが無料に
CNET JAPANの記事によれば、auがEZメモリーポケットを無料化するらしい。 アドレス帳をサーバーに保存できるサービスが無料になることで、機種変更時や紛失時のデータ移動が楽になる。 逆に考えてしまうのは、こういったサービスを提供していた携快電話などのソフトウェア開発が、au向けに限って遅れてしまうようになることだ。 杞憂に終わることを期待したい。
Apple: 新Mac miniとiPod Hi-Fi
Appleから新製品が発表・発売されている。 Intel Core Solo/Duoプロセッサ内蔵の新Mac miniと高品質スピーカのiPod Hi-Fiである。
先日、Intel Core Duoプロセッサ搭載のiMacとMacBook Proが発売されたが、今回はそのMac mini版である。 私が使っているMacがMac miniであることもあって、Intel版のMac miniがいつ発表されるのか楽しみだった。 AppleによればG4 1.42GHzより、Duoで4倍の速度であるらしい。 まあ、この辺は使うソフトウェアにも依るが、体感できるほど早くなっているのは間違いないだろう。 価格はこれまでのラインアップより高く設定されている。
周辺機器の接続も、USB 2.0端子が2基から4基に増えた。 Ethernetコネクタも1000BASE-Tとなっている。 Skypeユーザーとしては、オーディオの入力も出来るようになったのが便利だが、わざわざBluetoothのヘッドセットを購入した身としては複雑な思いである。
以上のように、新Mac miniからは、より使いやすくなった、と言う印象を受けた。 一方、iPod Hi-Fiはどうか。 これに対してははっきり言って期待を下回ったと言わざるを得ない。
Appleが28日に新製品を発表すると報道されたときから、新しいiPodの噂は流れていて、タッチスクリーン式になると言う噂もあったように思う。 当然、プレイヤーとしてのiPodに新製品が加わる、と言う発想である。 しかし、28日に発表されたものは、高品質かもしれないが、ただのDock付き・Remote付きのスピーカだった。
なぜがっかりだったかと言えば、こういう商品はすでに他社から発売されているからだ。 だから、新しいコンセプトに驚くこともなかったし、これによってiPodの使い方がどう変わるか、と言うことも想像できなかった。 Appleの魅力はそう言う「驚き」の部分だったと思うが、iPod Hi-Fiに関しては、単にiPodのブランドを利用した、あまり特徴のない製品、と言う印象を感じてしまう。
特に、Appleが出すのであれば、iPod Hi-Fiを本当にDockとして使えるようにして、コンピュータとの同期にも使えるようにするべきだった。 その上で、何かしら「驚き」があれば、魅力的な商品となったことだろう。 私はDockを持っていないし(買おうかどうか迷っているところ)、スピーカも壊れてしまって、代わりを探していたところである。 だが、iPod Hi-Fiには、これである必要性が感じられない。
今回の新製品2つは、私の中ではだいぶ両極端の評価になった。 今後の売れ行きがこの評価するのか、興味深く感じている。
2006年2月22日
Apple: SafariとCaminoは一長一短
Camino 1.0がリリースされた時にも書いたが、Safariの調子がおかしいので、Caminoを使うことにした。 だが、やはりSafariの方が便利なことがいくつかあることに気づいた。
- RSSフィードが簡単に見られる。管理できる。
- コンテキストメニューから画像をデスクトップに保存したり、iPhotoライブラリに追加できる。
RSSはニュースの更新管理に便利なので使っているが、CaminoはRSSファイルを開くとXMLソースが表示されてしまって、使えない。 二つめのコンテキストメニューだが、そんなに多用する機能ではないものの、画像の保存には重宝していた機能である。 Safariならば右クリックしてからメニューを選べばよいので、操作は簡単に済むが、Caminoではいちいち保存ダイアログが出てきて、いろいろ指定する必要がある。 どちらが便利かは明らかだ。
とはいえ、Safariが設定を保存してくれない以上、お互いの欠点を補いつつ、Caminoメインに使っていくのが一番面倒がない。 Mac OS Xのサービスメニューに「Safariで開く」があれば便利なのだが、どうも見あたらない。 CaminoやOpera、Omniwebに関してはあるのだが、やはり標準使用が当たり前なのだろうか。
設定が保存されないトラブルとしては、Finderの左側に自由に指定可能なショートカットが設定しても保存されないというトラブルがある。 一度あの場所にショートカットを作っておくと、電源を切るまでは問題なく機能するのだが、次に起動すると、きれいさっぱりなくなっている。 Safariの不具合もそうだが、どういう理由なのかわからない。 早く何とかなってほしいものである。
2006年2月18日
Apple: Camino 1.0
Camino 1.0がとうとうリリースされた。 CaminoはMac OS XのAquaインターフェイスを利用しているmozillaベースのブラウザである。 昔はChimeraと名乗っていたと思うが、そのVersion 0.2くらいから使っていたので、感慨深い。
10.1のころのMac OS XにはSafariが確か搭載されていなかったと思うが、そのころMac IE以外の選択肢として急浮上してきたのがChimeraだったと記憶している。 一時期Safariのベースとして採用される、と言う噂があって、私も楽しみにしていたのだが、ご存じの通りSafariはKHTMLをベースに採用して、現在に至っている。 そのころのChimera/Camino(改名前後か覚えていない)と言うと、ATOKとの相性が悪く、良くブラウザが落ちたり、テキストボックスで入力中なのに、delete(WindowsのBack spaceに相当)を押すと、一つ前のページに戻ってしまって、入力がやたらと面倒だった。 そんなバグもなくなり、デザインも洗練された。 「使える」ブラウザになったと思う。
一方のSafariだが、現在私の環境では絶不調というか、なぜか、設定が保存されないという奇怪な状況になっている。 たとえば、ポップアップをブロックする、や、タブブラウズする、などが保存されず、起動するごとにリセットされてしまう。 いちいち設定するので非常に面倒だ。 かと言ってすべての情報がリセットされているわけではなく、たとえば履歴は残っている(検索履歴は消滅)。 Google検索してもそれらしい情報があるわけではなく、非常に困っている。
そんなわけで、Camino 1.0の登場は朗報だ。 もちろん、設定が保存されることは試した(笑)。 まずはとりあえず、Caminoからの初エントリーをおこなっているところだ。
2006年2月15日
コンピュータ: WindowsとMac OS Xのアップデート
WindowsとMac OS Xのアップデートパッチが公開されている。 Windowsは月例のセキュリティパッチで、Mac OS Xは10.4.5へのアップデートである。 Windowsについては現在インストール中で、Macは自宅に電源アダプタを忘れたので、作業は週末になりそうだ。
2006年2月13日
日常: 忘れた!
先週末は実家に帰省していた。 そんな時、持ち運びに便利なのが、私も愛用しているMac miniだ。
私はもともとデュアルディスプレイ運用をしていたが、一人暮らしをはじめてから、実家と自宅と、1台ずつ分けて運用している。 と言うのも、デュアル構成にするほど、はじめに借りていた部屋が広くなかったためだ。 今は少し広い部屋に引っ越したので、デュアル構成も可能だが、実家にもディスプレイがあると便利なので、そのままにしている。 つまり、Mac miniだけを持ち歩き、運びづらいディスプレイはそのままにしておくのである。
だが、はじめからこれは忘れ物続きで、よく自分の忘れっぽさに憤慨したものだ。 まず、初回にいきなり、DVIからVGAへ変換するコネクタを現在の自宅に忘れた。 私のディスプレイにはDVI端子はついていない。
二回目に帰ったときは、コネクタは忘れなかったのだが、家にUSBキーボードがないことを忘れていた。 よく見れば、家にあるのはすべてPS/2キーボード・・・。 Mac miniにPS/2端子があるわけがない。 昔、変換コネクタを持っていたように思ったのだが、どこかへ行ってしまったらしい。
さて、これまではすべて実家へ帰るときに忘れていたものだが、今回は実家に忘れ物をしてしまった。 なんと、Mac miniの電源ケーブルである。 Mac miniの箱に入れづらいため、普段から別のバックで運んでいたので、すぐに気づかなかった。 移動が車だったのも、重さで気づけなかった遠因になっているだろう。
と言うわけで、今日はPCから初エントリーしている。
Macがないと困ることと言えば、今週一週間はポッドキャストの更新ができないことくらいだろうか。 でも、まだ聴いていないポッドキャストのエピソードも、実は溜まりに溜まっているし、一週間くらいはエピソードが削除されることはないので、実際は問題ないに等しい。 でもやはり、Macが恋しい。 どうもAppleキーボードを使っているからとしか思えないが、また実家に帰る今週末が待ち遠しい。
2006年2月12日
Apple: iTunes 10億曲ダウンロードプロモーション
Appleが10億曲ダウンロードプロモーションをやっている。 10億曲ダウンロードに向けて、10万曲ごとにiPod nanoや100ドル相当の曲購入権がもらえるらしい。 10億曲ちょうどは特賞で、iMac、iPod 60GB 10台、1万ドル、自分の名を冠した奨学金、がもらえるようだ。 結構太っ腹な企画である。
基本的には曲を購入してエントリーするわけだが、購入しなくてもエントリーできる。 代替エントリーフォームを使う方法で、個人情報を入力すればよい。 すでにApple StoreやiTMSに預けているような情報なので、私には特に抵抗感はない。 私はたとえ中古でも良いのでCDの原盤を持っていたい、と言う主義(?)なので、iTMSは無料ダウンロードできる「今週のシングル」しか使っていない。 だから。この代替エントリーは私みたいな人間にうってつけだ。
10億曲ダウンロードとあるので、代替エントリーは実際は曲のダウンロードにはカウントされず、いったいどういう処理になるのか不思議だった。 公式規約を良く読むと、曲のダウンロードも代替エントリーも一つのエントリーとして扱われる。 そして、10億曲なり、10万曲ごとなり、その一曲前(????99999など)の次のエントリーが賞を得られるらしい。 だから実際には10億曲目をダウンロードしたのに、賞は代替エントリーの人に取られてしまう、と言うような事態も可能性はある。 ただし、代替エントリーは一人一日25回までになっている。
かく言う私も、代替エントリーで10万曲ごとの賞を狙ってみた。 英語版サイトにはカウンタがあるので、タイミングを見計らってエントリーするわけである。 だが、エントリーのタイムラグがよくわからないし、カウンタのタイムラグもよくわからない。 私のような考えの人間も多いのか、区切りに近くなると一気に1000〜5000曲分くらい進んだりする。 メールを読みながら、画面のカウンタを表示させていたのだが、気づいたら10万曲を過ぎていた、なんてこともあった。 一度、カウンタ上は一気にカウントが進むことなく10万曲を過ぎていった時があったのだが、そう言うときに限って、Safariが半フリーズ状態でエントリーできなかったりした。 と言うわけで、とても無理そうなのでやめることにした。